JPH04168459A

JPH04168459A - 現像装置

Info

Publication number: JPH04168459A
Application number: JP2296212A
Authority: JP
Inventors: Daisuke Hayashi; 大介林
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1990-11-01
Filing date: 1990-11-01
Publication date: 1992-06-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、複写機等の感光ドラム上にトナーを付着させ
るための現像装置に係り、特に現像剤が団塊状に固まる
ブロッキングを確実に防止できるようにした現像装置に
関する。

（従来の技術）現像装置内で現像剤のブロッキングを防止することは、
画像品質の向上を図る上で重要である。

現像剤のブロッキングに類似したトナーのブロッキング
を防止する装置として、特開昭６０−１５１６６７号公
報に開示されたものがある。この従来技術では、現像装
置内へトナーを補給するトナーポツパー内に、モータで
駆動される攪拌機を設けると共に、トナーホッパー内に
複数の透孔を有する弾性／−トを片持ち状に取り付け、
該攪拌機の回転に伴って上記弾性／−トを振動させてト
ナーを攪拌する構成をとる。

（発明が解決しようとする課題）ところで、以下に示す理由により、上記ブロッキング防
止装置をトナーとキャリアからなる二成分系現像剤のブ
ロッキング防止にそのまま適用するには無理かある。

■現像剤はトナー単体と比較してキャリヤの分だけ比重
が重いため、上記弾性／−トによる弾性振動では該現像
剤の攪拌が不十分になる。

■現像装置の長手方向のすべてをカバーできるだけの弾
性ンートを用いるものとすると、現像装置内での現像剤
の流動が妨げられ、現像剤を十分に帯電させるための攪
拌や、現像剤のトナー濃度を均一にするための攪拌が不
十分になる。

本発明はこのような従来技術の課題を解決するものであ
り、二成分系現像剤のブロッキングを確実に防止できる
現像装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するだめの手段）本発明の現像装置は、現像スパイラル、攪拌ローター及
び現像スリーブがハウジング内に収納され、該現像スパ
イラルおよび攪拌ローターによりトナーとキャリアから
なる二成分系現像剤を攪拌して該現像スリーブに搬送し
、現像スリーブより感光体に現像剤を供給する現像装置
において、表面に突起が形成され、該ハウジングの底壁
内方近傍に回転自在に設けた攪拌部材と、メイン電源の
Ｃ１）Ｊ、　ＯＦＦにかかわらずＯＮ状態にある補助電
源に接続され、該攪拌部材を回転させる駆動手段とを備
えてなり、そのことにより上記目的が達成される。

（作用）上記構成によれば、メイン電源のＯＮ、　ＯＦＦにかか
わらず攪拌部材が回転されるので、自重によりハウジン
グの底壁に堆積せんとする現像剤が確実に攪拌される。

（実施例）以下本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の現像装置を示しており、容器状をなす
ハウジング２内には、磁性粉からなる牛ヤリャとトナー
とを混合した現像剤７が収容される。現像剤７は回転駆
動される現像スパイラル２０で攪拌された後、攪拌ロー
ター２１の位置に搬送され、ここで更に攪拌される。次
いで、Ｎ極とＳ極とを周方向に交互に配置した現像マグ
ネットローラ２２に吸引され、該現像マグネットローラ
２２に同心状に設けた現像スリーブ２２ａの矢印入方向
への回転により搬送される。現像スリーブ２２ａの回転
域には、現像スリーブ２２ａ上の現像剤層の厚みを均一
にするドクターブレード２５が設けられる。

ドクターブレード２５により除去された現像剤７は、仕
切板２３を介して現像スパイラル２０の位置に回収され
る。一方、現像スリーブ２２ａ上に付着残存する現像剤
７は、現像スリーブ２２ａの図上左側方に対設される感
光ドラム１の位置に搬送され、ここでトナーが感光ドラ
ムｌの静電潜像形成部に供給される。

