JPH04355467A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH04355467A
JPH04355467A JP3157621A JP15762191A JPH04355467A JP H04355467 A JPH04355467 A JP H04355467A JP 3157621 A JP3157621 A JP 3157621A JP 15762191 A JP15762191 A JP 15762191A JP H04355467 A JPH04355467 A JP H04355467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
charger
transfer drum
recording paper
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3157621A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahide Sawamura
沢村 忠秀
▲兪▼ 英雄
Hideo Yuu
Masayoshi Watanuki
綿貫 昌義
Michio Takahashi
高橋 道男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3157621A priority Critical patent/JPH04355467A/ja
Publication of JPH04355467A publication Critical patent/JPH04355467A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/019Structural features of the multicolour image forming apparatus
    • G03G2215/0196Recording medium carrying member with speed switching

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置に適用さ
れる複写制御装置に関し、より詳細には、感光体の劣化
,及び,転写ドラムの除電ムラの発生を起こすことなく
、CPMの向上が図れるようにした複写制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機には、多種多様な機能が搭
載されている。カラー複写機においては、複写モードに
応じて、感光体ドラム,転写ドラム,現像モータ等の各
負荷のプロセス速度を、高速モード及び低速モードの2
段階に切り換えられるものがある。このようなカラー複
写機では、低速で処理を行う必要があるカラーモードの
時のみプロセス速度を低速モードとし、低速にする必要
がない白黒モードのコピーの場合には、プロセス速度を
高速モードとして、白黒モード時におけるCPM(1分
間当たりのコピー枚数)の向上、換言すれば、複写機全
体の作業効率の向上を図れるようにしている。
【0003】CPMは、作業効率の指標となる複写機の
性能を表すものの1つであり、特に、連続して複写機を
使用する場合に重要な指標となる。そのため、このCP
Mを向上させるものとして、特開昭62−187365
号公報に開示されている「カラー複写機」がある。同公
報では、転写終了時期と転写開始時期との間(被転写域
)に転写ドラムの回転速度を可変制御する(増速する)
ことにより、CPMを向上させている。同公報に関連す
るものとして、実開昭64−43367号公報の「複写
機」がある。
【0004】また、カラー複写機では、カラーモードで
複写を行う場合、トナーの付着量,感光体の状態等によ
って色等の画質が影響を受けるので、1サイクルのコピ
ー動作が終了した後、すぐに感光体ドラム,転写ドラム
,現像モータ等の各負荷の停止を行うのではなく、次の
コピー画像を安定的に得るために、例えば、転写ドラム
の除電等の安定化処理を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−187365号公報に開示されている「カラー複
写機」によれば、被転写域で転写ドラムを増速させてい
る際、転写チャージ出力(転写チャージャに印加する電
圧)が印加されていたため、転写ドラムと感光体間に静
電的な吸引力が働き、また、転写ドラムと感光体との相
対速度(線速)差が大きくなっているので、感光体表面
が劣化し易いという問題点があった。
【0006】また、上記した場合において、除電チャー
ジ(除電チャージャに印加する電圧)出力が可変制御さ
れずに印加されているため、速度が変更されて駆動して
