JP5390480B2 - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は脱水兼用洗濯機に関する。
脱水兼用洗濯機では、洗い槽兼脱水槽である回転槽の内底部に撹拌体を備え、洗い運転時には、モータの回転を撹拌体にのみ伝達して撹拌体を回転駆動し、脱水運転時には、前記モータの回転を撹拌体及び回転槽の双方に伝達してそれらを一体的に高速回転させるようになっている。そして、クラッチを、二位置間(脱水用クラッチ位置と洗い用クラッチ位置との間)で移動させることにより、回転槽と撹拌体との連結及び切離しを行なう構成が知られている(例えば特許文献1)。
そして、回転槽に対して撹拌体が切り離された洗い用クラッチ位置となったときに、これを検出するリードスイッチを設けている。
特開平11−244577号公報(図27)
ところが、上記従来構成では、リードスイッチが、クラッチが前記洗い用クラッチ位置となったときにオンし、それ以外でオフとなっているため、クラッチが正常に脱水用クラッチ位置となった場合でも、又、クラッチが洗い用クラッチ位置と脱水用クラッチ位置との間の位置となった場合でもオフとなり、クラッチが正常に脱水用クラッチ位置に位置していると特定できないものであった。
そこで、クラッチが洗い用クラッチ位置に至ったこと及び脱水用クラッチ位置に至ったことを特定できる脱水兼用洗濯機を提供する。
本実施形態の脱水兼用洗濯機は、洗濯物が収容される回転槽と、この回転槽内に設けられモータにより回転される撹拌体と、前記回転槽を回転させる槽軸の外周に常時係合した状態で上下動可能とされ、下降することにより固定側に設けられた嵌合部から離脱し且つ前記撹拌体を回転させる撹拌軸に係合して前記回転槽を該撹拌体に連結させる脱水用クラッチ位置と、上昇することにより前記撹拌軸との係合が外れ且つ前記嵌合部に嵌合して前記回転槽を撹拌体から切離した状態に固定させる洗い用クラッチ位置との間で切替可能に設けられた円筒状のクラッチと、洗濯運転の所定タイミングで前記クラッチを前記脱水用クラッチ位置へ移動させ、又、別の所定タイミングで前記クラッチを前記洗い用クラッチ位置へ移動させるクラッチ移動手段と、前記クラッチと一体移動可能に設けられて上下に異なる磁極が形成された永久磁石を有すると共に、この永久磁石の移動域に対応して固定側に設けられた上側ホールIC及び下側ホールICを有し、この上側ホールIC及び下側ホールICの磁極検出結果に基づいて前記クラッチの位置が前記脱水用クラッチ位置であるか前記洗い用クラッチ位置であるかを区別して検出するクラッチ位置検出手段と、前記脱水用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記脱水用クラッチ位置検出でないときに前記モータを間欠運転させることを実行する脱水用クラッチ調整手段と、前記洗い用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記洗い用クラッチ位置検出でないときに前記モータを間欠運転させることを実行する洗い用クラッチ調整手段とを具備してなる。
実施形態の脱水兼用洗濯機における脱水用クラッチ位置への切替制御を示すフローチャート(その1) 同フローチャート(その2) 洗い用クラッチ位置への切替制御を示すフローチャート (a)はクラッチが脱水用クラッチ位置にある状態の概略側面図、(b)は洗い用クラッチ位置にある状態の概略側面図、(c)は中間位置にある状態の概略側面図 電気的構成を概略的に示す図 クラッチの脱水用クラッチ位置におけるクラッチ部分の拡大縦断面図 クラッチの洗い用クラッチ位置におけるクラッチ部分の拡大縦断面図 モータ及び回転伝達機構部分の縦断面図 モータ及びクラッチ部分の分解斜視図 クラッチの縦断面図 被嵌合部及び嵌合部の歯部の形状を示す拡大図 共回り防止装置にクラッチレバーを組付けた状態の斜視図 共回り防止装置にクラッチレバーを組付けた状態の縦断面図 共回り防止装置の斜視図 図14のX−X線に沿う支持部の外壁部の縦断面図 クラッチレバーの上下反転した状態の斜視図 図16のY−Y線に沿うクラッチレバーの軸部部分の縦断面図 脱水運転時におけるクラッチレバーの斜面部と操作レバーの斜面部との関係を示す縦断背面図 ギアドモータと操作レバーとの関係を示すもので、排水弁の閉塞状態(a)及び開放状態(b)の底面図 クラッチの各位置におけるホールICの出力状態を示す図 ホールICの出力電圧と検出磁極の関係を示す図 脱水用クラッチ調整におけるモータの駆動状況を示すタイムチャート 洗い用クラッチ調整におけるモータの駆動状況を示すタイムチャート 洗濯機の全体構成を概略的に示す縦断側面図 位置検出器部分の縦断側面図 位置検出器部分を下方から見た斜視図 同位置検出器部分を別の下方から見た斜視図 同位置検出器部分を別の下方から見た斜視図 基板の斜視図
以下、実施形態による脱水兼用洗濯機について、図面を参照しながら説明する。まず、図24は、脱水兼用洗濯機1の概略構成を示している。ここで、ほぼ矩形箱状をなす外箱2内には、脱水時等に水を受ける水槽3が弾性吊持機構4を介して設けられている。そして、前記水槽3内には、内部に洗濯物が収容される洗い槽兼脱水槽としての回転槽5が回転可能に設けられており、またその回転槽5内の底部には、水流生成用の撹拌体(パルセータ)6が設けられている。
詳しくは後述するように、前記水槽3の外底部には、インバータ駆動方式のアウタロータ形のモータ7及び、そのモータ7の回転駆動力を前記回転槽5及び撹拌体6へ伝達する回転伝達機構8が設けられている。これらモータ7及び回転伝達機構8により、洗剤洗いやすすぎ洗いの運転においては、前記撹拌体6が正逆回転されて回転槽5内に撹拌水流が生成され、脱水運転においては、前記回転槽5が撹拌体6と一体的に高速回転されるようになっている。
また、前記水槽3の底部には、前記回転槽5からの排水を行うための排水路9が設けられ、この排水路9に、排水弁10を介して排水ホース11が接続されている。前記排水弁10は、ギアドモータ12(図5、図19参照)により開閉されるようになっている。さらに、水槽3の底部には、該水槽3からの排水を行うための排水口13が設けられ、詳しく図示はしないが、この排水口13が前記排水ホース11に接続されている。尚、前記排水路9には、エアトラップ14が設けられ、このエアトラップ14内の圧力が図示しないエアチューブを介して水位センサ64(図5にのみ図示)に導かれるようになっている。
