JP5429891B2 - データ書き込み装置およびデータ書き込み方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ書き換え可能な記憶素子にデータを書き込むためのデータ書き込み装置およびデータ書き込み方法に関する。
製品などに搭載されるプログラマブルROM(以下、ROMという。)に書き込むデータとして、すべてのROMに共通に書き込むデータ(以下、共通データという。)の他に、個々のROMに個別に書き込むデータ(以下、個別データという。)が生じる場合がある。共通データは、例えば、全ての製品に共通に書き込まれるプログラムなどのデータである。個別データは、例えば、製品の仕向け先ごとに設定するデータや、製品を識別するためのユニークなデータなどである。図9は、共通データおよび個別データをROMに書き込むための設備の一例を示す説明図である。共通データをROMに書き込む場合は、図9(a)に示すように、予め共通データ書き込み用パーソナルコンピュータ(PC)によってデータ格納部に記憶された共通データを、ROMライタが読み出してROMに書き込む。個別データをROMに書き込む場合は、図9(b)に示すように、ROMライタが、個別データ書き込み用PCから個々のROMに対応した個別データを受信してROMに書き込む。つまり、共通データおよび個別データをROMに書き込む場合には、共通データを書き込むための設備と個別データを書き込むための設備とが必要となる。そのため、データを書き込むための時間、費用、作業面積などを多く費やすことになる。
共通データメモリ部と個別データメモリ部とを備え、共通データと個別データとをそれぞれのメモリに記憶しておいて、ROMにデータを書き込む時に、それぞれのメモリからデータを読み出して、1つの工程で共通データと個別データを書き込む装置がある(例えば、特許文献1参照。)。また、電子機器が搭載するROMに一意の固有情報を書き込む方法として、ネットワーク上のサーバから電子機器に対して固有情報を送信し、電子機器が、受信した固有情報をROMに書き込む方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−199827号公報 特開2010−20593号公報
特許文献1に示す装置は、書き込み装置内の個別データメモリ部に個別データを記憶させているので、個別データの内容を容易に変更することができない。また、個別データの書き込み完了後も個別データメモリ部に個別データが記憶されたままとなるので、個別データが秘匿性を有している場合には、秘匿性を保つことができない可能性がある。また、特許文献2に示す方法は、個別データ(固有情報)の書き込みをすることはできるが、共通データの書き込みをすることができないので、共通データを書き込むための設備を別に用意しなければならない。
そこで、本発明は、全てのROMに共通するデータと個々のROMごとに異なるデータとを1つの工程で書き込むことができ、また、書き込みデータの秘匿性を保つことができるデータ書き込み装置およびデータ書き込み方法を提供することを目的とする。
本発明によるデータ書き込み装置は、制御装置と通信可能なデータ書き込み装置であって、経路切り替え手段とデータ書き込み手段とデータ格納手段とを備え、経路切り替え手段は、制御装置から受信した共通データをデータ格納手段に記憶させ、制御装置から共通データの書き込み開始の要求があった場合は、データ格納手段から読み出した共通データをデータ書き込み手段に出力し、制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合は、制御装置から受信した個別データをデータ書き込み手段に出力し、データ書き込み手段は、経路切り替え手段から入力されたデータをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、個別データに含まれる秘匿性を有さない書き込み確認用データにもとづいて、個別データの書き込み確認を行うことを特徴とする。
本発明によるデータ書き込み方法は、制御装置と通信可能なデータ書き込み装置におけるデータ書き込み方法であって、制御装置から受信した共通データをデータ格納手段に記憶させ、制御装置から共通データの書き込み開始の要求があった場合は、データ格納手段から読み出した共通データをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合は、制御装置から受信した個別データをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、個別データに含まれる秘匿性を有さない書き込み確認用データにもとづいて、個別データの書き込み確認を行うことを特徴とする。
本発明によれば、全てのROMに共通するデータと個々のROMごとに異なるデータとを1つの工程で書き込むことができ、また、書き込みデータの秘匿性を保つことができる。
本発明によるデータ書き込み装置を含むデータ書き込みシステムの第1の実施形態の一例を示す説明図である。 データ書き込みシステムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 データ書き込みシステムの第1の実施形態における動作を示すフローチャートである。 データ書き込みシステムの第2の実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明によるデータ書き込み装置を含むデータ書き込みシステムの第3の実施形態の一例を示す説明図である。 データ書き込みシステムの第3の実施形態の構成を示すブロック図である。 データ書き込みシステムの第3の実施形態における動作を示すフローチャートである。 本発明によるデータ書き込み装置の主要部を示すブロック図である。 共通データおよび個別データをROMに書き込むための設備の一例を示す説明図である。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるデータ書き込み装置を含むデータ書き込みシステムの第1の実施形態の一例を示す説明図である。
