JPH0717078Y2 - 現像剤かくはん用スクリユ− - Google Patents

現像剤かくはん用スクリユ−

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JPH0717078Y2
JPH0717078Y2 JP12777286U JP12777286U JPH0717078Y2 JP H0717078 Y2 JPH0717078 Y2 JP H0717078Y2 JP 12777286 U JP12777286 U JP 12777286U JP 12777286 U JP12777286 U JP 12777286U JP H0717078 Y2 JPH0717078 Y2 JP H0717078Y2
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JP
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screw
developer
shaft
stirring
spiral
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JP12777286U
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JPS6335055U (ja
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美智彦 長谷川
恵一 藤本
賢八 白木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電子複写機や静電プリンタ等に用いられてい
る現像装置の現像剤かくはん用スクリユーに関するもの
である。
(ロ)従来の技術 現像装置に内挿されている従来の現像剤かくはん用スク
リユーは、例えば特開昭50−155235号公報に示されてい
るように、シヤフトに数ピツチないし十数ピツチ分の螺
旋帯が螺着されている。
そして、前記螺旋帯は、プラスチツクやアルミダイキヤ
ストによってシヤフトに一体成型されるか、又は金属製
のシヤフトに金属製の螺旋帯が熔接若しくはろう付され
ていた。
また、本願出願人が既に出願している現像剤かくはん用
スクリユー(実願昭60−177604号公報)は、静電潜像を
トナー現像する現像装置内の現像剤をかくはんするため
のスクリユーにおいて、シヤフトと、このシヤフトに連
続的若しくは断続的に複数個嵌着される円筒状のスクリ
ユーユニツトとが備えられ、前記スクリユーユニツトに
は、1ピツチ分以下の螺旋帯が形成されていることを特
徴とするものである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前述のように、前記特開昭50−155235号公報に記載の従
来のスクリユーは、長く、これを製造するのに、金型を
使用して一体成型するか熔接等の手段を利用していた
が、一体成型するためには大型で複雑な金型を必要と
し、また熔接等では生産効率が悪いばかりでなく複雑な
形状のものを製造することが困難であった。
また、本願出願人に係る先の出願の現像剤かくはん用ス
クリユーでは、スクリユーユニツトに1ピツチ分以下の
螺旋帯が形成されているだけであるので、現像剤をかく
はんするか若しくは移送するだけの機能しか持たせるこ
とができなかった。一方、現像装置には、相互に逆方向
にねじられた2本のスクリユーが並設され、各スクリユ
ーによって現像剤が往復されつつかくはんされる型式の
ものや、1本のスクリユーに部分的に逆ねじ部が形成さ
れ、この1本のスクリユーによって現像剤がかくはんさ
れる型式のものが存在し、当然のことながらそれらに装
着されるスクリユーユニツトは夫々別の形状を有してい
た。
従って、一種類のスクリユーユニツトのみで、各種の現
像装置に対応するスクリユーを実現することはできなか
った。
本考案は斯る従来技術の有する問題点に鑑みてなされた
もので、スクリユーユニツトなる概念を創案し、この小
型の一種類のスクリユーユニツトを複数個適当に配設す
ることによって、各種の所望のスクリユーを実現せんと
するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、シャフトと、このシャフトの延在方向に沿っ
て複数個嵌着されるスクリューユニットとが具備され、
前記スクリューユニットには、その回転軸線に対して前
記螺旋帯を左右に置いた状態において、回転軸線を含む
垂直な面に対して相互に面対称形状の1/2ピッチ以下の
一対の螺旋帯が形成されていることを特徴とする現像剤
かくはん用スクリューである。
(ホ)作用 本考案では、スクリューユニットに、回転軸線を含む垂
直な面に対して相互に面対称形状の1/2ピッチ以下の一
対の螺旋帯が形成されているので、このスクリューユニ
ットの、シャフトに対する装着方向や角度を変えること
により、現像剤のかくはんモードや移送モードを自在に
変化させることができる。
(ヘ)実施例 第2図は本考案の一実施例が内装される現像装置の横断
面図である。この図において、(1)は現像室が形成さ
れている筺体で、周知の感光体ドラムに対峙する部分に
開口(2)が形成されている。この開口(2)の内側
に、マグネツトローラ(3)が回転自在に装着されてお
り、このマグネツトローラ(3)の後方には、本考案に
係るスクリユー(4)が装着されている。(5)は、マ
グネツトローラ(3)上の未現像現像剤を剥離して、ス
クリユー(4)上にまで移送するスクレーパである。
前記筺体(1)の上部には、この筺体(1)内に現像剤
を供給するホツパ(7)と、現像剤供給ローラ(8)が
具備されている。
第1図は1個のスクリューユニット9の正面図、第3図
は平面図、第4図は側面図である。これらの図におい
て、10はポリスチレン等のプラスチックにて形成されて
いる円筒状の基体で、その外周側壁に、一対の螺旋帯12
a,12bが一体成形されている。正面図(第1図)におい
て、一対の螺旋帯12a,12bは、回転軸線(中心線)11と
線16とを含み、紙面に垂直な面に対して相互に面対称な
位置に形成されている。平面図(第3図)において、基
体10の外周側壁に、スクリューユニット9の回転軸線
(中心線)11を対称中心として、相互に線対称形状の一
対の螺旋帯12a,12bが一体成形されている。即ち、一対
の螺旋帯12a,12bは、中心線11を含む紙面に垂直な面に
