JP5423066B2 - ワイピング装置および液滴吐出装置 - Google Patents

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本発明は、シート繰出しリールからシート巻取りリールに至るシート送り経路に臨み、シート繰出しリールから繰り出されるシートのシートエンドを検出するワイピング装置および液滴吐出装置に関するものである。
従来、この種のシートエンド検出装置を備えたワイピング装置が知られている(特許文献1参照)。このワイピング装置は、リールコアに巻回されたワイピングシートを繰り出す繰出しリールと、繰出しリールから繰出されたワイピングシートを巻き取る巻取りリールと、ワイピングシートのシートエンドを検出するシートエンド検出装置と、を備えている。シートエンド検出装置は、光軸がリールコアの外周面近傍となるように配設され、検出光を発光する発光部と、リールコアを挟んで発光部に対面し、光軸上に配設された検出部と、から構成されている。
このワイピング装置では、繰り出したワイピングシートに洗浄液を塗布し、この洗浄液を塗布した部分を、機能液滴吐出ヘッドのノズル面に押し当てながらワイピングシートを送ることで、ノズル面を払拭する。一方、ワイピングシートのシートエンドは、ワイピング動作によりワイピングシートが使用され、光軸上にワイピングシートがなくなることで、検出部が発光部からの検出光を受光することにより検出される。
特開2009−11973号公報
しかしながら、このようなワイピング装置では、ワイピングシートの厚みと光軸の位置との関係、或いはリールコア径の製造誤差を考慮し、安全側となるように、リールコアにワイピングシートが複数巻きされた状態で、シートエンドを検出する場合が生ずる。このため、未使用部分を残した状態でワイピングシートを交換することになり、ワイピングシートを最後まで完全に使い切ることができないという問題があった。また、ワイピングシートのセット誤差やワイピングシートの厚さにより、シートエンドの検出位置が異なってしまうため、シートエンド検出ユニットの光軸位置を頻繁に調整しなければならないという問題があった。
本発明は、ワイピングシートのシートエンドを簡単な構成で精度よく検出することができると共に、ワイピングシートを無駄なく使うことができるワイピング装置および液滴吐出装置を提供することをその課題としている。
本発明の機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置は、ワイピングシートを繰り出すシート繰出しリールからワイピングシートを巻き取るシート巻取りリールに至るシート送り経路に、ワイピングシートを、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドのノズル面に相対的に押圧する押圧ローラーを配置し、走行するワイピングシートをノズル面に押し付けてノズル面を払拭する機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置であって、シート送り経路に臨み、シート繰出しリールから繰り出されるワイピングシートのシートエンドを検出するシートエンド検出装置と、シート巻取りリールを回転させる巻取りモーターの駆動を制御する制御手段と、押圧ローラーにおけるシート送り方向の上流側近傍に配設され、ワイピングシートにバックテンションを付与するテンションローラーと、を備えシートエンド検出装置は、シート繰出しリールの近傍に配設され、シート繰出しリールから繰り出されてゆくワイピングシートの、シート送り経路を経路変更する経路変更ローラーと、巻取りモーターが駆動している状態で、経路変更ローラーが回転しているか否かを検出する検出手段と、を備え、制御手段は、検出手段が経路変更ローラーの回転停止を検出したときに、ワイピングシートのシートエンドがテンションローラーの近傍に達するまでワイピングシートを送った後、巻取りモーターの駆動を停止することを特徴とする。
この構成によれば、検出手段が経路変更ローラーの「回転有り」を検出した場合には、経路変更ローラーが送られてゆくシートに転接して回転していることになる。言い換えれば、シート繰出しリールに未使用部分のシートが残っており、シートのシートエンドまで十分な長さがあるものと判断することができる。これに対して、検出手段が経路変更ローラーの「回転無し」を検出した場合には、シートのシートエンドがシート繰出しリールから外れ(シートエンドがフリーになる)、経路変更ローラーに対するシートの転接が解除されたことになる。すなわち、経路変更ローラーの回転の有無を検出することで、精度よくシートエンドを検出することができる。これにより、シートエンド検出時に未使用部分のシートを最小限にとどめることができるため、シートをほぼ最後まで使い切ることができる。
