JP2010124839A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の遊技機で遊技をする遊技者は当該遊技機の設定値を判別しやすく、他の者は前記設定値を判別しにくいものとすることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】複数段階の設定値に対応して異なる出玉率を設定可能な遊技機に、通常遊技及び複数の特殊遊技を備え、各特殊遊技と対応付けられ、異なる図柄51の組み合わせそれぞれと対応付けられる複数の移行役を備え、複数の移行役は1回の抽選で重複当選可能に形成され、重複当選となった場合、一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみが入賞ライン90に停止するように、回転リール25を停止させ、通常遊技中に移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止したことを条件に所定の特殊遊技を開始可能に形成され、所定の特殊遊技では、所定の設定値及び他の設定値において、特定役の当選確率が異なるように設定する。
【選択図】図6

Description

この発明は、遊技機に関し、詳しくは、複数段階の設定値が定められるとともに、設定値に対応して異なる出玉率を設定可能に形成された遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機、たとえば、スロットマシンでは、複数段階の設定値(たとえば、1〜6等)が定められ、この設定値に応じて、BBゲーム役やRBゲーム役等の特別遊技役や小役等の当選確率を異ならせることで、異なる出玉率(遊技機に投入される遊技媒体の個数に対して、遊技者に払い出される遊技媒体の個数の割合を示す理論値)を設定可能なものが知られている。具体的には、たとえば、1から6までの6段階の設定値を定め、設定値1よりも設定値6のほうが、BBゲーム役の当選確率が大きくなるように設定することができる。そして、このように当選確率を設定することで、設定値6の出玉率が設定値1の出玉率よりも大きくなる。換言すれば、設定値が1に設定されている遊技機よりも、設定値が6に設定されている遊技機のほうが、遊技者はより多くの遊技媒体を獲得できる可能性が高いこととなる。
ここで、スロットマシン等で遊技を行う遊技者の多くは、できる限り大量の遊技媒体を獲得したいと考える。したがって、遊技機に設定されている設定値は遊技者にとって最大の関心事であり、設定値を判別可能とするために、設定値を示唆する何らかの情報を取得できるような遊技機が望まれていた。
そこで、以上のような状況を踏まえ、BBゲームにおける通常遊技中に抽選される所定役の当選確率を、設定値に応じて変化させることで、前記所定役の入賞回数の情報に基づいて設定値を判別可能とするようなスロットマシンや、BBゲーム中に実行される演出を、設定値に応じて変化させることで、この演出の内容に基づいて設定値を判別可能とするようなスロットマシン等が考案されている。
このような遊技機は、下記の特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許第3200576号公報 特開2008−132165号公報
しかし、上述のような遊技機では、所定役が入賞した際には予め定められた入賞音がスピーカーから出力されたり、前記所定役が当選した際にはその旨を示す所定の画像が表示装置等に表示されたりするようになっていることが多い。また、BBゲーム中に実行される演出も、画像表示装置に所定の画像を表示したり、音声出力装置から所定の音声を出したりすることで行われるようになっていることが多い。
すなわち、上述のような遊技機は、前記所定役が入賞する際や前記演出が実行される際には比較的目立ち易い挙動を示すこととなるため、遊技を行っている遊技者のみならず近隣で遊技を行っている他の遊技者等も、前記所定役の入賞や前記演出の実行に気付くこととなる。
このように、上述のような遊技機では、前記所定役の入賞や前記演出の実行をチェックされてしまうことにより、所定の遊技機で遊技を行っている遊技者以外の他の遊技者等にも、前記所定の遊技機に設定されている設定値が比較的容易に判別されてしまうこととなる。したがって、たとえば、所定の遊技機に設定されている設定値が出玉率の小さいものとあると判別された場合には、当該遊技機で遊技を行っている遊技者以外の他の遊技者もその旨に気付く可能性が高いため、当該遊技機は敬遠されやすいものとなり、ひいては、遊技場全体における遊技機の稼働率が低下してしまうという問題が生じていた。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した事情によりなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、上記事情によりなされたものであり、複数の特殊遊技のうち所定の特殊遊技において設定値を判別するための情報を取得可能とすることで、所定の遊技機で遊技を行っている遊技者は当該遊技機に設定されている設定値を判別しやすいものの、他の者には前記設定値を判別しにくいものとすることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の目的に加え、通常遊技では設定値の判別を不可能とすることで、他の者が設定値を判別するのをより困難なものとすることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の目的に加え、設定値の判別を可能とすることにより出玉性能が変化してしまうことを防止することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項4)
すなわち、請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明の目的に加え、複数の特殊遊技のうちいずれかの特殊遊技ばかりが実行されることを防止して、万遍なく種々の特殊遊技を実行させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項5)
すなわち、請求項5記載の発明は、上記請求項3又は4記載の発明の目的に加え、遊技者が、設定値を判別するための情報をより容易に把握することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項6)
すなわち、請求項6記載の発明は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の発明の目的に加え、所定の特殊遊技の実行中であることが他の者に把握されてしまった場合でも、他の者には設定値を判別しにくいものとすることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄51を付した複数個の回転リール25と、複数個の回転リール25の回転を開始させるためのスタートスイッチ37と、対応する回転リール25の回転を停止させるためのストップスイッチ38と、遊技に関する制御を行うための制御装置100と、を備え、制御装置100は、遊技の進行を制御するための遊技制御手段120と、予め定められた複数の役のうちいずれかの役の当選又は非当選を抽選により決定するための役抽選手段140と、役抽選手段140による抽選の結果及びストップスイッチ38の操作に応じて、回転リール25の停止制御を行う回転停止制御手段180と、を備え、複数段階の設定値が定められるとともに、設定値に対応して異なる出玉率を設定可能に形成された遊技機において、前記遊技機は、遊技として、一般的な遊技である通常遊技を有するとともに、通常遊技と異なる遊技である特殊遊技を複数有し、役には、前記複数の特殊遊技それぞれと対応付けられ、かつ、複数パターンの異なる図柄51の組み合わせそれぞれと対応付けられる複数の移行役を含むとともに、当該複数の移行役は、役抽選手段140による1回の抽選で重複して当選するように設定されており、回転停止制御手段180は、前記複数の移行役の重複当選となった場合に、前記ストップスイッチ38の操作に応じて、前記複数の移行役のうちいずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25を停止させ、遊技制御手段120は、通常遊技中に前記移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止したことを条件として、前記移行役に対応付けられている特殊遊技を開始可能に形成され、所定の特殊遊技では、所定の設定値(第1設定値)、及び、第1設定値と異なる他の設定値(第2設定値)において、前記複数の役のうち特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることを特徴とする。
ここで、遊技機としては、遊技媒体として遊技メダルを用いて遊技が行われるスロットマシンや、遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技が行われるパロット(登録商標)遊技機などが挙げられる。また、本発明に係る遊技機には、遊技メダルなどの遊技媒体を払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット27)や、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知したり、演出を表示したりするための演出装置50(ランプ52、液晶表示装置53、スピーカー54など)を設けることもできる。
前記回転リール25としては、駆動モーター等を備え、この駆動モーターにより物理的に回転や停止が行われるものであってもよく、液晶表示装置53などの表示装置に所定の画像を表示することにより擬似的に回転や停止が行われるものであってもよい。また、前記回転リール25に表示される図柄51の数は特に限定されるものではなく、たとえば、全部で21個の図柄51を表示することができる。また、本発明に係る遊技機には、前記回転リール25を、たとえば3個(左リール22、中リール23、右リール24)設置することができる。
前記制御装置100は、遊技に関する制御を行うためのものであり、電子基板や所定の電子部品などによって構成されている。また、この制御装置100は、主としてメインの遊技に関する制御を行うための主制御装置(メイン基板)、遊技に付随する演出やメイン以外の遊技に関する制御を行うための副制御装置(サブ基板)など、複数の装置から構成されていてもよい。また、この制御装置100には、後述する役抽選手段140、回転停止制御手段180等を備えているが、これらに限定されるものではなく、他の手段を備えることもできる。
前記遊技制御手段120は、遊技の進行を制御するためのものである。具体的には、この遊技制御手段120は、遊技における各種装置(たとえば、回転リール25等)の制御を行うともに、遊技の状態に応じて遊技を進行させるためのものである。
具体的には、本発明に係る遊技機では、後述するように、通常遊技、特殊遊技等の複数の遊技を有しており、遊技制御手段120は、これらの各遊技の進行、一方の遊技から他方の遊技への移行(すなわち、通常遊技から特殊遊技への移行、特殊遊技から通常遊技への移行)等を行うものとなっている。
また、本発明に係る遊技機のように複数の遊技(通常遊技、特別遊技等)を有している場合には、前記遊技制御手段120は、各遊技に対応した複数の遊技制御手段120(通常遊技制御手段121、特別遊技制御手段122等)を設けることもできる。
前記役抽選手段140は、予め定められた複数の役のうちいずれかの役の当選又は非当選を抽選により決定するためのものである。
具体的には、前記役抽選手段140には、所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段141、前記乱数発生手段141が発生させる乱数を所定のタイミング(たとえば、ストップスイッチ37が操作されたとき)で抽出する乱数抽出手段142、前記乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域の範囲内であって、前記役に対応した所定の数値領域を有する役当選領域を複数備えた抽選テーブル143、乱数抽出手段142により抽出された乱数が前記抽選テーブル143のいずれの役当選領域に属するか否かを判定するための当選判定手段144、前記当選判定手段により所定の役に当選したと判定された場合に前記役に対応する当選フラグを成立させるためのフラグ成立手段145などを備えることができる。
ここで、「役」とは、図柄51の組み合わせにより構成されるものであって、予め定められている。前記役は、たとえば、同一種類の図柄51を複数個組み合わせて構成することができる。具体的には、「7」「7」「7」により構成されるビッグボーナス役(BBゲーム役)、「ベル」「ベル」「ベル」により構成されるベル役、「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」により構成される再遊技役などが挙げられる。また、異なる種類の図柄51を組み合わせて構成することもできる。具体的には、「チェリー」「ANY」「ANY」(「ANY」はいずれの図柄51でも構わないことを意味する)により構成されるチェリー役などが挙げられる。
前記回転停止制御手段180は、役抽選手段140による抽選の結果及びストップスイッチ38の操作に応じて、回転リール25の停止制御を行うものである。
ここで、停止制御とは、役抽選手段140の抽選の結果及びストップスイッチ38の操作に基づいて、停止させるべき図柄51を所定位置に停止させ、停止させてはいけない図柄51を停止させないように、回転リール25の回転を停止させる制御を意味する。