一方、前記回転槽5の上端部にはバランスリング15が装着されていると共に、脱水時の該回転槽5からの排水を、そのバランスリング15との間を通して行うための脱水孔16が設けられている。また、前記水槽3の上端部には、一部のみ示すように、ほぼリング状をなす桶カバー17が設けられており、その開口部が前記回転槽5の上面開口部に連通している。
そして、前記外箱2の上端部には、プラスチック製のトップカバー18が設けられている。詳しく図示はしないが、このトップカバー18は、中央にほぼ円形の洗濯物出入口を有する矩形枠状をなすと共に、薄形の中空箱状をなしている。このトップカバー18の上面部には、前記洗濯物出入口を開閉するための二つ折りタイプの蓋19が設けられている。尚、この蓋19部分には、該蓋19の開閉を検知するための蓋スイッチ65(図5にのみ図示)が設けられている。
詳しい説明及び図示は省略するが、前記トップカバー18の後辺部には、回転槽5内に給水を行うための給水弁66(図5参照)等からなる給水機構や、洗剤・助剤供給装置が設けられている。また、後述するように、前記トップカバー18の前辺部には、上面に位置して操作パネル67(図5参照)が設けられていると共に、その内側に位置してマイコンを主体としてなり全体の制御を行なう制御装置68が設けられている。さらには、ポンプモータ69(図5参照)により駆動され風呂水等を給水するための風呂水ポンプも設けられている。
ここで、前記モータ7及び回転伝達機構8について、図6ないし図19を参照して述べる。図8は、これらモータ7及び回転伝達機構8部分の構成を示しており、ここで、前記水槽3の外底部には、中空ハウジング19が取付けられている。この中空ハウジング19は、上フレーム20と下フレーム21とを外周側部分にて結合して構成されており、上フレーム20の中央部には、上向きに凸となる円筒部20aが形成されていると共に、下フレーム21の中央部には下向きに凸となる円筒部21aが形成されている。
前記円筒部20a及び円筒部21a内には、夫々ボールベアリングからなる軸受22及び23が嵌合固着され、これら軸受22、23に支持されて中空状(円管状)の槽軸24が設けられている。この槽軸24の軸受22から突出する上端部外周には、支持筒25が嵌合固着され、この支持筒25の上端のフランジ部25aに前記回転槽5が固定されている。これにて、槽軸24の回転により回転槽5が一体回転するようになっている。尚、円筒部20aの内周面と支持筒25の外周面との間には、シール部材26が設けられている。
そして、前記槽軸24の中空部内には、撹拌軸27が上下に貫通するように挿通されている。この撹拌軸27は、槽軸24の内周部上下部に設けられたメタル軸受28、28並びに前記支持筒25の上端部内周部に設けられた軸受29によって槽軸24に対して回転自在に支持されており、その上端部が前記撹拌体6に連結されている。これにて、撹拌軸27の回転により撹拌体6が一体回転するようになっている。また、この撹拌軸27の下端部が前記モータ7に連結されている。
前記モータ7は、図8にも示すように、リング状をなすステータ30と、薄形円筒容器状をなすロータ31とから構成される。前記ステータ30は、ステータコア32の外周の各ティース部に三相の巻線33を巻装して構成され、前記下フレーム21の下面に対して下方からねじ止めされることにより取付けられている。一方、前記ロータ31は、前記ステータ30の外周に僅かな隙間を存して配置されるロータマグネット34及びその外周に位置されるロータヨーク35をインサート成形により一体的に有して構成されている。
このロータ31の中心部には、円筒状のボス部36が固着され、前記撹拌軸27の下端部がこのボス部36に対してセレーション結合状態に挿入され、例えばナット締めにより取付けられている。従って、前記ロータ31の回転は常に撹拌軸27にダイレクトに伝達されるようになっている。尚、図6及び図7にも示すように、このボス部36は、その上端が、前記槽軸24の下端よりも僅かに下方に位置され、また、その外径寸法が、該槽軸24の外径寸法よりも大きく構成されている。
そして、前記槽軸24の下端外周部には、該槽軸24と前記ボス部36との連結及び切離しを行なうためのクラッチ37が設けられている。これと共に、前記下フレーム21の下面部には、このクラッチ37を上下動させてその状態を切替えるためのクラッチ移動手段の一部を構成する昇降機構38が設けられると共に、嵌合部を有した共回り防止装置39が設けられる。
前記クラッチ37は、合成樹脂この場合ガラスフィラー入りのポリアセタール樹脂からなり、図6及び図7、図10にも示すように、全体としてほぼ円筒状をなすと共に、その内周部が、上半部で径小、下半部にて径大とされた段付き形状とされると共に、上半部の内周面全周には、上下方向に延びる係合部たる上部内セレーション部40が形成され、下半部の内周面全周には、上下方向に延びる下部内セレーション部41が形成されている。
これに対し、図6、図7、図9に示すように、前記槽軸24の下端部(前記軸受23から下方に突出した部位)の外周部には、前記上部内セレーション部40に対応して上下方向に延びる摺動案内部たるセレーション部42が形成されている。一方、前記ボス部36の上部外周部にも、前記下部内セレーション部41に対応して係合部たるセレーション部43が形成されている。前記クラッチ37は、上部内セレーション部40が前記セレーション部42に常に係合されることにより、槽軸24の下端部外周に上下動自在且つ周方向に一体的に回転するように嵌挿されている。
これにて、クラッチ37が図6及び図8に示す下降した位置(脱水用クラッチ位置)にあるときには、クラッチ37の上部内セレーション部40が槽軸24のセレーション部42に係合すると共に、下部内セレーション部41がボス部36のセレーション部43に係合し、もってボス部36ひいては撹拌軸27と槽軸24とを一体的に回転するように連結するようになっている。このとき、槽軸24の下端部外周部には、前記クラッチ37と前記軸受23の下端部との間に位置して、クラッチ付勢手段たるコイルばね44が配設され、クラッチ37は常に下降位置(脱水用クラッチ位置)に向けて付勢されるようになっている。このクラッチ37は撹拌軸27及び槽軸24と同心状態をなす。
そして、図10にも示すように、前記クラッチ37の上端部外周部には、円形鍔状のフランジ部37aが一体に形成されており、そのフランジ部37aの上面外周部に、円周方向に並んだ複数の歯部45aを有するいわばウォームギアの如き形態の被嵌合部45が形成されている。このとき、図11に示すように、歯部45aの先端部(上端部)は山形とされ、その両側の傾斜面の傾斜角度αは、水平方向に対して45度未満とされている。
