JPH09123553A - 画像形成装置及びカラー画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置及びカラー画像形成装置

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JPH09123553A
JPH09123553A JP7281371A JP28137195A JPH09123553A JP H09123553 A JPH09123553 A JP H09123553A JP 7281371 A JP7281371 A JP 7281371A JP 28137195 A JP28137195 A JP 28137195A JP H09123553 A JPH09123553 A JP H09123553A
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image
mark
rollers
color
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、ベルト状像担持体の変形により画
像不良が生ずるという課題を解決しようとするものであ
る。 【解決手段】 この発明は、複数のローラ35〜40に
架け渡されて回転するベルト状像担持体34を有する画
像形成装置において、ベルト状像担持体34が待機停止
時に複数のローラ35〜40のうちの最も径の小さいロ
ーラ36、37に接している領域をベルト状像担持体3
4の回転方向についての非画像部領域とする手段を備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタなどの画像形成装置及びカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルト状像担持体として中間転写
体を用いたカラー画像形成装置が知られている。このカ
ラー画像形成装置では、ドラム状、ベルト状などの感光
体がモータにより回転駆動され、中間転写体が感光体と
対向配置されて感光体に当接され、中間転写体が感光体
と同じ周速で回転駆動される。中間転写体の一部にはマ
ークが設けられ、このマークが通過する所定の通過領域
に設けられたマーク検知用センサがそのマークを検知す
る。
【0003】このマーク検知用センサのマーク検知から
一定の時間後に画像形成プロセスが開始され、感光体が
帯電手段により均一に帯電された後に感光体に対する露
光手段による露光で光書き込みが行われて静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像手段により現像されて所
定の色のトナー像となり、このトナー像が一次転写手段
により中間転写体に転写される。
【0004】このような所定の色の画像形成工程が各色
毎に繰り返されて中間転写体上に複数色のトナー像が重
ねて転写されることによりカラー画像が形成され、この
中間転写体上のカラー画像が二次転写手段により転写紙
に一括して転写されて転写紙が中間転写体から分離され
た後に転写紙上のカラー画像が定着手段により定着され
る。中間転写体は、ドラム状中間転写体と、ベルト状中
間転写体としての中間転写ベルトが知られているが、機
械を小型化するためにレイアウト上自由度の大きい中間
転写ベルトが用いられることが多い。
【0005】ところで、二次転写手段としては、バイア
スローラを用いるローラ転写方式と、チャージャを用い
るコロナ転写方式がある。ローラ転写方式はバイアスロ
ーラを中間転写体に対して接離させる接離機構やバイス
アローラをクリーニングするクリーニング装置が必要で
あるが、コロナ転写方式はそのような接離機構やクリー
ニング装置が不要で小型化、低コスト化を図ることがで
きるというメリットがある。
【0006】しかし、コロナ転写方式は、静電力によっ
て転写紙を中間転写体に密着させるので、ローラ転写方
式に比べて転写ニップ幅や転写圧が小さくなる。そこ
で、中間転写ベルト上のトナー像を転写紙に転写するコ
ロナ転写方式において、十分な転写ニップ幅や転写圧を
確保するために、中間転写ベルトを転写位置で2つのロ
ーラに架けることで中間転写ベルトに転写位置で平面部
を形成する方式が提案されている。この方式では、中間
転写ベルトに平面部が形成され、かつ、中間転写ベルト
上の転写紙の分離が有利となるように直径16mm以下
の小径のローラが必要になる。また、機械全体のレイア
ウトの都合上でも中間転写ベルトを架け渡すローラに小
径のローラを用いることがある。
【0007】このカラー画像形成装置はカラー複写装置
などに用いられるが、デジタルカラー複写装置では、例
えば読み取り部(スキャナ)にて原稿を走査して読み取
って画像処理部で読み取り部からのカラー画像信号に対
して所定の処理を施し、上記露光手段にて画像処理部か
らの各色の画像信号により感光体に光書き込みをリアル
タイムで行う。したがって、メモリなどを必要とせず、
制御部による各部の制御も比較的簡単である。
【0008】また、変倍機能を有するデジタルカラー複
写装置では、読み取り部の副走査方向の速度を変倍率に
比例して変化させる。読み取り部は、ホームポジション
より一定の加速度で立ち上がって各変倍率に応じた所定
の速度に達すると、今度は等速で白色基準板を通過して
原稿先端へ進んで原稿の読み取りを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記カラー画像形成装
置では、未使用中には中間転写ベルトがある位置で停止
し、中間転写ベルトにおいて径の小さい(曲率の大き
い)ローラに接している部分が塑性変形を生ずる。特
に、一晩放置して翌日に使用する時や何日も使用しない
時には中間転写ベルトの塑性変形の程度が悪くなる。こ
の中間転写ベルトの塑性変形した位置はトナー像に転写
不良として顕在化し、画像不良となってしまう。これ
は、特にハーフトーンのトナー像に発生し易く、ハーフ
トーンの多いカラー画像などでは目立つ。これは、具体
的には中間転写ベルトの塑性変形により一次転写部分に
て感光体と中間転写ベルトとの間にわずかなギャップが
生じてギャップ放電が発生し、また、二次転写部分でも
中間転写ベルトの塑性変形により中間転写ベルトと転写
紙との間にわずかなギャップが生じてギャップ放電が発
生するからである。
【0010】また、上記変倍機能を有するデジタルカラ
ー複写装置では、読み取り部の副走査方向の速度を変倍
率に比例して変化させ、読み取り部がホームポジション
より一定の加速度で立ち上がって各変倍率に応じた所定
の速度に達すると今度は等速で白色基準板を通過して原
稿先端へ進んで原稿の読み取りを行うので、読み取り部
がホームポジションから原稿先端に達するまでの時間が
変倍率により異なり、マークに対する感光体上の画像形