より具体的には、ストップスイッチ38が操作された時点から対応する回転リール25が停止するまでに当該回転リール25が移動可能な範囲内(たとえば、回転リール25に付された図柄1個分の範囲を1コマとしたときの5コマの範囲など)において、役抽選手段140の抽選により当選していない役を構成する図柄51の組み合わせを、いずれの入賞ライン90にも停止させないようにしつつ、当選している役を構成する図柄51の組み合わせをいずれかの入賞ライン90に停止し得るように、前記回転リール25を停止させる制御を意味する。
また、回転停止制御手段180による回転リール25の停止制御は、遊技(通常遊技、特殊遊技等)、成立している当選フラグ、ストップスイッチ38を操作した時点における回転位置等に応じて、各回転リール25ごとの停止位置を定めた停止テーブル181を参照して行うテーブル制御とすることができる。また、回転リール25の移動可能な範囲内において、所定の図柄51を停止させてもよいか否かを判断しながら、回転リール25の停止位置を決定するプログラム制御とすることもできる。
なおここで、停止テーブル181とは、回転リール25の停止位置を決定するためのテーブルであり、具体的には、回転リール25の回転位置に応じて、ストップスイッチ38が操作されてから回転リール25が停止するまでの移動コマ数を予め定めたものである。
また、本形態に係る遊技機は、複数段階の設定値が定められるとともに、設定値に対応して異なる出玉率を設定可能に形成されている。
この設定値は、複数段階を有するように定められるものであれば、その数については特に限定されるものではない。たとえば、「1」から「6」までの6段階の設定値や、「1」から「3」までの3段階の設定値、また、「1」及び「6」の2段階の設定値などを定めることができる。
また、「出玉率」とは、遊技機に投入される遊技媒体の個数に対して、遊技者に払い出される遊技媒体の個数の割合を示す理論値である。たとえば、出玉率が90%の場合には、理論上は、投入される遊技媒体の個数の90%が遊技者に払い出されることとなる。すなわち、理論上は、遊技者により遊技機に投入される遊技媒体の個数よりも、遊技者に払い出される遊技媒体の個数のほうが少なくなるため、遊技者は遊技媒体を獲得しにくいこととなる。また、たとえば、出玉率が110%の場合には、理論上は、投入される遊技媒体の個数の110%が遊技者に払い出されることとなる。すなわち、理論上は、遊技者により遊技機に投入される遊技媒体の個数よりも、遊技者に払い出される遊技媒体の個数のほうが多くなるため、遊技者は遊技媒体を獲得しやすいこととなる。
そして、前記設定値に応じて、たとえば、役抽選手段140により抽選される役の当選確率を異ならせることで、設定値に対応した異なった出玉率を設定することができる。具体的には、たとえば、設定値1においては、BBゲーム役の当選確率を所定の値(たとえば、1/400等)とすることで、出玉率を、たとえば90%に設定し、また、設定値6においては、BBゲーム役の当選確率を設定値1における当選確率よりも高い値(たとえば、1/240等)とすることで、出玉率を、たとえば110%に設定することができる。このように設定することで、設定値1よりも設定値6のほうが、遊技者は多くの遊技媒体を獲得できる可能性が高いこととなる。
なお、出玉率の設定方法については、上述の役の当選確率を異ならせることによる設定に限られない。たとえば、所定の遊技への移行確率を変化させることで、異なる出玉率を設定してもよい。また、出玉率は、総ての設定値においてそれぞれ異なる値となるように設定することもできるし、一部の設定値においては同じ値となるように設定することもできる。
また、本発明に係る遊技機は、遊技として、一般的な遊技である通常遊技を有するとともに、通常遊技と異なる遊技である特殊遊技を複数有している。
この特殊遊技としては、たとえば、再遊技役の当選確率が通常遊技よりも高められたリプレイタイム遊技(RTゲーム)が挙げられる。また、複数の特殊遊技においては、たとえば、再遊技役の当選確率をそれぞれ異なる値に設定したり、特殊遊技の開始条件や終了条件(たとえば、遊技回数や終了抽選確率等)をそれぞれ異なる内容に設定したりすることができる。
なお、遊技機が有することができる遊技はこれらに限定されるものではなく、たとえば、通常遊技及び特殊遊技と異なる遊技であって、通常遊技よりも遊技者にとってより有利な遊技である特別遊技(BBゲーム、RBゲーム等)等を有することもできる。
また、本発明に係る遊技機における役には、前記複数の特殊遊技それぞれと対応付けられ、かつ、複数パターンの異なる図柄51の組み合わせそれぞれと対応付けられる複数の移行役を含むものとなっている。
ここで、「移行役」とは、後述するように、特殊遊技を開始するためのものである。具体的には、通常遊技中に当選し、かつ、この当選した移行役と対応付けられた図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止することで、当該移行役と対応付けられた特殊遊技が開始されるようになっている。
また、「移行役と対応付けられる図柄51の組み合わせ」には、入賞ライン90に停止することで移行役の入賞と判定されるもの(すなわち、移行役そのものを構成することとなるもの)の他、入賞ライン90に停止しても移行役の入賞と判定されないもの(すなわち、移行役を構成しないもの)が含まれる。
具体的には、移行役そのものを構成する図柄51の組み合わせとして「青7」「REPLAY」「REPLAY」を設定する。そして、役抽選手段140による抽選の結果、前記移行役に当選し、かつ、いずれかの入賞ライン90に「青7」「REPLAY」「REPLAY」の図柄51の組み合わせが停止したときに、当該移行役の入賞と判定され、これに基づき当該移行役と対応付けられた特殊遊技が開始されるように設定することができる。すなわち、この場合には、移行役の入賞と判定される「青7」「REPLAY」「REPLAY」の図柄51の組み合わせが、「移行役と対応付けられる図柄51の組み合わせ」に該当することとなる。換言すれば、この場合には、移行役に当選したときは、移行役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25の停止操作(ストップスイッチ38の操作)を行うことで、特殊遊技を開始することができる。
また、移行役そのものを構成する図柄51の組み合わせとしては「青7」「REPLAY」「REPLAY」を設定するものの、この組み合わせをいずれの入賞ライン90にも停止させることができなかった場合に、代わりに入賞ライン90に停止する図柄51の組み合わせとして「ベル」「REPLAY」「ベル」を設定する。そして、役抽選手段140による抽選の結果、前記移行役に当選したものの、いずれの入賞ライン90にも「青7」「REPLAY」「REPLAY」が停止せず、代わりにいずれかの入賞ライン90に「ベル」「REPLAY」「ベル」が停止したときに、これに基づき当該移行役と対応付けられた特殊遊技が開始されるように設定することができる。すなわち、この場合には、移行役の当選となったものの、当該移行役そのものを構成する図柄51の組み合わせがいずれの入賞ライン90にも停止しなかったため当該移行役の入賞とは判定されず、その際に代わりに入賞ライン90に停止することとなる「ベル」「REPLAY」「ベル」の図柄51の組み合わせが、「移行役と対応付けられる図柄51の組み合わせ」に該当することとなる。換言すれば、この場合には、移行役に当選したときは、移行役を構成する図柄51の組み合わせがいずれの入賞ライン90にも停止しないように、回転リール25の停止操作(ストップスイッチ38操作)を行うことで、特殊遊技を開始することができる。
また、前記複数の移行役は、役抽選手段140による1回の抽選で重複して当選するように設定されている。換言すれば、役抽選手段140は、1回の抽選で同時に複数の移行役の当選を決定可能に形成されている。
具体的には、抽選テーブル143に、複数の移行役の重複当選と判定される役当選領域(重複当選領域)を設ける。これにより、乱数抽出手段142により抽出された乱数が、前記重複当選領域に属すると判定された場合には、複数の移行役に同時に当選する重複当選が決定されることとなる。
また、本発明に係る遊技機では、回転停止制御手段180は、前記複数の移行役の重複当選となった場合に、前記ストップスイッチ38の操作に応じて、前記複数の移行役のうちいずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25を停止させるものとなっている。
すなわち、複数の移行役の重複当選となった場合には、遊技者によるストップスイッチ38の操作に応じて、いずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれか一の入賞ライン90に停止可能となっている。さらに換言すれば、この場合には、複数の移行役と対応する図柄51の組み合わせが同時に複数の入賞ライン90に停止することはないようになっている。
具体的には、たとえば、複数の移行役のうちいずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれか一の入賞ライン90に停止することができるように、回転リール25の図柄配列を定めておく。これにより、ストップスイッチ38が操作された時点での回転リール25の回転位置に応じて、いずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれか一の入賞ライン90に停止するように設定することができる。
より具体的には、たとえば、複数の移行役と対応する図柄51の組み合わせとしてそれぞれ「青7」「REPLAY」「REPLAY」、「赤7」「REPLAY」「REPLAY」が設定されている場合には、回転リール25のうち左リール22において、「青7」と「赤7」とが同時に入賞ライン90に停止しないように、所定コマ数の間隔を空けて両図柄51を配置する。これにより、複数の移行役の重複当選となった場合には、「青7」「REPLAY」「REPLAY」、「赤7」「REPLAY」「REPLAY」のいずれかが、いずれか一の入賞ライン90に停止することとなる。
また、ストップスイッチ38の操作順番に応じて、複数の移行役のうちいずれかの移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれかの入賞ライン90に停止するように設定することもできる。
具体的には、各移行役に、ストップスイッチ38の操作順番(たとえば、「左→中→右(すなわち、左リール22に対応するストップスイッチ38、中リール23に対応するストップスイッチ38、右リール24に対応するストップスイッチ38という操作順番)」等)を対応付けて、停止テーブル181を定めておく。これにより、ストップスイッチ38の操作順番に応じて、いずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれか一の入賞ライン90に停止するように設定することができる。
より具体的には、たとえば、複数の移行役と対応する図柄51の組み合わせとしてそれぞれ「青7」「REPLAY」「REPLAY」、「赤7」「REPLAY」「REPLAY」が設定されている場合には、停止テーブル181において、「青7」「REPLAY」「REPLAY」と対応する移行役に「左→中→右」というストップスイッチ38の操作順番を対応付け、また、「赤7」「REPLAY」「REPLAY」と対応する移行役に「右→中→左」というストップスイッチ38の操作順番を対応付けておく。これにより、複数の移行役の重複当選となった場合に、「左→中→右」という順番でストップスイッチ38が操作されたときは「青7」「REPLAY」「REPLAY」がいずれか一の入賞ライン90に停止し、「右→中→左」という順番でストップスイッチ38が操作されたときは「赤7」「REPLAY」「REPLAY」がいずれか一の入賞ライン90に停止することとなる。
また、本発明に係る遊技制御手段120は、通常遊技中に前記移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止したことを条件として、前記移行役に対応付けられている特殊遊技を開始可能に形成されている。すなわち、通常遊技中に、複数の移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止することが、各特殊遊技の開始条件となっている。
なお、特殊遊技の開始条件としては、移行役と対応する図柄51の組み合わせの入賞ライン90上での停止のみならず、他の条件を設定することができる。たとえば、前記移行役と異なる役(たとえば、チェリー役等)が入賞してから所定回数(たとえば、10ゲーム)の遊技の間に、前記移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することで、対応する特殊遊技を開始するように設定することもできる。また、BBゲームやRBゲーム等の特別遊技が終了してから所定回数(たとえば、30ゲーム)の遊技の間に、前記移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することで、対応する特殊遊技を開始するように設定することもできる。また、BBゲームやRBゲーム等の特別遊技が終了してから、BBゲーム役やRBゲーム役等の特別遊技役に当選することなく、所定回数(たとえば、1000ゲーム)の遊技が行われた後に、前記移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することにより、対応する特殊遊技を開始するように設定することもできる。
また、本発明に係る遊技機は、所定の特殊遊技では、所定の設定値(第1設定値)、及び、第1設定値と異なる他の設定値(第2設定値)において、前記複数の役のうち特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されるものとなっている。