また、シートエンドを精度よく検出して、ワイピングシートをほぼ最後まで使い切ることができるワイピング装置を提供することができる。
さらに、テンションローラーが押圧ローラーの近傍に配設されているため、ワイピングシートのシートエンドがテンションローラーの近傍に達するまでワイピング動作を正常に実施することができる。このため、ワイピングシートをシートエンドの近傍まで無駄なく使用することができる。
この場合、検出手段が、経路変更ローラーに連結され、経路変更ローラーの回転速度を検出するエンコーダーで構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、精度よく経路変更ローラーの回転の有無を検出することができる。すなわち、シートエンドの検出精度を向上させることができる。
この場合、ワイピングシートのシート送り速度が一定になるように巻取りモーターを制御するために、ワイピングシートのシート送り速度を検出する送り速度検出手段を、更に備え、検出手段は、送り速度検出手段を兼ねていることが、好ましい。
この構成によれば、検出手段を、巻取りモーターを制御するための送り速度検出手段としても活用することができ、制御系の変更のみでワイピングシートのシートエンド検出を実施することができる。
本発明の液滴吐出装置は、上記した機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置と、機能液滴吐出ヘッドと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ワイピングシートによる機能液滴吐出ヘッドの機能を適切に維持することができるだけでなく、ワイピングシートを使い切った状態でのワイピング動作を防止することができるため、ワイピングミスによる機能液滴吐出ヘッドの損傷を防止することができる。
液滴吐出装置の斜視図である。 液滴吐出装置の平面図である。 液滴吐出装置の側面図である。 キャリッジの外観斜視図である。 機能液滴吐出ヘッドの表裏外観斜視図である。 第1実施形態に係るワイピングユニットの断面模式図である。 シートエンド検出を説明するための説明図である。 第1実施形態に係るワイピングユニットによるシートエンド検出のフローチャートである。 第2実施形態に係るワイピングユニットの断面模式図である。 第2実施形態に係るワイピングユニットによるシートエンド検出のフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係るワイピングユニット(ワイピング装置)のシートエンド検出装置およびワイピングユニットを適用した液滴吐出装置について説明する。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置の各画素となる発光素子等を形成するものである。また、ワイピングユニットは、描画などによりノズル面に付着した機能液を払拭して、機能液滴吐出ヘッドの機能維持を図るものであり、シートエンド検出装置は、ワイピングユニットにおけるワイピングシート(シート)のシートエンド(終端)を検出するものである。
図1ないし図3に示すように、液滴吐出装置1は、石定盤に支持されたX軸支持ベース11上に配設され、主走査方向となるX軸方向に延在してワークWをX軸方向に移動させるX軸テーブル2と、複数本の支柱12を介してX軸テーブル2を跨ぐように架け渡された1対のY軸支持ベース13上に配設され、副走査方向となるY軸方向に延在するY軸テーブル3と、Y軸テーブル3に移動自在に吊設され、複数(12個)の機能液滴吐出ヘッド14が搭載された13個のキャリッジユニット4と、から構成されている。さらに、液滴吐出装置1は、これらの装置を温度および湿度が管理された雰囲気内に収容するチャンバ5と、チャンバ5を貫通して、機能液滴吐出ヘッド14に機能液を供給する機能液供給ユニット6と、を備えている。また、チャンバ5の側壁の一部には、機能液を貯留するメインタンク49等を収納するタンクキャビネット7が設けられている。液滴吐出装置1は、X軸テーブル2およびY軸テーブル3の駆動と同期して、機能液滴吐出ヘッド14を吐出駆動させることにより、機能液供給ユニット6から供給された機能液を吐出させ、ワークWに所定の描画パターンを描画する。
