JP5423403B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」という)等の画像データ出力装置とを備えた画像形成システムに関する。
近年においては省エネルギー化の要求が高まる中で、画像形成装置の消費電力低減が求められている。特にフルカラー印刷においては、トナー使用量が多く、また駆動ユニットが多いため、ブラック作像(モノクロモード)よりもより多くの電力が必要となる。
特許文献1には、トナーやインク等の高価な消耗品の節約を確実に行え、さらには、簡単な操作で利用者の意図に沿った複写物が得られる画像形成装置を提供するため、原稿画像を検知して自動的にカラー/モノクロの出力を切り換えて印刷を行う方式が提案されている。
さらに、自動モード切換手段の他に、自動モード切換手段による切り換えに優先してモノクロモードに強制切り換えする優先モード切換手段が設けられている。優先モード切換手段のオン・オフは操作パネル上で行うようになっている。
特許文献2には、主電源スイッチの表面をカバーで覆い、不要なスイッチ操作が行われないようにした構成が開示されている。
特許文献1に記載された方式のように、カラーモード、モノクロモードの切り換えを操作パネルや原稿検知をもとに行うと、当然のことながら、その時々の原稿に応じてカラーモード、モノクロモードの切り換えがなされることになる。
従って、常にカラー出力できるように備える必要がある。そのためには各色の濃度調整や位置ずれ補正を常時万全の状態にしなければならない。
一方、通常、出力画像の大半は、モノクロであり、カラー出力はわずかである。つまり、わずかなカラー出力を取れるようにするために従来のカラー画像形成装置は頻繁に各色の濃度調整や位置ずれ調整をしていたのである。
このような濃度調整、位置ずれ補正にはそれなりの時間がかかり、この時間はマシンを使用することができない。さらに、これらの調整には各色のトナーを消費し、各色の画像形成ユニットを駆動させる必要があり、そのトナー消費、ユニット駆動によるユニット部品の劣化、消費電力の増大は意外に大きなものとなっていた。
特に、近年、オフセット印刷機に取って代わるような大量出力を行うカラープロダクトプリンティングマシンが出てきたが、このような分野ではユニット部品の長寿命化やトナー消費、電力消費の低減、位置ずれ補正にともなうマシン使用不可時間の低減が従来以上に求められるようになってきている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カラーモード、モノクロモードの切り換えを主電源スイッチと一体的に構成したスイッチにより行うようにし、通常は出力原稿の大半を占めるモノクロに対応するようにして、不要な各色濃度調整、位置ずれ補正を行わないようにする。
換言すれば、カラー出力が真に必要なときのみカラーモードとなるように設定できるようにして、各色濃度調整、位置ずれ補正を効率的に行う。
電源ONと同時にフルカラーモードかモノクロモードかを選択することにより、モノクロモードの場合は従来行ってきた立ち上げ時のフルカラー用のプロセスコントロールを行わないで済む。また、主電源スイッチと併用することで電源ON・OFF及びモード切り換えを簡易な構成にできる。
こうして、不要なトナー消費、調整時間、ユニット劣化を防止し、効率的にカラーマシンを使用できるようにすることを本発明は主な目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、画像形成装置において、電力供給系統をモノクロモードとフルカラーモードで分け、それぞれが主電源スイッチでのオン・オフと同様に主電源スイッチと一体的なハードスイッチで直接にオン・オフされるようにした。
具体的には、請求項1に記載の発明は、画像形成装置と、該画像形成装置に有線方式又は無線方式で通信可能に接続された画像データ出力装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、作像モードとしてモノクロモードとフルカラーモードとを有し、主電源スイッチによって該画像形成装置の電源のオン・オフを行う画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記主電源スイッチと、モノクロモードとフルカラーモードとに選択的に手動で切り換えるモード切換手段とが一つのモードスイッチとして一体的に設けられ、該モードスイッチがモノクロモードに設定されている時は、モノクロモード以外の作像に必要な部分への電力供給を遮断する構成を有し、前記モードスイッチは、前記画像形成装置の電源をオフにする電源オフモード位置と、電源オン位置であるモノクロモード位置と、同じく電源オン位置であるフルカラーモード位置のいずれかに設定可能であり、前記画像形成装置の設定とは異なるモードの画像データを前記画像データ出力装置から出力する場合、前記画像データ出力装置に異なるモードであることの確認表示を行うと共に、後での出力の可否を表示し、後での出力可が選択された場合には出力画像データを前記画像形成装置の記憶媒体に一時保存することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