JP6225016B2 - 折戸 - Google Patents

折戸 Download PDF

Info

Publication number
JP6225016B2
JP6225016B2 JP2013266537A JP2013266537A JP6225016B2 JP 6225016 B2 JP6225016 B2 JP 6225016B2 JP 2013266537 A JP2013266537 A JP 2013266537A JP 2013266537 A JP2013266537 A JP 2013266537A JP 6225016 B2 JP6225016 B2 JP 6225016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
wind
door plate
opened
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013266537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015121065A (ja
Inventor
植竹 徹
徹 植竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2013266537A priority Critical patent/JP6225016B2/ja
Publication of JP2015121065A publication Critical patent/JP2015121065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6225016B2 publication Critical patent/JP6225016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

本発明は、戸に関し、特に屋外側の風を屋内側に容易に取り入れることが可能な戸に関する。
従来、例えば建物の開口部に設置される建具の一例として、互いに連結された複数の戸板をガイドレールに沿って移動させることにより、各戸板同士を折りたたんだ状態で開口部を開放する折戸が知られている。
特許文献1に示すような折戸は、開口部の周囲に沿って設けられた枠体と、当該枠体に回転可能に取付けられ、ルーバーが組み付けられた複数枚の戸板と、枠体に形成され、各戸板を開放または閉鎖方向に移動させるガイドレールとを備える。当該折戸は、留守中や夜間あるいは暴風雨等の際に、開口部を閉鎖することにより防犯性や防風,防雨に対する効果を向上させることができるだけでなく、開口部を閉鎖した状態であっても、ルーバーを開放することによって屋外側の風を屋内側に取り入れることが可能となる。
しかしながら、上記のような折戸にあっては、開口部を閉鎖した状態において、取り入れが容易な方向から吹く風(例えば、開口部に対して直角に吹く風)が吹いた場合、ルーバーの開放により屋外の風を屋内に取り入れることが可能であるが、取り入れが困難な方向から吹く風(例えば、開口部に対して平行に吹く風)が吹いた場合、単にルーバーを開放するだけでは風を屋内側へ取り入れることが難しい場合があった。
特開2012−225118号公報
本発明は、上記課題を解決するため、風が吹く方向に関わらず、屋外の風を屋内側に効率的に取り入れることが可能な戸を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る戸の構成として、室内と室外とを連通させる開口部を閉鎖状態又は開放状態とする折戸であって、折戸は、開口部を囲む躯体に設けられた縦枠側に位置し、開放時において縦枠側の回転軸を中心として室外側に回転する吊元側戸板と、当該吊元側戸板と連結部材を介して回転可能に連結され、開放時において吊元側戸板と連動して回転する戸先側戸板と、吊元側戸板に設けられ、室内と室外とを連通させる採風口と、採風口と対応して設けられ、当該採風口を開閉する風誘導扉とを備え、風誘導扉は、採風口における戸先側の上下の開口縁にそれぞれ設けられたヒンジを介して当該ヒンジとは反対側が片開閉可能とされ、開放時に室外の風を採風口側に誘導する構成とした。
本構成によれば、戸を閉鎖,開放した状態であっても風誘導扉を開放することにより、室外の風が採風口側に誘導されるため、室外の風を室内に取り入れることが可能となる。
また、他の構成として、ヒンジは、開口縁に沿って延長するトラックと、トラックとの間で所定の摩擦力を有して当該トラックに沿って移動可能なスライダとを備えた構成とした。また、戸先側戸板が、ルーバーを備えた構成としても良い。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
折戸の概略正面図である。 折戸の幅方向断面図である。 開閉扉の一部を拡大して示す斜視図である。 折戸の斜視図である。 他の実施形態に係る折戸の斜視図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は本発明に係る折戸10の概略正面図であり、図2は折戸10の幅方向断面図である。各図に示すように、折戸10は、構造物躯体11に形成された開口部12に設置される。構造物躯体11は、例えば住宅やビル、倉庫、工場等の構造物の内外を仕切る外壁である。開口部12は、構造物躯体11に開設され、屋内外に連通する空間として形成される。
