JP6424429B2 - 液滴吐出装置、及び液滴吐出方法 - Google Patents

液滴吐出装置、及び液滴吐出方法 Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出装置、及び液滴吐出方法に関する。
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンターは、その技術革新が進み、様々な印刷媒体に対して様々な形態の印刷が可能になった。例えば、従来、綿、絹、ウール、化学繊維、混紡などの布に対する印刷(捺染)は、染型を用いて行うスクリーン捺染装置が用いられていたが、近年、インクジェットプリンターによる捺染が注目されている。
特許文献1には、ロール状に巻かれた長尺の布に対して印刷(捺染)を行うインクジェット捺染装置が記載されている。このインクジェット捺染装置は、表面に粘着性を有する搬送ベルトを備え、この搬送ベルトに粘着支持された布に対して液滴(インク滴)を吐出することで捺染を行う。このように、捺染は、長尺の布に対して連続して行う場合が多いため、印刷開始時や印刷する画像の切り替え時、また印刷の途中などにおいて、液滴の吐出が正常に行われるかの確認を確実に行う必要がある。液滴を吐出するノズルのチェックは、実際に液滴を吐出して形成された画像を目視で確認することが簡便でかつ確実であるため、ノズルの吐出が正常に行われないノズルの有無が確認しやすい専用の検査用パターンなどを印刷して行う場合が多い。
特開2009−173443号公報
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット捺染装置では、布に対して検査用パターンを印刷すると、布が無駄になってしまうという問題や、検査用パターンによって連続した画像(模様やデザイン)が切れてしまうため、布に対して検査用パターンを印刷することができない場合があるという問題があった。
そこで、布に対して検査用パターンの印刷をしないようにするために、布の上に検査パターンを印刷させる紙(カットシート)などを敷く方法が取られたが、この場合、カットシートを布の上に充分に固定することができず浮きが発生してしまうため、インク吐出ヘッドと機械的に緩衝してしまう場合があるという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
[適用例1] 本適用例に係る液滴吐出装置は、印刷媒体および検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドを備え、前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、前記印刷媒体に前記液滴を吐出することで印刷画像を形成する印刷開始位置と、前記検査用印刷媒体に前記液滴を吐出することで前記ノズルの吐出検査画像を形成する検査開始位置と、が設定可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、液滴吐出装置は、印刷媒体および検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドを備えている。また、インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、印刷媒体に液滴を吐出することで印刷画像を形成する印刷開始位置と、検査用印刷媒体に液滴を吐出することでノズルの吐出検査画像を形成する検査開始位置と、が設定可能である。つまり、印刷媒体の上に検査用印刷媒体(例えばカットシート)を載せてノズルの吐出検査画像を形成する必要がないので、検査用印刷媒体が相対的に移動するインク吐出ヘッドと機械的に緩衝してしまうトラブルなどがなくなる。
[適用例2] 上記適用例に係る液滴吐出装置において、前記印刷媒体および前記検査用印刷媒体を搬送方向に搬送する搬送部を備え、前記インク吐出ヘッドは、前記搬送方向と交差する走査方向に移動可能に支持されていることを特徴とする。
本適用例によれば、印刷媒体および検査用印刷媒体を搬送方向に搬送する搬送部を備え、インク吐出ヘッドは、搬送方向と交差する走査方向に移動可能に支持されている。つまり、シリアルヘッドタイプのインクジェットプリンターなどがこれに当たる。このような構成の液滴吐出装置であっても、印刷媒体の上に検査用印刷媒体を載せてノズルの吐出検査画像を形成する必要がないので、検査用印刷媒体が走査方向に移動するインク吐出ヘッドと機械的に緩衝してしまうトラブルなどがなくなる。