すなわち、複数の特殊遊技のうち所定の特殊遊技では、複数の設定値のうち2つの設定値(第1設定値、第2設定値)において、特定の役の当選確率がそれぞれ異なるように設定されるものとなっている。
具体的には、抽選テーブル143を、遊技状態ごと及び設定値ごとに設けることとする。そして、所定の特殊遊技における前記第1設定値に対応する抽選テーブル143、及び、所定の特殊遊技における前記第2設定値に対応する抽選テーブル143のそれぞれにおいて、前記特定の役の役当選領域が異なる大きさとなるように設定する。これにより、所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値において、特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となる。
また、上記のような設定は、複数の特殊遊技のうち1の特殊遊技のみならず、2以上の特殊遊技において、行ってもよい。
また、3段階以上の設定値が定められている遊技機では、第1設定値及び第2設定値のみならず、3つ以上の設定値において、上述のような設定を行ってもよい。たとえば、「1」から「6」までの6段階の設定値が定められている遊技機では、所定の特殊遊技において、設定値「1」から設定値「6」までの各設定値で、特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定することもできる。
また、第1設定値及び第2設定値における特定の役の当選確率は、それぞれ異なっていればその値については特に限定されるものではない。たとえば、第1設定値を設定値「1」、及び、第2設定値を設定値「6」とした場合、設定値「1」よりも設定値「6」のほうが特定の役の当選確率が大きくなるように設定することができるし、また、設定値「6」よりも設定値「1」のほうが特定の役の当選確率が大きくなるように設定することもできる。
また、前記特定の役としては、役抽選手段140により抽選される他のいずれかの役と同一の役であって、当該役を構成する図柄51の組み合わせとは異なる図柄51の組み合わせにより構成されるものを定めることができる。たとえば、「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第1の再遊技役と、「REPLAY」「ベル」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第2の再遊技役とを設け、「REPLAY」「ベル」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第2の再遊技役を、特定の役として定めることができる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、通常遊技と異なる複数の特殊遊技を有しているとともに、この特殊遊技それぞれ対応付けられる複数の移行役を有している。また、この複数の移行役は、役抽選手段140による1回の抽選で重複して当選するように設定されている。そして、役抽選手段140により前記複数の移行役の重複当選となった場合には、ストップスイッチ38の操作に応じて、複数の移行役のうちいずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれかの入賞ライン90に停止するようになっている。そして、通常遊技中に前記移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止すると、前記移行役に対応付けられている特殊遊技が開始されることとなる。そして、この複数の特殊遊技のうち所定の特殊遊技では、所定の設定値(第1設定値)、及び、第1設定値と異なる他の設定値(第2設定値)において、特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることとなっている。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、所定の特殊遊技では、特定の役の当選確率が、設定値に応じて異なるように設定されているため、この特殊遊技中は設定値を判別するための情報である特定の役の入賞状況を取得可能となる。
また、本発明に係る遊技機では、上述の如く、特殊遊技を開始するための移行役は1回の抽選で重複して当選し、ストップスイッチ38の操作に応じて、いずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することとなる。したがって、遊技者が意識的にストップスイッチ38の操作を行うことで、開始可能な特殊遊技を選択することができることとなる。すなわち、当該遊技機で遊技を行っている遊技者のみが、いずれの特殊遊技が行われているのかを確実に把握することができ、他の者は、現時点で行われている遊技がいずれの特殊遊技なのか、はたまた通常遊技なのかを把握するのは困難なものとなる。
ここで、たとえば、所定回数の遊技において前記特定の役が多く入賞するようなことが起こり得るが、この事象は、所定の特殊遊技の所定の設定値において前記特定の役の当選確率が大きい値に設定されているために多く当選したことにより生じる場合もあれば、通常遊技や他の特殊遊技において前記特定の役の当選確率はあまり大きい値に設定されてはいないものの偶然多く当選したことにより生じる場合もある。
しかし、当該遊技機で遊技を行っている遊技者は、上述の如く、いずれの特殊遊技が行われているのかを確実に把握することができるため、前記事象はどのような原因により生じたものかを確実に把握することができる。一方、他の者は、上述の如く、いずれの遊技が行われているのかを把握するのは困難であるため、前記事象はどのような原因により生じたものかを把握しづらいこととなる。
したがって、本発明に係る遊技機によれば、所定の遊技機で遊技を行っている遊技者は当該遊技機に設定されている設定値を判別しやすいものの、他の者には前記設定値を判別しにくいものとすることが可能となる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、通常遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値となるように設定されることを特徴とする。
具体的には、通常遊技における第1設定値に対応する抽選テーブル143、及び、通常遊技における第2設定値に対応する抽選テーブル143のそれぞれにおいて、前記特定の役の当選領域が同じ大きさとなるように設定する。これにより、通常遊技では、第1設定値及び第2設定値において、特定の役の当選確率が同一の値となる。
また、第1設定値及び第2設定値における特定の役の当選確率は同一であれば、その値については特に限定されるものではない。たとえば、前記所定の特殊遊技の第1設定値又は第2設定値のいずれかに設定されている特定の役の当選確率と同一の値となるように設定することもできるし、また、前記当選確率と異なる値となるように設定することもできる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、通常遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、特定の役の当選確率が同一の値となるように設定されている。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、複数の遊技のうち所定のタイミングで実行されている可能性が最も高い通常遊技において、特定の役の入賞状況を確認しても設定値の判別を行うことができないため、他の者が設定値を判別するのをより困難なものとすることが可能となる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、前記遊技機は、役の入賞により、遊技者に対して所定の利益を付与可能に形成されているとともに、前記役には、入賞と判定された場合に、前記特定の役の入賞により遊技者に付与される利益と等価の利益を付与可能な等価役を含み、前記所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定されることを特徴とする。
前記等価役は、入賞と判定された場合に、前記特定の役の入賞により遊技者に付与される利益と等価の利益を付与可能なものである。具体的には、たとえば、「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第1の再遊技役と、「REPLAY」「ベル」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第2の再遊技役とが設けられ、「REPLAY」「ベル」「REPLAY」の図柄51の組み合わせにより構成される第2の再遊技役が、特定の役として定められている場合には、前記第1の再遊技役が等価役に相当することとなる。
また、本発明における前記所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定されている。
具体的には、上述の如く、所定の特殊遊技における第1設定値及び第2設定値では、特定の役の当選確率として、それぞれ異なる値が設定される。したがって、前記第1設定値における等価役の当選確率を、前記第2設定値において設定されている特定の役の当選確率の値に設定するとともに、前記第2設定値における等価役の当選確率を、前記第1設定値において設定されている特定の役の当選確率の値に設定することで、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、前記所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率と、この特定の役と等価の利益を付与可能な等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定されている。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、上述の如く、前記特定の役及び前記等価役はいずれも、入賞した場合に所定の利益(たとえば、再遊技)が遊技者に付与されるものであるため、この所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値において、特定の役の当選確率は異なっているものの、所定の利益(たとえば、再遊技)が付与される確率は同一となる。
したがって、本発明に係る遊技機によれば、所定の利益が付与される確率は変化させることなく、特定の役の当選確率を設定値に応じて異ならせることができることとなるため、設定値の判別を可能とすることにより出玉性能が変化してしまうことを防止することが可能となる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明の特徴に加え、前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値であり、かつ、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定され、前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技において設定された前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値は、前記所定の特殊遊技において設定された合算値よりも大きくなるように設定されることを特徴とする。
前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技では、上述の如く、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値であり、かつ、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定される。すなわち、この他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、特定の役の当選確率が同一となっており、かつ、等価役の当選確率も同一となっている。
また、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値は、前記他の特殊遊技のほうが前記所定の特殊遊技よりも大きくなるように設定される。換言すれば、所定の利益(たとえば、再遊技)が遊技者に付与される確率は、前記他の特殊遊技のほうが前記所定の特殊遊技よりも大きくなっている。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値であり、かつ、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定されるものとなっている。また、前記他の特殊遊技において設定された前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値は、前記所定の特殊遊技において設定された合算値よりも大きくなるように設定されるものとなっている。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、前記他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、特定の役の当選確率が同一であるため、これらの設定値の判別は不可能なものとなっている。
一方、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値は、前記他の特殊遊技のほうが前記所定の特殊遊技よりも大きいため、所定の利益(たとえば、再遊技)が遊技者に付与される確率は、前記他の特殊遊技のほうが前記所定の特殊遊技よりも大きくなる。
