JP6132780B2 - 折畳式スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遮光や断熱、目隠し、防虫等のために建物開口部に取り付けられるスクリーン装置に関するものであり、更に詳しくは、アコーディオン式に折畳自在のスクリーンを備えた折畳式スクリーン装置に関するものである。
遮光や断熱、目隠し、防虫等のために建物開口部に取り付けられるスクリーン装置として、アコーディオン式に折畳自在のスクリーンを備えた折畳式スクリーン装置は、例えば特許文献1や特許文献2等に開示されているように従来より周知であり、通常、図9及び図10に示すように構成されている。
即ち、このスクリーン装置は、第1及び第2の縦枠杆51a,51bと上下の横枠杆52a,52bとからなる矩形のスクリーン枠50と、前記上下の横枠杆52a,52bに沿って移動自在の操作杆53と、アコーディオン式に伸縮自在のスクリーン54とを有している。そして、前記スクリーン54の一端は前記第1の縦枠杆51aに連結され、該スクリーン54の他端は前記操作杆53に連結されていて、図9に示すように該操作杆53を移動操作することにより前記スクリーン54が伸縮して開閉し、図10に示すように該操作杆53を前記第1の縦枠杆51a側に移動させて該第1の縦枠杆51aに合体させると、折り畳まれた前記スクリーン54が該操作杆53と前記第1の縦枠杆51aとの間に収納されるように構成されている。
前記スクリーン装置は、すべり出し窓のサッシ55に取り付けた例であって、符号56は、支持軸を中心にして室外側に押し出して開く障子を示している。しかし、このスクリーン装置は、引き違い窓に取り付けられることもある。
前記従来のスクリーン装置は、図10のように前記操作杆53を第1の縦枠杆51a側に移動させてスクリーン54を全開にし、該操作杆53を前記第1の縦枠杆51aに合体させたとき、これらの操作杆53と第1の縦枠杆51aとがスクリーン枠50の側端部の位置で間口方向に隣り合い、建物開口部の一部を塞ぐため、該建物開口部の間口が狭くなって眺望性が損なわれるだけでなく、前記操作杆53と第1の縦枠杆51aとがガラス障子の清掃の邪魔になったり、ガラス障子の開閉操作の障害になるなどの問題があった。
実開平7−38584号公報 実開平7−40987号公報
本発明の技術的課題は、スクリーンを全開にした際の建物開口部の間口を広くすることができる折畳式スクリーン装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明によれば、第1及び第2の縦枠杆と上下の横枠杆とからなるスクリーン枠と、上下端を前記上下の横枠杆に案内されて該スクリーン枠内を移動自在の操作杆と、上下端を前記上下の横枠杆に案内されてアコーディオン式に伸縮自在のスクリーンとを有し、該スクリーンの一端は前記第1の縦枠杆に連結され、該スクリーンの他端は前記操作杆に連結されていて、該操作杆を移動操作することにより前記スクリーンが伸縮して開閉し、該操作杆を前記第1の縦枠杆側に移動させて該第1の縦枠杆に合体させると、折り畳まれた前記スクリーンが該操作杆と前記第1の縦枠杆との間に収納されるように構成されたスクリーン装置において、前記第1の縦枠杆は、前記上下の横枠杆の一端側に方向転換自在に配設されていて、前記操作杆と合体した状態で、該第1の縦枠杆と操作杆とが前記スクリーン枠の間口方向に隣り合う第1位置と、該第1の縦枠杆と操作杆とが前記スクリーン枠の奥行き方向に隣り合う第2位置とに方向転換可能であ前記上下の横枠杆の一端に、合体した前記第1の縦枠杆と操作杆との上下端部を支持する支持部材が回動自在に配設され、該支持部材の回動によって前記第1の縦枠杆と操作杆とが前記第1位置と第2位置とに方向転換するように構成されたことを特徴とする折畳式スクリーン装置が提供される。
本発明においては、前記上下の横枠杆の一端に、合体した前記第1の縦枠杆と操作杆との上下端部を受容する受容部がそれぞれ形成され、該受容部には、揺動アームが垂直な揺動支持軸を中心に揺動自在なるように配設され、該揺動アームに前記支持部材が連結ピンを中心に回動自在に連結され、該支持部材に前記第1の縦枠杆が連結されている。
この場合、前記支持部材は、前記第1の縦枠杆を支持する縦枠杆支持部と、前記操作杆を支持する操作杆支持部とを有し、前記縦枠杆支持部前記第1の縦枠杆が連結され、前記操作杆支持部、前記操作杆が前記第1の縦枠杆と合体した状態で支持されるように構成されていることが望ましい。
