JP5430969B2 - 圧縮空気供給システム、及び、空気圧縮機の制御方法 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載された空気圧縮機により圧縮空気を供給する圧縮空気供給システム、及び、空気圧縮機の制御方法に関する。
従来、車両用の空気圧縮機から吐出された圧縮空気をエアータンクに貯留し、車両の負荷に供給する場合に、エアータンクの圧力不足を防ぐため、車両又は進路の状況に応じて空気圧縮機をロード状態に切り替える装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の制御装置は、エアータンクの圧力を検出し、この圧力の変化に基づいてブレーキが頻繁に使用される状況であると判別した場合に、空気圧縮機をロード状態にする。
特開2003−276591号公報
ところで、車両に搭載される空気圧縮機の多くはエンジンによって駆動され、エンジンの負荷になるので、エンジンの加速能力やエンジンブレーキの制動力に影響を与えることが考えられるが、このような観点から空気圧縮機を制御する提案は無かった。
そこで本発明は、空気圧縮機の動作によるエンジン性能への影響を制御することにより、車両の性能向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両のエンジンにより駆動される空気圧縮機と、該空気圧縮機から吐出した圧縮空気を前記車両の負荷に供給する圧縮空気供給部と、前記圧縮空気供給部における空気圧を検出して前記制御部に出力する圧力センサーと、前記負荷の要求に応じて、前記圧縮空気供給部における空気圧が所定範囲内となるよう前記空気圧縮機のロード状態とアンロード状態とを切り替える制御部とを備え、前記制御部は、前記車両が制動力を必要とする場合に、前記負荷の要求に関わらず前記空気圧縮機をロード状態にして前記圧縮空気供給部における空気圧が設定値に達すると、前記空気圧縮機をロード状態に保ったまま前記圧縮空気供給部に設けた排気弁を開弁させることにより前記圧縮空気供給部における空気圧を低下させ、前記圧縮空気供給部における空気圧を上記所定範囲内に保持すること、を特徴とする圧縮空気供給システムを提供する。
また本発明は、上記圧縮空気供給システムにおいて、前記制御部は、前記車両が備える補助ブレーキ装置の作動を指示する操作に基づき、前記車両が制動力を必要とする場合か否かを判別すること、を特徴とする。
また本発明は、上記圧縮空気供給システムにおいて、前記制御部は、前記車両の加速中及び高速走行中の少なくともいずれかに、前記空気圧縮機をアンロード状態にすること、を特徴とする。
さらに、本発明は、車両のエンジンにより駆動され、前記車両の負荷に圧縮空気を供給する空気圧縮機の制御方法であって、前記負荷の要求に応じて、前記空気圧縮機から吐出した圧縮空気を前記車両の負荷に供給する圧縮空気供給部における空気圧が所定範囲内となるよう前記空気圧縮機のロード状態とアンロード状態とを切り替える制御を行い、前記車両が制動力を必要とする場合に、前記負荷の要求に関わらず前記空気圧縮機をロード状態にして前記圧縮空気供給部における空気圧が設定値に達すると、前記空気圧縮機をロード状態に保ったまま前記圧縮空気供給部に設けた排気弁を開弁させることにより前記圧縮空気供給部における空気圧を低下させ、前記圧縮空気供給部における空気圧を上記所定範囲内に保持すること、を特徴とする空気圧縮機の制御方法を提供する。
本発明によれば、車両の制動を必要とする場合に、車両のエンジンにより駆動される空気圧縮機をロード状態とすることでエンジンに負荷を加えることにより、補助ブレーキ装置としてのエンジンブレーキの制動力を増大させることができる。
本発明の実施の形態に係る圧縮空気供給システムの構成を示す図である。 圧縮空気供給システムの動作を示すフローチャートである。 圧縮空気供給システムの動作を示すフローチャートである。 圧縮空気供給システムの動作による空気圧変化の一例を示す図表である。 圧縮空気供給システムの動作を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係る圧縮空気供給システム1の構成を示す図である。この図1には、圧縮空気供給システム1の回路構成とともに、圧縮空気供給システム1が搭載された車両のエンジン3、車速検出器21、補助ブレーキスイッチ22、及びリターダ23を合わせて図示する。