成位置が変倍率により異なる。
【0011】したがって、ある変倍率では中間転写ベル
トの塑性変形による画像不良が発生しなくても、他の変
倍率では中間転写ベルトの塑性変形による画像不良が発
生してしまう。本発明は、ベルト状像担持体の変形によ
る画像不良を防止することができる画像形成装置及びカ
ラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数のローラに架け渡され
て回転するベルト状像担持体を有する画像形成装置にお
いて、前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記複数の
ローラのうちの最も径の小さいローラに接している領域
を前記ベルト状像担持体の回転方向についての非画像部
領域とする手段を備えたものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記複数のローラは最も径の小さ
いローラが複数有り、前記手段は、前記ベルト状像担持
体が待機停止時に前記最も径の小さい複数のローラのう
ちの巻き付き角が最も小さいローラに接している領域を
前記ベルト状像担持体の回転方向についての非画像部領
域とするものである。
【0014】請求項3記載の発明は、一部にマークが設
けられ複数のローラに架け渡されて回転するベルト状像
担持体と、前記マークが通過する所定の通過領域にて前
記マークを検知するマーク検知用センサとを有し、この
マーク検知用センサからのマーク検知信号に基づいて各
色の画像形成を行って転写材上にカラー画像を形成する
カラー画像形成装置において、前記ベルト状像担持体の
回転を停止させる時には前記ベルト状像担持体を前記マ
ーク検知用センサのマーク検知後に常に一定の位置に停
止させ、画像形成時には前記ベルト状像担持体が待機停
止時に前記複数のローラのうちの最も径の小さいローラ
に接している領域を前記ベルト状像担持体の回転方向に
ついての最大転写材サイズに対する非画像部領域とする
手段を備えたものである。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載のカ
ラー画像形成装置において、前記手段は、複数色のトナ
ー像を重ねてカラー画像を形成するモードの時のみ、前
記ベルト状像担持体が待機停止時に前記複数のローラの
うちの最も径の小さいローラに接している領域を前記ベ
ルト状像担持体の回転方向についての最大転写材サイズ
に対する非画像部領域とするものである。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3記載のカ
ラー画像形成装置において、前記ベルト状像担持体上の
回転方向画像形成位置を前記マークに対して変倍率毎に
異ならせる変倍機能を有し、前記手段は、所定の変倍率
を優先して、前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記
複数のローラのうちの最も径の小さいローラに接してい
る領域を前記ベルト状像担持体の回転方向についての前
記所定の変倍率での最大転写材サイズに対する非画像部
領域とするものである。
【0017】請求項6記載の発明は、複数のマークが回
転方向に沿って設けられ複数のローラに架け渡されて回
転するベルト状像担持体と、このベルト状像担持体上の
回転方向画像形成位置が前記マークに対して変倍率毎に
異ならせる変倍機能とを有する画像形成装置において、
前記複数のマークより変倍率毎に画像形成時に前記マー
ク検知用センサで検知するマークを定め、このマークに
対するマーク検知用センサからのマーク検知信号に基づ
いて前記ベルト状像担持体上の画像形成位置をほぼ一定
にして前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記複数の
ローラのうちの最も径の小さいローラに接している領域
を前記ベルト状像担持体の回転方向についての非画像部
領域とし、停止時に前記複数のマークのうちの1つのマ
ークに対する前記マーク検知用センサからのマーク検知
信号を基準として前記ベルト状像担持体の回転を停止さ
せる手段を備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図5は本発明の第1実施形態例を
示す。この第1実施形態例は、請求項1記載の発明の実
施形態例であり、カラー複写装置からなるカラー画像形
成装置の例である。カラー画像読み取り装置(以下、カ
ラースキャナーという。)11は、コンタクトガラスか
らなる原稿台12上の原稿13を照明ランプ14により
照明し、その反射光をミラー15〜17及びレンズ18
を介してカラーセンサー19に結像して原稿13のカラ
ー画像情報を例えばブルー(以下Bという)、グリーン
(以下Gという)、レッド(以下Rという)に色分解し
て読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0019】カラーセンサー19は、B,G,Rの色分
解手段と、光電変換素子としてのCCD(電荷結合素子
からなる固体撮像素子)で構成されており、3色の同時
読み取りを行う。図示しない画像処理部は、カラースキ
ャナー11からのB,G,Rの画像信号の強度レベルを
もとにして色変換処理などの画像処理を行い、ブラック
(以下BKという)、シアン(以下Cという)、マゼン
タ(以下Mという)、イエロー(以下Yという)の記録
色のカラー画像データを得る。
【0020】カラー画像記録装置(以下カラープリンタ
という)20は、上記画像処理部からのカラー画像デー
タを用いて次に述べるように4色のフルカラー画像を形
成する。この場合、BK,C,M,Yの各色の画像デー
タを得るためのカラースキャナー11はカラープリンタ
20の動作とタイミングをとったスキャナースタート信
号により照明ランプ14やミラー15〜17からなる可
動光学系が左矢印方向へ移動することで原稿13を走査
してカラー画像データを得る。
【0021】次に、カラープリンタ20について説明す
る。感光体からなる潜像担持体としての感光体ドラム2
2は、駆動モータにより回転駆動されて矢印で示す如く
反時計回りの向きに回転し、帯電手段としての帯電器2
8により均一に帯電される。露光手段としての書き込み
光学ユニット21は、カラースキャナー11から画像処
理部を介して入力される各色の画像データを光信号に変
換し、この光信号により感光体ドラム22に原稿画像に
対応した光書き込みを行って静電潜像を形成する。
【0022】光書き込み光学ユニット21は、レーザダ
イオードからなる発光手段23を図示しない発光駆動制
御部で画像処理部からの画像データにより駆動し、モー
タ24により回転駆動されるポリゴンミラー25でレー
ザダイオード23からのレーザ光を偏向走査し、このポ