[適用例3] 上記適用例に係る液滴吐出装置において、前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において前記印刷範囲の終了位置および前記検査範囲の終了位置を設定することにより、前記印刷画像の印刷範囲および前記吐出検査画像の検査範囲を設定することを特徴とする。
本適用例によれば、インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において印刷範囲の終了位置および検査範囲の終了位置を設定することにより、印刷範囲および検査範囲が設定される。つまり、シリアルヘッドタイプのインクジェットプリンターなどにおいては、印刷範囲の開始位置および検査範囲の開始位置を設定することによって、簡便に印刷範囲と検査範囲とを分けて設定することができる。
[適用例4] 上記適用例に係る液滴吐出装置において、前記吐出検査画像を形成するタイミングが設定可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、吐出検査画像を形成するタイミングを設定することができるため、例えば、印刷媒体(例えば長尺の布)に長時間連続して印刷を行っている場合などにおいて、定期的にノズルの吐出検査画像が形成されるように設定することができる。その結果、印刷品質の定期モニタリングなどを簡便に行うことが可能となる。
[適用例5] 本適用例に係る吐出状態の確認方法は、印刷媒体および検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドを備える液滴吐出装置における前記ノズルの吐出状態の確認方法であって、前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、前記印刷媒体に前記液滴を吐出して印刷画像を形成する印刷範囲と重ならない領域で、前記検査用印刷媒体に前記液滴を吐出して前記ノズルの吐出検査画像を形成することを特徴とする。
本適用例の吐出状態の確認方法は、印刷媒体および検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドを備える液滴吐出装置におけるノズルの吐出状態の確認方法である。インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、印刷範囲(印刷媒体に液滴を吐出することで印刷画像を形成する範囲)と重ならない領域で、検査用印刷媒体に液滴を吐出してノズルの吐出検査画像を形成する。つまり、印刷範囲にはノズルの吐出検査画像が形成されないように、印刷範囲とノズルの吐出検査画像を形成する範囲とが重ならないように分けている。その結果、印刷媒体の上に検査用印刷媒体を載せてノズルの吐出検査画像を形成する必要がないので、検査用印刷媒体がインク吐出ヘッドと機械的に緩衝してしまうトラブルがなくなる。
[適用例6] 上記適用例に係る吐出状態の確認方法において、前記印刷画像の形成を開始する前、および/または、前記印刷画像の形成中の所望のタイミングで前記吐出検査画像を形成することを特徴とする。
本適用例によれば、印刷画像の形成を開始する前、および/または、印刷画像の形成中の所望のタイミングで吐出検査画像を形成する。インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、印刷範囲とノズルの吐出検査画像を形成する範囲とが重ならないように分けているため、印刷画像の形成中に吐出検査画像を形成しても、印刷画像に影響を与えることが無い。つまり、印刷画像の形成中の所望のタイミングで吐出検査画像を形成する設定を行うことができる。例えば、印刷中の所望の周期(一定の時間間隔や一定の印刷面積毎)で吐出検査画像を形成するようにすることで、印刷品質の定期検査(ノズルの状態観測)を行うことができる。その結果、より安定して印刷画像の形成を継続することができる。
[適用例7] 本適用例に係る印刷方法は、上記に記載の吐出状態の確認方法を含むことを特徴とする。
本適用例の印刷方法によれば、例えば、連続で印刷を行っている場合などにおいて、所望の周期(一定の時間間隔や一定の印刷面積毎)で吐出検査画像を形成するようにすることで、印刷品質の定期検査(ノズルの状態観測)を行うことができる。その結果、より安定して印刷画像の形成を継続することができる。