図1に示すように、データ書き込みシステムは、データ書き込み装置100と制御PC200とを含む。
データ書き込み装置100は、例えば、ROMライタなどであって、ROMを装着可能な装着部(図示せず)を備え、装着部に装着されたROMに対して、データの書き込み、読み込み、消去などを行う。なお、図1では、1つのROM300が例示されているが、装着部に複数のROMが装着されていてもよい。また、装着部には、ROM以外のデータ書き換え可能な記憶素子が装着されていてもよい。
制御PC200は、データ書き込み装置100を制御する。
図2は、データ書き込みシステムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
データ書き込み装置100は、データ書き込み部120、データ経路切り替え部110およびデータ格納部130を備える。
データ経路切り替え部110は、受信部(図示せず)を介して、制御PC200からROM300に書き込むためのデータを受信する。また、データ経路切り替え部110は、制御PC200の指示にもとづいて、受信したデータをデータ格納部130に記憶させたり、受信したデータをデータ書き込み部120に出力したり、データ格納部130に記憶されたデータを読み出してデータ書き込み部120に出力したりする。
データ書き込み部120は、データ経路切り替え部110から入力されたデータをROM300に書き込む。また、データ書き込み部120は、ROM300に記憶されたデータを消去したり、読み出したりする。
データ格納部130は、ROM300に書き込むためのデータを記憶する。
制御PC200は、書き込み制御部210および記憶装置220を備える。
書き込み制御部210は、制御PC200が備えるCPUと書き込み制御プログラムとによって実現される。書き込み制御プログラムは、記憶装置220などに予め記憶されている。書き込み制御部210は、制御PC200が備える入力部(図示せず)から入力された作業者からの指示にもとづいて、書き込み設定情報を生成する。書き込み設定情報は、例えば、データを書き込むROMの種類を示すROM種別情報、共通データおよび個別データをROMの中のどのエリア(領域)に書き込むかを示すエリア指定情報、個別データの書き込みの有無を示す個別データ有無情報、個別データが秘匿性を有するか否かを示す秘匿性有無情報、および、個別データの書き込み順番を示す順番情報を含む。
書き込み制御部210は、入力部から書き込み開始の指示が入力されると、データ書き込み装置100に書き込み処理を開始させる。
書き込み制御部210は、送信部(図示せず)を介して、記憶部220に記憶されたデータをデータ書き込み装置100に送信する。
記憶装置220は、ROMに書き込むためデータを記憶する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図3は、データ書き込みシステムの第1の実施形態における動作を示すフローチャートである。
図3を参照して、制御PC200が、データ書き込み装置100を制御して、共通データおよび個別データをROMに書き込む場合について説明する。共通データおよび個別データは、予め、制御PC200の記憶部220に記憶されているものとする。
作業者は、データ書き込み装置100の装着部にROM300を装着し、データ書き込み装置100の電源を投入する。
制御PC200は、作業者の指示に応じて書き込み制御部210を起動する(ステップS301)。
作業者は、書き込み制御部210に対して、共通データおよび個別データの書き込みを行うための設定を行う。具体的には、書き込み設定情報のROM種別情報、エリア指定情報、個別データ有無情報および順番情報の設定を行う。書き込み制御部210は、作業者が設定した内容にもとづいて書き込み設定情報を生成する。このとき、作業者は、個別データ有無情報を「有り」に設定し、個別データの書き込み順番を順番情報に設定する(ステップS302)。
また、作業者は、書き込み制御部210に、データ書き込み装置100のデータ格納部130に共通データを転送するように指示を出す。書き込み制御部210は、作業者の指示に応じて、ROMに書き込む共通データを記憶装置220から読み出して、データ書き込み装置100に送信し、データ書き込み装置100のデータ格納部130に共通データを記憶させる(ステップS303)。
作業者は、書き込み制御部210に対して書き込み開始を指示する。書き込み制御部210は、書き込み開始の指示を入力すると、データ書き込み装置100に、共通データの読み出し開始アドレスとデータ長とを送信し、書き込み開始を要求する。共通データの読み出し開始アドレスは、データ格納部130における共通データの先頭アドレスである。データ書き込み装置100のデータ経路切り替え部110は、受信した読み出し開始アドレスとデータ長とをもとに共通データをデータ格納部130から読み出して、データ書き込み部120に出力する。データ書き込み部120は、装着部に装着されたROMに対して、入力された共通データの書き込みを開始する(ステップS304)。