リゴンミラー25からのレーザ光をfθレンズ26、反
射ミラー27を介して感光体ドラム22に照射する。
【0023】感光体ドラム22は、駆動モータにより回
転駆動されて矢印で示す如く反時計回りの向きに回転す
るが、その周りには、感光体クリーニングユニット2
9、除電ランプ30、帯電器28、感光体ドラム22上
の潜像電位を検知する電位センサ31、回転型現像装置
32の選択された現像器、現像濃度パターン検知器3
3、ベルト状像担持体としての中間転写ベルトからなる
中間転写体34などが配置されている。
【0024】回転型現像装置32は、BK現像器32
K、C現像器32C、M現像器32M、Y現像器32Y
と、各現像器32K〜32Yを矢印で示す如く反時計回
りの向きに回転させる図示しない回転駆動部などからな
る。これらの現像器32K〜32Yは、感光体ドラム2
2上の静電潜像を現像化するために、現像位置にて現像
剤の穂を感光体ドラム22の表面に接触させて回転する
現像スリーブ32KS、32CS、32MS、32YS
と、現像剤を組み上げ撹拌するために回転する現像パド
ルなどで構成されている。
【0025】さて、待機状態では、回転型現像装置32
はBK現像器32BKが感光体ドラム22上の静電潜像
を現像する現像位置にセットされており、複写動作が開
始されると、カラースキャナー11で所定のタイミング
からBK画像データを得るための原稿の読み取りが開始
され、このカラースキャナー11からの画像データが画
像処理部で処理されてBK画像データとして光書き込み
光学ユニット21に入力され、光書き込み光学ユニット
21がそのBK画像データに基づいて感光体ドラム22
に光書き込みを行って静電潜像を形成する。以下BK画
像データによる静電潜像をBK潜像と言い、C、M、Y
の各画像データによる静電潜像をそれぞれC潜像、M潜
像、Y潜像に言う。
【0026】回転型現像装置32は、BK潜像をその先
端部から現像するために、現像位置にBK潜像の先端部
が到達する前に、BK現像器32Kの現像スリーブ32
KSの回転を開始し、BK現像器32KにてBKトナー
を含む現像剤により感光体ドラム22上のBK潜像を現
像してBKトナー像とする。そして、以後、BK現像器
32KがBK潜像の現像を続けるが、BK潜像の後端部
が現像位置を通過した時点で、回転型現像装置32は速
やかに次のC潜像の現像を行う現像器32Cが現像位置
に達するまで回転する。この回転動作は、少なくとも、
次のC潜像の先端部が現像位置に到達する前に完了す
る。
【0027】画像形成サイクルが開始されると、感光体
ドラム22が矢印で示すように反時計回りの向きに回転
して中間転写ベルト34が駆動モータにより時計回りの
向きに回転する。中間転写ベルト34の回動に伴って上
述のように感光体ドラム22上にBKトナー像が形成さ
れ、同様にCトナー像、Mトナー像、Yトナー像が順次
形成され、BKトナー像、Cトナー像、Mトナー像、Y
トナー像の順に中間転写ベルト34上に重ねて転写され
る。
【0028】上述のようなBKトナー像の形成では、帯
電器28は暗中にてコロナ放電によって感光体ドラム2
2を負電荷で約−700Vに一様に帯電する。続いて、
感光体ドラム22は、光書き込み光学ユニット21によ
りBKの画像データに基づいてラスタ露光が行われて静
電潜像が形成される。回転型現像装置32のBK現像器
32Kは、トナーをフェライトキャリアとの撹拌によっ
て負極性に帯電し、BK現像スリーブ32KSに負の直
流電位と交流電位とが重畳された現像バイアス電位が印
加され、感光体ドラム22上のBK潜像を現像してBK
トナー像とする。
【0029】中間転写ベルト34は、駆動ローラ35、
紙転写対向ローラ36、37、クリーニング対向ローラ
38および従動ローラ39、40に張架されており、図
示しない駆動モータにより駆動制御される。感光体ドラ
ム22上のBKトナー像は、感光体ドラム22と接触状
態で等速駆動されている中間転写ベルト34の表面へ一
次転写手段としてのベルト転写用コロナ放電器(以下ベ
ルト転写器という)41により転写される。以下、感光
体ドラム22から中間転写ベルト34へのトナー像転写
をベルト転写と称する。
【0030】感光体ドラム22は、BKトナー像のベル
ト転写後に感光体クリーニングユニット29により清掃
され、除電ランプ30により除電されて再使用可能とな
る。感光体クリーニングユニット29で回収されたトナ
ーは、回収パイプを経由して図示しない排トナータンク
に蓄えられる。ところで、BKトナー像形成工程の次に
Cトナー像形成工程に進み、感光体ドラム22が帯電器
28により均一に帯電される。
【0031】また、カラースキャナー11は所定のタイ
ミングからC画像データを得るための原稿の読み取りを
開始し、このカラースキャナー11からの画像データが
画像処理部で処理されてC画像データとなって光書き込
み光学ユニット21に入力され、光書き込み光学ユニッ
ト21がそのC画像データに基づいて感光体ドラム22
に光書き込みを行ってC潜像を形成する。
【0032】回転型現像装置32は先のBK潜像後端部
が現像位置を通過した後で且つ感光体ドラム22上のC
潜像先端が現像位置に到達する前にC現像器32Cが現
像位置に達するように回転動作を行い、C現像器32C
が感光体ドラム22上のC潜像を現像してCトナー像と
する。
【0033】以後、C現像器32CがC潜像の現像を続
けるが、C潜像の後端部が現像位置を通過した時点で、
回転型現像装置32は速やかに次のM潜像の現像を行う
現像器32Mが現像位置に達するまで回転する。この回
転動作は、少なくとも、次のM潜像の先端部が現像位置
に到達する前に完了する。
【0034】感光体ドラム22上のCトナー像はベルト
転写器41により中間転写ベルト34上にBKトナー像
と重ねて転写される。感光体ドラム22は、Cトナー像
のベルト転写後に感光体クリーニングユニット29によ
り清掃され、除電ランプ30により除電されて再使用可
能となる。Cトナー像形成工程の次にMトナー像形成工
程に進み、感光体ドラム22が帯電器28により均一に
帯電される。
【0035】また、カラースキャナー11は所定のタイ
ミングからM画像データを得るための原稿の読み取りを
開始し、このカラースキャナー11からの画像データが
画像処理部で処理されてM画像データとなって光書き込
み光学ユニット21に入力され、光書き込み光学ユニッ
ト21がそのM画像データに基づいて感光体ドラム22
に光書き込みを行ってM潜像を形成する。
【0036】回転型現像装置32は先のC潜像後端部が
現像位置を通過した後で且つ感光体ドラム22上のM潜
像先端が現像位置に到達する前にM現像器32Mが現像
位置に達するように回転動作を行い、M現像器32Mが
感光体ドラム22上のM潜像を現像してMトナー像とす
る。
【0037】以後、M現像器32MがM潜像の現像を続
