JP5413985B2 - 折り畳みコンテナ - Google Patents
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Description
請求項1の折り畳みコンテナでは、各跳上側壁の内面に備えた複数の側面仕切壁から各跳上側壁の内面の下端部まで複数の補強縦リブを延設して補強したので、跳上側壁の外面の中間部より下側部分において、上下方向に延びていた従来の補強リブを排除することができる。また、複数の側面仕切壁と交差する中段溝形補強部を跳上側壁の内面に備えているので、跳上側壁の外面の中間部において、横方向に延びていた従来の補強リブを排除することができる。このように本発明の折り畳みコンテナでは、跳上側壁の外面のうち上下方向の中間部より下側部分において補強リブを排除することができ、従来のように跳上側壁の外面の補強リブが手に食い込むことが防がれ、折り畳み操作の作業性が向上する。しかも、中段溝形補強部が上下方向で対向した1対の溝構成壁を有し、それら1対の溝構成壁の間が複数の中段溝内リブで連絡されているので、従来より強度が向上する。なお、補強縦リブの跳上側壁の内面からの突出量は側面仕切壁より小さくなっているので、折り畳みコンテナの折畳状態で1対の跳上側壁の下端部同士が重ね合わされても、その重ね合わせの高さが抑えられる。
請求項2の折り畳みコンテナでは、中段溝形補強部と同様の構造の下段溝形補強部を跳上側壁の下端部に備えて複数の補強縦リブと交差させたので、中段溝形補強部と下段溝形補強部と側面仕切壁及び補強縦リブとが一体になり、跳上側壁のうち上下方向の中間部より下側部分全体が一体的に補強される。
請求項3の構成によれば、中段溝内リブ、下段溝内リブ、側面仕切壁及び補強縦リブが一直線上に並び、強度がより一層高くなる。
請求項4の折り畳みコンテナでは、中段溝形補強部のうち上側の溝構成壁を傾斜させたので、荷物を収容する際に中段溝形補強部に引っ掛かるような事態が防がれる。
請求項5の折り畳みコンテナでは、従来の折り畳みコンテナにおいて側面仕切壁の上端の角部となっていた部分を、上方に向かうに従って徐々に跳上側壁の内面に接近するように傾斜した押圧傾斜面とすることで、手が当接した際の当接面積が広くなり、手に対する食い込みを低減することができる。
請求項6の構成によれば、各側面仕切壁の押圧傾斜面から先端面に亘って連続した1つの面になるので、側面仕切壁を押圧又は殴打した際の手への負荷を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図17に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の折り畳みコンテナ10(以下、単に「コンテナ10」という)は、全体が直方体の箱状をなし、その底部を構成する底部ベース11と上部を構成する上部枠50との間に1対ずつの折曲側壁30,30と跳上側壁40,40とを対向配置して備えている。このコンテナ10は、図12に示した保冷剤パック90を収容するためのものであり、その保冷剤パック90は、平面形状が略長方形になった扁平直方体状の容器93に保冷剤を貯留してなる。容器93の一方の短辺に相当する一側面の中央には、保冷剤を充填するための注入口が設けられ、蓋体92にて閉塞されている。また、容器93には、厚さ方向に複数の通風孔91が貫通形成されている。通風孔91は、容器93の長辺と平行に延びた長孔形状をなし、この通風孔91が2行2列に配置されている。そして、図13に示すように、コンテナ10に、複数の保冷剤パック90が、蓋体92を上にしかつ保冷剤パック90同士の間で通風孔91が一直線上に並ぶように配置されかつ2列になって収容される。以下、コンテナ10の詳細構造を各構成部品毎に分けて説明する。
本実施形態のコンテナ10Vは、図18に示されており、折曲側壁30に形成された複数の貫通孔31Z,35Zの一部の形状が第1実施形態と異なる。即ち、本実施形態のコンテナ10Vでは、折曲上部側壁31における複数の貫通孔31Zのうち持ち手孔31Hに対して両側方の3列目の上下の貫通孔は第1冷却孔31Eになっていて、他の貫通孔31Zに比べて開口面積が大きくなっている。また、第1冷却孔31Eは、コンテナ10V内の冷却剤パック90のうち上側の2つの通風孔91,91に挟まれた中間領域に対向するように配置されている。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 底部ベース
15 底面仕切壁
30 折曲側壁
31 折曲上部側壁
31Y,35Y 側壁通風孔
35 折曲下部側壁
35S 段差壁
35U 干渉回避凹部
35W 側面構成壁
40 跳上側壁
43 中段溝形補強部
43A,43C,44A,44C 溝構成壁
43L 中段溝内リブ
44 下段溝形補強部
44L 下段溝内リブ
45 側縁溝形補強部
47 補強縦リブ
48 側面仕切壁
48A 押圧傾斜面
48B 先端面
48C 下側傾斜面
48W 先端湾曲面
50 上部枠
90 保冷剤パック
91 通風孔
Claims (6)
- 全体が直方体の箱状をなし、その底部を構成する底部ベースと上部を構成する上部枠との間に、1対の跳上側壁と1対の折曲側壁とがそれぞれ対向配置され、前記跳上側壁は、上端部が前記上部枠に回動可能に連結されて、前記上部枠の内側に折り畳まれる一方、前記折曲側壁は、上下方向の両端部が前記上部枠と前記底部ベースとに回動可能に連結されかつ上下方向の中央で2つ折りされて、前記底部ベースの上に折り畳まれる折り畳みコンテナであって、
複数の薄型の荷物を仕切って起立状態に保持するための複数の側面仕切壁が、各前記跳上側壁の内面における上下方向の中間部から突出しかつ横並びに配置された折り畳みコンテナにおいて、
前記複数の側面仕切壁から前記跳上側壁の下端部まで延設されかつ前記跳上側壁の内面からの突出量が前記側面仕切壁より小さい複数の補強縦リブと、
前記複数の側面仕切壁と交差する位置で前記跳上側壁の横方向に延びかつ前記跳上側壁の内面から突出すると共に上下方向で対向した1対の溝構成壁を有する中段溝形補強部と、
前記中段溝形補強部が有する前記1対の溝構成壁の間を連絡した複数の中段溝内リブとを備えたことを特徴とする折り畳みコンテナ。 - 前記跳上側壁の下端部で前記複数の補強縦リブと交差するように横方向に延びかつ前記跳上側壁の内面から突出すると共に上下方向で対向した1対の溝構成壁を有する下段溝形補強部と、
前記下段溝形補強部が有する前記1対の溝構成壁の間を連絡した複数の下段溝内リブとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナ。 - 前記複数の中段溝内リブと前記複数の下段溝内リブとを、前記複数の側面仕切壁及び前記複数の補強縦リブの延長線上に配置したことを特徴とする請求項2に記載の折り畳みコンテナ。
- 前記中段溝形補強部のうち上側の前記溝構成壁を、前記跳上側壁の内面から突出するに従って徐々に下方に向かうように傾斜させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の折り畳みコンテナ。
- 各前記側面仕切壁のうち前記跳上側壁の内面から最も離れた先端面より上側部分を、上方に向かうに従って徐々に前記跳上側壁の内面に接近するように傾斜した押圧傾斜面とし、前記押圧傾斜面を押圧して傾斜姿勢の前記跳上側壁を直立姿勢に変更可能としたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の折り畳みコンテナ。
- 各前記側面仕切壁の先端面を前記跳上側壁の内面と平行な平坦面とすると共に前記押圧傾斜面を平坦面とし、それら先端面及び押圧傾斜面に共に連続した先端湾曲面を設けたことを特徴とする請求項5に記載の折り畳みコンテナ。
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