JP2008013056A - サンバイザー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い遮光範囲を得ることができ、且つ、効率的な部材配置が可能なサンバイザー装置を得る。
【解決手段】サイドスライドバイザーユニット24は、車幅方向外側に位置する第一遮光プレート24Aと、車幅方向内側に位置する第二遮光プレート24Bの2枚のプレートで構成される。使用時には、第二遮光プレート24Bが下方にスライドしてせり出し、さらに第一遮光プレート24Aが第二遮光プレート24Bの下端近傍から下方にせり出して重なり部分が少なくなるので、広い遮光範囲を得られる。車体の収納部への収納状態では、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとを略全面に渡って重ね合わせることで、小さな収納部で収納でき、効率的な部材配置が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンバイザー装置に関する。
車両のサンバイザー装置には、たとえば特許文献1に示されるように、サンバイザ本体が車両の天井部に収容され、スライド作動により天井部の開口から進出及び後退するように構成されたものがある。
ところで、遮光部材(サンバイザ本体)による遮光範囲を広げるためには、たとえば遮光部材を大きくする必要があるが、単に遮光部材を大きくすると、サンバイザー装置の不使用時に遮光部材を収容する収容部として、大きなものが必要となってしまう。
また、遮光部材(サンバイザ本体)の近傍には、サンバイザー装置以外の部材が配置されていることも多いが、これらの部材との不用意な干渉を防止しつつ、遮光範囲を広く確保する必要がある。
このように、サンバイザー装置においては、広い遮光範囲を確保し、且つ、効率的な部材配置とすることが求められる。
特開2005−132244号公報
本発明は上記事実を考慮し、広い遮光範囲を得ることができ、且つ、効率的な部材配置が可能なサンバイザー装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、遮光機能を備えた複数の遮光部材と、複数の前記遮光部材を少なくとも部分的に重なった重なり状態で保持すると共に、重なり部分が少なくなった広がり状態となるように遮光部材を移動可能とする保持部材と、を有することを特徴とする。
このサンバイザー装置では、複数の遮光部材を有しており、これら遮光部材が、保持部材によって、少なくとも部分的に重なった重なり状態と、この重なり部分が少なくなった広がり状態との間で移動可能に保持される。広がり状態では、重なり状態と比較して、より広い遮光範囲を得ることができる。また、遮光部材を重なり状態で、たとえば車体に設けられた収納部に収納するようにすれば、広がり状態で収納する場合と比較して、より小さな収納部で収納可能となるので、効率的な部材配置も可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、複数の前記遮光部材に駆動力を作用させて前記重なり状態と前記広がり状態との間で移動させる駆動部材、を有することを特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の発明において、重なり状態と広がり状態との間で遮光部材を移動させる構成は特に限定されず、たとえば手動によってもよいが、請求項2に記載のように駆動部材を有する構成とすれば、手動によらずに遮光部材を移動させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記駆動部材が、単一の駆動源と、前記駆動源の駆動力を複数の前記遮光部材のそれぞれに伝達する伝達機構と、を有することを特徴とする。
このように、伝達機構によって、駆動源の駆動力を遮光部材のそれぞれに伝達することで、駆動源を単一にできる。これにより、駆動源が複数の遮光部材のそれぞれに設けられた構成と比較して、駆動源の配置スペースが少なくなり、より効率的な部材配置が可能となる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記遮光部材の移動方向が、遮光部材に隣接する車体構成部材の対向部分に沿った方向とされていることを特徴とする。
このように、遮光部材の移動方向を、車体構成部材との対向部分に沿った方向とすることで、広がり状態での遮光部材と車体構成部材との間隔を一定とすることができる。また、この間隔を狭くして、遮光範囲を広く確保することも可能となる。
請求項5に記載の発明では、遮光機能を備えた遮光部材と、車体に設けられ前記遮光部材が収納される収納部と、前記収納部よりも車室内側に配設されたエアバッグ袋体と、を有することを特徴とする。
このサンバイザー装置では、収納部をエアバッグ袋体よりも車室外側に配置している。このため、収納部から車室内に引き出された遮光部材に対し、エアバッグ袋体は展開時に遮光部材よりも車室内側で展開する。すなわち、エアバッグ袋体の展開を遮光部材が阻害しないので、効率的な配置が可能になる。また、エアバッグ袋体の展開状態を考慮して遮光部材を小型化する必要もないので、広い遮光範囲を得ることが可能になる。