いる転写ドラムを均一に除電することができず、画像品
質を低下させるという問題点もあった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、感光体の劣化を防止し、且つ、CPMの向上を図る
ことを第1の目的とする。
【0008】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、転写ドラムの除電ムラの発生を防止し、且つ
、CPMの向上を図ることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の第1の目
的を達成するために、感光体に隣接し、記録紙を保持し
て回転する転写ドラムと、感光体上に形成されたトナー
像を記録紙に転写する転写処理を行うための転写チャー
ジャと、転写チャージャにより帯電した転写ドラムを除
電するための除電チャージャと、記録紙に転写処理が終
了後、転写ドラムの回転速度を可変する駆動手段とを有
する電子写真装置に適用される複写制御装置において、
駆動手段が転写ドラムを可変駆動している際、転写チャ
ージャに印加する電圧をオフする制御手段とを具備した
複写制御装置を提供するものである。また、前述した構
成において、制御手段は、転写チャージャにより転写ド
ラムの帯電した領域外の部分に対して、除電チャージャ
の出力をオフとする制御を行うことが望ましい。
【0010】また、本発明は上記の第2の目的を達成す
るために、感光体に隣接し、記録紙を保持して回転する
転写ドラムと、感光体上に形成されたトナー像を記録紙
に転写する転写処理を行うための転写チャージャと、転
写チャージャにより帯電した転写ドラムを除電するため
の除電チャージャと、記録紙に転写処理が終了後、転写
ドラムの回転速度を可変する駆動手段とを有する電子写
真装置に適用される複写制御装置において、駆動手段が
転写ドラムを可変駆動し、且つ、除電チャージャが転写
ドラムの帯電領域の除電を行う場合、駆動手段による転
写ドラムの可変駆動に対応して、除電出力を可変制御す
る制御手段を具備した複写制御装置を提供するものであ
る。
【0011】また、本発明は上記の第1及び第2の目的
を達成するために、感光体に隣接し、記録紙を保持して
回転する転写ドラムと、感光体上に形成されたトナー像
を記録紙に転写する転写処理を行うための転写チャージ
ャと、転写チャージャにより帯電した転写ドラムを除電
するための除電チャージャと、記録紙に転写処理が終了
後、転写ドラムの回転速度を可変する駆動手段とを有す
る電子写真装置に適用される複写制御装置において、駆
動手段が転写ドラムを可変駆動している際、転写チャー
ジャに印加する電圧をオフし、駆動手段が転写ドラムを
可変駆動し、且つ、除電チャージャが転写ドラムの帯電
領域の除電を行う場合、駆動手段による転写ドラムの可
変駆動に対応して、除電出力を可変制御する制御手段を
具備した複写制御装置を提供するものである。
【0012】
【作用】本発明による複写制御装置において、転写ドラ
ムの増速制御を行う際、転写チャージ出力をOFFし、
且つ、転写処理が施されて帯電した部分のみを除電する
。このとき、除電出力は、転写ドラムの回転速度に対応
して可変する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の複写制御装置が適用さ
れるカラー複写機の正面断面図を示し、装置本体101
の上部に配置されたADF(自動原稿給送装置:Aut
o Document Feeder)102と、原稿
(図示せず)を載置するコンタクトガラス103と、コ
ンタクトガラス103の下部空間に配設されたスキャナ
104と、後述する電子写真方式によるカラー複写機構
とから構成される。
【0014】このカラー複写機構は、スキャナ104か
らの読取光が露光されるドラム状の感光体105と、露
光処理に先行して感光体105の表面を帯電する帯電チ
ャージャ106と、異なる色のトナーを内蔵する複数の
現像器107と、記録紙巻き付け用の転写ドラム108
と、この転写ドラム108内に設置されて記録紙面に感
光体105上のトナー像を転写させる転写チャージャ1
09と、全ての転写処理が終了した記録紙にトナー像を
定着させる定着器110と、この定着器110から排出
された記録紙が収納される排紙トレイ111と、予め多
用されるサイズの記録紙がセットされ、所定のタイミン
グで指定サイズの記録紙を供給するための複数の給紙カ
セット112と、転写処理の終了した記録紙を転写ドラ
ム108の表面から剥離するための分離チャージャ11
3と、転写チャージャ109により帯電した転写ドラム
108上の電荷を消去するDC外除電チャージャ114
,DC内除電チャージャ115,AC外除電チャージャ
116,及び,AC内除電チャージャ117とを備えて