けるが、M潜像の後端部が現像位置を通過した時点で、
回転型現像装置32は速やかに次のY潜像の現像を行う
現像器32Yが現像位置に達するまで回転する。この回
転動作は、少なくとも、次のY潜像の先端部が現像位置
に到達する前に完了する。
【0038】感光体ドラム22上のMトナー像はベルト
転写器41により中間転写ベルト34上にBKトナー
像、Cトナー像と重ねて転写される。感光体ドラム22
は、Mトナー像のベルト転写後に感光体クリーニングユ
ニット29により清掃され、除電ランプ30により除電
されて再使用可能となる。Mトナー像形成工程の次にY
トナー像形成工程に進み、感光体ドラム22が帯電器2
8により均一に帯電される。
【0039】また、カラースキャナー11は所定のタイ
ミングからY画像データを得るための原稿の読み取りを
開始し、このカラースキャナー11からの画像データが
画像処理部で処理されてY画像データとなって光書き込
み光学ユニット21に入力され、光書き込み光学ユニッ
ト21がそのY画像データに基づいて感光体ドラム22
に光書き込みを行ってY潜像を形成する。
【0040】回転型現像装置32は先のM潜像後端部が
現像位置を通過した後で且つ感光体ドラム22上のY潜
像先端が現像位置に到達する前にY現像器32Yが現像
位置に達するように回転動作を行い、Y現像器32Yが
感光体ドラム22上のY潜像を現像してYトナー像とす
る。感光体ドラム22上のYトナー像はベルト転写器4
1により中間転写ベルト34上にBKトナー像、Cトナ
ー像、Mトナー像と重ねて転写され、フルカラーのトナ
ー像が得られる。感光体ドラム22は、Yトナー像のベ
ルト転写後に感光体クリーニングユニット29により清
掃され、除電ランプ30により除電される。
【0041】ベルトクリーニング装置42は、入口シー
ル、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口シー
ルやゴムブレードを中間転写ベルト34に対して接離さ
せる接離機構により構成される。このベルトクリーニン
グ装置42は、1色目のBK画像をベルト転写した後、
2、3、4色目のトナー像をベルト転写している間は接
離機構によって中間転写ベルト34から入口シール、ゴ
ムブレードなどが離間される。
【0042】給紙バンク内の転写紙カセット44〜47
は各種サイズの転写紙が収納され、指定されたサイズの
用紙が収納している転写紙カセットから、給紙コロ48
〜51のいずれかによってレジストローラ対52へ給紙
搬送される。また、OHP用紙や厚紙などの転写紙が給
紙トレイ53から手差しでレジストローラ対52へ給紙
搬送される。レジストローラ対52は、中間転写ベルト
34上のフルカラーのトナー像に合わせて二次転写手段
としての紙転写コロナ放電器(以下紙転写器という)4
3と中間転写ベルト34との間へ転写紙を送出する。
【0043】この転写紙は、紙転写器43と中間転写ベ
ルト34との間を通過する際に、紙転写器43からのコ
ロナ放電電流により正電荷で荷電され、中間転写ベルト
34上のフルカラーのトナー像が転写される。この転写
紙は、紙転写器43の左側に配置された図示しない除電
ブラシにより除電されて中間転写ベルト34から剥離さ
れ、紙搬送ベルト54により搬送される。
【0044】さらに、転写紙は、定着器55にて所定温
度にコントロールされた定着ローラ55Aと加圧ローラ
55Bのニップ部でトナー像が溶融定着され、排出ロー
ル対56で本体外にフルカラーコピーとして送り出され
る。また、中間転写ベルト34は、転写紙にカラートナ
ー像を転写した後に、ベルトクリーニング装置42の接
離機構でベルトクリーニング装置42のブレードなどが
押圧されて表面がクリーニングされる。
【0045】リピートコピーの場合には、カラースキャ
ナー11および感光体ドラム22側では1枚目の4色目
トナー像形成工程に引き続いて所定のタイミングで2枚
目の1色目トナー像形成工程に進む。また、中間転写ベ
ルト34は、1枚目のフルカラートナー像の転写紙への
一括転写工程に引き続いてベルトクリーニング装置42
でクリーニングされた領域に2枚目のBKトナー像のベ
ルト転写が行われる。その後は、1枚目の複写動作と同
様な動作が行われる。
【0046】以上は4色フルカラーコピーを得るコピー
モードの説明であるが、3色コピーモード、2色コピー
モードの場合は指定された色と回数の分について以上述
べたと同じ動作を行う。また、単色コピーモードの場合
には、所定枚数の複写が終了するまでの間は回転型現像
装置32の所定色の現像器のみを現像位置に位置させて
現像作動状態にしておき、ベルトクリーニング装置42
のブレードなどを中間転写ベルト34に押圧した状態の
ままで連続して複写動作を行う。
【0047】また、位置検知用マークが中間転写ベルト
34の外周面あるいは内周面に設けられる。但し、中間
転写ベルト34の外周面側については位置検知用マーク
がベルトクリーニング装置42の通過域を避けて設ける
工夫が必要であって配置上の困難さを伴うことがあるの
で、その場合には位置検知用マークを中間転写ベルト3
4の内周面側に設ける。マーク検知用センサとしての光
学センサSは、中間転写ベルト34が架け渡されている
駆動ローラ35と支持ローラ39との間の位置に設けら
れる。
【0048】図1は、この第1実施形態例の一部を拡大
して示したものである。感光体ドラム22と中間転写ベ
ルト34は一次転写手段としてのベルト転写器41によ
る一次転写位置で矢印で示すように同じ線速度で回転す
る。中間転写ベルト34の裏側にはマークMCが設けら
れている。このマークMCは中間転写ベルト34ととも
に移動し、マークMCが通過する所定の通過領域には光
学センサSが不動部材に取り付けられている。
【0049】この光学センサSは反射型フォトセンサや
透過型フォトセンサが用いられる。光学センサSとして
反射型フォトセンサを用いた場合には中間転写ベルト3
4に反射性のテープなどの部材を貼り、反射型フォトセ
ンサにて中間転写ベルト34上の反射性の低い表面から
マークMCに変わる所、あるいはマークMCから中間転
写ベルト34上の反射性の低い表面に変わる所を読めば
よい。
【0050】画像形成に際しては、感光体ドラム22お
よび中間転写ベルト34の回転中に光学センサSにより
マークMCが検知され、図示しない制御部は光学センサ
Sのマーク検知信号に基づいて光学センサSによるマー
クMCの検知から一定の時間の経過後に上述した画像形
成プロセスを開始させる。したがって、感光体ドラム2
2は、帯電器28により均一に帯電されて書き込み光学
ユニット21により光書き込みがなされることでBK潜
像が形成され、回転型現像装置32のBK現像器32K
によりBK潜像が現像されてBKトナー像となる。
【0051】次いで、このBKトナー像がベルト転写器