また、本発明の液滴吐出装置は、粘着層が設けられ、印刷媒体、および前記印刷媒体とは別の媒体である検査用印刷媒体が、任意の位置に粘着される搬送ベルトと、前記印刷媒体および前記検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドと、前記インク吐出ヘッドを制御する制御部と、を備え、前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、前記印刷媒体に前記液滴を吐出することで印刷画像を形成する範囲と、前記検査用印刷媒体に前記液滴を吐出することで前記ノズルの吐出検査画像を形成する範囲と、を個別に設定可能であり、前記制御部は、前記印刷画像を形成する範囲の開始位置と、前記吐出検査画像を形成する範囲の開始位置とを、オペレーターからの座標入力により受け付けることを特徴とする液滴吐出装置であってもよい。
実施形態1に係る液滴吐出装置の一例を示す構成図 搬送部およびインク吐出ヘッドを模式的に示す斜視図 図2の斜視図を上から見た平面図
以下に本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本発明の一実施形態であって、本発明を限定するものではない。なお、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る「液滴吐出装置」としてのインクジェット捺染装置100の一例を示す構成図である。図1において、Z軸方向が上下方向、+Z方向が上方向、Y軸方向が前後方向、+Y方向が手前方向、X軸方向が左右方向、+X方向が左方向、X−Y平面が、インクジェット捺染装置100が設置される床と平行な面としている。
インクジェット捺染装置100は「液滴」としてインクを吐出することで、「印刷媒体」としてのロール状に巻かれた状態で供給される布2に画像をインクジェット捺染(以下印刷という)するシリアルヘッドタイプのインクジェット式プリンターである。インクジェット捺染装置100は、印刷部10、供給部20、収納部30、搬送部40、制御部(図示省略)などから構成されている。
印刷部10は、制御部が備える画像情報に応じて、布2に画像を形成(印刷)する部分であり、布2の表面にインクを吐出するノズルを有するインク吐出ヘッド11、ヘッド移動機構(図示省略)などを備えている。
インク吐出ヘッド11は、吐出するインクの種類毎に複数設けられている。インクの種類としては、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、クリアなどを用いる。
ヘッド移動機構は、インク吐出ヘッド11を、制御部の制御の下に、搬送部40による布2の搬送方向(X方向)と交差する走査方向(Y軸方向)に移動可能に支持している。
供給部20は、印刷前の布2を収容する印刷媒体の供給部であり、布2の搬送経路において印刷部10の上流側に位置し、布2を装填する繰り出しリール21などを備えている。繰り出しリール21は、繰り出しモーター(図示省略)により回転して、布2を供給部20の下流側に配置される印刷部10に向けて繰り出す。
収納部30は、印刷後の布2を巻き取り収納する印刷媒体の収納部であり、布2の搬送経路において印刷部10の下流側に位置し、布2を巻き取る巻き取りリール31などを備えている。巻き取りリール31は、巻き取りモーター(図示省略)により回転して、収納部30の上流側に配置される印刷部10を経て送られてきた布2を巻き取る。
搬送部40は、搬送ベルト41、搬送ローラー42,43などによって構成されている。
搬送ベルト41は、ループ状の無端ベルトであり、搬送ローラー42,43に張架されている。搬送ローラー42は、制御部の制御の下に、画像の形成に伴って駆動される駆動モーター(図示省略)により回転して、搬送ベルト41を図1に示す矢印の方向へ回転させ、布2を搬送する。搬送ローラー43は、従動ローラーであり、搬送ベルト41の回転に従い回転する。
搬送ベルト41の表面にはグルーと呼ばれる接着剤の粘着層(図示省略)が設けられており、繰り出しリール21から繰り出された布2、あるいは表面に載置された検査用印刷媒体3(後述)が、搬送ベルト41の表面に粘着支持される。布2は、搬送ベルト41の回転に従い、印刷部10の下方へと搬送される。
