JP4862565B2 - インクジェット吐出ヘッドクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーフィルタなどの色パターンを形成するのに用いるインクジェット方式プリンタのインクジェットヘッドをクリーニングするためのインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置に関する。
近年、インクジェット方式プリンタは、カラーフィルタなどの色パターンを形成するために使用されるようになっているが、液晶表示方式のディスプレイパネルなどに用いられるカラーフィルタ(以下、単にCFという)の製造方法としては、従来からフォトリソグラフィ法による製造方法(以下、単にフォトリソ方式という)が一般的であった。このフォトリソ方式では、感光性フォトレジストを角型のガラス基板に塗工した後に、露光、現像、乾燥の工程を複数回繰り返すことにより、一定の格子状カラーパターンを得ることができる。
しかしながら近年、基板の大型化が進むと共に、ディスプレイパネルの価格の下落に伴って、CFのコストダウンの要求も更に厳しくなってきている。従って、次世代の2m角を超えるような大型サイズのCF製造ラインをフォトリソ方式で構築する場合は、製造装置自体のコストが現ライン以上に高くなるとともに、サイズアップによるフットプリントの拡大によって、建屋に掛かるコストも嵩んでしまい、イニシャルコストの大幅なアップが予想される。また、現像される余分なインクの増加や現像液等の材料使用量の増加により、ランニングコストも更に上昇することが予想でき、前述したコストダウン要求を満たすことは困難である。
そこで、フォトリソ方式に代わる新しいCF製造方法の一つとしてインクジェット方式が注目されている。この方法では、インクジェットヘッドを用いてBMパターン(ブラックマトリクスパターン)に直接、カラーフィルタ用のカラーフィルタパターンを、パターンとして複数色同時塗工して製造していくため、従来のフォトリソ方式で必要であった露光、現像等の工程を削減でき、フットプリントを大幅に削減することが可能となるものである。
また、カラーパターン形成用の着色剤などパターン塗工材料も必要最小量で済み、更にフォトリソ方式で必要であった現像液等が不要となるため、ランニングコストも削減することが可能である。
ところで上述のインクジェット方式によるカラーパターンの製造において使用するインクジェット装置のインクを吐出する為のインク吐出ヘッドは、基板の大型化や生産性向上の為のタクトアップやカラーフィルタの高精細化が進むに従って、その装置に搭載するインク吐出ヘッドが密集し、且つ複数個配列されるようになった。
また、上記インクジェツト装置においては、インク吐出ヘッドのヘッド吐出面の乾きや乾きによるインキ凝集により、該インク吐出ヘッドの吐出口の詰まりなどが発生して、インクの不吐出の現象が発生し、製品の歩留を下げる要因の一つとなっていた。どうしても装置で不吐出に対する対策が取れない場合には、人手によりインク吐出ヘッドの吐出口における吐出面を拭き上げたり、それでも不吐出が解消されない場合には、ヘッドの交換を行う必要があり、生産性を落とす結果となってしまう。良品率を上げるためには、これら全ての吐出口から、確実に吐出可能な高い信頼性をサポートする洗浄機構を搭載する必要がある。
以下に、本発明に関連する公知文献を記載する。
特開2001−047609号公報 特開2001−047612号公報
本発明の課題は、上記の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、インクジェツト装置における密集して複数個配列されたインク吐出ヘッドの吐出口を、常にインキの乾きを起こさずに、吐出ミスのない安定したインクの吐出が可能なように、インクジェット装置のインク吐出ヘッドを洗浄するためのクリーニング機構を備えたインクジェットクリーニング装置を提供することにある。
