JP5387202B2 - タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法 - Google Patents

タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5387202B2
JP5387202B2 JP2009172476A JP2009172476A JP5387202B2 JP 5387202 B2 JP5387202 B2 JP 5387202B2 JP 2009172476 A JP2009172476 A JP 2009172476A JP 2009172476 A JP2009172476 A JP 2009172476A JP 5387202 B2 JP5387202 B2 JP 5387202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
analysis
change
imaging
lattice plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009172476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011027509A (ja
Inventor
亮治 花田
秀樹 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2009172476A priority Critical patent/JP5387202B2/ja
Publication of JP2011027509A publication Critical patent/JP2011027509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5387202B2 publication Critical patent/JP5387202B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

この発明は、タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法に関し、さらに詳しくは、安価な撮像装置を用いてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定できるタイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法に関する。
従来のタイヤ解析システムは、一般に、高速度ビデオカメラを用いてタイヤを連続撮影し、その映像データを用いてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定している。
かかる構成では、高速度ビデオカメラの性能として、タイヤ全周を連続撮影したときに解析に必要な高画質の映像データを取得できることが要求される。しかしながら、このような高速度ビデオカメラは一般に高価である。したがって、タイヤの挙動解析では、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラのような安価な撮像装置を用いてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定できることが好ましい。
なお、CCDカメラを用いて物体の表面形状の変化を測定する従来の技術として、特許文献1〜4に記載される技術が知られている。
特開平11−108630号公報 特開2004−125661号公報 特開2007−71584号公報 特開2007−113974号公報
この発明は、安価な撮像装置を用いてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定できるタイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるタイヤ解析システムは、所定の試験条件を入力したときのタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定することによりタイヤの挙動解析を行うタイヤ解析システムであって、タイヤ表面の一部にタイヤ周方向に沿って配列された4つ以上の解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する複数のカメラと、前記カメラから取得した画像データに基づき前記解析用格子面の三次元座標を算出すると共に前記三次元座標に基づきタイヤ表面歪みの変化を算出する処理装置とを備え、且つ、前記試験条件の入力を時間的に変化させつつ、タイヤが回転して前記解析用格子面が所定の撮像位置に来たときに前記カメラが前記4つ以上の解析用格子面を連続的に撮像することにより、タイヤ形状の過渡的な変化あるいはタイヤ表面歪みの過渡的な変化を測定することを特徴とする。
このタイヤ解析システムでは、複数(例えば、一対)のカメラがタイヤ表面に形成された解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する。そして、処理装置が、この画像データに基づいて解析用格子面の三次元座標を算出し、この三次元座標に基づいてタイヤ表面歪みの変化を算出する。かかる構成では、カメラを用いてタイヤ表面の画像を撮像するので、例えば、高速度ビデオカメラを用いてタイヤ表面の映像を撮影する構成と比較して、安価なカメラ(例えば、CCDカメラ)を採用できる。これにより、タイヤ解析システムを安価に構成できる利点がある。