図2に示すように、開口部12の内側には、開口部12の周囲を取り囲むように窓枠16が固定される。本実施形態において窓枠16には、開口部12を開放または閉鎖する引き違い式の窓15が設けられる。窓15には、上部及び下部に図外の戸車が設けられ、窓15は、窓枠16の幅方向に沿って形成された図外のレールに沿って移動可能である。
折戸10は、窓枠16と同様に開口部12の周囲を取り囲むように固定された枠体20と、枠体20に沿って移動可能に取付けられ、開口部12を開放または閉鎖する一対の開閉扉30;30とを備える。なお、本明細書において「幅方向」とは、開閉扉30;30が開口部12を開閉する方向を示し、「奥行方向」とは、開閉扉30の厚み方向(屋内側,屋外側)を意味するものとする。
枠体20は、構造物躯体11の奥行方向前方側(屋外側)に図外のボルト等によって固定される一対の縦枠体21;21と、当該縦枠体21;21の上下両端部に固定され、縦枠体21;21間に架設される横枠体22;22とを備える。つまり、枠体20は、構造物躯体11の屋外側において縦枠体21;21及び横枠体22;22により、開口部12の周囲を取り囲む矩形状に組み付けられる。
図2の各図に示すように、縦枠体21;21は、横断面略コ字状に形成され、開口部12の縦辺と平行に延在する。縦枠体21;21同士は、コ字状の開口が幅方向外側を向くように配設される。横枠体22;22は、縦断面略コ字状の中空部材であって、開口部12の横辺と平行に延在する。横枠体22;22同士は、コ字状の開口が互いに向き合うように配設される。
図2に示すように、上下に対向する横枠体22;22には、開閉扉30の数(本実施形態では2カ所)に応じたガイド部23が形成される。ガイド部23は、横枠体22;22の幅方向の中心付近から両端部まで延長する開口であり、後述するターンテーブル25に形成されたガイド溝26と連通する。ガイド部23には、開閉扉30を構成する戸先側戸板32から突出するガイド棒34が挿通され、ガイド棒34は、開閉扉30の開閉方向への移動に伴ってガイド部23に沿ってガイドされる。
ターンテーブル25は、横枠体22;22の両端部に取り付けられる略扇状の部材である。ターンテーブル25には、ガイド部23と連通し、ガイド部23から屋外側に湾曲しつつ延在するガイド溝26が形成される。各ターンテーブル25は、上記ガイド溝26が上下に向かい合うように横枠体22;22の両端部に取り付けられる。また、詳細については後述するが、ターンテーブル25に形成されたガイド溝26は、横枠体22;22のガイド部23に沿って幅方向外側に移動してきたガイド棒34をさらに開口部12の幅方向外側まで移動させ、開閉扉30を構成する吊元側戸板31及び戸先側戸板32が折り重なった状態で180°まで回転させる。
図3は、開閉扉30の一部を拡大して示す斜視図である。以下、図1乃至図3を参照しつつ、開閉扉30について詳説する。なお、以下の説明においては、開閉扉30のうち縦枠体21側を吊元側とし、当該吊元側と反対(縦枠体21から離れる)側を戸先側とする。また、開閉扉30;30は同一構成であるため、1の開閉扉30のみについて説明する。
図1,図3に示すように、開閉扉30は、横枠体22;22に形成されたガイド部23によって移動可能に支持された一対の吊元側戸板31及び戸先側戸板32を備える。吊元側戸板31と戸先側戸板32とは、蝶番33を介して回転可能に連結されている。図2に示すように、吊元側戸板31は、回転軸35を中心として回転可能に構成される。回転軸35は、吊元側戸板31の吊元側の上端部及び下端部から横枠体22;22側に向かって突出する軸であり、ターンテーブル25に設けられた図外の軸受によって回転可能に支持される。なお、本実施形態において吊元側戸板31は、上下方向の軸である回転軸35を回転中心として回転すると説明したが、これに限定されず、左右方向の軸や斜め方向の軸等であってもよい。この場合、後述する戸先側戸板32については、吊元側戸板31の態様に応じて回動動作する方向が決定される。
吊元側戸板31には、矩形状の採風口41と、採風口41を閉鎖状態または開放状態とする風誘導扉42と、吊元側戸板31と風誘導扉42とを連結し、風誘導扉42の開放角度を自在に調整可能とする一対のヒンジ50;50とが設けられる。図3(a)に示すように、採風口41は、吊元側戸板31の外形と略相似となる矩形状に形成される開口であって、屋外側で吹く風を屋内側に取り入れる。なお、採風口41の形状、大きさ、個数は、これに限られるものではなく、吊元側戸板31を奥行方向に貫通するものであれば如何なる態様であってもよい。
風誘導扉42は、採風口41の形状と対応する矩形状の板体であって、閉鎖時において採風口41を閉鎖状態に維持し、風の取り込みを阻止し、開放時において採風口41を開放状態に維持し、風の取り込みを許容する。風誘導扉42は、開口部12を囲む構造物躯体11に設けられた縦枠体21または回転軸35と平行な上下方向の軸に沿って回転する。すなわち、図3(a)に示すように、風誘導扉42は、吊元側戸板31の戸先側において、吊元側戸板31の縦框31Fに沿って回転し、採風口41を開閉する。風誘導扉42と吊元側戸板31とは、一対のヒンジ50;50によって連結されており、風誘導扉42は屋外側に片開き可能とされる。