これに対し、前記共回り防止装置39は、例えばガラスフィラー入りのポリアセタール樹脂からなり、図6、図7、図13等に示すように、前記下フレーム21の円筒部21aの外周に嵌り込む大きさの薄形の円筒状をなすと共に、上端外周にフランジ部39aを一体に有し、そのフランジ部39aにて下フレーム21の底面にねじ止め固定されている。この場合、共回り防止装置39は、円筒部21a(軸受部)の外周に位置して設けられているので、回転伝達機構8部分全体を上下方向にさほど大形化することなく配設されるようになっている。
このとき、この共回り防止装置39の内周面の下半部には、図12〜図14にも示すように、前記クラッチ37の上昇位置にてその被嵌合部45(歯部45a同士間の谷部)に噛合う歯部46aを有する嵌合部46が設けられている。この場合、図11に示すように、歯部46aの先端部(下端部)も、前記嵌合部45の歯部45aと同様な山形とされ、その両側の傾斜面の傾斜角度αが、水平方向に対して45度未満とされている。さらに、この共回り防止装置39には、後述するクラッチレバー47を支持するための一対の支持部48、48が一体に設けられている。
これにて、クラッチ37が図7に示す上昇した位置(洗い用クラッチ位置)にあるときには、ボス部36から切離されて上部内セレーション部40がセレーション部42に係合するのみとなると共に、被嵌合部45が嵌合部46に嵌合し、クラッチ37が下フレーム21ひいては水槽3に固定され回転不能とされ、もって撹拌軸27のみが回転可能とされるようになっている。尚、詳しく図示はしないが、本実施例では、クラッチ37の脱水用クラッチ位置と洗い用クラッチ位置との途中の位置において、クラッチ37の下部内セレーション部41がボス部36のセレーション部43に一部結合され、且つ被嵌合部45の歯部45aが嵌合部46に一部嵌合する状態を有する寸法関係とされている。
一方、前記昇降機構38は、前記コイルばね44、前記クラッチ37を上下動させるクラッチレバー47、このクラッチレバー47を揺動させる操作レバー49、クラッチレバー付勢手段たる引張ばね50(図8、図13参照)等から構成されている。このうちクラッチレバー47は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂からなり、図16に示すように、平行に延びる一対の腕部47a、47aを基端側で繋いだ形態のほぼコ字状をなすと共に、その基端部中央部から後側に突出する突出部47bを有して構成されている。この突出部47bの上面には、図18にも示すような斜面部51が形成されている。
前記各腕部47aの先端部には、前記クラッチ37のフランジ部37aの下面側に係止してそれを押し上げるための作動部たる当接ピン52が内側に突出して設けられている。このとき、一対の当接ピン52は、フランジ部37aのうち直径方向両端の2か所に当接するようになっている。また、各腕部47aの基端側部分には、図17に示すように、前記支持部48に軸支される内側軸部53及び及び外側軸部54が同軸となるように一体に設けられている。このうち外側軸部54については、先端部に、斜め上向き(図17では斜め下向き)の傾斜面54aが形成されている。
このとき、図12ないし図14並びに図18にも示すように、前記共回り防止装置39に一体に設けられる一対の支持部48、48は、共回り防止装置39のやや後部寄り部分に円筒状部分を左右に挟むように対向して設けられ、フランジ部39aの下面から下方に延びる角筒状をなしている。そして、その下端部には、左右に対向する舌片状の内壁部48a及び外壁部48bを有している。図14に示すように、内壁部48aの下端部には、下方に開放するU字状の溝部55が形成され、外壁部48bには、係止孔部56が形成されている。尚、図15に示すように、外壁部48bのうち内面側は、係止孔部56から下方に延びて、肉厚がほぼ半分とされた如き案内凹部57が形成されている。
前記クラッチレバー47は、前記各腕部47aの基端側が、各支持部48の内壁部48a及び外壁部48b間に挟まれた形態で支持されるのであるが、このとき、前記内側軸部53がU字状の溝部55に下方から差込まれてその溝部55内に保持されると共に、前記外側軸部54が、その傾斜面54aが案内凹部57を摺動するように案内されて係止孔部56内に挿入されるようになっている。これにて、図12及び図13に示すように、クラッチレバー47は、中間部分が前記支持部48に軸支されて、上下方向(矢印A及びB方向)に揺動可能に設けられるのである。
前記操作レバー49は、図8及び図19に示すように、その中間部が前記下フレーム21に軸支されて水平方向(矢印C及びD方向)に回動可能に設けられ、その先端部の下面には、図18にも示すように、前記クラッチレバー47の基端部の斜面部51に摺接する斜面部58が形成されている。また、このとき、図8、図13に示すように、前記引張りばね50は、前記クラッチレバー47の基端部側と前記共回り防止装置39との間に掛け渡されて該クラッチレバー47を矢印A方向に付勢しており、もってクラッチレバー47の斜面部51が操作レバー49の斜面部58に常に摺接するようになっている。
一方、図19に示すように、前記ギアドモータ12はワイヤ59及び連結金具60を介して前記排水弁10に連結され、(a)に示すように、通常時は前記ワイヤ59を繰出した状態とされて排水弁10が閉塞状態にあり、(b)に示すように、前記ワイヤ59を巻上げることにより、排水弁10を開放させるようになっている。このとき、前記操作レバー49の基端部は、前記連結金具60に連結され、もって操作レバー49は、ギアドモータ12により、排水弁10の開閉と連動して矢印C及びD方向に回動するようになっている。
これにて、洗剤洗いやすすぎ洗いの行程においては、操作レバー49は図19(a)の状態(図18の状態から矢印C方向に回動した状態)にあって、クラッチレバー47の基端部を押し下げており、もって図7に示すように、クラッチレバー47の先端の当接ピン52がクラッチ37をコイルばね44のばね力に抗して上方に押上げて洗い用クラッチ位置に位置させるようになっている。
これに対し、脱水行程においては、操作レバー49は図19(a)の状態から矢印D方向に回動されて図19(b)に示す状態となり、斜面部58が斜面部51を相対的に摺動することにより、図18及び図6、図8に示すように、クラッチレバー47の基端部が矢印A方向に揺動し、当接ピン52が下降し、もってクラッチ37がコイルばね44のばね力によって脱水用クラッチ位置に下降するようになっている。尚、このクラッチ37の脱水用クラッチ位置では、当接ピン52がクラッチ37のフランジ部37aから若干量だけ下方に離間するようになっている。
