JP5405890B2 - 熱伝導性成形体とその用途 - Google Patents

熱伝導性成形体とその用途 Download PDF

Info

Publication number
JP5405890B2
JP5405890B2 JP2009111845A JP2009111845A JP5405890B2 JP 5405890 B2 JP5405890 B2 JP 5405890B2 JP 2009111845 A JP2009111845 A JP 2009111845A JP 2009111845 A JP2009111845 A JP 2009111845A JP 5405890 B2 JP5405890 B2 JP 5405890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boron nitride
nitride powder
heat
thermally conductive
silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009111845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010260225A (ja
Inventor
利貴 山縣
建治 宮田
拓也 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2009111845A priority Critical patent/JP5405890B2/ja
Publication of JP2010260225A publication Critical patent/JP2010260225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5405890B2 publication Critical patent/JP5405890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、熱伝導性に優れた熱伝導性成形体とその用途に関するものであり、特に電子部品用放熱部材として使用した際に、トランジスタ、サイリスタ、CPU(中央処理装置)等の発熱性電子部品を損傷させることなく、電子機器に組み込むことができる熱伝導性成形体に関するものである。
トランジスタ、サイリスタ、CPU等の発熱性電子部品においては、使用時に発生する熱を如何に除去することが重要な問題となっている。従来、このような除熱方法としては、発熱性電子部品を電気絶縁性の放熱シートを介して放熱フィンや金属板に取り付け、熱を逃がすことが一般的に行われており、その放熱シートとしてはシリコーンゴムに熱伝導性フィラーを分散させたものが使用されている。
近年、電子部品内の回路の高集積化に伴いその発熱量も大きくなっており、従来にも増して高い熱伝導性を有する放熱シートが求められてきている。
放熱シートの熱伝導性を向上させる従来技術としては、熱伝導性フィラーを高充填化する手法や異方性を示す熱伝導性フィラーを配向、配列させる手法が取られていたが、必ずしも高熱伝導を示すことはなかった(特許文献1〜4)。
また従来の積層構成された熱伝導性成形体は平均粒子径が7μmの窒化ホウ素粉末が使用されており、シリコーンゴムへ熱伝導性フィラーを40体積%程度しか充填することはできず、低熱伝導であった(特許文献2)。
さらに熱伝導性フィラーとシリコーンゴムとで構成される複合材料中では特に熱伝導性フィラー同士の接触を通じて、熱は伝わりやすいが、平均粒子径が7μmの窒化ホウ素粉末を使用した場合、ゴム内での熱伝導性フィラーの緻密性は低く、熱伝導性フィラー同士が接触しにくいため、熱伝導率は3〜5W/mK程度であった(特許文献2)。
特開平11−21388号公報 特開平11−19948号公報 特開2007−254637号公報 特開2007−277406号公報
本発明の目的は、高い熱伝導性を有し、特に電子部品用放熱部材として好適な熱伝導性成形体を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の手段を採用する。
(1)窒化ホウ素粉末(A)の平均粒子径が25〜45μm、アスペクト比が15〜100であり、窒化ホウ素粉末(B)の平均粒子径が0.5〜5μm、アスペクト比が2〜10であり、窒化ホウ素粉末の(A):(B)の配合割合が質量比で5:5〜9:1の窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー50〜75体積%含有してなるシリコーン積層体を、積層方向から切断することを特徴とする熱伝導性成形体。
(2)シリコーン積層体が、窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー50〜60体積%含有してなるシリコーンシート(C)と窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー65〜75体積%含有してなるシリコーンシート(D)を交互に積層したことを特徴とする前記(1)に記載の熱伝導性成形体。
(3)前記(1)又は前記(2)に記載の熱伝導性成形体からなることを特徴とする電子部品用放熱部材。
本発明によれば、高熱伝導性を示す熱伝導性成形体を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で使用される熱伝導性フィラーとしては、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素等をあげることができる。これらのうち、窒化ホウ素は鱗片状粒子の長さ方向の熱伝導性が極めて高く、その特徴をうまく利用すれば高熱伝導性を付与することができるので、本発明には特に好適なものである。また、その窒化ホウ素粉末としては、粉末X線解析法による黒鉛指数(GI)が2.5以下の高結晶性のものが望ましい。