なお、このような方法を採用できるのは、タイヤが周方向に対して均一な構造を有することによる。すなわち、タイヤが回転方向に対して同じ構造を有するので、タイヤのどの部分で測定しても、同一条件であれば、測定された変形や表面歪みが同一となる。このタイヤ周方向に対する均一性を利用することで、タイヤ周上の複数位置にて測定・解析を行い、その結果を経時的に並べてタイヤ周上の1カ所での測定時間間隔よりも短い時間間隔にてタイヤの挙動変化を追跡できる。これにより、CCDカメラを利用してタイヤの挙動変化を解析できる。
また、この発明にかかるタイヤ解析システムでは、前記解析用格子面がタイヤ周方向の全周に渡って配置される。
このタイヤ解析システムでは、タイヤ回転時にて解析用格子面が撮像位置を略エンドレスに通過する。したがって、この解析用格子面を一対のカメラが連続的に撮像することにより、タイヤ接地位置の画像データを連続的に取得できる利点がある。
また、この発明にかかるタイヤ解析システムでは、前記解析用格子面が前記撮像位置に来たことを検出するトリガーを備え、前記トリガーの出力信号に基づいて前記カメラが駆動される。
このタイヤ解析システムでは、トリガーが設けられることにより、タイヤの回転とともに変位する解析用格子面を、各カメラが所定の撮像位置にて適正に撮像できる。これにより、タイヤ形状の変化を(初めて)測定できる利点がある。
また、この発明にかかるタイヤ解析システムでは、前記撮像位置がタイヤの接地位置に設定されると共に、タイヤに所定条件を入力したときの前記解析用格子面の画像データに基づいて、前記処理装置がサイドウォール部の形状の変化や表面歪みの変化を算出する。
このタイヤ解析システムでは、撮像位置がタイヤの接地位置に設定されることにより、路面からタイヤに入力された外力によるサイドウォール部の変形を適正に撮像できる。これにより、所定条件(例えば、スリップ角)を入力したときのサイドウォール部の形状の変化や表面歪みの変化を適正に測定できる利点がある。
また、この発明にかかるタイヤ解析方法では、所定の試験条件を入力したときのタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定することによりタイヤの挙動解析を行うタイヤ解析方法であって、タイヤ表面の一部にタイヤ周方向に沿って配列された4つ以上の解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにて取得した画像データに基づいて前記解析用格子面の三次元座標を算出する三次元座標算出ステップと、前記三次元座標に基づいてタイヤ表面歪みの変化を測定する測定ステップとを備え、且つ、前記撮像ステップにて、前記試験条件の入力を時間的に変化させつつ、タイヤが回転して前記解析用格子面が所定の撮像位置に来たときに前記カメラが前記4つ以上の解析用格子面を連続的に撮像することにより、タイヤ形状の過渡的な変化あるいはタイヤ表面歪みの過渡的な変化を測定することを特徴とする特徴とする。
この発明にかかるタイヤ解析システム(タイヤ解析方法)では、複数(例えば、一対)のカメラがタイヤ表面に形成された解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する。そして、処理装置が、この画像データに基づいて解析用格子面の三次元座標を算出し、この三次元座標に基づいてタイヤ表面歪みの変化を算出する。かかる構成では、カメラを用いてタイヤ表面の画像を撮像するので、例えば、高速度ビデオカメラを用いてタイヤ表面の映像を撮影する構成と比較して、安価なカメラ(例えば、CCDカメラ)を採用できる。これにより、タイヤ解析システムを安価に構成できる利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ解析システムを示す正面図である。 図2は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ解析システムを示す平面図である。 図3は、図1に記載したタイヤ解析システムの作用を示すフローチャートである。 図4は、図1に記載したタイヤ解析システムの解析用格子面をタイヤ表面に貼り付けた状態とその解析位置を示す説明図である。 図5は、図1に記載したタイヤ解析システムで撮影した画像の番号とそのときのコーナリングフォースの関係を示す説明図である。 図6は、図1に記載したタイヤ解析システムで撮影した画像を解析することにより求めたタイヤ表面歪みの解析結果の例を示す説明図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[タイヤ解析システム]
このタイヤ解析システムは、所定条件を入力したときのタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定することにより、タイヤの挙動解析(タイヤの応答性評価)を行うシステムに適用される。例えば、この実施の形態では、タイヤ回転時にてタイヤ10にスリップ角を入力したときのサイドウォール部の表面歪みの変化を測定する構成について説明する。
このタイヤ解析システム1は、タイヤ試験機2と、撮像装置3と、処理装置4とを備える(図1参照)。
タイヤ試験機2は、タイヤに試験条件を付与する装置であり、例えば、ドラム式タイヤ試験機、ベルト式タイヤ試験機などが採用され得る。この実施の形態では、タイヤ試験機2が、ベルト式タイヤ試験機であり、支持装置21と駆動装置22とを有する。支持装置21は、タイヤ10を回転可能に支持する装置であり、タイヤ10を装着するためのリム211を固定可能な構成となっている。駆動装置22は、タイヤ10に駆動力を付与する装置であり、駆動ローラ221および従動ローラ222と、これらのローラ221、222に掛け渡されるベルト223とから成る。