41により中間転写ベルト34に転写される。フルカラ
ー画像を形成するモードでは、上述のようにBKトナー
像に次いでCトナー像、Mトナー像、Yトナー像が感光
体ドラム22上に形成されて中間転写ベルト34に重ね
て転写されることで、4色重ねのフルカラートナー像が
形成され、このフルカラートナー像が中間転写ベルト3
4の紙転写対向ローラ36、37による平面部の位置に
て紙転写器43により転写紙へ一括して転写された後に
転写紙が中間転写ベルト34から分離される。なお、ベ
ルト転写器41及び紙転写器43は電源57、58から
正の直流電圧が印加される。
【0052】図2は第1実施形態例の動作タイミングを
示す。図2において、「ベルト&ドラムMT」の欄は、
中間転写ベルト34および感光体ドラム22を駆動する
駆動モータの作動状態を示す。「帯電CH」の欄は、帯
電器28の作動状態を示す。「画信号書き込み」の欄
は、書き込み光学ユニット21の作動状態を示し、B
K、C、M、Yの各色の画像信号波形の立上り状態で光
書き込みがなされることを示す。この例では、BK→C
→M→Yの順に光書き込みが行われている。「一次転
写」の欄は、ベルト転写器41の作動状態を示し、当該
画像形成装置のメインスイッチがオンになるのと同期し
て感光体ドラム22から中間転写ベルト34へ転写用帯
電電圧が印加された状態になる。
【0053】「二次転写」の欄は、紙転写器43の作動
状態を示し、BK,C,M,Yの4色の重ねトナー像を
転写紙上に一括転写するタイミングを立上りの波形で示
している。「マーク検知」の欄は、光学センサSにより
マークMCを検知するタイミングを縦線で示している。
また、図2において、の時点は感光体ドラム22上の
帯電器28により帯電される帯電領域の先端部がベルト
転写器41による一次転写位置に到達した時点を示す。
また、の時点は、光学センサSによりマークMCを検
知してから一定の時間が経過した後に第1の色であるB
Kの画像データによる光書き込みが開始される時点を示
す。
【0054】このように、光学センサSによるマークM
Cの検知がなされてから一定時間後に感光体ドラム22
上の帯電器28により帯電される帯電領域の先端部が一
次転写位置に到達してBKの画像データによる光書き込
みが行われる。以下同様に中間転写ベルト34が1周す
る毎に光学センサSによりマークMCが検知され、BK
の画像データによる光書き込みと同じタイミングで、つ
まり、光学センサSによるマークMCの検知がなされて
から一定時間後にC画像データによる光書き込み、M画
像データによる光書き込み、Y画像データによる光書き
込みがそれぞれ行われる。
【0055】この第1実施形態例では、図1に示すよう
に中間転写ベルト34は6本のローラ35〜40に架け
渡され、これらのローラ35〜40の中で紙転写対向ロ
ーラ36、37が最も径が小さい。中間転写ベルト34
は、紙転写対向ローラ36、37のカールくせ跡が発生
してこれが感光体ドラム22よりトナー像が転写される
画像領域内に入ると、転写不良となって画像不良が発生
するという問題がある。
【0056】そこで、2本の紙転写対向ローラ36、3
7の位置が近くて中間転写ベルト34が紙転写対向ロー
ラ36、37に接している部分の回転方向長さが併せて
30mm程度であるので、中間転写ベルト34の停止位
置より、待機停止時に中間転写ベルト34の紙転写対向
ローラ36、37に接している領域を計算して該領域を
中間転写ベルト34の回転方向についての非画像部領域
とすることにより、上記問題を解決する。
【0057】すなわち、図示しない制御部は、スタート
スイッチ、光学センサSなどからの入力信号をもとに、
感光体ベルト22及び中間転写ベルト34を回転駆動す
る駆動モータや帯電器28、光書き込み光学ユニット2
1、回転型現像装置32、ベルト転写器41、紙転写器
43、カラースキャナー11などの負荷を制御して上述
した複写動作を行わせるが、中間転写ベルト34の停止
位置より中間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36、
37に待機停止時に接している領域が中間転写ベルト3
4の回転方向についての非画像部領域となるように各負
荷を制御する。
【0058】このように、第1実施形態例は、請求項1
記載の発明の実施形態例であって、複数のローラ35〜
40に架け渡されて回転するベルト状像担持体としての
中間転写ベルト34を有する画像形成装置において、ベ
ルト状像担持体34が待機停止時に複数のローラ35〜
40のうちの最も径の小さいローラ36、37に接して
いる領域をベルト状像担持体34の回転方向についての
非画像部領域とする手段としての制御部を備えたので、
ベルト状像担持体の変形による画像不良を防止すること
ができる。
【0059】上記第1実施形態例において、中間転写ベ
ルト34の周長に余裕がなければ、中間転写ベルト34
が架け渡されている複数のローラ35〜40のうちの径
が最も小さい紙転写対向ローラ36、37の中で巻き付
け角が小さく、かつ、中間転写ベルト34に対する単位
面積当りの圧力が強い方の紙転写対向ローラ36のみに
ついて、中間転写ベルト34の停止位置より、待機停止
時に中間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36に接し
ている領域を計算して該領域を中間転写ベルト34の回
転方向についての非画像部領域とすれば、上記問題の最
悪状態は解決できる。
【0060】そこで、本発明の第2実施形態例は、上記
第1実施形態例において、図示しない制御部が、中間転
写ベルト34の停止位置より、待機停止時に中間転写ベ
ルト34の紙転写対向ローラ36に接している領域を計
算して該領域を中間転写ベルト34の回転方向について
の非画像部領域とすることにより、上記問題を解決す
る。すなわち、図示しない制御部は、中間転写ベルト3
4の停止位置より中間転写ベルト34の紙転写対向ロー
ラ36に待機停止時に接している領域が中間転写ベルト
34の回転方向についての非画像部領域となるように各
負荷を制御する。
【0061】この第2実施形態例は、請求項2記載の発
明の実施形態例であって、中間転写ベルト34が架け渡
されている複数のローラ35〜40は最も径の小さいロ
ーラ36、37が複数有り、前記手段としての制御部
は、ベルト状像担持体としての中間転写ベルト34が待
機停止時に最も径の小さい複数のローラ36、37のう
ちの巻き付き角が最も小さいローラ36に接している領
域をベルト状像担持体34の回転方向についての非画像
部領域とするので、ベルト状像担持体の変形による画像
不良を防止することができる。
【0062】また、本発明の第3実施形態例では、上記
第1実施形態例において、図示しない制御部は、ベルト
状像担持体としての中間転写ベルト34の回転を停止さ
