JP5433038B2 - 受入容器、並びにそれを用いた建築物の基礎、及びその施工方法 - Google Patents

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本発明は、モルタルを受け入れ可能な受入容器、並びにそれを用いた建築物の基礎、及びその施工方法に関する。
一般に、木造建築等の基礎では、地業を行った地盤上に布基礎を敷設する。そして、その基礎の上面に木製の土台を水平に設ける。
特許文献1に記載の建築物の基礎は、コンクリート基礎の上面から突出するアンカーボルトに、土台を保持可能な土台受部材を螺着する。その土台受部材の上に土台を載置し、土台受部材を上下方向に位置調整して土台を水平にする。その後、土台のボルト孔を通り土台の上面に突出するアンカーボルトにナットを締め付け、土台を固定する。
特開2009−215770号公報
特許文献1に記載の建築物の基礎では、土台の上に設けられる柱の直下に土台受部材を設けることは困難である。そのため、柱の直下には、基礎と土台との間にスペーサを挿入することが考えられる。しかし、そのスペーサと土台との間に隙間が生じた場合、土台の水平が保持されないおそれがある。そのため、厚みの異なる数種類のスペーサを用意するか、又はスペーサの厚みを調節して取り付けるようにすると、作業コストが増大することが懸念される。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、土台の水平を保持することを可能とする受入容器、およびこの受入容器を用いた建築物の基礎の施工方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明によると、コンクリートからなる基礎と、その基礎から上方に所定の距離を離して水平に設けられた土台との間に挿入可能な受入容器は、底面部、2枚の側面部、前端面部および後端面部を備え、桶状に形成される。
底面部は、矩形状であり、基礎の幅に対応する基礎底面、および基礎の幅よりも後方に長い張出面を有する。
2枚の側面部は、底面部の両側辺から矩形内方向へ傾斜して立ち上がり、土台の下面に当接する。
前端面部は、2枚の側面部の一端側で底面部の前端から立ち上がる。
後端面部は、2枚の側面部の他端側で底面部の後端から立ち上がる。
受入容器は、基礎と土台との間に挿入した後、底面部の張出面の上方から流動状態のモルタルを流し込むことが可能である。その場合、流動状態のモルタルの圧力により、側面部が矩形外方向に起き上がり、土台の下面に当接する。これにより、受入容器の内側に土台の下面までモルタルが確実に充填される。モルタルが硬化すると、モルタルと受入容器とによって基礎2と土台5とが密着することで緊結状態となる。したがって、受入容器を用いて、基礎から上方に所定の距離を離して設けられた土台の水平を保持することができる。
請求項2に係る発明によると、2枚の側面部は、矩形内方向へ折り畳まれている。
これにより、流動状態のモルタルを受入容器に流し込む場合、流動状態のモルタルの圧力により、側面部が矩形外方向に起き上がり、土台の下面に当接する。これにより、受入容器の内側に土台の下面までモルタルが確実に充填される。
請求項3に係る発明によると、前端面部は、上端が側面部の高さよりも高い位置に延び、土台の前面に当接可能なストッパ部を有する。
これにより、基礎と土台との間に受入容器を挿入するとき、ストッパ部が土台の前面に当接した位置で受入容器は停止する。このため、土台の後面から前面の直下までモルタルを充填することができる。また、土台の前面から外側へモルタルが突出しないので、土台の前面に建築物の壁を取り付けることが可能である。
請求項4に係る発明によると、後端面部は、矩形内方向に湾曲するアーチ状である。
これにより、後端面部の剛性が高くなる。このため、流動状態のモルタルを受入容器の内側に流し込む時、後端面部が矩形外方向に撓むことを防ぐことができる。
請求項5に係る発明によると、底面部は、基礎底面に穴を有する。
これにより、受入容器の内側に流し込まれたモルタルと基礎とが直接接続する。したがって、受入容器とモルタルにより、基礎と土台とを確実に緊結することができる。
請求項6は、建築物の基礎の発明である。建築物の基礎は、基礎、土台、アンカーボルト、土台受部材、ナット、受入容器およびモルタルを備える。
基礎は、コンクリートからなる。
土台は、基礎から上方に所定距離離れ、水平に設けられる。
基礎から突出するアンカーボルトは、土台に設けられたボルト孔に通される。
土台受部材は、アンカーボルトに螺着され、土台の下面側で土台を保持可能である。
ナットは、アンカーボルトに螺着され、土台の上面側を締め付ける。
請求項1〜5のいずれか一項に記載の受入容器は、基礎と土台との間に設けられる。
モルタルは、受入容器の内側に流し込まれ、硬化している。
これにより、受入容器とその受入容器の内側で硬化したモルタルにより、土台の水平を保持することができる。