なお、搬送部40が備える搬送ローラーおよびその配置は、搬送ローラー42,43による構成に限定されるものではない。搬送ベルト41の表面に貼り付けられた布2が安定して搬送されるように、搬送ローラー42,43との間に、搬送ベルト41の搬送を補助する補助ローラーや、印刷部10の下方においてベルトを支持するプラテンローラー等が配設されていてもよい。
布2は、例えば、綿、絹、ウール、化学繊維、混紡などの長尺の布である。印刷が行われる前の布2は、繰り出しリール21から繰り出され、中間ローラー44〜46を介して搬送部40の搬送ベルト41へと導かれる。
中間ローラー44〜46は従動ローラーである。搬送ベルト41の上流側直前に配設された中間ローラー46は、布2を搬送ベルト41の表面に貼り付きやすくするように、搬送ベルト41の搬送面の高さよりもやや下方に配置されている。
印刷部10で印刷された布2は、搬送ベルト41から剥離されて、巻き取りリール31に巻き取られる。
制御部は、インクジェット捺染装置100の集中制御を行う制御ユニットであり、布2の搬送制御、画像形成のための印刷制御、インク吐出ヘッド11の走査移動制御などを行う。また、制御部は、外部機器との間で必要な情報を入出力する入出力部および必要な情報を表示する表示部などを備えている(図示省略)。
以上のような構成において、インクジェット捺染装置100は、インク吐出ヘッド11が移動可能な範囲内で、布2にインクを吐出することで印刷画像を形成する印刷範囲と、検査用印刷媒体3にインクを吐出することでノズルの吐出検査画像を形成する検査範囲とを個別に設定できることを特徴としている。
検査用印刷媒体3は、ノズルの吐出状態を確認するために、インクを吐出してノズルの吐出検査画像を形成するためのカットシートであり、例えば、A3サイズの用紙や樹脂フィルム、樹脂板などを用いることができる。
ノズルの吐出検査画像は、ノズルから吐出されるインクの液滴の状態が確認(視認)できる画像(テストチャート)であり、ノズル毎に吐出の有無、吐出位置のばらつき、形成されるドットサイズのばらつきなどが簡便に確認できるパターンであればどのような画像であっても良い。
図2は、搬送部40およびインク吐出ヘッド11を模式的に示す斜視図である。
インク吐出ヘッド11は、搬送ベルト41に粘着支持される印刷媒体(布2や検査用印刷媒体3)の上部において、ヘッド移動機構によってY軸方向に往復移動(走査)しながら印刷媒体に液滴(インク)を吐出する。印刷媒体に液滴を吐出する動作と、搬送部40によって印刷媒体を搬送方向(X方向)に搬送する動作とを交互に繰り返すことにより印刷媒体上に画像を形成する。
インク吐出ヘッド11が移動可能な範囲とは、搬送ベルト41の幅方向の範囲内でインクを吐出して良好な画像の形成が可能な範囲(図2に示すP1からP2までの範囲)であり、以下、吐出有効範囲LPという。この吐出有効範囲LPを越えた範囲では、布2の粘着支持が確実に行われないため、印刷する画像の品質が低下するおそれがある。この吐出有効範囲LPにおいて、印刷画像を形成する印刷範囲と、ノズルの吐出検査画像を形成する検査範囲とを個別に設定することができる。
なお、インク吐出ヘッド11は、メンテナンスなどのために、この吐出有効範囲LPを超える範囲(例えば搬送ベルト41の幅を超える+Y方向側)まで移動することができるようにしても良い。
図3は、図2の斜視図を上から見た平面図である。なお、インク吐出ヘッド11の図示を省略している。
図3において、A1は検査範囲の開始位置、A2は検査範囲の終了位置、B1は印刷範囲の開始位置、B2は印刷範囲の終了位置である。また、検査範囲の開始位置A1から検査範囲の終了位置A2までの範囲を検査範囲LA、印刷範囲の開始位置B1から印刷範囲の終了位置B2までの範囲を印刷範囲LB、検査用印刷媒体3のY軸方向の幅をMA、布2の幅をMBとする。検査用印刷媒体3の幅MAと布2の幅MBの長さは既知であり、MA+MB≦LPである。
なお、開始位置とは、インク吐出ヘッド11が走査移動する範囲において、ある範囲の+Y側の端部を言い、終了位置とは−Y側の端部を示している。
インクジェット捺染装置100は、吐出有効範囲LPにおいて印刷範囲の開始位置B1および検査範囲の開始位置A1が設定されることにより、印刷範囲LBと検査範囲LAとが設定される。