更に、本発明においては、絶縁性を損なわせない範囲で、アルミニウム、銅、銀、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ等の導電性粉末を併用することもできる。
本発明の熱伝導性成形体における熱伝導性フィラーの含有率は、全体積中の50〜75体積%、特に65〜70体積%であることが望ましい。熱伝導性フィラーの含有率が50体積%未満では熱伝導性成形体の熱伝導性が減少する傾向にある。また75体積%を越えると、成形体の機械的強度が損なわれる傾向にある。
本発明の窒化ホウ素粉末(A)は、平均粒子径が25〜45μmである必要があり、さらに平均粒子径は30〜40μmの範囲のものが好ましい。平均粒子径が45μmより大きくなると熱伝導性フィラーを緻密に充填することが困難となる傾向にある。反対に平均粒子径が25μmより小さくなると充填性が悪くなり、熱伝導性が減少する傾向にある。
本発明の窒化ホウ素粉末(B)は、平均粒子径が0.5〜5μmである必要があり、さらに平均粒子径は1〜3μmの範囲のものが好ましい。平均粒子径が5μmより大きくなると平均粒子径が25〜45μmの窒化ホウ素粉末の粒子と粒子径が近いため、充填性が悪くなる傾向にあり、熱伝導性が減少する傾向にある。反対に平均粒子径が0.5μmより小さくなると全体の熱伝導性材料の充填性が悪くなる傾向にあり、熱伝導性が減少する傾向にある。
本発明における平均粒子径は、島津製作所製「レーザー回折式粒度分布測定装置SALD−200」を用いて測定を行った。評価サンプルは、ガラスビーカーに50ccの純水と測定する熱伝導性粉末を5g添加して、スパチュラを用いて撹拌し、その後超音波洗浄機で10分間、分散処理を行った。分散処理を行った熱伝導性材料の粉末の溶液をスポイドを用いて、装置のサンプラ部に一滴ずつ添加して、吸光度が測定可能になるまで安定するのを待った。このようにして吸光度が安定になった時点で測定を行う。レーザー回折式粒度分布測定装置では、センサで検出した粒子による回折/散乱光の光強度分布のデータから粒度分布を計算する。平均粒子径は測定される粒子径の値に相対粒子量(差分%)を掛けて、相対粒子量の合計(100%)で割って求められる。なお、平均粒子径は粒子の平均直径である。
本発明の窒化ホウ素粉末(A)は、アスペクト比が15〜100である必要があり、さらにアスペクト比は30〜80の範囲のものが好ましい。アスペクト比が100より大きくなるとフィラーの充填性が悪くなる傾向にある。反対にアスペクト比が15より小さくなると樹脂中へ緻密に充填しづらくなり、熱伝導性が減少する傾向にある。
本発明の窒化ホウ素粉末(B)は、アスペクト比が2〜10である必要があり、さらにアスペクト比は3〜8の範囲のものが好ましい。アスペクト比が10より大きくなるとフィラーの充填性が悪くなる傾向にある。反対にアスペクト比が2より小さくなると樹脂中へ緻密に充填しづらくなり、熱伝導性が減少する傾向にある。
窒化ホウ素粉末のアスペクト比は窒化ホウ素粉末をガラススライド上に貼り付けた導電性カーボン両面テープ上に散布し、キーエンス製「3Dリアルサーフェスビュー顕微鏡VE−9800」を用いて、200個の粒子を観察し、その長径と短径の長さを測り、アスペクト比=長径/短径の計算式より算出する。
窒化ホウ素粉末(A)と窒化ホウ素粉末(B)の配合割合は質量比で5:5〜9:1である必要があり、さらに質量比で6:4〜8:2の範囲のものが好ましい。窒化ホウ素粉末(A)の割合が5より小さくなると、フィラーの充填性が悪くなる傾向にある。反対に窒化ホウ素粉末(A)の割合が9より大きくなると、フィラーが緻密に充填しづらくなり、熱伝導性が減少する傾向にある。
従来の技術である平均粒子径7μmの窒化ホウ素粉末を使用した際は困難であった熱伝導性フィラーの高充填化を、粒子径の大きい平均粒子径25〜45μmである窒化ホウ素粉末を充填した際の空隙部を平均粒子径0.5〜5μmである窒化ホウ素粉末で埋めることによって、より緻密に熱伝導性フィラーを充填することが可能となり、フィラーの充填量も従来の45体積%から75体積%まで上昇することが可能となる。
シリコーン積層体は、熱伝導性フィラーとシリコーンゴムとの複合材料を薄板状に成形した未硬化体(以下グリーンシートと呼ぶ)を積層し、加熱硬化させることによって、未硬化のグリーンシート同士が接着し、硬化したシリコーン積層体となる。
シリコーン積層体は、窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率50〜60体積%であるグリーンシートAと窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー含有率が65〜75体積%であるグリーンシートBを交互に積層することが好ましい。さらに窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率53〜58体積%であるグリーンシートAと窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー含有率が68〜73体積%であるグリーンシートBを交互に積層するものがより好ましい。グリーンシートAの窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率が50体積%未満であると熱伝導性フィラーの充填量が少なくなり、熱伝導性が減少する傾向にある。グリーンシートAの窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率が60体積%をこえると、グリーンシートBとの密着性が悪くなり、グリーンシート間の熱伝導性が減少する傾向にある。またグリーンシートBの窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率が65体積%未満であると、熱伝導性フィラーの充填量が少なくなり、熱伝導性が減少する傾向にある。グリーンシートBの窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラーの含有率が75体積%をこえると、グリーンシートBの機械的強度が損なわれる傾向にある。