また、液滴吐出装置1は、フラッシングユニット15、吸引ユニット16、ワイピングユニット17(詳細は、後述する。)および吐出性能検査ユニット18から成るメンテナンス装置8を備えており、これらユニットを機能液滴吐出ヘッド14の保守に供して、機能液滴吐出ヘッド14の機能維持・機能回復を図るようになっている。本実施形態の液滴吐出装置1では、X軸テーブル2とY軸テーブル3とが交わる領域にキャリッジユニット4を臨ませてワークWの描画を行う。また、Y軸テーブル3とメンテナンス装置8(吸引ユニット16、ワイピングユニット17)が交わる領域にキャリッジユニット4を臨ませて、機能液滴吐出ヘッド14の機能維持および機能回復を行う。なお、ワイピングユニット17によるワイピング動作は、吸引ユニット16による吸引動作後毎に行ってもよいし、定期的に行ってもよい。
図2および図3に示すように、X軸テーブル2は、ワークWを吸着セットするセットテーブル21と、セットテーブル21をX軸方向にスライド自在に支持するX軸第1スライダー22と、上記したフラッシングユニット15および吐出性能検査ユニット18をX軸方向にスライド自在に支持するX軸第2スライダー23と、X軸方向に延在し、X軸第1スライダー22およびX軸第2スライダー23をX軸方向に移動させる左右一対のX軸リニアモーター(図示省略)と、を備えている。
Y軸テーブル3は、13個のキャリッジユニット4をそれぞれ吊設した13個のブリッジプレート24と、各ブリッジプレート24を両持ちで支持する13組のY軸スライダー(図示省略)と、一対のY軸支持ベース13上に設置され、ブリッジプレート24をY軸方向に移動させる一対のY軸リニアモーター(図示省略)と、を備えている。また、Y軸テーブル3は、各キャリッジユニット4を介して描画時に機能液滴吐出ヘッド14を副走査するほか、機能液滴吐出ヘッド14を吸引ユニット16およびワイピングユニット17に臨ませる。この場合、各キャリッジユニット4を独立させて個別に移動させることも可能であるし、13個のキャリッジユニット4を一体として移動させることも可能である。
図4に示すように、各キャリッジユニット4は、R・G・Bの3色、各4個(計12個)の機能液滴吐出ヘッド14と、12個の機能液滴吐出ヘッド14を6個ずつ2群に分けて、各機能液滴吐出ヘッド14が同一の水平面内に配設されるように支持するヘッドプレート25と、から成るヘッドユニット26を備えている。また、各キャリッジユニット4は、機能液滴吐出ヘッド14に機能液を大気圧基準で減圧供給する圧力調整弁27と、ヘッドユニット26をθ補正(θ回転)可能に支持するθ回転機構28と、θ回転機構28を介して、ヘッドユニット26をブリッジプレート24に支持させる吊設部材29(共に図3参照)と、を備えている。加えて、各キャリッジユニット4は、機能液を一時的に貯留するサブタンク46(図1参照)が配設されており(実際には、ブリッジプレート24上に配設)、このサブタンク46および圧力調整弁27により、各機能液滴吐出ヘッド14に対して一定圧力で機能液が供給されるようになっている。なお、キャリッジユニット4をZ軸方向に昇降させるZテーブル(図示省略)を、さらに備えていてもよい。
図5に示すように、機能液滴吐出ヘッド14は、いわゆる2連のインクジェットヘッドであり、2連の接続針34を有する機能液導入部31と、機能液導入部31に連なる2連のヘッド基板32と、ヘッド基板32の下方に連なり機能液を吐出するヘッド本体33と、を備えている(図5(a)参照)。機能液導入部31は、ノズル列39の数に対応した2連の接続針34を有しており、サブタンク46からの機能液を、機能液供給システム(図示省略)を介して供給されるようになっている。また、ヘッド本体33は、ピエゾ素子等で構成される2連のポンプ部35と、複数の吐出ノズル37が形成されたノズル面38を有するノズルプレート36と、を有している。ノズルプレート36のノズル面38に形成された多数の吐出ノズル37は、相互に平行且つ半ノズルピッチ位置ズレして列設された2列のノズル列39を構成しており、各ノズル列39は、等ピッチで並べた180個の吐出ノズル37で構成されている(図5(b)参照)。そして、制御装置58(図6参照)から出力された駆動波形が各ポンプ部35(圧電素子)に印加されることで、各吐出ノズル37から機能液が吐出される。