いる。また、スキャナ104の出射部の光路上には、ト
ナー色に応じた色フィルタを光路中に挿入するための色
分解フィルタ118が配設されている。
【0015】以上の構成において、例えばフルカラーモ
ードで複写処理を行う場合では、ADF102によって
コンタクトガラス103上に原稿が搬送されると、原稿
の一端から他端へスキャナ104が走査のために移動し
、原稿からの反射光がスキャナ104を介して感光体1
05に到達し、感光体105表面に露光が行われる。 このとき、まず第1色のフィルタが色分解フィルタ11
8によって光路中に挿入される。色分解フィルタ118
は1回の露光処理が行われる毎にフィルタ色が切り替え
られる。
【0016】この露光により感光体105には原稿画像
に応じた静電潜像が形成され、現像器107内の第1色
(色分解フィルタ118のフィルタ色に対応したトナー
色)により現像処理が実行される。この現像処理による
トナー像(可視像)が転写位置に到達するのにタイミン
グを合わせて、所定の給紙カセット112から指定サイ
ズの記録紙が送り出され、回転している転写ドラム10
8に巻き付けられる。感光体105の回転により感光体
105上の第1色のトナー像が転写位置へ到達するのに
タイミングを合わせて転写ドラム108が回転し、記録
紙の先端が転写位置に到達する。転写チャージャ109
の静電吸引力により、感光体105上のトナー像が記録
紙上に転写され、そのまま転写ドラム108に吸着した
まま回転する。一方、第2色に対応する露光が開始され
、色分解フィルタ118の第2色のフィルタを介して感
光体105に静電潜像が形成される。この静電潜像に対
して第2色のトナー色による現像処理が現像器107に
よって実行され、このトナー像が転写位置に到達するの
にタイミングを合わせて転写ドラム108が記録紙を吸
着したまま回転し、その先端部が転写位置へ到達するの
にタイミングを合わせて第2色のトナー像が転写位置に
到達し、そのトナー像が第1色の転写処理の済んだ記録
紙上に重ねて転写される。
【0017】以後、上記と同様にして第3色、更には第
4色の転写処理が行われる。全色の転写処理が終了する
と、分離チャージャ113の駆動により、記録紙が転写
ドラム108の表面から剥離され、定着器110へ搬送
される。定着器110は、所定の加熱及び加圧手段によ
り複数色の多重転写されたトナー像を記録紙上に定着さ
せる。定着処理の終了した記録紙は、排紙トレイ111
へ排出される。
【0018】図2は、感光体105及び転写ドラム10
8の斜視図を示す。同図において、201は転写ドラム
108との圧力(転写圧)を調整するために感光体10
5の両端に配設された位置リング、202は転写ドラム
108の転写枠体、203は転写ドラム108を回転駆
動するサーボモータ(図示せず)からの動力を伝達する
フランジ部、204は転写ドラム108を軸支するため
の振動ブラケットである。なお、転写枠体202はフラ
ンジ部203に組み込まれて構成され、転写ドラム10
8は、サーボモータによりダイレクトドライブされる。
【0019】図3は、転写ドラム108の支持する構成
の説明図を示す。図示の如く、転写ドラム108は、振
動ブラケット204に軸支された3個のローラ301が
内接することにより支持されている。204aは振動ブ
ラケット204の振動支持軸であり、従って、転写ドラ
ム108は振動支持軸204aを中心とした振動が可能
である。また、振動ブラケット204は、加圧バネ30
2により感光体105側に押圧されている。これにより
、転写ドラム108と感光体105の間には、加圧バネ
302による圧力(転写圧)が常時加えられている。 図中に示されたA及びB点は、転写ドラム108が増速
される範囲を示しており、即ち、本実施例の複写機10
0が取り扱う最も小さいサイズの記録紙の先端がA点に
位置した時(この時、記録紙の後端は転写処理が終了、
即ち、転写チャージャ109を通過している)に転写ド
ラムの増速制御が開始され、記録紙の先端がB点に位置
した時に増速制御が終了する。
【0020】図4は、カラー複写機本体101の上部に
設けられた操作部400の平面図を示し、401はプリ
ントキー、402は白黒/フルカラー選択キー、403
はシングルカラーキー、404はシングルカラーキー4
03により選択された色を示す選択カラー表示ランプ、
405は「コピーできます」を点灯する表示ランプ、4
06は「おまちください」を点灯する表示ランプ、40
7は用紙選択キー、408は用紙選択キーにより選択さ
れた記録紙サイズを表示する用紙表示ランプである。
【0021】図5は複写制御部の構成のブロック図を示
し、予め設定されたプログラムに従って複写機全体の各
種処理を実行するCPU(中央処理装置)501には、