このように、本発明に係る遊技機によれば、前記所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値の判別ができるものの、他の特殊遊技よりも所定の利益(たとえば、再遊技)が遊技者に付与されにくく、また、前記他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値の判別はできないものの、所定の特殊遊技よりも所定の利益(たとえば、再遊技)が遊技者に付与されやすいこととなる。
したがって、遊技者は、たとえば、遊技開始当初においては所定の特殊遊技を実行することで設定値の判別を行い、設定値が推測できた後は他の特殊遊技を実行して所定の利益を得やすいようにする等、状況に応じて特殊遊技を行うことができることとなる。
以上より、本発明に係る遊技機によれば、複数の特殊遊技のうちいずれかの特殊遊技ばかりが実行されることを防止して、万遍なく種々の特殊遊技を実行させることが可能となる。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記請求項3又は4記載の発明の特徴に加え、前記入賞ライン90は、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を一直線に結んで構成される直線ライン90aと、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を折れ線で結んで構成される屈曲ライン90bとを有し、前記回転リール25は、前記特定の役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するものとした場合に、これと同時に、前記等価役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの直線ライン90aに停止することとなるような図柄配列を含んでおり、前記回転停止制御手段180は、役抽選手段140による抽選の結果、前記特定の役の当選となった場合には、前記特定の役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するように、回転リール25を停止させることを特徴とする。
前記直線ライン90aは、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を一直線に結んで構成される入賞ライン90である。
具体的には、たとえば、左リール22、中リール23、及び、右リール24の計3個の回転リール25を備え、回転リール25が停止した際に、各回転リール25の図柄51を視認可能な表示窓34内の上段位置、中段位置、下段位置にそれぞれ、各回転リール25の図柄51が停止するように形成されているスロットマシン10においては、各回転リール25における上段位置に停止した図柄51を直線で結んで構成される上ライン92、各回転リール25における中段位置に停止した図柄51を直線で結んで構成される中ライン91、各回転リール25における下段位置に停止した図柄51を直線で結んで構成される下ライン93、左リール22の下段位置、中リール23の中段位置及び右リール24の上段位置に停止した図柄51を直線で結んで構成される右上りライン94、及び、左リール22の上段位置、中リール23の中段位置及び右リール24の下段位置に停止した図柄51を直線で結んで構成される右下りライン95の計5本の入賞ライン90が、直線ライン90aに相当することとなる。
前記屈曲ライン90bは、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を折れ線で結んで構成される入賞ライン90である。
具体的には、上述のスロットマシン10において、たとえば、左リール22の上段位置、中リール23の下段位置、右リール24の下段位置に停止した図柄51を折れ線で結んで構成されるライン(L字ライン)や、左リール22の上段位置、中リール23の下段位置、右リール24の上段位置に停止した図柄51を折れ線で結んで構成されるライン(V字ライン)などが、屈曲ライン90bに相当することとなる。なお、屈曲ライン90bは、これらに限定されるものではない。
また、本発明に係る遊技機では、前記回転リール25は、前記特定の役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するものとした場合に、これと同時に、前記等価役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの直線ライン90aに停止することとなるような図柄配列を含むものとなっている。
具体的には、たとえば、特定の役を構成する図柄51の組み合わせとして「ベル」「ベル」「REPLAY」が設定され、等価役を構成する図柄51の組み合わせとして「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」(すなわち、再遊技役)が設定されている場合に、左リール22の下段位置、中リール23の下段位置、右リール24の上段位置を折れ線で結んで構成される逆L字ラインに「ベル」「ベル」「REPLAY」が停止した際、左リール22の上段位置、中リール23の上段位置、右リール24の上段位置を直線で結んで構成される上ライン92に「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」が停止するような図柄配列が挙げられる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、入賞ライン90として、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を一直線に結んで構成される直線ライン90aと、複数個の回転リール25が停止した状態で、各回転リール25ごとの、いずれか一の図柄51の停止位置を折れ線で結んで構成される屈曲ライン90bとを有する。また、回転リール25は、前記特定の役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するものとした場合に、これと同時に、前記等価役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの直線ライン90aに停止することとなるような図柄配列を含んでいる。
そして、役抽選手段140による抽選の結果、前記特定の役の当選となった場合には、前記特定の役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するように、回転リール25が停止することとなる。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、特定の役の入賞となる場合には、この特定の役と同じ利益が付与される等価役を構成する図柄51の組み合わせが、常に、いずれかの直線ライン90aに停止することとなる。
したがって、遊技者は、等価役を構成する図柄51がいずれかの直線ライン90aに並ぶことを確認することで、特定の役の入賞を判断することができるため、設定値を判別するための情報をより容易に把握することが可能となる。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の発明の特徴に加え、前記遊技機は、所定個数を上限として遊技媒体をベット可能であって、遊技媒体が少なくとも1個ベットされることにより1回の遊技が開始可能となるように形成されており、前記所定の特殊遊技では、ベットされている遊技媒体が特定の個数となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値において、前記特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることを特徴とする。
前記ベット可能な遊技媒体の上限個数としては、3個を設定することができる。すなわち、このように設定されている場合には、1個、2個又は3個の遊技媒体を投入して、1回の遊技を開始することができることとなる。
また、本発明に係る遊技機は、前記所定の特殊遊技では、ベットされている遊技媒体が特定の個数となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値において、前記特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されるものとなっている。
具体的には、抽選テーブル143を、遊技状態ごと、遊技媒体のベット個数ごと及び設定値ごとに設けることとする。そして、所定の特殊遊技における特定の遊技媒体のベット個数(たとえば、2個)の第1設定値に対応する抽選テーブル143、及び、所定の特殊遊技における特定の遊技媒体のベット個数(2個)の第2設定値に対応する抽選テーブル143のそれぞれにおいて、前記特定の役の役当選領域が異なる大きさとなるように設定する。また、その他の遊技媒体のベット個数における抽選テーブル143においては、前記特定の役の役当選領域が同じ大きさとなるように設定する。これにより、所定の特殊遊技では、ベットされている遊技媒体が特定の個数(2個)となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値において、前記特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、前記所定の特殊遊技では、ベットされている遊技媒体が特定の個数となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値において、前記特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されるものとなっている。
すなわち、本発明に係る遊技機によれば、所定の特殊遊技であって、かつ、ベットされている遊技媒体が特定の個数となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値の判別が可能なものとなっている。
ここで、1回の遊技を開始するにあたりベットする遊技媒体の個数は、当該遊技機で遊技を行っている遊技者が自ら決定するものであるため、他の者は、前記遊技者がベットする遊技媒体の個数までをも把握するのは大変困難なものとなる。
したがって、本発明に係る遊技機によれば、所定の特殊遊技の実行中であることが仮に他の者に把握されてしまった場合であっても、ベットする遊技媒体の数を変化させることで、他の者は、設定値を判別することが可能な状態であるか否かを極めて把握しづらいこととなるため、他の者には設定値を判別しにくいものとすることが可能となる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明によれば、複数の特殊遊技のうち所定の特殊遊技において設定値を判別するための情報を取得可能とすることで、所定の遊技機で遊技を行っている遊技者は当該遊技機に設定されている設定値を判別しやすいものの、他の者には前記設定値を判別しにくいものとすることが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加え、通常遊技では設定値の判別を不可能とすることで、他の者が設定値を判別するのをより困難なものとすることが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は2記載の発明の効果に加え、設定値の判別を可能とすることにより出玉性能が変化してしまうことを防止することが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項4)
すなわち、請求項4記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明の効果に加え、複数の特殊遊技のうちいずれかの特殊遊技ばかりが実行されることを防止して、万遍なく種々の特殊遊技を実行させることが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項5)
すなわち、請求項5記載の発明によれば、上記請求項3又は4記載の発明の効果に加え、遊技者が、設定値を判別するための情報をより容易に把握することが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項6)
すなわち、請求項6記載の発明によれば、上記請求項1、2、3、4又は5記載の発明の効果に加え、所定の特殊遊技の実行中であることが他の者に把握されてしまった場合でも、他の者には設定値を判別しにくいものとすることが可能な遊技機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図9までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10の制御装置100の入力及び出力の概略を示すブロック図である。図2は、抽選テーブル143の概略を示すブロック図である。図3は、スロットマシン10を示す外観正面図である。図4は、スロットマシン10の前扉30を開いた状態における、前扉30の裏側及び筐体20の内部を示す外観正面図である。図5は、スロットマシン10の表示窓34を示す外観正面図である。図6は、遊技ごと及び設定値ごとの抽選テーブル143の具体例を示す概念図である。図7から図9までは、スロットマシン10の動作の概略を示すフローである。
また、図10及び図11は、本発明の実施の形態の変形例を示すものである。
図10は、回転リール25が回転を停止した状態において表示される図柄51を示す概念図である。図11は、遊技ごと、ベット枚数ごと及び設定値ごとの抽選テーブル143の具体例を示す概念図である。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機は、メダル遊技機であるスロットマシン10であって、遊技媒体として円板状の遊技メダルを使用するものである。