データ書き込み部120は、データ書き込み完了後、ROMに書き込んだ共通データと、読み出し元のデータとを比較して、書き込みが正常に行われたか否かを確認(以下、書き込み確認という。)する(ステップS305)。書き込み確認は、例えば、ベリファイなどで行う。書き込み制御部210は、書き込み確認の結果をデータ書き込み装置100から取得する。
ステップS305の後、書き込み制御部210は、書き込み設定情報に含まれる順番情報に従って、書き込み対象となる個別データを記憶装置220から読み出して、データ書き込み装置100に送信し、データ書き込み装置100に受信データの書き込み開始を要求する(ステップS306)。
データ経路切り替え部110は、個別データを受信すると、受信動作と並行してデータ書き込み部120に受信した個別データを出力する。データ書き込み部120は、装着部に装着されたROMに対して、入力された個別データの書き込みを行う(ステップS307)。書き込み完了後、書き込み制御部210は、ROMに書き込んだ個別データをデータ書き込み装置100から取得して、取得したデータと読み出し元のデータとを比較して、書き込み確認を行う。
書き込み制御部210は、順番情報で示されるすべての個別データについて書き込みが完了するまでステップS306〜S307の処理を繰り返す(ステップS308)。このとき、次に書き込み対象となるROMは、データ書き込み装置100が判断するようにしてもよいし、書き込み制御部210がデータ書き込み装置100に対して指定するようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施形態によれば、1つのデータ書き込み装置で共通データおよび個別データの書き込みをすることができるので、データ書き込み装置を複数用意する必要がない。また、ROMにデータを書き込むための設備を簡素化でき、ROMを搭載した製品の生産コストを抑えることができる。
また、作業者が書き込み制御部に対して予め設定した順番に従って個別データの書き込みが行われるので、同じ個別データが複数のROMに書き込まれたりすることがなく、個別データの書き込みを正確に行うことができる。
また、制御PCとデータ書き込み装置とを、ネットワークを介して接続するようにしてもよい。そのような構成によれば、長距離間でのデータ転送が可能となり、離れた場所にあるデータ書き込み装置に装着されたROMに対して、制御PCからデータの書き込みを行うことができる。
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
第2の実施形態におけるデータ書き込みシステムの構成は、第1の実施形態と同様なため説明を省略する。なお、データ書き込み装置100のデータ格納部130は、すべての個別データを記憶できるだけの十分な容量を備えている。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図4は、データ書き込みシステムの第2の実施形態における動作を示すフローチャートである。
図4を参照して、制御PC200が、データ書き込み装置100を制御して、共通データおよび個別データをROMに書き込む場合について説明する。共通データおよび個別データは、予め、制御PC200の記憶部220に記憶されているものとする。
ステップS401、S402、S404、S405の処理は、S301、S302、S304、S305の処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS402の後、作業者は、書き込み制御部210に、データ書き込み装置100のデータ格納部130に共通データおよび個別データを転送するように指示を出す。書き込み制御部210は、作業者の指示に応じて、ROMに書き込む共通データおよび個別データを記憶装置220から読み出して、データ書き込み装置100に送信し、データ書き込み装置100のデータ格納部130に共通データおよび個別データを記憶させる(ステップS403)。このとき、個別データは、順番情報に従ってデータ格納部130に記憶される。
ステップS405の後、書き込み制御部210は、データ書き込み装置100に、個別データの読み出し開始アドレスとデータ長とを送信し、書き込み開始を要求する(ステップS406)。個別データの読み出し開始アドレスは、最初に書き込みを行う個別データのデータ格納部130における先頭アドレスである。
データ書き込み装置100のデータ経路切り替え部110は、受信した読み出し開始アドレスとデータ長とをもとに、個別データをデータ格納部130から読み出して、データ書き込み御部110に出力する。データ書き込み部120は、装着部に装着された書き込み対象のROMに対して、入力された個別データの書き込みを行う(ステップS407)。データ書き込み部120は、書き込み完了後、ROMに書き込んだデータと読み出し元のデータとを比較して、書き込み確認を行う。書き込み制御部210は、書き込み確認の結果をデータ書き込み装置100から取得する。
データ経路切り替え部110およびデータ書き込み部120は、書き込み対象であるすべての個別データについて書き込みが完了するまでステップS407の処理を繰り返す(ステップS408)。それぞれの個別データの読み出し開始アドレスは、前回の読み出し開始アドレスとデータ長とをもとに判断すればよい。
以上に説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、書き込み時に個別データをデータ書き込み装置のデータ格納部から読み出しているので、制御PCの記憶装置が個別データを記憶していなくても、個別データの書き込みを行うことができる。そのため、制御PCが複数台のデータ書き込み装置を制御する場合など、個別データが多数存在する場合であっても、制御PCの記憶装置の容量が不足することがない。
実施形態3.
