JP5384229B2 - シート供給装置および供給方法、並びにシート貼付装置および貼付方法 - Google Patents

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本発明は、接着シートを供給するシート供給装置および供給方法、並びに接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置および貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)の表面に貼付する保護テープを供給するシート供給装置や、ウェハとリングフレームとを一体化するためにウェハとリングフレームとに貼付するマウント用シートを供給するシート供給装置など、接着シートを供給するシート供給装置が利用されている。また、このようなシート供給装置を備え、シート供給装置によりウェハの表面に向かって繰り出された接着シートを押圧ローラで押圧しつつ、この押圧ローラが接着シート上を転動することで、接着シートをウェハやリングフレームに貼付するシート貼付装置も利用されている。
このうち、半導体製造工程において用いられるシート供給装置としては、剥離シートの一方の面に接着シートとしての保護テープやマウント用シートが仮着された原反を繰り出し、繰り出された原反の剥離シートから接着シートを剥離してウェハやリングフレームに向けて供給するものが知られている。
一方、半導体製造工程で用いられるもの以外にも、接着シートである印字用ラベルを剥離シートから剥離して供給するシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のシート供給装置において、印字用ラベルは、剥離シートに所定間隔で仮着された状態で繰り出し機構によって繰り出され、剥離シートに仮着した状態で印字用ラベルに印字した後、ピールプレートの先端位置で剥離シートを折り返すことで、印字後のラベルが剥離シートから剥離されて供給される。
特開2002−326615号公報
ところで、特許文献1に記載された従来のシート供給装置において、接着シートであるラベルがピールプレートで剥離されなかった場合は、原反を逆方向に搬送した後、再び剥離動作を繰り返すように構成されている。しかしながら、接着シートの種類や性質によっては、接着シートが剥離シートから剥離しにくいものが存在するため、このような接着シートに対しては、剥離動作を何度も繰り返さなければならない。このため、接着シートの供給要求に対し、供給が間に合わなくなるという問題がある。また、このようなシート供給装置を備えたシート貼付装置では、接着シートの供給遅れが生じることで、貼付工程が長時間化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、接着シートを剥離シートから確実に剥離して供給できるシート供給装置および供給方法、並びに接着シートを短時間で効率よく被着体に貼付できるシート貼付装置および貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート供給装置は、接着シートを供給するシート供給装置であって、剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段により繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、前記剥離手段は、前記原反のうち前記剥離シートを転向搬送することで前記接着シートを剥離する剥離用部材と、前記剥離用部材を所定の周波数で振動させる加振手段と、前記加振手段による前記剥離用部材の振動方向を変更する振動方向変更手段とを備える、という構成を採用している。
また、本発明のシート貼付装置は、接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段により繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、前記剥離手段は、前記原反のうち前記剥離シートを転向搬送することで前記接着シートを剥離する剥離用部材と、前記剥離用部材を所定の周波数で振動させる加振手段と、前記加振手段による前記剥離用部材の振動方向を変更する振動方向変更手段とを備える、という構成を採用している。
この際、本発明のシート供給装置およびシート貼付装置では、前記加振手段を支持するベースプレートを備え、前記剥離用部材は、前記ベースプレートに振動動作可能に支持されていることが好ましい。
また、本発明のシート供給装置およびシート貼付装置では、前記振動方向変更手段は、前記加振手段に連結された連結軸と、一端側に前記連結軸が連結された連結アームと、前記連結アームの他端側に出力軸が連結された回動モータとによって構成されることが好ましい。
一方、本発明のシート供給方法は、接着シートを供給するシート供給方法であって、剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出し、振動方向が変更可能に設けられた剥離用部材を所定の周波数で振動させつつ、繰り出された前記原反のうち前記剥離シートを前記剥離用部材により転向搬送することで、前記剥離シートから前記接着シートを剥離して供給することを特徴とする。
