JP6662430B2 - 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents

撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6662430B2
JP6662430B2 JP2018193093A JP2018193093A JP6662430B2 JP 6662430 B2 JP6662430 B2 JP 6662430B2 JP 2018193093 A JP2018193093 A JP 2018193093A JP 2018193093 A JP2018193093 A JP 2018193093A JP 6662430 B2 JP6662430 B2 JP 6662430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
conveying member
flow path
spiral
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018193093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019049732A (ja
Inventor
由高 中島
由高 中島
廣田 真
真 廣田
大場 正太
正太 大場
稲葉 繁
繁 稲葉
良太 冨士
良太 冨士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2018193093A priority Critical patent/JP6662430B2/ja
Publication of JP2019049732A publication Critical patent/JP2019049732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662430B2 publication Critical patent/JP6662430B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンターなどの画像形成装置においては、感光体に形成された静電潜像を現像するために現像装置が使用されている。この現像装置では、感光体に対向して現像ロールが設けられており、例えば、磁性を有するキャリアと樹脂を主体としたトナーからなる二成分現像剤が、現像剤撹拌搬送部材で撹拌されて現像剤供給搬送部材から、この現像ロールに供給される。
この現像剤撹拌搬送部材には、回転する軸の表面に複数の螺旋羽根を設けた多条の螺旋羽根で構成されているものがある。現像装置及び画像形成装置では、このような多条の螺旋羽根を有する現像剤撹拌搬送部材が用いられており、現像剤の軸方向の搬送、撹拌などに対処している(特許文献1参照)。
特開2010-256429号公報
多条の螺旋羽根を有する撹拌搬送部材による現像剤の撹拌において、撹拌性、分散性などは充分でなく、現像剤の固着、滞留などが起こり得る。
本発明は、現像剤の固着、滞留などを防止する撹拌搬送部材、これを用いた現像装置、及び画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の現像剤撹拌搬送部材は、回転軸周りに螺旋状に延在して形成される複数の螺旋羽根と、前記複数の螺旋羽根が不連続となるように設けられた不連続部と、を有し、前記不連続部に向かう、前記複数の螺旋羽根同士の間である流路の一部が、前記流路の他の部分よりも狭いことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記複数の螺旋羽根の底面の軸方向の幅が変化することで、前記流路の一部前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に現像剤記載の撹拌搬送部材において、前記複数の螺旋羽根の側面の傾斜が変化することで、前記流路の一部前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記不連続部において、前記複数の螺旋羽根は回転軸周りの位相が異なることを特徴とする。
請求項5に記載の現像剤攪拌搬送部材は、回転軸周りに螺旋状に延在して形成される複数の螺旋羽根に挟まれ、前記回転軸の軸方向に隣接する第1及び第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とが接続される接続部と、を有し、
前記接続部に向かう前記第1の流路の一部は、他の部分よりも狭いことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記第1の流路は、前記複数の螺旋羽根の底面の軸方向の幅が変化することで、前記流路の一部が前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記第1の流路は、前記複数の螺旋羽根の側面の傾斜が変化することで前記接続部に向かうにつれ広くなることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記接続部において、前記螺旋羽根は回転軸周りの位相が異なることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の現像剤撹拌搬送部材において、前記複数の螺旋羽根は回転軸の周方向で重なっている部分があることを特徴とする。
請求項10に記載の現像装置は、請求項1から請求項9のいずれかに記載の現像剤撹拌搬送部材と、前記現像剤撹拌搬送部材の前記螺旋羽根の搬送方向の上流側に設けられたトナーを補給する補給部と、補給された前記トナーと循環された現像剤が、前記補給部の下流側に設けられた前記螺旋羽根で攪拌され、当該攪拌された現像剤が供給され、それを保持する現像ロールと、を有することを特徴とする。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項10に記載の現像装置を有し、供給された記録媒体に画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の固着、滞留などを防止する撹拌搬送部材、これを用いた現像装置、及び画像形成装置を提供できる。
実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。 実施形態の現像装置を示す模式図である。 実施形態の現像剤撹拌搬送部材を示す斜視図及び模式図である。 実施形態の現像剤撹拌搬送部材を示す模式図である。 実施形態の現像剤撹拌搬送部材の断面を示す模式図である。
