JP5422166B2 - 遊技機の演出装置 - Google Patents

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この発明は、図柄を変動表示させて遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材に配設された遊技機の演出装置に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材(センター役物とも称される)が配設されて、該装飾部材に開設した開口部に、各種図柄を変動および停止表示させて所要の図柄変動ゲームを行なう図柄表示装置を臨ませるよう構成される。そして、遊技盤の盤面(遊技領域)に打出された遊技球が、装飾部材の下方位置に配設した始動入賞装置に入賞することにより、図柄表示装置での図柄変動ゲームが行なわれるようになっている。また、多くのパチンコ機では、装飾部材に、所要の動作を行なう演出体を備えた可動式の演出装置が配設されており、可動体を図柄表示装置での図柄変動ゲームに合わせて動作させることにより演出効果の向上を図っている。
例えば、前記演出装置としては、遊技盤に対して固定された固定部材と、この固定部材に対してアーム部材を介して支持され、該固定部材に対して近接・離間する演出体としての可動部材とを備えたものが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示の演出装置は、モータの出力軸から外周部までの距離が最小長から最大長まで連続的に変化する平板状の円板カムの周面によって、アーム部材の後端をアームの前端側を持ち上げるよう上側から押さえ込こんで、可動部材が固定部材に近接した状態に保持されている。そして、モータによってカムを回転することで、カムの周面の出力軸からの離間距離が最大長から最小長に変化し、この結果、可動部材は自重により下方に落下して固定部材から離間するようになっている。
特開2007−307093号公報
特許文献1に開示の演出装置は、アーム部材の後端をカムの周面で押えることで、可動部材の位置を保持する構成であるので、カムおよびカムが接続されたモータの出力軸で可動部材の荷重を受けている。特に、可動部材が自重によって下方に落下した際に、アーム部材の後端がカムの周面にぶつかることで可動部材の落下が停止される構成であるので、可動部材の落下に際して出力軸の軸線に対して交差方向から入力される荷重によって、カムおよび出力軸に過剰な負荷がかかる。このため、特許文献1に開示の演出装置では、可動部材の動作の繰り返しにより、出力軸が変形したり、またはモータ自体が破損するおそれがある。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機の演出装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、駆動手段に負荷をかけることなく、演出体を急速に動作させることができる遊技機の演出装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の遊技機の演出装置は、
図柄を変動表示させて遊技演出を行なう図柄表示装置(S)が臨む装飾部材(14)に配設され、所定の演出動作を行う演出体(K)を有する可動機構部(70)およびこの可動機構部(70)を動かす駆動機構部(40)を備えた遊技機の演出装置において、
前記駆動機構部(40)は、
前記装飾部材(14)に設けた固定部(22)に配設された駆動手段(M)により回転される回転体(42)と、
前記固定部(22)に揺動可能に設けられ、該固定部(22)への支持部位(50a)を中心として前記可動機構部(70)との連結部位(50b)が上下方向に変位するアーム(50)と、
前記アーム(50)における支持部位(50a)と連結部位(50b)との間に設けられた受部(60)と、
前記回転体(42)の回転中心から半径方向外側に偏倚した部位に突設され、該回転体(42)の回転に伴う下部位置から上部位置への変位に亘って前記受部(60)に対して下方から当接して前記アーム(50)を押し上げる一方、該回転体(42)の回転に伴う上部位置から下部位置への変位に亘って該受部(60)の上下方向の変位経路上から外れて該アーム(50)の下方変位を許容する支持部(44)と、
前記固定部(22)に設けられ、前記可動機構部(70)の下方変位を規制して、前記支持部(44)が前記受部(60)から外れて自重により下方変位する前記アーム(50)を受止めるストッパ(28a)と
前記アーム(50)における支持部位(50a)と連結部位(50b)との間に前記受部(60)から離間して設けられ、前記回転体(42)の最上部に位置した前記支持部(44)により受部(60)が支持される該アーム(50)の上限位置において該受部(60)の下側に位置する第2の受部(62)とを備え
前記第2の受部(62)は、前記上限位置から前記アーム(50)が前記ストッパ(28a)で受止められる下限位置に向かう所定範囲において、前記回転体(42)の回転に伴う前記支持部(44)の上部位置から下部位置への変位経路上に重なると共に、該下限位置で該回転体(42)の回転に伴う支持部(44)の変位経路上から外れるように配置され、
前記アーム(50)が前記所定範囲に位置している際に、前記回転体(42)の回転に伴って前記支持部(44)が前記第2の受部(62)に上方から当接して該アーム(50)を押し下げるよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、自重により下方変位するアームを、駆動手段および駆動手段に繋がった部材で受けるのではなく、固定部に設けたストッパで受止める構成であるので、アームを急速に下方変位させても駆動手段に負荷がかからない。しかも、ストッパは、可動機構部の下方変位を規制するものとしても共用されるので、構成要素を減らし、機構を簡略化できる。
支持部が受部から外れた際に、仮にアームが下限位置に下方変位しないことが生じた場合でも、支持部が第2の受部に当接してアームを押し下げるのでアームを下限位置に確実に変位させることができる。
請求項2に係る発明では、前記可動機構部(70)は、
前記アーム(50)の連結部位(50b)に設けられ、前記ストッパ(28a)で下方変位が規制される下限位置および前記受部(60)が最上部に位置した前記支持部(44)で支持された上限位置の間で、前記アーム(50)に連動して上下方向に変位するベース(72)と、
前記演出体(K)を有すると共に、前記ベース(72)に上下方向にスライド変位可能に設けられ、下方に向けて付勢された第1ラック(82)と、
前記第1ラック(82)に対向させて、前記ベース(72)に上下方向にスライド変位可能に設けられ、前記アーム(50)の上限位置から下方の所定範囲に亘って前記固定部(22)側に設けた規制部(38)によって上方変位が規制される第2ラック(84)と、
前記第1ラック(82)および第2ラック(84)の間で夫々に噛合した状態で前記ベース(72)に回転自在に配設され、その回転により一方のラック(82,84)のベース(72)に対する変位方向と反対側に他方のラック(84,82)を変位させる伝達ギア(86)とを備えたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、可動機構部は、ベースを下方変位すると、ベースに対して演出体が設けられた第1ラックも下方変位するので、第1ラックの下方変位分とベースの下方変位分とを合わせた距離だけ演出体を下方に移動し得る。また、可動機構部は、第2ラックが規制部によって上方変位が規制されることで、ベースを上方変位に際して第1ラックが上方変位する。すなわち、アームを上下に変位させることで、アームに連動してベースおよび第1ラックを上下動することができ、1つの駆動手段によって演出体を大きく動作させることができる。
請求項に係る発明では、前記アーム(50)は、前記固定部としてのケース(22)の内部に収容され、
前記アーム(50)には、前記ケース(22)の内面との間で該アーム(50)の位置を保持する位置決め片(58)が設けられることを要旨とする。
請求項に係る発明によれば、アームをがたつきなくケースの内部で変位させることができる。
記ケース(22)の内面には、該内面と前記アーム(50)との間を保持する突条部(32)が、該アーム(50)の変位経路に沿って設けられる。
これによれば、アームをがたつきなくケースの内部で変位させることができる。
本発明に係る遊技機の演出装置によれば、駆動手段に負荷をかけることなく、演出体を急速に動作させることができる。
次に、本発明に係る遊技機の演出装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、遊技盤および演出装置の前後方向は、遊技者側に臨む側を前側として指称する。
図1に示すように、実施例に係る遊技機としてのパチンコ機の遊技盤10は、略円形状に湾曲形成したレール12により遊技領域11が画成され、その略中央位置に図柄表示装置Sを後方から臨ませた装飾部材14が配設されている。遊技盤10には、遊技球検出用のスイッチ(図示せず)を備えた始動入賞具Cが、遊技領域11の始動入賞口C1を臨ませて装飾部材14の下方に設けられている。パチンコ機では、始動入賞具Cの始動入賞口C1に遊技球が入賞することで、図柄表示装置Sにおいて図柄変動ゲームが開始されて、その結果、特定の図柄組合わせ(例えば、同一図柄の三つ揃)が表示されると、遊技者に有利な特別遊技(所謂大当り)が発生するようになっている。また遊技盤10には、特別入賞口D1を開閉する扉状の開閉板D2を備えた大型電動式の特別入賞装置Dが、始動入賞具Cの下方位置に設けられ、開閉板D2が後側の電磁ソレノイド(図示せず)の駆動に伴って通常の閉鎖状態から開放状態に変化し得るよう構成されている。そして、パチンコ機は、特別遊技の発生により開閉板D2を開放して遊技球が特別入賞口D1に入賞することで、球皿(図示せず)に賞球が払出されるようになっている。なお、装飾部材14は、遊技領域11の大部分を占める大型部材であって、図柄表示装置Sを臨ませる可視表示部を開設した枠状本体を、遊技盤10に開設した装着孔(図示せず)に前側から挿入した状態で、遊技盤10に対してネジ止め固定される。
前記装飾部材14には、遊技領域11に臨む大型の演出体Kを有する演出装置20が、図柄表示装置Sの上方に配設されている(図1参照)。実施例の演出体Kは、パチンコ機や図柄表示装置Sで展開されるゲームのコンセプトに合わせた装飾および形状の部材であって、後述する発光手段92を備えている。演出体Kは、演出装置20の駆動機構部40により作動される可動機構部70によって、図柄表示装置Sの上方に退避して装飾部材14の上部飾り14aと一体となる上昇位置と(図1または図2(a)参照)、この上昇位置から下方に変位して図柄表示装置Sの前側に臨む下降位置(図2(b)参照)との間で、上下方向に変位するよう構成される。演出装置20は、図柄表示装置Sでの図柄組合わせゲームや他の遊技演出に合わせて作動され、上昇位置で停止した状態で装飾部材14の上部飾り14aの一部として静的な演出を行う一方、上昇位置と下降位置との間で演出体Kを変位させることで動的な演出が行われる。なお、演出装置20では、演出体Kを常には上昇位置で待機させている。
図3〜図6に示すように、演出装置20は、装飾部材14に取付けられるケース(固定部)22に、駆動機構部40および可動機構部70が組み付けられ、ケース22単位で単一のユニットとして取扱い可能に構成される。また演出装置20は、パチンコ機の制御を担う制御手段Pに電気的に接続されて、この制御手段Pにより制御される(図7参照)。
前記ケース22は、該ケース22の後側を構成するトレイ状の後半体24と、該ケース22の前側を構成するトレイ状の前半体26とからなる箱状部材であって(図6参照)、後半体24の周壁24aおよび前半体26の周壁26aと互いに突き合わせた状態で組み合わせて、駆動機構部40の構成部材を収容する収容空間22aが内部画成されている。なお、実施例のケース22は、後半体24および前半体26を透明な合成樹脂で形成してある。ケース22には、収容空間22aに駆動機構部40のモータ(駆動手段)Mを除く構成部材が配置され、前半体26の前側に演出体Kおよび可動機構部70の大部分の構成部材が配設される。前半体26は、可動機構部70の設置部位を後側へ向けて凹設して設置凹部26bが形成され、実施例の前半体26では、右側に設けられた設置凹部26bが左側部分と比べて後側に一段引っ込んでいる(図3または図6参照)。ここで、前半体26には、左右の中間部位に上下方向に延在させて収容空間22a側(後側)に張り出して、設置凹部26bの側壁をなす中間壁部30が形成される(図11参照)。また前半体26には、設置凹部26bに上下に長手方向が延在するよう貫通形成され、収容空間22aに連通するスライド孔28が設けられている(図3または図11参照)。
図4に示すように、前記駆動機構部40は、駆動手段としてのモータMと、このモータMにより回転される従動歯車(回転体)42と、この従動歯車42により揺動されるアーム50とから基本的に構成される。モータMは、ケース22における後半体24の左側部分に位置して該後半体24の後面に取り付けられ、前後方向に延在する出力軸M1の先端が後半体24を貫通して収容空間22aに臨んでいる(図6参照)。出力軸M1の先端には、従動歯車42にかみ合う駆動歯車46が固定され、モータMの回転が駆動歯車46を介して従動歯車42に伝達されるようになっている。なお、駆動歯車46の歯数は、被動歯車である従動歯車42の歯数より少なくなるよう設定されて、モータMの回転を減速して従動歯車42が回転される。従動歯車42は、後半体24の前面に収容空間22a側(前側)に向けて突設された歯車ボス24bに、前後方向に軸線を延在させた状態で回転自在に軸支されている(図6参照)。従動歯車42は、収容空間22aにおいて、モータMの取付部位と該収容空間22aにおける設置凹部26bに対応する領域との間に配置されている。実施例の従動歯車42は、モータMの右側で、前半体26における中間壁部30の左側に配置される。また実施例では、モータMが一方向(時計回り)に回転するよう設定されて、従動歯車42が反時計回りに回転される。
前記従動歯車42は、アーム50の後述する受部60に対して係脱する円筒状の支持部44を備えている。支持部44は、従動歯車42の回転中心から半径方向外側に偏倚した部位に、該従動歯車42の前面から突設され、従動歯車42の回転に伴って反時計回りに回転するようになっている。なお、支持部44は、従動歯車42の外縁部に設けられている。
前記アーム50は、長尺な棒状部材であって、後半体24および前半体26の左端部に収容空間22a側に向けて突設された支持ボス24c,26cの間に左端が挟持された状態で、収容空間22aに左右方向に長手を延在させた状態で揺動可能に軸支されている(図6または図11参照)。アーム50は、収容空間22aにおける設置凹部26bに対応する領域に右端が配置され、この右端側に可動機構部70の後述するベース72に連結される連結部位50bが設けられ、左端の支持部位50aを中心として連結部位50bが上下方向に変位するよう構成される(図5参照)。アーム50の左右方向の形状は、上側に凸となるように中間部分で「く」の字状に屈曲形成され、この屈曲部位である屈曲部52は、従動歯車42の前側に配置されている(図4参照)。またアーム50は、最も上方に変位した際にアーム50における屈曲部52より連結部位50b側の部分が水平または略水平に延在するよう設定される(図8(a)参照)。またアーム50は、最も下方に変位した際にアーム50における屈曲部52より支持部位50a側の部分が水平または略水平に延在し、屈曲部52より連結部位50b側の部分が支持部位50aから離間するにつれて下方傾斜し、右端が後半体24の周壁24a下部に設けられた切欠24d(図6参照)から外部に突出するようになっている(図8(b)参照)。
図4に示すように、前記アーム50の前後方向の形状は、従動歯車42および駆動歯車46の前側に対応する部位が前側に突出するよう鉤状に屈曲形成されている。従動歯車42および駆動歯車46の前側に延在する前延在部54が、支持部位50aおよび連結部位50bより収容空間22aにおいて前側に位置して、前半体26の後面に僅かな隙間をあけて対向するよう配置されている。更にアーム50は、連結部位50bを含む設置凹部26bの後側に延在する部位と前延在部54の右端とが、前半体26における中間壁部30の左面に臨んで前後に延在する第1連設部55で連設されている。更にまた、アーム50は、支持部位50a側の部位と前延在部54の左端とが、前後方向斜めに延在する第2連設部56で連設される。ここで、中間壁部30は、支持部位50aを中心として上下方向に揺動するアーム50の第1連設部55の変位経路に沿って支持部位50a側が凹となる円弧状に形成されている。アーム50は、中間壁部30により第1連設部55における支持部位50aから離間する方向(右側)の移動が規制されて、可動機構部70および演出体Kの荷重がかかる連結部位50b側への位置ずれや、第1連設部55を中間壁部30で支持することで、連結部位50bへの負荷を軽減し得る。
前記アーム50は、設置凹部26bの後側に延在する部位の後面に、後側に突出形成された位置決め片58が設けられている(図12または図13参照)。この位置決め片58は、連結部位50bより支持部位50a側に配置される。位置決め片58の後端には、上下方向に離間して突起が複数(2ヶ所)設けられている(図13参照)。また位置決め片58は、突起が後半体24の内面(前面)と僅かな隙間をあけて対向するよう設定され、アーム50と後半体24の内面との間に少なくとも位置決め片58の突出寸法分の間隔を保持し得るようになっている。そして、アーム50は、位置決め片58が後半体24の内面に当接することで、可動機構部70および演出体Kの荷重がかかる連結部位50b側の後側への過剰な位置ずれが防止される。この際、位置決め片58の突起を後半体24の内面に当接させて、互いの接触面積を最小限に抑えている。
前記前半体26の内面には、アーム50の前延在部54に対応する部位に、後側に突出する突条部32が設けられている(図11参照)。実施例では、左右方向に平行な関係で複数(具体的には2条)の突条部32,32が設けられ、各突条部32は、アーム50の上下の変位経路に対応して左側が凹となる円弧状に延在形成されている。なお、突条部32の一つは、アーム50の屈曲部52に対応する部位に設けられている。突条部32は、アーム50の前延在部54に当接するよう構成され、アーム50の前側への位置ずれを規制している。このように、アーム50は、左端の支持部位50aが支持ボス26c,24cで前後から挟持されて、中間部分が突条部32,32および位置決め片58により収容空間22aにおいて前後方向の位置が保持される。
前記アーム50は、支持部位50aと連結部位50bとの間に、支持部44と係脱する受部60を備えている(図4参照)。受部60は、前延在部54の後面上部に後側に向けて突設された庇状の部位であって、支持部44の変位経路に交差するよう延在させて、アーム50の左右方向の形状に沿って形成されている(図12または図13参照)。そして、受部60は、従動歯車42における右側領域の前側に位置するよう配置され、アーム50の上下変位に際して、従動歯車42の右側領域の前側に重なる範囲を少なくとも変位するよう構成される(図8〜図10参照)。なお、実施例の受部60は、アーム50の上下変位に際して従動歯車42の回転中心の前側を通る屈曲部52より僅かに支持部位50a側の部位から第1連設部55までに亘って形成されている。
前記駆動機構部40は、従動歯車42の回転に伴う支持部44の下部位置から上部位置への変位に亘って、支持部44が受部60に対して下方から当接するよう構成され、支持部44が下部位置から上部位置に変位する際に、アーム50を押し上げるよう構成される(図5(a),図8(a),図9または図10参照)。また駆動機構部40は、従動歯車42の回転に伴う支持部44の上部位置から下部位置への変位に亘って、支持部44が受部60の上下方向の変位経路上から外れるよう構成され、アーム50の下方変位を許容するようになっている(図5(b)または図8(b)参照)。ここで、アーム50は、受部60が最上方の位置にある支持部44で支持された際に、最も上方に変位した位置(以下、この位置を上限位置と云う。)となり(図5(a)または図8(a)参照)、受部60が支持部44から外れて後述するストッパ28aで下方変位が規制された際に、最も下方に変位した位置(以下、この位置を下限位置と云う。)となる(図5(b)または図8(b)参照)。
前記アーム50には、受部60とは別に補助受部(第2の受部)62が、アーム50の前延在部54の下面から下方に向けて突出形成された設置部57に設けられている(図12または図13参照)。補助受部62は、設置部の57後面から後側に向けて突出形成され、受部60に対して支持部44の回転方向前側(左下側)に配置される。また補助受部62は、アーム50の上限位置から下方に向かう所定範囲で従動歯車42における左側領域の前側に位置し(図8(a)または図14参照)、アーム50の下限位置で従動歯車42の前側から下方に外れる(図8(b)参照)よう配置されている。換言すると、補助受部62は、上限位置からアーム50が下限位置に向かう所定範囲において、従動歯車42の回転に伴う支持部44の上部位置から下部位置への変位方向前側に位置し、下限位置で従動歯車42の回転に伴う支持部44の変位経路上から外れるになっている。
次に、駆動機構部40のアーム50の上下変位に連動して、演出体Kを上下変位させる可動機構部70について説明する。図4に示すように、可動機構部70は、アーム50の連結部位50bに連結されてケース22に対して上下変位可能なベース72に対し、演出体Kを設けた第1ラック82、第2ラック84および伝達ギア86が配設され、設置基体であるベース72単位で単一のユニットとして取扱い可能に構成される。ベース72は、前半体26における設置凹部26bの前側に設けられたベース本体74と、このベース本体74の前側を第1ラック82および第2ラック84の配設スペースをあけて覆うベースカバー76と、設置凹部26bの後側(収容空間22a)に配設され、アーム50とベース本体74とを連結するスライドベース78とから基本的に構成される(図6参照)。なお、ベース本体74とベースカバー76との間のスペースは、上下に開口している。
前記スライドベース78は、矩形状の板状部分を本体として、後面にアーム側ボス78aが設けられると共に、前面に上下に離間して2ヶ所に本体側ボス78b,78bが設けられている。スライドベース78は、スリーブ79を回転可能に外挿したアーム側ボス78aをアーム50の連結部位50bに設けられた連結孔64に挿通して、アーム50の後側からワッシャー80を介してアーム側ボス78aにビスBを螺挿して、アーム50に対して取り付けられる(図6参照)。またスライドベース78は、上下の本体側ボス78b,78bを前半体26の設置凹部26bに設けられたスライド孔28を挿通して、スライドベース78とベース本体74との間に前半体26を挟んで上下変位可能に組み付けられる。なお、本体側ボス78bの外径は、スライド孔28の左右幅と略同一に設定されている。前半体26の後面には、スライド孔28を挟んで左右両側に上下方向に延在する一対の位置決め壁34,34が設けられ(図11参照)、これら位置決め壁34,34に左右両側が挟まれてスライドベース78が左右にずれないよう位置規制される。アーム50の連結孔64は、左右方向に長手が延在する長孔であって(図12参照)、スライド孔28に沿って直線的に上下変位するスライドベース78のアーム側ボス78aに対して、支持部位50aを中心として円弧状に上下変位するアーム50の連結部位50bにおける左右のズレを許容するよう構成される。これにより、演出装置20では、アーム50の回転変位がベース72の直線変位に適切に変換される。
前記ベース本体74は、矩形状の板状部材であって、長手を上下方向に延在させて配設されている。またベース本体74の前面には、左右に離間して第1レール74aおよび第2レール74bが突設されている。なお、第1レール74aおよび第2レール74bは、ベース本体74の上下に亘って形成される。ベースカバー76は、ベース本体74に整合する大きさに設定され、第1レール74aの前側に上下に長手を延在させて移動孔77が開設されている。また、ベースカバー76は透明な部材が採用されて、ベース本体74とベースカバー76との間に挟持した第1ラック82、第2ラック84および伝達ギア86を前側から視認可能となっており、製造工程においてこれらの部材の位置関係を確認し易くなっている。なお、ベース本体74およびスライドベース78には、前半体26に臨む面の左右側縁に突片が夫々設けられ、前半体26との接触面積を最小限に抑えている。
前記ベース72は、アーム50の上限位置で前半体26の設置凹部26bの前側にベース本体74が重なる上段に位置し、受部60を支持部44で支持されて姿勢保持されたアーム50によって上段位置で保持される(図5(a)または図8(a)参照)。またベース72は、アーム50の連結部位50bの下方変位と共に自重により下方変位するよう構成される。そして、ベース72は、スライドベース78の本体側ボス78bがスライド孔28の下端縁に当接する下段位置で下方変位が規制され、この下段位置で設置凹部26bから下方へ延出するようになっている(図5(b)または図8(b)参照)。ここで、演出装置20では、下側の本体側ボス78bがスライド孔28の下端縁で規制されることで、ベース72の下方変位が規制されると共に、ベース72に連結するアーム50の下方変位が規制される。すなわち、スライド孔28の下端縁が下側の本体側ボス78bを受止めるストッパ28aとして機能し、このストッパ28aがベース72の下方変位だけでなく、支持部44が受部60から外れて自重により下方変位するアーム50を受止めるようになっている。
実施例の演出装置20は、前述したストッパ28aとは別に補助ストッパ36を備えている。補助ストッパ36は、前半体26における左側部分の内面下部に、後側に向けて突出形成されている(図11参照)。また補助ストッパ36は、前延在部54における設置部57より支持部位50a側の下側に重なるよう配置され、アーム50の下限位置で前延在部54の下面を支持するよう構成される(図8(b)参照)。このように、補助ストッパ36を設けることで、落下するアーム50を受止める際にかかる荷重を分散して、ストッパ28aの負担を軽減し得る。しかも、補助ストッパ36は、ストッパ28aよりアーム50の支持部位50a側に設けてるので、落下するアーム50を受止める際に補助ストッパ36への入力される負荷を小さくし得る。
前記ベース72に対して演出体Kを更に上下変位させる変位機構部は、ベース本体74の前面に左右に離間して対向配置され、上下方向に夫々スライド変位可能な第1ラック82および第2ラック84と、この第1ラック82および第2ラック84に夫々噛合した状態で、両ラック82,84の間においてベース本体74に回転可能に配設した伝達ギア86とから構成される(図5,図8〜10参照)。第1ラック82と第2ラック84とは、伝達ギア86を介して連繋され、一方のラック82(84)のベース72に対する変位方向と反対側に、伝達ギア86の回転下に他方のラック84(82)がベース72に対して変位するように構成される。
前記第1ラック82は、後面に上下に亘って凹設された第1レール溝82aにベース本体74の第1レール74aを嵌合すると共に(図4参照)、前面をベースカバー76で保持されて上下方向にスライド変位可能に配設されている。なお、第1ラック82は、ベース72の右側に配置されている。また第1ラック82は、第2ラック84に対向する左側面に上下に亘って歯部が設けられ、この歯部が、ベース72の中央においてベース本体74とベースカバー76との間に軸支した伝達ギア86にかみ合うようになっている。更に第1ラック82は、ベース本体74の上下寸法より小さく設定される。第1ラック82は、その全体がベース本体74の前面に上端が互いに整合するように重なって当該前面に相対する範囲内に位置する第1位置と(図5(a)または図8(a)参照)、この第1位置より下方に変位してベース本体74の下端から下方に延出した第2位置(図5(b)または図8(b)参照)との間を、ベース72に対しスライド変位可能に構成されている。第1ラック82は、第1位置において、歯部の下部が伝達ギア86に対置され(図8(a)参照)、歯部の下部から上端までの距離が、第1ラック82の下方変位が許容されるラック変位距離となる。なお、第1ラック82のラック変位距離は、ベース72の上段位置と下段位置との間の変位距離より短くなっている。
前記第2ラック84は、後面に上下に亘って凹設された第2レール溝84aにベース本体74の第2レール74bを嵌合すると共に(図4参照)、前面をベースカバー76で保持されて上下方向にスライド変位可能に配設されている。なお、第2ラック84は、第1ラック82の左側に離間して、ベース72の左側に配置されている。また第2ラック84は、第1ラック82に対向する右側面に上下に亘って歯部が設けられ、この歯部が伝達ギア86にかみ合うようになっている。更に第2ラック84は、ベース本体74の上下寸法と略同一に設定される。第2ラック84は、第1ラック82の第1位置において、その全体がベース本体74の前面に重なって当該前面に相対する範囲内におおよそ収まるように位置し(図5(a)または図8(a)参照)、第1ラック82の第2位置において、ベース本体74の上端から上方に突出した位置(図5(b)または図8(b)参照)に変位するよう構成される。なお、第2ラック84は、前述したベース本体74に整合して重なる位置(第1位置)において、歯部の中央部に伝達ギア86がかみ合っている(図4参照)。
前記第1ラック82は、常には下方へ向けて付勢されるよう構成され、これに伴って伝達ギア86を介して第2ラック84は常には上方に向けて付勢されている。実施例では、第1ラック82およびこの第1ラック82に設けた演出体Kの総重量を第2ラック84より重く設定することで、第1ラック82がその取着した部材を含む自重により下方に付勢される。
前記第1ラック82の前面には、上下方向に離間して一対の演出体側ボス83,83が設けられ、第1レール74aに取り付けた第1ラック82は、ベースカバー76の移動孔77を介して一対の演出体側ボス83,83が前側に臨むようになっている。また、演出体側ボス83,83の前端には、ベースカバー76の前側に位置して、演出体Kの設置基体となるスライドブロック88が取付けられている。移動孔77は、第1ラック82における第1位置と第2位置との間の変位を許容するように形成され、第1ラック82の第2位置において、その下端縁に下側の演出体側ボス83が当接するよう構成される(図8(b)参照)。そして、可動機構部70では、下側の演出体側ボス83が移動孔77の下端縁で下方への変位を規制されて、自重により落下する第1ラック82が第2位置で保持される。すなわち、可動機構部70では、移動孔77の下端縁が、第2位置で第1ラック82のベース72に対する下方変位を規制するラックストッパ77aとして機能している。なお、可動機構部70は、第1ラック82の下方変位がラックストッパ77aで規制されることで、相対して第2ラック84の上方変位が規制される。
前記ケース22は、前半体26の右側上縁に、前面から設置凹部26aの上方を覆うように庇状に突設された規制部38を備え、この規制部38が設置凹部26aに取り付けられた第2ラック84の上方に配置されている(図3参照)。そして、第2ラック84は、上端が規制部38に当接することで、規制部38によりベース72に対する上方変位が規制される(図8(a)参照)。ここで、可動機構部70では、ベース72の上段位置からこの上段位置と下段位置との間の中間位置(実施例では、第1ラック82のラック変位距離分)までに亘って、第2ラック84の上端が規制部38に当接するよう構成される(図9(b)参照)。また可動機構部70は、ベース72の中間位置から下段位置までの間において、第2ラック84の上端が規制部38から離間するようになっている。なお、可動機構部70は、ベース72の上下変位に際して、第2ラック84の上端が規制部38から離間(当接)すると同時または近傍で、第2ラック84の演出体側ボス83が移動孔77のラックストッパ77aに当接(離間)するよう設定される。
具体的には、可動機構部70は、ベース72の上段位置から中間位置までの間において、自重により下方に付勢された第1ラック82が、規制部38との当接下に上方変位が規制された第2ラック84によって伝達ギア86を介して支持された状態となっている。すなわち、可動機構部70では、ベース72の上段位置において、第2ラック84の上端が、第1ラック82の下方付勢下に規制部38により上方への変位が規制されて、第1ラック82がベース72に整合した第1位置に保持される(図8(a)参照)。この際、演出体Kは、上昇位置となっている。可動機構部70は、第2ラック84と規制部38との当接状態でベース72を下方変位すれば、ベース72が規制部38から離間するので、第1ラック82の下方付勢によって第2ラック84がベース72から上方へ延出するよう変位されて、これに伴い第1ラック82の下方変位が許容される。また可動機構部70は、第2ラック84と規制部38との当接状態でベース72を上方変位すれば、ベース72が規制部38に対して近づき第2ラック84が規制部38によりベース72に対して下方変位されるので、伝達ギア86を介して第1ラック82が上方に変位される。実施例の可動機構部70は、ベース72の中間位置から下段位置までの間において、第2ラック84の上端が規制部38から離間して自由状態となるものの、第1ラック82がラックストッパ77aで支持されて第2位置で保持される。そして、可動機構部70は、ベース72の下段位置で演出体Kが下降位置になる。このように、可動機構部70は、ベース72の上段位置と中間位置との間において、第1ラック82が、ベース72の上方または下方変位距離に応じて上方または下方に変位するよう構成される。
前記演出体Kは、該演出体Kの意匠面を構成する装飾カバー90と、この装飾カバー90の内側に嵌め込まれる発光手段92とから構成されている(図6参照)。装飾カバー90は、後側に開放した円筒形の部材であって、前面が不透明な光透過性の部材に所要の模様を施して構成されている。発光手段92は、装飾カバー90の後側から組み付けられる円形の基板93と、この基板93の前面に配置された複数の発光体としてのLED94とから構成され、基板93を配線保持片95を介してスライドブロック88に取り付けて、第1ラック82と連結される。配線保持片95は、基板93の裏側に設けた図示しないコネクタとケース22の設置凹部26bに取り付けられる中継基板96に設けられたコネクタ96aとに接続される配線(図示せず)を保持する保持溝95aを有し、第1ラック82およびベース72の上下変位につれて変位する演出体Kに繋がる配線が、他の部材に干渉することを防止している。演出装置20では、駆動機構部40の作動に連動する可動機構部70によって演出体Kを上下に変位する動的な演出だけでなく、発光手段92のLED94の点滅によって演出体Kにおいて光による演出が行われる。
前記演出装置20は、演出体Kの原点となる上昇位置を検知する位置検知手段100を備え、この位置検知手段100の検知結果に基づき制御手段PによりモータMを制御するよう構成される。演出装置20では、アーム50が上限位置にあるときに演出体Kが上昇位置に配置されるので、位置検知手段100でアーム50の上限位置を検知するよう構成されている(図4または図8(a)参照)。実施例では、位置検知手段として、発光部と受光部とを備えるフォトセンサ100が用いられている。フォトセンサ100は、左右方向に離間する発光部および受光部を収容空間22aに臨ませた状態で後半体24に取り付けられ、上限位置にあるアーム50の右端部(連結部位50b側の端部)に対向する位置に配置されている(図8(a)参照)。一方、アーム50の右端部には、後方に突出する検知片66が設けられている。検知片66は、アーム50の上限位置でフォトセンサ100における発光部と受光部との間に臨み、アーム50が上限位置から外れると、検知片66が発光部と受光部との間から外れるようになっている(図8〜図10参照)。そして、フォトセンサ100は、検知片66が発光部と受光部との間に位置したことを条件として、演出体Kが上昇位置にあることを制御手段(実施例では、制御手段Pの後述のサブ統括制御基板P2)Pに対し出力するよう構成される。
前記演出装置20は、制御手段Pの制御下に、パチンコ機に設けられた図柄表示装置SやLEDやランプ等の発光装置や音声出力手段あるいは他の演出装置と連動して、演出体Kを動作および発光させる。図7に示すように、制御手段Pは、パチンコ機全体を総合的に制御する主制御基板P1と、この主制御基板P1の制御下に図柄表示装置Sや発光装置等を制御するサブ統括制御基板P2とを備えている。なお、パチンコ機では、主制御基板P1とサブ統括制御基板P2とが、信号中継端子板Paを介して電気的に接続されている。また、実施例のパチンコ機は、ランプ中継端子板Pb、装飾部材14の下側に設けられた下LED基板Pcおよび装飾部材14の右側に設けられた右LED基板Pdを有している。そして、モータMおよびフォトセンサ100は、ランプ中継端子板Pb、下LED基板Pcおよび右LED基板Pdを介してサブ統括制御基板P2に電気的に接続され、フォトセンサ100による演出体Kの位置情報は、サブ統括制御基板P2に入力される。サブ統括制御基板P2は、主制御基板P1の信号およびフォトセンサ100による演出体Kの位置情報に基づいて、モータMを駆動または停止制御すると共に、演出体Kの発光手段92、下LED基板Pcおよび右LED基板PdのLEDを点灯制御するようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る演出装置20の作用について説明する。なお、演出装置20は、演出体Kが待機姿勢である上昇位置(アーム50:上限位置,ベース72:上段位置,第1ラック82:第1位置)にあるものとする(図5(a)または図8(a)参照)。なお、演出装置20は、演出体Kが上昇位置にあっても、図柄表示装置Sにおける図柄変動ゲームや遊技球が入賞装置に入賞すること等に合わせて、制御手段Pによって発光手段92のLED94が点灯制御されて、下LED基板Pcおよび右LED基板PdのLEDの発光と合わせてまたは独立して、演出体Kの光による演出が行われる。
前記演出装置20は、図柄表示装置Sにおける図柄変動ゲームや遊技球が入賞装置に入賞すること等を契機として、サブ統括制御基板P2によって演出体Kが所定の演出動作を行うよう制御される。先ず、演出装置20は、駆動機構部40のモータMが回転駆動されて従動歯車42が反時計回りに回転されて、演出体Kの上昇位置で変位経路の上端に位置していた支持部44が受部60を支持しつつ反時計回りに変位する。この際、実施例の受部60は、アーム50の上限位置で、支持部44の回転方向前側となる左端部が僅かに下方に湾曲しているので、アーム50が上限位置から僅かに下方変位する。すなわち、演出体Kが上昇位置から僅かに下方変位するので、遊技者に期待感を抱かせ、演出体Kを注目させることができ、後述する演出体Kが大きく変位する動作の演出効果が高くなる。
前記演出装置20は、従動歯車42が更に回転して、支持部44が変位経路の上端からずれた位置で受部60の下方から外れることで、アーム50が連結部位50b側の支持部分を失って自由状態になり、連結部位50b側が自重により落下する(図5(b)または図8(b)参照)。そして、アーム50は、可動機構部70の本体側ボス78bがストッパ28aに受止められることで、下限位置で停止される。またアーム50は、ケース22の内面に設けられた補助ストッパ36によって、該アーム50における連結部位50bより支持部位50a側の部位が補助的に受止められる。ここで、アーム50の受部60は、上部位置から下方位置に向かう支持部44の変位経路である従動歯車42の左側領域ではなく、従動歯車42の右側領域を通って変位するので支持部44と干渉せず、アーム50を下限位置まで一挙に勢いよく下方変位させることができる。なお、演出装置20は、アーム50が上限位置より下方変位することで、検知片66がフォトセンサ100から外れて非検知状態に移行するので、制御手段Pにおいて駆動機構部40が作動していることを判断し得る。
前記演出装置20は、可動機構部70や演出体Kなどの引っ掛かり等によって、受部60から支持部44から外れてもアーム50が下限位置まで変位しないことが想定される。演出装置20では、仮にアーム50の下方変位不良が生じた際に、アーム50の補助受部62が支持部44の上部位置から下部位置への変位経路上に延在しているので、支持部44が下部位置に至る前に補助受部62に上方から当接する(図14参照)。これにより、アーム50は、従動歯車42の回転に伴う支持部44の変位によって補助受部62を介して押し下げられ、下限位置まで確実に変位する。また補助受部62は、アーム50の下限位置において支持部44の変位経路の外側に退避するので、補助受部62と支持部44との当接下にアーム50を押し下げた後に、補助受部62が支持部44の邪魔とならず、演出装置20をそのまま通常通りに動作させることが可能である(図8(b)参照)。同様に、補助受部62は、アーム50が通常通りに下方変位した際に機能しない。このように、演出装置20は、可動機構部70や演出体Kなどの引っ掛かり等によるアーム50の下方変位不良の如き軽微な不具合を、人手を煩わせることなく解消することができる。
前記可動機構部70は、アーム50が上限位置から落下するに伴ってベース72が落下し、この際、ベース72が規制部38から離間するにつれて第2ラック84のベース72に対して上方変位が許容されるので、第1ラック82が自重によりベース72に対して下方変位する。ここで、ベース72は、アーム50と同様に本体側ボス78bがストッパ28aに係止されて下段位置で停止され、第1ラック82は、演出体側ボス83がラックストッパ77aに係止されて第2位置で停止される(図5(b)または図8(b)参照)。このように、演出装置20では、アーム50が上限位置から下限位置まで一挙に落下することで、ベース72が下段位置まで一挙に到達すると共に第1ラック82が下降した第2位置まで下方変位し、これにつれて演出体Kが下降位置まで一挙に落下する(図3参照)。また演出体Kは、ベース72におけるケース22に対する上段位置から下段位置までの変位距離に、第1ラック82におけるベース72に対する第1位置から第2位置までのラック変位距離を加えた距離だけ上昇位置から大きく下方に変位させることができる。しかも、演出体Kは、上昇位置から下降位置に大きく変位するものの、アーム50、ベース72および第1ラック82の自由な状態での落下に伴うものであるから、変位スピードを速くすることができる。すなわち、演出体Kは、大きく素早く下方変位するので、遊技者に大きなインパクトを与え、演出効果が高い。
前記アーム50は、下限位置において、該アーム50における屈曲部52より連結部位50b側が支持部位50a側から連結部位50b側に向かうにつれて下方傾斜し、受部60が支持部44の下部位置から上部位置への変位経路に交差するよう斜めに延在している(図9(a))。すなわち、駆動機構部40は、従動歯車42の回転に伴って下部位置に到来した支持部44が回転方向前側に延在する受部60に当接して、支持部44の下部位置から上部位置への回転変位に伴ってアーム50が下限位置から上限位置に押し上げられる(図9(b)参照)。
一方、可動機構部70は、アーム50が上方変位するにつれてベース72も上方変位し、この際、第1ラック82は、第2ラック84の上端が規制部38に当接するまで第2位置のままベース72と共に上方変位する(図9(a)参照)。可動機構部70では、ベース72が更に上方変位されて、第2ラック84の上端が規制部38に当接することで、第2ラック84のケース22に対する上方への変位が規制される(図9(b)参照)。そして、可動機構部70は、第2ラック84の上端を規制部38に当接したもとでベース72を上方変位すると、ケース22に対し位置規制された第2ラック84との噛合下に、ベース72に伴って上方変位する伝達ギア86が転動するので、第1ラック82が第2位置から上方変位する(図10(a)参照)。すなわち、第2ラック84が、ケース22に対して位置を変えることはなく、ベース72が上方変位すると共に、このベース72の上方変位距離分だけ第1ラック82が、自重および演出体Kの重さによる下方付勢に抗して上方に変位される。このように、可動機構部70では、ベース72の上方変位に加えて第1ラック82のベース72に対する上方変位が開始され、第2ラック84の上端が規制部38に当接したもとでは、第2ラック84の上端が規制部38に当接するまでと比べて演出体Kの上昇速度が速くなる。
前記駆動機構部40は、上限位置に至ると検知片66がフォトセンサ100で検知されて、モータMが停止されてアーム50が上限位置で保持されるので、ベース72が上段位置で保持されると共に、規制部38による第2ラック84の上方変位規制によって第1ラック82がその自重等による下方付勢に抗して第1位置で保持される(図10(b)参照)。すなわち、演出体Kは、上昇位置で保持される(図1参照)。またこの際、演出装置20では、上昇位置のベース72がケース22からはみ出ないように設置凹部26bに整合し、第1ラック82および第2ラック84がベース本体74の前面に重なるので、コンパクトになる。
前記演出装置20によれば、自重により下方変位するアーム50を、ケース22に設けたストッパ28aで受止める構成であるので、回転等する都合上、固定部材であるケース22と比べて荷重支持力に劣る支持部44、従動歯車42、駆動歯車46やモータM等の動く部材に荷重が加わらない。すなわち、演出装置20は、支持部44、従動歯車42、駆動歯車46やモータM等の動く部材の軸ずれや変形、またはこれらの部材の連繋状態への悪影響を回避して、該演出装置を構成するアーム50や演出体K等を円滑に動作させることができる。また、演出装置20は、アーム50を比較的強度のあるストッパ28aで受止めるので、アーム50を自由な状態で勢いよく落下させることが可能となり、演出体Kを重く変位距離が大きくしても、アーム50を適切に停止することができる。しかも、ストッパ28aは、可動機構部70の下方変位を規制するものとしても共用されるので、構成要素を減らし、機構全体を簡略化できる。
前記駆動機構部40は、アーム50の支持部位50aと連結部位50bとの間で、アーム50の前側を突条部32,32で支持し、アーム50の後側への変位を位置決め片58と後半体24との当接下に規制している。すなわち、駆動機構部40は、アーム50を上限位置から下限位置に向けて急速に変位させても、アーム50を収容空間22aでがたつきなく変位させることができる。しかも、駆動機構部は、アーム50の支持部位50aと連結部位50bとの間が離間していてもがたつきを抑えること可能であるので、アーム50を長く設定して連結部位50bの変位幅を大きくすることができ、演出体Kをより大きく変位させることができる。
前記演出装置20は、演出体Kをベース72の変位距離に留まらず、この変位距離に第1ラック82のラック変位距離を合わせた範囲で大きく変位させることができ、演出体Kによる視覚的効果を向上し得る。例えば、単一のラックで実施例の演出体Kと同様の変位範囲を得るためには、変位範囲と同じ長さのラックを要するから、演出装置の上下寸法が大きくなったり、ラックが上方または下方に突出して、他の部材と干渉する弊害がある。これに対し、実施例の演出装置20では、演出体Kの変位範囲と同じ長さのベース72または第1ラック82は必要はなく、ベース72および第1ラック82の上下寸法を抑えることができる。しかも、ベース72の上段位置において、第1ラック82および第2ラック84は、ベース72に相対する範囲内に配置される構成であるから(図8(a)参照)、装置全体をより小型化し得ると共に、ベース72または第1ラック82と他の部材との干渉を回避して、遊技盤10のスペースの有効利用を図り得る。このように、演出装置20によれば、装置全体の省スペース化と、演出体Kの大きな動作とを両立し得る。
前記演出装置20は、モータMを一定速度で一方向に回転するだけで、演出体Kが上昇位置から急速に下方変位し、演出体Kを下降位置から上昇する際にも途中で上昇速度を変えることができる。すなわち、演出装置20は、簡単な制御で、演出体Kの効果的な演出動作を達成することができる。また可動機構部70は、ベース72の上下変位に応じて第1ラック82が上下変位する構成であるので、第1ラック82を変位させるために別の駆動手段を必要としない。このように、1つのモータMによりアーム50を上下動することで、ベース72および第1ラック82を上下に変位し得るから、部品点数を減少させて製造コストを低廉に抑えることができる。
(変更例)
なお、前述した実施例のものに限られるものではなく、以下の如く種々の変更が可能である。
(1)複数の演出体を設け、夫々を上下動させる構成であってもよい。
(2)実施例では、固定部としてのケースに、駆動手段およびベースを配設する構成であるが、駆動手段およびベースを装飾部材に直接取付ける構成であってもよい。この場合、装飾部材が固定部となる。
(3)実施例では、第1ラックとこの第1ラックに設けた演出体等の総重量を第2ラックより重くなるよう設定することで、第1ラックを常に下方に向けて付勢する構成であるが、この構成に限定されず、第1ラックをばねやゴム等の弾性手段で下方に向けて付勢する構成も採用し得る。また、第2ラックを上方に付勢することによっても、第2ラックの上方付勢により伝達ギアを介して第1ラックが間接的に下方付勢されるので、本発明において採用し得る。
(4)駆動手段としては、モータに限らずロータリー式のソレノイド等の各種ロータリーアクチュエータ等を用いることが可能である。
(5)実施例では、装飾部材に液晶式の図柄表示装置を配設して主たる遊技演出を行なうようにしたが、ドラム式やベルト式等のように図柄を変動表示するものであればよい。
(6)演出装置を配設する遊技機としては、パチンコ機に限らずアレンジボール機やパチンコ式スロットマシン等であってもよく、主たる遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材を備えたものであれば何れのものであってもよい。
(7)なお、ベースを上段位置と下段位置との間を一往復させて、演出体を上昇位置と下降位置との間を一往復する動作だけではなく、ベースを上段位置と下降位置との間で複数回往復したり、上方変位の途中で上下動させたり、途中で一時停止するように制御して、演出体に複雑な動作をさせることも可能である。例えば、受部を支持部で下方から支持した状態において、モータを正逆駆動して従動歯車を正逆回転することで、アームの上下動に応じて演出体を上下に往復移動させることができる。
(付記1)
前記アーム(50)の連結部位(50b)側の端部には、上限位置にあるアーム(50)の連結部位(50b)側の端部に対応して設けた位置検知手段(100)の検知対象となる検知片(66)が設けられる。
付記1によれば、変位幅が大きいアームの連結部位側の端部に検知片を設けることで、位置検知手段での検知片の誤検知を抑制することができる。
本発明の好適な実施例に係る演出装置を備えた遊技盤を示す正面図である。 実施例の遊技盤と演出体との位置関係を示す概略図であって、(a)は演出体が上昇位置に配置され、(b)は演出体が下降位置に配置された場合を示す。 実施例の演出装置を示す正面図である。 実施例の演出装置の要部を示す概略斜視図である。 実施例の演出装置の要部を示す概略斜視図であって、(a)は演出体が上昇位置にあり、(b)は演出体が下降位置にある場合を示す。 実施例の演出装置を分解して示す概略斜視図である。 実施例の制御手段を示すブロック図である。 実施例の演出装置の要部を示す正面図であって、(a)はアームが上限位置にあり、(b)はアームが下限位置にある場合を示す。 実施例の演出装置の要部を示す正面図であって、(a)は支持部が下部位置にあり、(b)はアームが支持部により押し上げられている状況を示す。 実施例の演出装置の要部を示す正面図であって、(a)はアームが支持部により押し上げられている状況を示し、(b)は支持部が上部位置に到来した状況を示す。 実施例のケースにおける前半体を後側から臨む概略斜視図である。 実施例のアームの背面図である。 実施例のアームを後側から臨む概略斜視図である。 実施例の演出装置の要部を示す正面図であって、アームが下方変位途中で停止した場合を示す。
符号の説明
14 装飾部材
22 ケース(固定部)
28a ストッパ
32 突条部
38 規制部
40 駆動機構部
42 従動歯車(回転体)
44 支持部
50 アーム
50a 支持部位
50b 連結部位
58 位置決め片
60 受部
62 補助受部(第2の受部)
70 可動機構部
72 ベース
82 第1ラック
84 第2ラック
86 伝達ギア
K 演出体
M モータ(駆動手段)
S 図柄表示装置

Claims (3)

  1. 図柄を変動表示させて遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材に配設され、所定の演出動作を行う演出体を有する可動機構部およびこの可動機構部を動かす駆動機構部を備えた遊技機の演出装置において、
    前記駆動機構部は、
    前記装飾部材に設けた固定部に配設された駆動手段により回転される回転体と、
    前記固定部に揺動可能に設けられ、該固定部への支持部位を中心として前記可動機構部との連結部位が上下方向に変位するアームと、
    前記アームにおける支持部位と連結部位との間に設けられた受部と、
    前記回転体の回転中心から半径方向外側に偏倚した部位に突設され、該回転体の回転に伴う下部位置から上部位置への変位に亘って前記受部に対して下方から当接して前記アームを押し上げる一方、該回転体の回転に伴う上部位置から下部位置への変位に亘って該受部の上下方向の変位経路上から外れて該アームの下方変位を許容する支持部と、
    前記固定部に設けられ、前記可動機構部の下方変位を規制して、前記支持部が前記受部から外れて自重により下方変位する前記アームを受止めるストッパと
    前記アームにおける支持部位と連結部位との間に前記受部から離間して設けられ、前記回転体の最上部に位置した前記支持部により受部が支持される該アームの上限位置において該受部の下側に位置する第2の受部とを備え
    前記第2の受部は、前記上限位置から前記アームが前記ストッパで受止められる下限位置に向かう所定範囲において、前記回転体の回転に伴う前記支持部の上部位置から下部位置への変位経路上に重なると共に、該下限位置で該回転体の回転に伴う支持部の変位経路上から外れるように配置され、
    前記アームが前記所定範囲に位置している際に、前記回転体の回転に伴って前記支持部が前記第2の受部に上方から当接して該アームを押し下げるよう構成した
    ことを特徴とする遊技機の演出装置。
  2. 前記可動機構部は、
    前記アームの連結部位に設けられ、前記ストッパで下方変位が規制される下限位置および前記受部が最上部に位置した前記支持部で支持された上限位置の間で、前記アームに連動して上下方向に変位するベースと、
    前記演出体を有すると共に、前記ベースに上下方向にスライド変位可能に設けられ、下方に向けて付勢された第1ラックと、
    前記第1ラックに対向させて、前記ベースに上下方向にスライド変位可能に設けられ、前記アームの上限位置から下方の所定範囲に亘って前記固定部側に設けた規制部によって上方変位が規制される第2ラックと、
    前記第1ラックおよび第2ラックの間で夫々に噛合した状態で前記ベースに回転自在に配設され、その回転により一方のラックのベースに対する変位方向と反対側に他方のラックを変位させる伝達ギアとを備えた請求項1記載の遊技機の演出装置。
  3. 前記アームは、前記固定部としてのケースの内部に収容され、
    前記アームには、前記ケースの内面との間で該アームの位置を保持する位置決め片が設けられる請求項1または2記載の遊技機の演出装置。
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