JP5424442B2 - ダイオード導通デューティ・サイクルを調節する装置 - Google Patents

ダイオード導通デューティ・サイクルを調節する装置 Download PDF

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Description

この出願は、「METHOD AND APPARATUS FOR REGULATING A DIODE CONDUCTION DUTY CYCLE」という名称の2007年3月23日に出願された米国特許仮出願第60/919,690号の恩典を請求する。
本発明は、全体的に、スイッチ・モード電力コンバータの出力パラメータを調節する制御回路に関し、より具体的には、本発明は、スイッチング・サイクル周期の一部としてダイオード導通時間のデューティ・サイクルを調節する制御回路に関する。
電力コンバータの制御回路は、数多くの目的や用途に使用することができる。制御回路の外側の部品の数を減少させることができる制御回路機能が求められている。この外部部品数の減少は、電力コンバータの小型化を可能にして携帯性を高め、電力コンバータ設計を仕上げるために必要な設計サイクルの数を減少させ、さらに最終製品の信頼性も向上させる。さらに、部品数減少は、電力コンバータの動作時のエネルギー効率改善をもたらし、電力コンバータのコストを下げることができる。部品数減少の可能性のある電力コンバータの一態様は、電力コンバータで出力電流調節を実現するために以前必要とされた外部回路を簡単化するか、無くすることにある。
AC/DC電力変換に使用される絶縁フライバック・コンバータでは、出力電流は、一般に、電源出力端子を流れる電流を感知するように結合された一般に抵抗器である感知要素の両端間で測定される。この感知電流は帰還信号を生成するために使用され、この帰還信号は、電源の出力から分離された電源の一次側の制御回路に一般に光結合器を使用して結合される。
昇降圧型コンバータ、昇圧型コンバータ、SEPICコンバータ又はCukコンバータのような非絶縁電源では、電力コンバータの出力電流を表す帰還信号は、一般に、電源の出力端子を流れる出力電流を表す信号を生成する感知抵抗器のような感知要素を使用して生成される。
絶縁及び非絶縁コンバータの両方の構成において、電力スイッチがオン状態であるとき電流が電源入力から電力スイッチとエネルギー伝達要素を通って流れるように、電力スイッチが、電源入力とエネルギー伝達要素に結合される。制御回路は、フィードバック信号に応答して、電力コンバータの入力から出力に伝達される電力を調節するように電力スイッチのスイッチングを制御する。
本発明の限定しない非網羅的な実施形態及び例は、以下の図を参照して説明され、これらの図では、特に特定されない限り様々な図全体を通して、同様な参照数字は、同様な部品を示す。
米国特許仮出願第60/919,690号
電力コンバータの出力パラメータを調節する制御回路を実現する方法と装置が開示される。以下の説明では、本発明を徹底的に理解することができるようにするために多数の特定の詳細が明らかにされる。しかし、当業者には明らかになることであるが、その特定の詳細は本発明を実施するために使用される必要はない。他の例では、よく知られた材料又は方法は、本発明を曖昧にしないために、詳細に説明されていない。
この明細書全体を通して、「一実施形態」、「ひとつの実施形態」、「一例」又は「ひとつの例」の参照は、その実施形態又は例に関連して説明された特定の特徴、構造又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、この明細書全体を通して様々な場所に「一実施形態において」、「ひとつの実施形態において」、「一例」又は「ひとつの例」という句の現れることは、必ずしも全てが同じ実施形態又は例を参照しない。さらに、特定の特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施形態又は例において、任意の適切な組合せ及び/又は部分組合せで組み合わされてもよい。その上、本明細書に与えられた図は当業者に説明する目的のためのものであり、またそれらの図は必ずしも一定の比例で描かれていないことは理解される。
本発明の教示に従って電力コンバータの出力パラメータを調節する制御回路が、これから説明される。本発明の例は、電力コンバータの1つ又は複数のパラメータを調節する方法及び装置を含む。
図1は、ときには電源と呼ばれることもある電力コンバータ100の回路図を一般的に示し、この電力コンバータ100は、本発明の教示に従って電力コンバータの出力パラメータを調節する制御回路を使用している。一例では、電力コンバータ100は、一次側の接地107と二次側帰路126が互いに電気的に絶縁されている絶縁フライバック・コンバータである。留意されたいことであるが、他の例では、電力コンバータ100は、本発明の教示に従って2以上の出力を持ってもよい。
図示のように、制御回路115は電力スイッチ105に結合される。このスイッチ105は、一例では、酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、バイポーラ・トランジスタなどである。電力スイッチ105は、エネルギー伝達要素109の入力巻線103に結合される。このエネルギー伝達要素109は、DC入力電圧101と出力電力ダイオード117に結合されている。一例では、DC入力電圧101は、図示されないAC電圧の供給源に結合された整流器回路の出力である。電力スイッチ105がオン状態であるとき第1と第2の入力端子190、191、エネルギー伝達要素109の巻線103、電力スイッチ105を流れるスイッチング電流に対して低インピーダンス源を与えるように、コンデンサ106が電力コンバータの入力端子190、191に結合されている。一例では、制御回路115とスイッチ105は、ハイブリッド又はモノリシック集積回路として製造される集積回路の一部を形成する。制御回路115は、帰還信号114を受け取るように結合され、この帰還信号114は、一例では電圧信号であるが、他の例では、依然として本発明の教示の恩恵を受けながら、また、電流信号又は電力コンバータ出力を表す他の信号である。
図1の例では、制御回路115は、電力コンバータ100の第1と第2の入力端子190、191から負荷121に結合された電力コンバータの出力端子192、193に伝達される電力を調節するように結合されている。一例では、調節される特定の電力コンバータ出力のパラメータは、DC出力電流Io120である。エネルギー伝達要素109は、入力巻線103と出力巻線110を含み、さらに補助巻線108を含む。帰還信号114は、補助巻線108から抵抗器111、112で形成される抵抗分割器を通って制御回路115に結合される。
動作時に、制御回路115は、帰還信号114に応じて電力スイッチ105をスイッチングすることによって、電源100の出力を調節する。スイッチ105がオンであるとき、コンデンサ106からのエネルギーが、エネルギー伝達要素109の入力巻線103に伝達される。スイッチがオフであるとき、入力巻線103に蓄えられたエネルギーが出力巻線110に伝達される。出力巻線110からのエネルギーは、電源100の出力に伝達されて、電流が、順方向バイアスされた出力電力ダイオード117を通ってコンデンサ118と出力端子192、193に結合された負荷121に流れる。電流が、スイッチ105のオフ期間の間、出力電力ダイオード117を通って流れている限りは、出力電力ダイオード117の両端間の順方向電圧降下に負荷121の両端間の出力電圧Vo119を加えたものが、出力巻線110の両端間の電圧に実質的に等しい。
これから述べるように、電流が出力ダイオードを流れて出力巻線110の両端間の電圧が出力電圧Vo119を表しているときの電力スイッチのオフ時間のこの部分は、電力スイッチ105のオフ時間の帰還部分TFBと呼ばれる。いくつかの場合には、電力スイッチ105のオフ期間の間に出力巻線110から出力電力ダイオード117を通って電流が実質的に流れなくなることがある。この場合、出力電力ダイオード117は、逆バイアスされ、出力巻線110の両端間電圧降下はもはや出力電圧Vo119を表していない。出力電力ダイオード117を通して実質的に電流が流れていないときの電力スイッチ105のオフ時間のこの部分は、電力スイッチ105のオフ時間の無帰還部分と呼ばれることがある。
出力巻線110の両端間の電圧は、巻数比に基づいてエネルギー伝達要素の補助巻線108に反映される。したがって、補助巻線108の両端間の電圧は、電力スイッチ105のオフ時間の帰還部分TFBの間、電源100の出力に関する帰還信号114を得るために使用できる。この帰還信号114は、電源100の出力を調節するように電力スイッチ105のスイッチングを制御する制御回路115によって受け取られるように結合されている。
一例では、回路ブロック194は、図1に示すように補助巻線108に結合されたダイオード113を含む。電力スイッチ105のオン時間の間、補助巻線ダイオード113は、逆バイアスされるので、抵抗器111、112の電流の流れを妨げる。他の例では、回路ブロック194は、依然として本発明の教示の恩恵を受けながら、図示のように実質的な短絡接続195を含む。
回路ブロック194が実質的な短絡接続195を含む例では、電力スイッチ105のオン時間の間、信号は制御回路115の端子123に加えられる。しかし、この信号は、電力コンバータの出力を表すのではなく代わりにコンデンサ106の両端間に現れる電源入力電圧を表すフィードフォワード信号である。一例では、制御回路115は、電力スイッチ105のオン時間の間フィードフォワード信号114に応答するように結合されている。他の例では、制御回路115は、コンデンサ106に直接結合することによって得られるフィードフォワード信号188に応答するように結合されている。このようにして、回路ブロック194が実質的な短絡接続195を含む例では、信号114は、したがって、やはり電力スイッチ105のオフ時間の帰還部分TFBの間の電力コンバータ100の出力電圧119を表す帰還信号に過ぎない。一例では、電力スイッチ105のオフ時間のこの帰還部分TFBは、電流198が出力電力ダイオード117を流れている期間であるが、これは、図2に示される例に関連してこれから説明される。
図2は、図1の例の回路の動作を一般的に示すのに役立つ波形の例である。例えば、波形200は、図1のVFB116の電圧波形である。波形214は、図1の電力スイッチ105を流れるドレイン電流104の電流波形である。波形230は、図1の電力ダイオード117を流れるダイオード電流198の電流波形である。波形240は、電流が図1の出力電力ダイオード117を流れているかどうかを表す帰還制御信号波形である。言い換えると、図示の例の波形240は、電力スイッチ105がオフである間に、出力電力ダイオード117が電流を伝導しているかどうかを示す。図示の例では、電力スイッチ105が時間250でオンになる前に出力電力ダイオード電流232は実質的にゼロであるので、波形214、230は、不連続な電流波形を示す。したがって、ドレイン電流波形209は、電力スイッチ105がオンになる度に実質的にゼロの電流215から始まる。
各スイッチング・サイクルにおいて、電力スイッチは、オン時間Ton204の間オンであり、オフ時間Toff206の間オフである。電力スイッチのオフ時間Toff206の帰還部分TFB205の間、電流232は、電力コンバータ100の出力電力ダイオード117を流れており、出力巻線110の両端間に現れる電圧は、電力ダイオード117の順方向電圧降下に出力電圧119を加えたものに実質的に等しい。帰還部分TFB205は、しばしば反射電圧期間と呼ばれる。
図示の例では、出力電力ダイオード117を流れる電流198は、出力コンデンサ118を流れる電流と負荷121を流れる出力電流Io120の和に実質的に等しい。ダイオード117の順方向電圧は製造業者のデータによって実質的に知られているので、したがって、巻線110の両端間に現れる電圧は出力電圧119を表す。さらに、巻線108の両端間に現れる電圧は、巻線110と108の巻数比を介して巻線110の両端間の電圧に関係付けられる。例えば、巻線110、108が同じ巻数であれば、スイッチのオフ時間の帰還部分TFB205の間巻線110及び巻線108の両端間に現れる電圧は、一次のオーダで実質的に等しい。漏れインダクタンス及び巻線間キャパシタンスのような2次のオーダの影響は、本発明の教示を曖昧にしないために、ここでは詳しく述べない。
したがって、スイッチのオフ時間の帰還部分TFB205の間、巻線108の両端間に現れる電圧は、また、出力電圧119を表している。一例では、帰還電圧信号208を閾値電圧レベル236と比較して、帰還電圧信号208が閾値電圧レベル236よりも大きいとき信号242の論理ハイを生成することによって、帰還制御信号Dcond241を生成するように波形240が生じる。したがって、論理信号242がハイである期間は、電流が図1の電力出力ダイオード117を流れる期間TFB205に実質的に等しい。
他の例では、閾値レベル236よりも低い値である閾値電圧レベル280が、Dcond帰還制御信号241を生成するために使用されてもよい。このより低い閾値電圧レベルは、電源出力電圧の大きさに対して、したがって帰還電圧信号208の大きさに対して余り敏感でない。例えば、図1の電力コンバータにおいて、出力電圧119が高出力電流条件で減少するとき、接地電位202に対する帰還電圧信号208の大きさも減少する。閾値電圧レベル236がDcond帰還制御信号241を生成するために使用される例では、閾値電圧レベル236が帰還電圧信号208よりも常に大きくなる程度に帰還電圧信号208の大きさが減少することがあり、その結果、Dcond帰還制御信号241が常に論理ローのレベルのままになり、それで、このDcond帰還制御信号241は、出力ダイオード117を電流が流れている期間を表示しなくなる。より低い閾値レベル280で、この条件が無くなる。
留意されたいことであるが、一例では、より低い閾値電圧レベル280で、2つのさらに他の考慮すべきことが生じる。一例では、第1の考慮すべきことは、Dcond信号の期間が時間Terr282だけ長くなることである。このTerr282によってDcond241波形に誤差が生じる。というのは、そのDcond241波形は、出力ダイオード117を電流が流れる期間をもはや正確に表していないからである。したがって、一例では、制御回路115の内部回路は、この誤差を補償する必要がある。
一例では、第2の考慮すべきことは、帰還電圧信号208の寄生緩和リンギング波形が、期間Trg281の間、このより低い閾値電圧レベル280を超えることであり、これによって、制御回路115がこの第2の論理ハイ283を除去する回路を含まなければ、Dcond帰還制御信号241の偽りの論理ハイ283が生じることがある。そのような回路は、一例では、周期TFB205の終端から時間284の次の電力スイッチのスイッチング・サイクルの開始までDcond241の信号をローに維持するように設定されたラッチを含む。
他の例では、Dcond帰還制御信号241を生成するために帰還電圧信号208と比較されるべき可変電圧閾値レベルを有する制御回路115を設計することによって、上述の考慮すべきことの1つ又は両方が回避できることがある。一例では、可変電圧閾値レベルは、帰還電圧信号208の大きさに依存して電圧閾値レベル236と280の間で変化する。一例では、この可変電圧閾値レベルは、時間275の電力スイッチのターン・オフに続くTFB205期間の間のある一定の時間に帰還信号208の大きさをサンプリングし、さらにこのサンプリングされた大きさから一定量を引くことによって得られる。一例では、この一定量は、実質的に0.5ボルトに等しい。
この例ではVFB116である帰還信号114は、知られている回路ブロック194と抵抗器111、112で形成された抵抗分割器とによって巻線108の両端間に現れる電圧に関係付けられるので、帰還信号114は、電力スイッチのオフ時間Toff206の帰還部分TFB205の間、電源の出力電圧を表している。
留意されたいことであるが、回路ブロック194がダイオード113を含む場合、又は内部クランプ(図示されない)が端子123に結合されている場合、電力スイッチ105のオン期間Ton204の間、図1の帰還端子123に現れる電圧は、接地端子124に対して実質的にゼロ・ボルトである。この場合が図2に電圧レベル213で示されており、このレベル213は実質的に接地電圧202に等しい。
図1の制御回路115が端子123に結合された内部クランプを持たず、かつ回路ブロック194が実質的な短絡接続195を含む回路構成の例では、帰還端子123に現れる電圧は、図2に破線203で示される型の特性に従う。いずれの場合にも、図示の例の帰還電圧信号208は、電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFB205の間の電力コンバータ100の出力電圧119を表しており、この電力スイッチ・オフ時間は、電流IDIODE198、233が出力電力ダイオード117を流れている期間に実質的に等しい。
図2の波形から、理解されることであるが、図1の出力端子192、193を流れる平均出力電流レベルIOUTAVE235は、例えば、次の関係に従ってIDIODE233の波形から計算することができる。
Figure 0005424442
ここで、TFB/Tは、電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期Tの一部として表す項である。IDIODEpkは、エネルギー伝達要素109のNp170とNs171の知られている出力巻線に対する入力巻線の巻線比Np/Nsを通してIDpkに関係付けられるので、IOUTAVEは、ID210のピーク値IDpk201から次式のように計算することができる。
Figure 0005424442
比Np/Nsは一定であるので、式(2)のIDpkが実質的に一定である場合、電力スイッチのスイッチング・サイクル周期T212の一部としてTFB205のデューティ・サイクルを調節することによって、電源の平均出力電流IOUTAVE235を調節することができることは理解できるであろう。言い換えると、電力スイッチのスイッチング・サイクル周期212の一部として出力電力ダイオード導通時間のデューティ・サイクルを調節することによって、IOUTAVE235を調節することができる。
FB期間205は、次式によって決定される。
Figure 0005424442
ここで、一例では、Lは、エネルギー伝達要素の他の巻線全てが外部回路につながれていない状態で測定された図1のエネルギー伝達要素の出力巻線110のインダクタンスであり、Voは、図1の出力電圧119であり、VDIODEは、電流IDIODE198が流れているときの図1の出力ダイオード117の順方向電圧降下である。式(3)のVDIODE及びLは、与えられた電力コンバータで実質的に一定であるので、したがって、IDpkが一定の値の場合、出力電圧Voが減少するとTFBが長くなることに留意されたい。この条件は、負荷121のインピーダンスが減少するにつれて出力電圧119が低くなる電力コンバータの電流調節動作領域に関係している。この動作領域は、後で図5に関連してより詳細に述べられる。
図3Aは、一例で制御回路315の内部回路の一部を形成する回路300の例の回路図を示し、この制御回路315は、一例では、本発明の教示に従った図1の制御回路115である。図3Aに図示された回路は、一例では電流が出力電力ダイオード117を流れている期間に実質的に等しい電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBの間電力コンバータの出力電圧を表す帰還信号を受け取るように結合されたとき、本発明の教示に従って全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのデューティ・サイクルを調節することによって電力コンバータの入力から電力コンバータの出力への電力伝達を調節することができる回路の一例である。
図示の例に示されるように、制御回路315は、帰還端子323で帰還信号VFB316を受け取るように結合されている。一例では、制御回路315は帰還回路を含み、この帰還回路は、少なくともDcond信号発生ブロック399、スイッチ313、314、帰還コンデンサ360、電流源307、308を含む。帰還信号VFB316は、Dcond信号発生回路ブロック399に加えられる。理解されることであるが、他の例では、Dcond信号発生ブロック399は、帰還電流信号を受け取るように構成されてもよく、その場合には、外部抵抗器312の必要性がなくなり、帰還信号は、抵抗器311を通して帰還端子323に流れ込む電流を含む。一例では回路ブロック399から出力されるDcond帰還制御信号302は、図2のDcond帰還制御信号241に等しい。Dcond帰還制御信号302を生成するために、Dcond発生回路ブロック399は、図2に関連して上で述べられた技術の1つ又は複数を使用することができる。
一例では、Dcond帰還制御信号302はインバータ303で反転され、それから、スイッチ313のゲートとANDゲート305の1つの入力に結合される。ANDゲート305の出力は、スイッチ314のゲートに結合される。ANDゲート305の目的は、図4に関連して以下でさらに説明されるが、しかし目下の説明のために、信号328はハイであると想定される。したがって、スイッチ314のゲートに加えられる信号331は、スイッチ313のゲートに加えられる信号327に等しい。信号328がこの目下の説明ではハイであると想定されているからである。信号327がローであり、したがってスイッチ313がオン状態であるとき、帰還コンデンサ360は、電流源308で決定される速度で充電される。信号327がハイであり、したがってスイッチ314がオン状態であるとき、帰還コンデンサ360は、電流源307で決定される速度で放電される。
帰還コンデンサ360の両端間の電圧Va360の平均値は、したがって、Dcond帰還制御信号302のデューティ・サイクルによって決定される。電圧Va360が閾値Vref1 317に達したとき、比較器325の出力信号324はハイになる。一例では、出力信号324がハイであるとき、発振回路333は、次のクロック信号334のハイ・パルスを比較器出力信号がハイである期間だけ遅らせるように結合されている。一例では、発振器クロック信号334のハイ・パルスは、電力スイッチ105のスイッチング・サイクルのオン期間を開始させる。これから述べられるように、一例では、比較器325と発振器333は、本発明の教示に従って電力コンバータの出力を調節するように電力スイッチのスイッチングを制御する制御回路315の中に、クロック信号発生回路の一部として含まれている。
図3Aの回路の詳細な動作は、図4の波形と図5の電源の出力電圧対出力電流の特性曲線の例を参照して以下で説明される。図4は、電力コンバータの3つの出力負荷条件を表す3組の波形400、430、460を示し、この電力コンバータは、一例では、図1の電力コンバータ100である。波形の組400は、例えば図5の負荷点512などの低負荷条件でのものである。波形の組430は、例えば図5の負荷点513などの電圧調節領域503から電流調節領域507への遷移点の近くに電源がある出力負荷条件でのものである。波形の組460は、例えば図5の負荷点514などの電流調節領域で電源が動作している出力負荷条件でのものである。留意されたいことであるが、図5の曲線は、理想化されたものであり、動作領域503、507は、電圧と電流が調節される領域であるが、このことは、電圧と電流は一定であるが出力電圧と電流条件に依存して変化することを意味しない。各組の波形400、430、460は、3つの波形を含み、一例では図3Aの信号334に等しいクロック信号波形401、一例では図3Aの信号302に等しいDcond帰還制御信号波形402、及び、一例では図3AのVa320に等しいVa波形403を示している。
波形400で図示される軽負荷条件は、スイッチング・サイクル周期T1 412の発振器クロック信号波形407を含む。一例では、クロック信号407は、発信器によって生成され、図1の電力スイッチ105のような電力スイッチのターン・オン期間を開始させるために図1の制御回路115のような制御回路で使用される。波形400は、また、クロック信号407パルスの開始から論理ローから論理ハイへのDcond波形408遷移までの間の期間である電力スイッチ・オン時間Ton1 405を示す。この例では、Dcond信号408は、継続時間TFB1406の間、論理ハイのレベルである。期間TFB1の間、図3Aの帰還コンデンサ360は一定の速度で充電され、Va403は、TFB1期間の終わりに最大値まで増加する。Dcond帰還制御信号408がローになるとき、帰還コンデンサ360は、より低い電圧レベル411まで放電される。図3Aを参照して、このより低い電圧レベルは、基準電圧Vref2 304である。電圧Va320が基準電圧レベルVref2 304より下に減少したとき、信号328はローになり、これによって、今度は、ANDゲート出力信号331がローに設定されて、帰還コンデンサ360のそれ以上の放電を防止する。一例では、Va電圧のこのより低いクランプ制限は、以下で説明されるように比較器325の出力をハイに設定するために必要なVa320の最大変化を制限することによって制御回路315の遷移応答を改善するために、1.25Vに設定される。
例の波形430では、クロック信号431スイッチング・サイクル周期T2 434は、実質的にT1 412に等しく、一方で、Ton2 432はTon1 405よりも長い。スイッチング周期繰返し時間が実質的に等しいために電力スイッチ・オン時間はより長いので、電力スイッチのデューティ・サイクルは、波形400に比べて増加し、したがって波形430は、波形400に比べて出力電流の増加の負荷条件を示す。留意されたいことであるが、負荷の増加に関係した電力スイッチ・デューティ・サイクルのこの増加を調節するために使用される制御回路は、電圧モード又は電流モード制御のような一般的な電源制御技術を使用することができる。他の例では、負荷の増加につれて電力スイッチ・デューティ・サイクルを増加させるために可変周波数制御方式が使用されてもよいことは理解されるであろうが、ただし、この場合、電力スイッチのスイッチング周期繰返し時間T2は、波形400の期間412と違っている。使用される制御方式にかかわらず、電力スイッチ・デューティ・サイクルとしばしば呼ばれるスイッチング・サイクル周期の一部としての電力スイッチ・オン時間は、波形430で波形400に比べて長い。
波形430に示された特定の負荷条件は、Dcond帰還制御信号402のデューティ・サイクルTFB2/T2が50%よりも僅かに大きい。図3Aの電流源308、307が実質的に等しい例では、波形430の負荷条件は、したがって、帰還コンデンサ360が放電されるよりも長い間充電されるので、各スイッチング・サイクル周期後に上昇する平均電圧Va403をもたらす。時点438で、電圧Va403は上の閾値電圧レベル436に達し、この閾値電圧レベルは、一例では、図3AのVref1 317に等しい。点438で、信号324はハイになり、Va信号波形435が閾値電圧436よりも大きい期間の間、発振器停止条件を引き起こす。
波形460は、Dcond論理ハイ期間TFB3463がTFB2よりも長い負荷条件を示す。電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのこの増加をもたらす負荷条件の例は、電源が図5の507のような電流調節領域で動作しているときである。TFBは、電源出力電圧の減少につれてTFBが増加するような出力電圧の関数であることを説明するために、前に式(3)を使用した。
波形460に図示されたTFBの増加によって、結果として、図3Aの帰還コンデンサ360はより長い期間にわたって充電されて、電圧Va320が閾値電圧レベル466を超えることができる。この閾値電圧レベルは、一例では、実質的に1.75ボルトに等しい。波形460の時点469で、Dcond帰還制御信号402はローになり、帰還コンデンサ360は放電し始める。時点470で、電圧Va465は閾値電圧レベル466より低くなる。Va信号465が閾値電圧レベル466より上である期間はThold468として示されている。一例では、期間Thold468の間、図3Aの比較器325の出力はハイであり、制御回路発振器333は停止されて、次のクロック信号334のハイ・パルスを遅らせ、したがって次の電力スイッチ105スイッチング・サイクル周期の開始を遅らせる。信号334は、したがって、電力スイッチのスイッチングを制御するために使用される。
したがって、図4の例では、TFB2433がスイッチング・サイクル周期T2 434の50%の閾値に達したときに、図3Aの帰還コンデンサ360の両端間の平均電圧は、波形430で示されるように増加する。Va403の最大値が閾値電圧レベル466に達したとき、発振器クロック信号431は遅らされる。TFBが値TFB3に達したとき、発振器クロック信号461は、大きさThold468だけ遅らされる。期間Thold468において、Dcond帰還制御信号402は、この時間の実質的に50%の間ハイで、この時間の実質的に50%の間ローであるので、全スイッチング・サイクル周期T3 464の一部としてのTFB3463のデューティ・サイクルは、実質的に一定のままである。理解されることであるが、他の実施例では、図3Aの電流源307、308の電流値は、スイッチング・サイクル周期206の一部としてのTFB期間205が50%以外の値に調節されるように異なっている。したがって、理解されることであるが、電流源307、308の相対的な値にかかわらず、制御回路315は、デューティ・サイクルが閾値に達したとき、電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するように結合される。留意されたいことであるが、上の説明では、発振器333の周期は、コンデンサ360の両端間の電圧に応答している。
FB3463は、図1の電力ダイオード117を電流が流れている期間を表しているので、図4の波形は、したがって、制御回路315が、電流が出力電力ダイオードを流れている期間のデューティ・サイクルを全スイッチング・サイクル周期の一部として調節するように電力スイッチのスイッチングを制御することを示している。式(2)を参照して理解できることであるが、IDpkが実質的に一定である場合、電流が電力ダイオードを流れている期間のデューティ・サイクルを全スイッチング・サイクル周期の一部として調節することによって、電源の平均出力電流を調節することができる。
一例では、制御回路315は、第1のスイッチ314のオフ時間の間第1の電流源307の両端間の第1の電圧V1 393を帰還コンデンサ360の両端間に現れる電圧に実質的に等しく維持するように結合された電圧安定化回路309をさらに備える。
電圧安定化回路309は、さらに、第2のスイッチ313のオフ時間の間第2の電流源308の両端間の第2の電圧V2 392を、制御回路供給電圧354と帰還コンデンサ360の両端間に現れる電圧との差に実質的に等しく維持するように結合される。
この例では、電圧安定化回路ブロック309は、回路315の精度を高めるのを助けるように使用される。電圧安定化回路309が無い場合、電流源307、308の両端間の電圧は、スイッチ313、314がオン・オフするときかなり変化することがある。この変化は、次の電力スイッチのスイッチング・サイクル中にスイッチ313、314が再びオンするとき、実際の電流源回路の充放電電流に初期誤差を生じさせる。この初期電流誤差によって、帰還コンデンサ360を流れる充放電電流が確定される精度が低下し、これによって、電力コンバータの出力電流が調節される精度が低下する。
スイッチ313、314がオンであろうとオフであろうと電圧降下を実質的に一定に維持するために、電圧安定化回路309は、スイッチ313がオンであるときのノード319の電圧に実質的に等しい、スイッチ313がオフであるときのノード319の電圧を確定する。同様に、回路309は、スイッチ314がオンであるときのノード326の電圧に実質的に等しい、スイッチ314がオフであるときのノード326の電圧を確定する。この動作は、利得増幅器306によって実現され、この増幅器306の出力は、接続321を通して帰還コンデンサ360の両端間の電圧に保たれる。利得増幅器306の出力は、信号327がローのときノード326に結合され、信号327がハイのときノード319に結合される。このようにして、電流源307、308は、スイッチ313、314がコンデンサ360を流れる電流の電流経路を実現したとき実質的に直ぐにコンデンサ360を流れる調節された電流値を確定する。
図3Bは、図3Aの発振器333のような発振回路の一例の一部を示す。図3Bの発振器333は、発振器停止信号362を受け取るように結合され、この信号362は、一例では、図3Aの信号324である。以下の説明で参照される電圧は全て、図3Bの接地電位341を基準にしたものである。発振回路333の基本動作は次の通りである。比較器355の出力信号348がハイであるとき、スイッチ357が閉じ、Vlow356電圧が比較器355の非反転入力に加えられる。さしあたり、発振器が動作することができるように信号362がローであると想定すると、インバータ342の出力はハイであり、ANDゲート359の出力もまたハイであり、したがってトランジスタ・スイッチ350はオンである。したがって、コンデンサ352は、電流源345の値で決定される速度で放電される。信号348はハイであるので、ORゲート344の出力はハイであり、したがってトランジスタ・スイッチ349はオフである。コンデンサ352の両端間の電圧Vosc351がVlow356の閾値まで放電したとき、比較器355の出力はローになり、スイッチ357はオフになり、スイッチ354は、インバータ363の出力がハイになるためにオンになり、Vhi電圧353が比較器355の非反転入力に加えられる。比較器の出力348はローであるので、ANDゲート359の出力はローであり、トランジスタ・スイッチ350はオフになる。発振器停止信号362が依然としてローであれば、そのときORゲート344の出力がローになり、トランジスタ・スイッチ349をオンにする。次に、コンデンサ352は、電流源346で決定される速度で充電される。一例では、電流源346は、電流源345よりも小さな電流値を有する。電圧Vosc351がVhi閾値353に達したとき、比較器355の出力は再びハイになり、このサイクルが繰り返す。しかし、発振器停止信号362がハイになったとき、信号362がハイである期間の継続中コンデンサ352の電圧Vosc351が実質的に一定に保たれるように、ゲート342、359、344が結合される。コンデンサ352がこのとき充電されているか放電されているかにかかわらず、そうである。この機能の一例が波形364で示され、発振器停止信号362がハイである期間中Vosc電圧351が一定に保たれることを示している。
一例では、インバータ347を使用してゲート344の出力信号343を反転し、これをクロック信号334が生成されるようにワン・ショット回路358の入力に加えることによって、発振器出力クロック信号334が生成されてもよい。理解されることであるが、上述の発振器機能が実現され、図3Bに示された例が例として簡単に使用される多くのやり方がある。
図5は、また、出力電圧501が小さいとき、電源出力電圧501と出力電流502が理想的な電流調節特性からどのようにずれることがあるかの例を示す。一例では、出力電圧レベル509より下の動作は、領域508で示されるように欠陥条件と見なされる。電力コンバータが電池充電器用途で使用される一例では、509より低い出力電圧での動作は、放電し切った電池又は同様なものを示す。一例では、特性504で示されるようにフォールドバック(foldback)特性をたどることが望ましい。他の例では、直線特性505が望ましく、さらに別の例では、電圧509より低い電圧で出力電流502が増加する特性506が受け入れられることがある。
図6は、本発明の教示に従った例の非絶縁電力コンバータの回路図600を示す。図示の例では、示された例の非絶縁電力コンバータは、昇降圧型コンバータである。理解されることであるが、例えば、昇圧型コンバータ、SEPICコンバータ又はCukコンバータなどを含むがこれらに限定されない他の型の非絶縁電源も本発明の教示の恩恵を受ける。図示の例では、制御回路615は、動作の多くの態様を上述の制御回路115、315と共有している。一例では、エネルギー伝達要素に補助巻線が必要でなく、代わりに、電圧値VFB616を有する帰還信号が、エネルギー伝達要素609の主巻線694から制御回路615に結合される。
動作時に、電力スイッチ605がオン状態であるとき、電流604が、エネルギー伝達要素609と電力スイッチ605を通って電源600の第1の入力端子691と第2の入力端子692の間に流れる。電力スイッチ605がオフになったとき、電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBの間、ノード693の電圧は、出力接地レール電圧607から出力電力ダイオード630の両端間の順方向電圧降下を引いた電圧に実質的に等しい値に下がる。この出力電力ダイオード630は、エネルギー伝達要素609中の電流の流れを持続させるためにエネルギー伝達要素609に結合されている。電力スイッチ605オフ時間のうちのこの帰還部分TFBの間、出力電力ダイオード630が電流を伝導しているとき、エネルギー伝達要素609の両端間の電圧は、したがって、ダイオード630の両端間の順方向ダイオード電圧降下に出力電圧619を加えたものに等しく、したがって、電力スイッチ605のオフ時間のうちのこの帰還部分TFBの間の出力電圧619を表す。出力電力ダイオード630を流れる電流は、出力コンデンサ618を流れる電流と負荷621を流れる出力電流620の和に実質的に等しい。この例で示されるように、エネルギー伝達要素巻線694の両端間の電圧は、電圧値VFB616を有する帰還信号として、回路ブロック613と抵抗器611、612で形成された抵抗分割器を通して制御回路615の帰還端子623に結合される。
図示の例では、帰還信号電圧値VFB616は、電力スイッチ605のオフ時間の間だけエネルギー伝達要素609の巻線694から制御回路615に結合される。一例では、回路ブロック613は、エネルギー伝達要素の主巻線694に結合されたダイオード695を含む。電力スイッチ605のオン時間の間、ダイオード695は逆バイアスされ、したがって抵抗器611、612の電流の流れを妨げる。
他の例では、回路ブロック695は、依然として本発明の教示の恩恵を受けながら、図示のように実質的な短絡接続696を含む。回路ブロック695が実質的な短絡接続696を含むこの例では、信号は、電力スイッチ605のオン時間の間、制御回路615の端子623に加えられる。しかし、電力スイッチ605のオン時間の間のこの信号は、電力コンバータの出力電圧を表していない。したがって、回路ブロック613が実質的な短絡接続696を備える例では、電圧値VFB616を有する帰還信号は、依然として、電力スイッチ605オフ時間の帰還部分TFBの間の電力コンバータ600の出力電圧619を表す帰還信号に過ぎず、この帰還部分TFBの間、本発明の教示に従ってダイオード630を電流が流れている。図6の非絶縁昇降圧型コンバータ回路の一例では、回路ブロック613は、帰還信号616が出力電圧619を正確に表すことを保証するのに役立つようにダイオード695を含む。ダイオード695の両端間の順方向電圧降下はダイオード630の両端間の順方向電圧降下を打ち消す傾向があるからである。
したがって、一例では、制御回路615の動作原理は、上述の制御回路115、315の動作原理に似ている。ダイオード630を流れる電流が実質的にゼロの値まで落ちたとき、電力スイッチ605オフの帰還部分TFBは終わる。制御回路615は、電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するように結合される。一例では、図3Aに関連して述べられた回路が、この動作を実現するために使用されてもよい。
図7は、本発明に従って電力コンバータの入力から電力コンバータの出力に伝達される電力を調節する方法の一例を説明する流れ図700を一般的に示す。この例に示されるように、帰還信号はブロック701で受け取られる。ブロック703で、この帰還信号が電力スイッチ105オフ時間の帰還部分TFBの範囲内にあるかどうかが決定される。そうであれば、ブロック705で、帰還コンデンサ360は一定の電流源308で充電される。ブロック730で、帰還コンデンサ360の両端間の電圧Vaが閾値Vref1より上かどうかが決定される。そうであれば、ブロック711で、発振器333は発振しないようにされ、そしてブロック701で再び帰還信号が受け取られる。帰還コンデンサ360の両端間の電圧Vaが閾値Vref1よりも低い場合には、発振器333は、動作を続けることができ、再びブロック701で帰還信号が受け取られる。ブロック703で、その時間が電力スイッチ105オフ時間の帰還部分TFBの範囲にないと決定された場合には、ブロック707で、帰還コンデンサ360は一定の電流源307で放電される。ブロック709で、帰還コンデンサ360の両端間の電圧Vaが閾値Vref1より上かどうかが決定される。そうであれば、ブロック711で、発振器333は発振しないようにされ、ブロック701で再び帰還信号が受け取られる。帰還コンデンサ360の両端間の電圧Vaが閾値Vref1より下である場合には、ブロック715で、発振器333は動作を続けることができるようになり、一方で、コンデンサ360は、一定の電流源307によって放電され続ける。理解されることであるが、図3Aの回路の動作に適合して、コンデンサ360の両端間の電圧がより低い閾値レベルVref2 304より上である限り、コンデンサ360は放電されるだけである。ブロック717で、今度は次の発振器クロック・ハイ信号パルスを生成する時かどうかが決定され、その時になったとき、ブロック720によって、次のクロック・パルス・ハイ信号がブロック720で電力スイッチをオンにスイッチングすることができる。ブロック721で、電力スイッチ・オン期間が終了したかどうかが決定され、ブロック722で、電力スイッチがオフにされ、コンデンサ360の放電は停止されるが、ただし、留意されたいことであるが、コンデンサ360の電圧320がすでに閾値電圧Vref2 304に達していた場合には、コンデンサ360の放電はすでに停止しているだろう。
したがって、本発明の教示に従って、全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部としての電力スイッチ・オフ時間の帰還部分TFBのデューティ・サイクル比に応じて、電力コンバータの入力から出力に伝達される電力を調節するように、図7の例の流れ図の方法を使用して電力スイッチのスイッチングを制御することができる。
制御回路315の上の説明において、発信器333の周期は、図3Aのコンデンサ360の両端間の電圧に応答している。しかし、留意されたいことであるが、他の例では、発振器の周期は、依然として本発明の恩恵を受けながら、代わりに、ディジタル・カウンタ回路の値に応答する。一例では、ディジタル・カウンタ回路は、電力スイッチのオフ時間の帰還部分の間、電力スイッチのスイッチング周波数よりも高い周波数でインクリメントされてもよいし、また、電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の残り部分の間、電力スイッチのスイッチング周波数よりも高い周波数でデクリメントされてもよい。そのとき、ディジタル・カウンタの計数値は、閾値数と比較され、カウンタの計数が閾値数よりも下である間発振器は動作することが許され、カウンタの計数が閾値数より上であるとき停止されてもよい。留意されたいことであるが、電力スイッチ・オフの帰還部分を電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するように発振器の周期を制御するために、上の説明の代替えとして、本発明のより広い教示の恩恵を依然として受けながら他の技術が使用されてもよい。
要約書で説明されたことを含んで本発明の例示の例についての上記の説明は、網羅的である意図でなく、又は開示されたまさにその形態への限定である意図でない。本発明の特定の実施形態及び例が、例示の目的のために本明細書で説明されたが、本発明のより広い精神及び範囲から逸脱することなしに様々な同等な修正物が可能である。確かに、理解されることであるが、特定の電圧、電流、周波数、電力範囲値、時間などは、説明の目的のために与えられたものであり、本発明の教示に従った他の実施形態及び例では、他の値も使用されることがある。
これらの修正物は、上の詳細な説明を考慮して本発明の例に含まれて作られることがある。添付の特許請求の範囲で使用される用語は、本発明を明細書で開示された特定の実施形態や特許請求の範囲に限定するように解釈されるべきでない。それどころか、範囲は、添付の特許請求の範囲によって完全に決定されるべきであり、この特許請求の範囲は、請求解釈の確立された原則に従って解釈されるべきである。したがって、本明細書及び図は、限定するものではなく例示するものと見なされるべきである。
帰還信号に応答する制御回路を使用するフライバック電力コンバータの例を一般的に図示する回路図であり、この制御回路は、本発明の教示に従って、ダイオード導通時間のデューティ・サイクルをスイッチング・サイクル周期の一部として調節することができる。 本発明の教示に従ってダイオード導通時間のデューティ・サイクルをスイッチング・サイクル周期の一部として調節するように帰還信号に応答する例の制御回路を使用する電力コンバータの波形を一般的に示す図である。 本発明の教示に従った例の制御回路の一部を図示するより詳細な回路図である。 本発明の教示に従った発振回路の一部を図示する回路図である。 本発明の教示に従ってダイオード導通時間のデューティ・サイクルをスイッチング・サイクル周期の一部として調節するように帰還信号に応答する例の制御回路の波形を一般的に示す図である。 本発明の教示に従った例の制御回路を使用する例の電力コンバータの出力電流に対する出力電圧の特性曲線を示すグラフである。 本発明の教示に従った例の制御回路を使用する例の非絶縁電力コンバータを一般的に図示する回路図である。 本発明の教示に従った電力コンバータの入力から電力コンバータの出力に伝達される電力を調節する例の方法を示す流れ図である。
符号の説明
100、600 電力コンバータ
101 DC入力電圧VIN
103 入力巻線
105、605 電力スイッチ
106 コンデンサ
107 一次側の接地
108 補助巻線
109、609 エネルギー伝達要素
110 出力巻線
111、112 抵抗器
114 フィードフォワード信号
115、315、615 制御回路
117、630 出力電力ダイオード
118 出力コンデンサ
119、619 出力電圧Vo
121 負荷
123、323 帰還端子
124 接地端子
126 二次側帰路
190 第1の入力端子
191 第2の入力端子
194、695 回路ブロック
195、696 実質的に短絡接続

Claims (20)

  1. 電力コンバータで使用する制御回路であって、
    前記制御回路に結合される電力スイッチのスイッチングを制御するクロック信号を生成するように結合されたクロック信号発生器と、
    前記電力スイッチのオフ時間の帰還部分の間に電力コンバータの出力を表す帰還信号を受け取るように結合された帰還回路とを備え、
    前記帰還回路は、前記帰還信号に応答して、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分のデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するために前記クロック信号発生器を制御するように結合され
    前記帰還回路は、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分の間に充電されるように結合された帰還コンデンサと、前記帰還信号に応答して前記帰還コンデンサを充放電するように結合された第1と第2の電流源とを含み、
    前記帰還コンデンサは、前記全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の残り部分の間放電されるように結合され、
    前記制御回路は、前記第1および第2の電流源の両端間の第1および第2の電圧をそれぞれ安定化するように前記第1および第2の電流源に結合された電圧安定化回路をさらに備え、
    前記電圧安定化回路は、前記帰還コンデンサに結合された入力を有する増幅器を含み、
    前記増幅器は、前記帰還コンデンサが充電されるように結合されているか放電されるように結合されているかに応じて、前記第1の電流源か前記第2の電流源かのどちらかにそれぞれ結合される出力を有する、制御回路。
  2. 前記帰還信号は、帰還電圧である請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記帰還信号は、帰還電流である請求項1に記載の制御回路。
  4. 前記クロック信号発生器は、前記帰還回路に応答して発振するように結合された発振器を含む、請求項1に記載の制御回路。
  5. 前記クロック信号発生器は、前記帰還回路に応答して発振器を発振させないようにするように結合された比較器を含む、請求項1に記載の制御回路。
  6. 前記帰還回路は、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分を決定する検出回路を含む、請求項1に記載の制御回路。
  7. 前記検出回路は、前記電力コンバータの出力が電流を伝導するときを検出して、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分を決定する、請求項に記載の制御回路。
  8. 前記検出回路は、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分を決定するために、前記電力コンバータの出力電力ダイオードが電流を伝導するときを検出するダイオード導通検出回路を含む、請求項に記載の制御回路。
  9. 前記ダイオード導通検出回路は、前記電力コンバータの前記出力電力ダイオードが電流を伝導するときを検出するために前記帰還信号を閾値と比較するように結合された比較器を含む、請求項に記載の制御回路。
  10. 前記クロック信号発生器は、前記デューティ・サイクルが閾値に達したとき、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分の前記デューティ・サイクルを前記全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節する請求項1に記載の制御回路。
  11. 前記クロック信号発生器は、前記電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部としての前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分のデューティ・サイクルを実質的に一定であるように調節する請求項1に記載の制御回路。
  12. 電力コンバータで使用する制御回路であって、
    前記制御回路に結合される電力スイッチのスイッチングを制御するクロック信号を生成するように結合されたクロック信号発生器と、
    前記電力スイッチのオフ時間の帰還部分の間に電力コンバータの出力を表す帰還信号を受け取るように結合された帰還回路とを備え
    前記帰還回路は、前記帰還信号に応答して、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分のデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するために前記クロック信号発生器を制御するように結合され、
    前記帰還回路は、
    前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分の間充電されるように結合され、かつ前記全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の残り部分の間放電されるように結合される帰還コンデンサと、
    前記帰還信号に応答して前記帰還コンデンサを充放電するように結合された第1と第2の電流源とを含み、
    前記制御回路は、前記第1および第2の電流源の両端間の第1および第2の電圧をそれぞれ安定化するように前記第1および第2の電流源に結合された電圧安定化回路をさらに備え、
    前記電圧安定化回路は、前記帰還コンデンサに結合された入力を有する増幅器を含み、
    前記増幅器は、前記帰還コンデンサが充電されるように結合されているか放電されるように結合されているかに応じて、前記第1の電流源か前記第2の電流源かのどちらかにそれぞれ結合される出力を有する、制御回路。
  13. 前記クロック信号発生器は、前記帰還回路に応答して発振器を発振させないようにするように結合された比較器を含む、請求項12に記載の制御回路。
  14. 前記帰還信号は、帰還電圧である請求項12に記載の制御回路。
  15. 前記帰還信号は、帰還電流である請求項12に記載の制御回路。
  16. 前記クロック信号発生器は、前記デューティ・サイクルが閾値に達したとき、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分の前記デューティ・サイクルを前記全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節する請求項12に記載の制御回路。
  17. 前記クロック信号発生器は、前記電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部としての前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分のデューティ・サイクルを実質的に一定であるように調節する請求項12に記載の制御回路。
  18. 電力コンバータで使用する制御回路であって、
    前記制御回路に結合される電力スイッチのスイッチングを制御するクロック信号を生成するように結合されたクロック信号発生器と、
    前記電力スイッチのオフ時間の帰還部分の間に電力コンバータの出力を表す帰還信号を受け取るように結合された帰還回路とを備え
    前記帰還回路は、前記帰還信号に応答して、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分のデューティ・サイクルを全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の一部として調節するために前記クロック信号発生器を制御するように結合され、
    前記クロック信号発生器は、前記帰還回路に応答して発振器を発振させないようするように結合された比較器を含み、
    前記帰還回路は、前記電力スイッチの前記オフ時間の前記帰還部分の間充電されるように結合され、かつ前記全電力スイッチのスイッチング・サイクル周期の残り部分の間放電されるように結合される帰還コンデンサと、
    前記帰還信号に応答して前記帰還コンデンサを充放電するように結合された第1と第2の電流源とを含み、
    前記制御回路は、前記第1および第2の電流源の両端間の第1および第2の電圧をそれぞれ安定化するように前記第1および第2の電流源に結合された電圧安定化回路をさらに備え、
    前記電圧安定化回路は、前記帰還コンデンサに結合された入力を有する増幅器を含み、
    前記増幅器は、前記帰還コンデンサが充電されるように結合されているか放電されるように結合されているかに応じて、前記第1の電流源か前記第2の電流源かのどちらかにそれぞれ結合される出力を有する、制御回路。
  19. 前記帰還信号は、帰還電圧である請求項18に記載の制御回路。
  20. 前記帰還信号は、帰還電流である請求項18に記載の制御回路。
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