(実施形態) 以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の撹拌搬送部材及び現像装置を用いた画像形成装置の概略構成図である。実施形態の画像形成装置1は、制御部2と、感光体10、帯電部20、露光部30、現像装置40、転写部50、定着部60、クリーニング部70、及び用紙収納部80を有し、供給される画像情報に基づいて記録媒体である用紙Pなどに画像を形成する。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置やメモリを備え、画像形成装置1の各構成の動作を制御する。
感光体10は、像を保持するための有機感光材料で形成された感光層を有する円筒状の図1に示す矢印方向に回転する回転体である。
帯電部20は、感光体10の表面に接触して回転する帯電ロールなどを用いて、予め定められた帯電電圧を印加する。帯電部20には、ブラシなどを用いて感光体10と接触して帯電させる接触帯電方式、又はコロナ放電を利用して感光体10を帯電させる非接触帯電方式のものがある。
露光部30は、帯電部20で帯電された感光体10の表面に、画像データに応じた光を照射して、電位差に基づく潜像電位からなる静電潜像を形成する。この静電潜像は、感光体10の回転にともない現像装置40が配置されている位置まで移動する。
現像装置40は、回転する現像ロール41を有し、この現像ロール41に吸着されているトナーが感光体10に移行する。すなわち、このトナーは、感光体10に形成されている静電潜像と帯電したトナーとの電位差によって、感光体10の表面に移動する。このようにして、感光体10にトナー像の形成が行われ、このトナー像は、感光体10の回転にともない転写部50が配置されている位置まで移動する。
また、現像装置40の内部には、トナーTと現像剤Dを撹拌する現像剤撹拌搬送部材42、現像剤Dを現像ロール41に供給する現像剤供給搬送部材43、隔壁部44、及びトナーTを現像剤撹拌搬送部材42に補給する補給部45が設けられている。現像装置40及び現像剤撹拌搬送部材42の詳細な説明は後述する。
転写部50は、感光体10に形成されているトナー像を、搬送ロール91により搬送されてきた用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ロール91で定着部60に搬送される。
定着部60は、熱源を有する被加圧体としての定着ロール61と、この定着ロール61と対向して設けられている加圧ロール62とを有し、用紙Pの未定着のトナー像を加熱及び加圧して定着させる。定着部60でトナー像が定着された用紙Pは、搬送ロール91で搬送され収容される。
クリーニング部70は、用紙Pにトナー像が転写された後に、感光体10の表面に残留しているトナーなどを除去する。用紙収納部80では、複数の用紙Pが収納されている。用紙Pは、用紙収納部80から給紙ロール90により取り出され、搬送ロール91によって、転写部50に搬送される。
次に、実施形態の現像装置40について説明する。図2は図1に示す現像装置40の内部を示す模式図である。上記のとおり、現像装置40は、現像ロール41、現像剤撹拌搬送部材42、現像剤供給搬送部材43、隔壁部44、及び補給部45を有する。
現像ロール41は、静電潜像を保持し回転する図1に示した感光体10と対向するように設けられており、現像剤Dを保持し感光体10の静電潜像を現像する。現像剤撹拌搬送部材42は、現像剤Dとこの現像剤Dに補給されるトナーTを撹拌する。
現像剤撹拌搬送部材42は、回転軸としての軸42aと、この軸42aにおいて回転軸周りに、螺旋状に延在して形成され、この回転軸に対して直行する方向での断面で、重なっている箇所を有する2つの螺旋羽根からなる2条螺旋羽根42bを有する。この2条螺旋羽根42bは、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とから構成されている。すなわち、2条螺旋羽根42bは、軸42aの回転軸周りの位相が180°異なる2つの螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とからなる。
螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2は、延在方向に不連続となるように形成されている複数の不連続部FRと、この不連続部FRにより分断され、第1の螺旋羽根及び第2の螺旋羽根として対抗するように形成されている複数の羽根BRとから構成されている。また、不連続部FRにおいて、第1の螺旋羽根と第2の螺旋羽根としてのそれぞれの羽根BRが、軸42aの回転軸周りの位相が異なるように配置されている。実施形態の現像剤撹拌搬送部材42の詳細は、後述する。
現像剤供給搬送部材43は、現像剤撹拌搬送部材42から撹拌され供給された現像剤Dを、現像ロール41に供給するように形成されている。現像剤供給搬送部材43は、回転する軸43aと、この軸43aに設けられた螺旋状の螺旋羽根43bを有する。
隔壁部44は、現像剤撹拌搬送部材42と現像剤供給搬送部材43との間に設けられ、これらを仕切るように配置されている。この隔壁部44の両方の側部は開口されており、現像剤Dが循環搬送されるようになっている。
補給部45は、現像剤撹拌搬送部材42の上流側の端部にトナーTを、側面、上方などから補給するように設けられている。補給部45から補給されたトナーTと循環された現像剤Dが、補給部45の下流側に設けられた現像剤撹拌搬送部材42で攪拌され、攪拌された現像剤が現像剤供給搬送部材43を介して現像ロール41に供給され保持される。
すなわち、現像ロール41に供給された現像剤Dに含まれるトナーTは、現像に用いられて消費されてしまう。この消費されたトナーTを補うために補給用のトナーTが、現像剤撹拌搬送部材42において、循環されてきた現像剤Dに側面、上方などから供給される。
次に、図3を用いて実施形態の現像剤撹拌搬送部材42について説明する。図3(a)は、現像剤撹拌搬送部材42を示す斜視図である。図3(b)は図3(a)に示す現像剤撹拌搬送部材42の拡大図である。図3(c)は、現像剤撹拌搬送部材42の周方向の展開を示す模式図である。
図3(a)に示す上流側の螺旋羽根42b1においては、図1および図2に示した補給部45から補給されたトナーTが下流に向かい搬送される。また、現像剤撹拌搬送部材42の下流側には、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2が、軸42aの軸方向に重なるように設けられている。
螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とが重なるように設けられている部分においては、周期的に、これらの螺旋羽根が不連続となるように複数の不連続部FRが設けられている。また、不連続部FRで分断された上記のこれらの螺旋羽根は、複数の羽根BRとなる。
図3(b)は、図3(a)に示す螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とが軸42aの軸方向に重なるように設けられた部分の拡大図である。図3(b)に示すように、不連続部FRにおいては、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2と回転にともない搬送された現像剤Dが、不連続部FRで2分化されている。
2分化された現像剤Dの一方である現像剤D1は、羽根BRから離脱して、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とで、図3(b)に示すように搬送される。このように搬送される現像剤D1は、羽根BRから離脱することにより搬送が1周期遅れることになる。
2分化された現像剤Dの他方である現像剤D2は、羽根BRで搬送され、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とで、図3(b)に示すように搬送される。このように搬送される現像剤D2は、羽根BRから離脱して1周期前に羽根BRから離脱した現像剤Dと混合することになる。
また、図3(b)に示すように不連続部FRと接する羽根BRの断面DMが、軸42aの軸方向と略平行となるように形成されているとよい。このようにすることにより羽根BRの断面DMによる周方向の力が現像剤Dに与えられ撹拌性を増加させることができる。
図3(c)は、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2との関係を展開したものであり、縦軸は、軸42aの周方向を展開し0度から360度までを示しており、横軸は、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とが軸42aの軸方向に重なっている部分の上流側から下流側を示している。
図3(c)に示すように、不連続部FRにおいて、羽根BRの上流側端部T1および下流側端部T2とは、軸42aの回転軸周りの位相が異なるように配置形成されている。すなわち、図3(c)に示すように、羽根BRの巻き方向と軸42aの軸方向とが交差する角度である角度K1と、不連続部FRの長手方向と軸42aの軸方向とが交差する角度である角度K2とが、異なるように形成されている。実施形態では、角度K2は略直角となるように形成されている。なお、角度KIと角度K2は、現像剤の撹拌と搬送との関係で最適なものを選択するとよい。
次に、図4を用いて現像剤撹拌搬送部材42の羽根BRについて説明する。図4(a)は現像剤撹拌搬送部材42を示す斜視図である。図4(b)は図4(a)の羽根BRの断面を示す模式図である。図4(c)は、現像剤の流れを示す模式図である。また、図4(d)は、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とが軸42aの軸方向に重なる部分の現像剤Dの移動を示す模式図である。
図4(a)に示すように現像剤撹拌搬送部材42の螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2では、羽根BRの側面に設けられた、例えば凸状の傾斜部としての第1の領域R1を有している。すなわち、この傾斜部としての第1の領域R1は、軸42aの回転軸の周方向に隣接する羽根BRの少なくとも一方の面に、延在方向に対して傾きが変化するように設けられている。また、第1の領域R1は、軸42aの軸方向に重なった領域で、羽根BRの回転軸と接する底面の軸方向の長さが、連続的に増加および減少するように形成されている。したがって、第1の領域R1は、軸42aの周方向に隣接する羽根BRの対向面との間に設けられ、対向面との間が狭くなる領域として形成されている。
図4(b)は、上記の傾斜部としての第1の領域R1の幅H1と第2の領域R2の幅H2を説明する模式図であり、軸42aと平行な方向のそれぞれの断面を示している。実施形態においては、図4(b)に示すとおり、第1の領域R1の幅H1と第2の領域R2の幅H2との関係が、H1≧H2となる。
図4(c)は、不連続部FRに現像剤Dが流れ込み、現像剤D1と現像剤D2とに2分化されている一例を示している。この現像剤Dは、この不連続部FRに流れ込む前に、上記の第1の領域R1及び第2の領域R2を経由している。
図4(d)は、螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2と重なる部分の現像剤の移動方向を示している。図4(d)に示すとおり、この重なっている部分の流路が狭くなっている部分、例えば、上記の傾斜部としての第1の領域R1に挟まれている部分で、現像剤Dは、乱流し、固着、滞留などが防止される。すなわち、第1の領域R1の近傍では、他の部分
と比較して螺旋羽根42b1,42b2から受ける力の方向が変化することより、現像剤Dを乱流させることができる。
すなわち、軸42aの軸方向に隣り合う2つの羽根BRが重なっている領域では、図4(d)に示すように第1の領域R1及び第2の領域R2を有しており、軸42a方向の長さが増加する箇所を存在させるように構成されている。
図5は、現像剤撹拌搬送部材42の断面を示す模式図である。図5においては、軸42aの断面部分に位置している螺旋羽根42b1における羽根BRの端部a、及びこの羽根BRと不連続部FRを介して対向している羽根BRの端部bを示している。また、図5においては、軸42aの断面部分に位置している螺旋羽根42b2における羽根BRの端部c、及びこの羽根BRと不連続部FRを介して対向している羽根BRの端部dを示している。
図5に示すように、端部aと端部bとが軸42aの中心に対してなす角度を角度Aとし、端部bと端部cとが軸42aの中心に対してなす角度を角度Bとすると、実施形態では、B=180−A、の関係を満たしている。角度Aは、不連続部FRの部分において現像剤Dが搬送される路であり、角度Bは、羽根BRが軸方向で重なる部分である。
