JP6653630B2 - 長尺物収納用仕切 - Google Patents
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Description
この長尺物収納用仕切は、横桁と中蓋によって長尺物を多列多段に収納するようにしたもので、収納場所の高さは横桁の切欠部の高さで自由に決められるので、高さが低いものを多段に収納するのに適している。なお、切欠部を略矩形状としているが、厳密なものではなく、下辺は横桁の底辺と平行である必要があるが、両側の縦辺は垂直でなくてもよく、例えば曲線でもよい。
横桁は、単壁で複数個を一定間隔で平行に置き、縦桁で横桁の両端側を井桁状に係止させて連結している。横桁の両端側は高さが十分あるので、確実な連結ができる。長尺物は収納箱の底面と中蓋との間で各横桁で仕切られる空間に収納され、さらに、中蓋上で溝から突出した横桁に仕切られた上段の空間に収納される。
収納する量を増やす場合は、段差を増やすか、横桁の上端に平板を置いて、その上に、前記説明の仕切を載せる。
上記の発明との相違点は、横桁の構成である。すなわち、上記の横桁は、長尺の平板であり、2個の縦桁で複数の横桁の両端側を連結している。これに対し、この発明では、下端が連接片で連設された複数の平行な二重壁に形成している。この仕切は収納箱へ装着するだけで横桁が複数個立設される。なお、切欠部の略矩形状は上記と同じ意味を有する。
また、縦桁12は、図6に示すように、平板状で、等間隔に下溝12aと上溝12bが形成されている。
中蓋13は、図7に示すように、平板状で、中央部に複数の中溝13aが、両端部には外側が開放された端溝13bが形成されている。これにより、端部は複数の突部13cが形成されている。
まず、一方の縦桁12を持って、下溝12aに横桁11の端部11bの縦溝11eを係止させる。縦溝11eの上端には係止部11fが設けられており、これが、縦桁12の上溝12bに係止して上方へ抜け難くしている。
縦桁12の各下溝12aに横桁11それぞれを係合させたら、他方の縦桁12を持って、上から各横桁11の他方の縦溝11eと係合する。
これにより、図4状態となるので、これを収納箱1へ装着する。
そして、図7の中蓋13を中溝13aから横桁11の中央部11aを突出させて載置する。これにより、中蓋13は、横桁11の切欠部11cの上端11dに支持され、収納部14の上面を覆うこととなる(図1の状態)。
次に、中蓋13の上に突出している横桁部材11の中央部11aの各間(収納部15)へ長尺物を収納する。そして、その上に仕切全体を覆う(収納箱1の縦、横の長さの)平板を置いて、その上に、別の図1の仕切10を載せて、上記と同様に、長尺物を収納する。収納箱1の高さは、ここでは、仕切10の高さのほぼ2倍にしているので、これで、フラップ5の差込片5aを差込孔2aに差込むことにより、収納作業は終了する。
図8は、長尺物収納用仕切20(以下、仕切20という)、図9はB−B断面図、図10は仕切20を装着する収納箱25の全体を示す斜視図である。図11は、連接横桁21Aのブランク21B、図13、図14は、中蓋22,上中蓋23を示す平面図である。また、図12は、連接横桁21Aの組立途中の状態を示す斜視図で、図15は、連接横桁21Aを収納箱25へ装着した状態を示す斜視図である。
連接横桁21Aは、折れ目gと切れ目hが縦方向に多数設けられた図11に示す一枚のブランク21Bを折り上げて作られ、二重壁の横桁21が複数個、それぞれ連接片21Dで繋がった状態に形成されている。図12は、連接横桁21Aを折りあげる途中の状態を示す斜視図で、図15は組み上げて収納箱25に装着した状態を示している。なお、連接横桁21Aの両側には収納箱25の側板に当接する当板21fが連接されている。
横桁21は、横桁11と同様、中央部21aと端部21bとの間に、ほぼ矩形状に切り欠かれた切欠部21cが設けられ、中央部21aの両側に段差21eが設けられている。
中蓋22,上中蓋23の大きさは収納箱25の壁内縦横の寸法と同じであり、中蓋22と上中蓋23の相違は、中溝22aと中溝23aの長さが相違(中溝23aの方が短い)するのみである。
まず、ブランク21Bを、半切線bを山折りし、折れ目cを谷折すると連接片21Dが繋がった二重壁の横桁21が複数平行に立設される。そして、切欠きaにより、中央部21aの両端には、切欠部21cが形成され、段差21eが形成される。
これを、収納箱25に装着すると、図15に示すように、両側の当板21fは、収納箱25の側板内側に当接し、二重壁の横桁21が複数個立設される。