スロットマシン10は、図3に示すように、正面側(スロットマシン10から見て、スロットマシン10と対向する遊技者の方向)に開口する箱状の筐体20と、この筐体20の正面開口を開閉可能に塞ぐ前扉30とから構成されている。
(筐体20)
筐体20には、図4に示すように、高さ方向の中央付近に、この筐体20の内部空間を上下2つの空間に仕切る中板26が設けられている。そして、この筐体20における、中板26の下側の空間には、スロットマシン10に備えられた各種装置に電力を供給するための電源装置28や、遊技メダルを貯留するとともに役の入賞時等に遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット27等が設置されている。なお、この筐体20における、中板26の下側の空間には、これらの装置以外の装置を設置することもできる。
また、この筐体20における、中板26の上側の空間には、スロットマシン10の作動を制御するための基板を備えたメイン基板ユニット29aと、複数の回転リール25を備えたリールユニット21とが設置されている。なお、この筐体20における、中板26の上側の空間には、これらの装置以外の装置を設置することもできる。
前記メイン基板ユニット29aは、IC等の各種電子部品を搭載したメイン基板、及び、このメイン基板を収納するための基板ケースとから構成されるものであって、図4に示すようにスロットマシン10の背部を構成する背板に固定された状態で設置されている。また、前記メイン基板は、スロットマシン10の作動を制御する制御装置100のうち、スロットマシン10の遊技に関する制御を行うためのメイン制御装置(特に図示しておらず)を構成するものである。
前記リールユニット21は、スロットマシン10の遊技に用いられるメインの装置であって、前記中板26に載置された状態で設置されている。このリールユニット21は、特に図示していないが、枠体に固定された3個のステッピングモーターと、各ステッピングモーターの回転軸に固定された3個の回転リール25とから構成されている。具体的には、この回転リール25は、図3の向かって左側に位置する左リール22と、図3の向かって右側に位置する右リール24と、この左リール22及び右リール24の間に位置する中リール23とからなるものである。また、各回転リール25の周囲には、それぞれ複数個(たとえば、21個)の図柄51が表示されている(図5参照)。また、これらの回転リール25は、前記ステッピングモーターの回転軸を中心として、後述する表示窓34内を回転リール25の図柄51が上側から下側へ向けて通過するように、回転する。
また、本形態に係るスロットマシン10には、「1」から「6」までの6段階の設定値が定められるとともに、これらの設定値に対応して異なる出玉率(スロットマシン10に投入される遊技メダルの枚数に対して、遊技者に払い出される遊技メダルの枚数の割合を示す理論値)が設定されている。そして、前記電源装置28には、この設定値の切り替えに用いられる設定スイッチ55が設けられている。
なお、本形態に係るスロットマシン10は、前記設定値に応じて、後述する特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の当選確率が異なるように設定されている。具体的には、前記特別遊技役の当選確率は、設定値「1」が最も小さく、設定値「6」が最も大きくなるように設定されているため、出玉率も、設定値「1」が最も小さく、設定値「6」が最も大きくなっている。
(前扉30)
前扉30は、筐体20の左端部に設けられたヒンジ(図示しておらず)に回転自在に軸支され、筐体20の正面開口を覆う板状扉である。
この前扉30の前面上部には、図3に示すように、遊技状態に応じて点灯したり、消灯したりする演出装置50としてのランプ52や、各種演出や報知を行うための演出装置50としての液晶表示装置53などを備えた装飾部31が設けられている。
また、前扉30の前面中央には、上部パネル32aが備えられている。また、前扉30の前面下部には、下部パネル32bが備えられている。また、前扉30の下部中央(前記下部パネル32bの下側)には、筐体20の内部に設けられたホッパーユニット27から遊技メダルを払い出すためのメダル払出口40が設けられる。また、前扉30の下部であって、メダル払出口40の両側には、音声を出力するための演出装置50としてのスピーカー54がそれぞれ1つずつ設けられている。また、メダル払出口40の下方には、メダル払出口40から払い出された遊技メダルを貯めておくことができるメダル受け皿41が設けられている。
また、前扉30の裏面上部中央には、図4に示すように、IC等の各種電子部品を搭載したサブ基板、及び、このサブ基板を収納するための基板ケースから構成されるサブ基板ユニット29bが設けられている。また、前記サブ基板は、スロットマシン10の作動を制御する制御装置100のうち、演出に関する制御を行うためのサブ制御装置(特に図示しておらず)を構成するものである。
また、前扉30の前面における、上部パネル32aと下部パネル32bとの間には、正面側に突出する操作部33が備えられている。
前記操作部33の上面右端部には、遊技を開始するにあたり遊技メダルをベットすべく、遊技メダルを投入するためのメダル投入口44が設けられている。また、前記操作部33の上面左端部には、スロットマシン10に電子的に貯留されているメダルであるクレジットメダルを遊技メダルのベットに代えるためのベットスイッチが設けられている。なお、このベットスイッチは、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ36a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ36bとから構成され、これらのスイッチは左右に並んで設けられている。また、前記操作部33の前面左端部には、クレジットメダルを精算するための精算スイッチ39が設けられている。また、前記精算スイッチ39の右方には、3個総ての回転リール25の回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ37が設けられている。また、前記操作部33の前面中央には、前記各回転リール25に対応するとともに、各回転リール25の回転をそれぞれ別個に停止させるための3個のストップスイッチ38が設けられている。また、操作部33の前面右端部には、前扉30を解錠するための鍵穴42が設けられている。
また、前記上部パネル32aの中央には、筐体20の内部に設けられた3個の回転リール25の図柄51を視認可能な表示窓34が形成されている。
前記表示窓34は、前記3個の回転リール25の前方に設けられており、3個総ての回転リール25の回転が停止した際に、各回転リール25の周囲に表示されている複数個(21個)の図柄51のうちの3個を表示、すなわち、視認することができるものとなっている。すなわち、3個総ての回転リール25が停止すると、図5に示すように、前記表示窓34内における、それぞれの回転リール25に対応する表示位置に、それぞれ3個の図柄51が縦並びに表示される。換言すれば、表示窓34内の上段位置、中段位置、及び下段位置にそれぞれ3個の図柄51が表示される。そして、前記表示窓34内に、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄51が表示されることとなる。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図5に示すように、左リール22、中リール23、及び、右リール24が停止した状態で、各回転リール25ごとの、前記表示窓34内におけるいずれか一の図柄51の停止位置を一直線に結んで構成される計5本の入賞ライン90としての直線ライン90aを有している。
具体的には、図5に示すように、左リール22の中段位置と中リール23の中段位置と右リール24の中段位置とを一直線に結んだ入賞ライン90が中ライン91である。また、左リール22の上段位置と中リール23の上段位置と右リール24の上段位置とを一直線に結んだ入賞ライン90が上ライン92である。また、左リール22の下段位置と中リール23の下段位置と右リール24の下段位置とを一直線に結んだ入賞ライン90が下ライン93である。また、左リール22の下段位置と中リール23の中段位置と右リール24の上段位置とを一直線に結んだ入賞ライン90が右上りライン94である。また、左リール22の上段位置と中リール23の中段位置と右リール24の下段位置とを一直線に結んだ入賞ライン90が右下りライン95である。
そして、1回の遊技を開始するために3枚の遊技メダルをベットすると、前記5本の入賞ライン90のうち所定本数の入賞ライン90が有効化される。そして、後述する役抽選手段140の抽選の結果、後述する所定の役に当選するとともに、有効化された入賞ライン90のいずれかに、前記役を構成する図柄51の組み合わせが停止したとき、前記役の入賞となる。
また、図4に示すように、前扉30の裏面における、前記メダル投入口44の下部に対応する位置には、このメダル投入口44から投入された遊技メダルの正偽を判断するためのメダルセレクター43、及び、このメダルセレクター43により適正な遊技メダルであると判断された遊技メダルを検知するためのメダルセンサー35が設けられている。
(制御装置100)
制御装置100は、上述の如く、スロットマシン10の作動を制御するためのものであり、上述のメイン制御装置及びサブ制御装置(特に図示しておらず)から構成されるものとなっている。また、上述の如く、メイン制御装置はメイン基板を備えており、また、サブ制御装置はサブ基板を備えている。
そして、前記メイン基板及びサブ基板にはそれぞれ、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等、種々の電子部品などが備えられている。なお、CPUは、1個のみ備えることもできるし、複数のCPUを備えることもできる。また、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等は一体に構成されたワンチップ型とすることもできる。
また、制御装置100には、この制御装置100に対して各種信号等を入力可能な入力手段、入力手段による入力等に基づいた制御の結果を出力可能な出力手段が備えられている。また、制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御手段として機能する。
具体的には、制御装置100におけるメイン制御装置は、スタートスイッチ37、及び、ストップスイッチ38の操作により回転リール25の回転及び停止の制御、遊技に関する制御等を行い、また、制御装置100におけるサブ制御装置は、遊技に関する演出の制御等を行う。
(制御装置100の入力手段)
前記制御装置100の入力手段としては、図1に示すように、次のスイッチ等が接続されている。
(1)メダルセンサー35
(2)ベットスイッチ(シングルベットスイッチ36a、マックスベットスイッチ36b)
(3)スタートスイッチ37
(4)ストップスイッチ38
(5)精算スイッチ39
(6)設定スイッチ55
なお、制御装置100の入力手段としては、これら(1)から(6)までのスイッチ等に限定されるものではない。
(メダルセンサー35)
メダルセンサー35は、図3に示すように、前扉30の裏面における、メダル投入口44の下部に対応する位置に設けられたセンサーであって、メダル投入口44から投入された遊技メダルのうち、前述のメダルセレクター43により適正な遊技メダルとして判断されたものを検知するためのものである。
(ベットスイッチ)
ベットスイッチは、図3に示すように、操作部33の上面左端部に設けられたスイッチであって、前記クレジットメダル数を減算して遊技メダルのベットに代えるためのものである。本実施の形態に係るスロットマシン10では、ベットスイッチとして、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ36a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ36bが設けられている。
本実施の形態に係るスロットマシン10は、メダル投入口44から遊技メダルを投入することで、1回の遊技につき、最大3枚の遊技メダルをベットすることができるように形成されている。また、スロットマシン10に投入された遊技メダルは、予め定められた規定枚数(たとえば、50枚)まで、電子的に貯留(クレジット)しておくことができるように形成されている。また、このクレジットされた遊技メダルの枚数は、所定の表示装置(図示しておらず)に表示されるものとなっている。そして、前記表示装置にクレジットメダル数が表示されている場合には、メダル投入口44に遊技メダルを投入する代わりに、ベットスイッチを操作することにより遊技メダルのベットを行うことができる。すなわち、スタートスイッチ37を操作可能状態にすることができる。具体的には、シングルベットスイッチ36aを操作すると、前記表示装置の表示が「1」減算され、遊技メダルが1枚ベットされたこととなる。また、マックスベットスイッチ36bを操作すると、前記表示装置の表示が「3」減算され、遊技メダルが3枚ベットされたこととなる。なお、ベットスイッチとしては、2枚ベット用のスイッチを設けることもできる。
また、遊技メダルのベットは、メダル投入口44への遊技メダルの投入、又は、ベットスイッチの操作のいずれか一方のみにより行うだけでなく、双方を併用して行うこともできる。
(スタートスイッチ37)