、画像形成装置と、該画像形成装置に有線方式又は無線方式で通信可能に接続された画像データ出力装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、作像モードとしてモノクロモードとフルカラーモードとを有し、主電源スイッチによって該画像形成装置の電源のオン・オフを行う画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、前記主電源スイッチと、モノクロモードとフルカラーモードとに選択的に手動で切り換えるモード切換手段とが一つのモードスイッチとして一体的に設けられ、該モードスイッチがモノクロモードに設定されている時は、モノクロモード以外の作像に必要な部分への電力供給を遮断する構成を有し、前記画像形成装置の設定とは異なるモードの画像データを前記画像データ出力装置から出力する場合、前記画像データ出力装置に異なるモードであることの確認表示を行うと共に、後での出力の可否を表示し、後での出力可が選択された場合には出力画像データを前記画像形成装置の記憶媒体に一時保存することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成システムにおいて、前記一時保存した出力画像データを、前記画像形成装置のモード設定が前記一時保存した出力画像データと同一モードに切り換えられた時に出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置が、電源、モノクロモード及びフルカラーモードのオン・オフを行うモード切換機構を有し、前記画像形成装置と前記画像データ出力装置のうちいずれか一方が前記モードスイッチの切り換え位置を検知して前記モード切換機構を制御する制御手段を有し、前記画像データ出力装置にて前記画像形成装置のモード変更が可能であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、一時保存した出力画像データが一定件数以上、累積した時点でモード変更を行い、保存した画像データの出力を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、出力画像データが最初に保存されてから一定時間経過した時点でモード変更を行い、保存した画像データの出力を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成システムにおいて、ブラックを含む各色に対応した複数の像担持体と、前記各像担持体上に形成された潜像を顕像化する現像剤を収容し前記各像担持体に対応して設けられた複数の現像装置と、顕像化されたトナー像が転写される中間転写体とを有し、ブラック以外の色に対応する前記像担持体及び前記現像装置は顕像化されたトナー像を前記中間転写体に転写すべく配置され、ブラックに対応する前記像担持体及び前記現像装置は前記中間転写体とは独立して配置され、前記中間転写体及びブラックに対応する前記像担持体にそれぞれ接触しつつ転写材を搬送する転写材搬送手段を有し、ブラックに対応する前記像担持体上のトナー像は転写材へ直接転写し、転写材に、ブラックに対応する前記像担持体上のトナー像と前記中間転写体上のトナー像を重ねて転写することが可能であって、モノクロモード以外の作像に必要な部分には、前記中間転写体を含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項に記載の画像形成システムにおいて、前記中間転写体上に作像されたトナー像の付着状態を検知するセンサを備え、モノクロモードでの印刷ジョブ中に、前記モードスイッチがモノクロモード位置からフルカラーモード位置に切り換えられた場合、スイッチ切り換え後のモノクロモードでの印刷ジョブ中にカラー作像ユニットの調整動作を行い、該調整動作は、前記中間転写体上にカラーのトナー像を作像し、前記センサでの検知結果を作像条件にフィードバックすることを特徴とする
本発明によれば、通常は、出力原稿の大半を占めるモノクロに対応するようにし、カラー出力は真に必要なときにするようにできる。これにより、不要な各色の濃度調整、位置ずれ補正を行わないようにすることができ、不要なトナー消費、調整時間の発生を抑制するとともに、ユニット劣化を防止し、効率的にカラー画像形成が行える画像形成装置とすることができる。
ネットワークプリンタで不特定多数のユーザが使用する環境下で、設定とは異なるモードの画像データをPC等の出力装置から出力する場合、出力するユーザに異なるモードであることを通知することにより、カラートナー消費や関連ユニットの消耗を抑えることができる。
出力画像データをハードディスクなどの記憶装置に一時保存することにより、早急に出力する必要がない場合はモード切り換え及び出力を行わないので、カラートナー消費や関連ユニットの消耗を抑えることができる。
一時保存した出力画像データを設定と同一モードになったときに出力することでトナー消費や関連ユニットの消耗を効率的に抑えることができる。
一時保存した出力画像データが一定件数以上、累積した時点でモード変更を自動的に行い、保存した画像データの出力を行うことにより、トナー消費や関連ユニットの消耗を抑えることができるとともに、出力しないジョブが大量に溜まることを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムの概要構成図である。 制御ブロック図である。 PCから画像データ出力要求があった場合の動作を示すフローチャートである。 モードスイッチを示す斜視図である。 モードスイッチが電源オフモード位置に設定された状態の概要水平断面図である。 モードスイッチがモノクロモード位置に設定された状態の概要断水平面図である。 モードスイッチがフルカラーモード位置に設定された状態の概要水平断面図である。 モードスイッチの変形例を示す図である。 トグルタイプのモードスイッチを示す図で、電源オフモード位置に設定された状態の概要縦断面図である。 同モードスイッチ位置に設定された状態の概要縦断面図である。 同フルカラーモード位置に設定された状態の概要縦断面図である。 第2の実施形態に係るモード切り換え構成を示すブロック図である。 第2の実施形態においてPCから画像データ出力要求があった場合の制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてPCから画像データ出力要求があった場合の他の制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてPCから画像データ出力要求があった場合のさらに他の制御動作を示すフローチャートである。 カラー作像ユニットにおける色ずれ調整及び濃度調整の構成を示す概要平面図である。 画像形成装置の概要構成図である。 カラー作像ユニットの構成を示す図である。 モノクロ作像ユニットの構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。図1乃至図11及び図17乃至図19に基づいて第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム120は、画像形成装置100と、有線方式(LAN等)又は無線方式(無線LAN、Bluetooth、IrDA等)で通信可能に接続されたPC125、130とから構成されている。
図17乃至図19に基づいて各実施形態に共通の画像形成装置100の構成及び動作の概要を説明する。図17に示すように、画像形成装置100は、イエロー、シアン、マゼンタ(以下、Y、C、Mと略する)の3つの画像形成ユニットが中間転写体としての中間転写ベルト7に沿って並置されたタンデム方式であり、中間転写ベルト7に当接して転写材搬送手段としての転写材搬送ベルト8が設置されている。
Y、M、Cの3つの画像形成ユニットと中間転写ベルト7は、「モノクロモード以外の作像に必要な部分」である。
モノクロ作像ユニットとしてのブラックKの画像形成ユニットは、転写材搬送ベルト8の中間転写ベルト当接位置(2次転写部)よりも記録紙(記録媒体、転写材、転写紙ともいう)10の移動方向の下流位置に独立して設けられており、ブラックの画像形成ユニットの像が記録紙に直接転写されるように配置されている。
図18に、イエロー、シアン、マゼンタ各色に用いられるカラー画像形成ユニットを示す。いずれの作像ユニットでも同様の構成であるので、この図においては、色の区別を示すY、C、Mの表示を省略する。カラー画像形成ユニットは、潜像担持体である感光体1、感光体1表面に電荷を与える帯電装置2、レーザーおよびLEDアレイなどの光源により露光光51を照射して潜像を形成する露光装置5、トナーを潜像に供給してトナー像を形成する現像装置3、トナー像転写後の感光体1表面のクリーニングをするクリーニング装置4、感光体1表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置6をそれぞれ備えている。
帯電装置2は、帯電ローラ2aと、クリーニングローラ2aを有している。現像装置3は、現像ローラ3a、現像剤攪拌搬送部材3b、3d、ドクタブレード3cを有している。クリーニング装置4はクリーニングブレード4aを有している。潤滑剤塗布装置6は、ブラシローラ6a、固形潤滑剤6b、付勢部材6cを有している。
クリーニング装置4はブレードタイプのものであるが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、ファーブラシローラ、磁気ブラシクリーニング方式であっても良い。これらは一体化されてプロセスカートリッジを構成し、画像形成装置から着脱可能な構成となっている。
図19に、ブラックに用いられるカラー画像形成ユニット(以下、Y、M、Cのカラー画像形成ユニットと区別するために「モノクロ作像ユニット」という)を示す。なお、Y、M、Cのカラー画像形成ユニットと中間転写ベルト7及びその駆動構成を含めて「カラー作像ユニット」という。
Y、M、Cのカラー画像形成ユニットとの構成上の違いは、潤滑剤塗布装置がないことと、クリーニング装置4Kから現像装置3Kを連結するリサイクルトナー搬送部材3K1を備えていることである。
リサイクルトナー搬送部材3K1によりクリーニング装置4Kで回収されたブラックトナーを再び現像装置3Kへ戻すことで再利用することができる。リサイクルトナー搬送部材3K1内部には搬送用のコイル等を備えても良い。
図17に基づいて画像形成装置100の動作(フルカラーモード)を説明する。
スキャナ30で読み取られた原稿、ファクシミリなどの受信データ、又はコンピュータから送信されるカラー画像情報は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと略する)の各色に色分解され、各色の版のデータが形成され、各色の画像形成ユニットの露光装置5に送られる。
均一に帯電された感光体1は、露光装置5によって、画像部を露光され、現像装置3によってトナー像が作られる。なお。Kの露光は独立の露光装置52で露光するようになっているが、露光装置5から露光するようにしても良い。
中間転写ベルト7を挟んで、各カラー感光体1と対向する位置には、感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト7上に一次転写する一次転写ローラ71がそれぞれ配置されている。一次転写ローラ71は図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。これにより感光体1Y、1C、1M上に形成されたカラートナー像は、タイミングを合わせて中間転写ベルト7上に転写され、色重ねされたカラートナー像が中間転写ベルト7上に形成される。
中間転写ベルト7のローラ72で支持された部分の外側には、転写材搬送ベルト8が内部のローラ81によって当接されている。ローラ81は図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。ローラ72に電圧を印加しても良い。
画像形成装置本体の下部には、転写紙10を載置して2次転写部(中間転写ベルト7と転写材搬送ベルト8の接触部位)に向けて転写紙を送り出す給紙装置20と、ピックアップローラ21が備えられている。用紙はレジストローラ対22まで送り出されて止まっているが、所定のタイミングでレジストローラ対22の回転により転写材搬送ベルト8上に転写紙が送り出される。転写紙は電圧を印加した吸着ローラ23にて転写材搬送ベルト8上に吸着させられ、中間転写ベルト7との当接部まで搬送される。
ローラ72とローラ81で挟まれた中間転写ベルト7と転写材搬送ベルト8の接触部において、中間転写ベルト7上のカラートナー像が転写紙10に転写される。
中間転写ベルト7のローラ73で支持された部分の外側には、二次転写後の中間転写ベルト7の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置74が設けられている。
転写材搬送ベルト8内部のブラック感光体1Kと対向する位置にあるローラ82は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。これにより感光体1K上に作られたブラックトナー像は、転写材搬送ベルト8によって搬送されたカラー画像が形成された記録紙10に直接転写される。転写材搬送ベルト8の搬送面は転写材搬送ベルトクリーニング装置83でクリーニングされる。
転写材搬送ベルト8の上方(用紙搬送方向下流)には、転写紙上のトナー像を転写紙に半永久的に定着させる定着装置9が備えられている。定着装置9は、内部にハロゲンヒータを有する定着ローラ91と加圧ローラ92からなり、それぞれのローラが対向、圧接されている。その当接領域をトナー像が通過することで用紙上のトナー像は定着され、カラー画像が形成される。カラー画像を定着された転写紙10は、排紙ローラ対95により、スキャナ30の下側の空間(胴内空間)に位置する装置上面をなす排紙部96に排出される。
図17において、符号12Y、12M、12C、12Kは、各色の現像装置3にトナーを補充するトナータンク(トナーボトル)を示している。
次にモノクロモードでの画像形成動作を説明する。
読み取られたブラック画像のデータに基づいて、露光装置52から、感光体1K上の画像部が露光され、現像装置3Kによってトナー像が作られる。該トナー像は、転写材搬送ベルト8によって搬送される記録紙10上に直接転写され、定着装置9により定着され、モノクロ画像が形成される。
なお、モノクロ画像形成時は、中間転写ベルト7と転写材搬送ベルト8の接触部は図示しない機構により解除されて離間しており、YCMの各画像形成ユニット、及び中間転写ベルト7は動作しない。このため、YCMの各画像形成ユニット、及び中間転写ベルト7の長寿命化を図ることができる。
図17において、符号75、84はトナー像の濃度を検知する光学センサをそれぞれ示している。光学センサ75は、中間転写ベルト7に対向する位置であって、中間転写ベルトに対向する最下流の感光体より下流で転写材搬送ベルト8に当接する位置よりも上流の位置に配置されている。
光学センサ75は中間転写ベルト7の移動方向と直交する幅方向(主走査方向)に複数設置されている。本実施形態では後述するように、中央、左右の3つの位置に取り付けられている。光学センサ75は光出射部と光受光部とからなり、光出射部から射出され中間転写ベルト7から反射した光を受光部にて検知するようになっている。ここで反射光としては正反射光と拡散反射光の2種類を受光できるような2つの受光部を備えている。これにより反射特性から、各色トナーの付着量やトナー付着位置を算出することが可能となる。
光学センサ75により、カラーステーションであるY、C、Mのそれぞれのトナー付着量と位置ズレ量を検知することが可能である。
一方、光学センサ84は、転写材搬送ベルト8に対向する記録媒体搬送方向の下流の位置であって、転写材搬送ベルト8と中間転写ベルト7とが当接する位置よりも下流の位置に配置されている。
光学センサ84は転写材搬送ベルト8の移動方向と直交する幅方向(主走査方向)に複数設置されている。本実施形態では中央、左右の3つの位置に取り付けられている。光学センサ84においてはカラーステーションであるY、C、MおよびKステーションの全ての色を含めたトナー付着量と位置ズレ量を検知することが可能である。
図17において、符号15は手差しトレイを、60は主電源スイッチを兼ねたモードスイッチを示している。
以下、モードスイッチ60の構成及び機能について詳細に説明する。
図4に示すように、モードスイッチ60は、主電源スイッチと、モノクロモードとフルカラーモードとに選択的に手動で切り換えるモード切換手段とが一体に構成されたハードスイッチである。
図4(a)はモードスイッチ60の左側を押し込んだ状態を示しており、これは従来の主電源スイッチによるオフと同じ電源オフモード位置である。図4(b)はモノクロモード位置を示しており、1つの電源オンモード位置である。図4(c)はフルカラーモード位置を示しており、これも1つの電源オンモード位置である。
図4(a)において、符号62は装置側板(図4(b)、(c)では省略)を示している。
図5に示すように、モードスイッチ60は、軸66により図示しないブラケットを介して装置側板62に回転自在に支持されており、且つ、各設定位置ではスナップフィット的に位置決めされるようになっている。
フルカラーモード位置側は扇形の厚肉形状を有しており、その周面には導電部68が形成されている。導電部68に対向する装置本体側には、接続端子70a、70b、70cが設けられており、導電部68は接続端子70a、70c間を電気的に接続する長さを有している。
接続端子70a、70bが電気的に接続されると、モノクロモードでの印刷に必要なモノクロ作像ユニット(BW作像系)のみに電力供給がなされ、モノクロモード以外の作像に必要な部分、すなわち、カラー作像ユニット及び中間転写ベルト7への電力供給が遮断される。符号71は電源を示している。
接続端子70a、70cが電気的に接続されると、フルカラーモードでの印刷に必要なフルカラー作像ユニット(BW作像系+FC作像系)に電力供給がなされる。ここで、「FC作像系」とは、ブラックを除くY、M、Cのカラー作像ユニットを指す。
図5は、モードスイッチ60が電源オフモード位置に設定された状態を示している。これは従来の主電源スイッチによる電源オフ状態に相当する。
モードスイッチ60をモノクロモード位置に設定(切り換えと同義)すると、図6に示すように、導電部68により接続端子70a、70bが電気的に接続され、モノクロモードでの印刷に必要なモノクロ作像ユニット(BW作像系)のみに電力供給がなされ、モノクロモード以外の作像に必要な部分への電力供給が遮断される。従って、モードスイッチ60により、モノクロ作像ユニット及びカラー作像ユニットへの給電を管理することができる。
上記画像形成装置の構成に基づいて具体的に説明すると、モードスイッチ60をモノクロモードに設定された場合、Y、M、Cの3つの画像形成ユニットや中間転写ベルト7等を駆動するための電力供給は遮断される。モノクロモード時は各色の位置ずれ調整や、ブラック以外の画像濃度の調整などを行わないようになっている。これにより、不要な動作による電力消費やブラック以外のトナー消費を減らすことができる。
モードスイッチ60をフルカラーモード位置に設定すると、図7に示すように、従来の主電源スイッチによるオン状態と同様に、BW作像系及びFC作像系に電力供給がなされる。
フルカラーモード時は従来の画像形成装置と同様に定期的に各色の位置ずれ調整や、画像濃度の調整(プロセスコントロール)などが行われる。
図8に示すように、モノクロモード位置とフルカラーモード位置との間を電源オフモード位置とし、モノクロモードからフルカラーモードへ切り換えるとき、及びフルカラーモードからモノクロモードへの切り換えるときは、電源オフモード位置を経由する構成としてもよい。
図8(a)はモノクロモード位置に設定された状態を、(b)は電源オフモード位置に設定された状態を、(c)はフルカラーモード位置に設定された状態を示している。
このようにすれば、モノクロモードとフルカラーモードとでは、電源オフモードから電源を投入するときに反対方向の操作を行う必要があるため、モノクロモード、フルカラーモードを意識的に選択する構成とすることができる。
モードスイッチとしては、図9乃至図11に示すように、トグル方式としてもよい。
図9に示すように、モードスイッチ76は、軸77を介して装置側板78に回転自在に設けられた円筒部79と、上下方向に操作される操作部80とを有している。円筒部79には導電部85が設けられ、装置側板78には接続端子86a、86b、86cが設けられている。導電部85は接続端子86a、86c間を電気的に接続する長さを有している。
図9は電源オフモード位置(PO)を、図10はモノクロ作像ユニットのみがオンするモノクロモード位置(BW−ON)を、図11はモノクロ作像ユニット及びカラー作像ユニットがオンするフルカラーモード位置(FC−ON)を示している。
モードスイッチ76による電力供給態様の変化は上記と同様であるので省略する。
図2に本実施形態における制御ブロック図を示す。
画像形成装置100の制御手段37は、CPU、I/Oインターフェース、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータである。制御手段37はモードスイッチ60、76がどの位置にあるかを図示しない接続回路又は位置センサによって把握できるようになっている。
制御手段37は、PC125の制御手段38、PC130の制御手段39に通信可能に接続されている。符号57はPC125の表示部(ディスプレイ)を、58はPC130の表示部(ディスプレイ)を示している。
また、制御手段37は画像形成装置100のハードディスク等の記憶媒体56に接続されている。
図3に基づいて、PC125又は130から画像データを送信してプリンタとしての画像形成装置100で出力する場合の制御動作を説明する。
まず、PCからの出力要求モードがどのモードに設定されているかのモード判定が行われる(S1)。次に、出力要求モードが画像形成装置100のモードスイッチ60による設定モードと同一か否かが判断され(S2)、モードスイッチ60がモノクロモード(BWモード)に設定されている場合に、同一の場合にはモノクロモードでの出力(BW出力)がなされる(S3)。
PCからの出力要求モードがフルカラーモードである場合には、出力要求がなされたPCのディスプレイに、例えば「プリンタの設定モードと出力モードが異なります。」という旨の確認表示を行うとともに(S4)、「モノクロモードでの印刷でも良いですか」なる旨の表示を行い、ユーザに選択させる(S5)。モノクロモードでの印刷でも良い場合にはBW出力を行う。
ユーザがモード変更での印刷を拒否した場合には、「後での印刷でもよろしいですか」なる旨の表示を行い、ユーザに選択させる(S6)。
ユーザが後での印刷を選択した場合には、制御手段37はその画像データを記憶媒体56に保存する(S7)。制御手段37は画像形成装置100のモードスイッチ60がフルカラーモードに切り換えられたか否かを監視し(S8)、フルカラーモードに設定された場合には、上記ディスプレイに保存されたデータが印刷されることを表示するとともに(S9)、保存データをフルカラーモードで出力(FC出力)する(S10)。
S6において、ユーザが今すぐの印刷を希望した場合には、ディスプレイに「プリンタのモードスイッチをフルカラーモードに設定して下さい。」なる旨の表示を行い(S11)、ユーザにモードの切り換えを要求する。
ユーザがモードスイッチ60をフルカラーモードに設定したかどうかをチェックし(S12)、フルカラーモードに設定された場合にはFC出力を行う(S13)。
図12乃至図15に基づいて第2の実施形態を説明する。なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は省略して要部のみ説明する。
第1の実施形態では、モードスイッチ自体が直接電気接点の機能を有する構成としたが、本実施形態ではモードスイッチによる切り換え位置を検知してモード切換機構を介して切り換える構成を有している。
図12に示すように、本実施形態におけるモードスイッチ87は、上記実施形態におけるモードスイッチ60、76と構成は同様であるが、カラー作像ユニット及びモノクロ作像ユニットに接続されておらず、制御手段37はモードスイッチ60、76がどの位置にあるかを図示しない接続回路又は位置センサによって把握できるようになっている。なお、図12では、図2で示した他の制御要素は省略している。
モード切換機構89は、ステッピングモータ40と、ステッピングモータ40の回転軸に固定されたピニオン41と、ピニオン41に噛み合うラック42と、ラック42のホームポジションを検知するHPセンサ43を有している。ラック42は図示しないガイドにより直線移動が可能となっている。
モノクロ作像ユニットのスイッチ44と、カラー作像ユニットのスイッチ45は、通常は開いたオフ状態にあり、ラック42が当接して押圧されることにより閉じるようになっている。
図12は、モードスイッチ87が電源オフモード位置にある状態を示している。モードスイッチ87がモノクロモード位置に設定されると、制御手段37はラック42がBW−ON(モノクロモードオン)位置に位置するようにステッピングモータ40を駆動する。ラック42がBW−ON位置に移動すると、モノクロ作像ユニットのスイッチ44が閉じ、モノクロ作像ユニットのみに電力供給がなされる。カラー作像ユニットへの電力供給は遮断されている。ここでは、BW作像系とFC作像系のそれぞれに電源71を設けているが、共通の電源を使用する接続構成としてもよい。
モードスイッチ87がフルカラーモード位置に設定されたときは、制御手段37はラック42がFC−ON(フルカラーモードオン)位置に位置するようにステッピングモータ40を駆動する。ラック42がFC−ON位置に移動すると、モノクロ作像ユニットのスイッチ44と、カラー作像ユニットのスイッチ45とが共に閉じた状態となり、全作像ユニット(フルカラー作像ユニット)への電力供給がなされる。
図13に基づいて、PC125又は130から画像データを送信してプリンタとしての画像形成装置100で出力する場合の制御動作を説明する。
図3のフローと異なる点は、S6において、ユーザが今すぐの印刷を希望した場合には、制御手段37はモード切換機構89を制御してフルカラーモードに自動的に切り換え(S11)、FC出力を行う(S12)ことである。
早急に印刷する必要がない場合には、記憶媒体56に自動的に保存し、保存データ数や容量が一定値以上になった場合にまとめて印刷するようにすれば、カラートナーの消費量やカラー作像ユニットの消耗を効率的に抑制することができる。
その制御動作を図14に示す。出力要求モードと異なる場合には、制御手段37は画像データを記憶媒体56に保存する(S4)。保存されたデータの数や容量が一定値nを超えたか否かを判断し(S5)、超えた場合にはモード切換機構89を制御してフルカラーモードに切り換え(S6)、保存データ印刷を表示(確認表示)するとともに(S7)、FC出力を行う(S8)。
図15に示すように、一定時間が経過したか否かを判断して経過した場合にはモード切換機構89を制御してフルカラーモードに切り換えて印刷するようにしてもよい。
本実施形態ではモードスイッチがモノクロモードに設定されている場合について説明したが、フルカラーモードに設定されている場合にもモード表現が異なるだけで同様のフローとなる。
上述のように、本実施形態に係る画像形成装置は、モノクロ作像ユニットがカラー作像ユニットから独立して設けられているので、モノクロモードで印刷中にカラー作像ユニットの調整動作が可能となる。
カラー作像ユニットにおける調整動作は、中間転写ベルト7上に、YCMのカラートナーによって階調パターンなどの画像濃度測定パターンおよび色ずれパターンなどの位置情報パターンを作像し、光学センサ75で反射による付着量および作像位置を検知することによりなされる。
カラー作像ユニットの色ずれ調整及び濃度調整動作を図16に基づいて説明する。
上述したように、光学センサ75は、中間転写ベルト7の移動方向と直交する幅方向に、センサホルダ56を介して3箇所に設けられており、光学センサ75の位置に合わせて中間転写ベルト7上に形成される諧調性(例えばベルト移動方向に段階的に濃くなる)を持つ各色のトナーパターンPy、Pc、Pmを検知できるようになっている。
トナーパターンの反射率よりトナー付着量を算出し、画像形成時の付着量が適正になるように画像形成条件を調整したり(プロセスコントロール)、色ずれ量を検出して、各色の露光位置を調整するのがカラー作像ユニットにおける画像調整モードである。
モノクロ作像ユニットがカラー作像ユニットと共に並置された一般的なタンデム型の画像形成装置では、トナーパターンの形成は、Py、Pc、Pmと共に、ブラックのPkも同時に形成される。
モノクロモードでの印刷と並行してカラー作像ユニットの調整を行うことで、次のフルカラーモードでの印刷ジョブまでの立ち上げを速くすることができ、生産性が向上する。
上記各実施形態ではPCとのネットワークについて例示したが、モノクロモード設定時にカラーのFAXを受信した場合も受信した文書をハードディスクなどの記憶媒体に自動的に保存しておけば、同様にカラートナー消費量やユニットの消耗を抑えることができる。
上記各実施形態では、カラー作像ユニットから独立したモノクロ作像ユニットが2次転写部の下流に配置された構成を例示したが、モノクロ作像ユニットが上流に配置された構成においても同様に実施することができる。
また、上記各実施形態では、モノクロ作像ユニットがカラー作像ユニットから独立した画像形成装置を例示したが、モノクロ作像ユニットがカラー作像ユニットと共に並置された従来のタンデム型の画像形成装置(中間転写方式、直接転写方式の双方を含む)においても同様に実施することができる。上記のようにモノクロ作像ユニットを独立した配置構成とすれば、モノクロモード時、中間転写ベルト7を「モノクロモード以外の作像に必要な部分」として電力供給の対象から外すことができるので、省電力の効果は大きい。
また、上記各実施形態では、感光体に静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置の適用について例示したが、インクジェット方式等の画像形成装置においても同様に実施できる。
1 像担持体としての感光体
7 中間転写体としての中間転写ベルト
8 転写材搬送手段としての転写材搬送ベルト
37 制御手段
56 記憶媒体
60、76 モードスイッチ
89 モード切換機構
125、130 画像データ出力装置としてのPC
特開2006−138930号公報 特開2004−341947号公報

Claims (8)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置に有線方式又は無線方式で通信可能に接続された画像データ出力装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、作像モードとしてモノクロモードとフルカラーモードとを有し、主電源スイッチによって該画像形成装置の電源のオン・オフを行う画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、前記主電源スイッチと、モノクロモードとフルカラーモードとに選択的に手動で切り換えるモード切換手段とが一つのモードスイッチとして一体的に設けられ、該モードスイッチがモノクロモードに設定されている時は、モノクロモード以外の作像に必要な部分への電力供給を遮断する構成を有し、
    前記モードスイッチは、前記画像形成装置の電源をオフにする電源オフモード位置と、電源オン位置であるモノクロモード位置と、同じく電源オン位置であるフルカラーモード位置のいずれかに設定可能であり、
    前記画像形成装置の設定とは異なるモードの画像データを前記画像データ出力装置から出力する場合、前記画像データ出力装置に異なるモードであることの確認表示を行うと共に、後での出力の可否を表示し、後での出力可が選択された場合には出力画像データを前記画像形成装置の記憶媒体に一時保存することを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成装置と、該画像形成装置に有線方式又は無線方式で通信可能に接続された画像データ出力装置とを有する画像形成システムであって、前記画像形成装置は、作像モードとしてモノクロモードとフルカラーモードとを有し、主電源スイッチによって該画像形成装置の電源のオン・オフを行う画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、前記主電源スイッチと、モノクロモードとフルカラーモードとに選択的に手動で切り換えるモード切換手段とが一つのモードスイッチとして一体的に設けられ、該モードスイッチがモノクロモードに設定されている時は、モノクロモード以外の作像に必要な部分への電力供給を遮断する構成を有し、
    前記画像形成装置の設定とは異なるモードの画像データを前記画像データ出力装置から出力する場合、前記画像データ出力装置に異なるモードであることの確認表示を行うと共に、後での出力の可否を表示し、後での出力可が選択された場合には出力画像データを前記画像形成装置の記憶媒体に一時保存することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記一時保存した出力画像データを、前記画像形成装置のモード設定が前記一時保存した出力画像データと同一モードに切り換えられた時に出力することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置が、電源、モノクロモード及びフルカラーモードのオン・オフを行うモード切換機構を有し、前記画像形成装置と前記画像データ出力装置のうちいずれか一方が前記モードスイッチの切り換え位置を検知して前記モード切換機構を制御する制御手段を有し、前記画像データ出力装置にて前記画像形成装置のモード変更が可能であることを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    一時保存した出力画像データが一定件数以上、累積した時点でモード変更を行い、保存した画像データの出力を行うことを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    出力画像データが最初に保存されてから一定時間経過した時点でモード変更を行い、保存した画像データの出力を行うことを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成システムにおいて、
    ブラックを含む各色に対応した複数の像担持体と、前記各像担持体上に形成された潜像を顕像化する現像剤を収容し前記各像担持体に対応して設けられた複数の現像装置と、顕像化されたトナー像が転写される中間転写体とを有し、ブラック以外の色に対応する前記像担持体及び前記現像装置は顕像化されたトナー像を前記中間転写体に転写すべく配置され、ブラックに対応する前記像担持体及び前記現像装置は前記中間転写体とは独立して配置され、前記中間転写体及びブラックに対応する前記像担持体にそれぞれ接触しつつ転写材を搬送する転写材搬送手段を有し、ブラックに対応する前記像担持体上のトナー像は転写材へ直接転写し、転写材に、ブラックに対応する前記像担持体上のトナー像と前記中間転写体上のトナー像を重ねて転写することが可能であって、
    モノクロモード以外の作像に必要な部分には、前記中間転写体を含むことを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記中間転写体上に作像されたトナー像の付着状態を検知するセンサを備え、モノクロモードでの印刷ジョブ中に、前記モードスイッチがモノクロモード位置からフルカラーモード位置に切り換えられた場合、スイッチ切り換え後のモノクロモードでの印刷ジョブ中にカラー作像ユニットの調整動作を行い、該調整動作は、前記中間転写体上にカラーのトナー像を作像し、前記センサでの検知結果を作像条件にフィードバックすることを特徴とする画像形成システム
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