請求項7は、建築物の基礎の施工方法の発明である。建築物の基礎の施工方法は、基礎敷設工程、受部材螺着工程、水平調節工程、締付工程、容器挿入工程、モルタル流込工程および硬化工程を含む。
基礎敷設工程では、上面にアンカーボルトが突出する基礎を敷設する。
受部材螺着工程では、土台を保持可能な土台受部材をアンカーボルトに螺着する。
水平調節工程では、土台のボルト孔にアンカーボルトを通した後、土台受部材の高さを調整し、土台受部材の上に土台を水平に設置する。
締付工程では、土台の上面側に突出するアンカーボルトにナットを締め付ける。
容器挿入工程では、基礎と土台との間に請求項1〜5のいずれか一項に記載の受入容器を挿入する。
モルタル流込工程では、受入容器の底面部の張出面の上方から受入容器の内側に流動状態のモルタルを流し込む。
硬化工程では、モルタルを硬化させる。
これにより、受入容器とその受入容器の内側のモルタルにより、土台の水平を保持することができる。
本発明の第1実施形態による建築物の基礎の断面図である。 本発明の第1実施形態による建築物の基礎の断面図である。 図1のIII部分の拡大図である。 図1のIV部分の拡大図である。 図4のV−V線の断面図である。 図5のVI方向の矢視図であり、支柱およびモルタルを除いた図である。 本発明の第1実施形態による受入容器の斜視図である。 本発明の第1実施形態による建築物の基礎の施工方法の工程図である。 本発明の第1実施形態による建築物の基礎の施工方法の説明図である。 本発明の第2実施形態による受入容器の斜視図である。 本発明の第2実施形態による受入容器が基礎と土台の間に挿入された状態を上から見た図であり、支柱およびモルタルを除いた図である。 本発明の第3実施形態による受入容器の斜視図である。 本発明の第3実施形態による建築物の基礎の要部断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による建築物の基礎を図1〜図9に示す。本実施形態の建築物の基礎1は、例えば木造建築などに適用される。
図1〜図3に示すように、基礎2は、地盤上に水平方向に連続して敷設されたコンクリートからなる布基礎である。基礎2には、アンカーボルト3が埋め込まれている。アンカーボルト3は、ねじ部分が基礎2から上に突出している。なお、この基礎2は、上面の不陸が許容されている。
アンカーボルト3に土台受部材4が螺着されている。土台受部材4は、上から見て、円盤状または多角形に形成され、中央にめねじが設けられている。土台受部材4は、土台5及びその土台5の上に施工される建築物の荷重を保持することが可能な強度及び大きさである。
土台5は、木製であり、土台受部材4の上に載置される。このとき、土台5の有するボルト孔6をアンカーボルト3が通る。土台受部材4を回転すると、土台受部材4は上下方向へ移動する。この土台受部材4の高さ調節により、土台5は水平に設けられる。すなわち、土台5は基礎2から上方に所定距離離れた位置で水平に設けられる
土台5の上面から突出したアンカーボルト3に、座金7を挟んでナット8が螺着される。これにより、土台5が固定される。
土台5の上に柱9が取り付けられる。土台5と柱9は、ほぞ又は図示しないプレートなどにより固定されている。
図1に示すように、受入容器10及びその受入容器10の内側に注入されたモルタル20は、柱9の直下で基礎2と土台5との間に設けられる。なお、図2に示すように、受入容器10及びモルタル20は、柱9の直下に限らず、基礎2と土台5との間に複数個所設けることが可能である。
図4〜図7に示すように、受入容器10は、例えば紙から桶状に形成され、底面部11、側面部12、前端面部13および後端面部14を備える。
底面部11は、矩形状であり、基礎2の幅に対応する基礎底面111、および、基礎2の幅よりも後方向の長さが長い張出面112を有する。図7では、基礎底面111と張出面112との境界を概念的に一点鎖線で示しているが、基礎底面111と張出面112とは一体である。
2枚の側面部12は、底面部11の両側辺から立ち上がり、矩形内方向に折りたたまれるように傾斜している。2枚の側面部12は、土台5の下面52に当接する。
前端面部13は、2枚の側面部12の一端側で底面部11の前端から立ち上がる。前端面部13は、上端が側面部12の高さよりも高い位置に延びるストッパ部131を有する。図6では、前端面部13の有するストッパ部131の境界を概念的に一点鎖線で示しているが、前端面部13とストッパ部131とは一体である。ストッパ部131は、土台5の前面51に当接可能である。
後端面部14は、2枚の側面部12の他端側で底面部11の後端から立ち上がり、矩形内方向に折りたたまれるように傾斜している。
受入容器10は、基礎2と土台5との間に挿入される。そして、受入容器10は、基礎2と土台5との間に挿入された後、底面部11の張出面112の上方から流動状のモルタル20を流し込むことが可能である。
モルタル20は、受入容器10の内側に流し込まれ、硬化している。モルタル20は、受入容器10の内側で、土台5の下面52まで充填されている。受入容器10とモルタル20により、土台5が支持される。これにより、基礎2から上方に所定距離離して設けられた土台5の水平を保持することができる。