ここで、図6ないし図8を参照して、ワイピングユニット17について、詳細に説明する。ワイピングユニット17は、ワイピングシートSを適宜繰出すシート繰出しリール51と、シート繰出しリール51から繰出されたワイピングシートSを巻取るシート巻取りリール52と、両リール51,52間に掛け渡されたワイピングシートSを機能液滴吐出ヘッド14に押圧する押圧ローラー53と、両リール51,52間において、押圧ローラー53を経由するシート送り経路54を構成する各種のローラー(詳細は、後述する。)と、これら構成装置を支持する装置フレーム(図示省略)と、をカバーボックス55に収容して構成されている。
また、ワイピングユニット17は、シート繰出しリール51と押圧ローラー53との間に掛け渡されたワイピングシートSに臨み、ワイピングシートSのシートエンドを検出するシートエンド検出装置56と、押圧ローラー53とシート巻取りリール52との間に掛け渡されたワイピングシートSに臨み、ワイピングシートSの送り速度を検出する送り速度検出装置(送り速度検出手段)57と、を備えている。シートエンド検出装置56および送り速度検出装置57は、上記の制御装置58に接続されており、それぞれ検出信号を制御装置58に出力する。
さらに、シートエンド検出装置56と押圧ローラー53との間には、シート繰出しリール51から繰出されたワイピングシートSに一定のバックテンションを付与するテンションローラー61が配設されている。また、押圧ローラー53と送り速度検出装置57との間には、太径の第1経路変更ローラー62、細径の第2経路変更ローラー63、第3経路変更ローラー64、第4経路変更ローラー65および送り速度検出装置57が連結された第5経路変更ローラー66が上流側から順番に配設されている。なお、図6における矢印は、各ローラーの回転方向を示している。
ワイピングシートSは、ヘッドユニット26に対応する幅を有し、ポリエステルやポリプロピレン等の化学繊維(不織布)で構成されている。ワイピングシートSは、リールコア67に巻回した状態で搬入され、シート繰出しリール51の装着軸68に軸方向から装着される。この場合、ワイピングシートSのシートエンド(巻回開始端)は、粘着テープ等でリールコア67に粘着されており、ワイピングシートSを使い切る直前には、この粘着テープがリールコア67から剥がれることにより、ワイピングシートSのシートエンドがシート繰出しリール51から外れる。言うまでもないが、ワイピングシートSは、シート繰出しリール51から繰り出され、シート送り経路54に沿って、シートエンド検出装置56、テンションローラー61、押圧ローラー53、第1経路変更ローラー62、第2経路変更ローラー63、第3経路変更ローラー64、第4経路変更ローラー65および送り速度検出装置57、を順に経由して、回転駆動するシート巻取りリール52に巻取られる。
シート繰出しリール51の装着軸68には、繰出されてゆくワイピングシートSに対しバックテンションを付与するトルクコントローラ(図示省略)が組み込まれている。一方、シート巻取りリール52の駆動軸71には、巻取りモーター72が連結されており、巻取りモーター72は、送り速度検出装置57の検出結果に基づいて、ワイピングシートSの走行速度が一定になるように制御される。これにより、ワイピングシートSは、シート送り経路54上を、一定の張りを与えた状態で且つ一定の速度で送られる。
テンションローラー61は、押圧ローラー53の送り方向の上流側近傍に配設されており、いわゆるニップローラで構成されている。但し、この場合、内側の第1ローラー73はトルクリミッタが組み込まれたフリーローラーで構成され、外側の第2ローラー74は、第1ローラー73に向かって付勢されたフリーローラーで構成されている。そして、第2ローラー74は、ワイピングシートSの繰出し端部を通過させ得るように、第1ローラー73に対し離接自在に構成されている。また、シート繰出しリール51とテンションローラー61との間のシート送り経路54の経路長が、ワイピング動作1回分のワイピングシートSの長さになるように構成されている。なお、シート繰出しリール51とテンションローラー61との間のシート送り経路54は、ワイピング動作複数回分のワイピングシートSの長さになるように構成されていてもよい。