本発明は、インクシェット吐出幅方向に複数列のインク吐出口を配置したインクジェット吐出ヘッドの下面を、常にインクの乾きなく一定のコンディションに保持しながらインクジェット吐出ヘッドの洗浄を行うための洗浄機構であって、少なくとも、
a)インクジェット吐出ヘッドの下面に繰出可能なインク浸透性の高いシート状の洗浄部材と、
b)前記洗浄部材に洗浄液を供給浸透させる洗浄液供給手段と、
c)前記洗浄部材の下面に繰出可能なシート状のインク浸透防止部材と、
d)前記インクジェット吐出ヘッドの下面に対し、インキ浸透防止部材の下面より前記洗浄部材を介して弾力的に押当可能な弾性ローラ押当手段と、
e)前記ローラ押当手段のローラをインクジェット吐出ヘッド下面に押当てるローラ押当手段押当圧機構と、
f)前記弾性ローラ押当手段のローラをインクジェット吐出ヘッド下面に押当てながらインクジェット吐出幅方向に転移させるローラ押当手段転移機構と、
を備えることを特徴とするインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置である。
本発明に係るインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置によれば、以下の効果を得ることができる。まず、インクジェット吐出口の下面に対して繰出供給可能な浸透性の高いロール状の布やフィルムによる洗浄部材を使用して、インクジェット装置におけるインクジェット吐出ヘッド下面の吐出口に対して、洗浄液を浸透、含浸させた浸透性の高い洗浄部材を介して洗浄液の付着を行うので、洗浄部材との接触面である吐出ヘッド下面に対して洗浄液の付着を促進できるとともに、該洗浄部材によって吐出ヘッドのインク吐出口に付着したインクの吸収、拭い取りを良好に行うことができる。
また、吐出ヘッドの吐出口を洗浄部材と洗浄液を用いて洗浄した後は、洗浄部材は洗浄液とインキによって汚れるものであるが、その際には、吐出ヘッド下面と反対面である洗浄部材の裏面にインキ浸透防止部材を介在させたので、押し当てられたローラ押当手段に汚れが蓄積するのを防止することができる。
また、吐出ヘッド下面に対して洗浄部材を介して押当可能な弾性体であるローラ等の押当手段が洗浄液(インキ溶剤)に対して耐性がない場合には、前記洗浄部材は、押当手段のローラに対する耐洗浄液用の保護フィルムの役割を果たす。
また、インクジェット装置に複数列配置されたインキジェット吐出ヘッドの高さ(イン
キジェットパターン形成面、印字面と吐出ヘッド下面との離間距離)が一様でない場合には、弾性体であるローラ等の押当手段は、その各々吐出ヘッド下面に対してフレキシブルに対応するため、高さの高い(離間距離の長い)吐出ヘッドに対して過大な押力を掛けることを回避できるものである。
また、弾性体であるローラの押当手段により、洗浄部材を介して吐出ヘッド下面を押圧した際に、吐出ヘッド下面には、複数配列された吐出口の配列方向に沿ったローラ圧による線荷重が与えられ、吐出ヘッド下面に複数配列された各々吐出口に対して効率的な押当を行うことができる。
また、弾性体であるローラ押当手段による吐出ヘッド下面への押当荷重と、該手段による吐出ヘッド下面端からのローラの押当転動移動により、洗浄部材に浸透付着した洗浄液とインキに対する効率良いスキージ効果(洗浄液とインキの拭い取り効果)を生み出すことができ、吐出ヘッド鹿面から不要なインキを効率良く取り除くはたらきがある。
また、弾性体であるローラ押当手段にバネ機構を備えた押当調整機構を設けることにより、該ローラ押当手段に、吐出ヘッド下面に対する必要以上の押当荷重を与えず、最適な押当荷重を与えることができる。
またインクジェット吐出口の下面に対して繰出供給される洗浄部材には、その繰出先頭部からインクジェット吐出ヘッド下面の洗浄部材接触面まで該洗浄部材に触れずに、該洗浄部材の裏面側から少量の洗浄液を吐出ヘッド位置にのみ部分的に供給することができ、これによって、洗浄液による吐出ヘッド本体への汚染もなく、必要量の洗浄液を効果的に使用することができる。
