JP5428268B2 - 車両の遮蔽部材の取付け構造 - Google Patents
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さらに、遮蔽部材によって窓が遮蔽されていない非遮蔽状態では、遮蔽部材が窓下部のトリム内に内蔵されることにより、車両外部からの視認性を向上させることができる。
また、遮蔽部材が常時下方に付勢されているため、エアバッグの展開時に遮蔽部材が車室側へ飛び出すことを防止できる。
さらに、遮蔽部材によって窓が遮蔽されていない非遮蔽状態では、遮蔽部材が窓下部のトリム内に内蔵されることにより、車両外部からの視認性を向上させることができる。
(参考例1)
まず、図1〜図7に示す参考例1について説明する。図1、図2に示すように、この参考例1に係る車両1の車室内には、前方から、前席シート2、2列目シート3、および3列目シート4が設置されている。また、この車両1の車体側面には、前方から、Aピラー5、Bピラー6、Cピラー7、およびDピラー8が配設されており、Aピラー5とBピラー6との間にフロントサイドドア9が、Bピラー6とCピラー7との間にリヤサイドドア10がそれぞれ設けられている。また、車体後面にはバックドア11が設けられている。
次に、図8、図9に示す参考例2について説明する。図8は、参考例2における後部窓を示す図4相当の断面図であり、図9は、カーテンケース部材の取付け構造を示す要部拡大断面図である。なお、参考例1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
ところで、上述した参考例1,2では、レール状の保持部材18に複数の係止凹部18aを形成し、係止部14c、114cを保持部材18の何れかの係止凹部18aに係合させることによって、後部窓12の遮蔽範囲を調節可能としているが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではない。
また、上述した各参考例1〜3では、保持部材18等を後部窓12に配設するようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図11、図12に示す保持部材318のように、係止凹部318aとともにその上部に締結片318bを形成し、これを車体部材としてのインナパネル33bに締結固定するようにしてもよい。参考例4では、締結片318bが、ウインドガラス12aとトップシーリング32との間隙を通ってインナパネル33bのフランジ33b′まで延び、これがボルト、ナットからなる固定部材300によりフランジ33b′に締結されている。
また、上述した各参考例では、保持部材18等を後部窓12に設けることとしたが、必ずしもこれに限定されない。例えば、図13に示す保持部材418のように、後部窓12の前方および後方に位置するCピラー7およびDピラー8における該後部窓12の側端部近傍に設けてもよい。
次に、図14〜図18に示す実施例1について説明する。なお、参考例1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例1では、レール部材518が保持部材18に対応しており、カーテン514が、左右の側部をレール部材518、518に案内されて上下に移動可能とされている。
ところで、図19に示すカーテン614のように、車両前後方向に伸縮可能なスプリング614dを上部に内蔵させて、前後方向の長さを調節可能としたものに本発明を適用してもよい。
なお、上述した各参考例、実施例では、カーテン14等により、ウインドガラス12a等を車室内側から覆うようにしているが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、カーテン14等の代わりに、図21、図22に示すような車両前後方向に延びる複数の遮蔽板714Aを連結紐714dで連結したブラインド714であってもよい。
また、保持部材について、その長手方向に沿って係止凹部を形成することには必ずしも限定されない。例えば、図23に示す保持部材818をマグネットで構成してもよい。これにより、カーテン14で後部窓12を遮蔽する範囲をより細かく調節することが可能になり、しかも、保持部材18等のように係止凹部18aを形成する必要がないため、保持部材自体の成形が容易になる。
なお、以上の実施形態は、車体側面の後部窓12に装着されたカーテンに関するものであるが、カーテンエアバッグ装置が車体後面のバックドア11の上部に装備されている場合は、該バックドア11の窓に装着されるカーテン14等について、後部窓12のカーテンと同様の取付け構造を採用することにより、該バックドアのカーテンエアバッグ装置についてもエアバッグが良好に展開することになる。
この発明の遮蔽部材は、カーテン514、614に対応し、
以下同様に、
傾斜部材は、上端部514a、および操作部614bに対応し、
弾性部材は、スプリング614dに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
12、612…後部窓(窓)
514、614…カーテン(遮蔽部材)
514a…上端部(傾斜部材)
16…リヤホイールハウストリム(窓の下方に設けられたトリム)
20…カーテンエアバッグ装置
21…エアバッグ
23…インフレータ
31…ルーフパネル
32…トップシーリング
514c、614c…カーテンフック
518、618…レール部材
518a…保持部
614b…操作部(傾斜部材)
614d…スプリング(弾性部材)
Claims (5)
- 車体に設けられた窓の下方に設けられたトリムと、
前記窓の上部近傍において収納状態で車体に固定されたカーテンエアバッグ装置と、
ルーフパネルを車室内側から覆う軟質のトップシーリングと、
前記窓のガラスの少なくとも一部を車室内側から覆う遮蔽部材と、を備え、
前記トップシーリングの車両外側の端部が、前記窓の上縁部周辺と近接して設けられ、
前記カーテンエアバッグ装置は、収納状態では、前記窓の上縁部に沿うようにして車体に固定され、
インフレータからのガス圧を受けて膨張された時には、前記トップシーリングを下方へ変形させつつ該トップシーリングの外方側端部と前記窓との間から窓を覆うように車室内側に展開されるようにしてなるエアバッグを備えた車両の遮蔽部材の取付け構造であって、
前記遮蔽部材は、非遮蔽状態では、前記トリム内に内蔵され、
前記遮蔽部材を、前記窓を覆った状態で前記トップシーリングの車幅方向外縁部よりも車両外側で保持するレール部材が設けられ、
前記遮蔽部材は、車両下方に付勢された状態で収納されており、
前記レール部材がピラートリムに固定され、該レール部材には、上下方向複数位置にカーテンフックを係止する保持部が設けられており、
前記保持部にカーテンフックが係合した状態で、エアバッグの展開時に、遮蔽部材に上方から大きな荷重が作用したときには、前記保持部によるカーテンフックの係止状態が解除され、
遮蔽部材の車両下方への付勢力によりカーテンフックおよび該遮蔽部材が下方へ移動するように構成された
車両の遮蔽部材の取付け構造。 - 前記遮蔽部材の上部には、該遮蔽部材上部から車室内に向かって下方に傾斜する傾斜部材が設けられている
請求項1記載の車両の遮蔽部材の取付け構造。 - 前記レール部材が、前記窓の両側方の前記ピラートリムに上下方向に延びて設けられている
請求項1または2記載の車両の遮蔽部材の取付け構造。 - 前記遮蔽部材が、ロール状のカーテン部材である
請求項1または2記載の車両の遮蔽部材の取付け構造。 - 前記遮蔽部材には、その前後方向に伸縮可能な弾性部材が設けられ、
前記遮蔽部材の前後長さが調整可能とされる
請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の遮蔽部材の取付構造。
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