また、本発明のシート貼付方法は、接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法であって、剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出し、振動方向が変更可能に設けられた剥離用部材を所定の周波数で振動させつつ、繰り出された前記原反のうち前記剥離シートを前記剥離用部材により転向搬送することで、前記剥離シートから前記接着シートを剥離し、剥離した前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す際に、剥離用部材を所定の周波数で振動させつつ、繰り出された原反のうち剥離シートを剥離用部材で転向搬送することにより、剥離用部材の振動が剥離シートを介して接着シートの接着剤層に伝播され、接着シートの剥離を促進させることができる。つまり、剥離用部材で転向搬送される剥離シートに付随して接着シートも転向しようとしたときに、剥離用部材の振動(エネルギー)が発起となって、剥離シートから接着シートが剥離される。このため、剥離シートからの接着シートの剥離性を向上させることができ、剥離シートから接着シートを確実に剥離することができる。従って、供給要求に合わせて、接着シートを確実に供給することができる。そして、このようなシート供給装置をシート貼付装置に利用すれば、接着シートを短時間で効率よく被着体に貼付することができる。
また、剥離用部材の振動方向変更手段が設けられていれば、接着シートや剥離シートの種類、性質、材質、厚さ寸法、硬さ等に応じて剥離用部材の振動方向を適宜な向きに変更することで、接着シートが剥離シートからさらに剥離しやすくなり、接着シートを一層確実に供給することができる。さらに、剥離用部材の振幅を変更する振動幅変更手段が設けられていれば、接着シートや剥離シートの種類、性質、材質、厚さ寸法、硬さ等に応じて剥離手段の振動幅を適宜に変更することで、剥離シートからの接着シートの剥離性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の部分断面図。 図1のシート貼付装置における剥離手段の側面図。 図1のシート貼付装置の動作説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のシート貼付装置1は、被着体としてのウェハWおよびリングフレームRFに接着シートとしてのマウント用シートMSを貼付し、このマウント用シートMSでウェハWとリングフレームRFとを一体化するものである。ここで、ウェハWは、図1中下側に位置する表面WAに回路が形成されるとともに保護シートSが貼付されており、このウェハWの裏面WBにマウント用シートMSが貼付される。なお、マウント用シートMSが貼付されるウェハWの裏面WBとリングフレームRFの上面RAを被着面ASという。マウント用シートMSは、基材シートの一方の面に接着剤層が積層されるとともに、リングフレームRFに合わせた外形に予め切断されており、剥離シートRLに仮着された原反Rとして予め準備されている。
シート貼付装置1は、ウェハWおよびリングフレームRFを載置して保持するテーブル2と、原反Rの剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離して供給するシート供給装置3と、供給されたマウント用シートMSを被着面ASに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ4と、テーブル2をシート供給装置3に対して図1中左右方向に相対移動させる移動手段としての単軸ロボット5とを備えて構成されている。
テーブル2は、図示しない複数の吸引口によって保護シートS側からウェハWを吸着保持する保持面21と、この保持面21の外側にて1段下がって図示しない複数の吸引口によってリングフレームRFを吸着保持する段部22とを有して構成されている。保持面21と段部22との段差は、ウェハWおよび保護シートSとリングフレームRFとの厚さ寸法の差分に設定され、テーブル2で支持されたウェハWの裏面WBとリングフレームRFの上面RAとが同一平面内に位置するように構成されている。
シート供給装置3は、原反Rを繰り出す繰出手段としての繰出手段6と、繰り出された原反Rの剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離する剥離手段としての剥離手段7とを備えて構成されている。
繰出手段6は、その全体がベースプレート8に支持されている。この繰出手段6は、原反Rをロール状に巻回して支持する支持ローラ61と、原反Rを案内する2個のガイドローラ62,63と、回動モータ64によって駆動する駆動ローラ65と、駆動ローラ65との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ66と、図示しない駆動手段によって剥離シートRLを回収する回収ローラ67とを備えて構成されている。
剥離手段7は、図2にも示すように、繰り出された原反Rのうち剥離シートRLを折り返して剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離する剥離用部材としてのピールプレート71と、ピールプレート71を加振する加振手段としての振動体72と、この振動体72の出力軸72Aに設けられてピールプレート71に連結されるベアリングホルダ73と、ベースプレート8に形成された円弧状の挿通溝81に挿通されて振動体72の本体に連結された連結軸74と、一端側にこの連結軸74が固定された連結アーム75と、連結アーム75の他端側に出力軸76Aが連結された回転位置制御可能な回動モータ76とを備えて構成されている。
図2に示すように、ピールプレート71は、側面に支持シャフト71Aを有しており、ベースプレート8に設けられた弾性支持部材82に支持シャフト71Aが支持されることで、ピールプレート71が振動動作可能にベースプレート8に支持されている。また、ピールプレート71は、シャフト71Bを有しており、ベアリングホルダ73がシャフト71Bを保持することで、振動体72がピールプレート71に対して回転移動可能に連結されている。
振動体72は、その本体内部に各種の振動モータや圧電素子(電歪素子)などの振動源72Bを備え、この振動源72Bの振動によって出力軸72Aが本体から出没する方向に往復振動するようになっている。この振動体72は、例えば、周波数(振動数)が0.01〜10kHzで振動幅が1μm〜10mmの振動性能を有するものを適用することができ、その出力軸72Aにベアリングホルダ73を介して連結されたピールプレート71を適宜に設定した所定の周波数および振幅で振動させるようになっている。