すなわち、各羽根BRに第1の領域が設けられる間隔としての軸42aの回転軸の中心に対してなす角度は、Bよりも小さな角度とするとよい。このようにすることで、第1の領域は、角度Bが形成されている羽根BRの対向面の中に、一か所以上存在することになる。
上記の実施形態によれば、2条螺旋羽根42bを設けていることにより、1条の螺旋羽根を設けている構成と比し、現像剤Dを搬送する搬送面が増え、軸方向における搬送能力が向上する。また、2条螺旋羽根42bでは、それぞれの周方向で重なっている部分があり、この部分の螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2との間においては、狭くなっている部分を有している。
このように狭くなっている部分を有する螺旋羽根42b1と螺旋羽根42b2とが重なっている部分では、一ヶ所以上、これらの螺旋羽根の底面が連続的に変化する箇所が設けられている。このような構成により、現像剤の撹拌では、これらの螺旋羽根の壁面で現像剤Dが押される方向が連続的に変化して、現像剤Dに乱流が生じることになり、固着、滞留などが防止される。
(他の実施形態) 以上が実施形態の現像剤撹拌搬送部材42、現像装置40、及び画像形成装置1についての説明であるが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も可能である。以下、他の実施形態について説明する。
実施形態において、現像剤撹拌搬送部材42は、2条の螺旋羽根を有する構成であるが、これに限定されない。例えば、現像剤撹拌搬送部材42は、3条又はそれ以上の複数の螺旋羽根を有する構成であってもよい。このような複数の螺旋羽根を有する構成においては、現像剤を搬送する面が増え、軸方向における搬送能力が向上する。
また、羽根BRの側面に設けられた第1の領域R1は、凹状の傾斜部であってもよい。このような傾斜部の場合でも、傾斜部で互いに異なる方向に現像剤が搬送され乱流が生じる。
1 画像形成装置2 制御部10 感光体20 帯電部30 露光部40 現像装置41 現像ロール42 現像剤撹拌搬送部材42a 軸42b 2条螺旋羽根42b1,42b2 螺旋羽根43 現像剤供給搬送部材43a 軸43b 螺旋羽根44 隔壁部45 補給部50 転写部60 定着部61 定着ロール62 加圧ロール70 クリーニング部80 用紙収納部90 給紙ロール91 搬送ロールP 用紙T トナーD,D1,D2 現像剤FR 不連続部BR 羽根DM 断面T1 上流側端部T2 下流側端部K1,K2 角度R1 第1の領域R2 第2の領域H1,H2 幅A,B 角度a,b,c,d 端部

Claims (11)

  1. 回転軸周りに螺旋状に延在して形成される複数の螺旋羽根と、 前記複数の螺旋羽根が不連続となるように設けられた不連続部と、を有し、 前記不連続部に向かう、前記複数の螺旋羽根同士の間である流路の一部が、前記流路の他の部分よりも狭いことを特徴とする現像剤攪拌搬送部材。
  2. 前記複数の螺旋羽根の底面の軸方向の幅が変化することで、前記流路の一部前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする請求項1に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  3. 前記複数の螺旋羽根の側面の傾斜が変化することで、前記流路の一部前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  4. 前記不連続部において、前記複数の螺旋羽根は回転軸周りの位相が異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  5. 回転軸周りに螺旋状に延在して形成される複数の螺旋羽根に挟まれ、前記回転軸の軸方向に隣接する第1及び第2の流路と、 前記第1の流路と前記第2の流路とが接続される接続部と、を有し、 前記接続部に向かう前記第1の流路の一部は、他の部分よりも狭いことを特徴とする現像剤攪拌搬送部材。
  6. 前記第1の流路は、前記複数の螺旋羽根の底面の軸方向の幅が変化することで、前記流路の一部が前記流路の他の部分よりも狭くなることを特徴とする請求項5に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  7. 前記第1の流路は、前記複数の螺旋羽根の側面の傾斜が変化することで前記接続部に向かうにつれ広くなることを特徴とする請求項5又は6に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  8. 前記接続部において、前記螺旋羽根は回転軸周りの位相が異なることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  9. 前記複数の螺旋羽根は回転軸の周方向で重なっている部分があることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に現像剤攪拌搬送部材。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の現像剤撹拌搬送部材と、 前記現像剤撹拌搬送部材の前記螺旋羽根の搬送方向の上流側に設けられたトナーを補給する補給部と、 補給された前記トナーと循環された現像剤が、前記補給部の下流側に設けられた前記螺旋羽根で攪拌され、当該攪拌された現像剤が供給され、それを保持する現像ロールと、を有することを特徴とする現像装置。
  11. 請求項10に記載の現像装置を有し、供給された記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
JP2018193093A 2018-10-12 2018-10-12 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6662430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193093A JP6662430B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193093A JP6662430B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017005484A Division JP2017062520A (ja) 2017-01-17 2017-01-17 現像剤撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019049732A JP2019049732A (ja) 2019-03-28