スタートスイッチ37は、図3に示すように、操作部33の前面左部に設けられ、正面側に突出するレバー形状のものである。このスタートスイッチ37は、遊技メダルがベットされることを条件に、また、後述する再遊技役に入賞することを条件に、リールユニット21の駆動を開始させることが可能なものである。
前記「再遊技役」とは、後述する役抽選手段140により抽選される役の一つである。そして、この役抽選手段140による抽選によって、再遊技役に当選し、再遊技役を構成する図柄51(「REPLAY」)が、所定の入賞ライン90上に停止すると、再遊技役に入賞することとなる。そして、再遊技役に入賞すると、遊技メダルを新たにベットすることなく、再度、遊技を行うことができることとなっている。
なお、本形態におけるスロットマシン10では、後述する如く、所定の特殊遊技において設定値に応じて当選確率が異なるように設定される特定の役(以下、「特定役」とする)も、入賞することにより、この再遊技役と同等の利益(すなわち、遊技メダルを新たにベットすることなく、再度、遊技を行うことができる)を付与するものとなっている。すなわち、この再遊技役は、前記特定役の等価役に相当するものとなっている。
(ストップスイッチ38)
ストップスイッチ38は、図3に示すように、操作部33の前面中央に設けられているスイッチであって、リールユニット21の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ38は、図3に示すように、左リール22、中リール23、及び、右リール24のそれぞれに対応した3個のスイッチから構成されており、前記各回転リール25の下方に対応する位置に横並びに1個ずつ設けられているものである。
そして、各回転リール25に対応したストップスイッチ38を操作することにより、対応した回転リール25が回転を停止するように形成されている。
また、ストップスイッチ38は、スタートスイッチ37が操作されることにより回転リール25が回転を開始してから、総ての回転リール25の回転速度が予め定められた一定速度に達することにより操作可能となるように形成されている。
(精算スイッチ39)
精算スイッチ39は、図3に示すように、操作部33の前面左端部に設けられたスイッチであって、クレジットされている遊技メダルを精算、すなわち、クレジットを解除して、クレジットメダルを払い出すためのものである。
(設定スイッチ55)
設定スイッチ55は、図4に示すように、電源装置28に設けられたキースイッチであって、設定値を切り替えるために用いられるものである。
具体的には、電源がOFFの状態で、この設定スイッチ55に対して所定の鍵操作を行った上で電源をONにすると設定値を切り替え可能な状態となり、この状態で、所定のスイッチ操作を行うことで「1」から「6」までのいずれかの値を設定することができる。そして、このように設定された値は、現時点における設定値として、後述する設定値記憶手段113に記憶されることとなる。
(制御装置100の出力手段)
前記制御装置100の出力手段としては、図1に示すように、次のものが接続されている。
(1)リールユニット21
(2)ホッパーユニット27
(3)演出装置50(ランプ52、液晶表示装置53、スピーカー54)
なお、制御装置100の出力手段としては、これら(1)から(3)までに限定されるものではない。
(リールユニット21)
リールユニット21は、所定の枠体に固定された3個のステッピングモーター(図示しておらず)と、各ステッピングモーターの回転軸にそれぞれ固定された計3個の回転リール25とから構成されている。そして、各回転リール25は、円筒状に形成された回転ドラム(図示しておらず)と、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ(図示しておらず)とを備えている。そして、各回転リール25におけるリールテープの外周面には、回転方向へ向けてほぼ等間隔に、「7」「BAR」「スイカ」「ベル」「チェリー」「REPLAY」等の複数種類の図柄51が所定の配列で計21個表示されている。また、前記回転リール25は、前記ステッピングモーターの回転軸を中心として、表示窓34内を、回転リール25に表示された図柄51が上側から下側へ向けて通過するように、回転するものとなっている。
また、各回転リール25の所定箇所には、回転リール25の回転を検知するために用いられるインデックス(図示しておらず)が設けられるとともに、このインデックスの通過を検知する所定のセンサー(たとえば、フォトセンサー、磁気センサー、タッチセンサーなど)が設けられる。そして、各回転リール25が回転を開始し、前記インデックスを前記所定のセンサーがを検知した後にステッピングモーターから出力されるパルス信号に基づいて、ストップスイッチ38が操作された時点における回転リール25の回転位置を検出し、所定位置で回転リール25を停止させることによって、停止制御が行われるものとなっている。
(ホッパーユニット27)
ホッパーユニット27は、図4に示すように、筐体20における、中板26の下側の空間に設けられており、所定の役に入賞するなどの遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルの払い出しを行うためのものである。
(演出装置50)
演出装置50は、演出を実行するためのものであり、具体的には、制御装置100から出力される所定の演出制御信号の入力を契機として、遊技者に対する入賞等を報知するなど種々の演出を行うためのものである。
具体的には、演出装置50としては、図3に示すように、前記装飾部31に設けられたランプ52や液晶表示装置53、前扉30の下部であってメダル払出口40の両側に1つずつ設けられたスピーカー54等を備えている。なお、演出装置50は、これらのものに限定されるわけではなく、CRT表示装置、ドットマトリクス表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置等の画像表示装置を備えることもできる。
また、前記ランプ52は、光源の点滅、点灯又は消灯により、遊技を盛り上げたり、所定の役が当選していることを報知したりするためのものである。また、前記液晶表示装置53は、文字や画像(静止画や動画)の表示により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。また、スピーカー54は、所定の効果音やBGMの出力により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。
具体的には、所定の遊技(たとえば、BBゲーム等)が開始されたり、所定の役に当選したりすると、後述する遊技制御手段120が、後述する演出制御手段200にBBゲーム開始信号や当選信号を出力する。そして、演出制御手段200は、前記信号の入力を契機として、所定の演出データを選択し、この演出データに基づく制御信号を演出装置50に出力する。そして、演出装置50は、演出制御手段200により出力された制御信号の入力を契機として、前記演出データに基づく演出内容を出力する。
(制御装置100の制御手段)
前記制御装置100は、上述の如く、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別して、次の(1)から(8)までの制御手段として機能する。
(1)設定値記憶手段113
(2)遊技制御手段120
(3)役抽選手段140
(4)回転開始制御手段160
(5)回転位置検出手段170
(6)回転停止制御手段180
(7)入賞判定手段190
(8)演出制御手段300
なお、制御装置100としては、上記した(1)から(8)までの制御手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(設定値記憶手段113)
設定値記憶手段113は、前記設定スイッチ55を用いて設定された値を、現時点における設定値として記憶するためのものである。
本形態に係るスロットマシン10では、上述の如く、「1」から「6」までの6段階の設定値が定められるため、この設定値記憶手段113には、「1」から「6」までのいずれかの値が記憶されることとなる。
具体的には、設定値を切り替え可能な状態とした後、所定のスイッチ操作を行うことにより、「1」から「6」までのいずれかの値を選択する。そして、選択された値を現時点の設定値として確定させるための所定の確定操作が行われることを契機として、前記選択された値が、設定値記憶手段113に記憶されることとなる。
(遊技制御手段120)
遊技制御手段120は、遊技の進行を制御するためのものであり、具体的には、回転リール25の回転及び停止、ホッパーユニット27による遊技メダルの払い出し等の遊技における各種装置の制御を行うとともに、各種遊技に応じた進行を制御するためのものである。
ここで、本形態に係るスロットマシン10は、遊技として、一般的な遊技である通常遊技、通常遊技と異なる遊技であって後述する特定の役の当選確率について様々な設定がなされた特殊遊技、並びに、通常遊技及び特殊遊技と異なる遊技であって通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技(BBゲーム、RBゲーム)を有している。
また、前記特殊遊技として、後述するように、設定値「1」及び設定値「6」において、後述する特定の役の当選確率が異なるように設定された第1特殊遊技、及び、後述する特定の役の当選確率と再遊技役の当選確率の合算値が前記第1特殊遊技よりも大きくなるように設定された第2特殊遊技を有している。なお、特殊遊技はこれらに限定されるものではなく、他の特殊遊技を有していてもよい。
そして、遊技制御手段120は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)通常遊技制御手段121
(2)特別遊技制御手段122
(3)特殊遊技制御手段123
また、遊技制御手段120としては、上記した(1)から(3)までの手段に限定されるものではない。
(通常遊技制御手段121)
通常遊技制御手段121は、一般的な遊技である通常遊技を制御するためのものである。
具体的には、遊技メダルの投入又はベットスイッチが操作されることにより、遊技メダルがベットされたことを条件に、スタートスイッチ37が操作されると、後述の役抽選手段140により、予め定められた複数の役のうちいずれかの役の当選又は非当選を決定するための抽選が行われる。そして、これに伴って、3個総ての回転リール25が回転を開始する。その後、所定のストップスイッチ38を1つ操作すると、このストップスイッチ38に対応した回転リール25の回転が停止する。そして、ストップスイッチ38を3個総て操作し終わると、3個の回転リール25の回転が総て停止する。このとき、いずれかの入賞ライン90上に、役抽選手段140により当選した役を構成する図柄51の組み合わせが停止すると、当該役の入賞となり、役に応じた枚数の遊技メダルがメダル払出口40から払い出される。なお、遊技メダルを払い出す代わりに、クレジットメダルとして貯留してもよい。また、役の態様に応じて、遊技者に対して遊技メダルの払い出し以外の所定の利益を付与することもできる。
本実施の形態に係るスロットマシン10では、前記役として、入賞により所定枚数の遊技メダルが払い出される小役(スイカ役、ベル役、及び、チェリー役)と、遊技メダルの払い出しは無いが遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行える再遊技役と、再遊技役と同様に、遊技メダルの投入なしに再度の遊技を行える特定の役(以下、「特定役」とする)と、小役及び再遊技役よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別遊技に係る特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役など)と、通常遊技と異なる遊技である特殊遊技(第1特殊遊技、第2特殊遊技)の開始に係る移行役(第1移行役、第2移行役)と、を備えている。なお、本形態に係るスロットマシン10では、入賞と判定された場合に、前記特定役の入賞により遊技者に付与される利益と等価の利益を付与可能な等価役には、前記再遊技役が該当することとなる。
また、小役のうち、たとえば、スイカ役は、「スイカ」の図柄51の組み合わせ(「スイカ」「スイカ」「スイカ」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の組み合わせが停止すると、スイカ役の入賞となり、所定枚数(たとえば15枚)の遊技メダルが払い出される。また、小役のうち、たとえば、チェリー役は、「チェリー」の図柄51と他の図柄51との組み合わせ(「チェリー」「ANY」「ANY」(ANYはいずれの図柄51でも構わないという意味))により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「チェリー」「ANY」「ANY」の組み合わせが停止すると、チェリー役の入賞となり、所定枚数(たとえば2枚)の遊技メダルが払い出される。
また、再遊技役は、「REPLAY」の図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」の組み合わせが停止すると、再遊技役の入賞となり、新たに遊技メダルを投入することなく、前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる。
また、特定役は、「REPLAY」及び「ベル」による図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「ベル」「REPLAY」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「REPLAY」「ベル」「REPLAY」の組み合わせが停止すると、特定役の入賞となり、再遊技役と同様に、新たに遊技メダルを投入することなく、前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる。
また、BBゲーム役は、「7」の図柄51の組み合わせ(「7」「7」「7」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「7」「7」「7」の組み合わせが停止すると、BBゲーム役の入賞となり、所定枚数(たとえば15枚)の遊技メダルが払い出された後、BBゲームに移行する。
また、RBゲーム役は、「BAR」の図柄51の組み合わせ(「BAR」「BAR」「BAR」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「BAR」「BAR」「BAR」の組み合わせが停止すると、RBゲーム役の入賞となり、所定枚数(たとえば15枚)の遊技メダルが払い出された後、RBゲームに移行する。
また、移行役としての第1移行役は、「REPLAY」及び「ベル」による図柄51の組み合わせ(「ベル」「REPLAY」「REPLAY」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「ベル」「REPLAY」「REPLAY」の組み合わせが停止すると、第1移行役の入賞となり、この第1移行役と対応付けられた第1特殊遊技に移行する。また、移行役としての第2移行役は、「REPLAY」及び「ベル」による図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「ベル」)により構成される。そして、いずれかの入賞ライン90上に「REPLAY」「REPLAY」「ベル」の組み合わせが停止すると、第2移行役の入賞となり、この第2移行役と対応付けられた第2特殊遊技に移行する。
なお、本形態に係るスロットマシン10では、第1移行役及び第2移行役は、通常遊技中においてのみ、後述する役抽選手段140により抽選されるものとなっている。すなわち、通常遊技中のみ、第1移行役の入賞、又は、第2移行役の入賞となる可能性がある。したがって、第1特殊遊技又は第2特殊遊技は、通常遊技からのみ移行することとなっている。
また、後述するように、この第1移行役及び第2移行役は、後述する役抽選手段140による1回の抽選で重複して当選(重複当選)するように設定されている。すなわち、本形態に係るスロットマシン10では、1回の抽選で、第1移行役及び第2移行役のいずれにも当選する可能性がある。
(特別遊技制御手段122)
特別遊技制御手段122は、通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技(BBゲーム、RBゲーム)を制御するためのものである。
RBゲームは、所定役が高確率で当選する遊技を一定条件下で所定回数行わせる遊技である。また、BBゲームは、通常遊技と同様の遊技(BBゲーム一般遊技)を行うとともに、この遊技中に一定条件下でRBゲームに移行できるようにした遊技である。
具体的には、BBゲームに移行すると、前記通常遊技と同様に所定枚数の遊技メダルのベットによってBBゲーム一般遊技が開始される。そして、3つの回転リール25の回転を総て停止させた際に、いずれかの入賞ライン90上に所定の図柄51の組み合わせが停止しているか否かによって、遊技メダルの払い出しが行われる。すなわち、BBゲーム一般遊技中は、前記通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われる。
但し、このBBゲーム一般遊技中にRBゲームに移行するための特定の図柄51の組み合わせが入賞ライン90上に停止した場合には、その後RBゲームに移行する。そして、RBゲームが終了した後は、またBBゲーム一般遊技となり、前記通常遊技と同様の抽選及び制御が行われる。そして、BBゲーム中において払い出された遊技メダルが所定の枚数(たとえば、345枚)に達することにより、終了する。なお、BBゲームの終了条件となる遊技メダルの払い出し枚数の累計は複数パターン備えることができる。また、BBゲームの終了条件としては、上述のような遊技メダルの払い出し枚数の累計ではなく、他の条件を設定することもできる。
また、RBゲームに移行すると、所定の表示態様が所定の入賞ライン90上に停止した場合に入賞となる遊技が行われる。なお、RBゲームは、上述の如く、BBゲーム一般遊技から移行するのみならず、通常遊技中、又は、特殊遊技中に、「BAR」「BAR」「BAR」の図柄構成が入賞ライン90に停止することで、上述の遊技からも移行するものとなっている。
(特殊遊技制御手段123)
特殊遊技制御手段123は、特殊遊技を制御するためのものである。
ここで、特殊遊技とは、上述の如く、通常遊技と異なる遊技であって、前記特定役の当選確率について様々な設定がなされた遊技である。
また、本形態に係るスロットマシン10は、上述の如く、特殊遊技として、設定値「1」及び設定値「6」において、特定役の当選確率が異なるように設定された第1特殊遊技、及び、特定役の当選確率と再遊技役の当選確率の合算値が第1特殊遊技よりも大きくなるように設定された第2特殊遊技を有している。
また、上述の如く、通常遊技中に、第1移行役を構成する図柄51の組み合わせ(「ベル」「REPLAY」「REPLAY」)が、いずれかの入賞ライン90に停止することにより、第1特殊遊技へ移行するものとなっている。また、通常遊技中に、第2移行役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「ベル」)が、いずれかの入賞ライン90に停止することにより、第1特殊遊技へ移行するものとなっている。
そして、特殊遊技制御手段123は、各特殊遊技の開始や終了、その他の特殊遊技中の各種制御等を行うためのものである。
具体的には、本形態に係るスロットマシン10では、上述の如く、通常遊技中に第1移行役を構成する図柄51の組み合わせ(「ベル」「REPLAY」「REPLAY」)が、いずれかの入賞ライン90に停止することを契機として、特殊遊技制御手段123が第1特殊遊技を開始する。また、通常遊技中に第2移行役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「ベル」)が、いずれかの入賞ライン90に停止することを契機として、特殊遊技制御手段123が第2特殊遊技を開始する。そして、所定の特殊遊技の終了条件を満たすことを契機として、特殊遊技制御手段123が特殊遊技を終了させるものとなっている。
なお、特殊遊技の終了条件は特に限定されるものではなく、たとえば、特別遊技役に当選すること、特殊遊技が開始されてから所定回数(たとえば、20回)の遊技が行われること、特殊遊技の終了となる図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止すること、役抽選手段140により所定の役に所定回数当選すること等を条件として、特殊遊技を終了させるように形成することができる。
また、特殊遊技の開始条件についても上述の内容(所定の図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止すること)に限定されず、他の条件を設定することもできる。たとえば、BBゲームやRBゲームが終了した後に所定回数(たとえば、10回)の遊技が行われる間に前記所定の図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止すること、BBゲームやRBゲームが終了してから特別遊技役に当選することなく所定回数(たとえば、1000回)の遊技が行われた後に前記所定の図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止すること等を条件として、特殊遊技を開始させるように形成することができる。
(役抽選手段140)
役抽選手段140は、予め定められた複数の役のうちいずれかの役の当選又は非当選を抽選により決定するためのものであり、具体的には、予め定められた当選確率に基づいて、いずれの役に当たったか又はハズレたかの抽選を行うものである。
この役抽選手段140は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段141
(2)乱数抽出手段142
(3)抽選テーブル143
(4)当選判定手段144
(5)フラグ成立手段145
また、役抽選手段140としては、上記した(1)から(5)までの手段に限定されるものではない。
(乱数発生手段141)
乱数発生手段141は、所定の数値範囲内(たとえば、0〜65535)で乱数を発生させるためのものである。
(乱数抽出手段142)
乱数抽出手段142は、乱数発生手段141により発生した乱数を所定のタイミング(たとえば、スタートスイッチ37操作時)で抽出するためのものである。
(抽選テーブル143)
抽選テーブル143は、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域の範囲内であって、前記役に対応した所定の数値領域を有する役当選領域を複数備えたものである。
ここで、本形態に係るスロットマシン10では、図2(a)及び図2(b)に示すように、各遊技ごと(通常遊技、特別遊技、特殊遊技)及び各設定値(「1」から「6」まで)ごとに、それぞれ抽選テーブル143が備えられている。そして、後述する当選判定を行う際に、その時点における遊技及び設定値に対応した抽選テーブル143が参照されるものとなっている。すなわち、遊技の違い又は設定値の違いとは、当選判定の際に参照される抽選テーブル143が各々異なることを意味するものである。
具体的には、本形態に係るスロットマシン10では、図2(a)に示すように、抽選テーブル143として、通常遊技中の当選判定において参照される通常遊技用抽選テーブル146と、特別遊技のうちBBゲーム中の当選判定において参照されるBBゲーム用抽選テーブル147と、特別遊技のうちRBゲーム中の当選判定において参照されるRBゲーム用抽選テーブル148と、特殊遊技のうち第1特殊遊技中の当選判定において参照される第1特殊遊技用抽選テーブル149と、特殊遊技のうち第2特殊遊技中の当選判定において参照される第2特殊遊技用抽選テーブル150と、を備えている。
また、通常遊技用抽選テーブル146、第1特殊遊技用抽選テーブル149、及び、第2特殊遊技用抽選テーブル150は、図2(b)に示すように、各設定値ごとの抽選テーブル143を備えている。すなわち、通常遊技用抽選テーブル146は、通常遊技用設定値1抽選テーブル146aと、通常遊技用設定値2抽選テーブルと、通常遊技用設定値3抽選テーブルと、通常遊技用設定値4抽選テーブルと、通常遊技用設定値5抽選テーブルと、通常遊技用設定値6抽選テーブル146bと、を備えている。また、同様に、第1特殊遊技用抽選テーブル149及び第2特殊遊技用抽選テーブル150も、図2(b)に示すように、設定値1から設定値6までの各設定値ごとの抽選テーブル143を備えている。
なお、本形態に係るスロットマシン10では、BBゲーム用抽選テーブル147及びRBゲーム用抽選テーブル148は、各設定値ごとの抽選テーブル143は備えていないが、当該抽選テーブル143を備えるように形成することもできる。
(通常遊技用抽選テーブル146)
通常遊技用抽選テーブル146は、上述の如く、通常遊技中の当選判定において参照される抽選テーブル143である。
また、この通常遊技用抽選テーブル146は、図2(b)に示すように、各設定値ごとの抽選テーブル143を備えており、具体的には、設定値が「1」のときに参照される通常遊技用設定値1抽選テーブル146aと、設定値が「2」のときに参照される通常遊技用設定値2抽選テーブルと、設定値が「3」のときに参照される通常遊技用設定値3抽選テーブルと、設定値が「4」のときに参照される通常遊技用設定値4抽選テーブルと、設定値が「5」の場合に参照される通常遊技用設定値5抽選テーブルと、設定値が「6」のときに参照される通常遊技用設定値6抽選テーブル146bと、を備えている。
また、各通常遊技用抽選テーブル146には、特定役の役当選領域、再遊技役の役当選領域、小役の役当選領域、第1移行役及び第2移行役の役当選領域(重複当選領域)、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域、及び、ハズレ領域が、所定の割合で設定されている。
具体的には、たとえば、通常遊技用設定値1抽選テーブル146aは、図6(a)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜5000」の数値領域が特定役の役当選領域、「5001〜10000」の数値領域が再遊技役の役当選領域、「10001〜12000」の数値領域が第1移行役及び第2移行役の重複当選領域、「12001〜17000」の数値領域が小役の役当選領域、「17001〜17200」の数値領域がBBゲーム役の役当選領域、「17201〜17400」の数値領域がRBゲーム役の役当選領域、「17401〜65535」の数値領域がハズレ領域として設定されている。
また、通常遊技用設定値6抽選テーブル146bは、図6(a)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜5000」の数値領域が特定役の役当選領域、「5001〜10000」の数値領域が再遊技役の役当選領域、「10001〜12000」の数値領域が第1移行役及び第2移行役の重複当選領域、「12001〜17000」の数値領域が小役の役当選領域、「17001〜17250」の数値領域がBBゲーム役の役当選領域、「17251〜17500」の数値領域がRBゲーム役の役当選領域、「17501〜65535」の数値領域がハズレ領域として設定されている。
