JP5940423B2 - 洗濯機のクラッチ機構および洗濯機 - Google Patents
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Description
モータから洗濯槽への回転駆動力の伝達を継断する洗濯機のクラッチ機構において、
前記モータの回転駆動力が伝達される第1回転体に係合可能な第2回転体と、前記第2回転体を回転可能な状態で支持している支持部材と、前記第2回転体が前記第1回転体に係合して当該第1回転体と一体に回転する接続位置および当該第2回転体が当該第1回転体から離間する切断位置の間で前記支持部材を移動させる支持部材移動機構と、前記接続位置および前記切断位置の一方に配置された前記支持部材を検出する検出機構とを有し、
前記支持部材移動機構は、同期モータと、当該同期モータの回転を前記支持部材の往復揺動に変換する変換機構と、前記支持部材の往復揺動に連動して当該支持部材を前記接続位置と前記切断位置との間で往復移動させるカム機構と、前記同期モータへの給電を制御するクラッチ制御部とを備え、
前記クラッチ制御部は、前記検出機構により前記支持部材が検出されている状態から予め定めた設定時間の給電を行って前記同期モータを一方向に回転させることにより前記接続位置および前記切断位置の一方に配置されている当該支持部材を他方に移動させ、前記検出機構により前記支持部材が検出されていない状態から当該検出機構が前記支持部材を検出するまで給電を行って前記同期モータを前記一方向に回転させることにより当該支持部材を前記接続位置および前記切断位置の一方に配置することを特徴とする。
図1は本発明の実施の形態である洗濯機の概略構成を示す縦断面図である。図1に示すように、洗濯機1は本体フレーム2を有している。本体フレーム2は上面に衣類などの洗濯物を出し入れするための開口部2aを備えている。本体フレーム2は角筒型であり、その下面は開口している。本体フレーム2の内部には、有底筒状の洗濯槽3がその開口部3aを上方に向けて収納されている。洗濯槽3は、不図示の緩衝部材を介して本体フレーム2に吊り下げられており、その軸線L回りに回転可能な状態とされている。洗濯槽3の内側の底部分にはパルセータ4が配置されている。
図2は駆動力伝達機構6の主要部の斜視図である。図3は駆動力伝達機構6の主要部の分解斜視図である。なお、図2では駆動力伝達機構6を見やすくするために、クラッチ機構7を支持する支持プレート9を省略している。図3では支持プレート9を示している。
次に、図3〜図8を参照してクラッチ機構7を説明する。図5は支持部材を斜め上方から見た斜視図である。図6は検出機構が搭載されたフレームの平面図である。図7は変換機構の説明図であり、図7(a)は支持部材が切断位置に配置された状態を示し、図7(b)は支持部材が接続位置に配置された状態を示している。図8は第2回転体移動機構の説明図であり、図8(a)は支持部材が切断位置に配置された状態を示し、図8(b)は支持部材が接続位置に配置された状態を示している。
図10はクラッチ機構7および洗濯槽回転検出装置8の平面図である。図10に示すように、洗濯槽回転検出装置8は、連結部材15に連結されて洗濯槽3と一体に回転する出力歯車81と、出力歯車81の回転を増速して伝達する増速輪列82と、増速輪列82の最終歯車83に搭載された被検出部材としてのマグネット84と、マグネット84の移動を検出するセンサ(磁気センサ)としてのホールIC85を備えている。増速輪列82はフレーム36の輪列搭載部53に載置されており、ホールIC85はクラッチ機構7の回路基板42に搭載されている。
本例によれば、第2回転体20を支持する支持部材34が、同期モータ37の回転を支持部材34の往復揺動に変換する変換機構38、および、支持部材34の往復揺動に連動して支持部材34を接続位置34Bと切断位置34Aとの間で往復移動させるカム機構39を備える支持部材移動機構35によって移動させられる。この結果、クラッチ制御部41は、同期モータ37を一方向に回転させて給電をオン、オフする制御により、支持部材34を切断位置34Aと接続位置34Bの間で往復移動させてクラッチ機構7の状態を切り換えることができる。従って、同期モータ37の制御が簡易なものとなる。また、同期モータ37の一方向の回転によって支持部材34を切断位置34Aと接続位置34Bの間で往復移動させるので、検出機構40により支持部材34の位置を切断位置34Aで検出すれば、クラッチ制御部41は検出機構40の検出結果と同期モータ37への通電時間に基づいて支持部材34を接続位置34Bと切断位置34Aとの間で移動させることができる。よって、クラッチ機構7の状態を切り換えるために操作される部材である支持部材34の位置を検出する検出機構40を2ヶ所に設ける必要がない。