このタイヤ試験機2では、リム211に組み付けられたタイヤ10が支持装置21に装着されて支持される。また、タイヤ10のトレッド面が駆動装置22のベルト223の平面部に押圧されることにより、タイヤ10とベルト223とが摩擦接触する。これにより、タイヤの接地形状やタイヤの接地圧分布などがベルト223の平面を路面に見立てて再現される。また、この状態にて駆動ローラ221が回転すると、ベルト223が送られて、タイヤ10に回転力が付与される。これにより、タイヤ10の転動状態が再現される。さらに、駆動ローラ221の回転速度、ベルト223に対するタイヤ10の押圧力および傾斜角度などが調整されることにより、回転速度、荷重、スリップ角などの試験条件がタイヤ10に付与される。
撮像装置3は、一対のカメラ31、31と、トリガー32と、照明用ランプ33とを有する。カメラ31は、タイヤ表面の一部に形成された解析用格子面Sを撮像する手段であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラにより構成される。また、一対のカメラ31がタイヤ10の解析用格子面Sを相互に異なる方向から撮像するように配置される。例えば、この実施の形態では、解析用格子面Sがタイヤ10のサイドウォール部に形成されており、タイヤが回転して解析用格子面Sが接地位置(タイヤ10とベルト223との当接位置)に来たときに、一対のカメラ31、31が1つの解析用格子面Sを左右方向から同時に撮像するように構成されている。トリガー32は、タイヤ10に付されたトリガー用マークMを検出する手段であり、例えば、光学式センサにより構成される。このトリガー32は、トリガー用マークMを検出したときに、指示信号を各カメラ31、31に出力する。この指示信号により、各カメラ31、31が駆動されて解析用格子面Sを撮像する。照明用ランプ33は、カメラ31の撮像範囲を照らすランプであり、例えば、ハロゲンランプにより構成される。この照明用ランプ33は、常時点灯タイプであっても良いし、フラッシュ点灯タイプであっても良い。
なお、タイヤ10の解析用格子面Sは、配列された多数の測定格子(2[mm]角の格子)を有するシートから成り、このシートがタイヤ10のサイドウォール部の表面に貼り付けられて構成される(図1および図4参照)。また、同一形状を有する3つの解析用格子面Sがサイドウォール部に沿ってタイヤ周方向に配列される。また、これらの解析用格子面Sがタイヤ回転軸に対して点対称に配置される。また、トリガー用マークMは、サイドウォール部の所定の位置に配置される。このトリガー用マークMは、タイヤが回転して解析用格子面Sがタイヤ10の接地位置に来たときに、トリガー32を通過するように配置される。また、3つのトリガー用マークMが3つの解析用格子面Sに対応してそれぞれ設置される。
この撮像装置3では、タイヤが回転して解析用格子面Sがタイヤ10の接地位置に来ると、トリガー32がトリガー用マークMを検出して、左右のカメラ31、31が解析用格子面Sを相互に異なる方向から同時に撮像する(図1参照)。これにより、タイヤ10の接地位置における解析用格子面Sの画像データが取得される(図4参照)。これらの画像データが各カメラ31、31から処理装置4にそれぞれ送られる。
処理装置4は、タイヤ撮影画像の取り込み、タイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を解析するために必要な処理を行う装置であり、例えば、PC(personal computer)により構成される。この実施の形態では、一対のカメラ31、31からの画像データを迅速に処理するために、処理装置4が2台のPCにより構成されている。この処理装置4は、三次元座標算出部41と、表面歪み算出部42と、試験結果生成部43と、表示部44とを有する。処理装置4は、一対のカメラ31、31から取得した画像データ(解析用格子面Sの二次元画像)を取り込む。三次元座標算出部41は、一対のカメラ31、31から取得した2枚の画像を組み合わせることで解析用格子面Sの三次元座標を算出する。なお、2台のCCDカメラの各画像に基づいて三次元座標を算出する方法については、各種文献に記載されており公知である。例えば、和歌山大学システム工学部光メカトロニクス学科光波画像計測研究グループによる研究成果報告書「高精度高速形状変形計測法の研究」(2001年4月発行)に詳細に記載されている。表面歪み算出部42は、この解析用格子面Sの基準状態の三次元座標と測定条件を付加した状態の三次元座標とを組み合わせることでタイヤ10の表面歪みを算出する。試験結果生成部43は、タイヤ試験機2から取得した試験条件に関するデータと、タイヤ10の表面歪みに関するデータとを関連付けて、試験結果データを生成する。この試験結果のデータは、タイヤ10に所定条件を入力したときのタイヤ表面歪みの過渡的な変化に関するデータである。表示部44は、例えば、PCのモニタであり、試験条件や試験結果などの必要な情報を表示する。
[タイヤ表面歪みの変化の測定]
このタイヤ解析システム1では、タイヤ応答性評価試験として、タイヤ10に所定条件を入力したときのタイヤ表面歪みの過渡的な変化が測定される。例えば、この実施の形態では、タイヤ10を回転させた状態でスリップ角を与え、このときのサイドウォール部の変形や表面歪みの過渡的な変化が測定されている。以下、その測定方法について説明する(図3参照)。
まず、基準状態でのタイヤ10の解析用格子面Sが撮像される(ST1)。この基準状態では、タイヤ10がタイヤ試験機2の支持装置21(リム211)に装着され、このタイヤ10に規定内圧が付与される。また、このタイヤ10が支持装置21により駆動装置22のベルト223に押圧されて、タイヤ10に規定荷重が付与される。また、タイヤ10が停止状態にある。
次に、タイヤ10に駆動力が付与されてタイヤ10の回転が開始される(ST2)。具体的には、駆動装置22がベルト223を一定速度(例えば、100[km/h])で駆動することにより、タイヤ10が一定速度で回転する。このとき、タイヤ10のスリップ角がゼロに設定される。これにより、タイヤ10が直線路を一定速度で走行している状態が再現される(直線走行状態)。
次に、所定の撮像位置にて、測定条件下でのタイヤ10の解析用格子面Sの撮像が開始される(撮像ステップST3)。このステップST3では、解析用格子面Sがサイドウォール部の表面に形成されており、タイヤ10が回転して解析用格子面Sがタイヤ接地位置に来たときに、一対のカメラ31、31が解析用格子面Sを相互に異なる方向から同時に撮像する。また、このタイヤ表面の撮像は、所定の時間間隔にて連続的に行われる。具体的には、3つの解析用格子面Sがサイドウォール部に沿ってタイヤ周方向に所定間隔を隔てて配置されており、タイヤが回転すると、これらの解析用格子面Sがタイヤ10の順にタイヤ接地位置を通過する。そして、これらの解析用格子面Sがタイヤ接地位置に来たときに、一対のカメラ31、31が解析用格子面Sを順次撮像する。これにより、接地位置におけるタイヤ表面の画像データ(二次元画像)が連続的に取得される。また、これらの画像データが、各カメラ31、31から処理装置4に順次送られる。
次に、タイヤの転動状態にて、タイヤ10にスリップ角が入力される(ST4)。このステップST4では、タイヤ試験機2の支持装置21がタイヤ10の進行方向を変化させることにより、タイヤ10にスリップ角θが入力される(図2参照)。これにより、タイヤ10が直線走行状態(ST2)からコーナリング状態(ST4)に入ったときのタイヤ10の転動状態が再現される。
タイヤ10にスリップ角が入力されると、タイヤ10の接地面にコーナリングフォースが作用して、サイドウォール部の表面歪みが変化する。例えば、この実施の形態では、コーナリングフォースが正弦波状に変化するように、タイヤ10にスリップ角が入力されている。また、このスリップ角の入力により、サイドウォール部の表面歪みが時間の経過に伴って過渡的に変化している。そして、この表面歪みの過渡的な変化が一対のカメラ31、31により順次撮像され、その画像データが各カメラ31、31から処理装置4に順次送られている(ST3)(図5参照)。
次に、スリップ角の入力から所定時間の経過後に、解析用格子面Sの撮像が終了される(ST5)。
次に、各カメラ31、31から取得された解析用格子面Sの二次元画像に基づいて、解析用格子面Sの三次元座標が算出される(三次元座標算出ステップST6)。具体的には、処理装置4の三次元座標算出部41が、一対のカメラ31、31から取得した基準状態での2枚の解析用格子面Sの二次元画像(ST1)を組み合わせて、基準状態での解析用格子面Sの各測定格子の三次元座標を算出する。また、三次元座標算出部41が、一対のカメラ31、31から取得した測定条件下での2枚の解析用格子面Sの二次元画像(ST3)を組み合わせて、測定条件下での解析用格子面Sの各測定格子の三次元座標を算出する。
次に、基準状態での各測定格子の三次元座標と測定条件下での各測定格子の三次元座標とを対比することにより、タイヤ10の表面歪みが算出される(測定ステップST7)。具体的には、処理装置4の表面歪み算出部42が、基準状態(直線走行時)における解析用格子面Sの三次元座標と測定条件であるスリップ角の入力後における解析用格子面Sの三次元座標とを比較して、タイヤ10の表面歪みの変化を算出する。なお、この実施の形態では、タイヤ10の表面歪みが、タイヤ周方向にかかるサイドウォール部の表面歪みとして算出されている。また、表面歪みの算出には、既存の歪み算出用ソフトウェアが用いられている。
その後に、試験条件とタイヤ表面歪みの変化との関連付けが行われて、試験結果データが生成される。具体的には、処理装置4の試験結果生成部43が、タイヤ試験機2から取得した試験条件(入力であるスリップ角変化や出力であるコーナリングフォース)に関するデータと、測定ステップST7にて算出したサイドウォール部の表面歪みに関するデータとを関連付けて、試験結果に関するデータを生成する。そして、この試験結果が処理装置4の表示部44に表示される。例えば、この実施の形態では、スリップ角の入力によるコーナリングフォースの時間変化と各カメラ31、31による撮像ナンバーとの関係を示すグラフが生成されて表示され(図5参照)、また、各撮像ナンバーにおけるサイドウォール部の表面歪みの画像が生成されて表示されている(図6参照)。
その後に、この試験結果のデータが用いられて、タイヤ10にスリップ角を入力したときのサイドウォール部の表面歪みの過渡的な変化が観察される。これにより、タイヤの挙動解析が行われる。
なお、このタイヤ解析システム1では、タイヤ10にスリップ角を入力したときのサイドウォール部の表面歪みの過渡的な変化が測定されている(図5および図6参照)。しかし、これに限らず、このタイヤ解析システム1は、例えば、タイヤに制動力を付与したときのサイドウォール部の表面歪みの過渡的な変化の測定、タイヤに加える荷重を変動させたときのサイドウォール部の表面歪みの過渡的な変化の測定、その他のタイヤ応答性評価試験に適用されても良い。