請求項6に記載の発明では、遮光機能を備えた遮光部材と、車体に設けられ前記遮光部材が収納される収納部と、前記収納部よりも車室内側に配設され乗員の把持用とされる把持部材と、を有することを特徴とする。
このサンバイザー装置では、収納部を把持部材よりも車室外側に配置している。このため、収納部から車室内に引き出された遮光部材に対し、把持部材は遮光部材よりも車室内側で把持され使用される。すなわち、把持部材の使用を遮光部材が阻害しないので、効率的は配置が可能になる。また、把持部材の使用を考慮して遮光部材を小型化する必要もないので、広い遮光範囲を得ることが可能になる。
本発明は上記構成としたので、広い遮光範囲を得ることができ、且つ、効率的な部材配置が可能となる。
図1には、本発明の第1実施形態のサンバイザー装置22を備えた車両12が部分的に示されている。また、図2には、このサンバイザー装置22の概略構成が、図1のII−II線における断面で示されている。なお、図中矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。また、以下において単に「前後方向」というときは、車両前後方向をいうものとする。この前後方向は、後述するサイドスライドバイザーユニット24(後述する第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bの双方を含む)の幅方向と一致している。
図2に示すように、車両12の天井パネル14と天井トリム16の間(図1に示すドア18の上方)には、車両前後方向の成分を有するルーフサイドパネル20が配設されている。さらに、ルーフサイドパネル20よりも車室内側(図2では右下側)には、サイドスライドバイザーパネル26が配設されている。
図3に示すように、サイドスライドバイザーパネル26は、略長方形の板状に形成されたパネル本体部28と、このパネル本体部28の上辺28U及び側辺28Sから延出された取付用フランジ部30、32及び、パネル本体部28の下辺28Lから延出された開口用フランジ部34で構成されている。取付用フランジ部30及び取付用フランジ部32には複数の締結用ボルト孔36が形成されている。これらの締結用ボルト孔36にボルト38及びナット40を締結して(図2及び図4参照)、サイドスライドバイザーパネル6がルーフサイドパネル20に取り付けられている。
図2から分かるように、ルーフサイドパネル20とサイドスライドバイザーパネル26とは、車両前後方向に見たときに、これらの間に間隙が構成されるように所定位置で屈曲されて形成されており、サイドスライドバイザーユニット24を収納する収納部42が構成されている。すなわち、収納部42は、本実施形態に係るサイドスライドバイザーユニット24を収納するために十分な広さを有している。
図5〜図7にも詳細に示すように、本実施形態のサイドスライドバイザーユニット24は、車幅方向外側に位置する第一遮光プレート24Aと、車幅方向内側に位置する第二遮光プレート24Bの2枚のプレートで構成されている。これらの遮光プレート24A、24Bはいずれも所望の遮光性能を有するように板状に形成されている。そして、図2に二点鎖線で示すように、収納部42への収納状態では、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとは、略全面に渡って重ね合わされており、本発明に係る「重なり状態」となっている。また、サイドスライドバイザーユニット24の使用時には、図2に実線で示すように、第二遮光プレート24Bが収納部42から下方にスライドしてせり出し、さらに第一遮光プレート24Aが第二遮光プレート24Bの下端近傍から下方にせり出している。この状態では、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとの重なり部分が少なくなって(実質的に重なっている部分は極僅か)サイドスライドバイザーユニット24全体としては広がっており、本発明に係る「広がり状態」となっている。
また、サイドスライドバイザーパネル26の開口用フランジ部34には、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが出入りするための開口部44が形成されている。開口部44には、開口部44の内縁と第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bとの隙間を埋めるように、サイドバイザーベゼル46が取り付けられている。このサイドバイザーベゼル46により、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bのスライド時のガタツキが抑制され、スムーズにスライドするようになっている。特に、サイドスライドバイザーパネル26に開口部44を形成すると共に、サイドバイザーベゼル46をサイドスライドバイザーパネル26に取り付けたことで、たとえば天井トリム16に開口部を形成してサイドバイザーベゼル46を取り付けた構成と比較して、サイドバイザーベゼル46の組付け精度が向上されている。