本発明のマトリックスとして使用されるゴムとしては、シリコーンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレン共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体等をあげることができる。これらのうち、特にシリコーンゴムは成形体としたときの柔軟性、形状追随性、電子部品に接触させる際の発熱面への密着性、更には耐熱性が優れているので最適である。
シリコーンゴムの種類としては、ミラブル型シリコーンが代表的なものであるが、総じて所要の柔軟性を発現させることが難しい場合が多いので、高い柔軟性を発現させるためには付加反応型シリコーンが好適である。付加反応型液状シリコーンの具体例としては、分子量が数万である一分子中にビニル基とH−Si基の両方を有する一液反応型のオルガノポリシロキサン、または末端あるいは側鎖にビニル基を有するオルガノポリシロキサンと末端あるいは側鎖に2個以上のH−Si基を有するオルガノポリシロキサンとの二液性のシリコーンなどである。例えば東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、商品名「SE−1885A/B」がある。
グリーンシートの成形性を向上させるため、重量平均分子量が30万から80万であるビニル基をもつメチルビニルシリコーン生ゴムを添加することが好適である。分子量の大きいメチルビニルシリコーン生ゴムを添加することで、フィラーを高充填化することによる分子鎖の切断を防止し、高フィラー充填化でのグリーンシートの成形を可能にすることができる。例えばモメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、商品名「SRH−32」がある。
また、本発明で使用される付加反応型液状シリコーンは、アセチルアルコール類、マレイン酸エステル類などの反応遅延剤、十〜数百μmのアエロジルやシリコーンパウダーなどの増粘剤、難燃剤、顔料などと併用することもできる。
熱伝導率は、TO−3型に裁断した試料(1mm)をトランジスタの内蔵されたTO−3型銅製ヒーターケース(有効面積6cm)と銅板との間に挟み、初期厚みの10%が圧縮されるように荷重をかけてセットした後、トランジスタに電力15Wをかけて5分間保持し、ヒーターケースと放熱フィンとの温度差(℃)から、次の(1)式で算出される熱抵抗(℃/W)を(2)式で換算したものである。
熱抵抗(℃/W)=温度差(℃)/電力(W)・・・(1)
熱伝導率(W/mK)={試料厚み(m)/{熱抵抗(℃/W)×試料面積(m)・・・(2)
本発明の熱伝導性成形体の製造方法の一例を示すならば、付加反応型液状シリコーン及び窒化ホウ素粉末を室温下で混合し、さらにシリコーン生ゴムを追加し混合してコンパウンドを調整し、それをピストン式又はスクリュー式の押し出し機で押し出してグリーンシートに仮成形した後、それを積層し加熱硬化させた後、積層方向から所望の幅に切断する方法があげられる。
本発明の熱伝導性成形体は、発熱性電子部品又は熱熱性電子部品の搭載された回路基板と冷却装置との間に挟みこんで使用されるものであるが、冷却装置にあらかじめ貼り付け一体化するなどして電子部品用放熱部材として供給することも可能である。冷却装置としては、例えばヒートシンク、放熱フィン、金属又はセラミックスのケース等があげられ、またはそのセラミックスとしては窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭化珪素、窒化珪素、酸化アルミニウム等があげられる。
また、上記電子部品用放熱部材が使用される電子機器としては、パーソナルコンピューター、家庭用ゲーム機、電源、自動車、プロジェクター等をあげることができる。
実施例1〜10 比較例1〜8
表1に示される熱伝導性フィラーとA液(ビニル基を有するオルガノポリシロキサン)とB液(H−Si基を有するオルガノポリシロキサン)の二液性の付加反応型シリコーン(東レダウコーニング社製、商品名「SE−1885」)をA液対B液の混合比を表2、3、5に示す配合(体積%)で混合し、さらにこれにシリコーン生ゴム(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、商品名「SRH−32」)を室温下で混合しコンパウンドを作製した。
このコンパウンドをスリット(1mm×60mm)付きダイスの固定されたシリンダー構造金型内に充填し、ピストンで圧力をかけながらスリットから押し出して、熱伝導性フィラーとシリコーンゴムの複合材料の未硬化の薄板(グリーンシート)を作製した。