図示の如く、制御用のプログラムを格納したROM(読
み出し専用メモリ)502と、複写機の各部の動作のた
めの制御値や現在設定中の複写モード等を記憶するRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)503と、I/O(
入出力インターフェース)504と、スキャナ,感光体
,及び,転写ドラム等の動作制御を行う3サーボ制御部
505と、帯電チャージャ106,露光ランプ,転写チ
ャージャ109,DC内/外除電チャージャ114及び
115,及び,AC内/外除電チャージャ115及び1
16等の動作制御を行うプロセス制御部506とが接続
されている。また、I/O504には図4に示した操作
部400が接続されている。なお、図中において、転写
チャージ出力は転写チャージャ109に印加する電圧の
ことを示しており、帯電チャージ出力,DC内/外除電
出力,及び,AC内/外除電出力においても同様である
【0022】次に、本発明による複写制御装置の複写制
御について、図6〜図10に示すフローチャートを参照
して説明する。図6は、記録紙サイズのデータを、db
−length BUFFERに格納する制御を示すフ
ローチャートである。この処理は、増速制御の開始を判
断するためのものであり、先ず、用紙選択キー407が
押下されたか否か判断する(S601)。押下されたと
判断すると、次に用紙選択キー407により1段目の給
紙カセット112が選択されたか否か判断する(S60
2)。1段目の給紙カセット112が選択されたと判断
すると、1段目の給紙カセット112が選択されたこと
を用紙表示ランプ408の対応する部分のランプが点灯
(ON)することにより表示し(S603)、1段目の
給紙カセット112にセットされている記録紙サイズの
長さをdb−length BUFFERに格納して(
S604)、一連の処理が終了する。
【0023】ステップS602で反対に1段目が選択さ
れていないと判断すると、次に2段目の給紙カセット1
12が選択されたか否か判断する(S605)。2段目
が選択されたと判断すると、2段目の給紙カセット11
2が選択されたことを用紙表示ランプ408の対応する
部分のランプが点灯(ON)することにより表示し(S
606)、2段目の給紙カセット112にセットされて
いる記録紙サイズの長さをdb−length BUF
FERに格納して(S607)、一連の処理が終了する
【0024】ステップS605で反対に2段目が選択さ
れていないと判断すると、3段目の給紙カセット112
が選択(本実施例では、装着できる給紙カセットは3つ
まで)されたことを用紙表示ランプ408の対応する部
分のランプが点灯(ON)することにより表示し(S6
08)、3段目の給紙カセット112にセットされてい
る記録紙サイズの長さをdb−length BUFF
ERに格納して(S609)、一連の処理が終了する。 なお、ステップS601で用紙選択キー407が押下さ
れていないと判断すると、ここで一連の処理が終了する
が、この場合、前回のコピー時に選択された給紙カセッ
ト112の変更を行わないことであり、db−leng
th BUFFERには現在選択中の給紙カセット11
2にセットされている記録紙サイズ長さのデータが既に
格納されている。また、原稿サイズを自動的に検知する
機構(APS機構)を用いて記録紙を選択する場合にお
いても、同様に処理される。
【0025】図7は、転写ドラム108の増速スタート
時間を算出する処理を示すフローチャートである。先ず
、プリントキー401が押下されているか否か判断し(
S701)、プリントキー401が押下されていないと
判断すると、ここで一連の処理が終了し、反対に押下さ
れたと判断すれば、次に白黒モードが選択されているか
否か判断する(S702)。
【0026】ステップS702で白黒モードが選択され
ていると判断すると、db−length BUFFE
Rに格納された記録紙サイズ長さのデータ(db−le
ngth )を転写ドラム108の線速h1 (226
mm/s)で割り、増速スタート時間t1 を算出して
(S703)、一連の処理が終了する。反対に白黒モー
ドが選択されていないと判断すると、この場合は線速h
2 (113mm/s)で記録紙サイズ長さのデータ(
db−length )を割り、増速スタート時間t1
 を算出して(S704)、一連の処理が終了する。こ
のように、本実施例における複写機100では、白黒モ
ードとカラーモード(シングルカラー,フルカラー)と
で変更される2種類の線速で複写処理が行われる。
【0027】図8は、転写チャージ出力OFFの制御の
フローチャートを示す。先ず、転写ージ出力をOFFし
てもOKか否か判断し(S801)、OFFしてもOK
と判断すると、ここで一連の処理が終了し、反対にOF