なお、図中に示していないが、風誘導扉42は、各図に示す風誘導板42とは反対側である吊元側においてヒンジ50;50を介して吊元側戸板31と連結されるとともに、吊元側戸板31の縦框31Fに沿って回転し、屋外側に片開き可能な構成でもよい。また、風誘導扉42は、屋外側に片開き可能であれば、上下方向の軸に限定されず、左右方向の軸や斜め方向の軸等であってもよく、任意に設定可能である。
図3に示すように、一対のヒンジ50;50は、フリクションタイプのバーヒンジであって、採風口41を形成する吊元側戸板31の上縁部31C、及び下縁部31Dにそれぞれ配設される。ヒンジ50は、上縁部31C及び下縁部31Dに沿って平行に取り付けられるトラック51と、当該トラック51に対して所定の摩擦力を有して移動可能に支持され、トラック51の走行路59上を移動するスライダ52とを備える。スライダ52には、スライダ52に対して回転自在に取り付けられたアーム54を介して固定座53が取り付けられる。固定座53は、アーム54と回転自在に連結されるとともに、風誘導扉42の上端縁42A又は下端縁42Bと対応して平行に取り付けられる。固定座53には、アーム55が回転自在に連結される。アーム55は、段差部55Aを有してトラック51、及び固定座53間に渡って延在する。アーム55は、前述のスライダ52とは反端側において、トラック51に対して不動かつ回転自在に取り付けられる。アーム55には、アーム56が回転自在に連結される。アーム56は、スライダ52、及びアーム55間に渡って延在する。アーム56は、前述のスライダ52に対して回転自在に取り付けられる。図3(b)からも明らかなとおり、ヒンジ50を構成する固定座53、アーム54、アーム55及びアーム56は、風誘導扉42の開閉動作に応じて変位するリンクを構成し、採風口41を有する吊元側戸板31に対する風誘導扉42の回転動作を確保する。
具体的には、図3(b)に示す状態からスライダ52とトラック51の走行路59との間に生じる摩擦力よりも大きな力で風誘導扉42が屋外側に開放操作された場合、固定座53及びアーム56が平行に矢印X1方向に回転するとともに、アーム54及びアーム55が平行に矢印Y1方向に回転する。またこのとき、スライダ52はトラック51の走行路59上に突設された全開ストッパ51A側に移動し、移動の継続によりスライダ52が全開ストッパ51Aと当接することによって、風誘導扉42が吊元側戸板31に対して屋外側に90°回転した全開状態に維持される。
一方、図3(b)に示す状態からスライダ52とトラック51の走行路59との間に生じる摩擦力よりも大きな力で風誘導扉42が屋内側に閉鎖操作された場合、固定座53及びアーム56が平行に矢印X2方向に回転するとともに、アーム54及びアーム55が平行に矢印Y2方向に回転する。またこのとき、スライダ52は、走行路59上における全開ストッパ51Aとは離れる側に突設された全閉ストッパ51B側に移動し、移動の継続によりスライダ52が全閉ストッパ51Bと当接することにより、風誘導扉42が吊元側戸板31と平行となる全閉状態に維持される。なお、風誘導扉42が全閉状態となった場合、固定座53、アーム54、アーム55及びアーム56は、トラック51上で重なりあった状態となる。
また、本実施形態においては、風誘導扉42の最大開放角度を90°に設定したが、全開ストッパ51Aと全閉ストッパ51Bとの離間距離を調整することにより、最大開放角度を任意に設定することが可能である。また、スライダ52と、トラック51の走行路59との間に生じる摩擦力は、任意に設定可能であるが屋外側において吹く風が風誘導扉42に当る程度ではスライダ52が移動しない程度の摩擦力とするのが好ましい。
また、本例においては、スライダ52、及びトラック51の走行路59間に生じる摩擦力によって風誘導扉42の開放角度を任意の角度に維持する構成としたが、固定座53や各アーム54,55,56間に生じる摩擦力によって風誘導扉42の開放角度を維持する構成や、これらを組み合わせた構成としてもよい。以上のとおり、本実施形態に係るヒンジ50は、風誘導扉42を吊元側戸板31に対して回転可能に支持するとともに、任意の開放角度での開放を維持する開閉角度変更手段として機能する。
次に、吊元側戸板31と蝶番33を介して連結される戸先側戸板32について説明する。
図1,図2に示すように、戸先側戸板32は、吊元側戸板31と同等の大きさに形成される正面視矩形状の板体である。戸先側戸板32は、蝶番33を介して吊元側戸板31と連結されており、図2に示すように、吊元側戸板31の回転軸35を回転中心とする屋外側への回転動作と連動して、吊元側戸板31と重なり合うように屋外側へ回転動作する。戸先側戸板32の戸先側には、前述したガイド棒34が突設される。ガイド棒34は、戸先側戸板32の上端部及び下端部から横枠体22;22側に向かって突出する突起であり、ガイド部23内に挿通される。図2の各図に示すように、ガイド棒34は、戸先側戸板32の回転動作、換言すれば開閉扉30の開閉動作に応じてガイド部23内を幅方向に移動する。
戸先側戸板32には、ルーバー47が設けられる。ルーバー47は、戸先側戸板32に形成された内側開口46の幅方向に沿って延長する複数の羽板部材47Aにより構成される。複数の羽板部材47Aは、内側開口46の上下方向に沿って配設されており、両端部に取り付けられた図外の回動機構を介して内側開口46内に取り付けられる。各羽板部材47Aは、戸先側戸板32と平行な全閉状態から、戸先側戸板32に対して例えば110°の範囲で回転する開放状態に回動可能であり、開放状態とすることにより内側開口46に対して直角に吹く風を屋内側に取り入れることが可能である。