この厚さ1mm、幅60mm、長さ120mmのグリーンシート25枚から縦横の長さが50mmの正方形となるようにカッターでグリーンシートを切り出した。そして、正方形のグリーンシート同士の各角を合わせつつ、50mmの高さになるまで50層積層した。その後、乾燥機を用いて150℃で22時間加熱硬化させて、シリコーン積層体を作製した。この1辺の長さが50mmの立方体であるシリコーン積層体をカッターでグリーンシートを重ねた面に対して垂直であり、その辺に対して平行に刃を下ろしながら切断し、本発明のシート状熱伝導性成形体(1mm)を作製した。
表4の実施例11〜13に示すグリーンシートA及びBは、実施例1〜10と同様に表1に示される熱伝導性フィラーとA液(ビニル基を有するオルガノポリシロキサン)とB液(H−Si基を有するオルガノポリシロキサン)の二液性の付加反応型シリコーン(東レダウコーニング社製、商品名「SE−1885」)をA液対B液の混合比を表4に示す配合(体積%)で混合し、さらにこれにシリコーン生ゴム(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製、商品名「SRH−32」)を室温下で混合しコンパウンドを作製した。
それぞれのコンパウンドをスリット(1mm×60mm)付きダイスの固定されたシリンダー構造金型内に充填し、ピストンで圧力をかけながらスリットから押し出して、熱伝導性フィラーとシリコーンゴムの複合材料の未硬化の薄板(グリーンシートA及びB)を作製した。
グリーンシートA及びBを50mmの高さになるまで交互に積層した後、乾燥機を用いて150℃で22時間加熱硬化させて、シリコーン積層体を作製した。このシリコーン積層体をカッターで積層方向に垂直であり、その辺に対して平行に切断し、本発明のシート状熱伝導性成形体(1mm)を作製した。
上記で得られたシート状熱伝導性成形体について、TO−3型に裁断し、熱伝導率を測定した。それらの結果を表2〜5に示す。なお、比較例5はシート状の熱伝導性成形体を作製することができなかった。
Figure 0005405890
Figure 0005405890
Figure 0005405890
Figure 0005405890
Figure 0005405890

表2〜表5の実施例と比較例から、本発明の熱伝導性成形体は、優れた熱伝導性を示している。

Claims (3)

  1. 窒化ホウ素粉末(A)の平均粒子径が25〜45μm、アスペクト比が15〜100であり、窒化ホウ素粉末(B)の平均粒子径が0.5〜5μm、アスペクト比が2〜10であり、窒化ホウ素粉末の(A):(B)の配合割合が体積比で40:60〜95:5の窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー50〜75体積%含有してなるシリコーン積層体を、積層方向から切断することを特徴とする熱伝導性成形体。
  2. シリコーン積層体が、窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー50〜60体積%含有してなるシリコーンシート(C)と窒化ホウ素粉末を含む熱伝導性フィラー65〜75体積%含有してなるシリコーンシート(D)を交互に積層したことを特徴とする請求項1に記載の熱伝導性成形体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の熱伝導性成形体を用いた電子部品用放熱部材。
JP2009111845A 2009-05-01 2009-05-01 熱伝導性成形体とその用途 Active JP5405890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111845A JP5405890B2 (ja) 2009-05-01 2009-05-01 熱伝導性成形体とその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111845A JP5405890B2 (ja) 2009-05-01 2009-05-01 熱伝導性成形体とその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010260225A JP2010260225A (ja) 2010-11-18
JP5405890B2 true JP5405890B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43358730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009111845A Active JP5405890B2 (ja) 2009-05-01 2009-05-01 熱伝導性成形体とその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5405890B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023335A (ja) * 2010-06-17 2012-02-02 Sony Chemical & Information Device Corp 熱伝導性シート及びその製造方法
TWI610407B (zh) 2010-06-17 2018-01-01 Dexerials Corp 導熱片及其製造方法
JP5749536B2 (ja) * 2011-03-28 2015-07-15 電気化学工業株式会社 熱伝導性成形体とその用途
DE112014002796B4 (de) 2013-06-14 2020-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Wärmehärtbare Harzzusammensetzung, Verfahren zur Herstellung einer wärmeleitenden Folie und Leistungsmodul