FすることがOKではないと判断すると、次にタイマが
スタートしているか否か判断する。ここで、タイマは転
写チャージ出力のON/OFF,除電出力の可変制御(
ON/OFFを含む)を行うためのものである。
【0028】ステップS802でタイマがスタートして
いないと判断すると、次に転写ドラム108がホームポ
ジション(H/P)がONしたか否か判断する(S80
3)。これは、転写ドラム108がH/Pに位置した際
、ONするように配設されたセンサ(図示せず)の出力
により判断する。このとき、記録紙の先端は転写チャー
ジャ109の位置にある。以降、H/PがON等の表現
は、転写ドラム108がH/Pに位置したことによりこ
のセンサがONしたことを指すものとする。
【0029】ステップS803でH/PがONしていな
いと判断すると、ここで一連の処理が終了し、反対にO
Nしたと判断すると、タイマをスタートさせ(S804
)、一連の処理が終了する。
【0030】ステップS802で反対にタイマがスター
トしていると判断すると、次にタイマの値が増速スター
ト時間t1 より大きいか否か判断し(S805)、大
きくないと判断すると、ここで一連の処理が終了し、反
対に大きいと判断すると、転写チャージ出力をOFFし
て(S806)、一連の処理が終了する。
【0031】図9は、転写ドラム108の増速スタート
させる制御のフローチャートを示す。先ず、転写チャー
ジ出力をONしてもよいか否か判断し(S901)、転
写チャージ出力をONしてもよいと判断しなければ、こ
こで一連の処理が終了し、反対に転写チャージ出力をO
Nしてもよいと判断すると、次にタイマがスタートして
いるか否か判断する(S902)。転写チャージ出力を
ONしてもよいか否かの判断は、ここではコピーが開始
されたか否かの判断と同じ意味合いである。
【0032】ステップS902でタイマがスタートして
いないと判断すると、ここで一連の処理が終了し、反対
にスタートしていると判断すると、次にタイマの値が増
速スタート時間t1 より大きいか否か、換言すれば、
転写処理が終了したか否か判断し(S903)、終了し
ていないと判断すると、ここで一連の処理が終了し、反
対に増速スタート時間t1 より大きいと判断すると、
転写ドラム108の増速をスタートさせ(S904)、
一連の処理が終了する。
【0033】図10は、DC外除電チャージャ114及
びDC内除電チャージャ115(以降、DC内/外除電
チャージャと記す)による除電制御のフローチャートを
示す。先ず、DC内/外除電チャージャによる除電を行
うことがOKか否か判断し(S1001)、OKと判断
すると、次にタイマがスタートしているか否か判断する
(S1002)。ステップS1002でタイマがスター
トしていると判断すると、次にタイマの値が除電スター
ト時間t2 より大きいか否か判断し(S1003)、
タイマの値が除電スタート時間t2 より大きいと判断
すると、次に増速スタート時間t1 より除電スタート
時間t2 が大きいか否か判断する(S1004)。ス
テップS1001で否と判断,ステップS1002で否
と判断,及び,ステップS1003で否と判断すると、
ここで一連の処理が終了する。
【0034】ステップS1004で増速スタート時間t
1 が除電スタート時間t2 より小さいと判断すると
、増速されて駆動している転写ドラム108を除電する
ための高い出力(出力2)で除電出力をONし(S10
05)、次にタイマの値が除電終了時間t3 よりも大
きいか否か判断する(S1006)。タイマの値が除電
終了時間t3 よりも小さいと判断すると、ここで一連
の処理が終了し、反対にタイマの値が除電終了時間t3
 よりも大きいと判断すると、除電出力をOFFし(S
1007)、一連の処理が終了する。
【0035】ステップS1004において、増速スター
ト時間t1 が除電スタート時間t2 よりも大きいと
判断すると、次にタイマの値がt1 +t4 (t4 
は増速している間の時間であり、従って、増速スタート
時間t1 +t4 は転写ドラム108がH/Pに位置
してから増速が終了するまでの時間となる)よりも大き
いか否か判断し(S1008)、タイマの値がt1 +
t4 よりも小さいと判断すると、次にタイマの値が増
速スタート時間t1 よりも大きいか否か判断する(S
1009)。タイマの値が増速スタート時間t1 より
も大きいと判断すると、除電出力2でONし(S101
0)、一連の処理が終了する。ステップS1008にお
いてタイマの値がt1 +t4 よりも大きいと判断,
或いは,ステップS1009においてタイマの値が増速
スタート時間t1 よりも小さいと判断すると、除電出
力1でONし(S1011)、ステップS1006の処
理に移行する。
【0036】次に、図11及び図12は、上記した制御