具体的に説明すると、吐出有効範囲LPの開始位置P1を原点座標0として、布2や検査用印刷媒体3の位置や幅に合わせて、検査範囲LAの開始位置A1および印刷範囲LBの開始位置B1をmmの単位で制御部に座標入力する。制御部の制御により、インクジェット捺染装置100は、印刷範囲LBの開始位置B1に対して所望の印刷画像を形成し、検査範囲LAの開始位置A1に対して所望のノズルの吐出検査画像を形成する。印刷範囲LBの終了位置B2は、所望の印刷画像の大きさによって変動し、また検査範囲LAの終了位置A2は、所望のノズルの吐出検査画像によって変動することになるが、印刷範囲LBの開始位置B1と、検査範囲LAの開始位置A1とが設定され、印刷画像と吐出検査画像が確定すれば印刷範囲LBの終了位置B2および検査範囲LAの終了位置A2はこれらの情報に基づいて設定することができる。
このような構成を有するインクジェット捺染装置100は、布2に対する所望の印刷画像の印刷と検査用印刷媒体3に対する吐出検査画像の印刷とを同時に(インク吐出ヘッド11が同じ走査ライン上に位置しながら)行うことができる。
吐出検査画像の形成は、布2に対する印刷を開始する前など、ノズルの吐出状態を確認する任意のタイミングで行うことができる他、印刷画像の形成中の所望のタイミングで行うように設定することもできる。例えば、所望の周期(インクジェット捺染装置100が稼動する一定の時間間隔や一定の印刷面積毎)で吐出検査画像を形成するように設定することができる。
次に、インクジェット捺染装置100を用いて布2に印刷を行う場合の、ノズル吐出状態を確認する方法の例、および印刷方法について説明する。
まず、布2を供給部20にセットし、搬送経路を通してそのリーディング部分を搬送ベルト41の吐出有効範囲LP内において、必要な検査範囲LAが残る印刷範囲LBに粘着させる。また、検査用印刷媒体3を検査範囲LAに粘着させる。
次に、検査範囲LAの開始位置A1および印刷範囲LBの開始位置B1をmmの単位で制御部に座標入力する。
次に、検査用印刷媒体3に吐出検査画像を印刷し、ノズルの吐出状態を確認する。吐出異常が確認された場合は、必要なメンテナンスを行い、再度、検査用印刷媒体3を検査範囲LAに粘着させて吐出検査画像を印刷し、ノズルの吐出状態を確認する。
ノズルの吐出状態が良好な場合には、所望の周期(インクジェット捺染装置100が稼動する一定の時間間隔や一定の印刷面積毎)で吐出検査画像を形成するように設定する。
次に、布2のリーディング部分を収納部30に巻き取らせ、所望の印刷を開始する。
なお、吐出検査画像は、検査用印刷媒体3に形成するため、吐出検査画像を形成するに先立ち、検査用印刷媒体3を搬送ベルト41に接着支持されるように載置する必要がある。従って、一定の時間間隔や一定の印刷面積毎に吐出検査画像を形成するように設定した場合に、インクジェット捺染装置100は、設定したタイミングにおいて印刷画像の形成、および搬送部40の駆動を一旦停止し、オペレーターに停止したことを発報する。オペレーターは、検査用印刷媒体3を載置した後に制御部に対して吐出検査画像の形成を指示し、検査用印刷媒体3に吐出検査画像を印刷してノズルの吐出状態を確認する。
以上述べたように、本実施形態による液滴吐出装置、吐出状態の確認方法および印刷方法によれば、以下の効果を得ることができる。
インクジェット捺染装置100は、布2および検査用印刷媒体3に液滴(インク)を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッド11を備えている。また、インク吐出ヘッド11が移動可能な範囲において、布2に液滴を吐出することで印刷画像を形成する印刷範囲LBと、検査用印刷媒体3に液滴を吐出することでノズルの吐出検査画像を形成する検査範囲LAと、が設定可能である。つまり、印刷範囲LBと検査範囲LAとを個別の領域に設定することで、布2に印刷する印刷範囲には、ノズルの吐出検査画像が形成されないように設定することができる。その結果、ノズルの検査のために印刷媒体(例えば布)を無駄にすることがなくなる。また、布2の上に検査用印刷媒体3(例えばカットシート)を載せてノズルの吐出検査画像を形成する必要がないので、検査用印刷媒体3が相対的に移動するインク吐出ヘッド11と機械的に緩衝してしまうトラブルなどがなくなる。
また、インク吐出ヘッド11が移動可能な範囲において印刷範囲LBの開始位置B1および検査範囲LAの開始位置A1が設定されることにより、印刷範囲LBおよび検査範囲LAが設定される。つまり、インクジェット捺染装置100のようなシリアルヘッドタイプのインクジェットプリンターなどにおいては、印刷範囲LBの開始位置B1および検査範囲LAの開始位置A1が設定されることにより簡便に印刷範囲LBと検査範囲LAとに分けることができる。