図1に示す圧縮空気供給システム1は、コンプレッサー4(空気圧縮機)と、コンプレッサー4を制御するECU2(制御部)と、コンプレッサー4から吐出された圧縮空気の水分を除去して、上記車両の負荷に圧縮空気を供給するエアードライヤーモジュール10(圧縮空気供給部)と、を備えて構成される。
ECU2には、圧縮空気供給システム1を搭載する車両の車速を検出する車速検出器21が接続され、車速検出器21から車速信号2aがECU2に入力される。また、ECU2には、上記車両が備える補助ブレーキスイッチ22が接続される。補助ブレーキスイッチ22は、上記車両の運転者が操作する補助ブレーキレバー(図示略)の操作量を検出するスイッチである。ここで、補助ブレーキとは、上記車両が足踏み式ブレーキ(以下、主ブレーキという)とは別に備える制動装置を指し、本実施の形態ではリターダ23である。補助ブレーキレバーは、求める制動力に応じて複数段階の操作量が設定され、補助ブレーキスイッチ22は、補助ブレーキレバーの操作量に応じた操作信号2bをECU2に出力する。
さらに、ECU2には、電磁式のリターダ23が接続されている。ECU2は、補助ブレーキスイッチ22から入力される操作信号2bの値に応じて、リターダ23の制動力を示すリターダトルク要求値を算出する。ECU2は、リターダトルク要求値に基づいてリターダ制御信号2cをリターダ23に出力し、リターダ23は、リターダ制御信号2cに基づいて上記車両の駆動軸を制動する。
また、ECU2には、上記車両のアクセルペダルの操作量や変速装置の動作状態等を示す車両制御信号2dが入力され、ECU2は、車両制御信号2dに基づいてエンジン3の燃料噴射制御、点火制御等の各種制御を行うため、エンジン3に対してエンジン制御信号2eを出力する。
コンプレッサー4は、補機ベルト32を介してエンジン3のクランクプーリー31に連結され、エンジン3の駆動力によって空気を圧縮する。
エアードライヤーモジュール10には、上記車両が備える負荷51〜54が接続されている。負荷51は主ブレーキ(前輪)、負荷52は主ブレーキ(後輪)、負荷53はパーキングブレーキであり、負荷54は、ホーンやクラッチ駆動機構等の圧縮空気で駆動されるアクセサリー類である。負荷51〜54はそれぞれ圧縮空気が流れる圧縮空気回路を備え、さらに、負荷51はエアータンク51aを有し、負荷52はエアータンク52aを有する。
また、エアードライヤーモジュール10は、ECU2の制御によって開閉される電磁弁101、102、103、及び、エアードライヤーモジュール10の各部における空気圧を検出して、検出値をECU2に出力する圧力センサー121、122、123、124を備えている。ECU2は、圧力センサー121〜123の検出値と、上述した車速信号2a及び操作信号2bとに基づいて、電磁弁101〜103を開閉させる。
コンプレッサー4は空気圧で制御され、この制御ラインには電磁弁101が接続されており、電磁弁101の開閉によってコンプレッサー4のロード/アンロードが切り替えられる。ロード状態では、コンプレッサー4は補機ベルト32により駆動されて空気を圧縮し、エンジン3のクランクプーリー31に負荷を与える。これに対し、アンロード状態では、コンプレッサー4はエンジン3の負荷を与えない。
コンプレッサー4の吐出管41はエアードライヤーモジュール10の流入管111に接続され、流入管111には乾燥器11が接続されている。乾燥器11は、乾燥剤(図示略)を収容した本体を有し、この乾燥剤によってコンプレッサー4から吐出された圧縮空気に含まれる水分を除去する。乾燥器11には排気バルブ12(排気弁)が設けられ、この排気バルブ12が開くと乾燥器11の本体内の圧縮空気が排気口112から直接外部へ排出される。排気バルブ12は空気圧で制御され、その制御ラインにはダブルチェックバルブ104が接続されている。排気バルブ12は通常時は閉鎖され、ダブルチェックバルブ104から空気圧が加わった場合のみ開弁する。
エアードライヤーモジュール10は、空気圧により機械的に動作して排気バルブ12の開閉を制御するガバナ13を備えている。ガバナ13は、乾燥器11の下流側の供給路106における空気圧に従って動作し、この空気圧が所定の値を超えた場合にダブルチェックバルブ104に空気圧を与える。