そして、図6ないし図8に示すように、前記クラッチ37のフランジ部37aの下面には、該クラッチ37の動作位置を検出するために永久磁石62が同心状態に取り付けられている。この永久磁石62は、例えばプラスチックマグネットからリング状に形成されており、上半分がN極に着磁され、下半分がS極に着磁されている。もって、この永久磁石62には、上下に異なる磁極が形成されている。
さらにこの永久磁石62の移動域に対応するように位置検出器63が、固定側に相当する前記共回り防止装置39に取付けられている。
前記位置検出器63は、図25ないし図29に示すように構成されている。すなわち、この位置検出器63のケース81は一面が開口(符号81aで示す)した略箱状をなす。このケース81において永久磁石62に向く壁81b(以下内側の壁81bという)は前記共回り防止装置39の中心(撹拌軸27中心)を中心とするほぼ円弧状に形成され、そして、当該内側の壁81bと反対側の壁81c(以下外側の壁81cという)は、前記開口81aから奥方へ向かうに従って途中まで傾斜し(内側の壁81bに対して次第に接近し)、この途中部から奥方先端まで略接線方向へ延びる形態となっている。
上記ケース81の上部の2か所には、被係合部としての第1の係合爪82(図25参照)と第2の係合爪83(図28参照)とが上向きに形成されており、これら第1の係合爪82及び第2の係合爪83に対応するように、共回り防止装置39には、係合部としての係合孔部39b、39cが形成されている。又、前記共回り防止装置39には図25に示すようにケース81の上部角部81dに合致する凹部39d(ケース位置決め手段)が形成されている。
前記ケース81内には、図29に示す基板84が前記開口81aから内部に挿入配置されている。なお、この基板84にはホルダ85が取着されており、このホルダ85に前記両ホールIC63a、63bが配設されている。さらに、このホルダ85には両ホールIC63a、63bの間に位置して例えば小円柱状の位置決め突部85a(基板位置決め手段)が形成されている。又、基板84には両ホールIC63a、63bに接続されたコネクタ86(図26に示す、図29では省略)が設けられている。また、この基板84の一端部の上下部には抜け止め用の突部84a、84bが形成されている。
前記ケース81には、前記位置決め突部85aに対応する内側の壁81b内面には、当該位置決め突部85aと嵌合する位置決め凹部81e(基板位置決め手段)(図25参照)が形成されている。また、このケース81には、開口部81aの縁部に、前記抜け止め用の突部84a、84bに対応して抜け止め孔部81f´、81g´を夫々有した突片部81f、81gが形成されている。
前記基板84は、ケース81の開口81aからケース81奥方へ挿入されることにより該ケース81内に配設されたものであり、この場合、基板84の先端部84s(図29参照)が、ケース81において傾斜する前記外側の壁81c内面により案内されて、両ホールIC63a、63bが内側の壁81b内面に接近し、そしてホルダ85の位置決め突部85aがケース81の位置決め凹部81eに嵌合することで、該ケース81に対する基板84の位置決めがなされる。この場合、基板84の抜け止め用の突部84a、84bが突片部81f、81gの抜け止め孔部81f´、81g´に夫々嵌合して、当該基板81がケース81から抜け止めされている。
このようにして基板84がケース81に挿入配設された後、当該ケース81を共回り防止装置39に取付ける。すなわち、ケース81の前記第1の係合爪82及び第2の係合爪83を、共回り防止装置39の係合孔部39b、39cに差し込み係合されている。この場合、ケース81の上部角部81dが共回り防止装置39の凹部39dに嵌合されることにより、当該ケース81が共回り防止装置39に位置決め状態に配設されている。
このようにして、ケース81は共回り防止装置39に対して位置決めされ、且つ、両ホールIC63a、63bをホルダ85を介して所定位置に備えた基板84はこのケース81に位置決め状態に挿入配設されていて、且つ永久磁石62が共回り防止装置39及び撹拌軸27と同心状態に取り付けられているから、両ホールIC63a、63bは永久磁石62に対する径方向の適正位置及び接線方向の適正位置に位置決めされている。
なお、前記コネクタ86には、前記係合孔39bを通して共回り防止装置39内から外部へ導出された接続用リード線87a群のコネクタ87が接続される。
上述から分かるように、前記位置検出器63は、上側磁極検出手段としての上側ホールIC63aと、下側磁極検出手段としての下側ホールIC63bとを上下に有する。これら両ホールIC63a、63bは検出する磁極に応じて出力電圧が例えば5Vから0Vの間で異なるものである。すなわち、両ホールIC63a、63bは出力電圧により磁極検出を行うものである。この場合、クラッチ37が洗い用クラッチ位置(図7参照、永久磁石63が上側位置)にあるときに、両ホールIC63a、63bが相対的に永久磁石62のS極と接近する(N極よりはS極に近い)ことで当該S極を検出し、夫々S極検出相当の電圧(3.75V以上の電圧)を出力する。この両ホールIC63a、63bの出力は、図5に示す制御装置68に与えられ、この制御装置68は両入力が上記S極検出相当の電圧(3.75V以上の電圧)であることをもって、両ホールIC63a、63bがS極を検出したと判定し、これをもって、クラッチ37が洗い用クラッチ位置にあることを検出(特定)する(図20、図21参照)。
又、クラッチ37が脱水用クラッチ位置(図6参照、永久磁石63が下側位置)にあるときに、両ホールIC63a、63bが相対的に永久磁石62のN極と接近する(S極よりはN極に近い)ことで、両ホールIC63a、63bが永久磁石62のN極検出相当の電圧(1.25V未満の電圧)を出力する。この場合、制御装置68は、両入力が上記N極検出相当の電圧(1.25V未満の電圧)であることをもって、両ホールIC63a、63bがN極を検出したと判定し、これをもって、クラッチ37が脱水用クラッチ位置にあることを検出(特定)する。
又、クラッチ37が洗い用クラッチ位置と脱水用クラッチ位置との中間にあるときには、図4(c)に示すように永久磁石62が両ホールIC63a、63bの中間に位置するようになり、上側ホールIC63aが相対的に永久磁石62のN極と接近し、下側ホールIC63bがS極と接近する。これにより上側ホールIC63aがN極検出相当の電圧(1.25V未満の電圧)を出力し、下側ホールIC63bがS極検出相当の電圧(3.75V以上の電圧)を出力する。そして制御装置68は、上側ホールIC63aからの入力がN極検出相当の電圧であって、下側ホールIC63bからの入力電圧がS極検出相当の電圧であることをもって、クラッチ37が中間位置にあることを検出(特定)する。
