JP5387821B2 - 平板型固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、平板型発電セルと、この発電セルに酸化剤または、水素ガスを供給するセパレータとの間に集電体を挟んだ構造の固体酸化物形燃料電池に関するものである。
近年、酸化物イオン伝導体からなる固体電解質層を空気極層と燃料極層との間に挟んだ積層構造を持つ固体酸化物形燃料電池は、燃料の有する化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換するものであることから、高効率でクリーンな発電用燃料電池として開発が進んでいる。この固体酸化物形燃料電池では、空気極層側に酸素(空気)が、燃料極層側には燃料ガス(H2、CO等)が供給される。そして、空気極層と燃料極層は、ガスが固体電解質との界面に到達することができるように、いずれも多孔質とされている。
空気極側に供給された酸素は、空気極層内の気孔を通って固体電解質層との界面近傍に到達し、この部分で、空気極から電子を受け取って酸化物イオン(O2-)にイオン化される。この酸化物イオンは、燃料極層の方向に向かって固体電解質層内を拡散移動する。燃料極層との界面近傍に到達した酸化物イオンは、この部分で、燃料ガスと反応して反応生成物(H2O、CO2等)を生じ、燃料極層に電子を放出する。
ちなみに、燃料に水素を用いた場合の電極反応は次のようになる。
空気極: 1/2 O2+ 2e- → O2-
燃料極: H2+ O2- → H2O+2e-
全体 : H2+ 1/2 O2 → H2
図4は、従来の平板積層型の燃料電池スタック15を示しており、固体電解質層2の両面に空気極層3と燃料極層4を形成した平板型の発電セル5の外側に、それぞれ多孔質クッション材よりなる空気極集電体6と燃料極集電体7を配置し、上記空気極集電体6と燃料極集電体7の外側にセパレータ8を配置している。そして、上下一対のセパレータ8が発電セル5を両面から挟んで、一方は空気極集電体6を介して空気極層3と、他方は燃料極集電体7を介して燃料極層4と接している。
固体電解質層2は、酸化物イオンの移動媒体であると同時に、燃料ガスと空気を直接接触させないための隔壁としても機能するので、ガス不透過性の緻密な構造となっている。この固体電解質層2は、酸化物イオン伝導性が高く、空気極層3側の酸化性雰囲気から燃料極層4側の還元性雰囲気までの条件下において化学的に安定で、熱衝撃に強い材料から構成する必要があり、かかる要件を満たす材料として、イットリアを添加した安定化ジルコニア(YSZ)で構成している。
一方、電極である空気極(カソード)層3と燃料極(アノード)層4はいずれも電子伝導性の高い材料から構成する必要がある。空気極層3の材料は、700℃前後の高温の酸化性雰囲気中で化学的に安定でなければならないため、金属は不適当であり、電子伝導性を持つLaMnO3もしくはLaCoO3、または、これらのLaの一部をSr、Ca等に置換した固溶体(LSM、LSC,SSC等)で構成している。また、燃料極層4の材料は、Ni、Coなどの金属、或いはNi−YSZ、Co−YSZなどのサーメットで構成している。
そして、燃料極集電体7は、ニッケル基合金等のスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成し、空気極集電体6は、銀基合金等の同じくスポンジ状の多孔質焼結金属板で構成している。スポンジ状多孔質焼結金属板は、集電機能、ガス透過機能、均一ガス拡散機能、クッション機能、熱膨脹差吸収機能等を兼ね備えるので、多機能の集電体材料として適している。
ここで、固体酸化物形燃料電池には、1000℃前後の高温で作動させる高温作動型と、750℃前後の中温で作動させる中温作動型と、700前後の低温で作動させる低温作動型のものとがある。
これに対して、高温作動型の固体酸化物形燃料電池のセパレータ8には、ランタンクロマイト(LaCrO3)等の電子伝導性を有するセラミックが用いられる。また、中温、低温作動型の固体酸化物形燃料電池では、ステンレス等の金属材料を使用することが可能である。その際、700℃以上の低温、中温作動において、殆ど電気抵抗が増加せず、良好な伝導性を維持する銀めっきを成膜したセパレータを使用することが好ましいとされている。