続いて、図13の中蓋22を中溝22aから横桁21の中央部21aおよび段差21eが突出するようにかぶせて置く。これにより、中蓋22は、横桁21の切欠部21cの上端21dに支持され、収納した長尺物の上面を覆うこととなる。
続いて、長尺物を中蓋22の上で、横桁21の中央部21aが突出している間に収納し、その上に上中蓋23を中溝23aから横桁21の中央部21aが突出するように被せて置く。さらに、長尺物を中蓋23の上で、横桁21の中央部21aが突出している間に収納する。そして、内フラップ25bを閉じ、外フラップ25aを閉じれば収納作業は終了する。
2 側板 2a 差込孔
3 前後板
4 底板
5 フラップ 5a 差込片
10 長尺物収納用仕切
11 横桁 11a 中央部 11b 端部
11c 切欠部 11d 上端 11e 縦溝
11f 係止部
12 縦桁 12a 下溝 12b 上溝
13 中蓋 13a 中溝
13b 端溝 13c 突部
14 収納部
15 収納部
20 長尺物収納用仕切
21 横桁 21A 連接横桁 21B ブランク
21D 連接片
21a 中央部 21b 端部 21c 切欠部
21d 上端 21e 段差 21f 当板
22 中蓋 22a 中溝 22b 端溝
23 上中蓋 23a 中溝 23b 端溝
25 収納箱 25a フラップ 25b 蓋片
30 長尺物収納用仕切
31 横桁 31a 係止溝
32 縦桁 32a 係止溝
a 切欠き b 半切線
h 切れ目 g 折れ目
Claims (3)
- 収納箱に複数の長尺物を多列および多段に収納するための仕切であって、該仕切は、中央部と両端側の間に略矩形状に切り欠かれた切欠部を設けた複数個の横桁と、該横桁の中央部と両端側が突出する中溝と端溝を備え該切欠部の上端に支持される平板状の中蓋とからなり、該横桁は、両端側に設けた縦溝に係止する縦桁によって一定間隔で連結されたことを特徴とする長尺物収納用仕切。
- 収納箱に複数の長尺物を多列および多段に収納するための仕切であって、該仕切は、中央部と両端側の間に略矩形状に切り欠かれた切欠部を設けた複数個の横桁と、該横桁の中央部と両端側が突出する中溝と端溝を備え該切欠部の上端に支持される平板状の中蓋とからなり、該横桁は下端が連接片で連設された複数の平行な二重壁であることを特徴とする長尺物収納用仕切。
- 前記横桁の切欠部は、中央部の両側下部に段差を設け、前記中蓋は切欠部の上端で支持され前記横桁の中央部と該段差が突出する中溝と両端側が突出する端溝を備え、さらに、該段差に支持され前記横桁の中央部と両端側が突出する中溝と端溝を備えた上中蓋を設け、長尺物を複数段収納するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の長尺物収納用仕切。
Priority Applications (1)
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JP2016125824A JP6653630B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 長尺物収納用仕切 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016125824A JP6653630B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 長尺物収納用仕切 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6653630B2 true JP6653630B2 (ja) | 2020-02-26 |
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Family Applications (1)
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JP2016125824A Active JP6653630B2 (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 長尺物収納用仕切 |
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2016
- 2016-06-24 JP JP2016125824A patent/JP6653630B2/ja active Active
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JP2017226471A (ja) | 2017-12-28 |
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