そして、サイドスライドバイザーパネル26に、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが組みつけられて、サイドスライドバイザーパネル26とサイドスライドバイザーユニット24とが一体化された状態で、ルーフサイドパネル20に取り付けられている。これにより、サイドスライドバイザーユニット24の剛性及び組付け精度が向上されている。また、サイドスライドバイザーパネル26によって、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが共に、重なり状態と広がり状態との間をスライド可能に保持されていることになる。
図5に詳細に示すように、第一遮光プレート24Aには、下端辺及び前後方向の両端辺に、車幅方向外側に向かって厚肉とされた厚肉部48、50が形成されている。厚肉部48、50は、第一遮光プレート24Aを正面から見ると全体として扁平なU字状となっており、第一遮光プレート24Aの強度を向上させて、不用意に湾曲あるいは屈曲しないようにしている。また、第一遮光プレート24Aの下端辺に対応する部分の厚肉部48は、第一遮光プレート24Aを下端側から被覆している。
第二遮光プレート24Bにも、前後方向の両端辺に、他の部分よりも車幅方向外側に向かって厚肉とされた厚肉部52が形成されている(ただし、第二遮光プレート24Bは第一遮光プレート24Aと異なり、下端辺には厚肉部が形成されていない)。第二遮光プレート24Bの厚肉部52はそれぞれ、第一遮光プレート24Aの厚肉部50と平行となっており、車幅方向に見たとき第一遮光プレート24Aの厚肉部50の外側に位置している。
なお、厚肉部48、50、52は、車室内側に向かって厚肉とされていてもよいが、図2に示すように車幅方向外側に向かって厚肉とすれば、車室内側から厚肉部48、50、52が見えなくなるので、見栄えが向上する。
図2に示すように、収納部42内には、図示しないスイッチ等を乗員が操作することで回転駆動力を発揮するモーターユニット54が配置され、サイドスライドバイザーパネル26に取り付けられている。モーターユニット54は、図5にも示すように、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bのスライド方向と直交する駆動軸56を有している。駆動軸56には、厚肉部50と対向する第一駆動ローラ58と、厚肉部52と対向する第二駆動ローラ60が取り付けられている。
また、厚肉部50、52にはそれぞれ、ストッパ51、53が形成されている。ストッパ51は、第一遮光プレート24Aが矢印S1と反対の方向にスライドして収納部42内に収納されたとき第一駆動ローラ58に接触して、このスライドを停止させる(図9(A)及び図10(E)参照)。また、ストッパ53は、第二遮光プレート24Bが矢印S1方向にスライドして最もせり出したときに、第二駆動ローラ60に接触して、このスライドを停止させる(図9(E)及び図10(A)参照。このようにして、第一遮光プレート24A又は第二遮光プレート24Bのスライドが停止されると、モーターユニット54も駆動停止するようになっている。
なお、図5〜図7及び以下の説明では、車両後方側の厚肉部50、52とその近傍を採り上げて、モーターユニット54からの駆動力で第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをスライドさせる機構を説明するが、車両前方側の厚肉部50、52についても、車両後方側と同様の構造によって、モーターユニット54からの駆動力が第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bに伝達される。車両前方側の駆動軸は、車両後方側の駆動軸56と平行に配置されており、図示しないユニバーサルジョイントによって、同期して回転するようになっている。
ここで、図5及び図7から分かるように、第一遮光プレート24Aの厚肉部50の厚みは、第一駆動ローラ58が厚肉部50の長手方向(矢印S1と同方向及び、その反対の方向)全域にわたって接触するように、所定の厚みが確保されている。したがって、回転駆動力を受けて第一駆動ローラ58が回転すると、第一駆動ローラ58と厚肉部50との摩擦によって、第一遮光プレート24Aが、矢印S1方向又はその反対の方向の駆動力を受ける。
これに対し、第二遮光プレート24Bの厚肉部52は、第二遮光プレート24Bが収納部42内にあるときには、第二駆動ローラ60に接触しないが、第二遮光プレート24Bが収納部42から僅かにせり出すと、第二駆動ローラ60に接触するようにさらに厚肉とされた接触部62が形成されている。
また、収納部42内には、図2にも示すように、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bから見て第一駆動ローラ58と同じ側で、且つ上方に、挟持ローラ64が配置され、サイドスライドバイザーパネル26に回転可能に支持されている。さらに、収納部42内には、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bから見て第一駆動ローラ58と反対側で、且つ、第一駆動ローラ58と挟持ローラ64との上下方向中間に位置する挟持ローラ66が配置され、サイドスライドバイザーパネル26に回転可能に支持されている。第二駆動ローラ60と、挟持ローラ64、66とで、厚肉部52を厚み方向に挟持して、安定的に第二遮光プレート24Bがスライドするように挟持している。また、サイドスライドバイザーパネル26が、第一駆動ローラ58、第二駆動ローラ60、挟持ローラ64、66によって間接的に第一遮光プレート24A、第二遮光プレート24Bを保持していることになる。