なお、上述した実施形態では検査用印刷媒体3が布2より手前側の+Y側にある場合で説明を行っているが、オペレーターの作業位置や、布2の位置に応じて、検査用印刷媒体3を布2より奥側である−Y側になるように、印刷範囲LBの開始位置B1および検査範囲LAの開始位置A1を設定することが可能であるので、装置の使い勝手を大きく向上することが可能なのである。
また、検査範囲LAに吐出検査画像を形成するタイミングを設定することができるため、例えば、印刷媒体(例えば長尺の布)に長時間連続して印刷を行っている場合などにおいて、定期的にノズルの吐出検査画像が形成されるように設定することができる。その結果、印刷品質の定期モニタリングなどを簡便に行うことが可能となる。
また、インク吐出ヘッド11が移動可能な範囲において、印刷範囲LBとノズルの吐出検査画像を形成する範囲とが重ならないように分けているため、印刷画像の形成中に吐出検査画像を形成しても、印刷画像に影響を与えることが無い。つまり、印刷画像の形成中の所望のタイミングで吐出検査画像を形成する設定を行うことができる。例えば、印刷中の所望の周期(一定の時間間隔や一定の印刷面積毎)で吐出検査画像を形成するようにすることで、印刷品質の定期検査(ノズルの状態観測)を行うことができる。その結果、より安定して印刷画像の形成を継続することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。ここで、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略している。
(変形例1)
実施形態1におけるインクジェット捺染装置100は、吐出有効範囲LPにおいて印刷範囲LBの開始位置B1および検査範囲LAの開始位置A1が設定されることにより、印刷範囲LBと検査範囲LAとが設定されると説明したが、印刷範囲LBと検査範囲LAとを分割する方法は、これに限定するものではない。図3に示すように印刷画像が形成される領域と吐出検査画像が形成される領域とが重ならないように設定できる方法であれば良い。分割設定するバリエーションの例を変形例1として説明する。
例えば、より単純な方法として、検査範囲LAを設定するために、開始位置A1と終了位置A2とを入力し、印刷範囲LBを設定するために、開始位置B1と終了位置B2とを入力する方法であっても良い。但し、この場合には、検査範囲LAの終了位置A2が、印刷範囲LBの開始位置B1を超えないように設定する必要がある。超えて設定した場合には、アラートを発報する仕組みなどがあっても良い。
この方法は、印刷媒体(布2や検査用印刷媒体3)の大きさに合わせて、印刷画像の印刷エリアと吐出検査画像の印刷エリアがより明確に設定できるなどのメリットがある。
また、より入力する情報が少なくて済む方法として、検査範囲LAと印刷範囲LBとの境界となる位置を入力するだけで検査範囲LAと印刷範囲LBとが設定されるようにする方法であっても良い。図3のように検査範囲LAが印刷範囲LBの手前側の+Y側にある場合には、境界は、必ず検査範囲LAの終了位置A2と印刷範囲LBの開始位置B1との間になるため、検査範囲LAの終了位置A2から境界までの幅と境界から印刷範囲LBの開始位置B1までの幅とを予め設定しておくことで、布2と検査用印刷媒体3とを置く場所の自由度が確保できる。
同様に、検査範囲LAが印刷範囲LBの奥側の−Y側にある場合には、境界は、必ず印刷範囲LBの終了位置B2と検査範囲LAの開始位置A1との間になるため、印刷範囲LBの終了位置B2から境界までの幅と境界から検査範囲LAの開始位置A1までの幅とを予め設定しておくことで、布2と検査用印刷媒体3とを置く場所の自由度が確保できる。
(変形例2)
実施形態1では、検査用印刷媒体3はカットシートであり、例えば、A3サイズの用紙や樹脂フィルム、樹脂板などを用いることができると説明したが、必ずしもカットシートである必要はない。検査用印刷媒体3は、例えば、布2のように長尺な印刷媒体を用いても良い。この場合、布2と同様に供給、収納ができるリールや搬送路を備えるのが望ましい。また、印刷した吐出検査画像をクリーニングし消去することで繰り返し使用できるようにすることが好ましい。
検査用印刷媒体3に長尺な印刷媒体を用いる場合のメリットとしては、例えば、ノズルの吐出状態を定期的に観測するために、一定の時間間隔や一定の印刷面積毎に吐出検査画像を形成するように設定した場合に、布2と同時に搬送しながら吐出検査画像を形成することができる。つまり、吐出検査画像を形成するために、インクジェット捺染装置100を停止してカットシート(検査用印刷媒体3)をセットする必要が無くなる。