次に、建築物の基礎1の施工方法を図8及び図9を参照して説明する。
基礎敷設工程100では、地業を行った地盤上に基礎2を敷設する。このとき、アンカーボルト3の根元部分を基礎2に埋め込む。
受部材螺着工程101では、アンカーボルト3に土台受部材4を螺着する。
水平調節工程102では、土台5のボルト孔6にアンカーボルト3を通し、土台受部材4の上に土台5を載置する。そして土台受部材4を回転して高さ調整を行い、土台5を水平にする。
締付工程103では、土台5の上面側に突出したアンカーボルト3に座金7を挟んでナット8を締め付ける。これにより、土台受部材4とナット8によって土台5が固定される。
続いて、図8及び図9(A)に示すように、容器挿入工程104で、基礎2と土台5との間に受入容器10を挿入する。なお、容器挿入工程104では、上述したように、受入容器10は、柱9の直下の位置に限らず、基礎2と土台5との間に複数個所挿入される。
容器挿入工程104において、受入容器10の後端面部14と側面部12は、矩形内方向に折りたたまれるように傾斜した状態で基礎2と土台5との間に挿入される。つまり、受入容器10は、後端面部14および側面部12と土台5の下面52とが摺接した状態で、基礎2と土台5との間に挿入される。
そして、図9(B)に示すように、ストッパ部131が土台5の前面51に当接したとき、その位置で受入容器10は停止する。必要に応じて、ストッパ部131と土台5の前面51とを粘着テープなどを使用して固定してもよい。
次に、モルタル流込工程105で、受入容器10の底面部11の張出面112の上方から受入容器10の内側に、流動状態のモルタル20を流し込む。このモルタル20は、収縮率の小さい無収縮モルタルを使用するのが好ましい。
図9(C)の矢印Fに示すように、受入容器10の内側流し込まれた流動状態のモルタル20は、側面部12を矩形外方向に押し出すので、側面部12は土台5の下面52に密着する。このため、受入容器10の内側と土台5の下面52との間にモルタル20が充填される。
その後、硬化工程106で、モルタル20を24時間以上硬化させる。このとき、モルタル20に含まれる水分が、紙からなる受入容器10の底面部11に浸透する。そのため、基礎2の上面と受入容器10の底面部11とが密着する。これにより、建築物の基礎1が完成する。
硬化工程106の最中に土台に床を施工し、モルタル20の乾燥後に柱9を取り付ける。なお、柱9の取り付けは、締付工程103の後であれば、モルタル20の施工前であっても、モルタル20の乾燥後であってもよい。
本実施形態では、以下の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、基礎2の上に所定の距離を離して土台5を水平に設置した後、基礎2と土台5との間に受入容器10を挿入し、底面部11の張出面112の上方から流動状態のモルタル20を流し込む。受入容器10の内側に土台5の下面52まで充填したモルタル20が硬化すると、モルタル20と受入容器10とが土台5を支持する。これにより、基礎2と土台5との間にスペーサ等を入れることなく、モルタル20および受入容器10によって基礎2と土台5とが緊結されるので、土台5の水平を確実に保持することができる。
(2)本実施形態では、受入容器10の前端面部13は、土台5の前面51に当接可能なストッパ部131を有する。これにより、基礎2と土台5との間に受入容器10を挿入するとき、ストッパ部131が土台5の前面51に当接した状態で受入容器10は停止する。このため、土台5の後面53から前面51の直下までモルタル20を充填することができる。また、土台5の前面51から外側へモルタル20が突出しないので、土台5の前面51に建築物の壁などを取り付けることが可能である。
(3)本実施形態では、受入容器10の側面部12は、矩形内方向に折りたたまれるように傾斜している。これにより、基礎2と土台5との間に受入容器10を容易に挿入することが可能である。さらに、受入容器10に流動状態のモルタル20を流し込むと、そのモルタル20が側面部12を矩形外方向に押し出す。このため、側面部12が矩形外方向に起き上がり、土台5の下面52に当接する。したがって、受入容器10の内側に土台5の下面52までモルタル20を確実に充填することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による建築物の基礎を図10および図11に示す。以下、複数の実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、受入容器10の後端面部18は、矩形内方向に湾曲するアーチ状に形成される。受入容器の底面部11の後端113は、矩形内方向に円弧状である。これにより、後端面部18の剛性が高くなる。このため、流動状態のモルタル20を受入容器10の内側に流し込む時、後端面部18が矩形外方向に撓むことを防ぐことができる。したがって、流動状態のモルタル20が受入容器10から漏れ出すことを防ぐことができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による受入容器を図12および図13に示す。