による転写チャージ出力,転写ドラム108の増速,及
び,DC内/外除電チャージャの動作を示すタイミング
チャートである。図11は、DC内/外除電チャージャ
による除電がスタートする前に増速がスタートする場合
のタイミングチャートを示す。図示の如く、転写ドラム
108がH/Pに位置した後、増速スタート時間t1 
経過すると、転写チャージ出力がOFFし、転写ドラム
108の増速がスタートする。このとき、DC内/外除
電出力は既に出力1(低出力)でONしており、ここで
、増速にあわせて出力2(高出力)に変更される。
【0037】その後、転写ドラム108の増速が終了す
ると、DC内/外除電出力は出力2から出力1に変更さ
れ、転写処理が施された領域がDC内/外除電チャージ
ャを通過すると、DC内/外除電出力がOFFされる。 ここで、転写処理が施された領域のみ除電する理由は、
転写処理が施されていない部分を除電すると、逆転写、
即ち、感光体上のトナーが転写ドラムに移動してしまい
、転写ドラムを汚損することになるためである。
【0038】図12は、転写ドラム108の増速がスタ
ートしてからDC内/外除電チャージャによる除電がス
タートする場合のタイミングチャートを示す。同図にお
いて、DC内/外除電出力をONしている期間は、転写
ドラム増速期間の中に含まれているため、DC内/外除
電出力は出力2であり、また、出力の変更がされていな
い。
【0039】また、図11及び図12において、転写ド
ラム増速の立ち上がり及び立ち下がりに傾斜がついてい
る。これは、例えば、立ち上がりの場合、図示の如く、
転写ドラムの増速がスタートして所定の速度になるまで
にはΔtだけ時間がかかる。従って、増速がスタートし
てから所定の速度に達するまでの期間において、このΔ
tの時間を考慮して、DC内/外除電出力を制御するこ
とが必要である。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明の複写制
御装置(請求項1)は、感光体に隣接し、記録紙を保持
して回転する転写ドラムと、感光体上に形成されたトナ
ー像を記録紙に転写する転写処理を行うための転写チャ
ージャと、転写チャージャにより帯電した転写ドラムを
除電するための除電チャージャと、記録紙に転写処理が
終了後、転写ドラムの回転速度を可変する駆動手段とを
有する電子写真装置に適用される複写制御装置において
、駆動手段が転写ドラムを可変駆動している際、転写チ
ャージャに印加する電圧をオフする制御手段とを具備し
たため、感光体の劣化を防止し、且つ、CPMの向上を
図ることができる。
【0041】また、本発明の複写制御装置(請求項3)
は、感光体に隣接し、記録紙を保持して回転する転写ド
ラムと、感光体上に形成されたトナー像を記録紙に転写
する転写処理を行うための転写チャージャと、転写チャ
ージャにより帯電した転写ドラムを除電するための除電
チャージャと、記録紙に転写処理が終了後、転写ドラム
の回転速度を可変する駆動手段とを有する電子写真装置
に適用される複写制御装置において、駆動手段が転写ド
ラムを可変駆動し、且つ、除電チャージャが転写ドラム
の帯電領域の除電を行う場合、駆動手段による転写ドラ
ムの可変駆動に対応して、除電出力を可変制御する制御
手段を具備したため、転写ドラムの除電ムラの発生を防
止し、且つ、CPMの向上を図ることができる。
【0042】また、本発明の複写制御装置(請求項4)
は、感光体に隣接し、記録紙を保持して回転する転写ド
ラムと、感光体上に形成されたトナー像を記録紙に転写
する転写処理を行うための転写チャージャと、転写チャ
ージャにより帯電した転写ドラムを除電するための除電
チャージャと、記録紙に転写処理が終了後、転写ドラム
の回転速度を可変する駆動手段とを有する電子写真装置
に適用される複写制御装置において、駆動手段が転写ド
ラムを可変駆動している際、転写チャージャに印加する
電圧をオフし、駆動手段が転写ドラムを可変駆動し、且
つ、除電チャージャが転写ドラムの帯電領域の除電を行
う場合、駆動手段による転写ドラムの可変駆動に対応し
て、除電出力を可変制御する制御手段を具備したため、
感光体の劣化,及び,転写ドラムの除電ムラの発生を防
止し、且つ、CPMの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写制御装置が適用されるカラー
複写機の構成を示す正面断面図である。
【図2】感光体及び転写ドラムの斜視図である。
【図3】転写ドラムを支持する構成の説明図である。
【図4】操作部の平面図である。
【図5】本発明による実施例の複写制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図6】本発明による複写制御装置の記録紙サイズのデ
ータの格納する制御のフローチャートである。
