JP5383170B2 - ヘアキャッチャー - Google Patents
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Description
このヘアキャッチャーでは、髪の毛が中央の栓軸に絡み付かないので、簾部に絡んだ髪の毛は指で摘んで上に引き上げるだけで容易に抜き取り除去することができるものとしている。
本発明のヘアキャッチャーは、上流側から下流側に向かって下傾状をなし、上流側の最も高い外周側から中央の軸部に向かって略水平状に隆起部が形成されているとともに、該隆起部の両側は該隆起部からの下り傾斜面となっていることを要旨とする。
こうすれば、外周立上部により髪の毛やゴミが逃げることがなく、外周立上部と傾斜底面との折り目部分に髪の毛やゴミを集めてまとめることができる。
また、外周立上部には傾斜があるため、まとめられた髪の毛やゴミを取り出しやすいものとなる。
こうすれば、下流側孔を大きくしたことによって排水の流れが良くなり、排水の流れに沿って下流側孔の近傍に髪の毛やゴミが溜まりやすくなる。一方、下流側孔上に髪の毛やゴミが溜まって排水の流れが悪くなっても、上流側孔から排水が行われるので良好な排水が維持できる。また、上流側孔は下流側孔よりも小径でかつ上流にあるため髪の毛やゴミが溜まりにくく、排水性能の維持には効果的である。
こうすれば、排水用の孔内の清掃は困難であるが、孔無し部を設けて孔の数を制限することで清掃性が向上する。また、孔無し部を設ける位置については、下流側の孔はゴミを含む排水の処理を行うため、なるべく下方に、上流側の孔は、下流側の孔にゴミが溜まり孔を閉塞しても排水を行えるようにするため、なるべく上方にあることが望ましいので、上方でも下方でもない部分、即ち上方と下方の間に設けると好適である。
図1は、洗面器の斜視構成図であり、洗面器1のボウル部1aの底には上下に貫通して排水孔1bが形成されている。この排水孔1bには、ポップアップ弁2が上下方向に開閉可能に取り付けられる。
ポップアップ弁2の下面中央部から軸3が垂設され、この軸3には、ヘアキャッチャー4とオーバーフローキャッチャー5が設けられている。
排水器具6は、本体筒部6aの下部に縮径部6bが一体形成され、本体筒部6aの上端には、外方向へ突出して止水鍔部6cが一体形成されており、この止水鍔部6cがビス7によりボウル部1aの下面に取り付け固定される。
図3は、ヘアキャッチャーの斜視構成図であり、図4は、前面側から視たヘアキャッチャーの構成図であり、図5は、図3のA方向から視た矢視側面図である。また図6は、図5の平面構成図である。
この傾斜底面43の上流側の最も高い外周側から中央の軸部41に向かって略水平状に隆起した隆起部44が形成されており、この隆起部44の両側は傾斜面45,45となって、この各傾斜面45,45にそれぞれ複数の上流側孔46,46が上下に貫通形成されている。
なお、本例では、上流側孔46および下流側孔47は丸孔で形成されているが、上流側孔46は下流側孔47よりも小径に形成されている。
なお、髪の毛は回転が止められるため、軸部41の回りに髪の毛が絡み付くことが良好に防がれこととなる。
このように髪の毛やゴミを下流側に集めることができるため、ヘアキャッチャー4を排水孔1bから上方へ引き上げて、下流側に集まった髪の毛を指で摘んで除去することができ、掃除が容易なものとなる。なお、外周立上部42には傾斜があるため、まとめられた髪の毛やゴミを取り出しやすいものとなる。また、排水用の孔内の清掃は困難であるが、孔無し部48を設けて孔46,47の数を少なくしたため、清掃性が向上し、ヘアキャッチャー4の手入れがしやすいものとなる。
参考例のヘアキャッチャー4は、中央部に上下方向に延びて軸孔41aを有する軸部41が形成されており、外周側には、外側へ向かって上向きに傾斜した外周立上部42が形成されている。中央の軸部41の回りは、上方へ盛り上げられて盛り上がり部49が形成されており、この盛り上がり部49と外周立上部42との間には凹み状に谷部50が形成されている。この盛り上がり部49,谷部50,外周立上部42には、複数の孔52が上下に貫通形成されている。
なお、本例においても、髪の毛やゴミが下流側に堆積した状態でも、上流側に形成されている孔52を通り良好に排水できるため、排水能力は良好に維持される。
なお、本例において、軸部41より上流側の孔52を、軸部41より下流側の孔52よりも小径に設定しても良い。また、上流側の孔52と下流側の孔52の間に孔無し部を設けた構成としても良い。
1a ボウル部
1b 排水孔
2 ポップアップ弁
3 軸
4 ヘアキャッチャー
5 オーバーフローキャッチャー
6 排水器具
41 軸部
41a 軸孔
42 外周立上部
43 傾斜底面
44 隆起部
45 傾斜面
46 上流側孔
47 下流側孔
48 孔無し部
49 盛り上がり部
50 谷部
51 仕切部
51a 凹部
Claims (4)
- 上流側から下流側に向かって下傾状をなし、上流側の最も高い外周側から中央の軸部に向かって略水平状に隆起部が形成されているとともに、該隆起部の両側は該隆起部からの下り傾斜面となっている
ことを特徴とするヘアキャッチャー。 - 外周側の全域に亘って、外側へ向けて斜め上方へ立ち上がる外周立上部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアキャッチャー。
- 前記上流側から下流側に向かって下傾状をなす面上には、前記軸部より上流側に上流側孔を、前記軸部より下流側に下流側孔を、それぞれ設けるとともに、上流側孔は下流側孔よりも小径に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアキャッチャー。
- 前記上流側孔と前記下流側孔の間に孔無し部を設けたことを特徴とする請求項3に記載のヘアキャッチャー。
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