せる時には中間転写ベルト34をマーク検知用センサS
のマーク検知後に常に一定の位置に停止させ、中間転写
ベルト34の紙転写対向ローラ36、37によるカール
くせ跡が生ずる位置を一定の位置とする。そして、制御
部は、画像形成時には中間転写ベルト34の紙転写対向
ローラ36、37によるカールくせ跡とマークMCとの
位置関係から、図3に示すように中間転写ベルト34の
紙転写対向ローラ36、37に待機停止時に接している
領域59を計算して該領域59を中間転写ベルト34の
回転方向についての最大転写紙サイズ60に対する非画
像部領域とすることにより、上記問題を解決する。
【0063】すなわち、図示しない制御部は、画像形成
時には中間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36、3
7によるカールくせ跡とマークMCとの位置関係から、
光学センサSからのマーク検知信号に基づいて中間転写
ベルト34の紙転写対向ローラ36、37に待機停止時
に接している領域59を判断して該領域59が中間転写
ベルト34の回転方向についての最大転写紙サイズ60
に対する非画像部領域となるように各負荷を制御する。
【0064】この第3実施形態例は、請求項3記載の発
明の実施形態例であって、一部にマークMCが設けられ
複数のローラ35〜40に架け渡されて回転するベルト
状像担持体としての中間転写ベルト34と、マークMC
が通過する所定の通過領域にてマークMCを検知するマ
ーク検知用センサとしての光学センサSとを有し、この
マーク検知用センサSからのマーク検知信号に基づいて
各色の画像形成を行って転写材上にカラー画像を形成す
るカラー画像形成装置において、ベルト状像担持体34
の回転を停止させる時にはベルト状像担持体34をマー
ク検知用センサSのマーク検知後に常に一定の位置に停
止させ、待機停止時にベルト状像担持体34が画像形成
時には複数のローラ35〜40のうちの最も径の小さい
ローラ36、37に接している領域をベルト状像担持体
34の回転方向についての最大転写材サイズに対する非
画像部領域とする手段としての制御部を備えたので、ベ
ルト状像担持体の変形による画像不良を防止することが
できる。
【0065】また、本発明の第4実施形態例では、上記
第3実施形態例において、図示しない制御部は、ハーフ
トーン画像が多いフルカラーコピーを得るコピーモード
のみ、中間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36、3
7によるカールくせ跡とマークMCとの位置関係から、
光学センサSからのマーク検知信号に基づいて中間転写
ベルト34の紙転写対向ローラ36、37に待機停止時
に接している領域を判断して該領域が中間転写ベルト3
4の回転方向についての最大転写紙サイズに対する非画
像部領域となるように各負荷を制御する。
【0066】そして、制御部は、BK単色などの文字画
像を主体とする画像を形成し、かつ、マークMCによる
各色のトナー像の位置合わせを必要としないモードで
は、中間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36、37
によるカールくせ跡を避ける制御を行わずに画像形成を
行い、コピースピードを優先させる。
【0067】この第4実施形態例は、請求項4記載の発
明の実施形態例であって、上記第3実施形態例におい
て、前記手段としての制御部は、複数色のトナー像を重
ねてカラー画像を形成するモードの時のみ、ベルト状像
担持体としての中間転写ベルト34が待機停止時に複数
のローラ35〜40のうちの最も径の小さいローラ3
6、37に接している領域をベルト状像担持体34の回
転方向についての最大転写材サイズに対する非画像部領
域とするので、ベルト状像担持体の変形による画像不良
を防止することができ、かつ、複数色のトナー像を重ね
てカラー画像を形成するモード以外の時にコピースピー
ドを優先させることができる。
【0068】また、本発明の第5実施形態例では、上記
第3実施形態例において、中間転写ベルト34は502
mmの周長に対して30mmの回転方向長さで紙転写対
向ローラ36、37によるカールくせ跡ができる。ま
た、原稿画像を25〜400%の変倍率で変倍してフル
カラートナー像とする変倍機能が設けられ、変倍時に実
際に画像位置がどの程度ずれるかを図4の点線で示す。
変倍時には変倍機能は読み取り部としてのカラースキャ
ナー11の副走査方向の速度を変倍率に比例して変化さ
せる。
【0069】カラースキャナー11は、原稿読み取り時
には、可動光学系14〜17がホームポジションより一
定の加速度で立ち上がり、各変倍率に応じた所定の速度
に達すると今度は等速度で移動し、白色基準板61を通
過して原稿13の先端へと進む。そして、カラースキャ
ナー11からの画像データが画像処理部を介して光書き
込み光学ユニット21に入力され、光書き込み光学ユニ
ット21がその画像データに基づいて感光体ドラム22
に光書き込みをリアルタイムで行う。
【0070】このため、中間転写ベルト34上の画像形
成位置が変倍率100%に付き30mmずれる。したが
って、制御部が25%変倍時のトナー像先端が中間転写
ベルト34上の紙転写対向ローラ36、37によるカー
ルくせ跡の直後になるように各負荷を制御することによ
り、変倍率が25%より増えるにつれて中間転写ベルト
34上のトナー像先端が回転方向後側にずれ、250%
程度の変倍までA3サイズ(回転方向420mm)で紙
転写対向ローラ36、37によるカールくせ跡が非画像
領域となる。そこで、制御部は、250%程度以下の変
倍率を優先して、待機停止時に中間転写ベルト34にお
ける最も径の小さい紙転写対向ローラ36、37に接し
ている領域を中間転写ベルト34の回転方向についての
250%程度以下の変倍率での最大転写紙サイズに対す
る非画像部領域とする。
【0071】この第5実施形態例は、請求項5記載の発
明の実施形態例であって、ベルト状像担持体としての中
間転写ベルト34上の回転方向画像形成位置をマークM
Cに対して変倍率毎に異ならせる変倍機能を有し、前記
手段としての制御部は、所定の変倍率(250%程度以
下)を優先して、ベルト状像担持体34が待機停止時に
複数のローラ35〜40のうちの最も径の小さいローラ
36、37に接している領域をベルト状像担持体34の
回転方向についての前記所定の変倍率での最大転写材サ
イズに対する非画像部領域とするので、変倍機能を有し
ていても所定の変倍率でベルト状像担持体の変形による
画像不良を防止することができる。
【0072】また、本発明の第6実施形態例では、上記
第5実施形態例において、図4に示すように中間転写ベ
ルト34に2個のマークMC1、MC2が設けられて光
学センサSにより2個のマークMC1、MC2が検知さ