【図7】本発明による複写制御装置の増速スタート時間
算出のフローチャートである。
【図8】本発明による複写制御装置の転写チャージ出力
OFFの制御のフローチャートである。
【図9】本発明による複写制御装置の増速スタート制御
のフローチャートである。
【図10】本発明による複写制御装置の除電制御のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明による各部の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図12】本発明による各部の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
101  カラー複写機本体            
105  感光体108  転写ドラム108    
        109  転写チャージャ 114  DC外除電チャージャ        11
5  DC内除電チャージャ 116  AC外除電チャージャ        11
5  AC内除電チャージャ 501  CPU                 
     502  ROM503  RAM    
                  505  3サ
ーボ制御部 506  プロセス制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体に隣接し、記録紙を保持して回
    転する転写ドラムと、前記感光体上に形成されたトナー
    像を前記記録紙に転写する転写処理を行うための転写チ
    ャージャと、前記転写チャージャにより帯電した前記転
    写ドラムを除電するための除電チャージャと、前記記録
    紙に転写処理が終了後、前記転写ドラムの回転速度を可
    変する駆動手段とを有する電子写真装置に適用される複
    写制御装置において、前記駆動手段が前記転写ドラムを
    可変駆動している際、前記転写チャージャに印加する電
    圧をオフする制御手段とを具備したことを特徴とする複
    写制御装置。
  2. 【請求項2】  前記制御手段は、前記転写チャージャ
    により前記転写ドラムの帯電した領域外の部分に対して
    、前記除電チャージャの出力をオフとする制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1の複写制御装置。
  3. 【請求項3】  感光体に隣接し、記録紙を保持して回
    転する転写ドラムと、前記感光体上に形成されたトナー
    像を前記記録紙に転写する転写処理を行うための転写チ
    ャージャと、前記転写チャージャにより帯電した前記転
    写ドラムを除電するための除電チャージャと、前記記録
    紙に転写処理が終了後、前記転写ドラムの回転速度を可
    変する駆動手段とを有する電子写真装置に適用される複
    写制御装置において、前記駆動手段が前記転写ドラムを
    可変駆動し、且つ、前記除電チャージャが前記転写ドラ
    ムの帯電領域の除電を行う場合、前記駆動手段による前
    記転写ドラムの可変駆動に対応して、除電出力を可変制
    御する制御手段を具備したことを特徴とする複写制御装
    置。
  4. 【請求項4】  感光体に隣接し、記録紙を保持して回
    転する転写ドラムと、前記感光体上に形成されたトナー
    像を前記記録紙に転写する転写処理を行うための転写チ
    ャージャと、前記転写チャージャにより帯電した前記転
    写ドラムを除電するための除電チャージャと、前記記録
    紙に転写処理が終了後、前記転写ドラムの回転速度を可
    変する駆動手段とを有する電子写真装置に適用される複
    写制御装置において、前記駆動手段が前記転写ドラムを
    可変駆動している際、前記転写チャージャに印加する電
    圧をオフし、前記駆動手段が前記転写ドラムを可変駆動
    し、且つ、前記除電チャージャが前記転写ドラムの帯電
    領域の除電を行う場合、前記駆動手段による前記転写ド
    ラムの可変駆動に対応して、除電出力を可変制御する制
    御手段を具備したことを特徴とする複写制御装置。
JP3157621A 1991-05-31 1991-05-31 電子写真装置 Pending JPH04355467A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011141430A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成システム

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