JP5385655B2 - 防水シート押さえパット - Google Patents
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Description
そこで、この問題点を解決するために、防水シート押さえパットを、濡らした布で構成したり、高発泡体とその高発泡体に水を補給する補水機構とを備えた押さえ装置で構成したものが考えられた(例えば、特許文献1参照)。
また、防水シート押さえパットを濡らした布で構成してあるものに関しては、炎天下に曝されることもある現場の特性上、布に含ませた水分が蒸発してしまい、その都度、水を補給しなければならず、使い勝手が悪い上に、作業部分の防水シート上には、布から漏れ出た水が広がり、汚れの原因になり易い問題点がある。
また、補水機構を備えた押さえ装置に関しては、装置そのもの嵩が大きくなり易く、接着個所が多数個所におよぶ現場では、それぞれの接着個所に移動させるのに手間が掛かりやすく、実用性に欠けるといった問題点がある。
そこで、これらの問題点を解消し、防水シートを弾性的に押圧するに伴って、防水シートの押さえ部分の熱を除去し易く、取扱いに手間がかからず実用性に富む防水シート押さえパットとして、防水シート上への接当面を備えたシリコンゴム製の弾性マット部を備え、前記弾性マット部の前記接当面とは反対側の面に、全域にわたる金属等の押圧板を一体に設けたものが考えられた(特願2008−202042号)。
この防水シート押さえパットは、押圧板によって弾性マット部の全域を押圧することで弾性マット部を厚み方向に弾性変形させ、その弾性復元力によって防水シートを押圧するものでるから、弾性マット部の全域を厚み方向に弾性変形させるに足りる押圧力を押圧板に加える必要があり、大きな押圧力が必要となることがあった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、防水シートを弾性的に押圧するに伴って、防水シートの押さえ部分の熱を除去し易く、取扱いに手間がかからず、且つ、小さい力で十分な押圧効果を発揮でき、実用性に富む防水シート押さえパットを提供するところにある。
(1).『押圧板に荷重をかけることで、弾性マット部に押圧力を作用させることができ、弾性マット部の接当面に荷重分散した状態で防水シートを弾性的に押圧することが可能となる。
そして、弾性マット部をシリコンゴムによって構成してあることで、従来の高発泡体のパットに比べて伝熱性が高いシリコンゴム(無発泡)の特徴を生かして、接当させた防水シート表面から余剰の熱を取り去り易く、防水シートの局部が熱の影響で光るといったことを防止できる。更には、シリコンゴムによる弾性マット部と押圧板とのシンプルな構造で嵩張らないから、従来の補水機構を備えた押さえ装置に比べて、取扱性が飛躍的に向上し、作業効率の向上を図ることが可能となっている。
また、シリコンゴムそのものは、従来の高発泡体に比べて耐熱性が高いから、繰り返しの使用に対しても熱劣化を発生し難く、防水シート押さえパットの耐久性の向上を図ることが可能となる。
また、弾性マット部の前記押圧面(接当面とは反対側の面)に、その押圧面の一部を除いた範囲に前記押圧板を一体に設けてあることで、弾性マット部に対する押圧板の接触面積が上述の先行技術の場合に比べて少なくなり、それに伴って、押圧板にかける荷重を少なくすることができ、小さい力で楽に防水シートを押圧操作することができるようになる。
一方、押圧板に接触していない範囲の弾性マット部においては、押圧板からの分散応力が作用することで、防水シートを緩やかに押圧することができる。即ち、弾性マット部において押圧板に接触している部分を含む近傍においては、強力な押圧力が得られ、それ以外の部分においては、緩やかな押圧力が得られ、弾性マット部の接当面の全域で防水シートを押圧することが可能となる。