以下、本発明の第3の実施形態を図面を参照して説明する。
図5は、本発明によるデータ書き込み装置を含むデータ書き込みシステムの第3の実施形態の一例を示す説明図である。
図5に示すように、データ書き込み装置100は、データ格納部130の他に、個別データ格納部131および確認用データ格納部132を備える。なお、データ格納部130、個別データ格納部131および確認用データ格納部132は、それぞれ別の記憶装置であってもよいし、1つの記憶装置に含まれる論理的に区切られた領域であってもよい。
図6は、データ書き込みシステムの第3の実施形態の構成を示すブロック図である。
個別データ格納部131は、個別データを記憶する。
確認用データ格納部132は、書き込み確認用データを記憶する。書き込み確認用データは、ROMに書き込んだ個別データの書き込み確認を行うときに比較の対象として使用される。
第3の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同様なため説明を省略する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図7は、データ書き込みシステムの第3の実施形態における動作を示すフローチャートである。
図7を参照して、データ書き込み装置100が、装着部に装着されたROMに対して、共通データおよび秘匿性を有する個別データを書き込む場合について説明する。共通データおよび個別データは、予め、制御PC200の記憶部220に記憶されているものとする。また、個別データは、データの一部に、秘匿性を有さない書き込み確認用データを含む。
ステップS701、S702、S704、S705の処理はステップS401、S402、S404、S405の処理と同様であるため説明を省略する。なお、ステップS702の処理において、作業者は、個別データの書き込み設定情報の個別データ有無情報および秘匿性有無情報を「有り」に設定する。
ステップS702の後、作業者は、書き込み制御部210に、データ書き込み装置100のデータ格納部130に共通データおよび個別データを転送するように指示を出す。書き込み制御部210は、作業者の指示に応じて、ROMに書き込む共通データおよび個別データを記憶装置220から読み出して、データ書き込み装置100に送信し、データ書き込み装置100のデータ格納部130、個別データ格納部131および確認用データ格納部132に記憶させる(ステップS703)。このとき、書き込み制御部210は、共通データをデータ格納部130に、個別データを個別データ格納部131に、個別データに含まれる書き込み確認用データを確認用データ格納部132にそれぞれ記憶させる。
ステップS705の後、書き込み制御部210は、データ書き込み装置100に、個別データの読み出し開始アドレスとデータ長とを送信し、書き込み開始を要求する(ステップS706)。個別データの読み出し開始アドレスは、最初に書き込みを行う個別データの個別データ格納部131における先頭アドレスである。
データ書き込み装置100のデータ経路切り替え部110は、受信した読み出し開始アドレスとデータ長とをもとに、個別データを個別データ格納部131から読み出して、データ書き込み部120に出力する。また、データ経路切り替え部110は、個別データに対応する書き込み確認用データを確認用データ格納部132から読み出して、データ書き込み部120に出力する。データ書き込み部120は、装着部に装着された書き込み対象のROMに対して、入力された個別データの書き込みを行う(ステップS707)。このとき、データ経路切り替え部110は、個別データ格納部131に記憶されている読み出し元の個別データを消去する(ステップS708)。
データ書き込み部120は、書き込み完了後、ROMに書き込んだ個別データに含まれる書き込み確認用データと、データ経路切り替え部110から入力された書き込み確認用データとを比較して、書き込み確認を行う。書き込み制御部210は、書き込み確認の結果をデータ書き込み装置100から取得する。
データ経路切り替え部110およびデータ書き込み部120は、書き込み対象であるすべての個別データについて書き込みが完了するまでステップS707〜S708の処理を繰り返す(ステップS709)。それぞれの個別データの読み出し開始アドレスは、前回の読み出し開始アドレスとデータ長とをもとに判断すればよい。
以上に説明したように、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、個別データが秘匿性を有する場合であっても、個別データをROMに書き込んだ後に、個別データが個別データ格納部から消去されるので秘匿性を保つことができる。また、書き込み確認用データは秘匿性を有さないので、書き込み確認用データによって秘匿性が失われることもない。
なお、書き込み確認用データによる書き込み確認を行わない場合には、データ書き込み装置100は確認用データ格納部132を備えていなくてもよい。
