JP5384433B2 - 上げ下げ窓 - Google Patents
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Description
一方、特許文献1には、閉鎖時に障子が面一となる構造は開示されているが、内倒し用レール溝の上記したような問題点には言及していない。
図2は、図1(b)に示した上げ下げ窓100の枠体10を分解して概略的に示した正面図である。
図3は、図1(a)に示したIII−III断面を概略的に示した図である。
図4は、図1(b)に示したIV−IV断面を概略的に示した図である。
図5は、図1(b)に示したV−V断面を概略的に示した図です。
ここで図3、図4では、紙面左が室外側、紙面右が室内側である。また、図5では紙面上が室外側、紙面下が室内側である。以下図1〜図5及び適宜示す図を参照しつつ開口部装置100について説明する。
上横枠11は、図3、図4に表れる断面を有して延在する上部に水平に配置される長尺の部材である。上横枠11は、その断面において、後述するように上障子20の上框を固定するための片で3方を囲まれる凹状部11aを具備している。
下横枠12は、図3、図4に表れる断面を有して延在する下部に水平に配置される長尺の部材である。下横枠12は、その断面において、後述するように下障子30の下框を受け入れるための片で3方を囲まれる凹状部12aを具備している。
内倒し用レール90は、内倒し溝91を形成する部材で、後述する内倒し部材50の摺動子53が摺動する溝である。図5からわかるように、内倒し用レール90は、断面略コ字状を有し、長手方向は上下に延びている(図3、図4参照)。
また、上框31の上面には、図3からわかるように、その長手方向に延在し、断面略L字状の錠部材ガイド31aが設けられている。錠部材ガイド31aは後述するラッチ・錠部材70のうち摺動棒76(図8〜図10参照)に係合し、これをガイドする片である。錠部材ガイド31aの断面L字状の一片が框31の上面から見付方向に立設し、その先端から他方の片が見込み方向室内側に延在する。
従って、可動障子30はバランサー60によって吊られた状態にある。バランサー60は、通常の上げ下げ窓に用いられるバランサーでよく、例えば渦巻きバネが内設されており、可動障子30の質量と平衡を保ち、可動障子30を小さな力で上下移動させることを可能にするとともに、任意の高さで停止させることができるように構成されている。本実施形態では縦枠13、14にバランサー60、60を設けた例を示したが、これに限定されることはなく、上枠11に配置されてもよい。
アーム51は、一方向に長い板状の部材でありその一端には軸51aが設けられている。他端側は障子側軸部材52に回動可能に取り付けられている。
障子側軸部材52は、可動障子30の框33(框34)に取り付けられ、アーム51と障子とを回動可能に連結する部材である。
摺動子53は、図7からわかるように、全体として略直方体の部材で、基体53aを有している。基体53aの対向する1組の側面には溝53b、53bが設けられている。また、基体53aの一つの面にはアーム51の軸51aを受け入れて回動可能に連結する軸受部53cを備えている。
基体71は、当該ラッチ・錠装置70の基礎となる部材である。すなわち、基体71にラッチ部材72及び錠装置75が配置されることによりラッチ・錠装置70が形成される。ここで基体71は、略板状である板状部71a及び後述する錠操作部材77が摺動可能に取り付けられる操作部材取り付け部71bを有している。
さらにラッチ部材72には、該ラッチ部材72を面72cに直交する方向(長手方向)に付勢する弾性部材73を備えている。
錠操作部材77は、操作部材取り付け部71bに摺動可能に取り付けられる。錠操作部材77の摺動方向は、摺動棒76の長手方向と同じ方向である。そして連結部材78は、摺動棒76と錠操作部材77とを連結する。
また、ラッチと錠装置とを1つの部材で形成することができる。従って、いわゆるクレセント錠とラッチとを別に設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
上記したように、可動障子30の閉鎖の姿勢では、該可動障子30は固定障子20の下方に面一に並べられて配置される。従って可動障子30は枠体10内の室外側(図11の上方)に寄せられて配置される。本実施形態の上げ下げ窓100では、内倒し用レール90がレール溝40より室外側に配置されているので、従って内倒し用レール90や摺動子53を目立たなくすることができる。さらには、縦框33(縦框34も同様)から室内側に延在する片33a(34a)により、内倒し用レール90及び摺動子53を隠蔽することができる。これによりさらに外観の良好な開口部装置とすることができる。
可動障子30を内倒しするには、図14(a)のように、ラッチ部材72をさらに引っ込ませるように移動させ、縦枠13(縦枠14側についても同様)に接触しない姿勢とする。かかる姿勢から可動障子30を図14(a)に直線矢印で示した方向に移動すると内倒しをすることが可能となる。
可動障子30の内倒しがされると、図14(b)のように可動障子30が室内側に大きく傾けられる。これにより使用者は可動障子30の室外側面を清掃することが可能となる。その際には内倒し部材50が可動障子30を保持する。
また、上記実施形態では上障子及び可動障子を建物に固定される枠体に具備するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、上障子及び可動障子が備えられる枠体が、さらに建物に固定された他の枠体にスイング式に開閉可能なものを挙げることができる。
11 上枠
12 下枠
13 左縦枠
14 右縦枠
20 固定障子(上障子)
21 上框
22 下框
23 左縦框
24 右縦框
25 パネル
30 可動障子
31 上框
32 下框
33 左縦框
34 右縦框
35 パネル
36 引手部
38 支持部材
40 ガイド溝
41 直線部
42 傾斜部
50 内倒し部材
51 アーム
52 障子側軸部材
53 摺動子
60 バランサー
61 ワイヤー
70 ラッチ・錠装置
72 ラッチ部材
90 内倒し用レール
91 内倒し溝
100 上げ下げ窓
Claims (2)
- 上横枠と下横枠と左右の縦枠とを有する枠体、閉鎖の姿勢で前記枠体内側の上部に備えられる上障子、及び前記閉鎖の姿勢で前記枠体の内側の下部に配置され、前記枠体内側を上下に移動自在に設けられる可動障子を備える上げ下げ窓であって、
前記可動障子は閉鎖の姿勢で前記上障子と同一平面内に並べられて配置され、
前記縦枠は、前記可動障子を案内するガイド溝と、該ガイド溝より前記上障子側に前記ガイド溝と平行に設けられる内倒し溝と、を具備し、
前記内倒し溝に沿って摺動可能に配置される摺動子と、一端が前記可動障子に回動可能に取り付けられ、他端が前記摺動子に回動可能に取り付けられるアームと、を備える内倒し部材を有する、上げ下げ窓。 - 前記可動障子の縦框には、見込み方向で、前記可動障子の閉鎖の姿勢で前記内倒し溝が配置された方向に延在する片を具備することを特徴とする請求項1に記載の上げ下げ窓。
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