さらに、収容部42内には、図4に示すように、第一遮光プレート24A、第二遮光プレート24Bの車両前方側及び後方側で、これらのスライドを案内するスライド案内プレート61が配置され、リベット等によって、サイドスライドバイザーパネル26に取り付けられている。
図5及び図6に示すように、第一遮光プレート24Aの厚肉部50からは、後方に向かってピン68が突設されている。これに対し第二遮光プレート24Bの厚肉部52には、前後方向にピン68が貫通する案内長孔70が、スライド方向に沿って形成されている。ピン68は、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが収納部42内に収納されて重なり状態になっているときには、案内長孔70の上端に位置し、ピン68が案内長孔70の下端に位置しているときは、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとが広がり状態となる。すなわち、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bの重なり状態及び広がり状態との関係に対応して、ピン68及び案内長孔70の位置や長さが決められている(なお、図面上は、ピン68を明確にするために案内長孔70を貫通させた構成としているが、ピン68は案内長孔70を貫通している必要はない)。
したがって、図8(A)及び図9(A)に示すように、厚肉部50が第一駆動ローラ58に接触し、接触部62が第二駆動ローラ60から離間した状態で第一駆動ローラ58及び第二駆動ローラ60が矢印R1方向に回転すると、駆動力はまず第一遮光プレート24Aに作用するが、第二遮光プレート24Bは作用しない。そして、第一遮光プレート24Aの矢印S1方向へのスライドに伴って、ピン68も案内長孔70内を下方(図8及び図9では左側)に移動する。
図8(B)及び図9(B)に示すように、ピン68が案内長孔70の下端に突き当たると、以後はピン68が案内長孔70の内壁を下方に押すので、第一駆動ローラ58の駆動力がピン68を介して第二遮光プレート24Bにも作用することになる。このため、第二遮光プレート24Bも下方へスライドする。このとき、第二遮光プレート24Bのスライド初期は、第二駆動ローラ60が接触部62に接触しないが、第一遮光プレート24Aが下方にさらにスライドして厚肉部50が第一駆動ローラ58から離れてしまう前の時点で、図8(C)及び図9(C)に示すように、接触部62が第二駆動ローラ60に接触するように、接触部62の長さや位置が決められている。
したがって、以後は、図9(D)〜(E)に示すように、厚肉部50が第一駆動ローラ58から離れて非接触となっていても、接触部62が第二駆動ローラ60と接触しており、モーターユニット54の駆動力を受けて第二遮光プレート24Bが矢印S1方向へスライドする。このとき、第一遮光プレート24Aのピン68が第二遮光プレート24Bの案内長孔70に収容されており、且つ第一遮光プレート24Aには重力も作用しているので、第一遮光プレート24Aは第二遮光プレート24Bとの相対的な位置関係を一定に維持しつつ下方にスライドする(図9(C)〜(E)参照)。なお、このスライドは、第二駆動ローラ60にストッパ53が当たって停止される。
図1に示すように、サイドスライドバイザーユニット24(第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24B)を車幅方向から見たときの形状は、これらの車両後方側の端辺24Eがセンターピラー15の前縁15Eと平行になるように、略平行四辺形とされている。したがって、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをセンターピラー15に接近して配置したときの間隙D1が上下方向に略一定の間隔を有することとなる。また、サイドスライドバイザーユニット24のスライド方向(矢印S1方向)は、端縁24Eと略平行に設定されている。このため、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをセンターピラー15に接近して配置しても、これらのスライド時の移動軌跡がセンターピラー15に干渉することなく、上記の間隙D1を略一定に維持できるようになっている。
図2に示すように、サイドスライドバイザーパネル26と天井トリム16の間には、カーテンシールドエアバッグ装置(全体像は図示省略)を構成するエアバッグ袋体72が展開前の状態で収納されている。すなわち、エアバッグ袋体72は、収納部42よりも車室内側に配置されており、収納部42に収納されたサイドスライドバイザーユニット24とエアバッグ袋体72とが、サイドスライドバイザーパネル26のパネル本体部28で遮られている。これにより、サイドスライドバイザーユニット24が収納部42から下方にせり出された状態であっても、このサイドスライドバイザーユニット24によってエアバッグ袋体72の展開が阻害されないようになっている。
また、図2から分かるように、サイドスライドバイザーパネル26には、天井トリム16との間のスペースに、車幅方向内側に向かうアシストグリップブラケット74が固定されており、さらにこのアシストグリップブラケット74に、アシストグリップ76が取り付けられている。アシストグリップ76の支持部76Aは、天井トリム16の開口部16Hから車室内に部分的に露出しており、露出部分の先端の支軸78に、把持部76Bが回動可能に取り付けられている。図2に実線で示すように、アシストグリップ76の非使用字には、把持部76Bは上方に回動されているが、使用時には二点鎖線で示すように、支軸78周りに把持部76Bを回動させる(下ろす)ことで、把持部76Bを乗員が把持可能となる。
そして、アシストグリップ76も、収納部42よりも車室内側に配置されている。これにより、サイドスライドバイザーユニット24が収納部42から下方にせり出した状態であっても、このサイドスライドバイザーユニット24によって、把持部76Bの使用が阻害されないようになっている。
次に、本実施形態のサンバイザー装置22の作用を説明する。
本実施形態のサンバイザー装置22では、上記から分かるように、サイドスライドバイザーユニット24を、2枚の遮光プレート(第一遮光プレート24A及び第2遮光プレート24B)で構成している。そして、遮光しないとき、すなわち、サイドスライドバイザーユニット24を使用しないときには、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bは図2に二点鎖線で示すように、本発明に係る重なり状態で収納部42に収納される。
ここで、サイドスライドバイザーユニット24を使用して遮光するときは、図1及び図2に実線で示すように第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bは広がり状態として、収納部42から下方にスライドされる(収納部42からせり出している)。
このとき、まず、乗員は図示しないスイッチの操作等によりモーターユニット54を駆動して、図8(A)に示すように、第一駆動ローラ58及び第二駆動ローラ60を矢印R1方向に回転させる。図9(A)にも示すように、第一駆動ローラ58は厚肉部50に接触しているので、第一遮光プレート24Aは矢印S1方向にスライドするが、第二駆動ローラ60は厚肉部52(接触部62)から離間しているので、駆動力は第二遮光プレート24Bには伝わらない。このため、第一遮光プレート24Aのみが矢印S1方向にスライドする。
この第一遮光プレート24Aのスライドにより、ピン68も案内長孔70内を矢印S1方向に移動する。そして、図8(B)及び図9(B)に示すように、ピン68が案内長孔70の下端に突き当たると、ピン68を介して矢印S1方向への駆動力が第二遮光プレート24Bにも伝わる。これにより、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとが、相対的な位置関係を一定に維持しながら、一体的に矢印S1方向へとスライドし始める。なお、このとき、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとが重なっている部分は少なくなっており、実質的に本発明に係る「広がり状態」が実現されていることいなる。
第二遮光プレート24Bが矢印S1方向にスライドすると、スライド途中で、図9(C)に示すように、接触部62が第二駆動ローラ60に接触する。したがって、モーターユニット54の駆動力は、第二遮光プレート24Bにも直接的に伝わる。なお、このとき一時的に、第一駆動ローラ58が厚肉部50に接触すると共に第二駆動ローラ60が接触部62に接触した状態となっている。したがって、図9(D)に示すように、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが一体的に矢印S1方向にスライドし始めることになる。
さらに、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが矢印S1方向にスライドすると、図9(D)に示すように、第一遮光プレート24Aの厚肉部50は第一駆動ローラ58から離れる。このため、モーターユニット54の駆動力は、第一遮光プレート24Aに直接的には伝わらなくなる。しかし、第二遮光プレート24Bの接触部62が第二駆動ローラ60に接触した状態は維持されているので、モーターユニット54の駆動力は、第二遮光プレート24Bに伝わり、第二遮光プレート24Bが矢印S1方向にスライドする。そして、図9(E)に示すように、第一遮光プレート24Aも第二遮光プレート24Bと一体で、矢印S1方向にスライドする。
第二遮光プレート24Bが所定位置までせり出すと、図9(E)に示すようにストッパ53が第二駆動ローラ60に当たってスライドが停止されると共に、モーターユニット54が駆動停止される。もちろん、これ以前の状態であっても、所望のスライド量となったところで乗員がスイッチを操作することで、モーターユニット54を駆動停止してもよい。
上記とは逆に、サイドスライドバイザーユニット24を収納部42に収納するときには、乗員は、図示しないスイッチ等の操作により、モーターユニット54を逆転させ、第一駆動ローラ58及び第二駆動ローラ60と矢印R1と反対の方向に回転(逆転)させる。
このとき、図10(A)に示すように、第一遮光プレート24Aの厚肉部50は第一駆動ローラ58から離れているが、第二遮光プレート24Bの接触部62は第二駆動ローラ60に接触している。このため、モーターユニット54の駆動力は第一遮光プレート24Aには直接的に伝わらないが、第二遮光プレート24Bには伝わる。そして、第一遮光プレート24Aのピン68が第二遮光プレート24Bの案内長孔70内の下端に当たっているので、第二遮光プレート24Bが矢印S1方向と反対の方向にスライドすると、ピン68を介して第一遮光プレート24Aもスライドする。
第二遮光プレート24Bが収納部42内に収納される直前の状態で、図10(B)に示すように、第一遮光プレート24Aの厚肉部50が第一駆動ローラ58に接触する。したがって、モーターユニット54の駆動力は、第一遮光プレート24Aにも直接的に作用する。したがって、これ以降は、図10(C)に示すように、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとが一体的に、矢印S1と反対の方向へスライドする。
さらに第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bが矢印S1と反対の方向にスライドすると、図10(D)に示すように、第二遮光プレート24Bは収納部42に収納される位置となる。このとき、第二遮光プレート24Bの接触部62は第二駆動ローラ60から離れているので、第二遮光プレート24Bがさらに矢印S1と反対の方向にスライドされてしまうことはない。
これに対し、第一遮光プレート24Aの厚肉部50は第一駆動ローラ58に接触している。このため、モーターユニット54の駆動力は、第一遮光プレート24Aには伝わり、第一遮光プレート24Aのみが矢印S1と反対の方向にスライドする。このとき、第一遮光プレート24Aのピン68は第二遮光プレート24Bの案内長孔70内を矢印S1と反対の方向に移動するので、ピン68によって第一遮光プレート24Aのスライドが阻害されることはない。
そして、第一遮光プレート24Aも収納部42に収納される位置となり、図10(E)に示すように、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bとが重なり状態になると、ピン68が案内長孔70の上壁に突き当たる。このため、ピン68を介して、第二遮光プレート24Bも第一遮光プレート24Aと一体で、矢印S1と反対の方向にスライドする。
最後に、ストッパ51が第一駆動ローラ58に当たって、スライドが停止され、モーターユニット54も停止される。この状態では、収納部42内に、第一遮光プレート24Aと第二遮光プレート24Bが重なり状態で収納されており、図9(A)と同じ状態になっている。
ここで、図11には比較例として、1枚の遮光プレート124のみがスライドする構成のサンバイザー装置122が示されている。この構成では、広い遮光領域を得ようとすると、必然的に遮光プレート124を大型化することになるが、大型化された遮光プレート124を収納するためには車体に大きな収納部が必要になったり、収納状態で車体の一部と干渉したりする。その一方で、小さな収納部で収納可能となるように遮光プレート124を小型化すると、広い遮光領域を得られなくなる。
これに対し、本実施形態では、2枚の遮光プレート24A、24Bを重なり状態と広がり状態との間で移動可能とすることで、広がり状態では重なり状態と比較して、より広い遮光範囲を確保して遮光できる。また、重なり状態で収納部42に収納するので、広がり状態で収納する場合と比較して、より小さな収納部42で収納できる。すなわち、広い遮光範囲を得ることと、小さな収納部42に収納することとが両立されて、遮光プレート24A、24Bや、これらの近傍の部材の効率的な配置が可能になっている。遮光プレート24A、24Bを収納するために、車体の形状を変更する必要等も生じない。
また、本実施形態では、図1から分かるように、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bの車両後方側の端辺24Eをセンターピラー15の前縁15Eと平行としており、さらに、スライド方向(矢印S1方向)も、センターピラー15の前縁15Eと平行になっている。これにより、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをセンターピラー15に接近して配置して、これらの間隙D1を略一定にすると共に、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bがスライドしても、この間隙D1の間隔を略一定に維持できる。
ここで、図12に示す比較例のように、遮光プレート144の車両後方側の端辺144Eをセンターピラー15と非平行としたサンバイザー装置142を考えると、この比較例の構成では、端辺144Eとセンターピラー15の前縁15Eの間隙D2の間隔が上下で一定にならず、上方では間隔が大きく開いてしまって、この部分の遮光ができなくなる。また、遮光プレート144を鉛直方向、すなわちセンターピラー15と非平行(矢印S2方向)にスライドさせると、遮光プレート144とセンターピラー15との干渉を避けるために、スライド範囲が狭くなってしまう。また、遮光プレート144の車両前方側においても、遮光できない領域E1が生じてしまう。
これに対し、本実施形態では、センターピラー15との間隙D1を狭く維持した状態で第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをスライドさせることができ、広い遮光範囲を確保できる。また、図12に示した遮光できない領域E1も、本実施形態では遮光できるようになる。さらに、間隙D1が上下方向に略一定となるので、見栄えも良くなる。
さらに本実施形態では、エアバッグ袋体72を収納部42よりも車室内側に配置しており、サイドスライドバイザーユニット24が収納部42から下方にせり出された状態であっても、このサイドスライドバイザーユニット24によってエアバッグ袋体72の展開が阻害されない。このため、サイドスライドバイザーユニット24やエアバッグ袋体72の効率的な配置が可能になる。また、エアバッグ袋体72の展開を考慮してサイドスライドバイザーユニット24を小型化する必要がないので、十分な大きさのサイドスライドバイザーユニット24(第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24B)とすることで、広い遮光範囲を得ることが可能となる。
同様に、本実施形態では、アシストグリップ76も、収納部42よりも車室内側に配置しており、サイドスライドバイザーユニット24が収納部42から下方にせり出した状態であっても、このサイドスライドバイザーユニット24によって、把持部76Bの使用が阻害されない。このため、サイドスライドバイザーユニット24やアシストグリップ76の効率的な配置が可能になる。アシストグリップ76の使用を考慮してサイドスライドバイザーユニット24を小型化する必要がないので、十分な大きさのサイドスライドバイザーユニット24(第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24B)とすることで、広い遮光範囲を得ることが可能となる。
なお、広がり状態のサイドスライドバイザーユニット24とアシストグリップ76との干渉を防止するためには、図2に示したような、アシストグリップブラケット74を有する構成に限定されない。たとえば、サイドスライドバイザーパネル26の一部をアシストグリップ76に向かって突出あるいは延出させ、この突出部分あるいは延出部分に直接的に、アシストグリップ76を固定してもよい。
また、上記実施形態では、モーターユニット54の駆動力によって第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをスライドさせ、重なり状態と広がり状態との間を移動させる構成を挙げたが、駆動力を発揮する部材は、すなわち駆動源はモーターに限定されない。たとえばソレノイドや油圧ピストンの駆動力を利用してもよい。さらには、これらの駆動源を用いることなく、乗員(あるいはサンバイザー装置の使用者)が手動で第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをスライドさせる構成でもよい。
さらに本実施形態では、単一のモーターユニット54で第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bの双方をスライドさせる構成のものを例に挙げたが、たとえば、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bのそれぞれに対応する2つのモーター(駆動源)をそなた構成でもよい。本実施形態のように、単一のモーターユニット54によって2枚の遮光プレートをスライドさせる構成では、遮光プレートごとにモーターを有する構成と比較して、構造が簡単になる。駆動源(モーターユニット54)の配置スペースも少なくて済み、より効率的な部材配置が可能となる。
また、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bを、重なり状態と広がり状態との間で移動可能に保持する構成も、上記のサイドスライドバイザーパネル26に限定されない。たとえば、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bをスライド可能に係合して保持する保持部材を用いてもよい。さらに、第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bの、重なり状態と広がり状態との間で移動も、上記したスライドに限定されず、たとえば、スライドと回動を組み合わせた移動でもよい。
本発明の遮光部材としても、上記では板状の第一遮光プレート24A及び第二遮光プレート24Bを挙げたが、これに限定されず、たとえば膜状のもの(遮光膜)を枠部材等で保持して必要な剛性を持たせるようにしたものでもよい。
遮光部材の数も、複数であれば特に限定されず、3以上でもよい。また、複数の遮光部材の「重なり状態」及び「広がり状態」での重なり範囲も、重なり状態のほうが広がり状態よりも相対的に広くなっていればよい。すなわち、この条件が満足されていれば、遮光部材を収納するときに、重なり状態の遮光部材では広がり状態の遮光部材よりも相対的に小さな収納部に収納できる。そして、広がり状態の遮光部材では、重なり状態の遮光部材よりも、相対的に遮光範囲を広く確保できる。
本発明のサンバイザー装置の配設位置としても、上記ではドア18の上部、すなわち車室内の側方に配設された例を挙げたが、これに限定されず、前方側や後方側であってもよい。
本発明の第1実施形態のサンバイザー装置を備えた車両を部分的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置を図1のII−II線の断面で示す断面図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置を構成するサイドスライドバイザーパネルを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置を図3のIV−IV線に対応する断面で示す断面図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置のサイドスライドバイザーユニットの側縁近傍を拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置のサイドスライドバイザーユニットを図5のVI−VI線の断面で示す断面図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置のサイドスライドバイザーユニットを図5の矢印B方向に見た状態で示す構成図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置において第一遮光プレートがスライドする動作を図6の矢印A方向に見た状態で(A)〜(C)へと順に示す説明図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置において第一遮光プレート及び第二遮光プレートがスライドして収納部からせり出す動作を(A)〜(E)へと順に示す説明図である。 本発明の第1実施形態のサンバイザー装置において第一遮光プレート及び第二遮光プレートがスライドして収納部へ収納される動作を(A)〜(E)へと順に示す説明図である。 比較例のサンバイザー装置を備えた車両を部分的に示す斜視図である。 図11に示すものとは異なる比較例のサンバイザー装置を備えた車両を部分的に示す斜視図である。
符号の説明
12 車両
14 天井パネル
15 センターピラー
16 天井トリム
16H 開口部
18 ドア
20 ルーフサイドパネル
22 サンバイザー装置
24 サイドスライドバイザーユニット
24A 第一遮光プレート(遮光部材)
24B 第二遮光プレート(遮光部材)
24E 端辺
26 サイドスライドバイザーパネル(保持部材)
28 パネル本体部
30 取付用フランジ部
32 取付用フランジ部
34 開口用フランジ部
36 締結用ボルト孔
38 ボルト
40 ナット
42 収納部
44 開口部
46 サイドバイザーベゼル
48 厚肉部
50 厚肉部
51 ストッパ
52 厚肉部
53 ストッパ
54 モーターユニット(駆動源、駆動部材)
56 駆動軸(伝達機構、駆動部材)
58 第一駆動ローラ(伝達機構、駆動部材)
60 第二駆動ローラ(伝達機構、駆動部材)
62 接触部
64 挟持ローラ
66 挟持ローラ
68 ピン
70 案内長孔
72 エアバッグ袋体
74 アシストグリップブラケット
76 アシストグリップ(把持部材)
76A 支持部
76B 把持部
78 支軸

Claims (6)

  1. 遮光機能を備えた複数の遮光部材と、
    複数の前記遮光部材を少なくとも部分的に重なった重なり状態で保持すると共に、重なり部分が少なくなった広がり状態となるように遮光部材を移動可能とする保持部材と、
    を有することを特徴とするサンバイザー装置。
  2. 複数の前記遮光部材に駆動力を作用させて前記重なり状態と前記広がり状態との間で移動させる駆動部材、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサンバイザー装置。
  3. 前記駆動部材が、
    単一の駆動源と、
    前記駆動源の駆動力を複数の前記遮光部材のそれぞれに伝達する伝達機構と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載のサンバイザー装置。
  4. 前記遮光部材の移動方向が、遮光部材に隣接する車体構成部材の対向部分に沿った方向とされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のサンバイザー装置。
  5. 遮光機能を備えた遮光部材と、
    車体に設けられ前記遮光部材が収納される収納部と、
    前記収納部よりも車室内側に配設されたエアバッグ袋体と、
    を有することを特徴とするサンバイザー装置。
  6. 遮光機能を備えた遮光部材と、
    車体に設けられ前記遮光部材が収納される収納部と、
    前記収納部よりも車室内側に配設され乗員の把持用とされる把持部材と、
    を有することを特徴とするサンバイザー装置。
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