図8は、本発明によるデータ書き込み装置の主要部を示すブロック図である。図8に示すように、データ書き込み装置10(図2に示すデータ書き込み装置100に相当。)は、制御装置(図2に示す制御PC200に相当。)と通信可能なデータ書き込み装置であって、経路切り替え手段11(図2に示すデータ書き込み装置100におけるデータ経路切り替え部110に相当。)とデータ書き込み手段12(図2に示すデータ書き込み装置100におけるデータ書き込み部120に相当。)とデータ格納手段13(図2に示すデータ書き込み装置100におけるデータ格納部130に相当。)とを備え、経路切り替え手段11は、制御装置から受信した共通データをデータ格納手段13に記憶させ、制御装置から共通データの書き込み開始の要求があった場合は、データ格納手段13から読み出した共通データをデータ書き込み手段12に出力し、制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合は、制御装置から受信した個別データをデータ書き込み手段12に出力し、データ書き込み手段12は、経路切り替え手段11から入力されたデータをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込む。
上記の実施形態には、以下のようなデータ書き込み装置も開示されている。
(1)個別データ格納手段(図2に示すデータ書き込み装置100における個別データ格納部131に相当。)を備え、経路切り替え手段11は、制御装置から受信した個別データを個別データ格納手段に記憶させ、制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合には、個別データ格納手段から読み出した個別データをデータ書き込み手段12に出力するデータ書き込み装置。
(2)経路切り替え手段11は、制御装置から受信した読み出し開始アドレスとデータ長とにもとづいて個別データ格納手段から個別データを読み出し、読み出した個別データをデータ書き込み手段12に出力するデータ書き込み装置。
(3)経路切り替え手段11は、個別データ格納手段から読み出した個別データをデータ書き込み手段12に出力した後に、個別データを個別データ格納手段から消去するデータ書き込み装置。
(4)データ書き込み手段12は、個別データの書き込み完了後に、個別データに含まれる書き込み確認用データにもとづいて、個別データの書き込み確認を行うデータ書き込み装置。
10、100 データ書き込み装置
11 経路切り替え手段
12 データ書き込み手段
13 データ格納手段
110 データ経路切り替え部
120 データ書き込み部
130 データ格納部
131 個別データ格納部
132 確認用データ格納部
200 制御PC
210 書き込み制御部
220 記憶装置

Claims (6)

  1. 制御装置と通信可能なデータ書き込み装置であって、
    経路切り替え手段と、データ書き込み手段と、データ格納手段とを備え、
    前記経路切り替え手段は、
    前記制御装置から受信した共通データを前記データ格納手段に記憶させ、
    前記制御装置から共通データの書き込み開始の要求があった場合は、前記データ格納手段から読み出した前記共通データを前記データ書き込み手段に出力し、前記制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合は、前記制御装置から受信した個別データを前記データ書き込み手段に出力し、
    前記データ書き込み手段は、
    前記経路切り替え手段から入力されたデータをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、前記個別データに含まれる秘匿性を有さない書き込み確認用データにもとづいて、前記個別データの書き込み確認を行う
    ことを特徴とするデータ書き込み装置。
  2. 個別データ格納手段を備え、
    経路切り替え手段は、
    制御装置から受信した個別データを前記個別データ格納手段に記憶させ、前記制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合には、前記個別データ格納手段から読み出した前記個別データをデータ書き込み手段に出力する
    請求項1に記載のデータ書き込み装置。
  3. 経路切り替え手段は、制御装置から受信した読み出し開始アドレスとデータ長とにもとづいて個別データ格納手段から個別データを読み出し、読み出した前記個別データをデータ書き込み手段に出力する
    請求項2に記載のデータ書き込み装置。
  4. 経路切り替え手段は、個別データ格納手段から読み出した個別データをデータ書き込み手段に出力した後に、前記個別データを前記個別データ格納手段から消去する
    請求項2または請求項3に記載のデータ書き込み装置。
  5. 制御装置と通信可能なデータ書き込み装置におけるデータ書き込み方法であって、
    前記制御装置から受信した共通データをデータ格納手段に記憶させ、前記制御装置から共通データの書き込み開始の要求があった場合は、前記データ格納手段から読み出した前記共通データをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、前記制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合は、前記制御装置から受信した個別データを前記データ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込み、前記個別データに含まれる秘匿性を有さない書き込み確認用データにもとづいて、前記個別データの書き込み確認を行う
    ことを特徴とするデータ書き込み方法。
  6. 制御装置から受信した個別データを個別データ格納手段に記憶させ、前記制御装置から個別データの書き込み開始の要求があった場合には、前記個別データ格納手段から読み出した前記個別データをデータ書き換え可能な記憶素子の所定領域に書き込む
    請求項に記載のデータ書き込み方法。
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