押圧ローラー53は、テンションローラー61と第1経路変更ローラー62との間に位置して装置の頂部に配設されており、軸端に連結された一対のエアーシリンダー75により、カバーボックス55のワイプ開口76から出没自在に構成されている。そして、ワイプ開口76から突出した払拭位置でワイピングシートSを複数の機能液滴吐出ヘッド14のノズル面38に押し付けて、付着した機能液を払拭する。なお、上記したZ軸方向に移動するZテーブルにより機能液滴吐出ヘッド14を下降させることで、ノズル面38を押圧ローラー53に押し当てるようにしてもよい。
送り速度検出装置57は、第5経路変更ローラー66に連結しており、第5経路変更ローラー66の回転速度を検出するいわゆるエンコーダーで構成されている。エンコーダーは、第5経路変更ローラー66の軸端に連結した回転軸と、スリット円板と、透過形フォトセンサと、を有している(いずれも図示省略)。そして、エンコーダーの検出結果から算出された第5経路変更ローラー66の回転速度に基づいて、ワイピングシートSの送り送度が算出される。そして、その検出信号は制御装置58に出力され、入力した検出信号に基づいて、制御装置58がワイピングシートSの送り速度が一定になるように巻取りモーター72の回転数を制御する。
このようなワイピングユニット17を用いた機能液滴吐出ヘッド14のワイピング動作では、先ず、機能液滴吐出ヘッド14をY軸テーブル3によりワイピングユニット17の直上部に移動させる。一方、ワイピングユニット17側では、押圧ローラー53を上動させてワイピングシートSをワイプ開口76から突出させ、機能液滴吐出ヘッド14のノズル面38の端に接触させる。続いて、機能液滴吐出ヘッド14をY軸テーブル3によりY軸方向に移動させると共に、ワイピングシートSを送ることによりノズル面38を払拭する。
ここで、シートエンド検出装置56について詳細に説明する。シートエンド検出装置56は、上記したように経路変更ローラー69と、検出装置81と、から構成されており、ワイピングシートSのシートエンドを検出するものである。経路変更ローラー69は、細径のローラーであり、シート繰出しリール51から水平に繰出されたワイピングシートSのシート送り経路54を、テンションローラー61に向うように略鉛直方向に経路変更する。
検出装置81は、経路変更ローラー69の軸端に連結され、経路変更ローラー69の回転速度を検出するいわゆるエンコーダーで構成されている。そして、このエンド検出用のエンコーダーは、上記した送り速度検出装置57のエンコーダーと同様に、経路変更ローラー69の軸端に連結した回転軸と、回転軸に軸着したスリット円板と、スリット円板に臨み発光部および受光部からなる透過形フォトセンサと、を有している(いずれも図示省略)。そして、エンコーダーにより経路変更ローラー69の回転速度(回転の有無)を検出するようになっている。この場合、エンド検出用のエンコーダーの検出信号を受ける制御装置58は、巻取りモーター72を回転している状態でのみ、エンコーダーに検出を実施させ、その検出結果に基づいて、シートエンドか否かを判定する。
すなわち、ワイピングシートSのシート送りを実施している状態において、検出装置81が、経路変更ローラー69の「回転有り」を検出した場合には、経路変更ローラー69が送られてゆくワイピングシートSに転接して回転していることになり、シート繰出しリール51にワイピングシートSの残量があると判定される。一方、検出装置81が、経路変更ローラー69の「回転無し」を検出した場合には、経路変更ローラー69に対するワイピングシートSの転接が解除され、シート繰出しリール51からワイピングシートSのシートエンドが外れた(シートエンドがフリーになる)ものと判定される。
次に、図7および図8を参照して、ワイピングユニット17によるシートエンド検出について説明する。機能液滴吐出ヘッド14のノズル面38に付着した機能液の払拭処理を行うべく、巻取りモーター72の駆動を開始して(S1)、ワイピングシートSの送りを開始する。ワイピングシートSの送りが開始すると、検出装置81は、経路変更ローラー69の回転速度を検出する(S2)。
図7(a)の状態であって、検出装置81が経路変更ローラー69の「回転有り」を検出した場合(S3:Yes)、送り速度検出装置57の検出結果に基づいて、シート巻取りリール52への送り速度が所定の速度になるように、巻取りモーター72を駆動させる最適速度の電圧が調整される(S4)。そして、調整された最適電圧値により、巻取りモーター72の駆動を継続する(S5)。このルーチンを繰り返した後、ワイピングシートSが規定量(1回の払拭に要する量)送られたところ(S6)で、ワイピング動作を終了する。そして、巻取りモーター72の駆動を停止し(S9)、ワイピングシートSの送りを終了する。
一方、図7(b)の状態であって、検出装置81が経路変更ローラー69の「回転無し」を検出した場合(S3:No)、ワイピングシートSを一定量送った後(S7)、ワイピングシートSの交換指令を出力し(S8)、更に巻取りモーター72の駆動を停止する(S9)。この場合におけるワイピングシートSの一定量送りは、最大でワイピング動作1回分のワイピングシートSの送り量となる。上記したように、シート繰出しリール51とテンションローラー61との間のシート送り経路54の長さが、ワイピング動作1回分のワイピングシートSの長さになるように構成されている。
このため、ワイピング動作の終了と同時に、検出装置81が「回転無し」を検出した場合には、この検出結果を維持し、さらにもう一度ワイピング動作(1回分)を行った後に、巻取りモーター72の駆動を停止する。一方、ワイピング動作実行中に検出装置81が「回転無し」を検出した場合には、実行中のワイピング動作が終了した時点で、巻取りモーター72の駆動を停止する。これにより、ワイピングシートSを無駄なく使用することができると共に、ワイピングシートSをほぼ使い切った状態で、ワイピング動作を行ってしまうことを防止することができる。そして、ワイピングシートSを交換したところで、この制御フローはリセットされる。
なお、シート繰出しリール51とテンションローラー61とのシート送り経路54が、ワイピング動作複数回分のワイピングシートS分の長さになるように構成されている場合も、ワイピングシートSの長さに合わせて、巻取りモーター72の駆動を停止する。
次に、図9および図10を参照して、本発明の第2実施形態に係るワイピングユニット17について説明する。なお、重複した記載を避けるべく第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。この実施形態では、第1実施形態における検出装置81と送り速度検出装置57とが、実質的に同じものを測定することができることに着目して為されたものであり、送り速度検出装置57を検出装置81が兼用する構成になっている。
すなわち、第5経路変更ローラー66に連結したエンコーダーを省略し、検出装置81のエンコーダーにより、経路変更ローラー69の回転速度(回転の有無)を検出すると共に、ワイピングシートSの送り速度を検出する。
ここで、図10を参照して、ワイピングユニット17によるシートエンド検出について説明する。機能液滴吐出ヘッド14のノズル面38に付着した機能液の払拭処理を行うべく、巻取りモーター72の駆動を開始して(S11)、ワイピングシートSの送りを開始する。ワイピングシートSの送りが開始すると、検出装置81は、経路変更ローラー69の回転速度を検出する(S12)。
検出装置81が経路変更ローラー69の「回転有り」を検出した場合(S13:Yes)、送り速度検出装置57を兼ねる検出装置81の検出結果に基づいて、シート巻取りリール52への送り速度が所定の速度になるように、巻取りモーター72を駆動させる最適速度の電圧が調整される(S14)。そして、調整された最適電圧値により、巻取りモーター72の駆動を継続する(S15)。このルーチンを繰り返した後、ワイピングシートSが規定量(1回の払拭に要する量)送られたところ(S16)で、ワイピング動作を終了する。そして、巻取りモーター72の駆動を停止し(S20)、ワイピングシートSの送りを終了する。
一方、検出装置81が経路変更ローラー69の「回転無し」を検出した場合(S13:No)、すなわち、検出装置81がシートエンドを検出した場合、制御装置58は、検出装置81がシートエンドを検出する直前の送り速度検出装置57を兼ねる検出装置81による検出結果(電圧)で巻取りモーター72の駆動を継続する(S17)。すなわち、制御装置58は、検出装置81が「回転有り」を検出している前数秒間の電圧を記憶するようになっており、「回転無し」を検出した瞬間に、シートエンド検出直前の電圧を巻取りモーター72に送るようになっている。なお、係る場合、シートエンド検出前数秒間の電圧値から、シートエンドが検出されなかった場合の予想電圧を算出して巻取りモーター72の駆動を継続するようにしてもよい(図示省略)。
そして、ワイピングシートSを一定量送った後(S18)、ワイピングシートSの交換指令を出力し(S19)、さらに巻取りモーター72の駆動を停止する(S20)。係る場合における具体例は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。これにより、ワイピングシートSをほぼ無駄なく使用することができると共に、ワイピングシートSを使い切った状態で、ワイピング動作を行ってしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態においては、液滴吐出装置1に搭載したもの(ワイピングユニット17)について説明したが、液滴吐出装置1に搭載する前に、機能液滴吐出ヘッド14のヘッド特性を検査する検査装置(図示省略)に搭載してもよい。また、検出装置81は、経路変更ローラー69の回転の有無を検出可能であればよく、エンコーダーの他、ローラー軸に設けたカム円板とマイクロスイッチとを組み合わせたものや、ローラー軸の軸端に対面する電磁誘導のセンサ等であってもよい。
以上の構成によれば、検出装置81が経路変更ローラー69の回転の有無を検出することで、シートエンドを精度よく検出することができる。また、ワイピングシートSをほぼ最後まで無駄なく使い切ることができる。
1…液滴吐出装置 14…機能液滴吐出ヘッド 17…ワイピングユニット 38…ノズル面 51…シート繰出しリール 52…シート巻取りリール 54…シート送り経路 53…押圧ローラー 56…シートエンド検出装置 57…送り速度検出装置 58…制御装置 61…テンションローラー 69…経路変更ローラー 72…巻取りモーター 81…検出装置 S…ワイピングシート

Claims (4)

  1. ワイピングシートを繰り出すシート繰出しリールから前記ワイピングシートを巻き取るシート巻取りリールに至るシート送り経路に、前記ワイピングシートを、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドのノズル面に相対的に押圧する押圧ローラーを配置し、走行する前記ワイピングシートを前記ノズル面に押し付けて前記ノズル面を払拭する機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置であって、
    前記シート送り経路に臨み、前記シート繰出しリールから繰り出される前記ワイピングシートのシートエンドを検出するシートエンド検出装置と、
    前記シート巻取りリールを回転させる巻取りモーターの駆動を制御する制御手段と、
    前記押圧ローラーにおけるシート送り方向の上流側近傍に配設され、前記ワイピングシートにバックテンションを付与するテンションローラーと、を備え
    前記シートエンド検出装置は、
    前記シート繰出しリールの近傍に配設され、前記シート繰出しリールから繰り出されてゆく前記ワイピングシートの、前記シート送り経路を経路変更する経路変更ローラーと、
    前記巻取りモーターが駆動している状態で、前記経路変更ローラーが回転しているか否かを検出する検出手段と、を備え
    前記制御手段は、前記検出手段が前記経路変更ローラーの回転停止を検出したときに、前記ワイピングシートのシートエンドが前記テンションローラーの近傍に達するまで前記ワイピングシートを送った後、前記巻取りモーターの駆動を停止することを特徴とする機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置
  2. 前記検出手段が、前記経路変更ローラーに連結され、前記経路変更ローラーの回転速度を検出するエンコーダーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置
  3. 前記ワイピングシートのシート送り速度が一定になるように前記巻取りモーターを制御するために、前記ワイピングシートのシート送り速度を検出する送り速度検出手段を、更に備え、
    前記検出手段は、前記送り速度検出手段を兼ねていることを特徴とする請求項1または2に記載の機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の機能液滴吐出ヘッドのワイピング装置と、
    前記機能液滴吐出ヘッドと、を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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