JP5382680B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシンに関し、設定値を変更する際に、予め設定された所定のリールを回転させることで、不正行為を未然に防止することができるようにしたものである。
従来、前面扉の閉じた状態を検知するための開閉センサーを備え、当該センサーにより前面扉を閉じた状態が検知された状態においては、設定変更を無効とするようにしたスロットマシンが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0010」及び段落番号「0013」、図3参照)。
特開2004-135844(段落番号「0010」及び段落番号「0013」、図3)
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、前面扉を開くこと無しに、開閉センサーからの信号線等を単に切断することで、検出信号の非出力状態となり、容易に設定変更が可能となってしまうという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、設定値を変更する際に、予め設定された所定のリールを回転させることで、不正行為を未然に防止することができるようにしたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、リールを回転するには、スロットマシンの前面扉を開放しなければならず、しかも予め設定された所定のリールを回転させることが要求されるので、安全性の高い不正行為の防止策を提供することができる。
また、請求項1に記載の発明は、変更可能な設定値に対応させて、リールの操作パターンを変更することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、スロットマシン(10)には、例えば図1及び図2に示すように、次の構成を備える。
(1)リール(31〜33)
リール(31〜33)は、複数個(例えば3個)有り、外周に図柄が表示されている。
なお、リール(31〜33)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、例えば2個或いは4個以上としても良い。
(2)スタートスイッチ(70)
スタートスイッチ(70)は、リール(31〜33)の駆動を開始させるためのものである。
(3)ストップスイッチ(80〜82)
ストップスイッチ(80〜82)は、複数個(例えば3個)有り、リール(31〜33)の駆動を停止させることで、対応するリール(31〜33)の回転を個別に停止可能なものである。
なお、ストップスイッチ(80〜82)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、例えば2個或いは4個以上としても良い。
(4)遊技制御手段(200)
遊技制御手段(200)は、例えば図1に示すように、リール(31〜33)、スタートスイッチ(70)、複数個(例えば3個)のストップスイッチ(80〜82)にそれぞれ接続されるものである。
第2に、スロットマシン(10)の内部には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(5)設定変更スイッチ(110)
設定変更スイッチ(110)は、設定値の変更を有効な状態とするためのものである。
(6)設定入力スイッチ(111)
設定入力スイッチ(111)は、設定値を入力するためのものである。
第3に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)役抽選手段(310)
役抽選手段(310)は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
(8)抽選テーブル(311)
抽選テーブル(311)は、複数種類(例えば6種類)有り、役抽選手段(310)による抽選確率が異なる複数種類の抽選確率が設定され、設定値に対応付けられたものである。
なお、抽選テーブル(311)として、例えば6種類の第1〜第6抽選テーブルを例示したが、これに限定されず、例えば2〜5種類或いは7種類以上としても良い。
(9)設定値記憶手段(312)
設定値記憶手段(312)は、設定入力スイッチ(111)により入力された設定値を記憶するためのものである。
(10)抽選テーブル選択手段(313)
抽選テーブル選択手段(313)は、複数種類(例えば6種類)の抽選テーブル(311)のうちから、設定値記憶手段(312)に記憶された設定値に対応する一の抽選テーブル(311)を選択するためのものである。
第4に、設定変更を行うときに、所定の操作で設定変更可能な設定値の範囲が異なる複数のパターンを備え、当該複数のパターンから一のパターンを選択し、選択したパターンの範囲内で設定値を変更する。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、設定値を変更する際に、予め設定された所定のリールを回転させることで、不正行為を未然に防止することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、リールを回転するには、スロットマシンの前面扉を開放しなければならず、しかも予め設定された所定のリールを回転させることが要求されるので、安全性の高い不正行為の防止策を提供することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、変更可能な設定値に対応させて、リールの操作パターンを変更することができる。
(図面の説明)
図1〜4は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3はリールの操作パターンを説明するための説明図、図4は設定変更処理を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はリールの操作パターンを説明するための説明図を示すものである。