上述した永久磁石62と位置検出器63の両ホールIC63a、63bと前記制御装置68の上述の検出機能とによりクラッチ位置検出手段61が構成されている。このクラッチ位置検出手段61は、上述したように前記上側ホールIC63a及び下側ホールIC63bの磁極検出結果に基づいて前記クラッチ37の位置が前記脱水用クラッチ位置であるか前記洗い用クラッチ位置であるかを区別して検出するものであり、さらに中間位置もこれらと区別して検出するものである。
図5は、前記制御装置68を中心とした電気的構成を概略的に示している。ここで、交流電源Vacを直流に変換する直流電源回路70には、モータ駆動回路としてのインバータ主回路71が接続されている。周知のように、このインバータ主回路71は、6個のスイッチング素子71a〜71fを3相ブリッジ接続して構成され、このインバータ主回路71に前記モータ7の各相の巻線33が接続されている。
前記インバータ主回路71の各スイッチング素子71a〜71fは、制御装置68によりインバータ制御回路72を介してオン、オフ制御されるようになっている。また、前記モータ7には、ロータ31の位置検出を行なう複数の位置検出素子73(1個のみ図示)が設けられている。この位置検出素子73の位置検出信号は、モータ7の回転速度検出にも用いられるようになっている。これにて、モータ7は、制御装置68により、可変速且つ正逆転可能に駆動制御されるようになっている。
さらに、この制御装置68には、前記操作パネル67のキー操作信号が入力されるようになっていると共に、前記水位センサ64、蓋スイッチ65からの検出信号及び両ホールIC63a、63bからの磁極検出用信号である前記出力電圧が入力されるようになっている。そして、制御装置68は、前記モータ7を制御すると共に、駆動回路74を介して給水弁66を制御し、駆動回路75を介してギアドモータ12を制御し、駆動回路76を介してポンプモータ69を制御するようになっている。尚、制御装置68は、報知手段として機能するブザー77も制御するようになっている。
これにて、制御装置68は、使用者による操作パネル67のキー操作及び前記各種の入力等に基づき、ROM等に記憶された制御プログラムに従って、前記モータ7や給水弁66、ギアドモータ12等の各機構を制御して、洗剤洗い、すすぎ洗い、脱水に大別される3行程からなる洗濯運転を自動で実行させるようになっている。前記洗剤洗い、すすぎ洗いの運転では、撹拌体6が低速で性逆方向に交互に回転され、脱水運転では、回転槽5及び撹拌体6が高速で一方向(正方向)に一体回転される。
そして、前記制御装置68は、上記洗濯運転の所定タイミングで脱水方向クラッチ切替指令(モータ7に対する排水弁開放方向への回転駆動指令)を発生して、クラッチ37を洗い用クラッチ位置から脱水用クラッチ位置へ切り替え制御(以下、脱水用クラッチ位置への切替制御という)すると共に、別の所定タイミングで洗い方向クラッチ切替指令(モータ7に対する排水弁閉鎖方向への回転駆動指令)を発生して、クラッチ37を脱水用クラッチ位置から洗い用クラッチ位置へ切り替え制御(以下、洗い用クラッチ位置への切替制御という)する。
前記脱水用クラッチ位置への切替制御は、洗剤洗い行程、すすぎ洗い行程の終了時の排水弁10開放というタイミング(所定タイミング)で実行され、又、前記洗い用クラッチ位置への切替制御は、洗剤洗い行程及びすすぎ洗い行程の開始直前で排水弁10を閉鎖するタイミング(別の所定タイミング)で実行される。
前記脱水用クラッチ位置への切替制御においては、前記ギアドモータ12を一方向に回転させて操作レバー49を図19(a)の状態から矢印D方向に回動(クラッチ37は下方へ移動)させる。
又、前記洗い用クラッチ位置への切替制御においては、前記ギアドモータ12を逆方向へ回転させて操作レバー49を図19(b)の状態から矢印C方向に回動(クラッチ37は上方へ移動)させるように回転動作させる。
上記制御装置68、ギアドモータ12及び昇降機構38から、クラッチ移動手段が構成されている。尚、脱水行程の終了後に、クラッチ37を脱水用クラッチ位置から洗い用クラッチ位置に切替えるようにしても良い。
さて、前記制御装置68は、クラッチ位置の切り替えを制御する機能を有しており、さらに脱水用クラッチ調整手段及び洗い用クラッチ調整手段としての機能も有している。これらの機能について図1ないし図3を参照して説明する。まず、図1には、脱水用クラッチ位置への切替制御についてのフローチャートを示しており、この脱水用クラッチ位置への切替制御は、洗濯運転時における前記所定のタイミングで実行される。
ステップS1ではギアドモータ12を排水弁開放となる回転方向へ駆動しては排水弁10を開放させる。ステップS2では、水位センサ64からの水位検出信号を監視して水位が適正に減少するか否かを判断して、排水異常検出か否かを判断する。排水異常検出でなければ(ステップS2の「NO」)、ステップS3で脱水用クラッチ調整を実行する(脱水用クラッチ調整手段)。この脱水用クラッチ調整は、図22に示すように、モータ7を正方向(脱水回転方向)及び反転方向へ、所定角度づつ、小刻みに回転させることを行う。すなわち、最初はモータ7を最初の角度位置(0度位置)から正方向へ2.5度の角度分回動するように駆動し、そして反転方向へ5度回動させ、次に正方向へ5度回動させ、さらに2.5度反転させる。そして、若干時間休止をして正方向へ5度、反転方向へ2.5度を所定回数繰り返し、最初の0度位置から正方向へ25度回動させたところで、若干時間休止をし、その後、正方向へ2.5度回動し、そして5度反転方向へ回動し、同じく5度正方向へ回動し、さらに2.5度反転方向へ回動させる。なお、図22の符号Taはこの脱水用クラッチ調整の実行時間を示している。
これにより、嵌合部46に対するクラッチ37の被嵌合部45の離脱が促される。
次のステップS4では、制御装置68はクラッチ37が脱水用クラッチ位置に至ったか否かを判断しており、すなわち、両ホールIC63a、63bの出力電圧がいずれもN極検出相当電圧(1.25V未満)であるか否かを監視しており、両ホールIC63a、63bの出力電圧がいずれもN極検出相当電圧となれば、クラッチ37が脱水用クラッチ位置に至ったことを検出する。このクラッチ位置変更の完了が判定されると、図2に示すステップS12移行の脱水運転の実行へと進む。
前記ステップS2で排水異常が検出されると、ステップS5に移行してブザー77に異常報知をさせた後、この制御を停止(洗濯運転停止)する。