一方、電磁弁102は、ECU2の制御により開閉し、開弁状態において供給路106の空気圧をダブルチェックバルブ104に与える。
ダブルチェックバルブ104は、ガバナ13または電磁弁102のいずれか一方が開いた場合に排気バルブ12に空気圧を与えて開弁させる。従って、排気バルブ12は、供給路106の空気圧が所定の値より高い場合、及び、電磁弁102が開いた場合に開弁して、圧縮空気を排気口112から放出する。
ここで、排気バルブ12が開弁すると乾燥器11の本体よりも下流側の圧縮空気が、乾燥器11の本体内を逆流して排気口112から放出される。このとき乾燥器11の本体を通る空気は急速な減圧によってスーパードライとなり、乾燥器11の乾燥剤から水分を奪うので、排気バルブ12を開弁することで乾燥剤が再生される。
エアードライヤーモジュール10は、負荷51(前輪の主ブレーキ)が接続される出力ポート113、負荷52(後輪の主ブレーキ)が接続される出力ポート114、負荷53(パーキングブレーキ)が接続される出力ポート115、及び、54(アクセサリー類)が接続される出力ポート116を備えている。
乾燥器11の下流の供給路106には、減圧弁131を介して分岐室135が接続されている。分岐室135には、出力ポート113に繋がる供給路及び出力ポート114に繋がる供給路が接続され、出力ポート113に繋がる供給路には保護弁141が設けられ、出力ポート114に繋がる供給路には保護弁142が設けられている。また、分岐室135には減圧弁132が接続され、減圧弁132の下流は出力ポート115に繋がる供給路と出力ポート116に繋がる供給路とに分岐し、それぞれ、保護弁143、144が設けられている。
各保護弁141〜144は、絞り及びチェック弁と並列に配置され、それぞれ対応する出力ポート113〜116に接続された負荷51〜54において圧縮空気が流れる回路が失陥したときに閉鎖する。
また、減圧弁132から出力ポート116に繋がる供給路には、保護弁144の下流側に減圧弁133が配置され、負荷54に対して減圧した圧縮空気を供給する構成である。
さらに、減圧弁132と保護弁143との間の供給路には、保護弁143をバイパスして出力ポート115に繋がる供給路136が延びている。供給路136には、出力ポート115から分岐室135への圧縮空気の逆流を防止する逆止弁137と、逆止弁137に対して直列に配された絞り138とを有する。
圧力センサー121は供給路106の空気圧を検出し、圧力センサー122は保護弁141の下流側、すなわち出力ポート113の空気圧を検出し、圧力センサー123は出力ポート114の空気圧を検出し、圧力センサー124は出力ポート116の空気圧を検出する。これらの検出値は各圧力センサー121〜124からECU2へ随時出力される。
ところで、負荷53に相当する上記車両のパーキングブレーキ装置は、空気圧により制動力が解除されて走行可能となる。具体的には、上記パーキングブレーキは駐車時にスプリングの力でブレーキシューを拡げて制動力を発揮し、解除時にはエアードライヤーモジュール10から供給される空気圧によりスプリングの力に抗してブレーキシューを閉じる構成となっている。
本実施の形態の負荷53は圧縮空気を貯留するエアータンクを備えていないが、エアードライヤーモジュール10は、エアータンクなしで負荷53を確実に動作させることが可能である。
すなわち、保護弁141、142は、それぞれ、対応する負荷51、52の圧縮空気回路に圧縮空気が充分に満たされているとき、開弁状態にある。従って、主ブレーキ用のエアータンク51a、52aの圧縮空気を、分岐室135から減圧弁132を経て、供給路136を通して出力ポート115に供給できる。このため、エアータンク51a、52aの空気圧が十分に高い状態では、負荷53へ圧縮空気を供給してパーキングブレーキを解除できる。
一方、圧力センサー122、123で検出されたエアータンク51a、52aの空気圧が十分でない場合、ECU2は電磁弁103を開弁する。電磁弁103の指令圧は逆止弁137に与えられ、逆止弁137により供給路136が閉鎖され、出力ポート115への圧縮空気の供給経路が遮断される。この場合、パーキングブレーキは解除不能となるが、主ブレーキに使用するエアータンク51a、52aの空気圧が不十分な場合はパーキングブレーキを解除しない方が好ましい。また、エアータンク51a、52aの空気圧が回復すればパーキングブレーキを解除できるようになる。従って、負荷53用のエアータンクが無くても、圧縮空気により安定してパーキングブレーキを動作させることができる。
図1に示す圧縮空気供給システム1は、通常、エアードライヤーモジュール10内部(例えば、供給路106)の空気圧を、予め定められた所定範囲内に保つため、圧力センサー121の検出値に基づいて、ECU2の制御によりコンプレッサー4のロード/アンロードを切り替える。エアードライヤーモジュール10内の空気圧は、負荷51〜54の圧縮空気の要求量に応じて変化するので、いわば、負荷51〜54の要求に対応して、コンプレッサー4のロード/アンロードを切り替える。
この動作に加え、圧縮空気供給システム1は、補助ブレーキレバーが操作された場合に、負荷51〜54の要求に関わらずコンプレッサー4をロード状態に切り替えることで、エンジン3のエンジンブレーキの制動力を増すブレーキアシスト動作を行う。
さらに、圧縮空気供給システム1は、上記車両の加速中などエンジン3のトルクを必要とする場合に、コンプレッサー4をアンロード状態に保ってエンジン3の負荷を軽減するエンジンアシスト動作を実行する。
上記車両は主ブレーキとパーキングブレーキに加え、補助ブレーキとしてリターダ23を備えているが、さらに、エンジンブレーキによる制動を行える。エンジンブレーキによる制動力が強ければ、その分、リターダ23への制動力の要求を軽減できるため、電磁式のリターダ23が消費する電力エネルギーの低減、リターダ23の発熱の抑制等を実現できる。また、制動力を増したエンジンブレーキをリターダ23と組み合わせることで、主ブレーキに対する制動力の要求を低減できるので、ブレーキパッド、ブレーキディスクあるいはブレーキシューの摩耗を抑制し、長寿命化を図ることができる。
また、近年では小排気量のエンジンが採用されることがあるが、そのような車両において上記のブレーキアシスト動作を行えば、エンジン排気量の低下に伴うエンジンブレーキの制動力の低下を補うことができ、有用である。以下、図2から図4の各図を参照して、ブレーキアシスト動作及びエンジンアシスト動作の詳細について説明する。
図2は、圧縮空気供給システム1の動作を示すフローチャートである。
以下に説明する動作に先立ち、ECU2には、リターダトルク要求値を判別する設定値、エンジントルク要求値を判別する設定値、及び、エアードライヤーモジュール10内の空気圧を判別する設定値A、B、Cが予め設定され、ECU2が内蔵するメモリー(図示略)に記憶されている。空気圧に関する設定値A、B、Cは、高圧側から順にA≧B≧Cである。
上記車両が通常走行をしている間(ステップS11)、ECU2は、圧力センサー121により検出されるエアードライヤーモジュール10内の空気圧が上記の設定値C以上設定値A未満の範囲になるように、電磁弁101を適宜開弁させて、コンプレッサー4のロード/アンロードを切り替える。例えば、負荷51〜54によって圧縮空気が多く消費された場合にはエアードライヤーモジュール10内の空気圧が低下するため、ECU2は、空気圧を高めるべくコンプレッサー4をロード状態に切り替える。
通常走行中、ECU2は、所定時間毎に、補助ブレーキスイッチ22が出力する操作信号2bを取得して(ステップS12)、操作信号2bにより示される補助ブレーキレバー(図示略)の操作量に基づいて、リターダトルク要求値を算出する(ステップS13)。
ここで、ECU2は、算出したリターダトルク要求値が、上記の設定値以上であるか否かを判別し(ステップS14)、設定値以上である場合は、ブレーキアシスト動作を実行する(ステップS15)。
図3は、圧縮空気供給システム1の動作のうちブレーキアシスト動作を詳細に示すフローチャートである。
このブレーキアシスト動作において、ECU2は、電磁弁101を制御してコンプレッサー4をロード状態に移行させる(ステップS31)。これにより、エンジン3にはコンプレッサー4を駆動するための負荷が加わるため、エンジンブレーキの制動力が増大する。既にコンプレッサー4がロード状態にある場合、ECU2は、コンプレッサー4のロード状態を保持する。
その後、ECU2は、圧力センサー121の検出値を取得して、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値A以上であるか否かを判別する(ステップS32)。エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値A以上である場合、ECU2は、電磁弁102を制御して排気バルブ12を一時的に開放させて、エアードライヤーモジュール10内の圧力を低下させる(ステップS33)。
続いて、ECU2は、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値B未満になったか否かを判別し(ステップS34)、設定値B未満になっていなければステップS33に戻って再び排気バルブ12を開弁させる。また、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値B未満であれば、続くステップS35に移行する。
一方、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が予め設定された設定値A以上でない場合(ステップS32;No)、ECU2はそのままステップS35に移行する。
ステップS35で、ECU2は操作信号2bを取得し、続いて、操作信号2bに基づいてリターダトルク要求値を算出する(ステップS36)。
そして、ECU2は、算出したリターダトルク要求値の判別を行う(ステップS37)。この判別では、リターダトルク要求値が上記の設定値未満の状態が所定時間以上継続しているか否かを判別し、この条件を満たさない場合はステップS31に戻り、上記条件を満たした場合は、ステップS11(図2)の通常走行状態に戻る。このステップS37の判別を行うことで、ECU2は、例えば、補助ブレーキレバーの操作量が非操作状態に戻った場合に、ブレーキアシスト動作を終了する。ステップS37で所定時間以上継続していることを条件にしているのは、補助ブレーキレバーの頻回の操作や操作信号2bの一時的な変化により、頻繁なロード/アンロードの切り替えが起きるのを防ぐためである。
図4は、上記動作によるエアードライヤーモジュール10内の空気圧変化の一例を示す図表である。
この図4に示すグラフ縦軸は圧力センサー121(図1)により検出されたエアードライヤーモジュール10内の空気圧であり、横軸は経過時間である。
図4中に時刻t1〜t4で示す通常走行中、ECU2の制御により、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値C未満になるとコンプレッサー4がロード状態に切り替わり、空気圧が上昇して設定値Aに達するとコンプレッサー4がアンロード状態に切り替わる。また、通常走行中は、空気圧が設定値Aに達する毎にガバナ13の制御により排気バルブ12が開弁され、上述した再生動作が行われる(時刻t2からt3)。
そして、時刻t4でブレーキアシスト動作が開始されると、ECU2の制御によってコンプレッサー4がロード状態に切り替えられる。
図3のフローチャートで説明したように、ブレーキアシスト動作の実行中、コンプレッサー4はECU2の制御によってロード状態を保持するので、エアードライヤーモジュール10内の空気圧は次第に上昇して設定値Aに達する。ここでECU2は、コンプレッサー4をロード状態に保ったまま、排気バルブ12を所定時間だけ開弁させてエアードライヤーモジュール10の空気圧を低下させる。ECU2は、エアードライヤーモジュール10内の空気圧が設定値B未満になるまで排気バルブ12を1回ないし数回開弁するので、空気圧は設定値Bまで低下する。ここで、コンプレッサー4はロード状態を保っているのでエアードライヤーモジュール10内の空気圧は再び上昇するが、ECU2の制御によって排気バルブ12が間欠的に開弁され、エアードライヤーモジュール10の空気圧は設定値B以上設定値A以下の範囲に保たれる。
このように、ブレーキアシスト動作において、ECU2は、エアードライヤーモジュール10内の空気圧を所定の範囲に保ちながら、コンプレッサー4のロード状態を保つことで、エンジンブレーキの制動力を増大させる。