対して相互に面対称である。この螺旋帯12a,12bは、基
体10の一端縁から他端縁にかけて1/4ピッチ分が形成さ
れ、これを正面図(第1図)で見ると角度で90°ねじれ
ていることが理解できる。
また、前記基体(10)の一端縁には、一対の凸片(13
a)(13b)が突設されると共に、前記凸片(13a)(13
b)と係合し得る一対の凹所(14a)(14b)も削設され
る。また基体(10)の他端縁には、前記凹所(14a)(1
4b)と同様の凹所(15a)(15b)が削設されている。な
お、前記凹所(14a)(14b)(15a)(15b)と中心線
(11)を結ぶ線(16)と、前記凸片(13a)(13b)と中
心線(11)を結ぶ線(17)とのなす角度は、90°となる
ように構成されている。
斯様なスクリユーユニツト(9)…を、シヤフト(18)
に対して第5図に示すように嵌着させ、このシヤフト
(18)を回転させると、現像剤は矢印で示す範囲で移動
することになる。
第6図に示すように、2個づつのスクリユーユニツト
(9)…が、中心線(11)(第1図参照)を中心に、相
互に90°づつ同方向にねじれるように、即ち1/2ピツチ
の螺旋帯が形成されるように、シヤフト(18)に嵌着さ
れ、このシヤフト(18)がA方向に回転すると、現像剤
は、一方の螺旋帯(12B)(12B)によってB方向に移送
される。また他方の螺旋帯(12C)(12C)によっては、
C方向に移送される。従って、現像剤は、螺旋帯の1/2
ピツチに対応する距離を往復動し、かくはんされる。
また、かくはん用スクリユーを2本並設し、1本のスク
リユーでは主として一方向に現像剤を移送し、他の1本
のスクリユーでは主として他方向にこれを移送する場合
は、第7図に示すように、即ち一方の螺旋帯(12D)…
が連続するように、各スクリユーユニツト(9)…をシ
ヤフト(18)に嵌着すればよい。
斯様に、スクリユーユニツト(9)…が配設されると、
前記シヤフト(18)がA方向に回転することによって、
現像剤は連続する螺旋帯(12D)…にてD方向に移送さ
れると共に、不連続な螺旋帯(12E)…にてかくはんさ
れる。
更に、第8図に示すように、3個づつのスクリユーユニ
ツト(9)…が90°づつ同方向にねじれるように、即ち
3/4ピツチの螺旋帯が形成されるように、シヤフト(1
8)に嵌着され、このシヤフト(18)がA方向に回転す
ると、連続する3個の螺旋帯(12G)(12G)(12G)に
よって、現像剤はG方向に移動し得る。また、連続する
他の3個の螺旋帯(12F)(12F)(12F)によって、現
像剤はG方向とは逆のF方向に移動する。
従って、現像剤は、第6図に示す実施例よりも長周期で
かくはんされることになる。
なお、前記各スクリユーユニツト(9)…は、相互に凸
片(13a)(13b)…と凹所(15a)(15b)…が係合する
ことによって連続され、端部のスクリユーユニツト
(9)は図示せぬピンにてシヤフト(18)に固定され
る。
(ト)考案の効果 本考案では、1/2ピツチ分以下の螺旋帯が形成されてい
るスクリユーユニツトが、複数個シヤフトに嵌着されて
1本のスクリユーが構成される。従って小型の金型に
て、小型のスクリユーユニツトを大量に生産し、このよ
うにして生産されたスクリユーユニツトを適宜組合せる
ことによって、各種の所望のスクリユーを安価に実現し
得る。また、熔接やろう付工程を必要としないので、複
雑な形状のスクリユーであっても容易に製造することが
できる。
更に、螺旋帯は回転軸線を含む垂直な面に対して相互に
面対称形状に形成されているので、スクリユーユニツト
の配設位置を変えることによって、現像剤を一方向に移
送させたり、往復かくはんさせることができる。従っ
て、あらゆる型式の現像装置にも対応でき、金型費の大
幅な低減を企図することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示し、第1図はスクリ
ユーユニツトの正面図、第2図は現像装置の横断面図、
第3図はスクリユーユニツトの平面図、第4図はスクリ
ユーユニツトの側面図、第5図は現像装置の平面図、第
6図ないし第8図は夫々スクリユーの相異なる態様を示
す平面図である。 (1)…現像装置の筺体、(4)…スクリユー、(9)
…スクリユーユニツト、(10)…基体、(11)…回転軸
線(中心線)、(12a)(12b)(12B)(12C)(12D)
(12E)(12F)(12G)…螺旋帯、(13a)(13b)…凸
片、(14a)(14b)(15a)(15b)…凹所。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像をトナー現像するための現像装置
    内の現像剤をかくはんするスクリューにおいて、 シャフトと、このシャフトの延在方向に沿って複数個嵌
    着されるスクリューユニットとが具備され、前記スクリ
    ューユニットには、前記スクリューユニットの回転軸線
    を挟んで対向配置した状態において、回転軸線を含む垂
    直な面に対して相互に面対称形状の1/2ピッチ以下の一
    対の螺旋帯が形成されていることを特徴とする現像剤か
    くはん用スクリュー。
  2. 【請求項2】スクリューユニットの円筒状の基体の端面
    に、凸片若しくは凹所が形成されている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の現像剤かくはん用スクリュー。
  3. 【請求項3】基体の一方の端面に凸片が、また他方の端
    面に前記凸片と係合し得る凹所が形成されている実用新
    案登録請求の範囲第2項に記載の現像剤かくはん用スク
    リュー。
  4. 【請求項4】螺旋帯は、1/4ピッチの範囲にわたって形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれかに記載の現像剤かくはん用スクリュー。
  5. 【請求項5】凹所と中心線を結ぶ線と、凸片と中心線を
    結ぶ線とのなす角度が、90°である実用新案登録請求の
    範囲第4項に記載の現像剤かくはん用スクリュー。
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JP3000044U (ja) * 1994-01-06 1994-07-26 株式会社キクテック 広角発光視線誘導ポール
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