一般的に、固定板には補強用リブや防水下地へのビス止め部等が設けてあり、それらの近傍には接着層が設けられていないことが多い。従って、接着層の直上は強力な押圧力を作用させ、その近傍部分は緩やかな押圧力を作用させればよく、上述のように、小さい力でも、接着層での所定の密着性を確保することができる。
このように、本発明の第1の特徴構成によれば、防水シートの接着部からの熱除去をスムースに実施できると共に、防水シート押さえパットとしての耐久性も向上できるようになり、更には、シンプルな構造で嵩張らないことに加えて、小さい力でも確実に接着層の密着性を得ることができるから、取扱いに手間がかからず防水シート押さえ作業の効率も向上させることが可能となる。』
(2).『また、弾性マット部における周縁の張り出し部分は、直接的には押圧板によって拘束されていないから、防水シート表面への押さえ操作の再、防水シート表面の形状に追従して弾性的に変形することができる。
従って、例えば、図14に示すように、防水下地3と防水シート4との間に断熱材層Fを介在させるような場合に、固定板2が傾斜して取り付けられたり、予定位置より沈み込んだ位置に取り付けられたりし、固定板2の周縁部で防水シート4が浮いていても、弾性マット部6の張り出し部分(張出部6c)によって、緩やかに押圧することができる。その結果、接着層1での防水シート4の密着性の確保と、その周囲での防水シート4の引きつり等を防止することができる。』
更には、押圧板からの押圧荷重は弾性マット部の厚み内で広範囲に分散されるから、押圧板の直下に比べたら押圧力は低下するものの、応力分散された領域においても防水シートに押圧力を作用させて接着の促進を図ることが可能となる。特に、環状押圧板の中央開口部分は、押圧板を押さえる力に対する防水シートからの抗力が、弾性マット部に上向きに作用し、それに伴う弾性マット部の弾性復元力によって、防水シートに満遍なく荷重を伝えて接着の促進を図ることができる。
また、以上のように、防水シートの被接着部分の広い範囲に押圧力を作用させることが出来ながら、押圧板は、その押圧部が環状であるから、弾性マット部への押圧板の接当面積が、全域またはほぼ全域のものに比べて小さく、小さい力で押さえるだけでも、防水シートに押圧力を作用させて接着させることができる。
更には、環状押圧板の中央開口部分は、場合によれば、弾性マット部を手等で直接的に押さえることも可能で、各種の接着促進手段を複合的に講じることが可能となる。その結果、例えば、固定板2が変形していて、接着層が平坦面でないような場合でも、環状押圧板の中央開口部分の弾性マット部を手等で直接的に押さえることで良好な状態に防水シートを固定板2に接着することが可能となる。この一例を示すと、図13に示すように、固定板2の中央部が下方へ落ち込んだ状態に変形し、接着層1がすり鉢状になっている場合等が挙げられ、弾性マット部6の中央部を手等で直接的に押さえて接着を促進させることができる。
即ち、弾性マット部が軟らかすぎると、自らの変形によって力を吸収し、接着のための押圧力を防水シートに与え難く、一方、弾性マット部が硬すぎると、防水シート表面の起伏に追従し難く、固定板に対する防水シートの密着性が低下することが懸念され、これらの意味で、15〜30と言う前記硬度が最適な範囲であることが発明者によって見出された。
しかも、弾性マット部そのものの温度上昇をも緩和することが出来るから、弾性マット部の熱劣化を生じ難くすることが可能となる。
そして、押圧操作部を手で握った状態で防水シート上からの押圧作業を実施する際、前記断熱部を設けてあることで、押圧操作部が熱くなるのを緩和でき、例えば、押圧操作部を手で握って押圧作業を実施するにしても、熱くて握り難いと言ったことを防止でき、よりスムースに押圧作業を実施することが可能となる。その結果、押圧操作部が熱くなるような防水シート押さえパットに比べて、押圧作業効率の向上を図ることが可能となる。