また、この実施の形態では、測定対象がタイヤ回転時(スリップ角の入力時)におけるタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化であるため、「タイヤ停止時」を基準状態とし、「タイヤ回転時」を測定条件下での走行状態として、タイヤの変形や表面歪みが測定されている(ST1およびST3)。しかし、これに限らず、測定対象がタイヤのインフレート時からタイヤ走行時に至るタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化である場合には、「タイヤインフレート時」を基準状態とし、「タイヤ回転時」を測定条件下での走行状態として、タイヤの変形や表面歪みが測定されても良い。
[効果]
以上説明したように、このタイヤ解析システム1(タイヤ解析方法)では、複数のカメラ31、31がタイヤ表面にタイヤ周方向に沿って配列された複数の解析用格子面Sを相互に異なる方向から同時に撮像する(撮像ステップST3)(図1〜図3参照)。そして、処理装置4が、この画像データに基づいて解析用格子面Sの三次元座標を算出し(三次元座標算出ステップST6)、この三次元座標に基づいてタイヤ表面歪みの変化を測定(算出)する(測定ステップST7)。
かかる構成では、カメラ31を用いてタイヤ表面の画像を撮像するので、例えば、高速度ビデオカメラを用いてタイヤ表面の映像を撮影する構成と比較して、安価なカメラ(例えば、CCDカメラ)31を採用できる。これにより、タイヤ解析システム1を安価に構成できる利点がある。また、静止画像データに基づいてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定するので、動画データに基づいてタイヤ表面歪みの変化を測定する構成と比較して、長時間の測定試験が可能となる利点もある。
なお、ビデオカメラを用いて測定する構成では、タイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を連続的に測定できる。一方、カメラ31としてCCDカメラを用いる構成では、一度に1画像しか取得できないので、タイヤ1周あたりに1回しか測定できない。そこで、上記のように、タイヤ周上に多数の格子を貼り付けることにより、短い時間間隔での測定が可能となる。これにより、CCDカメラの欠点を補うことができる。
また、かかる構成では、タイヤが回転して、これらの解析用格子面Sが撮像位置に来たときに、カメラ31がこれらの解析用格子面Sを順次撮像する(撮像ステップST3)(図1参照)。したがって、タイヤ周上に単一の解析用格子面のみが配置される構成と比較して、短い時間間隔にて画像データを取得できる。これにより、タイヤ表面歪みの過渡的な変化を短い時間間隔で測定できる利点がある。なお、上記の構成では、タイヤが周方向一様な断面形状を有する回転体であること、複数の解析用格子面Sがタイヤ回転時にてカメラ31の撮像位置を通過することが必要となる。すなわち、タイヤは回転方向に対して同じ構造(周方向に対する均一性)を有するので、タイヤの任意の部分で測定しても、測定条件が同一であれば同一の表面歪みが得られる。このタイヤの周方向に対する均一性を利用して、タイヤ周上の複数箇所で測定を行う。これにより、タイヤ周上の1箇所にて測定を行う構成と比較して、より短い時間間隔でタイヤの挙動変化(表面歪みの変化)を測定できる。
また、上記の構成では、複数の解析用格子面Sが、タイヤ周方向に対して等間隔に配置されることが好ましい(図1参照)。かかる構成では、タイヤ回転時にて、解析用格子面Sが所定時間毎に撮像位置を通過するので、各解析用格子面Sの撮像時刻の間隔が一定となる。これにより、各画像データの比較がさらに容易となる。例えば、この実施の形態では、3つの解析用格子面Sがサイドウォール部に沿ってタイヤ周方向に等間隔(120°間隔)で配置されている(図1参照)。
また、上記の構成では、4つ以上の解析用格子面Sが形成されることが好ましい(図示省略)。例えば、120[km/h]での走行時には、タイヤ10が約0.08[s]毎に一回転する。このとき、タイヤ周上に単一の解析用格子面のみが配置される構成では、解析用格子面Sの撮像時刻の間隔が約0.08[s]となる。これに対して、4つ以上の解析用格子面Sがタイヤ周方向に等間隔で配置される構成では、解析用格子面Sの撮像時刻の間隔が約0.02[s]となる。例えば、タイヤ10にスリップ角を入力したときのサイドウォール部の表面歪みの過渡的な変化の測定では、かかる約0.02[s]という間隔にて解析用格子面Sの撮像が行われることにより、適正なタイヤの挙動解析が可能となる。
なお、上記に限らず、このタイヤ解析システム1では、解析用格子面Sがタイヤ周方向の全周に渡って配置されても良い(図示省略)。例えば、単一かつ環状構造を有する解析用格子面Sあるいは円弧状かつ長尺な解析用格子面Sが、タイヤ回転軸を中心としてサイドウォール部の全周に渡って配置されても良い。かかる構成では、タイヤ回転時にて解析用格子面Sが撮像位置を略エンドレスに通過する。したがって、この解析用格子面Sを一対のカメラ31、31が連続的に撮像することより、タイヤ接地位置の画像データを連続的に取得できる利点がある。
なお、分割された複数の解析用格子面Sがタイヤ周方向に配置され、また、各解析用格子面Sが同一形状かつカメラ31の撮像範囲内に収まる大きさを有する構成(図1参照)は、解析用格子面がタイヤ全周に渡って延在する構成(図示省略)と比較して、解析用格子面Sの画像処理が容易な点で好ましい。すなわち、解析用格子面Sの画像処理にあたり、解析用格子面Sの全体を画像処理すべき範囲として指定できる。したがって、解析用格子面Sの格子数をカウントすることなく、画像処理を行い得る点で好ましい。