このように、複写プロセスの進行に伴いハウジング２内
のトナーが消費されるため、該ハウジング２の右側上部
に設けたトナー補給機構３から補給用トナーがハウジン
グ２内に供給される。この補給動作は、具体的には現像
スリーブ２２ａの上方に設けられるトナーセンサ２４か
らの検出信号に基づいて行われる。

上記ハウジング２の底壁内方近傍における攪拌ローター
２１と現像スリーブ２２ａとの間には、自重によりこの
部分に堆積せんとする現像剤７を攪拌し、現像剤７のブ
ロッキングを防止する攪拌部材３０が設けられる。該攪
拌部材３０は、第１図および第３図に示すように、ハウ
ジング２内に回転自在に支持される軸３］の外周面に多
数のビン状の突起３２を軸方向にスパイラル状に植設し
てなる。

第２図に示すように、該軸３１の一端部はハウジング２
の外部に突出し、その突出端部に軸３１を回転駆動する
モータ３３が連結されている。該モータ３３は、雄コネ
クタ３４と雌コネクタ３５を介して、例えば結露防止用
のヒータ電源３６に接続されている。雄コネクタ３４は
モータ３３側に設けられ、一方雌コネクタ３５は複写機
のフレーム３９に取り付けられる。

ヒータ電源３６は、上記現像スパイラル２０、攪拌ロー
ター２１および現像スリーブ２２ａといった現像装置の
主駆動系を駆動するメイン電源とは別系統に形成された
補助電源であり、メイン電源がＯＦＦされる夜間等にも
通電されている。従って、攪拌部材３ｏは、メイン電源
のＯＮ、　ＯＦＦにかかわらず常時回転される。

なお、ヒータ電源３６以外に別個の補助電源を設け、該
補助電源により攪拌部材３０を常時回転させることにし
てもよい。また、ＣＰＵ等の制御手段により、攪拌部材
３０を必要に応じて回転することにしてもよい。

第４図は攪拌部材３０の他の実施例を示しており、この
実施例では軸３１の外周面にスパイラル状のネジ状突起
４０を形成してなる。このように、攪拌部材３０の形状
については特に限定されるものではなく、要は表面に攪
拌用の突起を有する回転体であればよい。

なお、本発明は複写機に限らず、プリンタ等の他の画像
形成装置にも適用できる。

（発明の効果）以上の本発明によれば、ハウジングの底壁内方近傍に設
けた攪拌部材が常時回転されるので、メイン電源を長時
間ＯＦＦした後でも現像剤か団塊状に固まるブロッキン
グを確実に防止できる。従って、安定した画像を形成す
ることができる。

加えて、現像剤が攪拌部材で常時攪拌されるので、トナ
ーが常に摩擦帯電される。従って、現像剤中のトナーの
帯電量が確保され、帯電■不足による画像のカブリを確
実に防止できる。

４、図−の、崖な説ｅ第１図は本発明の現像装置を示す断面図、第２図は現像
装置の部分側面図、第３図は攪拌部材の側面図、第４図
は他の攪拌部材を示す側面図である。

１・・・感光ドラム、２・・・ハウジング、７・・・現
像剤、２１・・・攪拌ローター、２２・・・現像マグネ
ットローラ、２２ａ・・・現像スリーブ、３０・・・攪
拌部材、３１・・・軸、３２・・・突起、３３・・・モ
ータ、３６・・・ヒータ電源。

以上

Claims

【特許請求の範囲】１、現像スパイラル、攪拌ローター及び現像スリーブが
ハウジング内に収納され、該現像スパイラルおよび攪拌
ローターによりトナーとキャリアからなる二成分系現像
剤を撹拌して該現像スリーブに搬送し、現像スリーブよ
り感光体に現像剤を供給する現像装置において、表面に突起が形成され、該ハウジングの底壁内方近傍に
回転自在に設けた攪拌部材と、メイン電源のＯＮ、ＯＦＦにかかわらずＯＮ状態にある
補助電源に接続され、該攪拌部材を回転させる駆動手段
とを備えた現像装置。