JP6662430B2 true JP6662430B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=65905578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018193093A Expired - Fee Related JP6662430B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6662430B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3392394B2 (ja) * 2000-06-20 2003-03-31 バンドー化学株式会社 トナー撹拌・搬送スクリュー
JP4048738B2 (ja) * 2001-06-25 2008-02-20 富士ゼロックス株式会社 現像装置
JP2004123337A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Takahata Seiko Kk スクリューコンベア
JP5228769B2 (ja) * 2008-08-28 2013-07-03 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置
JP5409086B2 (ja) * 2009-04-08 2014-02-05 キヤノン株式会社 現像装置
JP5434228B2 (ja) * 2009-04-21 2014-03-05 富士ゼロックス株式会社 現像剤撹拌搬送部材及びこれを用いた現像装置、画像形成装置
JP2011059184A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP5504926B2 (ja) * 2010-01-29 2014-05-28 株式会社リコー 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP4878406B1 (ja) * 2011-04-29 2012-02-15 タカハタプレシジョン株式会社 現像剤撹拌・搬送スクリュー及びその金型設計方法
JP6079242B2 (ja) * 2013-01-09 2017-02-15 富士ゼロックス株式会社 現像剤撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置
JP2017062520A (ja) * 2017-01-17 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 現像剤撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019049732A (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6079242B2 (ja) 現像剤撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置
JP4492665B2 (ja) 現像剤撹拌搬送部材、現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4492667B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6003713B2 (ja) 搬送部材、現像装置および画像形成装置
JP5847883B2 (ja) 搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP2001092253A5 (ja) 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP5874668B2 (ja) 粉体搬送装置、現像装置、画像形成装置
JP4661844B2 (ja) 現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5168614B2 (ja) 現像装置、画像形成方法、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP7413677B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6344272B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2006301604A (ja) トナー搬送装置、現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6662430B2 (ja) 撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置
JP6204286B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017062520A (ja) 現像剤撹拌搬送部材、現像装置、及び画像形成装置
JP2016118744A5 (ja) 現像剤搬送装置、現像装置及び画像形成装置
JP6065778B2 (ja) 搬送部材、現像装置および画像形成装置
JP6950235B2 (ja) 搬送装置、現像装置、及び画像形成装置
JP6734747B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6382710B2 (ja) 現像剤搬送装置、現像装置及び画像形成装置
JP7416274B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2007298824A (ja) 現像装置
JP2009020354A (ja) 現像装置、画像形成方法、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2017032846A (ja) 搬送部材、現像装置及び画像形成装置
JP5594906B2 (ja) 撹拌部材及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6662430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees