JPH0549548U - エアタンクの水溜り警報装置 - Google Patents

エアタンクの水溜り警報装置

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JPH0549548U
JPH0549548U JP10891591U JP10891591U JPH0549548U JP H0549548 U JPH0549548 U JP H0549548U JP 10891591 U JP10891591 U JP 10891591U JP 10891591 U JP10891591 U JP 10891591U JP H0549548 U JPH0549548 U JP H0549548U
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JP
Japan
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water
air
air tank
tank
alarm device
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Application number
JP10891591U
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English (en)
Inventor
勝彦 山領
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水46の排出が加圧空気使用機器の作動に支障
を及ぼすのを防止しつつ、エアコンプレッサ10内に溜っ
た水46を適切に排出する。 【構成】 ドレンコック38は、エアタンク14の下部に設
けられ、手動で開閉される。水検出スイッチ40は、エア
タンク14内の適当な高さに位置し、その高さにおける水
46の存否によりオン、オフする。表示ランプ44は、キャ
ブ34内に配設され、水検出スイッチ40がオンとなると、
点灯する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、大型自動車等に装備されてエア・油圧複合式ブレーキ等に使用さ れる加圧空気を貯留するエアタンクの水溜り警報装置に係り、詳しくはエアタン ク内に溜った水の適切な排出時期を知らせることができるエアタンクの水溜り警 報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラックやバス等の大型自動車では、エア・油圧複合式ブレーキ等の作動のた めに、エアコンプレッサにより加圧空気が生成され、エアドライヤにおいて除湿 してから、エアタンクに貯留している。エアドライヤにおける加圧空気の除湿は 完全ではなく、エアタンクには徐々に水が溜っていく。エアタンクに溜っている 水が、加圧空気用の配管や機器等へ送られると、凍結(冬期)や錆の発生、及び 潤滑油の流出等の原因になるので、エアタンクのドレンコックを介してエアタン クから水を定期的に排出して、水がエアタンクから配管等へ送られるのを防止す る必要がある。しかし、このような水の排出は忘れたりし易い。
【0003】 実開昭63−102568号公報の自動水抜き装置では、エアタンクの下部に 設けられているドレンコックの弁部に振り子式錘を取り付け、自動車の急発進及 び急停止時等に錘に作用する慣性力を利用して、弁部を強制的に開き、エアタン ク内の水を自動的に排出するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実開昭63−102568号公報の自動水抜き装置では、振り子式錘に大きな 慣性力が作用すると、エアタンクの下部が外部の大気空間へ連通して、エアタン クから水が抜かれるようになっており、排水時では、エアタンク内が外部の大気 空間へ連通し、エアタンク内の気圧の低下及び加圧空気量の減少が生じている。 したがって、排水時が、エア・油圧複合式ブレーキの作動時等の加圧空気の使用 時と重なると、加圧空気使用機器の作動に支障が生じることがある。
【0005】 この考案の目的は、加圧空気使用機器の作動に支障が生じるのを回避しつつ、 エアタンク内に溜った水を適切に排出できるエアタンクの水溜り警報装置を提供 することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の前提となるエアタンク(14)は、内部の水(46)を排出するドレンコッ ク(38)を備え、エアコンプレッサ(10)により生成された加圧空気を貯留する。そ して、この考案のエアタンク(14)の水溜り警報装置は、(a)エアタンク(14)内 に所定量の水(46)が溜ったことをことを検出する水検出器(40)と、(b)この水 検出器(40)の検出結果を表示する表示器(44)とを有してなる。
【0007】
【作用】
エアタンク(14)内には水(46)が徐々に溜っていく。エアタンク(14)内の水(46) が所定量に達すると、水検出器(40)がこれを検出し、表示器(44)において、エア タンク(14)から水(46)を排出すべきであることが表示される。運転手等の作業者 は、表示器(44)の表示に基づいてドレンコック(38)を開き、エアタンク(14)から 水(46)を排出する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図2はバスやトラック等の大型自動車にけるエア・油圧複合式ブレーキの回路 図である。図2において縦方向に延びる一点鎖線に対して左右はそれぞれがキャ ブ34側及びシャシ36側を示している。エアコンプレッサ10は、エンジンからの回 転動力により駆動されて、加圧空気を生成する。この加圧空気は、エアドライヤ 12を通過し、その際に除湿され、その後、エアタンク14に貯留される。エアタン ク14に貯留された加圧空気は、さらに、プライマリブレーキタンク16及びセカン ダリブレーキタンク18へ送られ、そこにおいて貯留される。ブレーキバルブ20は 、キャブ34の運転席に設けられ、運転手により踏込まれるブレーキペダル22を備 え、プライマリブレーキタンク16及びセカンダリブレーキタンク18からの加圧空 気を、ブレーキペダル22の踏込み量に応じた値の信号圧へ変換する。プライマリ ブレーキブースタ24及びセカンダリブレーキブースタ26は、ブレーキバルブ20か ら送られて来る信号圧に対応する空気圧をプライマリブレーキタンク16及びセカ ンダリブレーキタンク18からの加圧空気から生成し、この空気圧によりオイルピ ストン(図示せず)を作動させて、ブレーキバルブ20のブレーキペダル22の踏込 み量に対応する油圧を発生する。プライマリブレーキブースタ24が発生した油圧 は前側後輪用ホィールシリンダ30へ送られ、セカンダリブレーキブースタ26が発 生した油圧は前輪用ホィールシリンダ28及び後ろ側後輪用ホィールシリンダ32へ 送られ、各タイヤは、ブレーキバルブ20のブレーキペダル22の踏込み量に応じた 力で制動される。
【0009】 図1はエアタンク14及びその水溜り警報装置の構成図である。ドレンコック38 は、エアタンク14の底部に設けられ、手動で開閉される。水検出スイッチ40は、 例えば周知の高分子系の結露センサ等から成り、エアタンク14内の所定高さに配 設され、その高さにおける水46の存否に応じて、オン、オフする。表示ランプ44 は、キャブ34内のインストルメントパネルに配設され、水検出スイッチ40、バッ テリ42及び表示ランプ44は閉回路を形成し、表示ランプ44は、水検出スイッチ40 のオン、オフに対応して点灯及び消灯する。
【0010】 実施例の作用について説明する。 エアドライヤ12における加圧空気の除湿は完全ではないので、エアタンク14内 には水46が徐々に溜っていく。エアタンク14内の水46が所定レベルに達すると、 水検出スイッチ40がオンとなり、キャブ34内の表示ランプ44は点灯状態になる。 運転手は、表示ランプ44の点灯からエアタンク14の排水時期を知り、自動車の運 転に先立って、ドレンコック38を開き、エアタンク14から水46を排出する。
【0011】 図示の実施例では、表示器として表示ランプ44が使用されているが、ブザー等 の音声表示の表示器を使用することも可能である。
【0012】
【考案の効果】
この考案では、エアタンク内に水が一定量溜って、エアタンクから水を排出す べき時期になると、これが水検出器により検出されて、表示器において表示され るので、エアタンク内の水溜りによる凍結や錆等の弊害を防止することができる 。
【0013】 この考案では、エアタンクからの水の排出は、作業者の操作によりドレンコッ クの開きにより行われ、排出時期が、加圧空気使用機器の作動時と重ならないよ うに、選択されるので、排水が加圧空気使用機器の作動に支障を及ぼすのを回避 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアタンク及びその水溜り警報装置の構成図で
ある。
【図2】バスやトラック等の大型自動車にけるエア・油
圧複合式ブレーキの回路図である。
【符号の説明】
10 エアコンプレッサ 14 エアタンク 38 ドレンコック 40 水検出スイッチ(水検出器) 44 表示ランプ(表示器) 46 水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の水(46)を排出するドレンコック(3
    8)を備え、エアコンプレッサ(10)により生成された加圧
    空気を貯留するエアタンク(14)において、前記エアタン
    ク(14)内に所定量の水(46)が溜ったことをことを検出す
    る水検出器(40)と、この水検出器(40)の検出結果を表示
    する表示器(44)とを有してなることを特徴とするエアタ
    ンクの水溜り警報装置。
JP10891591U 1991-12-09 1991-12-09 エアタンクの水溜り警報装置 Pending JPH0549548U (ja)

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JPH0549548U true JPH0549548U (ja) 1993-06-29

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095754A1 (ja) * 2009-02-23 2010-08-26 ナブテスコ株式会社 圧縮空気供給システム、車両用圧縮空気供給装置、及び、空気圧縮機の制御方法
JP2010195071A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nabtesco Automotive Corp 圧縮空気供給システム、及び、空気圧縮機の制御方法
JP2010221179A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Nabtesco Automotive Corp 車両用圧縮空気供給装置
JP2010221110A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nabtesco Automotive Corp 車両用圧縮空気供給装置

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