2…布、3…検査用印刷媒体、10…印刷部、11…インク吐出ヘッド、20…供給部、21…繰り出しリール、30…収納部、31…巻き取りリール、40…搬送部、41…搬送ベルト、42,43…搬送ローラー、44〜46…中間ローラー、100…インクジェット捺染装置。

Claims (7)

  1. 粘着層が設けられ、印刷媒体、および前記印刷媒体とは別の媒体である検査用印刷媒体が、任意の位置に粘着される搬送ベルトと、
    前記印刷媒体および前記検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドと、
    前記インク吐出ヘッドを制御する制御部と、を備え、
    前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、前記印刷媒体に前記液滴を吐出することで印刷画像を形成する範囲と、前記検査用印刷媒体に前記液滴を吐出することで前記ノズルの吐出検査画像を形成する範囲と、を個別に設定可能であり、
    前記制御部は、前記印刷画像を形成する範囲の開始位置と、前記吐出検査画像を形成する範囲の開始位置とを、オペレーターからの座標入力により受け付けることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出装置であって、
    前記制御部は、前記インク吐出ヘッドの吐出有効範囲の開始位置を原点座標として、前記吐出検査画像を形成する範囲の開始位置の座標の入力をオペレーターから受け付けることを特徴とする液滴吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液滴吐出装置であって、
    前記制御部は、前記吐出検査画像を形成する範囲の終了位置をオペレーターからの座標入力により受け付け、前記吐出検査画像を形成する範囲の終了位置が、前記印刷画像を形成する範囲の開始位置を超えた場合には、アラートを発報することを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液滴吐出装置であって、
    前記インク吐出ヘッドの移動方向を走査方向としたとき、
    前記検査用印刷媒体は、前記印刷媒体よりも前記走査方向における一方側、および前記印刷媒体よりも前記走査方向における他方側のうち、いずれかに粘着されることを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 請求項4に記載の液滴吐出装置であって、
    前記吐出検査画像を形成する範囲を、前記印刷画像を形成する範囲よりも前記走査方向における一方側に設定するか、前記印刷画像を形成する範囲よりも前記走査方向における他方側に設定するかを、オペレーターからの入力に応じて設定可能であることを特徴とする液滴吐出装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液滴吐出装置であって、
    繰り出しリールを備え、
    前記印刷媒体は、ロール状に巻かれた状態で前記繰り出しリールに装填され、前記繰り出しリールから繰り出される布であり、
    前記検査用印刷媒体は、カットシートであることを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 粘着層が設けられ、印刷媒体、および前記印刷媒体とは別の媒体である検査用印刷媒体が、任意の位置に粘着される搬送ベルトと、前記印刷媒体および前記検査用印刷媒体に液滴を吐出するノズルを有し移動可能に支持されたインク吐出ヘッドと、を備える液滴吐出装置における液滴吐出方法であって、
    前記インク吐出ヘッドが移動可能な範囲において、前記印刷媒体に前記液滴を吐出することで印刷画像を形成する範囲と、前記検査用印刷媒体に前記液滴を吐出することで前記ノズルの吐出検査画像を形成する範囲と、を個別に設定する際に、
    前記印刷画像を形成する範囲の開始位置と、前記吐出検査画像を形成する範囲の開始位置とを、オペレーターからの座標入力により受け付けることを特徴とする液滴吐出方法。
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