因みに、電磁誘導加熱によって加熱された前記固定板の熱は、弾性マット部から押圧板に伝わり、その結果、押圧板本体の押圧操作部にも伝わって温度が上昇する。
前記固定板2は、金属薄板素材をプレス成形によって、図2に示すように上面が膨出した平面となるような立体的な円板形状に成形してあり、中央部分に、固定ネジ部材5を挿通するネジ挿通孔2aが形成してある。そして、ネジ挿通孔2aの周縁部は、前記膨出平面より一段下がった座繰り部2bとして形成してあり、屋上スラブ3に固定板2を取り付けた状態において、前記固定ネジ部材5の拡径頭部5aが固定板2の高さ寸法内に納まるよう構成してある。
そして、固定板2の外周縁部2cと前記座繰り部2bとの間の膨出平面が、前記防水シート4に対する接着面となり、ここには、前記ホットメルト接着層1を設けてある。屋上スラブ3に固定した固定板2の上から防水シート4を被し、防水シート4の上方から、図3に示すように、電磁誘導加熱装置等によって固定板2を加熱することでホットメルト接着層1を溶かして接着固定する等の方法によって防水シート4を屋上スラブ3に固定できるものである。
因みに、ホットメルト接着層1は、例えば、ポリエステル系、エチレン酢酸ビニル系、合成ゴム系、オレフィン系等の材質のものを採用することができ、融点は70〜160℃のものが広く普及している。但し、炎天下に曝される環境下に使用されることから、接着状態を維持する上で融点の下限は高めに設定してあることが好ましい。また、融点の上限は、防水シートへの温度影響をより少なくできることと、電磁誘導加熱装置による加熱効率の向上や、装置コストの低減等の観点から150℃程度が好ましい。
また、前記電磁誘導加熱装置による前記固定板2の加熱は、150〜180℃程度の温度となるように実施される。
即ち、前記弾性マット部6、及び、押圧板7は、共に円形形状に形成してあり、弾性マット部6の方が、押圧板7より外径寸法が大きく設定してある(図1(b)参照)。そして、弾性マット部6と押圧板7とは、同一軸芯上に配置して一体化が図られているので、弾性マット部6の外周部が張出部6cとなり、押圧板7より径方向の外方に張り出している。
押圧板7そのものの伝熱性は良好であり、下面に接着してある前記弾性マット部6との間での熱伝達を良好に行うことができる。従って、前記固定板2の加熱によって高温になっている防水シート4の熱をうけた弾性マット部6から、この押圧板7によって熱を奪い、空気中に放熱することができる。
当該実施形態の押さえパットPの場合、押圧板7の下面以外は露出しているから、この露出部分から、自らの熱を空気中に放熱することができる。押さえパットPの表面露出部を放熱促進部Hと云う。
そうすることで、固定板2への防水シート4の密着性が向上すると共に、固定板2からの熱を、防水シート4に接当している弾性マット部6で除去でき、防水シート4の被接着部の温度が上がりすぎて局部的に融けたり軟化して表面が光る現象を未然に防止することが可能となる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、構造に関しても同様に、コンクリートスラブによる構成に限らず、例えば、折板屋根や瓦棒屋根やデッキプレートやプレキャスト板等や、それらと断熱ボードとの組み合わせたもの等であったり、要するに、公知の防水下地となりうるものであればよく、それらを総称して防水下地という。
〈2〉 前記固定板2は、先の実施形態では、円板形状のものを説明したが、その形状に限るものではなく、例えば、帯板形状のものであったり、矩形板形状のものであってもよく、それらを総称して固定板という。そして、円形形状以外の固定板2の場合には、押さえパットPは、それら固定板2の形状に合わせた平面形状のものを採用すれば、固定板2の全域を押さえパットPで一度に押圧することができ、良好な接着を行う上で好ましい。〈3〉 前記押さえパットPは、先の実施形態で説明した平面形状が円形のものに限るものではなく、上述のように、帯形状や矩形形状、楕円形状等、適宜設定することができ、防水シートの接着性能上は、好ましくは、前記固定板2の形状に合わせたものがよい。
〈4〉 前記押圧板7は、先の実施形態で説明したような板状の押圧板本体7Aのみで構成されたものに限るものではなく、例えば、図5、図7、図9に示すように、押圧板本体7Aの上方に、手を添えたり手で握って押圧操作をより実施し易くする押圧操作部7Bを一体に備えて構成したものであってもよい。押圧操作部7Bの形状は、適宜設定することができる。
また、この押圧操作部7Bは、前記押圧板本体7Aと同一の材料で形成するものであってもよいが、例えば、合成樹脂や木材等のように、金属に比べて伝熱性の低い材料で構成すれば、弾性マット部6の熱を押圧板本体7Aで吸収して押圧板本体7Aが熱くなっていたとしても、押圧操作部7Bまで熱くなり難く、押圧操作をする上で好ましい。この場合、押圧操作部7B全体が断熱部8となる。
また、押圧操作部7Bを、金属等の伝熱性の高い材料で構成する場合であっても、直接手が触れる部分のみに、合成樹脂層を設けて断熱部8とすることも可能である。
因みに、図5、図6に示す押さえパットPは、押圧板本体7Aはアルミニウムで形成してあり、押圧操作部7Bは、合成樹脂によって構成してある。そして、押圧操作部7Bは、押圧板本体7Aの外周縁部から立ち上がった周壁部9と、その上を塞ぐ状態の上蓋部10とを設けて構成してある。そして、周壁部9には、多数のスリット状の開口が設けてあり、周壁部9と上蓋部10とで囲まれた内空部11と外部との空気の流通を図れるように構成されている。この開口によって、押圧板本体7Aからの熱が前記内空部11にこもるのを防止している。
また、別の実施形態としては、図7〜9に示すように、押圧板本体7Aの中央部に支柱12を設けて、その上部に押圧操作部7Bを一体に設ける構成であってもよい。この場合、押圧板本体7Aの上面は露出状態であるから、熱の発散効率が良好となる。そして、押圧操作部7Bを、押圧板本体7Aと同様の板状体で構成すると、押圧板本体7Aに対する庇の役目を果たすことができ、直射日光を受ける炎天下に当該押さえパットPを放置しても、日射で押圧板本体7Aが高温になるのを防止でき、押圧板本体7Aによる弾性マット部6からの除熱作用を維持することが可能となる。
一方、図9に示すように、押圧操作部7Bの上面部に熱線反射層13を設けておけば、日射を受けても高温になり難く、熱くて手で触れないといったことを防止できる。この熱線反射層13に関しては、先の実施形態の押圧板本体7Aのみで押圧板7が構成されている場合にも適用可能で、押圧板本体7Aの上面に設けるものであってもよい。
また、前記押圧板7は、例えば、図10に示すように、弾性マット6への押圧部の平面形状が、前記接着層1の平面形状に沿う環状に形成してあってもよい。
即ち、当該実施形態の場合、接着層1の平面形状は、円環形状であり、押圧板7は、その外周円形に沿う円環状として構成してあってもよい。この実施形態の防水シート押さえパットは、押圧板7の外径は、弾性マット6の外径寸法より小さく、且つ、接着層1の外径より大きく設定してあり、押圧板7の内径は、接着層1の外径より小さく、且つ、接着層の内径より大きく設定してある。
また、押圧板7は、全周にわたって連続した環状のものに限らず、例えば、図11に示すように、複数に分割されたものであってもよい。
また、押圧板7の形状は、例えば、図12に示すように、一文字形状や、十文字形状や、環状形状との組合せであってもよく、弾性マット6の形状や、接着層1の形状や、固定板2の形状に類似した形状であることが好ましい。
2 固定板
3 屋上スラブ(防水下地の一例)
4 防水シート