又、前記ステップS4で、クラッチ37が脱水用クラッチ位置に達していない(脱水用クラッチ位置検出がなされない)場合には、ステップS6に移行して、前述の脱水用クラッチ調整の実行回数が所定回数(この場合4回)未満であるうちはステップS3で脱水用クラッチ調整を実行し、この所定回数となると、ステップS7に移行し、給水によるほぐし処理(これはステップS9、ステップS10、ステップS11からなる)の実行回数が所定回数この場合3回に達したか否かを判断し、3回に達していなければ、ステップS9で給水弁66を開放して給水動作を開始し、この給水水位が予め設定された水位、この場合、洗い水位のうちの高水位となったところで(ステップS10で判断)、ステップS11で給水動作を停止し、そして、再度ステップS1に移行する。この給水ほぐし処理により、回転槽5内の洗濯物がほぐされ、回転槽5と撹拌体6とが洗濯物により連結された状態となっていることが解消されるようになる。
又、前記ステップS7で、給水によるほぐし処理の実行回数が所定回数この場合3回となったことが判断されると、ステップS8に移行して、ブザー77にクラッチ位置変更異常を報知させた後、この制御(洗濯運転)を停止する。
又、ステップS12に移行すると、モータ7を高速回転させて脱水運転を実行する。そしてステップS13では、クラッチ位置が変化したか(クラッチ位置が脱水用クラッチ位置以外に変化したか)否かを判断し、クラッチ位置変化がなければ、脱水運転を継続し、クラッチ位置変化があれば、ステップS14に移行し、脱水運転を停止する。そして、ステップS15に移行して、このクラッチ位置変化が検出された回数が2回目であるか否かを判断し、最初は「NO」であるから、図1のステップS1に戻って最初の制御からやり直す。又、2回目であることが判断されると、ステップS16に移行して、クラッチ切替異常をブザー77に報知させた後、この制御を停止する。
図2には、洗い用クラッチ位置への切替制御についてのフローチャートを示しており、この洗い用クラッチ位置への切替制御は、洗濯運転時における前記所定のタイミングで実行される。
ステップT1ではギアドモータ12を排水弁閉鎖となる回転方向へ駆動しては排水弁10を閉鎖させる。そして、ステップT2では洗い用クラッチ調整を実行する(洗い用クラッチ調整手段)。
この洗い用クラッチ調整は、図23に示すように、モータ7を停止状態(角度0度)から正転方向に角度2.5度の位置まで回転させた後、逆転方向に角度−2.5度の位置まで回転させ、角度0度の位置に戻し、次いで、角度12度の位置まで回転させた後、角度−12度の位置まで逆転させ、角度0度の位置に戻し、さらに、角度2.5度の位置まで回転させた後、角度−2.5度の位置まで逆転させ、角度0度の位置に戻すことにより行なわれ、所要時間は約10秒とされている。これにより嵌合部46に対するクラッチ37の被嵌合部45の係合が促される。
次のステップT3では、両ホールIC63a、63bの出力電圧が、S極検出相当電圧(3.57V以上)であるか否かをもってクラッチ37が洗い用クラッチ位置に至ったか否かを判断しており、クラッチ37が洗い用クラッチ位置に至ったことが判断されると、正常にクラッチ切替動作したとして、洗剤洗い運転、又はすすぎ洗い運転の実行へと移行する。
上記ステップT3で、クラッチ37が洗い用クラッチ位置に至っていないと判断されたときには、ステップT4に移行し、ステップT2の洗い用クラッチ調整の実行回数が6回に達したか否かを判断し、達していなければステップT2に戻って洗い用クラッチ調整を再度実行する。前記6回に達すれば、ステップT5に移行し、重量検出の行程前のクラッチ37の切替え動作でないこと(ステップT5にてNo)、及び、給水によるほぐし処理が既に行なわれていないこと(ステップT6にてNo)を条件に、ステップT7〜ステップT9で示すように、所定水位(予め設定された水位のうちの高水位)まで給水することにより、給水に補助処理が実行される。この給水により、回転槽5内の洗濯物がほぐされ、回転槽5と撹拌体6とが洗濯物により連結された状態となっていることが解消されるようになる。この給水の実行後は、再度ステップT2に戻り、洗い用クラッチ調整が実行されるようになる。
前述のステップT5で「YES」、又はステップT6で「YES」であれば、ステップT10〜ステップT15を実行することで、一旦クラッチ37を脱水用クラッチ位置に戻して該クラッチ37を180度回転させて角度位置を変えることを行う。すなわち、ステップT10では、後述のステップT15で実行するクラッチ回転角度位置変更の処理を既に実行済みであるか否かを判断し、最初は「NO」であるのでステップT11に移行してギアドモータ12を排水弁開放となる回転方向へ駆動しては排水弁10を開放させる(これの趣旨はクラッチ37を元に戻すところにある)。そして、ステップT12、ステップT13、ステップT14では、前述のステップS3、ステップS4、ステップS6と同様の脱水用クラッチ調整の処理を行い、ステップT13で「YES」、つまりクラッチ37が脱水用クラッチ位置に達したことが判断されたら、ステップT15でモータ7をほぼ180度回転させることでクラッチ37の回転角度位置を変更し、再度ステップT1に戻る。
そして、ステップT3で、クラッチ37が洗い用クラッチ位置に到達したことが判断されると、前述したように洗剤洗い運転又はすすぎ洗い運転実行へ進み、到達していないと判断されると、再度のステップT5以降の処理が実行され、そして、ステップT10まで実行されると、ここで「YES」となって、ステップT16に移行し、クラッチ切替異常をブザー77により報知した後、この制御を停止する。
上述した実施形態によれば、クラッチ位置検出手段61を、前記上側ホールIC63a及び下側ホールIC63bの磁極検出結果に基づいて前記クラッチ37の位置が前記脱水用クラッチ位置であるか前記洗い用クラッチ位置であるかを区別して検出するようにしたから、クラッチ37が洗い用クラッチ位置に至ったこと及び脱水用クラッチ位置に至ったことを特定できる。従って、クラッチ37が洗い用クラッチ位置に至ったことを条件として実行される処理である洗剤洗い運転又はすすぎ洗い運転の実行を、正常な洗い用クラッチ位置で間違いなく行うことができ、又、クラッチ37が脱水用クラッチ位置に至ったことを条件として実行される処理である脱水運転の実行を、正常な脱水用クラッチ位置で間違いなく行うことができる。