本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図はリールの操作パターンを説明するための説明図を示すものである。
(スロットマシン10の正面の機構)
まず、図2を用いて、スロットマシン10の正面図について説明する。
スロットマシン10の高さの中央には、透明な方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の内部には、リールユニット30を配置している。
リールユニット30には、表示窓20に臨む3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のリールモータ34〜36(図1参照)とを備える。リールモータ34〜36としては、例えばステッピングモータを用いているが、これに限定されない。
なお、リール31〜33やリールモータ34〜36の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、例えば2個或いは4個以上としても良い。
各リール31〜33には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。また、表示窓20には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにしても良い。
また、表示窓20の上側には、画像表示装置40を設けている。
画像表示装置40は、演出を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40として、液晶ユニットを例示したが、これに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
一方、表示窓20の下側には、図2の向かって右側に、メダル投入口50を設けている。メダル投入口50は、メダルを投入可能なものである。
なお、メダルは、遊技媒体の例示であり、遊技媒体はメダルに限定されず、図示しないが、パチンコ機の遊技球や、或いはカードやコインに電子的に記憶された電子マネーの度数等を用いても良い。
また、メダル投入口50の図2の向かって左側には、ベットスイッチ60を設けている。
ベットスイッチ60は、メダル投入口50から規定枚数(例えば3枚)を超えて内部に投入され、クレジット(貯留)されたクレジットメダルをベットする(賭ける)ためのものである。
なお、ベットスイッチ60の個数は、単数でも複数個でも良い。
ベットスイッチ60の下側には、スタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。そして、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、3個のリールモータ34〜36(図1参照)の駆動され、3個のリール31〜33の回転が開始する。
スタートスイッチ70の図2の向かって右隣には、複数個、例えば3個の3リール31〜33と同数の3個のストップスイッチ80〜82を設けている。
3個のストップスイッチ80〜82は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。図2の向かって左側のストップスイッチ80(以下、「左ストップスイッチ80」ともいう。)を操作すると、左側のリール31(以下、「左リール31」ともいう。)の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81(以下、「中ストップスイッチ81」ともいう。)を操作すると、中央のリール32(以下、「中リール32」ともいう。)の回転が停止する。右側のストップスイッチ82(以下、「右ストップスイッチ82」ともいう。)を操作すると、右側のリール33(以下、「右リール33」という。)の回転が停止する。
なお、ストップスイッチ80〜82の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、リール31〜33やリールモータ34〜36と同様に、2個或いは4個以上としても良い。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図2のホッパーユニット120から払い出されたメダルが貯留される。
メダル貯留皿90の左右両側には、左右一対のスピーカ100,101が配置されている。
スピーカ100,101は、遊技の進行に応じて音声を発生させるためのものである。
なお、スピーカ100,101の個数として、2個を例示したが、これに限定されず、単数或いは3個以上としても良い。
(スロットマシン10の内部の機構)
一方、スロットマシン10の内部には、図1に示すように、次のパーツを備える。すなわち、図示しないが、スロットマシン10は、前面が開放した中空な箱形の筐体と、この筐体の開放した前面に開閉可能に取り付けられた前面扉とから構成されている。次の(1)〜(6)のパーツは、筐体と前面扉とで囲まれる空間内に配置されている。
なお、スロットマシン10の内部のパーツは、次の(1)〜(7)に限定されない。
(1)リールユニット30
リールユニット30のリール31〜33を手動で回転する場合には、前面扉を開放させた状態で行うこととなる。
(2)リール検出手段37〜39
リール検出手段37〜39は、3個有り、各リール31〜33が回転したことを個別に検出し、各リール31〜33に対応する回転検出信号を出力するものである。
リール検出手段37〜39は、リール31〜33をリールモータ34〜36により回転した場合に回転検出信号を出力するほか、リール31〜33を手動で回転した場合も回転検出信号を出力するようにしている。
具体的には、各リール31〜33は、図示しないが、ステッピングモータであるリールモータ34〜36の回転軸に直結されたドラムと、このドラムの周面に張られたリールテープとから構成され、ドラムの一箇所には突起を備え、この突起がドラムの一回転毎にフォトセンサーを遮光することで、ドラムの基準位置を検出している。
なお、リール検出手段37〜39の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、例えば2個或いは4個以上としても良い。また、リール検出手段37〜39として、フォトセンサーを例示したが、これに限定されない。
(3)メダルセンサー51
メダルセンサー51は、メダル投入口50の内部に設けられ、メダル投入口50に投入されたメダルを検出するためのものである。
(4)設定変更スイッチ110
設定変更スイッチ110は、設定値の変更を有効な状態とするためのものであり、例えばキーを差し込んでオン・オフを行うようにしている。
設定変更スイッチ110は、図示しないが、前面扉を開放させた状態で操作を行うこととなる。
(5)設定入力スイッチ111
設定入力スイッチ111は、設定値を入力するためのものであり、例えばプッシュ・ボタンを使用している。
設定入力スイッチ111も、図示しないが、前面扉を開放させた状態で操作を行うこととなる。
(6)設定表示装置112
設定表示装置112は、設定入力スイッチ111により入力された設定値を表示するためのものであり、例えば7セグメントを使用している。
(7)ホッパーユニット120
ホッパーユニット120は、3個のリール31〜33の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。
遊技制御手段200は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御手段200は、図1に示すように、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段300
(2)サブ制御手段400
なお、遊技制御手段200の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン制御手段300)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300について説明する。
メイン制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、メイン制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
メイン制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(9)の手段の説明については、後述する。
(1)役抽選手段310
(2)設定変更許可判定手段320
(3)脱調防止手段330
(4)リール停止制御手段340
(5)通常遊技制御手段350
(6)特別遊技制御手段360
(7)利益付与手段370
(8)遊技情報送信手段380
(9)エラー処理手段390
なお、メイン制御手段300の手段は、上記した(1)〜(9)に限定されない。
(メイン制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の入力段について説明する。
メイン制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(7)に限定されない。
(1)メダルセンサー51
(2)ベットスイッチ60
(3)スタートスイッチ70
(4)ストップスイッチ80〜82
(5)設定変更スイッチ110
(6)設定入力スイッチ111
(7)リール検出手段37〜39
(メイン制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の出力段について説明する。
メイン制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット120
(3)設定表示装置112
(4)サブ制御手段400
(サブ制御手段400)
サブ制御手段400は、図1に示すように、メイン制御手段300に接続され、メイン制御手段300から一方向に送信される遊技情報、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、サブ制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、サブ制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記サブ制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技情報受信手段410
(2)画像制御手段420
(3)効果音発生手段430
なお、サブ制御手段400の手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(サブ制御手段400の入力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の入力段について説明する。
サブ制御手段400の入力段には、次のパーツが接続されている。
(1)メイン制御手段300
なお、サブ制御手段400の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の出力段について説明する。
サブ制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ100,101
なお、サブ制御手段400の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(役抽選手段310)
役抽選手段310は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
役抽選手段310には、図1に示すように、次のテーブルや手段を備える。
なお、次の(1)〜(3)のテーブルや手段の説明については、後述する。
(1)抽選テーブル311
(2)設定値記憶手段312
(3)抽選テーブル選択手段313
なお、役抽選手段310のテーブルや手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(役の当否)
役の当否には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
役には、次の種類がある。
なお、次の(3)〜(5)の役の説明については、後述する。
また、役は、複数の役のうち1つだけ当選する場合のほか、複数の役が同時に2以上、当選する場合もあり、役抽選手段310はいわゆるグループ抽選が可能となっている。
(3)小役
(4)再遊技(リプレイ)
(5)ボーナス
なお、役の種類は、上記した(3)〜(5)に限定されない。
(小役)
小役は、予め設定された小役図柄がメダルをベットすることで有効となったライン上に揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
(再遊技)
再遊技は、いわゆるリプレイとも呼ばれ、予め設定されたリプレイ図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
(ボーナス)
ボーナスは、特別遊技への移行役であり、特定役や、前述したようにそれ自体を特別遊技とも呼ぶ。
特別遊技は、抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ボーナスを例示したが、これに限定されない。また、特定役として、ボーナスを例示したが、これに限定されず、特定の小役等でも良い。
具体的には、ボーナスには、次の種類がある。
なお、ボーナスの種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)BB移行役
BB移行役は、ビッグ・ボーナスへの移行役である。
すなわち、BB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるビッグ・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、BB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ビッグ・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約288枚のメダルが獲得可能であり、例えば345枚を超える払い出しで終了する。
(2)MB移行役
MB移行役は、ミドル・ボーナスへの移行役である。
MB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるミドル・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、MB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ミドル・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約192枚のメダルが獲得可能であり、例えば253枚を超える払い出しで終了する。なお、ミドル・ボーナスは、ビッグ・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(3)RB移行役
RB移行役は、レギュラーボーナスへの移行役である。
レギュラーボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約96枚のメダルが獲得可能である。レギュラーボーナスは、最高12回のゲームか、8回の入賞か、いずれか先に達成された条件により終了する。
(抽選テーブル311)
抽選テーブル311は、複数種類、例えば6種類有り、役抽選手段310による抽選確率が異なる複数種類の抽選確率が設定され、設定値に対応付けられたものである。
具体的には、抽選テーブル311は、第1〜第6抽選テーブルの6種類有り、例えばBB移行役の当選確率を異ならせている。すなわち、第1抽選テーブルのBB移行役の当選確率が最も低確率に設定され、第2〜第6抽選テーブルの順で、当選確率が段階的に高くなるように設定され、第6抽選テーブルの当選確率が最も高確率に設定されている。
設定値は、抽選テーブル311の種類の数に等しく、「1」〜「6」迄の6段階に設定されている。本実施の形態では、設定値と抽選テーブル311とを一対一に関連付け、第1抽選テーブルは設定値「1」、第2抽選テーブルは設定値「2」、第3抽選テーブルは設定値「3」、第4抽選テーブルは設定値「4」、第5抽選テーブルは設定値「5」、第6抽選テーブルは設定値「6」としている。
なお、抽選テーブル311として、例えば6種類の第1〜第6抽選テーブルを例示したが、これに限定されず、例えば2〜5種類或いは7種類以上としても良い。また、設定値として、6段階を例示したが、これに限定されず、2〜5段階或いは7段階以上としても良い。さらに、設定値と抽選テーブル311とを一対一に関連付けたが、これに限定されず、一対多或いは多対一としても良い。
(設定値記憶手段312)
設定値記憶手段312は、設定入力スイッチ111により入力された設定値を記憶するためのものである。
(抽選テーブル選択手段313)
抽選テーブル選択手段313は、6種類の抽選テーブル311のうちから、設定値記憶手段312に記憶された設定値に対応する一の抽選テーブル311を選択するためのものである。
(設定変更許可判定手段320)
設定変更許可判定手段320は、設定変更スイッチ110の操作後、リール検出手段37〜39から回転検出信号が出力されたことを条件として、設定入力スイッチ111からの入力を許可し、回転検出信号が出力されない場合に、設定入力スイッチ111からの入力を不許可とするためのものである。
具体的には、設定変更許可判定手段320は、リール検出手段37〜39から出力された回転検出信号が、後述する操作パターン選択手段322により選択された操作パターンに一致している場合に限り、設定入力スイッチ111からの入力を許可するようにしている。
一方、設定変更許可判定手段320には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)及び(2)の手段の説明については、後述する。
(1)操作パターン記憶手段321
(2)操作パターン選択手段322
なお、設定変更許可判定手段320の手段は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(操作パターン記憶手段321)
操作パターン記憶手段321は、設定入力スイッチ111からの入力を有効な状態とするためのリール31〜33の操作パターンを複数種類、例えば4種類記憶したものである。
操作パターンについては、図3を用いて後述する。
なお、リール31〜33の操作パターンとして、例えば4種類を例示したが、これに限定されず、例えば2種類、3種類、或いは5種類以上としても良い。
(操作パターン選択手段322)
操作パターン選択手段322は、操作パターン記憶手段321に記憶された4種類の操作パターンのうちから、予め設定された所定の選択条件にもとづいて、少なくとも一つの操作パターンを選択するためのものである。
つぎに、選択条件について例示する。
なお、選択条件は、次の(1)及び(2)に限定されず、例えば外部操作、図示しないが、例えばスイッチにより変更することができるようにしても良い。
(1)前回の設定値に対応
選択条件は、図5を用いて後述するが、前回の設定値に対応させるようにしても良い。
(2)変更可能な設定値に対応
選択条件は、図6を用いて後述するが、今回、変更しようとする変更可能な設定値に対応させるようにしても良い。
(脱調防止手段330)
脱調防止手段(330)は、設定入力スイッチ111による設定の変更後、回転検出信号が出力されたリール31〜33に対応するリールモータ34〜36を一時的に駆動し、回転検出信号を再出力させるためのものである。
具体的には、設定の変更後、リールモータ34〜36の駆動を開始させ、所定時間経過後に自動停止させたり、或いはストップスイッチ80〜82の操作を契機として、手動停止させるようにしている。
すなわち、リール31〜33を手動で回転させると、ステッピングモータであるリールモータ34〜36に高負荷が掛かり、脱調を誘発するおそれがある。このため、リール31〜33を手動で回転させた後、リールモータ34〜36を一時的に駆動することで、脱調していた場合にも回復させることができ、脱調による影響を軽減することができる。
なお、設定の変更後、3個全てのリールモータ34〜36を一時的に駆動するようにしているが、手動で回転されたリール31〜33に対応するリールモータ34〜36のみを一時的に駆動するようにしても良い。
(リール停止制御手段340)
リール停止制御手段340は、役抽選手段310による遊技結果、及びストップスイッチ80〜82の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
(通常遊技制御手段350)
通常遊技制御手段350は、通常遊技を行うためのものである。
通常遊技とは、いわゆる小役等の当選確率が設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、当該抽選の結果、小役に当選し、当該小役が入賞した場合に、メダルが払い出される遊技である。
(特別遊技制御手段360)
特別遊技制御手段360は、特別遊技を実行可能なものである。
特別遊技とは、いわゆるビッグ・ボーナスが相当し、例えば、上記抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ビッグ・ボーナスを例示したが、これに限定されず、レギュラーボーナス等でも良い。
(利益付与手段370)
利益付与手段370は、表示窓20に停止表示された3個のリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット120を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(遊技情報送信手段380)
遊技情報送信手段380は、役抽選手段310による抽選結果を、遊技情報に含めてサブ制御手段400に送信するためのものである。
遊技情報は、各種のコマンドやデータを信号に変換したものであり、メダルセンサー51によるメダル投入口50に投入されたメダルの検出信号や、ベットスイッチ60によるメダルのベット信号、スタートスイッチ70のスタート信号、ストップスイッチ80〜82の操作信号、役抽選手段310の抽選結果や遊技状態などが含まれる。
なお、遊技情報送信手段360は、信号をサブ制御手段400に一方向で送信しているが、これに限定されず、信号をメイン制御手段300とサブ制御手段400との間で相互に通信するようにしても良い。
(エラー処理手段390)
エラー処理手段390は、設定変更許可判定手段320により、リール検出手段37〜39から出力された回転検出信号が、操作パターン選択手段322により選択された操作パターンと相違していると判定された場合にエラーとみなし、エラー処理を行うためのものである。
エラー処理について、例示する。
なお、エラー処理は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)スロットマシン10でのエラーの報知
エラーとみなした後、スロットマシン10において、例えば画像表示装置40や、図示しないが、各種のランプ等を用いてエラー状態を表示させたり、或いはスピーカ100,101等からエラーの警告音を発生させて、視覚的や聴覚的にエラー状態を報知しても良い。
(2)遊技の不能状態
エラーとみなした後、当該スロットマシン10を遊技の不能状態とする。
(3)外部へのエラーの報知
エラーとみなした後、エラー情報を、図示しないが、いわゆるホールコンピュータに送信する。
(遊技情報受信手段410)
遊技情報受信手段410は、遊技情報送信手段380から送信された遊技情報を受信するためのものである。
(画像制御手段420)
画像制御手段420は、遊技情報受信手段410が受信した信号にもとづいて、各種の演出画像を画像表示装置40に表示させるためのものである。
(効果音発生手段430)
効果音発生手段430は、遊技情報受信手段410が受信した信号にもとづいて、各種の効果音をスピーカ100,101から出力させるためのものである。
(図3の操作パターンの説明)
つぎに、図1の操作パターン記憶手段321に記憶された操作パターンについて、図3を用いて説明する。
第1パターンは、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33の全てを手動回転し、3個全てのリール検出手段37〜39から回転検出信号が出力されたことを条件とする操作パターンである。
また、第1パターンの第1の変形例としては、手動回転する3個のリール31〜33の操作順を条件の一つとして追加しても良い。例えば、左リール31、中リール32、右リール33の順で手動回転させることを条件とした場合には、当該順番に従って3個のリール31〜33を手動回転した場合にだけ、設定入力スイッチ111からの入力を許可し、他の順番で手動回転した場合には、設定入力スイッチ111からの入力を不許可とするようにする。
第1パターンの第2の変形例としては、リール検出手段37〜39による回転検出信号の出力時間を条件の一つとして追加しても良い。すなわち、前述した通り、図示しないが、ドラムの一箇所には突起を備え、この突起がドラムの一回転毎にフォトセンサーを遮光することで、ドラムの基準位置を検出している。このため、突起がフォトセンサーを遮光する位置迄、ドラムを手動回転させ、この位置でドラムを静止させると、回転検出信号が継続的に出力される。これを利用し、回転検出信号の出力時間を変更できるようにする。例えば、左リール31に対応するリール検出手段37による回転検出信号の出力時間を、5秒以上に設定し、同様に中リール32に対応するリール検出手段38による回転検出信号の出力時間を10秒以上、右リール33に対応するリール検出手段39による回転検出信号の出力時間を5秒以上にそれぞれ設定する。当該出力時間が達成された場合にだけ、設定入力スイッチ111からの入力を許可し、当該出力時間が達成されない場合には、設定入力スイッチ111からの入力を不許可とする。
第1パターンのその他の変形例としては、各リール31〜33の回転数や、回転の継続時間等を条件の一つとして追加しても良い。
なお、3個のリール31〜33の全てを手動回転することを条件としたが、いずれか少なくとも1個以上を手動回転することを条件としても良い。
第2〜第4パターンは、3個のリール31〜33のうち、特定の1個だけの手動回転を条件とする操作パターンである。
なお、3個のうち、特定の1個のリール31〜33だけの手動回転を条件としたが、2個のリール31〜33だけの手動回転を条件としても良い。そして、2個のリール31〜33の手動回転を条件する場合には、手動回転するリール31〜33の順番も条件の一つとして追加しても良い。
具体的には、第2パターンは、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、左リール31のみを手動で回転し、当該左リール31のリール検出手段37から回転検出信号が出力されたことを条件とする操作パターンである。
第3パターンは、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、中リール32のみを手動で回転し、当該中リール32のリール検出手段38から回転検出信号が出力されたことを条件とする操作パターンである。
第4パターンは、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、右リール33のみを手動で回転し、当該右リール33のリール検出手段39から回転検出信号が出力されたことを条件とする操作パターンである。
なお、第1〜第4パターンの4種類を例示したが、操作パターンの種類は4種類に限定されず、2種類、3種類、或いは5種類以上としても良い。
(図4のフローチャートの説明)
つぎに、図4を用いて、設定値の変更の手順について説明する。
まず、設定値を変更する場合には、図示しないが、前面扉を開放し、設定変更スイッチ110にキー等を差し込んで回転させ、オフ状態からオン状態に操作し、その後、電源スイッチをオン状態からオフ状態とする。
その後、図4のステップS10に進み、電源スイッチ(図示せず)がオン(ON)となっている否かが判定される。
上記判定は、図1のメイン制御手段300により行われる。
上記判定の結果、電源スイッチ(図示せず)をオン(ON)となっていない場合、すなわちオフ(OFF)状態を維持している場合には、図4に示すように、当該ステップS10を繰り返すこととなる。
これに対し、ステップS10において、電源スイッチ(図示せず)をオン(ON)となった判定された場合には、図4に示すように、次のステップS11に進み、設定変更スイッチ110がオン(ON)となっている否かが判定される。
上記判定は、図1の設定変更許可判定手段320により行われる。
上記判定の結果、設定変更スイッチ110がオン(ON)となっていない場合、すなわちオフ(OFF)状態を維持している場合には、図4の設定変更処理を終了する。
これに対し、ステップS11において、設定変更スイッチ110がオン(ON)となっている判定された場合には、図4に示すように、次のステップS12に進み、所定のリール31〜33が回転されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の設定変更許可判定手段320により行われる。例えば、図3の第2パターンが選択されている場合には、左リール31のみが手動回転され、当該左リール31のリール検出手段37からのみ回転検出信号が出力されたか否かを判定している。
上記判定の結果、所定のリール31〜33が回転された場合、上述の第2パターンが選択されている場合には、左リール31のリール検出手段37からのみ回転検出信号が出力され、残るリール検出手段38,39から回転検出信号が出力されていない場合には、図4に示すように、ステップS12から次のステップS13に進み、設定変更許可状態とする。
設定変更許可状態の実現は、図1の設定変更許可判定手段320により行われる。
設定変更許可状態の実現後、図4に示すように、ステップS13から次のステップS14に進み、設定変更を実現する。
設定変更の実現は、図1の役抽選手段310により行われる。具体的には、設定入力スイッチ111により入力された設定値を、設定値記憶手段312により記憶する。記憶後、抽選テーブル選択手段313により、6種類の抽選テーブル311のうちから、設定値記憶手段312に記憶された設定値に対応する一の抽選テーブル311を選択する。抽選テーブル311の選択後、当該抽選テーブル311が役抽選手段310による役の当否の抽選に用いられる。
設定変更の実現後、図4に示すように、ステップS14から次のステップS15に進み、リールモータ34〜36の一時的な駆動が行われる。
具体的には、設定変更後、リールモータ34〜36の駆動を開始させ、所定時間経過後に自動停止させたり、或いはストップスイッチ80〜82の操作を契機として、手動停止させるようにしている。
リールモータ34〜36の一時的な駆動は、図1の脱調防止手段330により行われる。
リールモータ34〜36の一時的な駆動の後、図4の設定変更処理を終了する。
一方、先に説明したステップS12において、所定のリール31〜33が回転されていないと判定された場合には、図4に示すように、次のステップS20に進み、エラー処理が行われる。
エラー処理は、図1のエラー処理手段390により行われる。
エラー処理後、図4の設定変更処理を終了する。
(図5の第2の実施の形態)
つぎに、図5を用いて本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、前回の設定値に対応させて、操作パターンを変化させた点である。
すなわち、第10パターンは、前回の設定が「1」及び「2」の場合に選択され、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、右リール33のみを手動で回転し、当該右リール33のリール検出手段39から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
第11パターンは、前回の設定が「3」及び「4」の場合に選択され、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、中リール32のみを手動で回転し、当該中リール32のリール検出手段38から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
第12パターンは、前回の設定が「5」及び「6」の場合に選択され、第2パターンは、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33のうち、左リール31のみを手動で回転し、当該左リール31のリール検出手段37から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
なお、3個のうち、特定の1個のリール31〜33だけの手動回転を条件としたが、2個のリール31〜33だけの手動回転を条件としても良い。そして、2個のリール31〜33の手動回転を条件する場合には、手動回転するリール31〜33の順番も条件の一つとして追加しても良い。
また、第10〜第12パターンの3種類を例示したが、操作パターンの種類は3種類に限定されず、2種類、或いは4種類以上としても良い。
本実施の形態によれば、第10〜第12パターンは、図1の操作パターン記憶手段321に記憶され、前回の設定値に対応させて操作パターン選択手段322により第10〜第12パターンのうちから、1種類が選択される。
すなわち、前回の設定が「1」及び「2」の場合には、図1の操作パターン選択手段322により、第10パターンが選択される。同様に、前回の設定が「3」及び「4」の場合には、第11パターンが選択され、前回の設定が「5」及び「6」の場合には第12パターンが選択される。
(図6の第3の実施の形態)
つぎに、図6を用いて本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、変更可能な設定値に対応させて、操作パターンを変化させた点である。
すなわち、第20パターンは、今回、変更したい設定値が「1」〜「6」の範囲内の場合であり、左リール31、中リール32、右リール33の3個のリール31〜33の全てを手動回転し、3個全てのリール検出手段37〜39から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
なお、3個のリール31〜33の手動回転の順番を問題としないようにしたが、操作の順番も条件の一つとして追加しても良い。
第21パターンは、今回、変更したい設定値が「1」〜「4」の範囲内の場合であり、左リール31、中リール32、右リール33のうち、左リール31と中リール32との2個を手動回転し、当該2個のリール検出手段37,38から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
なお、2個のリール31,32の手動回転の順番を問題としないようにしたが、操作の順番も条件の一つとして追加しても良い。
第22パターンは、今回、変更したい設定値が「1」〜「3」の範囲内の場合であり、左リール31、中リール32、右リール33のうち、中リール32の1個のみを手動回転し、当該リール検出手段38から回転検出信号が出力されたことを条件に選択される操作パターンである。
第23パターンは、今回、変更したい設定値が「1」及び「2」の範囲内の場合であり、左リール31、中リール32、右リール33を手動回転しないことを条件に選択される操作パターンである。
なお、第20〜第23パターンの4種類を例示したが、操作パターンの種類は4種類に限定されず、2種類、3種類、或いは5種類以上としても良い。
本実施の形態によれば、第20〜第23パターンは、図1の操作パターン記憶手段321に記憶され、3個のリール31〜33の手動操作の有無により、操作パターン選択手段322により第20〜第23パターンのうちから、1種類が選択される。
すなわち、図1の設定変更スイッチ110の操作後、左リール31と中リール32との2個を手動回転してから、設定入力スイッチ111により設定値を入力すると、操作パターン選択手段322により第21パターンが選択される。
第21パターンが選択された場合には、設定値が「1」〜「4」の範囲内で変更する場合には、図1の設定変更許可判定手段320により許可される。
これに対し、設定入力スイッチ111により設定値の「5」及び「6」を入力しても、当該入力が設定変更許可判定手段320により不許可とされる。
すなわち、第20パターンが選択された場合には、オールマイティーであり、設定値を自由に変更できる。第22パターンが選択された場合には、設定値を「1」〜「3」の範囲内であれば変更できるが、設定値を「4」〜「6」の範囲内には変更でない。第23パターンが選択された場合には、設定値を「1」及び「2」には変更できるが、設定値を「3」〜「6」の範囲内には変更でない。
(他の実施の形態)
第1に、メイン側の設定変更を例に挙げたが、これに限定されず、サブ側の演出の設定変更の条件として、リール31〜33の手動回転を要求するようにしても良い。
第2に、リール31〜33として、いわゆるメイン・リールを例示したが、図示しないが、メイン・リールのほかにいわゆるサブ・リールを有する場合には、サブ・リールを手動回転させることを、設定変更の条件としても良い。また、メイン側の設定変更に、メイン・リールの手動回転を要求し、サブ側の演出の設定変更にサブ・リールの手動回転を要求するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態の一例を示し、同図はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。 リールの操作パターンを説明するための説明図である。 設定変更処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はリールの操作パターンを説明するための説明図である。 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図はリールの操作パターンを説明するための説明図である。
10 スロットマシン
20 表示窓 30 リールユニット
31〜33 リール 34〜36 リールモータ
37〜39 リール検出手段 40 画像表示装置
50 メダル投入口 51 メダルセンサー
60 ベットスイッチ
70 スタートスイッチ 80〜82 ストップスイッチ
90 メダル貯留皿 100,101 スピーカ
110 設定変更スイッチ 111 設定入力スイッチ
112 設定表示装置 120 ホッパーユニット
200 遊技制御手段 300 メイン制御手段
310 役抽選手段 311 抽選テーブル(第1〜第6抽選テーブル)
312 設定値記憶手段 313 抽選テーブル選択手段
320 設定変更許可判定手段
321 操作パターン記憶手段 322 操作パターン選択手段
330 脱調防止手段 340 リール停止制御手段
350 通常遊技制御手段 360 特別遊技制御手段
370 利益付与手段 380 遊技情報送信手段
390 エラー処理手段
400 サブ制御手段
410 遊技情報受信手段 420 画像制御手段
430 効果音発生手段

Claims (1)

  1. 外周に図柄が表示された複数個のリールと、
    前記リールの駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記リールの駆動を停止させることで、対応するリールの回転を個別に停止可能な複数個のストップスイッチと、
    前記リール、前記スタートスイッチ、前記複数個のストップスイッチにそれぞれ接続される遊技制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
    前記スロットマシンの内部には、
    設定値の変更を有効な状態とするための設定変更スイッチと、
    設定値を入力するための設定入力スイッチとを備え、
    前記遊技制御手段には、
    役の当否を抽選により決定するための役抽選手段と、
    前記役抽選手段による抽選確率が異なる複数種類の抽選確率が設定され、設定値に対応付けられた複数種類の抽選テーブルと、
    前記設定入力スイッチにより入力された設定値を記憶するための設定値記憶手段と、
    前記複数種類の抽選テーブルのうちから、前記設定値記憶手段に記憶された設定値に対応する一の前記抽選テーブルを選択するための抽選テーブル選択手段と、を備え、
    設定変更を行うときに、所定の操作で設定変更可能な設定値の範囲が異なる複数のパターンを備え、当該複数のパターンから一のパターンを選択し、選択したパターンの範囲内で設定値を変更することを特徴とするスロットマシン。
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