6 弾性マット部
6a 接当面
7 押圧板
7A 押圧板本体
7B 押圧操作部
8 断熱部
13 熱線反射層
H 放熱促進部
Claims (4)
- 加熱によって溶融する接着層を上面に備えた防水シート固定用金属製固定板を、防水下地上に固定し、その固定板の上に防水シートを配置した後、前記固定板を電磁誘導加熱によって加熱して前記接着層を溶融させることで前記防水シートを前記固定板に接着する防水シート接着方法の実施に当たり、前記固定板の加熱後に、接着個所の防水シートを弾性的に押さえて前記固定板に対する前記防水シートの密着性を向上させるのに使用する防水シート押さえパットであって、
前記防水シート上への接当面を備えたシリコンゴム製の弾性マット部を備え、前記弾性マット部の前記接当面とは反対側の押圧面に、前記弾性マット部に押圧力を作用可能な押圧板を、前記押圧面の一部を除いた範囲に一体に設けてあり、前記弾性マット部は、その外径寸法を、前記押圧板の外径寸法より大きく形成してあり、前記弾性マット部の全周にわたって、前記押圧板より径方向に沿って張り出した形状に形成してある防水シート押さえパット。 - 加熱によって溶融する接着層を上面に備えた防水シート固定用金属製固定板を、防水下地上に固定し、その固定板の上に防水シートを配置した後、前記固定板を電磁誘導加熱によって加熱して前記接着層を溶融させることで前記防水シートを前記固定板に接着する防水シート接着方法の実施に当たり、前記固定板の加熱後に、接着個所の防水シートを弾性的に押さえて前記固定板に対する前記防水シートの密着性を向上させるのに使用する防水シート押さえパットであって、
前記防水シート上への接当面を備えたシリコンゴム製の弾性マット部を備え、前記弾性マット部の前記接当面とは反対側の押圧面に、前記弾性マット部に押圧力を作用可能な押圧板を、前記押圧面の一部を除いた範囲に一体に設けてあり、
前記押圧板は、金属製であり、自らの熱を空気中に放熱可能な放熱促進部が設けられている防水シート押さえパット。 - 加熱によって溶融する接着層を上面に備えた防水シート固定用金属製固定板を、防水下地上に固定し、その固定板の上に防水シートを配置した後、前記固定板を電磁誘導加熱によって加熱して前記接着層を溶融させることで前記防水シートを前記固定板に接着する防水シート接着方法の実施に当たり、前記固定板の加熱後に、接着個所の防水シートを弾性的に押さえて前記固定板に対する前記防水シートの密着性を向上させるのに使用する防水シート押さえパットであって、
前記防水シート上への接当面を備えたシリコンゴム製の弾性マット部を備え、前記弾性マット部の前記接当面とは反対側の押圧面に、前記弾性マット部に押圧力を作用可能な押圧板を、前記押圧面の一部を除いた範囲に一体に設けてあり、
前記押圧板は、押圧板本体をアルミニウムで形成してあると共に、押圧操作部に、合成樹脂製の断熱部を設けてある防水シート押さえパット。 - 加熱によって溶融する接着層を上面に備えた防水シート固定用金属製固定板を、防水下地上に固定し、その固定板の上に防水シートを配置した後、前記固定板を電磁誘導加熱によって加熱して前記接着層を溶融させることで前記防水シートを前記固定板に接着する防水シート接着方法の実施に当たり、前記固定板の加熱後に、接着個所の防水シートを弾性的に押さえて前記固定板に対する前記防水シートの密着性を向上させるのに使用する防水シート押さえパットであって、
前記防水シート上への接当面を備えたシリコンゴム製の弾性マット部を備え、前記弾性マット部の前記接当面とは反対側の押圧面に、前記弾性マット部に押圧力を作用可能な押圧板を、前記押圧面の一部を除いた範囲に一体に設けてあり、
前記押圧板の少なくとも上面部に、熱線反射層が設けてある防水シート押さえパット。
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