次に、上記構成からなる開閉扉30;30を備えた折戸10の開閉動作について説明する。
図2(a)に示すように、開閉扉30;30が開口部12を完全に閉鎖した状態(全閉状態)から、屋内側から開閉扉30;30が開放操作されると、開閉扉30;30の吊元側戸板31は、回転軸35を回転中心として屋外側へ回転し、これに連動して戸先側戸板32がガイド棒34を回転中心として回転する。またこのとき、図2(b)に示すように、戸先側戸板32のガイド棒34は、横枠体22;22のガイド部23に沿って縦枠体21側に移動し、開口部12が徐々に開放される。そして、屋内側からの開放操作がさらに継続すると、図2(c)に示すように、吊元側戸板31の屋内側の面31Aと、戸先側戸板32の屋内側の面32Aとが互いに接近しつつ、横枠体22;22に対して略90°となるまで折り重ねられ、開口部12がさらに開放される。その後、屋内側から戸先側戸板32をターンテーブル25側に押し込み操作することにより、図2(d)に示すように、ガイド棒34がターンテーブル25に形成されたガイド溝26に沿ってさらに移動し、吊元側戸板31及び戸先側戸板32が互いに折り重なるように、横枠体22;22に対して略180°回転した状態で停止し、開口部12が全開状態となる。
図4(a),(b)に示すように、上記開閉扉30;30を備えた折戸10によれば、開口部12に対して平行に吹く風を吊元側戸板31に設けられた風誘導扉42を屋外側(室外側)に向かって開放することにより、屋内側(室内側)に取り入れることが可能となる。具体的には、開閉扉30;30を全閉した状態、或いは開閉扉30;30を開放した状態において風誘導扉42を屋内側から開放操作することにより、風誘導扉42を吊元側戸板31に対して所定の開放角度を有するように開放する。当該開放操作により、開口部12に対して平行に吹く風は、開放された風誘導扉42、及び開放状態となった採風口41を経由して屋内側へ進入することとなる。このとき、図2における屋内側に位置する窓15は閉鎖した状態を示しているが、開閉扉30の開放状態に応じて風の取り入れが可能なように、屋内側に位置する窓15を開放しておく必要があることは言うまでもない。なお、窓15の全部または一部が網戸のように網やスリット等で構成され、閉鎖状態であっても風を取り入れることが可能であれば、必ずしも窓15を開放する必要はない。
図5は、他の実施形態に係る折戸10´を示した概略斜視図である。
同図に示すように、本実施形態に係る折戸10´は、上記実施形態における戸先側戸板32のルーバー47を風誘導扉42に変更した点で上記実施形態と異なる。つまり、本実施形態に係る折戸10´は、吊元側戸板31及び戸先側戸板32のいずれもが風誘導扉42を有する。同図に示す折戸10´によれば、吊元側戸板31に設けられた風誘導扉42の開放角度を例えば30°程度とし、戸先側戸板32に設けられた風誘導扉42の開放角度を例えば80°程度として設定することにより、開口部12に対して平行に吹く風、及び開口部12に向かって吹く風の両方を屋内側に容易に取り入れることが可能となる。また、風誘導扉42;42の開閉方向を互いに逆に設定(観音開き)することにより、風向きに応じていずれか一方の風誘導扉42のみの開放により風を室内に取り入れることが可能となる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
上記実施形態においては、風誘導扉42が設けられる対象を開口部12に設置される折戸10,10´を前提として説明したが、折戸10,10´に限定されることはなく、例えば、開口部12に設置される引き違い式の扉、あるいは住宅の玄関等に広く設置される扉等に対しても適用可能である。
また、本実施形態のように折戸10,10´とすれば、開口部12の開放面積を自在に調節することができる。
10 折戸、20 枠体、21 縦枠体、22 横枠体、25 ターンテーブル、
30 開閉扉、31 吊元側戸板、32 戸先側戸板、33 蝶番、35 回転軸、
41 採風口、42 風誘導扉、46 内側開口、47 ルーバー、50 ヒンジ。

Claims (3)

  1. 室内と室外とを連通させる開口部を閉鎖状態又は開放状態とする折戸であって、
    前記折戸は、前記開口部を囲む躯体に設けられた縦枠側に位置し、開放時において前記縦枠側の回転軸を中心として前記室外側に回転する吊元側戸板と、
    当該吊元側戸板と連結部材を介して回転可能に連結され、開放時において前記吊元側戸板と連動して回転する戸先側戸板と、
    前記吊元側戸板に設けられ、前記室内と室外とを連通させる採風口と、
    前記採風口と対応して設けられ、当該採風口を開閉する風誘導扉と、
    を備え、
    風誘導扉は、前記採風口における前記戸先側の上下の開口縁にそれぞれ設けられたヒンジを介して当該ヒンジとは反対側が片開閉可能とされ、開放時に室外の風を前記採風口側に誘導することを特徴とする折戸。
  2. 前記ヒンジは、
    前記開口縁に沿って延長するトラックと、