また、このタイヤ解析システム1では、解析用格子面Sが撮像位置に来たことを検出するトリガー32を備え、このトリガー32の出力信号に基づいて各カメラ31、31が駆動される(図1参照)。かかる構成では、トリガー32が設けられることにより、タイヤ10の回転とともに変位する解析用格子面Sを、各カメラ31、31が所定の撮像位置にて適正に撮像できる。これにより、タイヤ形状の変化の測定精度が向上する利点がある。特に、このタイヤ解析システム1は、回転体であるタイヤ10を解析対象とする。したがって、高速で回転変位する解析用格子面Sを所定の位置で適正に撮像するためにも、かかるトリガー32の設置は重要である。
また、この実施の形態では、撮像位置がタイヤ10の接地位置に設定されており、タイヤ10にスリップ角を入力したときの解析用格子面Sの画像データに基づいて、処理装置4がサイドウォール部の接地位置での形状の変化や表面歪みの変化を算出している(図3および図4参照)。かかる構成では、撮像位置がタイヤ10の接地位置に設定されることにより、路面(ベルト223)からタイヤ10に入力された外的条件の変化によるサイドウォール部の変形を適正に撮像できる。これにより、スリップ角を入力したときのサイドウォール部の表面歪みの変化を適正に測定できる利点がある。
以上のように、この発明にかかるタイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法は、安価な撮像装置を用いてタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定できる点で有用である。
1 タイヤ解析システム
2 タイヤ試験機
21 支持装置
211 リム
22 駆動装置
3 撮像装置
31 カメラ
32 トリガー
33 照明用ランプ
4 処理装置
41 三次元座標算出部
42 表面歪み算出部
43 試験結果生成部
44 表示部
10 タイヤ
221 駆動ローラ
222 従動ローラ
223 ベルト
M トリガー用マーク
S 解析用格子面

Claims (5)

  1. 所定の試験条件を入力したときのタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定することによりタイヤの挙動解析を行うタイヤ解析システムであって、
    タイヤ表面の一部にタイヤ周方向に沿って配列された4つ以上の解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する複数のカメラと、
    前記カメラから取得した画像データに基づき前記解析用格子面の三次元座標を算出すると共に前記三次元座標に基づきタイヤ表面歪みの変化を算出する処理装置とを備え、且つ、
    前記試験条件の入力を時間的に変化させつつ、タイヤが回転して前記解析用格子面が所定の撮像位置に来たときに前記カメラが前記4つ以上の解析用格子面を連続的に撮像することにより、タイヤ形状の過渡的な変化あるいはタイヤ表面歪みの過渡的な変化を測定することを特徴とするタイヤ解析システム。
  2. 前記解析用格子面がタイヤ周方向の全周に渡って配置される請求項1に記載のタイヤ解析システム。
  3. 前記解析用格子面が前記撮像位置に来たことを検出するトリガーを備え、前記トリガーの出力信号に基づいて前記カメラが駆動される請求項1または2に記載のタイヤ解析システム。
  4. 前記撮像位置がタイヤの接地位置に設定されると共に、タイヤに所定条件を入力したときの前記解析用格子面の画像データに基づいて、前記処理装置がサイドウォール部の形状の変化や表面歪みの変化を算出する請求項1〜3のいずれか一つに記載のタイヤ解析システム。
  5. 所定の試験条件を入力したときのタイヤ形状の変化やタイヤ表面歪みの変化を測定することによりタイヤの挙動解析を行うタイヤ解析方法であって、
    タイヤ表面の一部にタイヤ周方向に沿って配列された4つ以上の解析用格子面を相互に異なる方向から同時に撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにて取得した画像データに基づいて前記解析用格子面の三次元座標を算出する三次元座標算出ステップと、
    前記三次元座標に基づいてタイヤ表面歪みの変化を測定する測定ステップとを備え、且つ、
    前記撮像ステップにて、前記試験条件の入力を時間的に変化させつつ、タイヤが回転して前記解析用格子面が所定の撮像位置に来たときに前記カメラが前記4つ以上の解析用格子面を連続的に撮像することにより、タイヤ形状の過渡的な変化あるいはタイヤ表面歪みの過渡的な変化を測定することを特徴とする特徴とするタイヤ解析方法。
JP2009172476A 2009-07-23 2009-07-23 タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法 Active JP5387202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009172476A JP5387202B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009172476A JP5387202B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011027509A JP2011027509A (ja) 2011-02-10