図1のステップS14においてリターダトルク要求値が設定値未満であった場合、ECU2は、車速検出器21から入力される車速信号2aに基づいて、車両が加速中であるか否かを判別し(ステップS16)、加速中である場合はエンジンアシスト動作を実行すべくコンプレッサー4をアンロード状態にして(ステップS17)、ステップS11に戻る。ステップS17でコンプレッサー4が既にアンロード状態である場合、ECU2はコンプレッサー4をアンロード状態のままにしてステップS11に戻る。
また、車両が加速中でない場合(ステップS16;No)、ECU2は、車速信号2aに基づいて車両が減速中であるか否かを判別し(ステップS18)、減速中である場合は、車両制御信号2dに基づいて算出されるエンジントルク要求値が予め設定された設定値以上であるか否かを判別する(ステップS19)。このエンジントルク要求値は、エンジン制御信号2eによりエンジン3を制御するためにECU2が常時算出する値である。エンジントルク要求値が設定値以上である場合(ステップS19;Yes)、ECU2は、エンジンアシスト動作を実行すべくコンプレッサー4がロード状態であればアンロード状態に切り替え、既にコンプレッサー4がアンロード状態である場合はその状態を保ち(ステップS20)、ステップS11に戻る。また、エンジントルク要求値が設定値未満である場合(ステップS19;No)、ECU2は、後述するステップS22に移行する。
一方、車両が減速中でない場合(ステップS18;No)、ECU2は、車速信号2aに基づいて、車速が予め設定された設定速度以上であるか否かを判別し(ステップS21)、設定速度以上である場合は上記のステップS20に移行する。これに対し、車速が設定速度未満の場合は、ステップS22に移行する。
ステップS22で、ECU2は、圧力センサー121が検出した空気圧が設定値C未満であるか否かを判別し、設定値C未満の場合はコンプレッサー4をロード状態に切り替えて(ステップS23)、ステップS24に移行する。また、空気圧が設定値C以上である場合は、そのままステップS24に移行する。
ステップS24で、ECU2は圧力センサー121が検出した空気圧が設定値A以上であるか否かを判別し、設定値A以上の場合はコンプレッサー4をアンロード状態に切り替えて(ステップS25)、ステップS11に戻る。また、空気圧が設定値A未満である場合は、そのままステップS11戻る。
図5は、圧縮空気供給システム1における車両の状態とブレーキアシスト動作及びエンジンアシスト動作の実行状態との対応を示す図である。なお、本実施の形態のリターダトルク要求値は、減速のために要求されるトルクを百分率で示した値であるから、負の値である。大幅な減速が要求される場合ほどリターダトルク要求値は低い。リターダトルク要求値の最大値は、減速が要求されない場合を示し、0%である。設定値は、例えば、−10%に設定される。
図5に示すように、ECU2は、補助ブレーキスイッチ22からの操作信号2bに基づいて算出したリターダトルク要求値、車速信号2aに基づいて判別した車両の加減速の状態と車速、及び、車両制御信号2dに基づいて求めたエンジントルク要求値に基づいて、通常走行の動作を行うか、ブレーキアシスト動作を行うか、エンジンアシスト動作を行うかを決定する。
リターダトルク要求値が設定値未満である場合、すなわち、補助ブレーキレバーの操作によって設定値よりも大幅に減速するよう要求された場合には、ECU2は、ブレーキアシスト動作を実行し、負荷51〜54による圧縮空気の要求量、及び、エアードライヤーモジュール10内の空気圧に関わらず、コンプレッサー4を強制的にロード状態にする。
一方、リターダトルク要求値が設定値以上の場合、車両の加減速状態及び車速が判別され、加速も減速もしていない場合で車速が低速(例えば、時速50km/h未満)であれば、通常走行用のコンプレッサー4の制御が行われる。一方、加速中、及び、加速も減速もしておらず車速が高速(例えば、時速50km/h以上)の場合、エンジンアシスト動作が行われ、エンジン3の負荷を軽減するためにコンプレッサー4は強制的にアンロード状態とされる。なお、高速走行及び加速の最中に主ブレーキが多用されることは無いので、コンプレッサー4をアンロード状態としても問題はない。
また、車両の減速中は、エンジントルク要求値の判別が行われ、エンジントルク要求値が設定値以上の場合は、エンジン3の出力が求められているので、エンジンアシスト動作が行われ、コンプレッサー4は強制的にアンロード状態とされる。これに対し、エンジントルク要求値が設定値未満の場合は通常走行中の制御が行われる。
このように、圧縮空気供給システム1は、エンジン3により駆動されるコンプレッサー4と、コンプレッサー4から吐出した圧縮空気を車両の負荷51〜54に供給するエアードライヤーモジュール10と、負荷51〜54の要求に応じてコンプレッサー4のロード状態とアンロード状態とを切り替えるECU2とを備え、ECU2により、車両が制動力を必要とする場合に、負荷51〜54による圧縮空気の要求やエアードライヤーモジュール10内の空気圧に関わらず、コンプレッサー4をロード状態にするブレーキアシスト動作を行う。これにより、車両の制動を必要とする場合にコンプレッサー4をロード状態とすることでエンジン3に負荷を加え、エンジンブレーキの制動力を増すので、コンプレッサー4を補助ブレーキ装置として利用して車両の主ブレーキ装置やリターダ23等への負荷を軽減できる。ひいては、主ブレーキ装置を構成するブレーキパッドやブレーキディスク、或いはブレーキシューの摩耗を抑えることができ、主ブレーキ装置やリターダ23等の発熱を抑制でき、これら各部の長寿命化を図ることができる。
さらに、ブレーキアシスト動作ではエンジンブレーキ作動時のエンジン3の回転力によってコンプレッサー4をロードする。つまり、走行中の車両の運動エネルギーを回生して圧縮空気を生み出すので、車両におけるエネルギーの利用効率を高めることができる。
また、エアードライヤーモジュール10における空気圧を検出してECU2に出力する圧力センサー121を備え、ECU2は、通常走行中は圧力センサー121で検出した空気圧が設定値C以上設定値A未満となるようコンプレッサー4のロード/アンロードを切り替え、車両が制動力を必要とする場合にはブレーキアシスト動作を行うので、通常時は圧縮空気を安定供給しながら、制動力が必要な場合のみブレーキアシスト動作を行って、効率よく制動力を高めることができる。
さらに、ECU2は、ブレーキアシスト動作においてコンプレッサー4をロード状態に保持するとともに、排気バルブ12を開弁させることによりエアードライヤーモジュール10における空気圧を適正な範囲内に保つことができる。
また、ECU2は、補助ブレーキレバーの操作量を示す補助ブレーキスイッチ22からの操作信号2bに基づいて、リターダトルク要求値を求め、このリターダトルク要求値を基準としてブレーキアシスト動作を行うか否かを判別する。このため、車両の制動力が必要とされていない場合、或いは、補助ブレーキレバーの操作により要求される制動力が小さい場合は、ブレーキアシスト動作を行わない。これにより、無駄なブレーキアシスト動作を防ぐことができるので、例えば、加速中にブレーキアシスト動作を行ってしまうことがないので、ブレーキアシスト動作によって燃料の消費量が増大することがなく、燃料消費の効率を低下させるおそれはない。
さらに、ECU2は、車両の加速中及び高速走行中のようにエンジン3のトルクが求められる間はエンジンアシスト動作を行い、コンプレッサー4をアンロード状態に保持するので、上記車両が高い加速性能を発揮することが可能になる。そして、アクセル開度を抑制しても十分な加速性能を得られるため、アクセル開度の抑制による燃費効率の向上を図ることができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されない。例えば、上記実施の形態では、補助ブレーキスイッチ22の操作信号2bからリターダトルク要求値を求め、このリターダトルク要求値に基づいて、上記車両が制動力を必要としているか否かを判別する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ブレーキペダルの踏力や踏み込み量を検出し、検出値に基づいて、上記車両が制動力を必要としているか否かを判別してもよい。また、上記車両のクラッチの状態や、変速装置の動作状態等に基づいて上記車両が制動力を必要としているか否かを判別してもよく、ECU2に対してブレーキアシスト動作を指示する専用のスイッチを設け、このスイッチの操作に応じて上記車両が制動力を必要としていると判定し、ブレーキアシスト動作を実行してもよい。
さらに、上記実施の形態において、ECU2は、リターダトルク要求値に基づいてリターダ制御信号2cをリターダ23に出力し、リターダ23による制動を行わせるものとして説明したが、例えば、ブレーキアシスト動作によるエンジンブレーキの増強を加味して、算出したリターダトルク要求値より高い要求値をリターダ制御信号2cとしてリターダ23に出力し、リターダ23によってより弱い制動力を得るようにしてもよい。また、上記実施の形態において、リターダ23の制動とエンジンブレーキの作動とが連動するようになっていてもよく、この場合、エンジン3に設けられた排気ブレーキ弁(図示略)が連動して閉じる構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、車両の加速中、高速走行中、及び、減速時においてエンジンに対するトルクの要求値が設定値以上の場合に、エンジンアシスト動作を行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、加速中や高速走行中のいずれか一方にのみエンジンアシスト動作を行ってもよいし、エンジントルク要求値のみに基づいてエンジンアシスト動作を行ってもよい。
さらにまた、エアードライヤーモジュール10に接続される負荷は、主ブレーキ装置、パーキングブレーキ、及び、アクセサリー類に限定されず、圧縮空気を使用する機器類であれば何を接続してもよく、その他の細部構成についても任意に変更可能である。また、本発明の適用対象としての車両は限定されず、大型車両、小型車両、特殊車両、牽引車両、二輪車あるいは三輪車のいずれであってもよく、その規模及び形態は任意である。
1 圧縮空気供給システム
2 ECU(制御部)
3 エンジン
4 コンプレッサー(空気圧縮機)
10 エアードライヤーモジュール(圧縮空気供給部)
12 排気バルブ(排気弁)
23 リターダ(補助ブレーキ装置)
51〜54 負荷
121 圧力センサー

Claims (4)

  1. 車両のエンジンにより駆動される空気圧縮機と、該空気圧縮機から吐出した圧縮空気を前記車両の負荷に供給する圧縮空気供給部と、前記圧縮空気供給部における空気圧を検出して前記制御部に出力する圧力センサーと、前記負荷の要求に応じて、前記圧縮空気供給部における空気圧が所定範囲内となるよう前記空気圧縮機のロード状態とアンロード状態とを切り替える制御部とを備え、
    前記制御部は、前記車両が制動力を必要とする場合に、前記負荷の要求に関わらず前記空気圧縮機をロード状態にして前記圧縮空気供給部における空気圧が設定値に達すると、前記空気圧縮機をロード状態に保ったまま前記圧縮空気供給部に設けた排気弁を開弁させることにより前記圧縮空気供給部における空気圧を低下させ、前記圧縮空気供給部における空気圧を上記所定範囲内に保持すること、
    を特徴とする圧縮空気供給システム。
  2. 前記制御部は、前記車両が備える補助ブレーキ装置の作動を指示する操作に基づき、前記車両が制動力を必要とする場合か否かを判別すること、
    を特徴とする請求項1記載の圧縮空気供給システム。
  3. 前記制御部は、前記車両の加速中及び高速走行中の少なくともいずれかに、前記空気圧縮機をアンロード状態にすること、
    を特徴とする請求項1または2記載の圧縮空気供給システム。
  4. 車両のエンジンにより駆動され、前記車両の負荷に圧縮空気を供給する空気圧縮機の制御方法であって、
    前記負荷の要求に応じて、前記空気圧縮機から吐出した圧縮空気を前記車両の負荷に供給する圧縮空気供給部における空気圧が所定範囲内となるよう前記空気圧縮機のロード状態とアンロード状態とを切り替える制御を行い
    前記車両が制動力を必要とする場合に、前記負荷の要求に関わらず前記空気圧縮機をロード状態にして前記圧縮空気供給部における空気圧が設定値に達すると、前記空気圧縮機をロード状態に保ったまま前記圧縮空気供給部に設けた排気弁を開弁させることにより前記圧縮空気供給部における空気圧を低下させ、前記圧縮空気供給部における空気圧を上記所定範囲内に保持すること、
    を特徴とする空気圧縮機の制御方法。
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