上記の例では、検出機構40は、切断位置34Aに配置された支持部材34を検出しているが、検出機構40が接続位置34Bに配置された支持部材34を検出するように構成することもできる。この場合には、クラッチ制御部41がクラッチ機構7を切断状態とする際には、タクトスイッチ71からの信号が出力されている状態から、予め定めた設定時間の給電を行って同期モータ37を一方向に回転させ、接続位置34Bに配置されている支持部材34を切断位置34Aに配置する。一方、クラッチ制御部41がクラッチ機構7を接続状態とする際には、タクトスイッチ71から信号が出力されていない状態から、タクトスイッチ71から信号が出力されるまで同期モータ37への通電を行って同期モータ37を一方向に回転させて、支持部材34を接続位置34Bに配置する。
3・・・洗濯槽
4・・・パルセータ
5・・・モータ
6・・・駆動力伝達機構
7・・・クラッチ機構
13・・・第1回転体
20・・・第2回転体
34・・・支持部材
34A・・・切断位置
34B・・・接続位置
35・・・支持部材移動機構
37・・・同期モータ
38・・・変換機構
39・・・カム機構
40・・・検出機構
41・・・クラッチ制御部
42・・・回路基板
70・・・回転カム
70a・・・カム面
71・・・タクトスイッチ(スイッチ)
L・・・洗濯槽の軸線
Claims (5)
- モータから洗濯槽への回転駆動力の伝達を継断する洗濯機のクラッチ機構において、
前記モータの回転駆動力が伝達される第1回転体に係合可能な第2回転体と、前記第2回転体を回転可能な状態で支持している支持部材と、前記第2回転体が前記第1回転体に係合して当該第1回転体と一体に回転する接続位置および当該第2回転体が当該第1回転体から離間する切断位置の間で前記支持部材を移動させる支持部材移動機構と、前記接続位置および前記切断位置の一方に配置された前記支持部材を検出する検出機構とを有し、
前記支持部材移動機構は、同期モータと、当該同期モータの回転を前記支持部材の往復揺動に変換する変換機構と、前記支持部材の往復揺動に連動して当該支持部材を前記接続位置と前記切断位置との間で往復移動させるカム機構と、前記同期モータへの給電を制御するクラッチ制御部とを備え、
前記クラッチ制御部は、前記検出機構により前記支持部材が検出されている状態から予め定めた設定時間の給電を行って前記同期モータを一方向に回転させることにより前記接続位置および前記切断位置の一方に配置されている当該支持部材を他方に移動させ、前記検出機構により前記支持部材が検出されていない状態から当該検出機構が前記支持部材を検出するまで給電を行って前記同期モータを前記一方向に回転させることにより当該支持部材を前記接続位置および前記切断位置の一方に配置することを特徴とする洗濯機のクラッチ機構。 - 請求項1において、
前記検出機構は、前記支持部材が前記接続位置および前記切断位置の一方に配置されたときに操作される回転カムと、前記回転カムが操作されたときに当該回転カムのカム面によって押圧されるスイッチと、を備えることを特徴とする洗濯機のクラッチ機構。 - 請求項2において、
前記クラッチ制御部は、前記同期モータへの給電を行うための回路基板を備えており、前記スイッチは、前記回路基板に搭載されていることを特徴とする洗濯機のクラッチ機構。 - モータと、洗濯槽と、前記洗濯槽内に配置されたパルセータと、前記モータの回転駆動力を前記洗濯槽および前記パルセータに伝達する駆動力伝達機構とを有し、
前記駆動力伝達機構は、前記モータから前記洗濯槽に至る駆動力伝達経路の途中に、請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載のクラッチ機構を備えていることを特徴とする洗濯機。 - 請求項4において、
前記モータおよび前記クラッチ制御部を制御する制御部を有し、
前記検出機構は、前記切断位置に配置された前記支持部材を検出し、
前記制御部は、洗濯動作時には、前記支持部材を切断位置に配置して前記モータを駆動してパルセータを回転させ、脱水動作時には前記支持部材を接続位置に配置して前記モータを駆動してパルセータおよび洗濯槽を回転させることを特徴とする洗濯機。
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