本発明において、前記スクリーン装置は、第1及び第2のワイヤーによるガイドによって前記操作杆を垂直姿勢で平行移動させる平行移動機構を有し、前記第1のワイヤーは、一端及び他端が第1の引張ばねを介して前記第2の縦枠杆の第1の連結部に連結され、該第1のワイヤーの中間部分は、前記第2の縦枠杆から上方の横枠杆、操作杆、スクリーン、及び第1の縦枠杆の間を掛け回され、前記第2のワイヤーは、一端及び他端が第2の引張ばねを介して前記第2の縦枠杆の第2の連結部に連結され、該第2のワイヤーの中間部分は、前記第2の縦枠杆から下方の横枠杆、操作杆、スクリーン、及び第1の縦枠杆の間を掛け回されていることが望ましい。
本発明によれば、スクリーンの全開時に、前記操作杆を第1の縦枠杆に合体させた状態で、該操作杆と第1の縦枠杆とを、それらがスクリーン枠の間口方向に隣り合う第1位置から、スクリーン枠の奥行き方向に隣り合う第2位置に方向転換させることにより、建物開口部の間口を広くすることができ、この結果、該建物開口部を通じての眺望性が良くなるばかりでなく、前記操作杆と第1の縦枠杆とが障子の清掃や開閉操作等の邪魔にならないので、該障子の清掃や開閉操作等を行い易くなるという利点がある。
本発明に係る折畳式スクリーン装置の一実施形態を示す正面図で、スクリーンの中間開放状態を示す図である。 図1の水平横断平面図である。 図1と同様の正面図で、スクリーンが全開状態にあると共に、第1の縦枠杆と操作杆とが第1位置にある状態の図である。 図3の水平横断平面図である。 図4と同様の水平横断平面図で、第1の縦枠杆と操作杆とを第2位置に変位させた状態を示す図である。 (a)は第1の縦枠杆と操作杆とが第1位置にある状態を示す要部斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は第1の縦枠杆と操作杆とが第1位置と第2位置との中間位置にある状態を示す要部斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は第1の縦枠杆と操作杆とが第2位置にある状態を示す要部斜視図、(b)は(a)の平面図である。 従来の折畳式スクリーン装置を概略的に示す正面図で、スクリーンの中間開放状態を示す図である。 図9の水平横断平面図で、スクリーンの全開状態を示す図である。
図1−図8は本発明に係る折畳式スクリーン装置の一実施形態を示すものである。このスクリーン装置10は、遮光、断熱、目隠し、防虫等の目的のために建物の窓や出入り口等の建物開口部に取り付けて使用するもので、図示した例では、前記スクリーン装置10が、すべり出し窓のサッシ1にサッシ開口部枠3を介して取り付けられている。このすべり出し窓は、矩形枠状の前記サッシ1に取り付けられた障子2を、支持軸を中心に室外側に押し出して開く窓のことで、図示した実施形態は縦すべり出し窓である。
しかし、前記スクリーン装置10は、このようなすべり出し窓に限らず、障子を蝶番や軸金具等で回転させて開閉する開き窓、あるいは窓枠の上部を支点として障子を室外側に突き出して開放する突き出し窓、複数の障子を引き違い式に開閉する引き違い窓等にも同様に取り付けることができる。
前記スクリーン装置10は、上下の横枠杆12a,12bと、該上下の横枠杆12a,12bの長手方向の一端側に配設された第1の縦枠杆13及び他端側に配設された第2の縦枠杆14とからなるスクリーン枠11を有し、該スクリーン枠11の前記上下の横枠杆12a,12bと第2の縦枠杆14とが、前記サッシ開口部枠3に固定的に取り付けられ、前記第1の縦枠杆13は、後述するように上下の横枠杆12a,12bの端部に方向転換可能なるように支持されている。
前記スクリーン枠11の内部には、上下端を前記上下の横枠杆12a,12bに案内されて移動自在の操作杆15と、上下端を前記上下の横枠杆12a,12bに案内されてアコーディオン式に伸縮自在のスクリーン16とが配設され、該スクリーン16の左右の一端は、前記第1の縦枠杆13に係止板16aを介して連結され、他端は、前記操作杆15に係止板16bを介して連結されている。そして、図1及び図2に示すように、該操作杆15を移動操作することにより前記スクリーン16が伸縮して開閉し、図3及び図4に示すように、該操作杆15を前記第1の縦枠杆13側に移動させて該第1の縦枠杆13に合体させると、該操作杆15と第1の縦枠杆13との間に前記スクリーン16が折り畳まれた状態で収納されるようになっている。
