JP5408776B2 - タイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 - Google Patents
タイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 Download PDFInfo
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Description
請求項2の発明は、請求項1に記載されたタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置において、ロボットが、前記3方向中の1方向に沿う旋回軸回りに旋回するための旋回手段と、旋回手段による旋回を制御してロボットアームを変位させる旋回制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載されたタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置によりタイヤ又はタイヤ構成部材を製造する製造方法であって、ロボットアームによりタイヤ又はタイヤ構成部材又はタイヤ構成部材の素材を移動させる工程を有することを特徴とする。
本実施形態のタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置は、物体を保持して移動させる1又は複数のロボットアームを有するロボットを備え、ロボットを用いてタイヤやタイヤ構成部材を製造する。以下では、2つのロボットアームを有する産業用の双腕ロボットを備えた製造装置を例に採り、まず、ロボットについて説明する。
ロボット1は、図示のように、ロボット本体10と、ロボット本体10が載置された昇降装置30と、昇降装置30の下側に設けられた移動装置40と、全体を制御するロボットコントローラである制御装置50とを備えている。
昇降装置30は、市販の昇降リフターであり、図示のように、上下に対向して配置された矩形板状の上板31及び枠体32と、それらを連結する伸縮可能なリンク機構33と、リンク機構33を伸縮させる駆動手段34とを有する。昇降装置30は、駆動手段34(ここではピストン・シリンダ機構)を作動させて、シリンダ34Sからピストンロッド34Pを進退させ、リンク機構33の伸縮可能に連結された複数のリンク33Rに伸縮方向の力を作用させる。これにより、リンク機構33を伸縮させて、枠体32に対して上板31を接近、離間させ、上板31上のロボット本体10をZ方向の両方向に移動させる。また、昇降装置30は、駆動手段34によるピストンロッド34Pの進退量と、それに応じたリンク機構33の伸縮量が制御可能になっており、駆動手段34を作動及び停止させて、ロボット本体10をZ方向の任意の位置で停止させる。
移動装置40は、ここでは、XYステージからなり、その上面上に設置された昇降装置30を、X、Y方向を含む水平面内で移動可能に支持する。また、この移動装置40は、架台41と、その上面にY方向に沿って配置された2本のガイドレール42と、各ガイドレール42上をY方向に移動自在なスライダ(図示せず)と、スライダに固定された第1の移動テーブル43とを有する。更に、移動装置40は、第1の移動テーブル43上にX方向に沿って配置された2本のガイドレール44と、各ガイドレール44上をX方向に移動自在なスライダ(図示せず)と、スライダに固定された第2の移動テーブル45とを有する。移動装置40は、昇降装置30を、第2の移動テーブル45とともにガイドレール44に沿ってX方向に移動させ、かつ、第1の移動テーブル43とともにガイドレール42に沿ってY方向に移動させる。
製造装置60は、図示のように、ロボット1と、複数のビードコア91をストックする2つのストック部61と、ビードコア91にビードフィラ(図示せず)を配置する2つの配置手段70と、製造後のビード部材90を積み込む積込台車(ブッキング台車)62とを備えている。この製造装置60では、ロボット1の移動装置40を囲んで、2つのストック部61をロボット1の左右両側に、かつ、積込台車62と配置手段70をロボット1の前側と後側に配置している。また、2つの配置手段70を、ロボット1の左右の後側に並べて配置するとともに、それらの隣に、各配置手段70にビードフィラを供給する供給手段80を配置している。
製造装置60は、図示のように、ロボット1によりストック部61の支持梁61Aから1つのビードコア91を取り外し、ロボット1を移動させつつ旋回させて、ビードコア91を配置手段70まで移動させる。続いて、ビードコア91を、配置手段70に設けられた円盤状の回転体71に移載し、その上面に同芯状に取り付けて、ビードコア91を配置手段70により保持する。次に、供給手段80の繰出装置81から所定長さのビードフィラ92を繰り出し、ビードフィラ92を、複数の搬送ローラからなる搬送装置82により搬送して、回転体71上のビードコア91に向けて供給する。また、ビードフィラ92の供給に同期して、回転体71及びビードコア91を回転させ、貼付装置72により、ビードフィラ92を所定位置に案内して、回転するビードコア91の外周に沿って一周配置する。同時に、貼付装置72によりビードフィラ92をビードコア91に押し付け、ビードコア91の外周にビードフィラ92を圧着して貼り付け、それらを合体させてビード部材90を形成(製造)する。
ロボットハンド15(図7A参照)は、2つのロッド状の支持部材15Aと、それらの基端部同士を連結する基端部材15Bとを有し、2つの支持部材15Aが所定距離を隔てて平行に配置されている。ロボット1は、一対のロボットハンド15を環状部材(ここではビードコア91)の内側に配置し、それらを互いに離間させて、4つの支持部材15Aの所定位置(支持部S)を、ビードコア91の内周(図7B参照)に当接させる。これにより、ビードコア91を、4つの支持部Sにより、周方向に離れた4点で内側から均等に支持する。
Claims (3)
- 物体を移動させる一対のロボットアームを有するロボットを備えたタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置であって、
ロボットが、互いに直交する3方向の各方向に移動するための移動手段と、移動手段による各方向への移動を制御してロボットアームを変位させる移動制御手段と、
環状部材に当接して支持する各ロボットアームに設けられた支持部材と、一対のロボットアームの支持部材を、環状部材内で離間させ、各支持部材を環状部材に内側から当接させて、支持部材により環状部材を支持する手段と、を備え、
前記支持部材が、一方のロボットアームに少なくとも1つ、他方のロボットアームに少なくとも2つ設けられ、一対のロボットアームが、少なくとも3つの支持部材により環状部材を内側から支持することを特徴とするタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置。 - 請求項1に記載されたタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置において、
ロボットが、前記3方向中の1方向に沿う旋回軸回りに旋回するための旋回手段と、旋回手段による旋回を制御してロボットアームを変位させる旋回制御手段と、を備えたことを特徴とするタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置。 - 請求項1又は2に記載されたタイヤ又はタイヤ構成部材の製造装置によりタイヤ又はタイヤ構成部材を製造する製造方法であって、
ロボットアームによりタイヤ又はタイヤ構成部材又はタイヤ構成部材の素材を移動させる工程を有することを特徴とするタイヤ又はタイヤ構成部材の製造方法。
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