JP6225016B2 - 折戸 - Google Patents
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Description
特許文献1に示すような折戸は、開口部の周囲に沿って設けられた枠体と、当該枠体に回転可能に取付けられ、ルーバーが組み付けられた複数枚の戸板と、枠体に形成され、各戸板を開放または閉鎖方向に移動させるガイドレールとを備える。当該折戸は、留守中や夜間あるいは暴風雨等の際に、開口部を閉鎖することにより防犯性や防風,防雨に対する効果を向上させることができるだけでなく、開口部を閉鎖した状態であっても、ルーバーを開放することによって屋外側の風を屋内側に取り入れることが可能となる。
しかしながら、上記のような折戸にあっては、開口部を閉鎖した状態において、取り入れが容易な方向から吹く風(例えば、開口部に対して直角に吹く風)が吹いた場合、ルーバーの開放により屋外の風を屋内に取り入れることが可能であるが、取り入れが困難な方向から吹く風(例えば、開口部に対して平行に吹く風)が吹いた場合、単にルーバーを開放するだけでは風を屋内側へ取り入れることが難しい場合があった。
本構成によれば、折戸を閉鎖,開放した状態であっても風誘導扉を開放することにより、室外の風が採風口側に誘導されるため、室外の風を室内に取り入れることが可能となる。
また、他の構成として、ヒンジは、開口縁に沿って延長するトラックと、トラックとの間で所定の摩擦力を有して当該トラックに沿って移動可能なスライダとを備えた構成とした。また、戸先側戸板が、ルーバーを備えた構成としても良い。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
なお、図中に示していないが、風誘導扉42は、各図に示す風誘導板42とは反対側である吊元側においてヒンジ50;50を介して吊元側戸板31と連結されるとともに、吊元側戸板31の縦框31Fに沿って回転し、屋外側に片開き可能な構成でもよい。また、風誘導扉42は、屋外側に片開き可能であれば、上下方向の軸に限定されず、左右方向の軸や斜め方向の軸等であってもよく、任意に設定可能である。
また、本例においては、スライダ52、及びトラック51の走行路59間に生じる摩擦力によって風誘導扉42の開放角度を任意の角度に維持する構成としたが、固定座53や各アーム54,55,56間に生じる摩擦力によって風誘導扉42の開放角度を維持する構成や、これらを組み合わせた構成としてもよい。以上のとおり、本実施形態に係るヒンジ50は、風誘導扉42を吊元側戸板31に対して回転可能に支持するとともに、任意の開放角度での開放を維持する開閉角度変更手段として機能する。
図1,図2に示すように、戸先側戸板32は、吊元側戸板31と同等の大きさに形成される正面視矩形状の板体である。戸先側戸板32は、蝶番33を介して吊元側戸板31と連結されており、図2に示すように、吊元側戸板31の回転軸35を回転中心とする屋外側への回転動作と連動して、吊元側戸板31と重なり合うように屋外側へ回転動作する。戸先側戸板32の戸先側には、前述したガイド棒34が突設される。ガイド棒34は、戸先側戸板32の上端部及び下端部から横枠体22;22側に向かって突出する突起であり、ガイド部23内に挿通される。図2の各図に示すように、ガイド棒34は、戸先側戸板32の回転動作、換言すれば開閉扉30の開閉動作に応じてガイド部23内を幅方向に移動する。
図2(a)に示すように、開閉扉30;30が開口部12を完全に閉鎖した状態(全閉状態)から、屋内側から開閉扉30;30が開放操作されると、開閉扉30;30の吊元側戸板31は、回転軸35を回転中心として屋外側へ回転し、これに連動して戸先側戸板32がガイド棒34を回転中心として回転する。またこのとき、図2(b)に示すように、戸先側戸板32のガイド棒34は、横枠体22;22のガイド部23に沿って縦枠体21側に移動し、開口部12が徐々に開放される。そして、屋内側からの開放操作がさらに継続すると、図2(c)に示すように、吊元側戸板31の屋内側の面31Aと、戸先側戸板32の屋内側の面32Aとが互いに接近しつつ、横枠体22;22に対して略90°となるまで折り重ねられ、開口部12がさらに開放される。その後、屋内側から戸先側戸板32をターンテーブル25側に押し込み操作することにより、図2(d)に示すように、ガイド棒34がターンテーブル25に形成されたガイド溝26に沿ってさらに移動し、吊元側戸板31及び戸先側戸板32が互いに折り重なるように、横枠体22;22に対して略180°回転した状態で停止し、開口部12が全開状態となる。
同図に示すように、本実施形態に係る折戸10´は、上記実施形態における戸先側戸板32のルーバー47を風誘導扉42に変更した点で上記実施形態と異なる。つまり、本実施形態に係る折戸10´は、吊元側戸板31及び戸先側戸板32のいずれもが風誘導扉42を有する。同図に示す折戸10´によれば、吊元側戸板31に設けられた風誘導扉42の開放角度を例えば30°程度とし、戸先側戸板32に設けられた風誘導扉42の開放角度を例えば80°程度として設定することにより、開口部12に対して平行に吹く風、及び開口部12に向かって吹く風の両方を屋内側に容易に取り入れることが可能となる。また、風誘導扉42;42の開閉方向を互いに逆に設定(観音開き)することにより、風向きに応じていずれか一方の風誘導扉42のみの開放により風を室内に取り入れることが可能となる。
また、本実施形態のように折戸10,10´とすれば、開口部12の開放面積を自在に調節することができる。
30 開閉扉、31 吊元側戸板、32 戸先側戸板、33 蝶番、35 回転軸、
41 採風口、42 風誘導扉、46 内側開口、47 ルーバー、50 ヒンジ。
Claims (3)
- 室内と室外とを連通させる開口部を閉鎖状態又は開放状態とする折戸であって、
前記折戸は、前記開口部を囲む躯体に設けられた縦枠側に位置し、開放時において前記縦枠側の回転軸を中心として前記室外側に回転する吊元側戸板と、
当該吊元側戸板と連結部材を介して回転可能に連結され、開放時において前記吊元側戸板と連動して回転する戸先側戸板と、
前記吊元側戸板に設けられ、前記室内と室外とを連通させる採風口と、
前記採風口と対応して設けられ、当該採風口を開閉する風誘導扉と、
を備え、
風誘導扉は、前記採風口における前記戸先側の上下の開口縁にそれぞれ設けられたヒンジを介して当該ヒンジとは反対側が片開閉可能とされ、開放時に室外の風を前記採風口側に誘導することを特徴とする折戸。 - 前記ヒンジは、
前記開口縁に沿って延長するトラックと、
前記トラックとの間で所定の摩擦力を有して当該トラックに沿って移動可能なスライダと、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の折戸。 - 前記戸先側戸板が、ルーバーを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の折戸。
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Family Applications (1)
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JP2013266537A Expired - Fee Related JP6225016B2 (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 折戸 |
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