前記操作杆15を第2の縦枠杆14に当接する位置まで移動させてスクリーン16を全閉状態にしたとき、該操作杆15は、前記第2の縦枠杆14にマグネットやフック等の適宜手段で係止されるようになっていることが望ましい。
前記操作杆15の前面壁15aの横幅は、後面壁15bの横幅より大きく形成され、該操作杆15を前記第1の縦枠杆13と合体させたとき、該操作杆15の前面壁15aが第1の縦枠杆13の前面壁13aと前後に重なり合い、該前面壁13aと折り畳まれた前記スクリーン16とを覆うようになっている。また、該操作杆15の前面壁15aには、開閉操作用の把手15cが上下方向に形成されている。
なお、説明文中の「前」、「後(又は「背」)」の関係については、室内側を「前」とし、室外側を「後(又は「背」)」とするものとする。
また、前記スクリーン装置10は、前記操作杆15を垂直姿勢で前記上下の横枠杆12a,12bに沿って平行移動させるための平行移動機構を有している。この平行移動機構は、前記操作杆15の移動をガイドする第1及び第2のワイヤー20,21と、該ワイヤー20,21にテンションを付与するための第1及び第2の引張ばね22,23とを有している。
前記第1のワイヤー20は、一端20a及び他端20bが前記第1の引張ばね22を介して前記第2の縦枠杆14の第1の連結部24に連結され、該第1のワイヤー20の中間部分は、前記第2の縦枠杆14から上方の横枠杆12a、操作杆15、スクリーン16、及び第1の縦枠杆13の間を掛け回されている。また、前記第2のワイヤー21は、一端21a及び他端21bが第2の引張ばね23を介して前記第2の縦枠杆14の第2の連結部25に連結され、該第2のワイヤー21の中間部分は、前記第2の縦枠杆14から下方の横枠杆12b、操作杆15、スクリーン16、及び第1の縦枠杆13の間を掛け回されている。
図中26は、操作杆15等の端部に前記第1及び第2のワイヤー20,21の方向が変更されるように設けられるローラ等の転向子を模式的に示したものである。
前記スクリーン枠11の前記第1の縦枠杆13は、前述したように上下の横枠杆12a,12bの一端側に方向転換自在なるように配設されていて、前記操作杆15と合体した状態で、該第1の縦枠杆13と前記操作杆15とが前記スクリーン枠11の間口方向に隣り合う第1位置A(図4参照)と、該第1の縦枠杆13と前記操作杆15とが前記スクリーン枠11の奥行き方向に隣り合う第2位置B(図5参照)とに、方向転換可能なるように構成されている。
このため、前記上下の横枠杆12a,12bの端部には、合体した前記第1の縦枠杆13と操作杆15との上端部及び下端部を受容して方向転換させるための受容部30がそれぞれ形成されている。この受容部30は、図6−8に下方の受容部30について詳細に示すように、横枠杆12bに連なる台板31と、該台板31上に揺動自在に設けられた揺動アーム32と、該揺動アーム32に回動自在に連結された支持部材33とを有している。
前記台板31は、スクリーン枠11の左右方向(間口方向)に細長く延在する第1受容領域31aと、該第1受容領域31aの外側端部から90度の角度を保ってスクリーン枠11の前方(奥行き方向)に向けて細長く延在する第2受容領域31bと、これら第1受容領域31aと第2受容領域31bとの間の移動用領域31cとを有し、該台板31の凹状に湾曲する前端辺31dには、該前端辺31dに沿って湾曲する縦壁34が設けられている。該縦壁34の、前記第2受容領域31bの先端を覆う部分には、図6(a)に鎖線で示すように、上下の受容部30の縦壁34同士を連結する連結壁35を掛け渡しても良い。
前記揺動アーム32の一端は、前記台板31の後端辺31eと側端辺31fとが直角に交差するコーナー部に、垂直な揺動支持軸36を中心に揺動自在なるように支持され、該揺動アーム32の先端部に、前記支持部材33の中間部が、垂直な連結ピン37を中心に回動自在に連結されている。
前記支持部材33は、前記第1の縦枠杆13と操作杆15とが合体したときの長さと同程度の長さを有する細長い部材で、前記台板31側を向く面(図6−8の下面)には、その幅方向の一半部に、前記揺動アーム32の幅及び高さとほぼ同じ幅及び高さを有する凹段部40が形成され、該凹段部40の中央位置に前記揺動アーム32の先端が連結ピン37で回動自在に連結されることにより、前記移動用領域31cを経て前記第1受容領域31aと第2受容領域31bとに変位できるようになっている。また、該支持部材33の前記台板31と反対側を向く面、即ち、前記第1の縦枠杆13側を向く面(図6−8の上面)には、該第1の縦枠杆13及び前記操作杆15の端部が嵌合する支持溝41が、該支持部材33の長さ方向に細長く形成されている。