JP5387202B2 true JP5387202B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=43636434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009172476A Active JP5387202B2 (ja) 2009-07-23 2009-07-23 タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5387202B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5533216B2 (ja) * 2010-05-10 2014-06-25 横浜ゴム株式会社 タイヤ性能測定システム及びタイヤ性能測定方法
JP6155599B2 (ja) * 2012-11-08 2017-07-05 横浜ゴム株式会社 タイヤ解析装置およびタイヤ解析システム
JP6040770B2 (ja) * 2012-12-28 2016-12-07 横浜ゴム株式会社 タイヤ解析システムおよび解析方法
DE102013200910A1 (de) * 2013-01-22 2014-07-24 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Fahrzeugvermessung
JP6232829B2 (ja) * 2013-08-13 2017-11-22 横浜ゴム株式会社 形状解析装置及び形状解析方法
JP6318804B2 (ja) * 2014-04-17 2018-05-09 横浜ゴム株式会社 タイヤ解析装置およびタイヤ解析方法
JP2016136108A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 住友ゴム工業株式会社 タイヤのサイドウォール部の剛性測定方法
JP6514620B2 (ja) * 2015-10-01 2019-05-15 Toyo Tire株式会社 タイヤ接地面測定方法
JP6804419B2 (ja) * 2017-09-28 2020-12-23 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社 タイヤ変位量取得方法及びタイヤ変位量取得装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3144593B2 (ja) * 1992-04-30 2001-03-12 株式会社応用計測研究所 汎用角度・位置計測装置
EP0674759B1 (en) * 1992-09-04 2001-07-18 Snap-on Technologies, Inc. Method and apparatus for determining the alignment of motor vehicle wheels
JPH07174528A (ja) * 1993-12-20 1995-07-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ断面形状測定方法
JPH1038533A (ja) * 1996-04-22 1998-02-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤの形状測定装置とその方法
JPH1047940A (ja) * 1996-08-05 1998-02-20 Saginomiya Seisakusho Inc 測定プレート、ホイールアラインメント測定装置及びホイールアラインメント測定方法
IT1294940B1 (it) * 1997-08-01 1999-04-23 Corghi Spa Metodo e dispositivo per regolare l'assetto di un autoveicolo
JPH11108630A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Shiseido Co Ltd 三次元形状測定方法及びそれを用いた皮膚表面の歪と応力の解析方法
DE19757763A1 (de) * 1997-12-23 1999-07-01 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zum Bestimmen der Rad- und/oder Achsgeometrie von Kraftfahrzeugen
DE19934864A1 (de) * 1999-07-24 2001-02-08 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zum Bestimmen der Rad- und/oder Achsgeometrie von Kraftfahrzeugen
DE19937035B4 (de) * 1999-08-05 2004-09-16 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung und Verfahren zur dreidimensionalen zeitaufgelösten photogrammetrischen Erfassung eines Objekts
BE1013152A3 (nl) * 1999-11-24 2001-10-02 Krypton Electronic Eng Nv Werkwijze voor het bepalen van het dynamisch gedrag van een voertuig op een testbank.
JP4307133B2 (ja) * 2003-04-16 2009-08-05 横浜ゴム株式会社 ゴム製品の表面ひずみ測定用シート及びゴム製品の表面ひずみ測定方法、並びにタイヤの表面ひずみ測定用シート及びタイヤの表面ひずみ測定方法
JP4443984B2 (ja) * 2004-04-07 2010-03-31 株式会社ブリヂストン タイヤ形状検出方法
DE102005017624A1 (de) * 2005-04-15 2006-10-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Bestimmen der Rad- und/oder Achsgeometrie von Kraftfahrzeugen
US7177740B1 (en) * 2005-11-10 2007-02-13 Beijing University Of Aeronautics And Astronautics Method and apparatus for dynamic measuring three-dimensional parameters of tire with laser vision
JP4829066B2 (ja) * 2006-09-29 2011-11-30 株式会社ブリヂストン タイヤの3次元形状測定方法
JP5226250B2 (ja) * 2007-06-22 2013-07-03 株式会社ブリヂストン 3次元形状測定システム、及び、3次元形状測定方法
JP5176517B2 (ja) * 2007-12-07 2013-04-03 横浜ゴム株式会社 タイヤ踏面測定装置
JP4831703B2 (ja) * 2008-04-23 2011-12-07 国立大学法人 和歌山大学 物体の変位測定方法
JP5274173B2 (ja) * 2008-09-17 2013-08-28 株式会社日立製作所 車両検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011027509A (ja) 2011-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5387202B2 (ja) タイヤ解析システムおよびタイヤ解析方法
JP5533216B2 (ja) タイヤ性能測定システム及びタイヤ性能測定方法
US10048171B2 (en) Method and apparatus for measuring tire ground contact properties
JP4433328B2 (ja) タイヤ形状の測定方法
EP2384423B1 (en) Measurement of vibration characteristics of an object
TWI471542B (zh) Tire shape inspection device and tire shape inspection method
US10598481B2 (en) Crankshaft shape inspection apparatus, system and method
WO2009016924A1 (ja) 三次元形状計測装置、三次元形状計測方法、三次元形状計測プログラム、および記録媒体
CN107271025A (zh) 一种转轴三维振动同步测量的装置及方法
US10309768B2 (en) Profile measuring method, profile measuring apparatus, and deformation detecting apparatus
KR101164423B1 (ko) 타이어의 동 접지압 측정장치
JP6040770B2 (ja) タイヤ解析システムおよび解析方法
KR101291167B1 (ko) 비접촉식 센서를 이용한 타이어원주 측정장치 및 측정방법
JP6232829B2 (ja) 形状解析装置及び形状解析方法
JP6155599B2 (ja) タイヤ解析装置およびタイヤ解析システム
TWI420229B (zh) 測量鏡頭之調製傳遞函數值之方法
JP4023295B2 (ja) 表面検査方法及び表面検査装置
CN210719044U (zh) 圆柱件检测系统
JP6086002B2 (ja) 形状解析装置および形状解析方法
JP6318804B2 (ja) タイヤ解析装置およびタイヤ解析方法
JP2011179884A (ja) タイヤ滑り速度測定方法及びシステム
JP3904082B2 (ja) 材料試験機
JP2010071797A (ja) 画像処理による車両のホイル位置計測装置
JP2009174933A (ja) タイヤ形状の測定方法
JP6076620B2 (ja) タイヤ踏面の接地部測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5387202

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250