ちなみに、クラッチが洗い用クラッチ位置であるかそれ以外のクラッチ位置あるかを検出する従来構成では、クラッチが、洗い用クラッチ位置以外であるとき(脱水用クラッチ位置であっても、該脱水用クラッチ位置と洗い用クラッチ位置との中間位置であっても)には、脱水運転が実行されてしまい、不十分なクラッチ状態で脱水運転が実行される懸念があったが、本実施形態ではこのような懸念はない。
特に本実施形態によれば、上記クラッチ位置検出手段61が、上下に二つのホールIC63a、63bを備え、永久磁石62が上下にN極及びS極を有し、これらホールIC63a、63bの検出信号(N極検出及びS極検出に応じた出力電圧)に基づいて制御装置68によりN極であるかS極であるかを検出し、両ホールIC63a、63bがN極検出相当電圧であるときには、クラッチ37が脱水用クラッチ位置にあることを検出し、両ホールIC63a、63bがS極検出相当電圧であるときには、クラッチ37が洗い用クラッチ位置にあることを検出し、そして、上側ホールIC63aがN極検出相当電圧であって下側ホールIC63bがS極検出相当電圧であるときにはクラッチ37が中間位置にあることを検出するようにした。これによれば、脱水用クラッチ位置、洗い用クラッチ位置、及びそれらの中間位置を区別して検出できる。
なお、永久磁石62におけるN極、S極の位置は上下逆としても良く、この場合には、各クラッチ位置に対応する磁極検出パターンは逆となる。
又、本実施形態によれば、前記脱水方向クラッチ切替指令発生後、つまり(モータ7に対する排水弁開放方向への回転駆動指令発生後、ステップS1後)において、前記クラッチ位置検出手段61の検出結果が前記脱水用クラッチ位置検出でないときに前記モータ7を間欠運転させる(脱水用クラッチ調整、ステップS3)ようにしたから、モータ7によりクラッチ37の回転位置が嵌合部46に対して変更されるようになり、クラッチ37が嵌合部46から完全に離脱していない場合でも、その位置変更により嵌合部46から抜出しやすくなって離脱が促進されるようになる。この結果、この脱水用クラッチ調整の実行によって洗い用クラッチ位置から脱水用クラッチ位置への切替が確実に行なわれるようになり、その上で脱水運転を開始することができる。
又、本実施形態によれば、前記洗い方向クラッチ切替指令発生後、つまり(モータ7に対する排水弁閉鎖方向への回転駆動指令発生後、ステップT1後)において、前記クラッチ位置検出手段61の検出結果が前記洗い用クラッチ位置検出でないときに前記モータ7を間欠運転させる(洗い用クラッチ調整)ことを実行する(ステップT3、ステップT2)ようにしたから、クラッチ37の嵌合部46に対する回転位置を完結的に変更することができ、クラッチ37の嵌合部46への嵌合(係合)を促進でき、この結果、この洗い用クラッチ調整の実行によって脱水用クラッチ位置から洗い用クラッチ位置への切替が確実に行なわれるようになり、その上で洗剤洗い運転又はすすぎ洗い運転を開始することができる。
又、本実施形態においては、脱水用クラッチ調整(ステップS3)の実行後、脱水用クラッチ位置検出がなされないときには再度当該脱水用クラッチ調整手段を実行し、この実行回数が所定回数となっても脱水用クラッチ位置検出がなされないときには(ステップS4の「NO」)、給水動作(ステップS9〜ステップS11)を行って、再度脱水用クラッチ調整を実行(ステップS4)するようにした。これによれば、この給水により、回転槽5内の洗濯物がほぐされ、回転槽5と撹拌体6とが洗濯物により連結された状態となっていることが解消されるようになり、再度脱水用クラッチ調整を実行したときにこの調整の確実性が増し、脱水用クラッチ位置への切替を確実に行なうことができるようになる。
又、本実施形態においては、洗い用クラッチ調整(ステップT2)の実行後、洗い用クラッチ位置検出がなされないとき(ステップT3の「NO」)には再度当該洗い用クラッチ調整を実行し、この実行回数が所定回数(6回)となっても洗い用クラッチ位置検出がなされないときには(ステップT4の「YES」)、給水動作(ステップT7〜ステップT9)を行って、再度洗い用クラッチ調整手段を実行するようにした。この給水により、回転槽5内の洗濯物が浮力を受けてほぐされ、回転槽5と撹拌体6とが洗濯物により連結された状態となっていることが解消されるようになり、再度洗い用クラッチ調整を実行したときにこの調整の確実性が増し、洗い用クラッチ位置への切替を確実に行なうことができるようになる。
又、本実施形態においては、脱水運転時においてクラッチ位置の検出結果が脱水用クラッチ位置検出からこれ以外に変化したときには該脱水運転を停止し(ステップS13、ステップS14)、ステップS15の「NO」を経て、給水動作は行わずに脱水用クラッチ調整(ステップS3)を実行するようにした。これによれば、脱水運転時においてクラッチ位置が変更した場合、行程が脱水行程まで進行しているので(洗剤洗い、すすぎ洗いの行程が既に済んでいるので)、クラッチ位置を再切替動作するについて給水動作まではせず、すぐに脱水運転を停止して脱水用クラッチ調整するから、洗濯物を再度濡らすまでせずに脱水用クラッチ調整を実行できる。
又、本実施形態においては、前記給水によるほぐし処理における給水動作を洗い水位のうちの高水位で行なうから、洗濯物を浮きやすく、良くほぐされるようになり、クラッチ位置切替が円滑に行なわれるようになる。
なお、この水位は洗濯物量に応じて決定される水位であっても良く、この場合、過不足のない水量で洗濯物のほぐしを行なうことができる。又、使用者が手動で設定した水位や、この洗濯機で設定された溢水水位であっても良い。
又、本実施形態においては、二つのホールIC63a、63bを所定位置に備えた基板84をケース81に基板位置決め手段である位置決め突部85a及び位置決め凹部81eにより位置決めし、このケース81をケース位置決め手段である凹部39dにより共回り防止装置39つまりは永久磁石62に対して位置決めするから、両ホールIC63a、63bを永久磁石62対して適正位置に位置決めでき、クラッチ位置検出精度の向上を図ることができる。
本実施形態の脱水兼用洗濯機は、次のように実施しても良い。
前述した実施形態では、脱水用クラッチ調整を実行する場合に、ステップS3で、1回の脱水用クラッチ調整(予め定められたモータ7の間欠動作(図22の期間Taの動作))を実行した後、ステップS4で脱水用クラッチ位置を検出するが、上記図22の期間Taの間において逐次脱水用クラッチ位置を検出するようにし、この脱水用クラッチ位置の検出時点で上述のモータ7の間欠運転を停止するようにしても良い。要するに、脱水用クラッチ調整手段は、前記脱水用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記脱水用クラッチ位置検出でないときに前記モータ7を間欠運転させることを実行し、このモータ7の間欠運転時に前記クラッチ位置検出手段の検出結果が脱水用クラッチ位置検出となった時点で当該モータ7の間欠運転を停止するようにしても良い。
このようにすると、クラッチ37が脱水用クラッチ位置に至った時点で直ぐにモータ7の駆動を停止できて、モータ7を余分に駆動することがないと共に、脱水運転の開始を早めることができる。
又、上側ホールIC63a又は下側ホールIC63bの少なくとも一方の出力電圧がN極検出相当電圧(1.25V未満)及びS極検出相当電圧(3.75V以上)でない場合、つまり上側ホールIC63a又は下側ホールIC63bの少なくとも一方の出力電圧が、1.25V以上〜3.74V未満であるときには、異常報知を行うようにしても良い。
このようにすると、1.25V以上〜3.74V未満であるときには、制御装置68などの制御回路側の故障などの異常が発生したと考えられるから、当該異常を報知させることができ、制御回路系の点検などの対策を迅速に講じることが可能となる。すなわち、ホールIC63a、63bは前述したように、検出する磁極に応じて出力電圧が例えば5Vから0Vの間で異なるものであり、従って、これらホールIC63a、63bが故障したり、両ホールIC63a、63bと制御装置68との間が断線したりすると、制御装置68の入力電圧は0Vか5Vとなる。しかし、制御装置68などの制御回路が故障すると、制御装置68で認識するホールIC63a、63bの電圧が、0V、5V以外の、1.25V以上〜3.74V未満(図21で示す「不定」)となる。従って、この状態が所定時間(例えば5秒)継続すると、制御回路側の故障であると判定できる。
以上のように本実施形態の脱水兼用洗濯機は、クラッチが洗い用クラッチ位置に至ったこと及び脱水用クラッチ位置に至ったことを特定できる。
以上説明した脱水兼用洗濯機は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の実施形態に適宜変更して適用可能である。
図面中、1は脱水兼用洗濯機、3は水槽、5は回転槽、6は撹拌体、7はモータ、8は回転伝達機構、10は排水弁、12はギアドモータ、19は中空ハウジング、21は下フレーム、22,23は軸受、24は槽軸、27は撹拌軸、30はステータ、31はロータ、36はボス部、37はクラッチ、37aはフランジ部、38は昇降機構、39は共回り防止装置、40は上部内セレーション部、41は下部内セレーション部、42はセレーション部、43は係合部、44はコイルばね、45は被嵌合部、45aは歯部、46は嵌合部、46aは歯部、47はクラッチレバー、48は支持部、49は操作レバー、50は引張りばね、61はクラッチ位置検出手段、62は永久磁石、63aは上側ホールIC63a、63bは下側ホールIC、68は制御装置(脱水用クラッチ調整手段、洗い用クラッチ調整手段)を示す。

Claims (5)

  1. 洗濯物が収容される回転槽と、
    この回転槽内に設けられモータにより回転される撹拌体と、
    前記回転槽を回転させる槽軸の外周に常時係合した状態で上下動可能とされ、下降することにより固定側に設けられた嵌合部から離脱し且つ前記撹拌体を回転させる撹拌軸に係合して前記回転槽を該撹拌体に連結させる脱水用クラッチ位置と、上昇することにより前記撹拌軸との係合が外れ且つ前記嵌合部に嵌合して前記回転槽を撹拌体から切離した状態に固定させる洗い用クラッチ位置との間で切替可能に設けられた円筒状のクラッチと、
    洗濯運転の所定タイミングで前記クラッチを前記脱水用クラッチ位置へ移動させ、又、別の所定タイミングで前記クラッチを前記洗い用クラッチ位置へ移動させるクラッチ移動手段と、
    前記クラッチと一体移動可能に設けられて上下に異なる磁極が形成された永久磁石を有すると共に、この永久磁石の移動域に対応して固定側に設けられた上側ホールIC及び下側ホールICを有し、この上側ホールIC及び下側ホールICの磁極検出結果に基づいて前記クラッチの位置が前記脱水用クラッチ位置であるか前記洗い用クラッチ位置であるかを区別して検出するクラッチ位置検出手段と、
    前記脱水用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記脱水用クラッチ位置検出でないときに前記モータを間欠運転させることを実行する脱水用クラッチ調整手段と、
    前記洗い用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記洗い用クラッチ位置検出でないときに前記モータを間欠運転させることを実行する洗い用クラッチ調整手段
    とを具備してなる脱水兼用洗濯機。
  2. 前記脱水用クラッチ調整手段の実行後、脱水用クラッチ位置検出がなされないときには再度当該脱水用クラッチ調整手段を実行し、この実行回数が所定回数となっても脱水用クラッチ位置検出がなされないときには、給水動作を行って、再度脱水用クラッチ調整手段を実行し、
    前記洗い用クラッチ調整手段の実行後、洗い用クラッチ位置検出がなされないときには再度当該洗い用クラッチ調整手段を実行し、この実行回数が所定回数となっても洗い用クラッチ位置検出がなされないときには、給水動作を行って、再度洗い用クラッチ調整手段を実行することを特徴とする請求項1に記載の脱水兼用洗濯機。
  3. 脱水運転時において前記クラッチ位置検出手段の検出結果が脱水用クラッチ位置検出からこれ以外に変化したときには該脱水運転を停止し、給水動作は行わずに前記脱水用クラッチ調整手段を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 前記脱水用クラッチ調整手段は、前記脱水用クラッチ位置切替指令が発生した後前記クラッチ位置検出手段の検出結果が前記脱水用クラッチ位置検出でないときに前記モータを間欠運転させることを実行し、このモータの間欠運転時に前記クラッチ位置検出手段の検出結果が脱水用クラッチ位置検出となったときには当該モータの間欠運転を停止することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の脱水兼用洗濯機。
  5. 前記ホールICは出力電圧により磁極検出を行うものであって、当該出力電圧がN極検出相当電圧でなく且つS極検出相当電圧でもないときには、異常報知を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の脱水兼用洗濯機。
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