れ、マークMC1は上記マークMCと同じである。マー
クMC2はマークMC1より進行方向へ50mm離れた
位置設けられる。図4において、実線は第6実施形態例
の変倍率と中間転写ベルト34上の画像位置との関係を
示し、点線は第5実施形態例の変倍率と中間転写ベルト
34上の画像位置との関係を示す。
【0073】制御部は、上記第3実施形態例と同様にベ
ルト状像担持体としての中間転写ベルト34の回転を停
止させる時には中間転写ベルト34をマーク検知用セン
サSのマークMC1検知後に常に一定の位置に停止させ
る。ここに、制御部は、マークMC1、MC2の進行方
向の長さを異ならせておいて光学センサSからのマーク
検知信号の幅からマークMC1、MC1を識別し、ある
いは図2に示すようにマークMC1、MC1に対する光
学センサSからのマーク検知信号の一方をタイミング的
に前後20mm程度でマスクして変倍機能の変倍率が2
5〜200%の時にはマークMC1に対する光学センサ
Sからのマーク検知信号のみ読み取って変倍機能の変倍
率が201〜400%の時にはマークMC2に対する光
学センサSからのマーク検知信号のみ読み取る。
【0074】制御部は、変倍機能の変倍率が25〜20
0%の時には、上記第3実施形態例と同様に中間転写ベ
ルト34の紙転写対向ローラ36、37によるカールく
せ跡とマークMC1との位置関係から、マークMC1に
対する光学センサSからのマーク検知信号に基づいて中
間転写ベルト34の紙転写対向ローラ36、37に待機
停止時に接している領域を判断して該領域が中間転写ベ
ルト34の回転方向についての変倍率25〜200%で
の最大転写紙サイズに対する非画像部領域となるように
各負荷を制御する。
【0075】また、制御部は、変倍機能の変倍率が20
1〜400%の時には、中間転写ベルト34の紙転写対
向ローラ36、37によるカールくせ跡とマークMC2
との位置関係から、マークMC2に対する光学センサS
からのマーク検知信号に基づいて中間転写ベルト34の
紙転写対向ローラ36、37に待機停止時に接している
領域を判断して該領域が中間転写ベルト34の回転方向
についての変倍率201〜400%での最大転写紙サイ
ズに対する非画像部領域となるように各負荷を制御す
る。
【0076】この第6実施形態例は、請求項6記載の発
明の実施形態例であって、複数のマークMC1、MC2
が回転方向に沿って設けられ複数のローラ35〜40に
架け渡されて回転するベルト状像担持体としての中間転
写ベルト34と、このベルト状像担持体34上の回転方
向画像形成位置をマークMC1、MC2に対して変倍率
毎に異ならせる変倍機能とを有する画像形成装置におい
て、複数のマークMC1、MC2より変倍率毎に画像形
成時にマーク検知用センサとしての光学センサSで検知
するマークを定め、このマークに対するマーク検知用セ
ンサSからのマーク検知信号に基づいてベルト状像担持
体34上の画像形成位置をほぼ一定にしてベルト状像担
持体34が待機停止時に複数のローラ35〜40のうち
の最も径の小さいローラ36、37に接している領域を
ベルト状像担持体34の回転方向についての非画像部領
域とし、停止時に複数のマークMC1、MC2のうちの
1つのマークに対するマーク検知用センサSからのマー
ク検知信号を基準としてベルト状像担持体34の回転を
停止させる手段としての制御部を備えたので、変倍機能
により任意の変倍率でベルト状像担持体の変形による画
像不良を防止することができる。
【0077】なお、本発明は、上記実施形態例に限定さ
れるものではなく、例えばベルト状像担持体として複数
のローラに架け渡されて回転するベルト状感光体を用い
て各色のトナー像を重ねてベルト状感光体上に形成する
ことで、フルカラーのトナー像を形成して紙などの転写
材に転写するカラー画像形成装置に同様に適用すること
が可能である。
【0078】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、複数のローラに架け渡されて回転するベルト状像担
持体を有する画像形成装置において、前記ベルト状像担
持体が待機停止時に前記複数のローラのうちの最も径の
小さいローラに接している領域を前記ベルト状像担持体
の回転方向についての非画像部領域とする手段を備えた
ので、ベルト状像担持体の変形による画像不良を防止す
ることができる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記複数のローラは最も径
の小さいローラが複数有り、前記手段は、前記ベルト状
像担持体が待機停止時に前記最も径の小さい複数のロー
ラのうちの巻き付き角が最も小さいローラに接している
領域を前記ベルト状像担持体の回転方向についての非画
像部領域とするので、ベルト状像担持体の変形による画
像不良を防止することができる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、一部にマー
クが設けられ複数のローラに架け渡されて回転するベル
ト状像担持体と、前記マークが通過する所定の通過領域
にて前記マークを検知するマーク検知用センサとを有
し、このマーク検知用センサからのマーク検知信号に基
づいて各色の画像形成を行って転写材上にカラー画像を
形成するカラー画像形成装置において、前記ベルト状像
担持体の回転を停止させる時には前記ベルト状像担持体
を前記マーク検知用センサのマーク検知後に常に一定の
位置に停止させ、画像形成時には前記ベルト状像担持体
が待機停止時に前記複数のローラのうちの最も径の小さ
いローラに接している領域を前記ベルト状像担持体の回
転方向についての最大転写材サイズに対する非画像部領
域とする手段を備えたので、ベルト状像担持体の変形に
よる画像不良を防止することができる。
【0081】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載のカラー画像形成装置において、前記手段は、複数色
のトナー像を重ねてカラー画像を形成するモードの時の
み、前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記複数のロ
ーラのうちの最も径の小さいローラに接している領域を
前記ベルト状像担持体の回転方向についての最大転写材
サイズに対する非画像部領域とするので、ベルト状像担
持体の変形による画像不良を防止することができ、か
つ、複数色のトナー像を重ねてカラー画像を形成するモ
ード以外の時にコピースピードを優先させることができ
る。
【0082】請求項5記載の発明によれば、請求項3記
載のカラー画像形成装置において、前記ベルト状像担持
体上の回転方向画像形成位置を前記マークに対して変倍
率毎に異ならせる変倍機能を有し、前記手段は、所定の
変倍率を優先して、前記ベルト状像担持体が待機停止時
に前記複数のローラのうちの最も径の小さいローラに接
している領域を前記ベルト状像担持体の回転方向につい
ての前記所定の変倍率での最大転写材サイズに対する非
画像部領域とするので、変倍機能を有していても所定の
変倍率でベルト状像担持体の変形による画像不良を防止
することができる。
【0083】請求項6記載の発明によれば、複数のマー
クが回転方向に沿って設けられ複数のローラに架け渡さ
れて回転するベルト状像担持体と、このベルト状像担持
体上の回転方向画像形成位置を前記マークに対して変倍
率毎に異ならせる変倍機能とを有する画像形成装置にお
いて、前記複数のマークより変倍率毎に画像形成時に前
記マーク検知用センサで検知するマークを定め、このマ
ークに対する前記マーク検知用センサからのマーク検知
信号に基づいて前記ベルト状像担持体上の画像形成位置
をほぼ一定にして前記ベルト状像担持体が待機停止時に
前記複数のローラのうちの最も径の小さいローラに接し
ている領域を前記ベルト状像担持体の回転方向について
の非画像部領域とし、停止時に前記複数のマークのうち
の1つのマークに対する前記マーク検知用センサからの
マーク検知信号を基準として前記ベルト状像担持体の回
転を停止させる手段を備えたので、変倍機能により任意
の変倍率でベルト状像担持体の変形による画像不良を防
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の一部を拡大して示す
概略図である。
【図2】同第1実施形態例の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態例を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の第5実施形態例及び第6実施形態例の
変倍率と中間転写ベルト上の画像位置との関係を示す図
である。
【図5】上記第1実施形態例を示す断面図である。
【図6】上記第6実施形態例を説明するための波形図で
ある。
【符号の説明】
21 光書き込み光学ユニット 22 感光体ドラム 35〜40 ローラ 41 ベルト転写器 43 紙転写器 S 光学センサ MC、MC1、MC2 マーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 370 G03G 21/00 370

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のローラに架け渡されて回転するベル
    ト状像担持体を有する画像形成装置において、前記ベル
    ト状像担持体が待機停止時に前記複数のローラのうちの
    最も径の小さいローラに接している領域を前記ベルト状
    像担持体の回転方向についての非画像部領域とする手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記複数のローラは最も径の小さいローラが複数有り、前
    記手段は、前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記最
    も径の小さい複数のローラのうちの巻き付き角が最も小
    さいローラに接している領域を前記ベルト状像担持体の
    回転方向についての非画像部領域とすることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】一部にマークが設けられ複数のローラに架
    け渡されて回転するベルト状像担持体と、前記マークが
    通過する所定の通過領域にて前記マークを検知するマー
    ク検知用センサとを有し、このマーク検知用センサから
    のマーク検知信号に基づいて各色の画像形成を行って転
    写材上にカラー画像を形成するカラー画像形成装置にお
    いて、前記ベルト状像担持体の回転を停止させる時には
    前記ベルト状像担持体を前記マーク検知用センサのマー
    ク検知後に常に一定の位置に停止させ、画像形成時には
    前記ベルト状像担持体が待機停止時に前記複数のローラ
    のうちの最も径の小さいローラに接している領域を前記
    ベルト状像担持体の回転方向についての最大転写材サイ
    ズに対する非画像部領域とする手段を備えたことを特徴
    とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカラー画像形成装置におい
    て、前記手段は、複数色のトナー像を重ねてカラー画像
    を形成するモードの時のみ、前記ベルト状像担持体が待
    機停止時に前記複数のローラのうちの最も径の小さいロ
    ーラに接している領域を前記ベルト状像担持体の回転方
    向についての最大転写材サイズに対する非画像部領域と
    することを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載のカラー画像形成装置におい
    て、前記ベルト状像担持体上の回転方向画像形成位置を
    前記マークに対して変倍率毎に異ならせる変倍機能を有
    し、前記手段は、所定の変倍率を優先して、前記ベルト
    状像担持体が待機停止時に前記複数のローラのうちの最
    も径の小さいローラに接している領域を前記ベルト状像
    担持体の回転方向についての前記所定の変倍率での最大
    転写材サイズに対する非画像部領域とすることを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】複数のマークが回転方向に沿って設けられ
    複数のローラに架け渡されて回転するベルト状像担持体
    と、このベルト状像担持体上の回転方向画像形成位置を
    前記マークに対して変倍率毎に異ならせる変倍機能とを
    有する画像形成装置において、前記複数のマークより変
    倍率毎に画像形成時に前記マーク検知用センサで検知す
    るマークを定め、このマークに対する前記マーク検知用
    センサからのマーク検知信号に基づいて前記ベルト状像
    担持体上の画像形成位置をほぼ一定にして前記ベルト状
    像担持体が待機停止時に前記複数のローラのうちの最も
    径の小さいローラに接している領域を前記ベルト状像担
    持体の回転方向についての非画像部領域とし、停止時に
    前記複数のマークのうちの1つのマークに対する前記マ
    ーク検知用センサからのマーク検知信号を基準として前
    記ベルト状像担持体の回転を停止させる手段を備えたこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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