このように、本発明のインクジェット装置に搭載するインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置は、インクジェット吐出ヘッドを洗浄する洗浄機構の搭載により、吐出ヘッドに密集して複数個配列された全吐出口におけるインキの乾きを起こさずに、常に吐出ミスのない安定したインクの吐出が可能になり、吐出ヘッドに密集して複数個配列された全吐出口から安定したインクの吐出を行うことが可能となり、カラーパターンの製造において高い生産性を発揮できるインクジェット装置を提供することが可能となる。
本発明のインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置を、実施の形態に沿って以下に詳細に説明すれば、本発明装置は、図1の正面図に示すように、インクシェット吐出幅方向に複数列のインク吐出口9bを配置したインクジェット吐出ヘッド9の下面9aを、常にインクの乾きなく一定のコンディションに保持しながらインクジェット吐出ヘッド9の洗浄を行うための洗浄機構である。
本発明装置は、図1の正面図に示すように、インクジェット吐出ヘッド9の下面に繰出可能なインク浸透性の高いシート状の洗浄部材3と、前記洗浄部材3にインク洗浄液(インク溶剤)を供給浸透させる洗浄液供給手段4と、前記洗浄部材3の下面に繰出可能なシート状のインク浸透防止部材5と、前記インクジェット吐出ヘッド9の下面に対し、インキ浸透防止部材5の下面より前記洗浄部材3を介して弾力的に押当可能な弾性ローラ押当手段8と、前記ローラ押当手段8のローラをインクジェット吐出ヘッド9の下面に押当てるローラ押当手段押当機構10と、前記弾性ローラ押当手段8のローラ8aをインクジェット吐出ヘッド9の下面に押当てながらインクジェット吐出幅方向(図1の図面左右方向)に転移させるローラ押当手段転移機構11とを備えている。なお、本発明においては、インクジェット吐出ヘッド9における吐出口9bの配列幅方向の両端部には、必要に応じて洗浄部材3とインク浸透防止部材5とをインクジェット吐出ヘッド9方向に押し付けるためのそれぞれ押さえ部材8h、8hを設けるようにしてもよい。
図1に示すように、前記シート状の洗浄部材3は、インク浸透性の高い巻き取りロール状のシート部材であり、例えば布等の布帛、不織布、樹脂フィルムなどのである。該洗浄部材3は、図1に示すように、シート巻出部1からシート巻取部2によって巻き出され、ガイドロールを介して、インクジェット吐出ヘッド9の下面に平行に繰り出される。
洗浄部材3はシート巻出部1とシート巻取部2と、ガイドロール20などによってインクジェット吐出ヘッド9の下面に繰り出される。洗浄部材3を巻き出すシート巻出部1には、例えば機械式のクラッチブレーキを使用して巻き出しにおけるシート弛みの発生を防ぎ、シート巻取部2には、例えばサーボモータ等を使用して、送り速度の調整を可能とする。巻き出しシートの送り量は、洗浄部材3をガイドするガイドローラ20などに併設した送り量検知ローラ(図示せず)によって行い、そのローラの回転軸に接続されたパルスカウンタ等により検知する。
シート巻出部1側にある洗浄部材3の繰り出し先頭側には、洗浄部材3の裏面側から洗浄液を供給して浸透させる洗浄液供給手段4(例えば洗浄液吐出ローラ)があり、洗浄部材3に該吐出ローラ4の吐出口(図示せず)から洗浄液を吐出させて供給する。
図1に示すように、インクジェット吐出ヘッド9の下面に繰り出される洗浄部材3の下面には、シート状のインキ浸透防止部材5が平行に繰り出される。インキ浸透防止部材5はシート巻出部6とシート巻取部7と、ガイドロール21などによって洗浄部材3の下面に繰り出される。インキ浸透防止部材5を巻き出すシート巻出部6には、例えば機械式のクラッチブレーキを使用して巻き出しにおけるシート弛みの発生を防ぎ、シート巻取部7には、例えばサーボモータ等を使用して、送り速度の調整を可能とする。巻き出しシートの送り量は、インキ浸透防止部材5をガイドするガイドローラ21などに併設した送り量検知ローラ(図示せず)によって行い、そのローラの回転軸に接続されたパルスカウンタ等により検知する。
前記インキ浸透防止部材5は、洗浄部材3に付着浸透した洗浄液やインクが前記ローラ押当手段8のローラに付着、汚染しないように保護する役割をする。図1に示すように、インキ浸透防止部材5の下面には、複数列配置されたインクジェット吐出ヘッド9の下面に対し、洗浄部材3とインキ浸透防止部材5とを押当可能な前記ローラ押当手段8を有している。
前記ローラ押当手段8は、図1の全体正面図、図2の部分側面図、図3の部分拡大正面図、図4のローラ押当手段の正面図に示すように、昇降ベース8bにガイドシャフト8eが垂直な方向に立設され、該ガイドシャフト8eに沿って押当ローラブロック8c内側のスライドガイド8dが上下動可能に嵌装された機構になっていて、前記ローラ押当手段8のローラ8aは自由回転可能に押当ローラブロック8cに軸支されている。
ローラ押当手段押当圧機構10について以下に説明すれば、図1、図2、図3に示すように、前記ローラ押当手段8の昇降ベース8bを昇降動作させるエアーシリンダなどの昇降駆動部10aと昇降ガイドシャフト10bとが支持フレーム13に取付け支持されている。前記昇降ガイドシャフト10bの上部先端には支持板10cを備える。該支持板10c上には前記ローラ押当手段8が取付け支持されていて、昇降駆動部10aにより昇降ベース8bに取りつけた前記ローラ押当手段8を上昇駆動させることにより、該ローラ押当手段8のローラ8aを、インクジェット吐出ヘッド9の下面に押し当てることができる。
前記押当ローラブロック8cの下部には、図4に示すように、押当スプリング8fがガ
イドシャフト8eに嵌装していて、該押当ローラブロック8cは、前記押当スプリング8fによって昇降ベース8bの上面に対して浮遊状態で離反方向に付勢されて取付けられている。そのため、該ローラ8aのインクジェット吐出ヘッド9下面に対する押当圧は、前記押当ローラブロック8cの下部にてガイドシャフト8eに嵌装している前記押当スプリング8fにより付与される。
また図4に示すように、昇降ベース8bには、ガイドシャフトを兼ねる押当圧調整ネジ8gが垂直な方向に螺着されて立設され、該ガイドシャフト8gに沿って押当ローラブロック8c外側のスライドガイド8dが上下動可能に嵌装された機構になっている。昇降ベース8bに螺着した押当圧調整ネジ8gを回転させることにより、昇降ベース8bに対して離反方向に付勢している押当ローラブロック8cの昇降ベース8bに対する離反距離を縮めたり、拡げたりして調整して、押当スプリング8fの付勢力を調整することにより、前記ローラ押当手段8のローラ8aの押当力を調整するものである。
ローラ押当手段転移機構11について以下に説明すれば、図1、図2、図3に示すように、前記ローラ押当手段押当圧機構10の支持板10c上に、インクジェット吐出ヘッド9の下面9aにある複数配列した各吐出口9bの配列方向である吐出幅方向(図1の図面左右方向)に伸縮動作するエアーシリンダなどのアクチュエータ11aが取り付けられている。前記ローラ押当手段の昇降ベース8bは、図1、図3に示すように、前記アクチュエータ11aの伸縮作動ロッド11bの先端に取り付けられたブラケット11cに取り付けられている。前記アクチュエータ11aを伸長動作又は短縮作動させることにより、前記ローラ押当手段8を吐出幅方向(図1の図面左右方向)に移動させることができ、該ローラ押当手段8のローラ8aを、インクジェット吐出ヘッド9の下面9aに押し当てながら、又はインクジェット吐出ヘッド9の下面9aから離反させながら、該インクジェット吐出ヘッド9の下面9a沿って転移させることができる。
次に、本発明装置の動作について説明すれば、インクジェット吐出ヘッド9の洗浄開始の信号が発せられると、ローラ押当手段転移機構11の動作により、アクチュエータ10aが伸長動作して、ローラ押当手段8のローラ8aが、インクジェット吐出ヘッド9の下面9a(吐出幅方向の右端部下面又は左端部下面)の直下に移動して、下面9aに対して非接触状態で対峙する。
移動と同時に、シート巻出部1、巻取部2が駆動して、洗浄部材3の巻き出し、巻き取り取りが開始され、ローラ押当手段8のローラ8aと、インクジェット吐出ヘッド9の下面9aとの間に洗浄部材3が繰り出され、洗浄部材送り量検知ローラによって、指定する送り量(繰出量)の洗浄部材3が繰り出される。その際に、洗浄液供給手段4(吐出ローラ、吐出ノズル、吐出ブロックなど)から洗浄液を吐出させ、洗浄に必要な箇所の洗浄部材3に洗浄液を供給、浸透させる。
指定する送り量の洗浄部材3の繰り出し操作が完了すると、ローラ押当手段押当圧機構10が動作し、昇降部10aが上昇動作して、ローラ押当手段8のローラ8aが洗浄液を含んだ洗浄部材3を介してインクジェット吐出ヘッド9の下面9a(吐出幅方向の右端部下面又は左端部下面)にスプリング8fによる付勢力にて押し当てられる。
その後、ローラ押当手段転移機構11が動作して、アクチュエータ11aが更に伸長動作又は伸縮動作して、前記ローラ押当手段8のローラ8aは、洗浄液を含んだ洗浄部材3とインクジェット吐出ヘッド9の下面9aとをスプリング8fによる付勢力により押し当てながら、インクジェット吐出ヘッド9の下面9a(吐出幅方向の左端部下面又は右端部下面)の指定位置まで転移する。
指定位置まで転移した後は、ローラ押当手段押当圧機構10が動作して、前記ローラ押当手段8のローラ8aは、インクジェット吐出ヘッド9の下面9aより離反して押当動作を解除し、更に、ローラ押当手段転移機構11が動作して、ローラ押当手段8のローラ8aは、元の位置に復帰動作して、一連の動作が終了する。
本発明のインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置の全体正面図。 本発明のインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置の部分側面図。 本発明のインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置の部分正面図。 本発明のインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置のローラ押当手段を説明する部分拡大正面図。
符号の説明
1…洗浄部材巻出部
2…洗浄部材巻取部
3…洗浄部材
4…洗浄液供給手段
5…インキ浸透防止部材
6…インキ浸透防止部材巻出部
7…インキ浸透防止部材巻取部
8…ローラ押当手段
8a押当ローラ
9…インクジェット吐出ヘッド
10…ローラ押当手段押当圧機構
11…ローラ押当手段転移機構

Claims (1)

  1. インクシェット吐出幅方向に複数列のインク吐出口を配置したインクジェット吐出ヘッドの下面を、常にインクの乾きなく一定のコンディションに保持しながらインクジェット吐出ヘッドの洗浄を行うための洗浄機構であって、少なくとも、
    a)インクジェット吐出ヘッドの下面に繰出可能なインク浸透性の高いシート状の洗浄部材と、
    b)前記洗浄部材に洗浄液を供給浸透させる洗浄液供給手段と、
    c)前記洗浄部材の下面に繰出可能なシート状のインク浸透防止部材と、
    d)前記インクジェット吐出ヘッドの下面に対し、イン浸透防止部材の下面より前記洗浄部材を介して弾力的に押当可能な弾性ローラ押当手段と、
    e)前記ローラ押当手段のローラをインクジェット吐出ヘッド下面に押当てるローラ押当手段押当圧機構と、
    f)前記弾性ローラ押当手段のローラをインクジェット吐出ヘッド下面に押当てながらインクジェット吐出幅方向に転移させるローラ押当手段転移機構と、
    を備えることを特徴とするインクジェット吐出ヘッドクリーニング装置。
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