    前記トラックとの間で所定の摩擦力を有して当該トラックに沿って移動可能なスライダと、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の折戸
  3. 前記戸先側戸板が、ルーバーを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の折戸
JP2013266537A 2013-12-25 2013-12-25 折戸 Expired - Fee Related JP6225016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266537A JP6225016B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 折戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266537A JP6225016B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 折戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015121065A JP2015121065A (ja) 2015-07-02
JP6225016B2 true JP6225016B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=53532918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013266537A Expired - Fee Related JP6225016B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 折戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6225016B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890987U (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 積水化学工業株式会社 換気装置
JPH0754555Y2 (ja) * 1990-11-20 1995-12-18 東工シャッター株式会社 補助ドア付折畳み扉装置
JPH0658061A (ja) * 1992-08-03 1994-03-01 Mouri Seisakusho:Yugen 自然風呼び込み窓及びその開閉システム
JP4136015B2 (ja) * 1996-08-14 2008-08-20 ミサワホーム株式会社 窓を利用した空気取り入れ構造
KR20130002044A (ko) * 2011-06-28 2013-01-07 주식회사 케이티 불법 액세스 포인트 탐지 방법 및 이를 위한 무선 통신 단말

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015121065A (ja) 2015-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101335198B1 (ko) 수평밀착창호
US9382738B2 (en) Swing closure for doors, windows or the like
KR20120043822A (ko) 수평밀착창호
WO2016033980A1 (zh) 一种铰链
KR101552857B1 (ko) 회전이동식 도어구조
US20090320377A1 (en) Casement Window
KR20120043817A (ko) 수평밀착창호
JP2012136926A (ja) 採風窓
KR20090022245A (ko) 힌지와 가이드레일을 이용한 병풍식 벽체 및 창호구조
US20190323275A1 (en) Folding barn style door and hardware
JP6225016B2 (ja) 折戸
CN106639822B (zh) 通风窗及外围通风支撑构件
KR101270957B1 (ko) 도어의 여닫이 장치
KR102186400B1 (ko) 창문 개폐 정도에 따라 기밀성이 조절되는 창호 구조체
KR101656640B1 (ko) 가변 회동타입 안전 오르내리창
JP6839009B2 (ja) 換気装置及び建具
JP2015224433A (ja)
KR20180090102A (ko) 완전 개폐 창호 시스템
JP2019119987A (ja) 建具
KR102072459B1 (ko) 회전식 방충 창문 시스템
JP2007170138A (ja) 竪軸滑り出し窓
KR102548757B1 (ko) 환기 및 단열성능이 향상된 부분개폐형 하이퀄리티 창호시스템
KR100543792B1 (ko) 공동주택용 창호구조
JP2008014002A (ja) スイング式ドア
JP6305034B2 (ja) 折畳みシャッター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6225016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees