JP7115131B2 - スライド式の収納扉 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、スライド式の収納扉に関する。
収納棚の前方に設けられ、収納棚の収納スペースを開閉する収納扉において、隣接する第1扉と第2扉とを有し、少なくとも第1扉をスライド式とする構成がある。こうしたスライド式の収納扉において、デザイン性を向上させるために、第1扉と第2扉とが閉じた全閉状態において、第1扉と第2扉とをフラットな状態にすることが行われている。
例えば、特許文献1では、左右方向に延びるメインガイドと、メインガイドから後方に向かって延びるサブガイドと、を設けている。1つの扉は、メインガイドにより、別の扉の前方を左右に移動することができる。そして、1つの扉は、サブガイドによってメインガイドから後方に移動することにより、別の扉とフラットな状態となる。これにより、全閉時には隣接した第1扉と第2扉とがフラットな状態になり、スライド式の第1扉を開放した際には、第1扉と第2扉とを前後に重なり合わせることができる。
近年、例えば洗面空間やキッチン空間などでは、デザイン性の高い収納が求められている。そこで、第1扉及び第2扉を開閉するためのスライド機構を隠蔽することが考えられる。しかしながら、特許文献1のような構成では、隣接する第1扉と第2扉とをフラットな状態から扉同士が重なる状態へ可動させるために、スライド機構の奥行長さが必要となってしまう。すなわち、サブガイドの長さ分だけ、奥行方向の長さが必要となり、収納棚の収納スペースを圧迫してしまうことが懸念される。
このため、スライド式の収納扉では、デザイン性を高めるためにスライド機構を隠蔽した場合にも、収納棚の収納スペースを大きく確保できるようにすることが望まれる。
特開2009-2152号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、デザイン性を高めるためにスライド機構を隠蔽した場合にも、収納棚の収納スペースを大きく確保することができるスライド式の収納扉を提供することを目的とする。
第1の発明は、収納棚の前方に設けられ、隣接する第1扉と第2扉とを有し、少なくとも前記第1扉をスライド式とし、前記第1扉及び前記第2扉によって前記収納棚の収納スペースを開閉するとともに、前記第1扉と前記第2扉とを閉じた全閉時には隣接した前記第1扉と前記第2扉とをフラットな状態とするスライド式の収納扉であって、前記第1扉を支持する第1支持部と、前記第2扉を支持する第2支持部と、前記収納棚又は隠蔽部材によって隠蔽される位置に配置され、前記第1扉と前記第2扉との隣接する方向に直線状に延びるスライドレールを有し、前記スライドレールによって前記第1支持部を支持することにより、第1閉じ位置と第1開き位置との間で前記隣接する方向に前記第1扉をスライド移動させるとともに、前記第2支持部を支持することにより、第2閉じ位置と第2開き位置との間で前記第2扉を移動させるスライド機構と、を備えたことを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、直線状に延びるスライドレールに沿って第1支持部及び第1扉をスライド移動させることで、第1扉を第1閉じ位置から第1開き位置に移動させることができ、第1支持部と第2支持部との前後方向の位置関係をずらす必要が無い。これにより、スライド機構の奥行をコンパクトにすることが可能となる。従って、デザイン性を高めるためにスライド機構を隠蔽した場合にも、収納棚の収納スペースを大きく確保することができるスライド式の収納扉を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1扉は、前記第1閉じ位置にある状態において、前記第2閉じ位置にある前記第2扉と対向する第1側端面を有し、前記第2扉は、前記第2閉じ位置にある状態において、前記第1閉じ位置にある前記第1扉の前記第1側端面と対向する第2側端面を有し、前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動に応じて、前記第1側端面及び前記第2側端面の一方が他方に対して前方に移動するように前記第1扉及び前記第2扉の一方を傾斜させることにより、前記第1開き位置において前記第1扉が前記第2扉と前後に重なり合うようにすることを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、第1扉の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1扉及び第2扉の一方を傾斜させることにより、第1開き位置において第1扉と第2扉とを前後に重なり合わせることができる。これにより、第1扉と第2扉とがフラットな状態から第1支持部及び第1扉をスライドレールに沿って直線状に移動させるようにした場合にも、第1扉及び第2扉の少なくとも一方に折り畳み機構などを設けることが不要となる。従って、第1扉及び第2扉を一枚板状に形成することが可能となり、よりデザイン性を向上させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動に応じて、前記第1扉及び前記第2扉の一方を傾斜させるとともに、前記第1扉と前記第2扉とを平行に近付けるように、前記第1扉及び前記第2扉の他方を傾斜させることを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、第1扉及び第2扉の一方を傾斜させつつ、第1扉と第2扉とを平行に近付けるように、第1扉及び第2扉の他方を傾斜させることにより、第1扉を第1開き位置に移動させた際に第1扉と第2扉との間に設けられる隙間を小さくすることでき、開放時のデザイン性をより向上させることができる。また、第1扉を第1開き位置に移動させた際に第1扉と第2扉との間に設けられる隙間を小さくすることで、第1開き位置における収納スペースの開放量を大きくすることができる。例えば、第1側端面を第2支持部の付近まで移動させ、第1扉と第2扉との重なり量を大きくすることができる。そして、これにより、例えば、第1扉を開放する操作にて、第2扉の後方に位置する収納スペースに対しても物品を出し入れし易くすることができ、使い勝手を向上させることができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動の操作力によって前記第1扉を傾斜させるとともに、前記操作力を機械的に前記第2扉に伝達することにより、前記第2扉を傾斜させることを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、第1扉及び第2扉を傾斜させる構成を、簡単な構成で実現することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記スライド機構は、前記スライドレールによって前記第2支持部を支持することにより、前記第2閉じ位置と前記第2開き位置との間で前記隣接する方向に前記第2扉をスライド移動させることを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、第1扉及び第2扉のどちらもスライド移動可能とすることにより、収納扉の使い勝手をより向上させることができる。例えば、第1扉及び第2扉を上下に隣接させ、第1扉及び第2扉を上下にスライド移動させる場合には、使用者の高さに合わせた最適な高さで第1扉及び第2扉の開閉が可能となる。また、例えば、第1扉及び第2扉を左右に隣接させ、第1扉及び第2扉を左右にスライド移動させる場合には、左右どちらからでも開閉することが可能となり、使用場所の限定などを抑制することができる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記収納棚は、キッチン空間に設置されることを特徴とするスライド式の収納扉である。
このスライド式の収納扉によれば、スペースが限られるキッチン空間においても、デザイン性を維持しつつ、収納棚の収納スペースを大きく確保することができる。
本発明の態様によれば、デザイン性を高めるためにスライド機構を隠蔽した場合にも、収納棚の収納スペースを大きく確保することができるスライド式の収納扉が提供される。
実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットを模式的に表す斜視図である。 図2(a)~図2(d)は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットを模式的に表す側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す分解斜視図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。 実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットの変形例を模式的に表す側面図である。 図14(a)~図14(c)は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットの変形例を模式的に表す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットを模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、キャビネット10は、収納棚12と、収納扉14と、を備える。
収納棚12は、前方を開口させた開口箱状である。収納棚12は、例えば、略矩形の開口箱状である。収納棚12は、前方を開放した収納スペースSP(図2参照)を有し、収納スペースSPに物品を収納可能とする。
キャビネット10は、例えば、キッチン空間に設置されるキッチンキャビネットである。収納棚12は、キッチン空間に設置される。キャビネット10は、例えば、対面式のシステムキッチンの後方に背面収納として設置され、収納スペースSPに食器や調理器具などの物品を収納する。
但し、キャビネット10の用途は、上記に限定されるものではない。キャビネット10は、例えば、システムキッチンのシンクやカウンタの下方など、システムキッチンに組み込まれて使用されるキッチンキャビネットなどでもよい。また、キャビネット10は、キッチンキャビネットに限ることなく、他の用途で用いられる任意のキャビネットでよい。収納棚12は、キッチン空間に設置される収納棚に限ることなく、洗面空間やトイレ空間などに設置される収納棚でもよい。
収納扉14は、収納棚12の前方に設けられる。以下、本願明細書においては、収納棚12に対して収納扉14の設けられる方向を「前方」とし、これと反対の方向を「後方」とする。そして、前方を向いた状態における上方、下方、右側方、及び左側方を、それぞれ「上方」、「下方」、「右側方」、及び「左側方」とする。前方は、換言すれば、収納棚12の開口する方向である。
収納扉14は、隣接する第1扉21と第2扉22とを備える。この例において、第1扉21及び第2扉22は、上下方向に隣接している。第1扉21及び第2扉22は、例えば、左右方向に隣接してもよい。
第1扉21及び第2扉22は、スライド式である。但し、収納扉14においては、少なくとも第1扉21が、スライド式であればよい。第2扉22は、例えば、ヒンジ式の扉などでもよい。また、この例では、第1扉21及び第2扉22を上下方向に隣接させる場合に、下側を第1扉21とし、上側を第2扉22としている。これとは反対に、上側を第1扉21とし、下側を第2扉22としてもよい。第1扉21及び第2扉22を左右方向に並べる場合には、右側を第1扉21としてもよいし、左側を第1扉21としてもよい。
第1扉21及び第2扉22を上下方向にスライド移動可能とした場合、収納扉14は、例えば、図示を省略した落下防止機構をさらに備える。落下防止機構は、例えば、バネなどを有し、バネなどの付勢力を第1扉21及び第2扉22の重さとバランスさせることにより、第1扉21及び第2扉22を上下方向の所望の位置で保持できるようにする。但し、落下防止機構の構成は、これに限ることなく、上下にスライド移動する第1扉21及び第2扉22の急激な落下を抑制することができる任意の構成でよい。また、例えば、第1扉21及び第2扉22を左右方向にスライド移動させるようにした場合には、落下防止機構は、不要である。
第1扉21は、前方を向く前面21aを有する。第2扉22は、前方を向く前面22aを有する。第1扉21及び第2扉22の形状は、例えば、収納棚12の形状に対応した略矩形状である。第1扉21及び第2扉22は、例えば、略矩形の板状である。
第1扉21及び第2扉22の厚みは、例えば、夫々21mmであり、その際、隣接する第1扉21と第2扉22とにおいて、第1扉21と第2扉22との間の隣接する方向(例えば上下方向)の隙間GPは、5mm程度(例えば2mm以上8mm以下)である。換言すれば、前面21aと前面22aとの間の隙間GPは、5mm程度である。これにより、収納扉14において高いデザイン性を得ることができる。
第1扉21及び第2扉22は、全閉時において、収納棚12の前方を向く開口12a(図2参照)の全体を覆う。そして、第1扉21及び第2扉22は、全閉時の位置から移動する(開放する)ことにより、収納棚12の開口12a(収納スペースSP)の一部を前方に露出させる。これにより、第1扉21又は第2扉22を開放することで、収納棚12の収納スペースSPに対して物品を出し入れすることが可能となる。
収納扉14は、2つの扉21、22に限ることなく、3つ以上の扉を有してもよい。また、キャビネット10は、収納扉14以外の扉や引き出しなどを、さらに備えてもよい。このように、収納扉14が3つ以上の扉を有する場合やキャビネット10が別の扉などをさらに備える場合などには、第1扉21及び第2扉22は、全閉時において、収納棚12の前方を向く開口12aの一部のみを覆う。すなわち、第1扉21及び第2扉22は、全閉時において、収納棚12の前方を向く開口12aの少なくとも一部を覆う構成であればよい。
収納扉14は、第1扉21と第2扉22とを閉じた全閉時には隣接した第1扉21と第2扉22とをフラットな状態とする。また、収納扉14は、第1扉21又は第2扉22を開放した際には、第1扉21と第2扉22とを前後に重なり合わせる。
ここで、「フラットな状態」とは、例えば、第1扉21と第2扉22との隣接部において、第1扉21の前面21aと第2扉22の前面22aとの前後方向の位置の差が、5mm以下の状態である。この例では、例えば、前面21aの上端部と前面22aの下端部とにおける前面21aと前面22aとの前後方向の位置の差が、5mm以下の状態である。例えば、第1扉21と第2扉22とが左右方向に並ぶ場合には、第1扉21と第2扉22との隣接部は、前面21a、22aの左右端部である。
図2(a)~図2(d)は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットを模式的に表す側面図である。
図2(a)~図2(d)に表したように、収納棚12は、例えば、棚板12bを有する。棚板12bは、収納棚12の収納スペースSP内に設けられ、収納スペースSPを上下に仕切ることにより、収納スペースSPを第1空間SP1と第2空間SP2とに分割する。第2空間SP2は、第1空間SP1の上に設けられる。第1空間SP1は、換言すれば、下部収納スペースである。第2空間SP2は、換言すれば、上部収納スペースである。棚板12bは、必要に応じて設けられ、省略可能である。例えば、第1扉21と第2扉22とを左右に並べる構成の場合などには、棚板12bを設けなくてもよい。
収納扉14は、第1支持部31と、第2支持部32と、スライド機構34と、をさらに備える。なお、図2(a)~図2(d)では、便宜的に収納棚12及び収納扉14の一部の図示を省略している。具体的には、収納棚12の側面パネル12c及び収納扉14の側面パネル36(いずれも図1参照)の図示を便宜的に省略している。側面パネル36は、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34の側方に設けられ、これらが側方に露出してしまうことを抑制する。また、図2(a)~図2(d)では、図示を簡単にするため、便宜的に側面パネル12cを省略した収納棚12の側端面部分にハッチングを施している。
収納扉14は、例えば、一対の側面パネル36及び上面パネル38(図1参照)を有し、一対の側面パネル36によって第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34の左右両側方への露出を抑制するとともに、上面パネル38によって第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34の上方への露出を抑制する。このように、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、側面パネル36や上面パネル38などの隠蔽部材によって隠蔽される位置に配置される。第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、例えば、収納棚12の収納スペースSP内に配置し、収納棚12によって隠蔽されるようにしてもよい。
第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、収納扉14の左右方向の両端に設けられる。すなわち、収納扉14は、左右方向の両端に設けられた一対の第1支持部31と、一対の第2支持部32と、一対のスライド機構34と、を備える。
例えば、第1扉21及び第2扉22が左右方向にスライド移動する場合には、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34が、収納扉14の上下方向の両端に設けられる。このように、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、収納扉14において、第1扉21及び第2扉22のスライド移動の方向と直交する方向の両端に設けられる。
但し、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34のそれぞれの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34の数は、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34のそれぞれで異なってもよい。
なお、収納扉14の左右方向の両端に設けられた一対の第1支持部31は、左右対称な実質的に同じ構成である。一対の第2支持部32及び一対のスライド機構34についても一対の第1支持部31と同様である。従って、以下では、左右方向の一方の第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34の構成について説明を行う。
第1支持部31は、第1扉21を支持する。第2支持部32は、第2扉22を支持する。スライド機構34は、前述のように、側面パネル36などの隠蔽部材又は収納棚12によって隠蔽される位置に配置される。スライド機構34は、第1支持部31及び第2支持部32をスライド移動可能に支持する。例えば、第2扉22をヒンジ式とする場合などには、スライド機構34は、第1支持部31のみをスライド移動可能に支持する。この場合、スライド機構34は、例えば、ヒンジなどを介して回動可能に第2支持部32を支持する。
図3は、実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。
図3に表したように、スライド機構34は、第1扉21と第2扉22との隣接する方向に直線状に延びるスライドレール34aを有する。この例において、スライドレール34aは、第1扉21及び第2扉22の隣接する上下方向に直線状に延びる。
スライド機構34は、スライドレール34aによって第1支持部31を支持することにより、第1閉じ位置(図2(a)に示した位置)と第1開き位置(図2(c)に示した位置)との間で隣接する方向(上下方向)に第1扉21をスライド移動させる。
また、スライド機構34は、スライドレール34aによって第2支持部32を支持することにより、第2閉じ位置(図2(a)に示した位置)と第2開き位置(図2(d)に示した位置)との間で上下方向に第2扉22をスライド移動させる。
スライドレール34aは、例えば、一対の平板34b、34cによって構成される。一対の平板34b、34cは、例えば、上下方向に延びるとともに、収納スペースSP側に向かうように側方に延びる。平板34b、34cは、略平行である。これにより、平板34b、34c、及び平板34b、34cの間の矩形状の空間が、スライドレール34aとして機能する。但し、スライドレール34aの構成は、上記に限ることなく、第1支持部31及び第2支持部32をスライド移動可能に支持することができる任意の構成でよい。なお、図3では、見易くするために、便宜的に、平板34b、34cの端面にハッチングを施している。
第1扉21が第1閉じ位置にある状態では、第1空間SP1の前方が第1扉21によって覆われる。そして、第1扉21が第1開き位置にある状態では、第1空間SP1が、前方に開放される。これにより、第1扉21を第1開き位置に移動させることにより、第1空間SP1への物品の出し入れが可能となる。
同様に、第2扉22が第2閉じ位置にある状態では、第2空間SP2の前方が第2扉22によって覆われる。そして、第2扉22が第2開き位置にある状態では、第2空間SP2が、前方に開放される。これにより、第2扉22を第2開き位置に移動させることにより、第2空間SP2への物品の出し入れが可能となる。
第1支持部31及びスライド機構34は、第1扉21を第2扉22に接近させる方向への操作のみで第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に移動させ、第1扉21を第2扉22から離間させる方向への操作のみで第1扉21を第1開き位置から第1閉じ位置に移動させる。すなわち、この例では、第1扉21を上方に移動させる操作のみで、第1扉21が第1閉じ位置から第1開き位置に移動し、第1扉21を下方に移動させる操作のみで、第1扉21が第1開き位置から第1閉じ位置に移動する。
第2支持部32及びスライド機構34は、第2扉22を第1扉21に接近させる方向への操作のみで第2扉22を第2閉じ位置から第2開き位置に移動させ、第2扉22を第1扉21から離間させる方向への操作のみで第2扉22を第2開き位置から第2閉じ位置に移動させる。すなわち、この例では、第2扉22を下方に移動させる操作のみで、第2扉22が第2閉じ位置から第2開き位置に移動し、第2扉22を上方に移動させる操作のみで、第2扉22が第2開き位置から第2閉じ位置に移動する。
第1扉21は、第1閉じ位置にある状態において、第2閉じ位置にある第2扉22と対向する第1側端面21bを有する。この例において、第1側端面21bは、換言すれば、第1扉21の上端面である。第1側端面21bは、例えば、第1扉21の前面21aと略直交する。「略直交」とは、例えば、前面21aと第1側端面21bとの成す角度が、88°以上92°以下の状態である。
なお、前面21aと第1側端面21bとの間には、例えば、傾斜面状又は曲面状の面取り部などが設けられていてもよい。また、前面21aと前面22aとの間の隙間が小さくなるように設けられていれば、第1側端面21bは、前面21aと略直交する平面に限ることなく、例えば、湾曲した曲面状などとしてもよい。
第2扉22は、第2閉じ位置にある状態において、第1閉じ位置にある第1扉21の第1側端面21bと対向する第2側端面22bを有する。この例において、第2側端面22bは、換言すれば、第2扉22の下端面である。第2側端面22bは、例えば、第2扉22の前面22aと略直交する。以下、第2側端面22bは、第1側端面21bと同様であるから、詳細な説明は省略する。
第1支持部31は、第1扉21の第1側端面21bと反対側の端部を支持する。第1支持部31は、例えば、第1扉21の下端部を支持する。第2支持部32は、第2扉22の第2側端面22bと反対側の端部を支持する。第2支持部32は、例えば、第2扉22の上端部を支持する。
また、第1支持部31は、例えば、前後方向及び第1扉21のスライド移動の方向と直交する方向を軸に第1扉21を回動可能に支持する。すなわち、この例において、第1支持部31は、前後方向及び上下方向と直交する左右方向を軸に第1扉21を回動可能に支持する。同様に、第2支持部32は、左右方向を軸に第2扉22を回動可能に支持する。これにより、収納扉14では、図2(b)~図2(d)に表したように、第1扉21の下端部を軸に回動させて第1扉21を傾斜させることができるとともに、第2扉22の上端部を軸に回動させて第2扉22を傾斜させることができる。
第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、図2(b)に表したように、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に連動させ、第1扉21との干渉を避けるように第2扉22を移動させる。これにより、第1扉21の移動にともなう第1扉21と第2扉22との干渉を抑制することができる。
また、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、第2扉22の第2閉じ位置から第2開き位置への移動に連動させ、第2扉22との干渉を避けるように第1扉21を移動させる。これにより、第2扉22の移動にともなう第1扉21と第2扉22との干渉も抑制することができる。なお、第2扉22に連動させて第1扉21を移動させる動作は、第1扉21に連動させて第2扉22を移動させる動作と実質的に同じである。
第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、図2(b)に表したように、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1側端面21b及び第2側端面22bの一方が他方に対して前方に移動するように第1扉21及び第2扉22の一方を傾斜させることにより、第1開き位置において第1扉21が第2扉22と前後に重なり合うようにする。
第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、例えば、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の開始と同時に、第1扉21及び第2扉22の一方を傾斜させる。
また、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1扉21及び第2扉22の一方を傾斜させるとともに、第1扉21と第2扉22とを平行に近付けるように、第1扉21及び第2扉22の他方を傾斜させる。換言すれば、第1扉21及び第2扉22の一方の傾斜に応じて他方を傾斜させ、前面21aと前面22aとが略平行となるようにする。「略平行」とは、例えば、前面21aと前面22aとの成す角度が、±2°以下の状態である。
これにより、第1扉21の挙動及び第2扉22の挙動を小さくしつつ、第1側端面21bと第2側端面22bとの離間量を大きくすることができ、第1扉21と第2扉22との干渉をより確実に抑制することができる。
この例において、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第2側端面22bが第1側端面21bに対して前方に移動するように第2扉22を傾斜させる。そして、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、第1扉21と第2扉22とを平行に近付けるように、第1扉21を後方側に傾斜させる。
第2扉22を第2閉じ位置から第2開き位置に移動させる場合には、第1支持部31、第2支持部32、及びスライド機構34は、同様に、第2扉22の第2閉じ位置から第2開き位置への移動に応じて、第2側端面22bが第1側端面21bに対して前方に移動するように第2扉22を傾斜させるとともに、第1扉21と第2扉22とを平行に近付けるように、第1扉21を後方側に傾斜させる。
上記のように第1扉21と第2扉22とを傾斜させた場合、第1扉21を前後などに移動させる必要が無く、傾斜した状態の第1扉21をそのまま上方に移動させるだけで、第1閉じ位置から第1開き位置に第1扉21を移動させることができる。前述のように、第1扉21を第2扉22に接近させる方向への操作のみで第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に移動させ、第1扉21を第2扉22から離間させる方向への操作のみで第1扉21を第1開き位置から第1閉じ位置に移動させることができる。
図4~図7は、実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。
図4は、図2(a)の領域Aの部分を表す。
図5は、領域Aの部分を反対側から見た状態を表す。
図6は、図2(a)の領域Bの部分を表す。
図7は、領域Bの部分を反対側から見た状態を表す。
図4及び図5に表したように、第1支持部31は、第1支持本体40と、第1ヒンジ部42と、第1アーム部44と、を有する。第1支持本体40は、スライド機構34のスライドレール34aに上下方向(第1扉21の移動方向)に移動可能に支持される。第1ヒンジ部42は、回転軸42aを介して第1支持本体40に回動自在に支持される。また、第1ヒンジ部42は、第1扉21の背面に取り付けられている。これにより、第1扉21が、第1ヒンジ部42を介して第1支持本体40に回動可能に支持される。第1ヒンジ部42は、例えば、第1扉21の背面の下端部に取り付けられる。
第1アーム部44は、第1ヒンジ部42よりも上方に設けられる。この例では、第1アーム部44が、第1ヒンジ部42と別体に設けられ、第1ヒンジ部42よりも上方において第1扉21の背面に取り付けられている。第1アーム部44は、例えば、第1ヒンジ部42と一体的に設けてもよい。
図6及び図7に表したように、第2支持部32は、第2支持本体50と、第2ヒンジ部52と、第2アーム部54と、を有する。第2支持本体50は、スライド機構34のスライドレール34aに上下方向に移動可能に支持される。第2ヒンジ部52は、回転軸52aを介して第2支持本体50に回動自在に支持される。また、第2ヒンジ部52は、第2扉22の背面に取り付けられている。これにより、第2扉22が、第2ヒンジ部52を介して第2支持本体50に回動可能に支持される。第2ヒンジ部52は、例えば、第2扉22の背面の上端部に取り付けられる。第2アーム部54は、第2ヒンジ部52よりも下方に設けられる。
スライド機構34は、例えば、第1ベース部60と、第1可動部62と、第1カム板64と、第2ベース部70と、第2可動部72と、第2カム板74と、連結板80と、第1スライドレール81と、第2スライドレール82と、を有する。
第1ベース部60は、スライド機構34のスライドレール34aに保持される。第1ベース部60は、上下方向や前後方向などに実質的に移動しない。第2ベース部70は、第1ベース部60と同様に、スライド機構34のスライドレール34aに保持される。なお、図3では、図示を容易にするために、便宜的に、第1ベース部60や第2ベース部70などを図示を省略している。また、反対に、図4~図7では、図示を容易にするために、便宜的に、スライドレール34aの図示を省略している。
第1スライドレール81及び第2スライドレール82は、上下方向に延びる。第1スライドレール81及び第2スライドレール82は、例えば、スライドレール34a内に収納されている。第1スライドレール81及び第2スライドレール82のそれぞれの一端は、第1ベース部60に接続されている。第1スライドレール81及び第2スライドレール82のそれぞれの他端は、第2ベース部70に接続されている。換言すれば、第1スライドレール81及び第2スライドレール82の下端が、第1ベース部60に接続され、第1スライドレール81及び第2スライドレール82の上端が、第2ベース部70に接続される。
第1支持本体40及び第2支持本体50は、スライドレール34aに支持されて上下方向に移動するとともに、第1スライドレール81及び第2スライドレール82に沿って上下方向に移動する。
第1スライドレール81は、上下方向に延びる第1スライド溝81aを有する。第2スライドレール82は、上下方向に延びる第2スライド溝82aを有する。第1スライド溝81aは、第1扉21が上下方向に移動する際のガイドとなる。第2スライド溝82aは、第2扉22が上下方向に移動する際のガイドとなる。すなわち、第1スライドレール81は、第1扉21用のスライドレールであり、第2スライドレール82は、第2扉22用のスライドレールである。
図8は、実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す分解斜視図である。
図5及び図8に表したように、第1ベース部60の収納スペースSPの内側を向く側面60aには、第1スライドレール81の第1スライド溝81aと連続する溝部60bが設けられている。溝部60bは、上下方向に延びる。溝部60bの下端付近には、前方に向かって略三角形状に突出する凸部60cが設けられている。また、溝部60bの下端付近及び凸部60cの部分は、左右方向に貫通する貫通孔状に形成されている。
第1アーム部44の一部は、第1扉21が第1閉じ位置にある状態において、第1ベース部60の側面60aと対向する。第1アーム部44は、収納スペースSPの外側に向かって突出する係合突起44aを有する。係合突起44aは、例えば、丸棒状である。係合突起44aは、第1扉21が第1閉じ位置にある状態において、第1ベース部60の凸部60cの部分に挿通される。
第1可動部62は、前後方向に移動可能に第1ベース部60に取り付けられている。第1可動部62は、溝部60b及び凸部60cと対向する位置に配置される。第1可動部62は、収納スペースSPの内側を向く側面に設けられた溝部62aを有する。溝部62aは、上下方向に延びる。第1可動部62は、溝部62aを溝部60bと対向させた位置と、溝部62aを凸部60cと対向させた位置と、の間で前後方向に移動可能に第1ベース部60に取り付けられる。溝部62aの前後方向の幅は、第1アーム部44の係合突起44aの前後方向の幅(直径)に対応している。第1可動部62は、第1扉21が第1閉じ位置にある状態において、溝部62aを凸部60cと対向させ、凸部60cに挿通された係合突起44aと係合する。また、第1可動部62は、収納スペースSPの外側を向く側面に設けられた係合突起62bをさらに有する。係合突起62bは、例えば、丸棒状である。
第1支持本体40は、第1可動部62と当接する傾斜面状の当接面40aを有する。第1支持本体40は、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の際に、当接面40aの傾斜に沿って第1可動部62を後方側に移動させる。
第1カム板64は、例えば、上下方向に延びる平板状である。第1カム板64は、第1ベース部60の収納スペースSPの外側を向く側面と対向して設けられる。第1カム板64は、上下方向に移動可能に第1ベース部60に取り付けられている。第1カム板64は、上下方向に対して傾斜した方向に略直線状に延びるカム溝64aを有する。カム溝64aは、第1可動部62の係合突起62bと係合している。
第1カム板64の上端は、連結板80の下端と接続されている。連結板80の上端は、第2カム板74の下端と接続されている。これにより、第1カム板64と第2カム板74とが、連結板80を介して連結される。
第2ベース部70、第2可動部72、及び第2カム板74のそれぞれの構成は、第1ベース部60、第1可動部62、及び第1カム板64のそれぞれの構成と同様である。
第2ベース部70の収納スペースSPの内側を向く側面70aには、第2スライドレール82の第2スライド溝82aと連続する溝部70bが設けられている。溝部70bは、上下方向に延びる。溝部70bの上端付近には、後方に向かって略三角形状に突出する凸部70cが設けられている。また、溝部70bの上端付近及び凸部70cの部分は、左右方向に貫通する貫通孔状に形成されている。
第2アーム部54の一部は、第2扉22が第2閉じ位置にある状態において、第2ベース部70の側面70aと対向する。第2アーム部54は、収納スペースSPの外側に向かって突出する係合突起54aを有する。係合突起54aは、例えば、丸棒状である。係合突起54aは、第2扉22が第2閉じ位置にある状態において、第2ベース部70の凸部70cの部分に挿通される。
第2可動部72は、前後方向に移動可能に第2ベース部70に取り付けられている。第2可動部72は、溝部70b及び凸部70cと対向する位置に配置される。第2可動部72は、収納スペースSPの内側を向く側面に設けられた溝部72aを有する。溝部72aは、上下方向に延びる。第2可動部72は、溝部72aを溝部70bと対向させた位置と、溝部72aを凸部70cと対向させた位置と、の間で前後方向に移動可能に第2ベース部70に取り付けられる。溝部72aの前後方向の幅は、第2アーム部54の係合突起54aの前後方向の幅(直径)に対応している。第2可動部72は、第2扉22が第1閉じ位置にある状態において、溝部72aを凸部70cと対向させ、凸部70cに挿通された係合突起54aと係合する。また、第2可動部72は、収納スペースSPの外側を向く側面に設けられた係合突起72bをさらに有する。係合突起72bは、例えば、丸棒状である。
第2支持本体50は、第2可動部72と当接する傾斜面状の当接面50aを有する。第2支持本体50は、第2扉22の第2閉じ位置から第2開き位置への移動の際に、当接面50aの傾斜に沿って第2可動部72を前方側に移動させる。
第2カム板74は、例えば、上下方向に延びる平板状である。第2カム板74は、第2ベース部70の収納スペースSPの外側を向く側面と対向して設けられる。第2カム板74は、上下方向に移動可能に第2ベース部70に取り付けられている。第2カム板74は、上下方向に対して傾斜した方向に略直線状に延びるカム溝74aを有する。カム溝74aは、第2可動部72の係合突起72bと係合している。
図9~図12は、実施形態に係る収納扉の一部を拡大して模式的に表す部分側面図である。
図9~図12は、第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に向けて移動させ始めた状態を模式的に表す。図9~図12は、それぞれ図4~図7の表す部分に対応している。
図9及び図10に表したように、第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に向けて移動させると、第1扉21の上方への移動にともなって第1支持本体40が上方に移動する。第1支持本体40が上方に移動すると、当接面40aと第1可動部62との当接により、当接面40aの傾斜に沿って第1可動部62が後方に移動する。
第1可動部62が後方に移動すると、溝部62aと係合突起44aとの係合により、第1アーム部44が第1可動部62とともに後方に移動する。これにより、第1扉21が第1ヒンジ部42の回転軸42aを軸に回動し、第1側端面21bが後方に移動するように第1扉21を傾斜させることができる。
また、第1可動部62が後方に移動すると、溝部62aが凸部60cと対向した状態から、溝部62aが溝部60bと対向した状態となる。これにより、第1アーム部44の係合突起44aが、溝部60bを介して第1スライドレール81の第1スライド溝81aに侵入し、第1扉21が、第1スライドレール81に沿って上方に移動することが可能となる。従って、第1支持部31及びスライド機構34では、第1扉21を第2扉22に接近させる方向への操作のみで、第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に移動させることができる。
さらに、第1可動部62が後方に移動すると、第1可動部62の係合突起62bと第1カム板64のカム溝64aとの係合により、第1カム板64が、上方に移動する。第1カム板64が上昇すると、連結板80を介して第2カム板74も上昇する。これにより、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の開始と同時に第2扉22を移動させることが可能となる。
図11及び図12に表したように、第2カム板74が上昇すると、第2カム板74のカム溝74aと第2可動部72の係合突起72bとの係合により、第2可動部72が前方に移動する。
第2可動部72が前方に移動すると、第2可動部72の溝部72aと第2アーム部54の係合突起54aとの係合により、第2アーム部54が第2可動部72とともに前方に移動する。これにより、第2扉22が第2ヒンジ部52の回転軸52aを軸に回動し、第2側端面22bが前方に移動するように第2扉22を傾斜させることができる。すなわち、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に連動させて、第1扉21との干渉を避けるように第2扉22を移動させることができる。
このように、第1支持部31と第2支持部32とスライド機構34とは、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の操作力によって第1扉21を傾斜させるとともに、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の操作力を機械的に第2扉22に伝達することにより、第2扉22を移動させる。
第1扉21を第1開き位置から第1閉じ位置に移動させる場合には、上記と反対の手順により、第1扉21の第1開き位置から第1閉じ位置への移動の操作力が機械的に第2扉22に伝達され、第2扉22が移動した位置(傾斜した状態)から第2閉じ位置に戻る。第1支持部31及びスライド機構34では、第1扉21を第2扉22から離間させる方向への操作のみで、第1扉21を第1開き位置から第1閉じ位置に移動させることができる。
また、第2扉22を第2閉じ位置から第2開き位置に移動させる場合には、上記と同様の手順により、第2扉22の第2閉じ位置から第2開き位置への移動の操作力が、機械的に第1扉21及び第2扉22に伝達され、第1扉21及び第2扉22が傾斜する。
第2扉22を第2閉じ位置から第2開き位置に移動させる際には、第2支持本体50の下方への移動にともなって、当接面50aと第2可動部72との当接により、当接面50aの傾斜に沿って第2可動部72が前方に移動する。第2可動部72が前方に移動すると、溝部72aが凸部70cと対向した状態から、溝部72aが溝部70bと対向した状態となる。これにより、第2アーム部54の係合突起54aが、溝部70bを介して第2スライドレール82の第2スライド溝82aに侵入し、第2扉22が、第2スライドレール82に沿って下方に移動することが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態に係る収納扉14によれば、直線状に延びるスライドレール34aに沿って第1支持部31及び第1扉21をスライド移動させることで、第1扉21を第1閉じ位置から第1開き位置に移動させることができ、第1支持部31と第2支持部32との前後方向の位置関係をずらす必要が無い。これにより、スライド機構34の奥行をコンパクトにすることが可能となる。従って、デザイン性を高めるためにスライド機構34を隠蔽した場合にも、収納棚12の収納スペースSPを大きく確保することができるスライド式の収納扉14を提供することができる。
また、収納扉14では、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1扉21及び第2扉22の一方を傾斜させることにより、第1開き位置において第1扉21と第2扉22とを前後に重なり合わせることができる。これにより、第1扉21と第2扉22とがフラットな状態から第1支持部31及び第1扉21をスライドレール34aに沿って直線状に移動させるようにした場合にも、第1扉21及び第2扉22の少なくとも一方に折り畳み機構などを設けることが不要となる。従って、第1扉21及び第2扉22を一枚板状に形成することが可能となり、よりデザイン性を向上させることができる。
例えば、第1扉21及び第2扉22の少なくとも一方を折り畳み、スライド移動の方向における幅を短くすることにより、第1扉21と第2扉22とがフラットな状態から第1支持部31及び第1扉21をスライドレール34aに沿って直線状に移動できるようにしてもよい。この場合には、第1開き位置において、幅を短くした状態の第1扉21と第2扉22とを隣接させてもよい。第1扉21と第2扉22とは、第1開き位置において必ずしも前後に重なり合わなくてもよい。
また、収納扉14では、第1扉21及び第2扉22の一方を傾斜させつつ、第1扉21と第2扉22とを平行に近付けるように、第1扉21及び第2扉22の他方を傾斜させることにより、第1扉21を第1開き位置に移動させた際に第1扉21と第2扉22との間に設けられる隙間を小さくすることでき、開放時のデザイン性をより向上させることができる。また、第1扉21を第1開き位置に移動させた際に第1扉21と第2扉22との間に設けられる隙間を小さくすることで、第1開き位置における収納スペースSPの開放量を大きくすることができる。例えば、第1側端面21bを第2支持部32の付近まで移動させ、第1扉21と第2扉22との重なり量を大きくすることができる。そして、これにより、例えば、第1扉21を開放する操作にて、第2扉22の後方に位置する収納スペースSPに対しても物品を出し入れし易くすることができ、使い勝手を向上させることができる。
また、収納扉14では、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動の操作力によって第1扉21を傾斜させるとともに、操作力を機械的に第2扉22に伝達することにより、第2扉22を傾斜させる。これにより、第1扉21及び第2扉22を傾斜させる構成を、簡単な構成で実現することができる。
なお、操作力を機械的に伝達する機構は、上記に限ることなく、第1扉21と第2扉22との間で操作力を伝達可能な任意の構成でよい。また、スライド機構34は、操作力を機械的に伝達する構成に限ることなく、例えば、第1扉21の移動をセンサなどで検出し、検出結果に応じてモータなどを駆動することにより、第2扉22を傾斜させる構成などでもよい。
また、収納扉14では、第1扉21及び第2扉22のどちらもスライド移動可能とすることにより、収納扉14の使い勝手をより向上させることができる。例えば、第1扉21及び第2扉22を上下に隣接させ、第1扉21及び第2扉22を上下にスライド移動させる場合には、使用者の高さに合わせた最適な高さで第1扉21及び第2扉22の開閉が可能となる。また、例えば、第1扉21及び第2扉22を左右に隣接させ、第1扉21及び第2扉22を左右にスライド移動させる場合には、左右どちらからでも開閉することが可能となり、使用場所の限定などを抑制することができる。
また、収納扉14では、収納棚12がキッチン空間に設置される。これにより、スペースが限られるキッチン空間においても、デザイン性を維持しつつ、収納棚12の収納スペースSPを大きく確保することができる。
図13は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットの変形例を模式的に表す側面図である。
なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものには、同符号を付し、詳細な説明は、省略する。
上記実施形態では、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1支持部31を軸に第1扉21を回動させることにより、第1側端面21bが後方に移動するように第1扉21を傾斜させるとともに、第2支持部32を軸に第2扉22を回動させることにより、第2側端面22bが前方に移動するように第2扉22を傾斜させている。
上記と反対に、図13に表したように、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1支持部31を軸に第1扉21を回動させることにより、第1側端面21bが前方に移動するように第1扉21を傾斜させるとともに、第2支持部32を軸に第2扉22を回動させることにより、第2側端面22bが後方に移動するように第2扉22を傾斜させてもよい。また、上記実施形態では、第1扉21と第2扉22とを傾斜させているが、第1扉21のみを前方側に傾斜させてもよいし、第2扉22のみを前方側に傾斜させてもよい。
図14(a)~図14(c)は、実施形態に係る収納扉を備えたキャビネットの変形例を模式的に表す側面図である。
図14(a)~図14(c)に表したように、この例では、第1側端面21b及び第2側端面22bが、傾斜面状に形成されている。第1側端面21b及び第2側端面22bは、例えば、後方に向かって下降傾斜する傾斜面状である。また、第1側端面21b及び第2側端面22bは、例えば、全閉状態において略平行である。
第2支持部32は、第2扉22を回動可能に支持する。これにより、この例では、第1扉21の第1閉じ位置から第1開き位置への移動に応じて、第1側端面21bと第2側端面22bとが当接し、第2扉22が、第1側端面21b及び第2側端面22bの傾斜に沿って傾斜する。
このように、第2扉22は、第1扉21との当接によって傾斜させるようにしてもよい。これにより、例えば、第1扉21の操作力を機械的に第2扉22に伝達して第2扉22を傾斜させる構成などと比べて、より簡単な構成で第2扉22を傾斜させることができる。一方で、操作力を機械的に伝達する構成では、例えば、第1側端面21b及び第2側端面22bを前面21aや前面22aに対して略直交する面とすることができ、収納扉14のデザイン性をより向上させることができる。
なお、図14(a)~図14(c)では、第2扉22を後方側に傾斜させているが、これに限ることなく、第1側端面21b及び第2側端面22bの傾斜を逆向きにすることにより、第2扉22を前方側に傾斜させるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、キャビネット10、収納扉14などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 キャビネット、 12 収納棚、 14 収納扉、 21 第1扉、 22 第2扉、 31 第1支持部、 32 第2支持部、 34 スライド機構、 34a スライドレール、 36 側面パネル、 38 上面パネル、 40 第1支持本体、 42 第1ヒンジ部、 44 第1アーム部、 50 第2支持本体、 52 第2ヒンジ部、 54 第2アーム部、 60 第1ベース部、 62 第1可動部、 64 第1カム板、 70 第2ベース部、 72 第2可動部、 74 第2カム板、 80 連結板、 81 スライドレール、 82 スライドレール

Claims (5)

  1. 収納棚の前方に設けられ、隣接する第1扉と第2扉とを有し、少なくとも前記第1扉をスライド式とし、前記第1扉及び前記第2扉によって前記収納棚の収納スペースを開閉するとともに、前記第1扉と前記第2扉とを閉じた全閉時には隣接した前記第1扉と前記第2扉とをフラットな状態とするスライド式の収納扉であって、
    前記第1扉を支持する第1支持部と、
    前記第2扉を支持する第2支持部と、
    前記収納棚又は隠蔽部材によって隠蔽される位置に配置され、前記第1扉と前記第2扉との隣接する方向に直線状に延びるスライドレールを有し、前記スライドレールによって前記第1支持部を支持することにより、第1閉じ位置と第1開き位置との間で前記隣接する方向に前記第1扉をスライド移動させるとともに、前記第2支持部を支持することにより、第2閉じ位置と第2開き位置との間で前記第2扉を移動させるスライド機構と、
    を備え
    前記第1扉は、前記第1閉じ位置にある状態において、前記第2閉じ位置にある前記第2扉と対向する第1側端面を有し、
    前記第2扉は、前記第2閉じ位置にある状態において、前記第1閉じ位置にある前記第1扉の前記第1側端面と対向する第2側端面を有し、
    前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動に応じて、前記第1側端面及び前記第2側端面の一方が他方に対して前方に移動するように前記第1扉及び前記第2扉の一方を傾斜させることにより、前記第1開き位置において前記第1扉が前記第2扉と前後に重なり合うようにすることを特徴とするスライド式の収納扉。
  2. 前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動に応じて、前記第1扉及び前記第2扉の一方を傾斜させるとともに、前記第1扉と前記第2扉とを平行に近付けるように、前記第1扉及び前記第2扉の他方を傾斜させることを特徴とする請求項記載のスライド式の収納扉。
  3. 前記第1支持部と前記第2支持部と前記スライド機構とは、前記第1扉の前記第1閉じ位置から前記第1開き位置への移動の操作力によって前記第1扉を傾斜させるとともに、前記操作力を機械的に前記第2扉に伝達することにより、前記第2扉を傾斜させることを特徴とする請求項記載のスライド式の収納扉。
  4. 前記スライド機構は、前記スライドレールによって前記第2支持部を支持することにより、前記第2閉じ位置と前記第2開き位置との間で前記隣接する方向に前記第2扉をスライド移動させることを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載のスライド式の収納扉。
  5. 前記収納棚は、キッチン空間に設置されることを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載のスライド式の収納扉。
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