加えて、セパレータ8は、発電セル5間を電気接続すると共に、発電セル5に対してガスを供給する機能を有するもので、燃料ガスをセパレータ8外周面から導入して燃料ガス通路13を介してセパレータ8の燃料極層4に対向する面から吐出させる燃料ガス吐出孔9と、酸化剤ガスをセパレータ8外周面から導入して酸化剤ガス通路12を介してセパレータ8の空気極層3に対向する面から吐出させる酸化剤ガス吐出孔10とをそれぞれ有している。
このような平板型の固体酸化物形燃料電池の従来技術として下記特許文献1が開示されている。
特開2003−7316号公報
しかしながら、作動温度750℃前後である中温作動型の固体酸化物型燃料電池は、銀の融点である960℃近傍で電池反応を行うために、特に温度が高温である酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス吐出孔近傍の空気極集電体の銀が蒸発する恐れがある。
このため、空気極層と空気極集電体とが蒸発した銀を介して固着して、室温状態に降温するとセラミックス製から成る発電セルに割れが生じる。結果、再度、作動温度である750℃前後に昇温させて発電を実施しても、割れ目から燃料ガス中に空気が入り込み燃焼反応が生じるために、電池反応に使用可能な燃料量が低下してセル電圧低下に陥り、発電性能が極端に低減するという問題点があった。
また、仮に、上述の不具合を解決すべく、空気極集電体の酸化ガス吐出孔と対向する位置に孔を形成して銀の蒸発を防止しようとすると、ステンレス製の銀めっきを施したセパレータの銀めっきが蒸発して、さらにステンレスに含有されているクロムも蒸発する恐れがある。このクロムが蒸発すると空気極層表面に堆積することにより抵抗層を形成して過電圧が上昇しセル電圧が低下するクロム被毒が発生するという問題点があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされた技術であり、空気極集電体と空気極層との固着を防止することにより発電セルの割れを防止するとともに、セパレータの銀めっきを保持することにより空気極層表面へのクロム被毒を防止し長期間にわたって安定的に使用することが可能な固体酸化物形燃料電池を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、固体電解質層の両面に燃料極層と空気極層を配置して発電セルを構成し、この発電セル層の外側に燃料極集電体と銀または銀基合金から構成された空気極集電体を配置して、これらの集電体の外側に銀めっきが施されたステンレス製のセパレータを配置し、上記セパレータの上記燃料極層及び空気極層に対向する各面に燃料ガス及び酸化剤ガスを吐出するための燃料ガス吐出孔及び酸化剤ガス吐出孔を形成して、当該セパレータの上記ガス吐出孔より上記集電体を介して燃料極層及び空気極層に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給する平板型の固体酸化物形燃料電池において、上記空気極集電体の空気極層側の面には、少なくとも上記酸化剤ガス吐出孔に対向する位置に、空気極層と接触することのない深さを有する凹部が形成されてなることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の本発明は、上記空気極集電体は、銀または、銀合金からなるスポンジ状の多孔質焼結金属板により構成されてなることを特徴とするものである。
請求項1〜2に記載の発明によれば、空気極集電体の空気極層側の面の少なくとも酸化剤ガス吐出孔に対向する位置に、空気極層と接触することのない深さを有する凹部を形成しているために、空気極集電体と空気極層とが固着することを防止することが可能である。このため、発電性能が低減することを防止することができる。
また、凹部の底部に位置する薄肉の空気極集電体が酸化剤ガス吐出孔を覆うことにより、セパレータの表面に成膜された銀めっきが消失することがなくなり、銀めっきを保持することが可能である。このため、ステンレスに含有されているクロムが蒸発することが無くなるので、クロム被毒を防止することができる。この結果、セル電圧の低下を防ぐことが可能となる。
加えて、請求項2に記載の発明によれば、銀または銀基合金から構成された上記空気極集電体は、スポンジ状の多孔質焼結金属板により構成されているために、白金と比べて安価であることによりコストを低減することが可能であり、かつ鉛と比べて融点が高いことにより作動温度750℃前後で作動する中温作動型の固体酸化物形燃料電池の空気極層集電体に使用するのに適している。
本発明における固体酸化物形燃料電池を示す断面図である。 本発明における固体酸化物形燃料電池の要部を示す断面図である。 本発明における空気極側セパレータの平面図である 従来の平板積層型の燃料電池スタックを示す断面図である。
図1及び図2は、本発明の固体酸化物形燃料電池の一実施形態を示すもので、図4に示した燃料スタック15の一部分に対応するものである。なお、図中、図4と同一構成部分については、同一符号を付している。
まず、図1に示すように、固体酸化物形燃料電池1は、固体電解質層2の両面に空気極層3と燃料極層4を配した発電セル5と、燃料極層4の外側の燃料極集電体7と、空気極層3の外側の空気極集電体14と、各集電体7,14の外側のセパレータ8をそれぞれ順に積層して構成されている。
そして、セパレータ8は、発電セル5間を電気的に接続するとともに、上記空気極集電体14の外側の空気極層3に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路12及び酸化剤ガス吐出するための酸化剤ガス吐出孔10と、上記燃料極集電体7の外側の燃料極層4に燃料ガスを供給するための燃料ガス通路13及び燃料ガスを吐出するための燃料ガス吐出孔9とが形成されている。
ここで、本実施形態は、円形状の平板型固体酸化物形燃料電池であり、その特徴は、図1及び図2に示すように、空気極集電体14の空気極層3側の面であって、少なくとも上記酸化剤ガス吐出孔10と対向する位置に、空気極層3と接触することのない深さを有する凹部11が形成されている点にある。
この凹部11は、空気極集電体14の空気極層3側に配置される面の酸化剤ガス吐出孔10と対向する位置を円柱状の型を用いて押し潰すことにより形成されている。ここで、凹部11は、空気極集電体14がスポンジ状の多孔質焼結金属板であるために、型による押し潰しで容易に形成しうる。
また、凹部11は、少なくとも空気極層集電体14の空気極層3側の面が空気極層3と接触することのない深さで形成されるとともに、その底部に酸化剤ガス吐出孔10を覆う空気極集電体14の薄肉部14aが形成されている。
加えて、図3に示すように、酸化ガス吐出孔10の内径10aに比べて凹部11の内径11aが大きく形成されている。
以上の構成からなる固体酸化物形燃料電池1においては、空気極集電体14の外側に配したセパレータ8に形成された酸化剤ガス通路12に空気を供給する。そして、空気を空気極集電体14の周辺部まで充分に行き渡らせるように、酸化剤ガス通路12を介して酸化剤ガス吐出孔10から供給する。
この酸化剤ガス吐出孔10から供給された空気は、まず空気極集電体14に吐出し、次いで銀基合金の多孔質焼結金属板からなる空気極集電体14を通って周辺部まで流れ、これと併行して、空気極層3との界面上で電子を受け取り酸素イオンへ解離する際の反応が促進されて発電が行なわれる。
この際に、空気極集電体14の空気極層3側の面の上記酸化剤ガス吐出孔10と対向する位置に空気極層3と接することのない凹部11が形成されているために、空気極集電体14を構成している銀が蒸発しても、空気極集電体14と空気極層3が蒸発した銀を介して固着することを防止することが可能である。このため、固着による発電セル5の割れが生じることがなく、燃料ガス中に空気が入り込み燃焼反応が生じることが無くなるので、電気反応に使用可能な燃料量を維持して、セル電圧低下による発電性能の低減を防止することができる。
また、凹部11の底部には、空気極集電体14から成る薄肉部14aが形成されており、この薄肉部14aが酸化剤ガス吐出孔10を覆うために、酸化剤ガス吐出孔10より空気を吐出すると薄肉部14aの銀が蒸発する。これにより、セパレータ8の表面に成膜された銀めっきは消失することがない。このため、ステンレスに含有されているクロムが蒸発することが無くなるので、クロム被毒を防止することができる。この結果、空気極層3の表面にクロムが堆積して抵抗層を形成することが無くなるために、過電圧の上昇によるセル電圧の低下を防ぐことが可能となる。