WO2017159689A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 株式会社カネカ 熱伝導性樹脂組成物
WO2018131486A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 デンカ株式会社 熱伝導性樹脂組成物、放熱シート、放熱部材及びその製造方法
JP6616344B2 (ja) 2017-03-24 2019-12-04 株式会社豊田中央研究所 熱伝導性複合材料
JP6490877B1 (ja) 2017-07-31 2019-03-27 バンドー化学株式会社 熱伝導性樹脂成型品
JP7542317B2 (ja) * 2020-02-06 2024-08-30 積水化学工業株式会社 熱伝導性樹脂シート
JP7235708B2 (ja) * 2020-10-14 2023-03-08 矢崎総業株式会社 熱伝導シートの製造方法
JP2022064582A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 矢崎総業株式会社 熱伝導シート、電子機器及び車載装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59303215D1 (de) * 1992-02-07 1996-08-22 Ciba Geigy Ag Füllstoff für wärmeleitende Kunststoffe
JP3283454B2 (ja) * 1997-11-07 2002-05-20 電気化学工業株式会社 放熱スペーサー
JP3558548B2 (ja) * 1999-04-02 2004-08-25 電気化学工業株式会社 樹脂成形体とその製造方法、及びそれを用いた電子部品の放熱部材
JP4545246B2 (ja) * 1999-06-02 2010-09-15 電気化学工業株式会社 熱伝導性シリコーン成形体の製造方法
JP2002164481A (ja) * 2000-11-13 2002-06-07 Three M Innovative Properties Co 熱伝導性シート
JP4906243B2 (ja) * 2004-06-02 2012-03-28 電気化学工業株式会社 無機質粉末及びその用途
JP2006002076A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd 熱伝導性弾性材料
JP4889110B2 (ja) * 2007-02-05 2012-03-07 日東電工株式会社 熱伝導性樹脂組成物および熱伝導性シートとその製造方法
JP2008255186A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Mitsubishi Electric Corp 熱伝導性樹脂シート及びパワーモジュール
JP5255466B2 (ja) * 2009-01-29 2013-08-07 富士高分子工業株式会社 熱伝導性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010260225A (ja) 2010-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5405890B2 (ja) 熱伝導性成形体とその用途
JP5749536B2 (ja) 熱伝導性成形体とその用途
CN105378914B (zh) 导热性片材
JP6023474B2 (ja) 熱伝導性絶縁シート、金属ベース基板及び回路基板、及びその製造方法
CN111492474B (zh) 绝缘散热片
JP4916764B2 (ja) 異方熱伝導積層型放熱部材
JP7220150B2 (ja) 低誘電率熱伝導性放熱部材
JP6987210B2 (ja) 熱伝導性シート
JPH1126661A (ja) 放熱スペーサー
CN108368418B (zh) 二维热传导材料及其用途
JP2002164481A (ja) 熱伝導性シート
CN108603034B (zh) 热传导构件以及热传导构件的制造方法
JPH1177795A (ja) ゴムシートの製造方法
WO2022044724A1 (ja) 熱伝導性シート及び熱伝導性シートの製造方法
JPH11156914A (ja) ゴムシートの製造方法
CN116964731A (zh) 导热性树脂片
JP7390548B2 (ja) 熱伝導性シリコーン組成物及び熱伝導性シリコーン材料
JP2016079353A (ja) 高熱伝導有機無機コンポジット材料、その製造方法及び有機無機コンポジット膜
JP4514344B2 (ja) 熱伝導性樹脂成形体及びその用途
WO2022264895A1 (ja) 熱伝導シート及び熱伝導シートの製造方法
JPH1119948A (ja) 電子部品用放熱部材の製造方法
JP3464752B2 (ja) 高分子材料成形体とその用途
JP6987941B1 (ja) 熱伝導性シート及び熱伝導性シートの製造方法
WO2022181171A1 (ja) 熱伝導シート及び熱伝導シートの製造方法
JP2022129325A (ja) 熱伝導シート及び熱伝導シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5405890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250