また、振動体72は、その振動幅を任意に設定できる振幅変更手段72Cを備えており、出力軸72Aの振幅の大きさが変更できるように構成されている。すなわち、振動体72は、図示しない操作手段からの操作信号に従って出力軸72Aの往復振動の振幅の大きさを変更し、これにより、ピールプレート71の振幅の大きさが変更可能に構成されている。
以上の剥離手段7において、回動モータ76は、支持アーム77を介してベースプレート8に連結され、回動モータ76の出力軸76Aの回転中心は、ピールプレート71のシャフト71Bの軸心と同軸上に設けられている。これにより、回動モータ76の出力軸76Aの回動によって、この出力軸76Aおよびピールプレート71のシャフト71Bを中心として、振動体72、連結軸74、および連結アーム75が回動自在となっている。これら連結軸74、連結アーム75、および回動モータ76によって振動方向変更手段が構成され、この振動方向変更手段によって、図1に示すように、ピールプレート71の振動方向Aが任意の方向に変更できるようになっている。これにより、例えば、図3に示すように、マウント用シートMSの供給方向と平行な方向に振動するように、ピールプレート71の振動方向Aが変更可能に構成されている。
単軸ロボット5は、テーブル2の下方において図1の左右方向に延びて設けられ、テーブル2の下面に固定されたスライダ51をスライド駆動することで、テーブル2を図1中左右方向に移動可能に構成されている。そして、テーブル2を図1中左方向に移動させつつ、シート供給装置3から供給されたマウント用シートMSを押圧ローラ4で押圧することで、このマウント用シートMSが被着面ASに貼付されるようになっている。
以上のシート貼付装置1において、ウェハWおよびリングフレームRFにマウント用シートMSを貼付する手順としては、先ず、支持ローラ61に巻回された原反Rを図1に示すように通紙し、そのリード端を回収ローラ67に固定する。そして、図示しない操作手段によって起動指令が入力されると、振動体72が駆動を開始し、ピールプレート71が振動されるとともに、回動モータ64によって駆動ローラ65が駆動され、ピールプレート71上のマウント用シートMSの先端が押圧ローラ4の下部所定位置で図示しない検出手段によって検出されて停止し、スタンバイ状態となる(図1参照)。このとき、マウント用シートMSがピールプレート71で転向搬送される剥離シートRLに付随して転向しようとしても、ピールプレート71が振動していることで、この振動(エネルギー)が発起となって、マウント用シートMSは剥離シートRLから確実に剥離される。なお、本実施形態では、振動方向変更手段によって、図3に示すように、マウント用シートMSの供給方向と平行な方向に振動するように、ピールプレート71の振動方向Aが設定されていることとするが、この振動方向Aは、マウント用シートMSや剥離シートRLの種類、性質、材質、厚さ寸法、硬さ等に応じて適宜な向きに変更することができる。
次いで、テーブル2の段部22にリングフレームRFが載置され、保護シートSが貼付されたウェハWが、保護シートSが下になるように、リングフレームRFの開口部内の所定位置におけるテーブル2の保持面21上に載置されると、それらが吸着保持される。
リングフレームRFとウェハWとの吸着が確認されると、単軸ロボット5によってテーブル2を図の左方向に移動させ、図示しない検出手段によってリングフレームRFが所定位置(押圧ローラ4の下方位置)に達したことが検知されると、押圧ローラ4を下降させ、押圧ローラ4でマウント用シートMSをリングフレームRFに押圧して貼付する。そして、単軸ロボット5によるテーブル2の移動に同期してシート供給装置3が原反Rを繰り出すことで、マウント用シートMSをリングフレームRFの上面RAおよびウェハWの裏面WBに押圧して貼付する。なお、ピールプレート71でマウント用シートMSが剥離シートRLから剥離されて上記のようにスタンバイ状態となった時点で、振動体72が駆動を停止してもよいし、マウント用シートMSの貼付動作中も振動体72の駆動を行っていてもよい。
以上のようにしてマウント用シートMSの貼付が完了し、マウント用シートMSを介してウェハWとリングフレームRFとが一体化されたら、押圧ローラ4を上昇させるとともに、単軸ロボット5によってテーブル2を図の右方向に移動させる。その後、シート供給装置3は、上記と同様の動作で次のマウント用シートMSをピールプレート71によって剥離シートRLから剥離して再びスタンバイ状態となる。そして、段部22と保持面21の吸着を解除することで、ウェハWおよびリングフレームRFがテーブル2から離脱可能となる。次いで、図示しない搬送手段によってリングフレームRFと一体化されたウェハWが次工程、例えば、保護シートSの剥離工程等に搬送されるようになっている。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、シート供給装置3でマウント用シートMSを供給する際に、振動体72でピールプレート71を振動させることで、剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離しやすくすることができる。このため、剥離動作を繰り返し行うことなく、マウント用シートMSを確実に供給することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、被着体がウェハWやリングフレームRFである場合を示したが、被着体はそれらに限定されるものではなく、リングフレームRFはなくてもよいし、ウェハW以外にガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の板状部材などや、板状部材以外のものも対象とすることができる。そして、半導体ウェハは、シリコンウェハや化合物ウェハ等が例示できる。そして、このような被着体に貼付する接着シートは、マウント用シートMSに限らず、保護シートやその他の任意のシート、フィルム、テープ等、被着体に貼付する任意の用途、形状の接着シートが適用できる。
また、ピールプレート71の内部にヒータ等の加熱手段を備えることもできる。この場合、ヒータの熱によってピールプレート71を加熱することで、マウント用シートMSの接着剤層を軟化させることができるので、剥離シートRLからの剥離性をさらに向上させることができる。この加熱手段は、ヒータ以外にも、温風や温水、放電加熱機、赤外線加熱機等によって構成してもよい。
さらに、加振手段は、公知の超音波振動装置や、電動モータやエアを利用した公知のバイブレータ等を採用することができ、ピールプレート71を振動可能であれば、何らこれに限定されることはない。
また、振動方向変更手段は、加振手段の振動方向を変更可能な構成であれば、前記実施形態以外の構成を採用してもよい。
さらに、加振手段の周波数(振動数)や振動幅は、前記実施形態の数値に限定されることなく、接着シートや剥離シートの種類、性質、材質、厚さ寸法、硬さ等に応じて適宜な周波数、振動幅を設定することができる。
また、ピールプレート71の振動方向Aは、被着面ASとなす角度θ(図3参照)が5°、10°、15°…というように、振動方向変更手段を介して任意に設定することができる。
また、上記実施形態では、振動方向変更手段によるピールプレート71の振動方向Aは、図1中上下方向から左右方向に至るまでの間で変更できる構成としたが、図1中紙面直交方向にも振動方向が変更できるように構成してもよい。このような構成とすることで、三次元空間内でいずれの方向にでも振動方向を変更することができる。
前記実施形態では、ピールプレート71は、繰り出された原反Rのうち剥離シートRLを折り返えしていたがこれに限られない。すなわち、ピールプレート71は、剥離シートRLからマウント用シートMSを剥離する部分が必ずしも鋭角形状を有している必要はなく、鈍角形状を有していてもよい。また、剥離用部材としては、このようなピールプレート71以外にも、繰り出された原反Rのうち剥離シートRLを転向搬送するものであれば、例えばローラのような他の部材を用いてもよい。
1 シート貼付装置
3 シート供給装置
4 押圧ローラ(押圧手段)
6 繰出手段
7 剥離手段
71 ピールプレート(剥離用部材)
72 振動体(加振手段)
72C 振幅変更手段
74 連結軸(振動方向変更手段)
75 連結アーム(振動方向変更手段)
76 回動モータ(振動方向変更手段)
R 原反
MS マウント用シート(接着シート)
RL 剥離シート

Claims (6)

  1. 接着シートを供給するシート供給装置であって、
    剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段により繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、
    前記剥離手段は、
    前記原反のうち前記剥離シートを転向搬送することで前記接着シートを剥離する剥離用部材と、
    前記剥離用部材を所定の周波数で振動させる加振手段と
    前記加振手段による前記剥離用部材の振動方向を変更する振動方向変更手段とを備えていることを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記加振手段を支持するベースプレートを備え、
    前記剥離用部材は、前記ベースプレートに振動動作可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記振動方向変更手段は、前記加振手段に連結された連結軸と、一端側に前記連結軸が連結された連結アームと、前記連結アームの他端側に出力軸が連結された回動モータとによって構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 接着シートを供給するシート供給方法であって、
    剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出し、
    振動方向が変更可能に設けられた剥離用部材を所定の周波数で振動させつつ、繰り出された前記原反のうち前記剥離シートを前記剥離用部材により転向搬送することで、前記剥離シートから前記接着シートを剥離して供給することを特徴とするシート供給方法。
  5. 接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段により繰り出された前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
    前記剥離手段は、
    前記原反のうち前記剥離シートを転向搬送することで前記接着シートを剥離する剥離用部材と、
    前記剥離用部材を所定の周波数で振動させる加振手段と
    前記加振手段による前記剥離用部材の振動方向を変更する振動方向変更手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  6. 接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法であって、
    剥離シートの一方の面に前記接着シートが仮着された原反を繰り出し、
    振動方向が変更可能に設けられた剥離用部材を所定の周波数で振動させつつ、繰り出された前記原反のうち前記剥離シートを前記剥離用部材により転向搬送することで、前記剥離シートから前記接着シートを剥離し、
    剥離した前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付することを特徴とするシート貼付方法。
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