そして、空気極集電体14の凹部11は、酸化剤ガス吐出孔10の内径10aより大きな内径11aを有するために、酸化剤ガス吐出孔10より吐出された空気の流れが、凹部11から周辺部方向に向かって流れることにより、蒸発した銀も周辺部方向に向かって流れて行く。この結果、空気極集電体14と空気極層3とが蒸発した銀により固着することがなくなる。
また、凹部11は、空気極集電体14を円柱の型を用いて押し潰すことにより形成しているために、切抜きや金型を用いて形成するのに比べ容易に形成することが可能であるとともに、コストを低減することができる。
加えて、空気極層集電体14を構成するのに銀を使用しているために、白金より安価であることによりコストを抑えることが可能であり、かつ鉛より融点が高いことにより750℃前後で作動する中温作動型の固体酸化物形燃料電池1の空気極層集電体14に適している
固体電解質2と空気極層4と燃料極層3とで構成される発電セル5の径が120mmであるものを用い、約1mmの厚さで銀からなる空気極集電体14の中心に直径20mm、深さ0.5mmの凹部11を形成して、発電実験を実施した。
ここで、酸化剤ガス吐出孔10に対向する位置の空気極集電体14と空気極層3とが接触してないことにより、電気反応が起きず、発電性能が低下することが危惧される。しかし、本発明者等の実験によれば、径120mmの空気極集電体14の中心から直径34mm孔を形成しても殆ど発電性能が低下しないことが確認されている。
まず、固体電解質2に220μmのランタンガレートを用いて、燃料極層4に、ニッケルとガドリニウムドープセリアのサーメット、空気極層3にサマリウムストロンチウムコバルタイトを用いた。
そして、燃料極集電体7にニッケル基合金などのスポンジ状の多孔質焼結金属である発泡ニッケル、空気極集電体14に銀基合金などのスポンジ状の多孔質焼結金属である発泡銀を使用した。
ここで、発電セル5を800℃まで過熱して、燃料極層4側に水素を565mL(0℃基準)、空気極層3側に空気を2.8L(0℃基準)供給し、電流密度0.54A/cm2燃料利用率75%で5000時間の耐久試験を試みた。
この結果、空気極集電体14と空気極層3との固着はなく、発電セル5も割れが生じることがなかった。また、耐久試験中の耐久性劣化も殆どなかった。さらに、空気極層3の表面にクロムが堆積されることがなく、クロム被毒の発生を防ぐことが可能であった。
本実施形態では、酸化剤ガス吐出孔10の対向する位置に凹部11を形成したが、酸化剤ガス吐出孔10の位置と数は実施する形態に合わせ適宜に設定することができ、いずれの場合も、酸化剤ガス吐出孔10に対向する各々の位置に凹部11を形成することで対応可能である。
また、平板型の固体酸化物形燃料電池1は、記述した円形状の他、例えば四角形状などの多角形に形成したものであってもよい。
1 固体酸化物形燃料電池
2 固体電解質層
3 空気極層
4 燃料極層
5 発電セル
7 燃料極集電体
8 セパレータ
9 燃料ガス吐出孔
10 酸化剤ガス吐出孔
11 凹部
14 空気極集電体

Claims (2)

  1. 固体電解質層の両面に燃料極層と空気極層を配置して発電セルを構成し、この発電セル層の外側に燃料極集電体と銀または銀基合金から構成された空気極集電体を配置して、これらの集電体の外側に銀めっきが施されたステンレス製のセパレータを配置し、上記セパレータの上記燃料極層及び空気極層に対向する各面に燃料ガス及び酸化剤ガスを吐出するための燃料ガス吐出孔及び酸化剤ガス吐出孔を形成して、当該セパレータの上記ガス吐出孔より上記集電体を介して燃料極層及び空気極層に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給する平板型の固体酸化物形燃料電池において、
    上記空気極集電体の空気極層側の面には、少なくとも上記酸化剤ガス吐出孔に対向する位置に、空気極層と接触することのない深さを有する凹部が形成されてなることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  2. 上記空気極集電体は、銀または、銀合金からなるスポンジ状の多孔質焼結金属板により構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池。
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