JP5418094B2 - 印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、一定間隔毎に裁断可能な折りたたみ目(以下、ミシン目という。)を有する連続帳票、特に、ミシン目間隔を用紙頁長とし、複数種類の用紙頁長の連続用紙に画像を印刷する印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体に関する。
処理速度の高速化が可能なこと等から連続帳票等の連続用紙に画像を印刷する印刷装置があり、このような印刷装置においては、印刷前後の用紙の取り扱いを容易にするために、連続用紙には、所定の頁長さ毎に山形と谷形が交互するミシン目が予め形成されている。
このようなミシン目のある連続用紙に印刷する印刷装置は、印刷開始位置までの距離を記した目盛りを用紙走行面上に付け、使用する連続用紙の用紙頁長に応じて形成されているミシン目を該当する目盛りに合わせることにより、連続用紙の先頭を印刷開始位置に位置合わせするようになっている。
このようなミシン目のある連続用紙に印刷する印刷装置においては、印刷データの論理頁長が、印刷装置に取り付けられている連続用紙の用紙頁長と一致することが前提となっている。すなわち、印刷データの論理頁長と連続用紙の用紙頁長が一致しないと、連続用紙への印刷開始位置をミシン目の位置合わせを行って印刷を開始しても、後続の印刷データにおける論理頁の先頭がミシン目から位置ずれし、複数の印刷ジョブを実行すると、印刷ジョブの終了頁と後続の印刷ジョブの先頭頁が、連続用紙の1頁内に印刷され、複数ジョブを連続して印刷した後で、印刷ジョブ毎にミシン目で連続用紙を裁断したときに、後続の印刷ジョブの先頭頁がミシン目で分断される。ここで、論理頁とは、印刷データを生成する段階でアプリケーションソフトウェア等によってユーザによって設定される頁であって、任意の頁長が設定可能である。一方、連続用紙の用紙頁長は、連続用紙の種類によって決定され、通常、ミシン目からミシン目までの用紙搬送方向の長さである。
また、1つの印刷ジョブ内の各頁においても、印刷データの論理頁の頁区切りと連続用紙のミシン目とが位置ずれし、ミシン目上に印刷内容が印刷されて、ミシン目で裁断することができなくなる。
そこで、従来の連続用紙に印刷する印刷装置においては、印刷データの論理頁の先頭と連続用紙のミシン目との位置ずれによる印刷結果の分断を防止するために、印刷データの論理頁長が、連続用紙の用紙頁長と一致しない場合には、印刷を受け付けないようにしている。
ところが、印刷データの論理頁長と連続用紙の用紙頁長とが一致する場合のみ、印刷を行うと、利用性が極端に制限され、利用性が悪いという問題があった。
そこで、従来、印刷データの論理頁長の整数倍が、連続用紙の用紙頁長と一致する場合(連続用紙の1頁内に、印刷データの複数の論理頁を印刷する場合)には、印刷を受け付ける技術がある(特許文献1参照)。
また、従来、連続用紙にミシン目位置を認識可能なマークを付与し、印刷装置の用紙搬送路上に、このマークを読み取る光学センサを設けて、光学センサでマークを検出して、次のミシン目まで、連続用紙を空紙送り(印刷を伴わない紙送り)を実施することで、印刷データの論理頁の先頭をミシン目に合わせる技術が提案されている(特許文献2参照)。
ただし、印刷データの論理頁長はユーザが自由に設定可能であるべきとし、印刷データの論理頁長が、連続用紙の用紙頁長と一致するかどうかは全くチェックせず印刷を受け付ける場合もある。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、利用性をさらに向上させつつ、連続用紙の用紙頁への印刷データの印刷を適切に行う上で、改良の必要があった。
すなわち、印刷データの論理頁長の整数倍が連続用紙の用紙頁長と一致する場合に印刷を行う場合には、例えば、ユーザが印刷データの論理頁長の整数倍の頁長を有する連続用紙に取り替えないと印刷することができず、ユーザに連続用紙の取り替えを強いる結果となって、利用性が悪いという問題があった。また、この場合、印刷データの論理頁長の2倍以上の整数倍が連続用紙の用紙頁長と一致する場合であっても、印刷データの最終頁において、頁最後の画像位置が連続用紙の頁内の最後の位置(ミシン目の手前位置)と一致しないときには、次の印刷ジョブの印刷データを続けて印刷すると、連続用紙の1頁内に、先の印刷ジョブの最後の頁の画像と次の印刷ジョブにおける先頭頁の画像が印刷される結果となり、次の印刷ジョブの画像が、たとえ、論理頁と連続用紙の用紙頁長とが一致している場合であっても、ミシン目で分割された状態で印刷されてしまう。その結果、適切な印刷を行うことができず、利用性が悪いという問題があった。
また、用紙にマークを付与し、用紙搬送路上にマークを読み取る光学センサを設けて、光学センサのマーク読み取り結果によってミシン目と画像開始位置を合わせる従来技術にあっては、光学センサを印刷装置に設ける必要があり高コストになるとともに、マーク付き専用用紙にしか適用することができず汎用性に欠けるという問題があった。
そこで、本発明は、印刷データの論理頁長と連続用紙の用紙頁長が不一致の場合にも、異なる印刷データが同じ用紙頁に印刷されて印刷データが分断されることを防止し、利用性の良好な印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、用紙種別に応じた間隔毎に裁断可能なミシン目を有する連続用紙に所定の印刷位置で印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段と、前記連続用紙を前記印刷位置に搬送して当該印刷位置で前記印刷手段によって印刷された当該連続用紙を排紙部に搬送する搬送手段と、前記印刷データから取得される論理頁の論理頁長と最終頁及び前記連続用紙のミシン目間隔である用紙頁長との解析を行って、少なくとも当該印刷データの最終頁の最終画像を前記連続用紙に印刷したときの当該最終画像の後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出する頁情報解析手段と、前記ミシン目を前記印刷位置に合わせてセットされた前記連続用紙に対して、前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて、前記印刷手段に前記印刷データの各頁の画像を所定の頁印刷方式で印刷させる印刷制御手段と、前記頁印刷方式及び前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて前記搬送手段による前記連続用紙の搬送を制御すると共に、少なくとも前記最終画像の印刷された前記連続用紙を前記最終頁余白分だけ当該搬送手段に空搬送させる搬送制御手段と、を備えた印刷装置であって、
前記頁情報解析手段は、前記印刷データの全論理頁長の合計を前記連続用紙の用紙頁長で除算した剰余を算出して当該用紙頁長から当該剰余を減算することで前記最終頁余白を算出し、前記印刷制御手段は、前記印刷手段に前記印刷データの各論理頁を連続して前記連続用紙に印刷させ、前記搬送制御手段は、前記印刷手段による前記連続用紙への最終頁の印刷が完了した後、前記最終頁余白分だけ前記搬送手段に当該連続用紙を空搬送させ、
更に、前記頁情報解析手段は、前記印刷データの論理頁長と前記連続用紙の用紙頁長との頁条件として、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも短く、且つ当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と不一致である第1頁条件、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも長く、且つ当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と不一致である第2頁条件、並びに当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と一致するか、或いは当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と一致し、且つ当該印刷データの最終論理頁の論理頁長が当該用紙頁長と不一致である第3頁条件の何れの条件であるかを解析すると共に、当該第1頁条件又は当該第2頁条件であると、当該論理頁毎に当該論理頁の画像を当該連続用紙に印刷したときの当該画像の後端から次のミシン目までの頁余白を算出し、当該第3頁条件であると、当該印刷データの全頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷したときの最終論理頁の最終画像の後端から次のミシン目までの最終頁余白を算出し、前記印刷制御手段は、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段に前記印刷データの論理頁毎に分割して画像を前記連続用紙に印刷させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段に当該印刷データの全論理頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷させ、前記搬送制御手段は、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段によって前記論理頁の画像の前記連続用紙への印刷が完了する毎に、前記搬送手段に当該連続用紙を前記頁余白だけ空搬送させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段によって前記印刷データの全論理頁の画像の印刷が完了した後、当該搬送手段に前記最終頁余白だけ空搬送させることを特徴とする
第2の手段は、第1の手段において、前記空搬送及び当該空搬送に必要な処理の実行又は当該実行の禁止を無条件か、或いは前記第1頁条件から第3頁条件毎に設定する設定手段と、前記設定手段の設定に応じて、前記頁情報解析手段、前記印刷制御手段、及び前記搬送制御手段による前記空搬送及び当該空搬送に必要な処理の実行又は当該実行の禁止を制御する空搬送制御手段と、を備えたことを特徴とする
本発明によれば、頁情報解析手段が行う頁条件判断に従って、頁毎頁印刷方式と連続頁印刷方式とを切り替えて紙送りする機能を持たせているため、印刷データの論理頁長と連続用紙の用紙頁長が不一致の場合にも、異なる印刷データが同じ用紙頁に印刷されて印刷データが分断されることを防止することができ、利用性を向上させることができる。
本発明の一実施例を適用した印刷装置の概略構成図。 印刷制御部の機能ブロック構成図。 印刷装置の信号関係の説明図。 印刷データを全て印刷した後に空送り制御を行う印刷制御処理を示すフローチャート。 論理頁毎に連続用紙の空送り制御を行う印刷制御処理を示すフローチャート。 図5の続きの処理を示すフローチャート。 論理頁毎に設定に応じて印刷制御と連続用紙空送り制御を行う印刷制御処理を示すフローチャート。 図7の続きの処理を示すフローチャート。 図7の続きの処理を示すフローチャート。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図9は、本発明の印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した印刷装置1の概略構成図である。
図1において、印刷装置1は、ホッパー2、印刷機構部3、スタッカー4、印刷制御部5及び受送信部6等を備えており、有線または無線の所定の通信回線7、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークや専用線等によってホスト装置HSに接続されている。
ホスト装置HSは、通常のハードウェア及びソフトウェア構成のコンピュータ等であり、その搭載するアプリケーションソフトウェアによって作成、編集等された印刷データと印刷制御コマンドを、通信回線7を介して印刷装置1に送信して、印刷要求を行う。
ホッパー2は、所定用紙頁長の連続用紙(連続帳票等)Pが収納されており、用紙頁長の異なる複数種類の連続用紙Pを、選択的に収納する。
印刷機構部3は、印刷部11(図2参照)、ドラム12、用紙搬送部13a、13b、用紙ロードスイッチ14及び用紙頁長設定パネル15等を備えている。
用紙搬送部(搬送手段)13a、13bが、ホッパー2内の連続用紙Pを、ドラム12を通してスタッカー4へと搬送し、連続用紙Pは、その幅方向両側に、用紙搬送部13a、13bの図示しない搬送ピン(搬送突起)が進入する搬送孔が搬送方向に所定間隔毎に形成されている。用紙搬送部13a、13bは、ドラム12を挟んで、用紙搬送方向上流側の用紙搬送部13aと用紙搬送方向下流側の用紙搬送部13bが配設されており、用紙搬送部13aによってホッパー2内の連続用紙Pをドラム12に搬送した後、用紙搬送部13bによって印刷済みの連続用紙Pをスタッカー4に搬送する。用紙搬送方向上流側の用紙搬送部13aには、用紙頁長の異なる連続用紙Pのミシン目をセットするミシン目セット位置Mpが用紙頁長の異なる連続用紙P毎に設けられている。
印刷部(印刷手段)11は、適宜の印刷方式、例えば、電子写真方式、インク噴射方式等によってドラム12と連続用紙Pが接触する印刷開始位置Gpで画像を印刷出力する。印刷部11は、例えば、電子写真方式の場合、ドラム12が感光体ドラムとして機能して、ドラム12上のトナー画像を印刷開始位置Gpでトナー画像を連続用紙Pに転写した後、図示しない定着部でトナー画像を連続用紙Pに定着させる。
用紙ロードスイッチ3は、連続用紙Pのミシン目が該連続用紙Pの用紙頁長種別に対応するミシン目セット位置Mpにセットされた該連続用紙Pのセットされた該ミシン目の印刷開始位置Gpへの搬送開始を指示操作するのに使用され、用紙頁長設定パネル(用紙頁長取得手段)15は、連続用紙Pの用紙頁長を設定するのに使用される。
印刷機構部3は、ホッパー2に収納されている連続用紙Pのミシン目が該連続用紙Pの用紙頁長種別に対応するミシン目セット位置Mpにセットされた後、用紙頁長設定パネル15で該連続用紙Pの用紙頁長が設定入力されて、印刷ロードスイッチ14が入力操作されると、設定入力された用紙頁長に応じて、印刷制御部5の制御下で用紙搬送部13a、13bを駆動させて連続用紙Pを搬送させ、ミシン目セット位置Mpにセットされた該連続用紙Pのミシン目を印刷開始位置Gpに搬送させる。
スタッカー4は、印刷機構部3から印刷済みの連続用紙Pが送り込まれ、送り込まれてきた連続用紙Pをミシン目に沿って折り畳んで収納する。
受送信部6は、通信回線7によって接続されているホスト装置HSとの間でデータや制御信号の授受を行い、ホスト装置HSから受信した印刷データや印刷制御信号等を印刷制御部5に出力する。また、受送信部6は、印刷制御部5から受け取った障害報告情報や印刷要求された印刷データの処理結果等の状態情報をホスト装置HSに送信する。
印刷制御部5は、図示しないCPU(Central Processing Unit )及びROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ21を備えているとともに、操作パネル22等を備えており、メモリ21のROM内には、印刷装置1としての基本プログラム、後述する本発明の少なくとも印刷ジョブ毎に、ミシン目でジョブを区切って印刷する印刷制御プログラム及び必要なシステムデータ等が格納されている。
操作パネル22は、各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備えていて、上記各操作キーからは、印刷装置1の各種動作を行わせるのに必要な各種操作が行われ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容や印刷装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。特に、操作パネル22には、後述する空紙送り(空搬送)機能の動作内容に係る空搬送及びそれに必要な処理の実行又はその実行の禁止(空搬送の有効/無効)が無条件か、或いは後述する第1頁条件から第3頁条件毎に設定され、設定手段として機能る。なお、上記設定操作は、操作パネル22に限るものではなく、他の方法、例えば、DIP SW(ディップスイッチ)の設定やホスト装置HSから送られる印刷データ内の指定(制御コード等)によって設定してもよい。
印刷制御部5は、CPUがメモリ21のROM内のプログラムに基づいてメモリ21のRAMをワークメモリとして利用して、印刷装置1の各部を制御することによって、印刷装置1としての基本制御処理を実行するとともに、後述する本発明の印刷制御処理を実行する。
すなわち、印刷装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の空紙送り機能制御処理を伴う印刷制御方法を実行する印刷制御プログラムを読み込んで印刷制御部5内のROMや図示しないハードディスク等に導入することで、後述する少なくとも印刷ジョブ毎にミシン目でジョブを区切って印刷した後の連続用紙Pをミシン目まで空搬送する空紙送り機能の制御処理を伴う印刷制御方法を実行する印刷装置として構築されている。この印刷制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、印刷制御部5は、上記印刷制御プログラムが導入されることで、図2に示すように、印刷データ情報取得機能部31、頁情報解析機能部32、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34等の機能ブロックが構築される。
印刷データ情報取得機能部31は、ホスト装置HSから送られてきて受送信部6が受け取った印刷データとともに送られてくる印刷コマンドから少なくとも論理頁の論理頁長情報、最終頁情報を印刷データ情報として取得し、頁情報解析機能部32に出力する。なお、論理頁長情報、最終頁情報は、これらの情報が印刷データのヘッダ情報に含まれているときには、印刷データ情報取得機能部31が該ヘッダ情報から取得する。
頁情報解析機能部32には、印刷データ情報取得機能部31からの印刷データ情報が入力されるとともに、用紙頁長設定パネル15から連続用紙Pの用紙頁長が入力され、頁情報解析機能部32は、印刷データ情報取得機能部31からの印刷データ情報の論理頁長と頁設定パネル15からの用紙頁長の解析を行って、少なくとも、該印刷データ情報の最終頁情報から印刷データの最終頁の最終画像を連続用紙Pに印刷したときの該最終画像後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出して、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34に出力する。
搬送制御機能部(搬送制御手段)34は、連続用紙Pのミシン目を該連続用紙Pの用紙種別に応じたミシン目セット位置Mpにセットされて、セットされた連続用紙Pの用紙長が用紙長設定パネル15で設定入力され、該用紙ロードス位置14が入力操作されると、用紙搬送部13a、13bを駆動させて該用紙長設定パネル15で入力された用紙長だけ連続用紙Pを搬送させて、該連続用紙Pのミシン目セット位置Mpにセットされたミシン目を印刷開始位置Gpに移動させて一旦停止させるとともに、印刷部11によって印刷されるのに伴って、用紙搬送部13a、13bに必要な搬送量だけ連続用紙Pをスタッカー4方向に搬送させる。
印刷制御機能部(印刷制御手段)33は、搬送制御機能部34の制御下で用紙搬送部13a、13bによって印刷開始位置Gpにミシン目が移動された連続用紙Pに該連続用紙Pの搬送方向後方へ、頁情報解析機能部32の解析結果に基づいて、印刷部11に印刷データの各頁の画像を所定の頁印刷方式に基づいて印刷させる。印刷制御部機能部23の制御する頁印刷方式としては、例えば、印刷データの頁毎に画像を印刷して、搬送制御機能部34による次のミシン目までの空紙送りを行う頁毎頁印刷方式、印刷データの全ての頁の画像を連続して連続用紙Pに印刷した後に最終頁の次のミシン目までの最終頁余白だけ連続用紙Pの空紙送りを行う連続頁印刷方式等がある。
また、上記頁情報解析機能部32は、印刷データの論理頁長と連続用紙Pの用紙頁長の頁条件として、該論理頁長が該用紙頁長よりも短く、かつ、該論理頁長の2倍以上の整数倍が該用紙頁長と不一致である第1頁条件(論理頁長<用紙頁長、かつ、論理頁長×n≠用紙頁長:n≧2)、該論理頁長が該用紙頁長よりも長い第2頁条件(論理頁長>用紙頁長)、該論理頁長の2倍以上の整数倍が該用紙頁長と一致し、かつ、該印刷データの最終論理頁の論理頁長が該用紙頁長と不一致である第3頁条件((全論理頁長/用紙頁長)の剰余=r、r≠0)及び印刷データの論理頁長の2倍以上の整数倍が、連続用紙Pの用紙頁長と一致する第4条件のいずれの頁条件であるか解析する。なお、「2倍以上の整数倍」とは、連続用紙Pの1頁に印刷される論理頁数に該当する。
頁情報解析機能部32は、第1頁条件または第2頁条件であると、該論理頁毎に該論理頁の画像を連続用紙Pに印刷したときの該画像後端から次のミシン目までの頁余白を算出し、第3頁条件であると、印刷データの全頁の画像を連続して連続用紙Pに印刷したときの最終論理頁の最終画像後端から次のミシン目までの最終頁余白を算出する。また、頁情報解析機能部32は、第4頁条件であると、連続用紙Pの空紙送りの必要がないと判断する。そして、印刷制御機能部33は、頁情報解析機能部32の解析結果が、第1頁条件または第2頁条件であると、印刷部11に印刷データの論理頁毎に分割して画像を連続用紙Pに印刷させ、第3頁条件であると、該印刷部11に該印刷データの全論理頁の画像を連続して連続用紙Pに印刷させる。そして、搬送制御機能部34は、頁情報解析機能部24の解析結果が、第1頁条件または前記第2頁条件であると、印刷部11による論理頁の画像の連続用紙Pへの印刷が完了する毎に、用紙搬送部13a、13bに該連続用紙Pを頁余白だけ空紙送りさせ、第3頁条件であると、印刷部11によって印刷データの全論理頁の画像に対する印刷が完了した後、用紙搬送部13a、13bに最終頁余白だけ空紙送りさせる。
上記操作パネル22からは、上記空紙送り機能の有効/無効を設定することができるとともに、該空紙送り機能の動作内容として、自動的に次のミシン目まで空紙送りを行う「空紙送り」、ミシン目合せの空紙送りを行わずに印刷する「印刷」及び印刷せずに印刷データの送信元に障害報告を行う「障害」を、上記第1頁条件から第3頁条件毎に設定することができ、また、この空紙送り機能の有効/無効及び空紙送り機能の動作内容の設定は、ホスト装置HSからのコマンドによっても設定することができる。印刷制御部5は、操作パネル22の設定またはホスト装置HSからのコマンドに応じて、頁情報解析機能部32、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34による空紙送り機能を制御する空紙送り機能制御機能部を備えていてもよい。
そして、印刷制御部5は、メモリ21に、上記操作パネル22によって設定された空紙送り機能の有効/無効の設定情報を機能有効/無効情報J1として、用紙頁長設定パネル15で設定された連続用紙Pの用紙頁長を用紙頁長情報J2として、頁情報解析機能部32が取得した印刷データの論理長を論理長情報J3として、また、頁情報解析機能部32が算出した印刷データの論理頁長の合計を論理頁長合計情報J4として、空紙送り長を、空紙送り長情報J5として格納し、また、頁条件動作設定情報J6には、第1頁条件から第3頁条件におけるから紙送り機構の動作設定内容が、第1頁条件動作設定情報、第2頁条件動作設定情報及び第3頁条件動作設定情報としてそれぞれ格納される。この第1頁条件動作設定情報から第3頁条件動作設定情報には、自動的に次のミシン目まで空紙送りを行う「空紙送り」、ミシン目合せの空紙送りを行わずに印刷する「印刷」及び印刷せずに印刷データの送信元に障害報告を行う「障害」のいずれかが設定される。
そして、印刷制御部5は、必要に応じて、印刷機構部3の印刷部11、用紙搬送部13a、13bに印刷頁長設定情報J11、空紙送り長設定情報J12、印刷指示情報J13、紙送り指示情報J14を送り、印刷機構部3から用紙頁長設定パネル5で設定された用紙頁長が用紙頁長報告情報J15として送られてくる。
なお、印刷頁長設定情報J11と空紙送り長設定情報J12は別々に設定するだけでなく、印刷用紙頁長設定情報J11を空紙送り長設定情報J12に置き換えて、紙送りを行ってもよい。
また、印刷装置1は、ホスト装置HSからの印刷データを受送信部6で受信するが、この印刷データには、図3に示すように、論理頁長と最終頁情報が含まれており、これらの情報を印刷制御部5の印刷データ情報取得機能部31が取得する。
さらに、印刷装置1は、ホスト装置HSからの印刷データの印刷実行において用紙搬送不良、消耗品の不足等によって異常が発生したり、上記論理頁長と上記用紙頁長に不一致があると、印刷制御部5から受送信部6を介してホスト装置HSに障害報告を送信する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の印刷装置1は、少なくとも、印刷データの最後の論理頁を印刷した連続用紙Pの用紙頁の次のミシン目まで連続用紙Pを空紙送りして該ミシン目を印刷開始位置Mpに合わせる空紙送り処理を伴う印刷制御処理を行う。
印刷装置1は、ユーザによって以下のようにして連続用紙Pがセットされると、そのミシン目を印刷開始位置Mpに自動搬送する。すなわち、ユーザは、印刷に使用する連続用紙Pをホッパー2に入れてその先端側を印刷機構部3の用紙搬送部13a、ドラム12の印刷開始位置Gp及び用紙搬送部13bを経由させてスタッカー4にその先端部を挿入する状態ではい回し、用紙搬送部13a上の連続用紙Pのミシン目を、その連続用紙Pの用紙頁長に対応するミシン目セット位置Mpに合わせて用紙搬送部13a、13bにセットする。その後、ユーザがセットした連続用紙Pの用紙頁長を用紙頁長設定パネル15で設定入力し、用紙Pロードスイッチ14を入力操作すると、印刷制御部5は、該用紙頁長を受け取ってメモリ21に用紙頁長情報J2に記憶させるとともに、搬送制御機能部34が、用紙搬送部13a、13bを駆動させて、ミシン目セット位置Mpにセットされた連続用紙Pのミシン目が印刷開始位置Gpに一致するまで連続用紙Pを搬送させて停止させる前準備動作を行う。
まず、印刷データの論理頁を連続して連続用紙Pに印刷して最後の論理頁を印刷した連続用紙Pの用紙頁についてのみ次のミシン目まで連続用紙Pを空紙送りする場合について、図4に基づいて説明する。
印刷制御部5は、上記前準備動作が完了している状態で、受送信部6を介してホスト装置HSから印刷データを受信すると、その空紙送り機能制御機能部が、空紙送り機能が操作パネル22またはホスト装置HSからのコマンドによって有効に設定されているかチェックし(ステップS101)、空紙送り機能が無効に設定されているときには、空紙送りを行わない通常の印刷処理を行う。
ステップS101で、空紙送り機能が有効に設定されていると、頁情報解析機能部32が、印刷データの全論理頁長を算出するために、メモリ21の論理頁長合計情報J4の値を「0」に設定し(ステップS102)、まず、論理頁1頁分の印刷データを受信して(ステップS103)、印刷データ情報取得機能部31が取得した印刷データ情報からジョブ(印刷データ)の最終頁であるかチェックする(ステップS104)。
ステップS104で、最終頁でないときには、頁情報解析機能部32が、受信データの論理頁長をメモリ21の論理頁長情報J3に格納するとともに、上記論理頁長合計に加算(プラス)して(ステップS105)、印刷機構部3に印刷データの論理頁長を印刷頁長設定情報J11として設定し(ステップS106)、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34を介して印刷指示情報J13を印刷機構部3に出して印刷を指示して該論理頁1頁分の印刷を行わせる(ステップS107)。
頁情報解析機能部32は、論理頁1頁分の印刷を行わせると、印刷データの次の論理頁1頁分を受信して(ステップS103)、最終頁であるかチェックし(ステップS104)、最終頁でないときには、上記同様に、該論理頁の印刷を行わせる(ステップS105〜S107)。この論理頁の印刷を順次行うことで、論理頁長合計情報J4には、該印刷データの論理頁合計が加算されていく。
そして、ステップS104で、最終頁であると、頁情報解析機能部32は、印刷データ(印刷ジョブ)の全頁の論理頁の合計を連続用紙Pの用紙長で除算して、その剰余rを求め(ステップS108)、該剰余(最終頁余白)rが「0」以外の値であるか(r≠0)否か判断する(ステップS109)。
ステップS109で、剰余(最終頁余白)が[0](r=0)のときには、頁情報解析機能部32は、最終画像の後端と連続用紙Pのミシン目とのずれがなく、ミシン目が印刷開始位置Gpに位置しており、連続用紙Pの空紙送りを行う必要がないと判断して、処理を終了する。
ステップS109で、剰余(最終頁余白)が[0]でない(r≠0)のときには、連続用紙Pの空紙送りを行う必要があると判断して、空紙送り長を、連続用紙Pの用紙頁長から剰余rを減算(空紙送り長=用紙頁長−r)することで算出し(ステップS110)、メモリ21の空紙送り長情報J5に保管するとともに、印刷機構部3に空紙送り長設定情報J12を出力して空紙送り長を設定した後(ステップS111)、印刷機構部3に空紙送り指示情報J14を出して空紙送りを指示する。印刷機構部3は、空紙送り指示があると、設定された空紙送り長だけ用紙搬送部13a、13bに連続用紙Pの空紙送りを行わせ、連続用紙Pのミシン目を印刷開始位置Gpに搬送する。
印刷情報解析機能部32は、印刷結果上、ミシン目ずれが見えなくなる場合があるため、印刷ジョブ(印刷データ)の論理頁長に連続用紙Pの用紙頁長との間で不整合がある旨の頁長不正報告を行って、処理を終了する(ステップS113)。
このように、本実施例の印刷装置1は、マーク付き専用用紙を用いたり、搬送路上に光学センサ等を設けることなく、印刷データの論理頁長と用紙種別に応じた間隔毎に裁断可能なミシン目を有する連続用紙Pの用紙頁長から、少なくとも、該印刷データの最終頁の最終画像を該連続用紙Pに印刷したときの該最終画像後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出して、該最終画像の印刷された連続用紙を該最終頁余白分だけ空紙送り(空搬送)している。
したがって、印刷データの論理頁長と連続用紙の用紙頁長が不一致の場合にも、異なるジョブの印刷データが同じ用紙頁に印刷されて印刷データが分断されることを安価に防止することができ、利用性を安価に向上させることができる。
また、印刷装置1は、印刷データの論理頁長が連続用紙Pの用紙頁長と一致しない場合にも、印刷を受け付けて、使い勝手の自由度を高め、試験的な印刷時の用紙付け替えによるユーザの負担を軽減することができる。
さらに、本実施例の印刷装置1は、印刷データの全論理頁長の合計を連続用紙Pの用紙頁長で除算した剰余rを算出して該用紙頁長から該剰余rを減算することで最終頁余白を算出し、印刷データの各論理頁を連続して連続用紙Pに印刷した後に、最終頁余白分だけ該連続用紙Pを空搬送(空紙送り)させている。
したがって、より一層安価かつ効率的に、異なる印刷データが同じ用紙頁に印刷されて印刷データが分断されることを安価に防止することができ、利用性を安価に向上させることができる。
また、本実施例の印刷装置は、印刷データの論理頁長と連続用紙Pの用紙頁長が異なって、連続用紙Pの空紙送りが必要なときには、印刷データの印刷依頼元に、頁長が不正である旨を報告している。
したがって、ユーザは、頁長に不正があることを認識することができ、より一層利用性を向上させることができる。
次に、印刷装置1が、論理頁毎に用紙頁との比較を行って、連続用紙Pの必要な空紙送りを論理頁の印刷を行う毎に実行する場合について、図5及び図6に基づいて説明する。
印刷装置1は、上記連続用紙Pのミシン目を印刷開始位置Gpに一致させる前準備動作が完了している状態で、受送信部6を介してホスト装置HSから印刷データを受信すると、印刷制御部5の空紙送り機能制御機能部が、空紙送り機能が操作パネル22またはホスト装置HSからのコマンドによって有効に設定されているかチェックし(ステップS201)、空紙送り機能が無効に設定されているときには、図6に示すように、通常の印刷処理を行って処理を終了する。
ステップS201で、空紙送り機能が有効に設定されていると、頁情報解析機能部32が、メモリ21の論理頁長合計情報J4の値を「0」に設定し(ステップS202)、まず、論理頁1頁分の印刷データを受信して(ステップS203)、上記第1頁条件から第4条件のいずれに該当するかチェックする(ステップS204〜S207)。すなわち、頁情報解析機能部32は、印刷データの論理頁長が連続用紙Pの用紙頁長よりも短く、かつ、該論理頁長の2倍以上の整数倍が該用紙頁長と不一致である第1頁条件(論理頁長<用紙頁長、かつ、論理頁長×n≠用紙頁長:n≧2)、該論理頁長が該用紙頁長よりも長い第2頁条件(論理頁長>用紙頁長)、該論理頁長の2倍以上の整数倍が該用紙頁長と一致し、かつ、該印刷データの最終論理頁の論理頁長が該用紙頁長と不一致である第3頁条件((全論理頁長/用紙頁長)の剰余=r、r≠0)及び印刷データの論理頁長の2倍以上の整数倍が、連続用紙Pの用紙頁長と一致する第4条件のいずれの頁条件であるか解析する。
ステップS207で、頁情報解析機能部32は、第1頁条件から第4頁条件のいずれにも該当しないときには、論理頁長と用紙頁長とが一致していると判断して、図6に示すように、メモリ21の空紙送り長情報J5に連続用紙Pの用紙頁長を設定し(ステップS208)、第4頁条件に該当するときには、論理頁長合計情報J4に受信データの論理頁長を加算して(ステップS209)、メモリ21の空紙送り長情報J5に連続用紙Pの用紙頁長を設定する(ステップS208)。
次に、頁情報解析機能部32は、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34を介して印刷指示情報J13を印刷機構部3出して印刷を指示して該論理頁1頁分の印刷を行わせ(ステップS211)、印刷データ情報取得機能部31が取得した印刷データ情報からジョブ(印刷データ)の最終頁であるかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、ステップS203に戻って、次の1頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S212)、ステップS204で、第1条件に該当するときには、空紙送り長として、連続用紙Pの用紙頁長から印刷データの論理頁長を減算した長さ(空紙送り長=用紙頁長−論理頁長)を算出してメモリ21の空紙送り長J5に空紙送り長として設定する(ステップS213)。
次に、頁情報解析機能部32は、図6に示すように、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34を介して印刷機能部3に紙送り長及び論理頁長を設定し(ステップS214)、印刷指示情報J13を印刷機構部3出して印刷を指示して(ステップS215)、該論理頁1頁分の印刷を行わせる(ステップS215)。頁情報解析機能部32は、1頁の印刷が完了すると、搬送制御機能部34を介して印刷機能部3に空紙送り指示情報J14を出力して空紙送りを指示して、用紙搬送部13a、13bに空紙送り長だけ連続用紙Pを空紙送りさせる(ステップS216)。
頁情報解析機能部32は、連続用紙Pの空紙送りを行って、ミシン目を印刷開始位置Gpに位置合わせすると、現在の印刷ジョブで、頁長不正をホスト装置HSに未報告であるかチェックし(ステップS217)、未報告であると、ホスト装置HSに印刷ジョブ(印刷データ)の論理頁長に連続用紙Pの用紙頁長との間で不整合がある旨の頁長不正報告を受送信部6を介して行って(ステップS218)、印刷データ情報取得機能部31が取得した印刷データ情報からジョブ(印刷データ)の最終頁であるかチェックする(ステップS212)。また、ステップS217で、頁長不正を既に報告済みであると、ジョブ終了かチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、印刷データの最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、図5のステップS203に戻って、次頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S218)、ステップS205で、第2条件に該当するときには、印刷データの論理頁長を連続用紙Pの用紙頁長で除算した余剰r(r=(印刷データの論理頁長/用紙頁長)の剰余)を算出する(ステップS219)。頁情報解析機能部32は、該余剰rを連続用紙Pの用紙頁長から減算(空紙送り長=用紙頁長−r)して空紙送り長を算出し(ステップS220)、図6に示すステップS214に移行して、上記同様に、印刷機構部3に紙送り長及び論理頁長を設定した後(ステップS214)、印刷機構部3に1頁の印刷を指示して、該論理頁1頁分の印刷を行わせる(ステップS215)。頁情報解析機能部32は、1頁の印刷が完了すると、上記同様に空紙送りを指示して、用紙搬送部13a、13bに空紙送り長だけ連続用紙Pを空紙送りさせ(ステップS216)、連続用紙Pの空紙送りによって、ミシン目を印刷開始位置Gpに位置合わせすると、現在の印刷ジョブで、頁長不正をホスト装置HSに未報告であるかチェックして(ステップS217)、頁長不正が未報告であると、頁長不正を報告した後(ステップS218)、頁長不正を報告済みであると、そのままジョブの最終頁であるかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、印刷データの最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、図5のステップS203に戻って、次頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S220)、ステップS206で、第3頁条件に該当するときには、印刷データの全論理頁長を連続用紙Pの用紙頁長で除算した余剰r(r=(印刷データの全論理頁長/用紙頁長)の剰余)を算出する(ステップS221)。頁情報解析機能部32は、該余剰rを連続用紙Pの用紙頁長から減算(空紙送り長=用紙頁長−r)して空紙送り長を算出し(ステップS222)、図6に示すステップS214に移行して、上記同様に、印刷機構部3に紙送り長及び論理頁長を設定した後(ステップS214)、印刷機構部3に1頁の印刷を指示して、該論理頁1頁分の印刷を行わせる(ステップS215)。頁情報解析機能部32は、1頁の印刷が完了すると、上記同様に空紙送りを指示して、用紙搬送部13a、13bに空紙送り長だけ連続用紙Pを空紙送りさせ(ステップS216)、連続用紙Pの空紙送りによって、ミシン目を印刷開始位置Gpに位置合わせすると、現在の印刷ジョブで、頁長不正をホスト装置HSに未報告であるかチェックして(ステップS217)、頁長不正が未報告であると、頁長不正を報告した後(ステップS218)、頁長不正を報告済みであると、そのままジョブの最終頁であるかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、印刷データの最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、図5のステップS203に戻って、次頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S222)、ステップS212で、印刷データの最終頁であると、処理を終了する。
このように、本実施例の印刷装置1は、印刷データの論理頁毎に、連続用紙Pの用紙頁に印刷した場合に、画像後端とミシン目が位置ずれするか否かを解析し、画像後端とミシン目が位置ずれするときには、論理頁の画像の印刷毎に連続用紙をミシン目まで空搬送(空紙送り)している。
したがって、印刷データの論理頁毎に用紙頁長との相異を空紙送りして、論理頁の先頭を連続用紙Pのミシン目に合わせて印刷することができ、より一層適切な画像印刷を行って、利用性を向上させることができる。
また、論理頁毎に空紙送りが必要な場合にも、通信量を削減しつつユーザに必要な頁不正を報告することができ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の印刷装置1は、印刷データの論理頁長の2倍以上の整数倍が連続用紙Pの用紙頁長と一致する場合(用紙1頁内に、複数の印刷データ論理頁を印刷する場合)に、1頁分の印刷データがこないで印刷ジョブが途中で終了した場合に、ミシン目ずれによる次の印刷ジョブの印刷内容がミシン目で分断されることを防止することができ、利用性を向上させることができる。
次に、印刷装置1が、論理頁毎に用紙頁との比較と頁条件毎の動作設定の取得を行って、論理頁毎に該動作設定に応じて印刷の実行制御と連続用紙Pの必要な空紙送りの制御を行う場合について、図7から図9に基づいて説明する。なお、図7から図9においては、図5及び図6の処理ステップと同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
印刷装置1は、上記連続用紙Pのミシン目を印刷開始位置Gpに一致させる前準備動作が完了している状態で、ホスト装置HSから印刷データを受信すると、印刷制御部5の空紙送り機能制御機能部が、空紙送り機能が操作パネル22またはホスト装置HSからのコマンドによって有効に設定されているかチェックし(ステップS201)、空紙送り機能が無効に設定されているときには、図8に示すように、通常の印刷処理を行って処理を終了する。
図7のステップS201で、空紙送り機能が有効に設定されていると、頁情報解析機能部32が、メモリ21の論理頁長合計情報J4の値を「0」に設定し(ステップS202)、まず、論理頁1頁分の印刷データを受信して(ステップS203)、図7及び図8に示すように、上記第1頁条件から第4条件のいずれに該当するかチェックする(ステップS204〜S207)。
図8のステップS207で、頁情報解析機能部32は、第1頁条件から第4頁条件のいずれにも該当しないときには、メモリ21の空紙送り長情報J5に連続用紙Pの用紙頁長を設定し(ステップS208)、第4頁条件に該当するときには、論理頁長合計情報J4に受信データの論理頁長を加算して(ステップS209)、メモリ21の空紙送り長情報J5に連続用紙Pの用紙頁長を設定する(ステップS208)。
次に、頁情報解析機能部32は、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34を介して印刷指示情報J13を印刷機構部3に出して印刷を指示して該論理頁1頁分の印刷を行わせ(ステップS211)、ジョブ(印刷データ)の最終頁であるかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、図7のステップS203に戻って、次頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S212)、ステップS204で、第1条件に該当するときには、メモリ21の第1頁条件動作設定情報を読み込んで(ステップS301)、空紙送り長として、連続用紙Pの用紙頁長から印刷データの論理頁長を減算した長さ(空紙送り長=用紙頁長−論理頁長)を算出してメモリ21の空紙送り長J5に設定する(ステップS213)。
次に、頁情報解析機能部32は、図9に示すように、設定(第1頁条件動作設定)が、ミシン目合せの空紙送りを行わずに印刷する「印刷」であるかチェックし(ステップS302)、「印刷」のときには、図8のステップS208に移行して、メモリ21の空紙送り長情報J5に連続用紙Pの用紙頁長を設定する処理から上記同様に処理する(ステップS208〜S212)。
図9のステップS302で、設定が「印刷」でないときには、頁情報解析機能部32は、設定(第1頁条件動作設定)が、自動的に次のミシン目まで空紙送りを行う「空紙送り」であるかチェックする(ステップS303)。
ステップS303で、「空紙送り」のときには、頁情報解析機能部32は、印刷制御機能部33及び搬送制御機能部34を介して印刷機能部3に紙送り頁長及び論理頁長を設定し(ステップS214)、印刷指示情報J13を印刷機構部3出して印刷を指示して(ステップS215)、該論理頁1頁分の印刷を行わせる(ステップS215)。頁情報解析機能部32は、1頁の印刷が完了すると、空紙送りを指示して、用紙搬送部13a、13bに空紙送り長だけ連続用紙Pを空紙送りさせる(ステップS216)。頁情報解析機能部32は、連続用紙Pの空紙送りを行って、ミシン目を印刷開始位置Gpに位置合わせすると、現在の印刷ジョブで、頁長不正をホスト装置HSに未報告であるかチェックし(ステップS217)、未報告であると、ホスト装置HSに印刷ジョブ(印刷データ)の論理頁長に連続用紙Pの用紙頁長との間で不整合がある旨の頁長不正報告を受送信部6を介して行って(ステップS218)、図8に示したように、印刷データ情報取得機能部31が取得した印刷データ情報からジョブ(印刷データ)の最終頁であるかチェックする(ステップS212)。
図9のステップS303で、設定が「空紙送り」でないときには、設定(第1頁条件動作設定)が、印刷せずに印刷データの送信元に障害報告を行う「障害」であるかチェックし(ステップS304)、設定が「障害」のときには、ホスト装置HSに印刷ジョブ(印刷データ)の論理頁長に連続用紙Pの用紙頁長との間で不整合がある旨の頁長不正報告を受送信部6を介して行って処理を終了する(ステップS305)。
図7のステップS205で、第2条件に該当するときには、頁情報解析機能部32は、メモリ21の第2頁条件動作設定情報を読み込み(ステップS306)、印刷データの論理頁長を連続用紙Pの用紙頁長で除算した余剰r(r=(印刷データの論理頁長/用紙頁長)の剰余)を算出する(ステップS219)。頁情報解析機能部32は、該余剰rを連続用紙Pの用紙頁長から減算(用紙頁長−r)して空紙送り長を算出し(ステップS220)、図9のステップS302に移行して、設定(第2頁条件動作設定)が「印刷」であるかのチェックから上記同様に処理する(ステップS302、S208〜S212、S303、S214〜S218、S304、S307)。
また、図8のステップS206で、第3頁条件に該当するときには、頁情報解析機能部32は、メモリ21の第3頁条件動作設定情報を読み込み(ステップS307)、印刷データの全論理頁長を連続用紙Pの用紙頁長で除算した余剰r(r=(印刷データの全論理頁長/用紙頁長)の剰余)を算出する(ステップS221)。頁情報解析機能部32は、該余剰rを連続用紙Pの用紙頁長から減算(用紙頁長−r)して空紙送り長を算出し(ステップS222)、図9のステップS302に移行して、設定(第3頁条件動作設定)が「印刷」であるかのチェックから上記同様に処理する(ステップS302、S208〜S212、S303、S214〜S218、S304、S305)。
そして、図8のステップS212で、印刷データの最終頁でないときには、頁情報解析機能部32は、図7のステップS203に戻って、次頁の印刷データの受信を行う処理から上記同様に処理し(ステップS203〜S222、S301〜S307)、ステップS212で、印刷データの最終頁であると、処理を終了する。
このように、本実施例の印刷装置1は、第1頁条件から第3頁条件によってユーザの設定に応じて、印刷、空送り及び障害報告を選択して処理させることができ、ユーザの利用形態に応じた処理を行って、利用性をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、連続帳票等の所定用紙頁長毎に連続用紙に論理頁から構成される印刷データを印刷するプリンタ装置、複合装置、複写装置等の印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 印刷装置
2 ホッパー
3 印刷機構部
4 スタッカー
5 印刷制御部
6 受送信部
7 通信回線
HS ホスト装置
11 印刷部
12 ドラム
13a、13b 用紙搬送部
14 用紙ロードスイッチ
15 用紙頁長設定パネル
P 連続用紙
21 メモリ
22 操作パネル
31 印刷データ情報取得機能部
32 頁情報解析機能部
33 印刷制御機能部
34 搬送制御機能部
Mp ミシン目セット位置
Gp 印刷開始位置
特開平11−20278号公報 特開平5−104811号公報

Claims (5)

  1. 用紙種別に応じた間隔毎に裁断可能なミシン目を有する連続用紙に所定の印刷位置で印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段と、
    前記連続用紙を前記印刷位置に搬送して該印刷位置で前記印刷手段によって印刷された該連続用紙を排紙部に搬送する搬送手段と、
    前記印刷データから取得される論理頁の論理頁長と最終頁及び前記連続用紙のミシン目間隔である用紙頁長の解析を行って、少なくとも当該印刷データの最終頁の最終画像を前記連続用紙に印刷したときの該最終画像後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出する頁情報解析手段と、
    前記ミシン目を前記印刷位置に合わせてセットされた前記連続用紙に対して、前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて、前記印刷手段に前記印刷データの各頁の画像を所定の頁印刷方式で印刷させる印刷制御手段と、
    前記頁印刷方式及び前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて前記搬送手段による前記連続用紙の搬送を制御するとに、少なくとも前記最終画像の印刷された前記連続用紙を前記最終頁余白分だけ該搬送手段に空搬送させる搬送制御手段と、備えた印刷装置であって、
    前記頁情報解析手段は、前記印刷データの全論理頁長の合計を前記連続用紙の用紙頁長で除算した剰余を算出して当該用紙頁長から当該剰余を減算することで前記最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御手段は、前記印刷手段に前記印刷データの各論理頁を連続して前記連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御手段は、前記印刷手段による前記連続用紙への最終頁の印刷が完了した後、前記最終頁余白分だけ前記搬送手段に当該連続用紙を空搬送させ、
    更に、前記頁情報解析手段は、前記印刷データの論理頁長と前記連続用紙の用紙頁長との頁条件として、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも短く、且つ当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と不一致である第1頁条件、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも長く、且つ当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と不一致である第2頁条件、並びに当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と一致するか、或いは当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と一致し、且つ当該印刷データの最終論理頁の論理頁長が当該用紙頁長と不一致である第3頁条件の何れの条件であるかを解析すると共に、当該第1頁条件又は当該第2頁条件であると、当該論理頁毎に当該論理頁の画像を当該連続用紙に印刷したときの当該画像の後端から次のミシン目までの頁余白を算出し、当該第3頁条件であると、当該印刷データの全頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷したときの最終論理頁の最終画像の後端から次のミシン目までの最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御手段は、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段に前記印刷データの論理頁毎に分割して画像を前記連続用紙に印刷させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段に当該印刷データの全論理頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御手段は、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段によって前記論理頁の画像の前記連続用紙への印刷が完了する毎に、前記搬送手段に当該連続用紙を前記頁余白だけ空搬送させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段によって前記印刷データの全論理頁の画像の印刷が完了した後、当該搬送手段に前記最終頁余白だけ空搬送させることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、前記空搬送及び当該空搬送に必要な処理の実行又は当該実行の禁止を無条件か、或いは前記第1頁条件から第3頁条件毎に設定する設定手段と、前記設定手段の設定に応じて、前記頁情報解析手段、前記印刷制御手段、及び前記搬送制御手段による前記空搬送及び当該空搬送に必要な処理の実行又は当該実行の禁止を制御する空搬送制御手段と、を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 印刷手段により、用紙種別に応じた間隔毎に裁断可能なミシン目を有する連続用紙に所定の印刷位置で印刷データに基づいて印刷を行う印刷処理ステップと、
    搬送手段により、前記連続用紙を前記印刷位置に搬送して当該印刷位置で前記印刷手段によって印刷された当該連続用紙を排紙部に搬送する搬送処理ステップと、
    頁情報解析手段により、前記印刷データから取得される論理頁の論理頁長と最終頁及び前記連続用紙のミシン目間隔である用紙頁長との解析を行って、少なくとも当該印刷データの最終頁の最終画像を前記連続用紙に印刷したときの当該最終画像の後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出する頁情報解析処理ステップと、
    印刷制御手段により、前記ミシン目を前記印刷位置に合わせてセットされた前記連続用紙に対して、前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて、前記印刷手段に前記印刷データの各頁の画像を所定の頁印刷方式で印刷させる印刷制御処理ステップと、
    搬送制御手段により、前記頁印刷方式及び前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて前記搬送手段による前記連続用紙の搬送を制御すると共に、少なくとも前記最終画像の印刷された前記連続用紙を前記最終頁余白分だけ当該搬送手段に空搬送させる搬送制御処理ステップと、を有する印刷制御方法であって、
    前記頁情報解析処理ステップでは、前記頁情報解析手段により、前記印刷データの全論理頁長の合計を前記連続用紙の用紙頁長で除算した剰余を算出して当該用紙頁長から当該剰余を減算することで前記最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御処理ステップでは、前記印刷制御手段により、前記印刷手段に前記印刷データの各論理頁を連続して前記連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御処理ステップでは、前記搬送制御手段により、前記印刷手段による前記連続用紙への最終頁の印刷が完了した後、前記最終頁余白分だけ前記搬送手段に当該連続用紙を空搬送させ、
    更に、前記頁情報解析処理ステップでは、前記頁情報解析手段により、前記印刷データの論理頁長と前記連続用紙の用紙頁長との頁条件として、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも短く、且つ当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と不一致である第1頁条件、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも長く、且つ当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と不一致である第2頁条件、並びに当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と一致するか、或いは当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と一致し、且つ当該印刷データの最終論理頁の論理頁長が当該用紙頁長と不一致である第3頁条件の何れの条件であるかを解析すると共に、当該第1頁条件又は当該第2頁条件であると、当該論理頁毎に当該論理頁の画像を当該連続用紙に印刷したときの当該画像の後端から次のミシン目までの頁余白を算出し、当該第3頁条件であると、当該印刷データの全頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷したときの最終論理頁の最終画像の後端から次のミシン目までの最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御処理ステップでは、前記印刷制御手段により、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段に前記印刷データの論理頁毎に分割して画像を前記連続用紙に印刷させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段に当該印刷データの全論理頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御処理ステップでは、前記搬送制御手段により、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段によって前記論理頁の画像の前記連続用紙への印刷が完了する毎に、前記搬送手段に当該連続用紙を前記頁余白だけ空搬送させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段によって前記印刷データの全論理頁の画像の印刷が完了した後、当該搬送手段に前記最終頁余白だけ空搬送させることを特徴とする印制御方法
  4. 印刷手段により、用紙種別に応じた間隔毎に裁断可能なミシン目を有する連続用紙に所定の印刷位置で印刷データに基づいて印刷を行う印刷処理ステップの手順と、
    搬送手段により、前記連続用紙を前記印刷位置に搬送して当該印刷位置で前記印刷手段によって印刷された当該連続用紙を排紙部に搬送する搬送処理ステップの手順と、
    頁情報解析手段により、前記印刷データから取得される論理頁の論理頁長と最終頁及び前記連続用紙のミシン目間隔である用紙頁長との解析を行って、少なくとも当該印刷データの最終頁の最終画像を前記連続用紙に印刷したときの当該最終画像の後端位置から次のミシン目までの最終頁余白を算出する頁情報解析処理ステップの手順と、
    印刷制御手段により、前記ミシン目を前記印刷位置に合わせてセットされた前記連続用紙に対して、前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて、前記印刷手段に前記印刷データの各頁の画像を所定の頁印刷方式で印刷させる印刷制御処理ステップの手順と、
    搬送制御手段により、前記頁印刷方式及び前記頁情報解析手段の解析結果に基づいて前記搬送手段による前記連続用紙の搬送を制御すると共に、少なくとも前記最終画像の印刷された前記連続用紙を前記最終頁余白分だけ当該搬送手段に空搬送させる搬送制御処理ステップの手順と、をコンピュータにより実行させるための印刷制御プログラムであって、
    前記頁情報解析処理ステップの手順では、前記頁情報解析手段により、前記印刷データの全論理頁長の合計を前記連続用紙の用紙頁長で除算した剰余を算出して当該用紙頁長から当該剰余を減算することで前記最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御処理ステップの手順では、前記印刷制御手段により、前記印刷手段に前記印刷データの各論理頁を連続して前記連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御処理ステップの手順では、前記搬送制御手段により、前記印刷手段による前記連続用紙への最終頁の印刷が完了した後、前記最終頁余白分だけ前記搬送手段に当該連続用紙を空搬送させ、
    更に、前記頁情報解析処理ステップの手順では、前記頁情報解析手段により、前記印刷データの論理頁長と前記連続用紙の用紙頁長との頁条件として、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも短く、且つ当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と不一致である第1頁条件、当該論理頁長が当該用紙頁長よりも長く、且つ当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と不一致である第2頁条件、並びに当該論理頁長の整数倍が当該用紙頁長と一致するか、或いは当該論理頁長が当該用紙頁長の整数倍と一致し、且つ当該印刷データの最終論理頁の論理頁長が当該用紙頁長と不一致である第3頁条件の何れの条件であるかを解析すると共に、当該第1頁条件又は当該第2頁条件であると、当該論理頁毎に当該論理頁の画像を当該連続用紙に印刷したときの当該画像の後端から次のミシン目までの頁余白を算出し、当該第3頁条件であると、当該印刷データの全頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷したときの最終論理頁の最終画像の後端から次のミシン目までの最終頁余白を算出し、
    前記印刷制御処理ステップの手順では、前記印刷制御手段により、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段に前記印刷データの論理頁毎に分割して画像を前記連続用紙に印刷させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段に当該印刷データの全論理頁の画像を連続して当該連続用紙に印刷させ、
    前記搬送制御処理ステップの手順では、前記搬送制御手段により、前記頁情報解析手段の解析結果が前記第1頁条件又は前記第2頁条件であると、前記印刷手段によって前記論理頁の画像の前記連続用紙への印刷が完了する毎に、前記搬送手段に当該連続用紙を前記頁余白だけ空搬送させ、前記第3頁条件であると、当該印刷手段によって前記印刷データの全論理頁の画像の印刷が完了した後、当該搬送手段に前記最終頁余白だけ空搬送させることを特徴とする印制御プログラム
  5. 請求項4記載の印刷制御プログラムにおける各ステップの手順をコンピュータにより読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体
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