第3実施形態では、受入容器10は、底面11の基礎2の幅に対応する位置に穴15を有する。すなわち、穴15は、基礎底面111に設けられる。穴15は、底面11または基礎底面111の対角線上に、略×形状に開けられる。この穴15の形状、位置、大きさは、流動状態のモルタル20を受入容器10の内側に流し込んだとき、そのモルタル20が基礎2の上面と受入容器10の基礎底面111から外側へ漏れ出さないように設定され、土台5と基礎2が一体化となる。なお、穴15の形状、位置、大きさ、個数などは任意に設定可能である。例えば穴15の形状は、図12に示す×形状の他にも、○、△、□形状などであってもよい。
第3実施形態では、受入容器10の内側に流し込まれたモルタル20と基礎2とが直接接続する。このため、受入容器10とモルタル20により、基礎2と土台5とを緊結し、土台5の水平を保持することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、受入容器を紙から形成した。これに対し、他の実施形態では、流動状態のモルタルの圧力で側面部が変形可能な材質であれば、例えば樹脂などで受入容器を形成してもよい。
上述した実施形態では、モルタルに無収縮モルタルを使用した。これに対し、他の実施形態では、モルタルは一般的なモルタルであってもよい。この場合、仮に硬化工程で、水分の蒸発によりモルタルの体積が小さくなった場合は、再度モルタルを受入容器に流し込めばよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・建築物の基礎
2 ・・・基礎
5 ・・・土台
10 ・・・受入容器
11 ・・・底面部
111・・・基礎底面
112・・・張出面
12 ・・・側面部
13 ・・・前端面部
14、18・・・後端面部
20 ・・・モルタル

Claims (7)

  1. コンクリートからなる基礎と、その基礎から上方に所定の距離を離して水平に設けられた土台との間に挿入可能な桶状の受入容器であって、
    前記基礎の幅に対応する基礎底面、および前記基礎の幅よりも後方に長い張出面を有する矩形状の底面部と、
    前記底面部の両側辺から矩形内方向へ傾斜して立ち上がり、前記土台の下面に当接する2枚の側面部と、
    2枚の前記側面部の一端側で前記底面部の前端から立ち上がる前端面部と、
    2枚の前記側面部の他端側で前記底面部の後端から立ち上がる後端面部と、を備え、
    前記基礎と前記土台との間に挿入した後、前記底面部の前記張出面の上方から流動状態のモルタルを流し込むことが可能なことを特徴とする受入容器。
  2. 2枚の側面部は、矩形内方向へ折り畳まれていることを特徴とする請求項1に記載の受入容器。
  3. 前記前端面部は、上端が前記側面部の高さよりも高い位置に延び、前記土台の前面に当接可能なストッパ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の受入容器。
  4. 前記後端面部は、矩形内方向に湾曲するアーチ状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の受入容器。
  5. 前記底面部は、前記基礎底面に穴を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の受入容器。
  6. コンクリートからなる基礎と、
    前記基礎から上方に所定距離離れ、水平に設けられた土台と、
    前記基礎から突出し、前記土台に設けられたボルト孔に通されるアンカーボルトと、
    前記アンカーボルトに螺着され、前記土台の下面側で土台を保持可能な土台受部材と、
    前記アンカーボルトに螺着され、前記土台の上面側を締め付けるナットと、
    前記基礎と前記土台との間に設けられた請求項1〜5のいずれか一項に記載の受入容器と、
    前記受入容器の内側に流し込まれ、硬化したモルタルと、を備えることを特徴とする建築物の基礎。
  7. 上面にアンカーボルトが突出する基礎を敷設する基礎敷設工程と、
    土台を保持可能な土台受部材を前記アンカーボルトに螺着する受部材螺着工程と、
    前記土台を前記アンカーボルトに通し、前記土台受部材の高さを調整し、前記土台を水平に設置する水平調節工程と、
    前記土台の上面側に突出する前記アンカーボルトにナットを締め付ける締付工程と、
    前記基礎と前記土台との間に請求項1〜5のいずれか一項に記載の受入容器を挿入する容器挿入工程と、
    前記受入容器の底面部の張出面の上方から前記受入容器の内側に流動状態のモルタルを流し込むモルタル流込工程と、
    前記モルタルを硬化させる硬化工程と、を含むことを特徴とする建築物の基礎の施工方法。
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