前記支持溝41の内部は、前記第1の縦枠杆13が嵌合する一端側の縦枠杆支持部41aと、前記操作杆15が嵌合する他端側の操作杆支持部41bとに分かれていて、前記縦枠杆支持部41aには、前記第1の縦枠杆13の端部が螺子止め等の適宜方法によって固定的に連結され、前記操作杆支持部41bには、前記操作杆15の端部が、前記第1の縦枠杆13と合体したとき嵌合して支持されるようになっている。
前記第1の縦枠杆13と支持部材33の端面は、該支持部材33を回動させるとき前記縦壁34やサッシ開口部枠3の縦枠部材3a(図2参照)等に接触するのを防止するため、角のない弧状に形成されている。
前記支持部材33は、図1及び図2に示すように、前記操作杆15を第2の縦枠杆14側に移動させて開閉操作するときや、該操作杆15を前記第2の縦枠杆14に当接する位置まで移動させてスクリーン16を伸長状態即ち全閉状態にしているときには、前記第1受容領域31a内に位置してスクリーン枠11の間口方向に延在しており、このとき前記第1の縦枠杆13は、前記第1位置Aにおいて前記操作杆15側を向いている。
そして、図3及び図4に示すように、前記支持部材33が前記第1受容領域31aにある状態で、前記操作杆15をスクリーン16の全開位置に移動させて前記第1の縦枠杆13に合体させると、図6(a)、(b)に示すように、該操作杆15は、前記支持部材33における支持溝41の操作杆支持部41b内に嵌合し、前記第1の縦枠杆13とスクリーン枠11の間口方向に隣り合う前記第1位置Aを占めることになる。この状態では、前記操作杆15をスクリーン枠11内で移動させて前記スクリーン16を開閉操作することができる。また、前記揺動アーム32は、前記支持部材33の凹段部40内に全体が嵌合して該支持部材33と平行に向いている。
この状態から、前記操作杆15と第1の縦枠杆13とを前記第2位置Bに変位させるときは、図7(a)、(b)に示すように、前記操作杆15の把手15cを操作し、該操作杆15及び第1の縦枠杆13を介して前記支持部材33を前記連結ピン37を中心に反時計回りに回転させると共に、前記揺動アーム32を前記揺動支持軸36を中心に時計回りに回転させる。そうすると、前記支持部材33は、前記第1の縦枠杆13がスクリーン枠11の前方側(室内側)に来るように徐々に方向転換しながら前記移動用領域31cを移動し、図8(a)、(b)及び図5に示すように、前記第2受容領域31bに移動してスクリーン枠11の奥行き方向を向き、それに伴って前記第1の縦枠杆13及び操作杆15も、スクリーン枠11の奥行き方向に隣り合う前記第2位置Bを占めることになる。該第2位置Bでは、前記揺動アーム32も、前記支持部材33の凹段部40内に全体が嵌合して該支持部材33と同じ方向を向く。このとき、前記スクリーン枠11の間口Wを塞ぐ部分は、実質的に前記第1の縦枠杆13及び操作杆15の側面だけとなり、その幅Xは、前記第1の縦枠杆13及び操作杆15が図4の第1位置Aにある場合の横幅Yに比べて大幅に小さくなる。
一方、上方の受容部30においても、そこに設けられている台板、揺動アーム、及び支持部材が、前記下方の受容部30の台板31、揺動アーム32、及び支持部材33と同じ動きをする。
また、前記操作杆15が図6の第1位置Aと図8の第2位置Bとの間で90度向きを変えながら変位するとき、前記第1及び第2のワイヤー20,21は、前記操作杆15のワイヤ接続口15dが変位する距離分だけ前記上下の横枠杆12a,12bから引き出されたり該上下の横枠杆12a,12b内に引き込まれたりすることになるが、このときの前記第1及び第2のワイヤー20,21の長さの変化分は、前記第1及び第2の引張ばね22,23の伸縮によって吸収される。
前記スクリーン装置10はこのように構成されているため、前記スクリーン16の全開時に、前記操作杆15を第1の縦枠杆13に合体させたあと、該操作杆15と第1の縦枠杆13とを、それらがスクリーン枠11の間口方向に隣り合う第1位置Aから、スクリーン枠11の奥行き方向に隣り合う第2位置Bに変位させることにより、建物開口部の間口を広くすることができる。特に、図10の従来装置の場合には、スクリーン枠50の間口Wが大きくなると、折畳式のスクリーン54の襞数が多くなるため、該スクリーン54を開放して第1の縦枠杆51aと操作杆53とを合体させた時の横幅Yが前記襞数に比例して長くなるのに対し、本発明においては、スクリーン枠11の間口が大きくなってスクリーンの襞数が増えても、合体した第1の縦枠杆13と操作杆15とを前記スクリーン枠11の奥行き方向に方向転換させることにより、該スクリーン枠11の間口を塞ぐ部分は、常に第1の縦枠杆13及び操作杆15の側面幅X分だけとなり、建物開口部の開口幅が広くなる。この結果、前記建物開口部を通じての眺望性が良くなるばかりでなく、合体した前記操作杆15と第1の縦枠杆13とが障子の清掃や開閉操作等の邪魔にならないため、該障子の清掃や開閉操作等を行い易くなる等の利点がある。
A 第1位置
B 第2位置
10 スクリーン装置
11 スクリーン枠
12a,12b 横枠杆
13 第1の縦枠杆
14 第2の縦枠杆
15 操作杆
16 スクリーン
20 第1のワイヤー
21 第2のワイヤー
20a,21a 一端
20b,21b 他端
22 第1の引張ばね
23 第2の引張ばね
24 第1の連結部
25 第2の連結部
30 受容部
32 揺動アーム
33 支持部材
36 揺動支持軸
37 連結ピン
41a 縦枠杆支持部
41b 操作杆支持部

Claims (4)

  1. 第1及び第2の縦枠杆と上下の横枠杆とからなるスクリーン枠と、上下端を前記上下の横枠杆に案内されて該スクリーン枠内を移動自在の操作杆と、上下端を前記上下の横枠杆に案内されてアコーディオン式に伸縮自在のスクリーンとを有し、該スクリーンの一端は前記第1の縦枠杆に連結され、該スクリーンの他端は前記操作杆に連結されていて、該操作杆を移動操作することにより前記スクリーンが伸縮して開閉し、該操作杆を前記第1の縦枠杆側に移動させて該第1の縦枠杆に合体させると、折り畳まれた前記スクリーンが該操作杆と第1の縦枠杆との間に収納されるように構成されたスクリーン装置において、
    前記第1の縦枠杆は、前記上下の横枠杆の一端側に方向転換自在に配設されていて、前記操作杆と合体した状態で、該第1の縦枠杆と操作杆とが前記スクリーン枠の間口方向に隣り合う第1位置と、該第1の縦枠杆と操作杆とが前記スクリーン枠の奥行き方向に隣り合う第2位置とに方向転換可能であ
    前記上下の横枠杆の一端に、合体した前記第1の縦枠杆と操作杆との上下端部を支持する支持部材が回動自在に配設され、該支持部材の回動によって前記第1の縦枠杆と操作杆とが前記第1位置と第2位置とに方向転換するように構成された、
    ことを特徴とする折畳式スクリーン装置。
  2. 前記上下の横枠杆の一端に、合体した前記第1の縦枠杆と操作杆との上下端部を受容する受容部がそれぞれ形成され、該受容部には、揺動アームが垂直な揺動支持軸を中心に揺動自在なるように配設され、該揺動アームに前記支持部材が連結ピンを中心に回動自在に連結され、該支持部材に前記第1の縦枠杆が連結されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 前記支持部材は、前記第1の縦枠杆を支持する縦枠杆支持部と、前記操作杆を支持する操作杆支持部とを有し、前記縦枠杆支持部前記第1の縦枠杆が連結され、前記操作杆支持部、前記操作杆が前記第1の縦枠杆と合体した状態で支持されるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 前記スクリーン装置は、第1及び第2のワイヤーによるガイドによって前記操作杆を垂直姿勢で平行移動させる平行移動機構を有し、前記第1のワイヤーは、一端及び他端が第1の引張ばねを介して前記第2の縦枠杆の第1の連結部に連結され、該第1のワイヤーの中間部分は、前記第2の縦枠杆から上方の横枠杆、操作杆、スクリーン、及び第1の縦枠杆の間を掛け回され、前記第2のワイヤーは、一端及び他端が第2の引張ばねを介して前記第2の縦枠杆の第2の連結部に連結され、該第2のワイヤーの中間部分は、前記第2の縦枠杆から下方の横枠杆、操作杆、スクリーン、及び第1の縦枠杆の間を掛け回されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のスクリーン装置。
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