なおここで、第1移行役及び第2移行役の重複当選領域は、第1移行役及び第2移行役のいずれにも当選することとなる領域であり、乱数抽出手段142により抽出された乱数が前記重複当選領域に属するとき、第1移行役の当選と判定されるとともに、第2移行役の当選と判定されることとなる。
また、通常遊技用抽選テーブル146では、上述の如く、設定値「1」よりも設定値「6」のほうが、特別遊技役の役当選領域が大きく設定されている。すなわち、設定値「1」よりも設定値「6」のほうが出玉率が大きくなる。
また、上述の如く、特定役の入賞、及び、等価役としての再遊技役の入賞のいずれの場合も、遊技メダルの投入無しに再度の遊技を行うことができるものとなっているが、特定役の役当選領域及び再遊技役の役当選領域を合計した領域は、通常遊技用設定値1抽選テーブル146a及び通常遊技用設定値6抽選テーブル146bはいずれも、同じ大きさとなっている。換言すれば、通常遊技中は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれの場合も、特定役の当選確率と再遊技役の当選確率の合算値が同じように設定されている。すなわち、特定役の入賞及び再遊技役の入賞のいずれをも含めて再遊技が行われる確率は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれの場合も同じものとなっている。
(BBゲーム用抽選テーブル147)
BBゲーム用抽選テーブル147は、上述の如く、BBゲーム中の当選判定において参照されるものである。
このBBゲーム用抽選テーブル147は、特に図示していないが、RBゲーム役の役当選領域、小役の役当選領域、及び、ハズレ領域が設定されるとともに、RBゲーム役及び小役の役当選領域が、通常遊技用抽選テーブル146における同領域よりも大きい割合で設定されている。なお、この小役の役当選領域は、通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ割合で設定してもよい。
(RBゲーム用抽選テーブル148)
RBゲーム用抽選テーブル148は、上述の如く、RBゲーム中の当選判定において参照されるものである。
このRBゲーム用抽選テーブル148は、特に図示していないが、小役の役当選領域が設定されるとともに、この小役の役当選領域が、通常遊技用抽選テーブル146における同領域よりも大きい割合で設定されている。
(第1特殊遊技用抽選テーブル149)
第1特殊遊技用抽選テーブル149は、第1特殊遊技中の当選判定において参照されるものである。
また、この第1特殊遊技用抽選テーブル149は、図2(b)に示すように、各設定値ごとの抽選テーブル143を備えており、具体的には、設定値が「1」のときに参照される第1特殊遊技用設定値1抽選テーブル149aと、設定値が「2」のときに参照される第1特殊遊技用設定値2抽選テーブルと、設定値が「3」のときに参照される第1特殊遊技用設定値3抽選テーブルと、設定値が「4」のときに参照される第1特殊遊技用設定値4抽選テーブルと、設定値が「5」の場合に参照される第1特殊遊技用設定値5抽選テーブルと、設定値が「6」のときに参照される第1特殊遊技用設定値6抽選テーブル149bと、を備えている。
また、各第1特殊遊技用抽選テーブル149には、特定役の役当選領域、再遊技役の役当選領域、小役の役当選領域、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域、及び、ハズレ領域が設定される。そして、特定役の役当選領域、及び、再遊技役の役当選領域は所定の割合で設定されるとともに、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域は通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ割合で設定されるものとなっている。
具体的には、第1特殊遊技用設定値1抽選テーブル149aは、図6(b)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜1000」の数値領域が特定役の役当選領域、「1001〜10000」の数値領域が再遊技役の役当選領域として設定される。また、特に図示しないが、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域として、通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ大きさの数値領域が設定される。
また、第1特殊遊技用設定値6抽選テーブル149bは、図6(b)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜9000」の数値領域が特定役の役当選領域、「9001〜10000」の数値領域が再遊技役の役当選領域として設定される。また、特に図示しないが、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域として、通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ大きさの数値領域が設定される。
このように、本形態のスロットマシン10における第1特殊遊技用抽選テーブル149では、設定値「1」よりも設定値「6」のほうが、特定役の役当選領域が大きくなっている。すなわち、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)において、特定役の役当選領域が異なる大きさとなるように設定されている。換言すれば、第1特殊遊技では、設定値「1」及び設定値「6」において、特定役の当選確率が異なる値となるように設定されるものとなっている。
したがって、本形態のスロットマシン10における第1特殊遊技中は、設定値が「1」の場合は特定役の当選となりにくいが、設定値が「6」の場合は特定役の当選となりやすい。これにより、特定役の当選回数を把握することで、遊技者は、自らが遊技を行っているスロットマシン10の設定値を判別することができるようになっている。
なお、前記特定役の役当選領域(すなわち、当選確率)は、設定値「1」及び設定値「6」において異なっていれば上記の内容に限定されるものではなく、たとえば、設定値「1」よりも設定値「6」のほうが、特定役の役当選領域が小さくなるように(すなわち、特定役の当選確率が小さくなるように)設定することもできる。また、上述の場合では、特定役の役当選領域は、いずれの設定値においても、通常遊技用抽選テーブル146の同設定値における特定役の役当選領域と異なる大きさとなるように設定されているが、いずれか一方の設定値においては、特定役の役当選領域が通常遊技用抽選テーブル146の同設定値のそれと同じ大きさとなるように設定することもできる。
なお、上述の場合では、設定値「1」及び設定値「6」において、特定役の当選確率が異なる値となるように設定されているが、対象となる設定値はこれらに限定されるものではなく、たとえば、設定値「1」から設定値「6」までの各設定値においてそれぞれ、特定役の当選確率が異なる値となるように設定することもできる。
また、上述のように、第1特殊遊技用抽選テーブル149における特定役の役当選領域及び再遊技役の役当選領域を合計した領域は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれも、「0〜10000」であり、前記通常遊技用抽選テーブル146における特定役の役当選領域及び再遊技役の役当選領域を合計した領域「0〜10000」と同じ大きさとなるように設定されている。したがって、特定役の入賞及び再遊技役の入賞のいずれをも含めて再遊技が行われる確率は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれの場合も、通常遊技中と同じものとなっている。すなわち、第1特殊遊技中も通常遊技中と同じ確率で、再遊技が行われることとなる。
(第2特殊遊技用抽選テーブル150)
第2特殊遊技用抽選テーブル150は、第2特殊遊技中の当選判定において参照されるものである。
また、この第2特殊遊技用抽選テーブル150は、図2(b)に示すように、各設定値ごとの抽選テーブル143を備えており、具体的には、設定値が「1」のときに参照される第2特殊遊技用設定値1抽選テーブル150aと、設定値が「2」のときに参照される第2特殊遊技用設定値2抽選テーブルと、設定値が「3」のときに参照される第2特殊遊技用設定値3抽選テーブルと、設定値が「4」のときに参照される第2特殊遊技用設定値4抽選テーブルと、設定値が「5」の場合に参照される第2特殊遊技用設定値5抽選テーブルと、設定値が「6」のときに参照される第2特殊遊技用設定値6抽選テーブル150bと、を備えている。
また、各第2特殊遊技用抽選テーブル150には、特定役の役当選領域、再遊技役の役当選領域、小役の役当選領域、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域、及び、ハズレ領域が設定される。そして、特定役の役当選領域、及び、再遊技役の役当選領域は所定の割合で設定されるとともに、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域は通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ割合で設定されるものとなっている。
具体的には、第2特殊遊技用設定値1抽選テーブル150aは、図6(c)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜8000」の数値領域が特定役の役当選領域、「8001〜16000」の数値領域が再遊技役の役当選領域として設定される。また、特に図示しないが、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域として、通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ大きさの数値領域が設定される。
また、第2特殊遊技用設定値6抽選テーブル150bは、図6(c)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜8000」の数値領域が特定役の役当選領域、「8001〜16000」の数値領域が再遊技役の役当選領域として設定される。また、特に図示しないが、小役の役当選領域、及び、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の役当選領域として、通常遊技用抽選テーブル146における同領域と同じ大きさの数値領域が設定される。
このように、本形態のスロットマシン10における第2特殊遊技用抽選テーブル150では、設定値「1」及び設定値「6」のいずれも、特定役の役当選領域が同じ大きさとなっている。すなわち、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)において、特定役の役当選領域が同じ大きさとなるように設定されている。換言すれば、第2特殊遊技では、設定値「1」及び設定値「6」において、特定役の当選確率が同じ値となるように設定されるものとなっている。
したがって、本形態のスロットマシン10における第2特殊遊技中は、設定値「1」及び設定値「6」いずれの場合も、特定役は同じ当選確率で抽選されるため、遊技者は、特定役の当選回数によっては、自らが遊技を行っているスロットマシン10の設定値を判別できないようになっている。
また、上述のように、第2特殊遊技用抽選テーブル149における特定役の役当選領域及び再遊技役の役当選領域を合計した領域は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれも、「0〜16000」であり、前記通常遊技用抽選テーブル146における特定役の役当選領域及び再遊技役の役当選領域を合計した領域「0〜10000」よりも大きくなるように設定されている。したがって、特定役の入賞及び再遊技役の入賞のいずれをも含めて再遊技が行われる確率は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれの場合も、通常遊技中よりも大きくなる。すなわち、第2特殊遊技中は、通常遊技中や第1特殊遊技中よりも、再遊技が行われやすくなっている。
(当選判定手段144)
当選判定手段144は、乱数抽出手段142により抽出された乱数が前記抽選テーブル143のいずれの役当選領域に属するか否かを判定するためのものである。
具体的には、本形態に係るスロットマシン10では、前記乱数発生手段141が発生させた乱数を、前記乱数抽出手段142がスタートスイッチ37の操作時に抽出する。そして、この抽出された乱数が、この時点における遊技及び設定値に対応した前記抽選テーブル143のいずれの役当選領域に属するか否かを、当選判定手段144が判定する。そして、前記抽出された乱数が、当選判定手段144により、所定の役当選領域に属すると判定された場合、当該役当選領域に対応する役の当選となる。一方、前記乱数がいずれの役当選領域にも属さないと判定された場合、ハズレとなる。
(フラグ成立手段145)
フラグ成立手段145は、前記当選判定手段144により所定の役に当選したと判定された場合に前記役に対応する当選フラグを成立させるためのものである。
ここで、当選フラグの成立とは、所定のメモリに記憶されている数値が所定値になっている状態を意味するものである。たとえば、BBゲーム役に対応する所定メモリに記憶されている数値が「1」となっている場合、BBゲーム役の当選フラグが成立している状態であると設定することができる。これに対して、前記メモリに記憶されている数値が「0」となっている場合、BBゲーム役の当選フラグが成立していない状態であると設定することができる。すなわち、BBゲームに当選していない場合は、前記メモリに記憶されている数値は「0」となっているが、役抽選手段140によりBBゲーム役に当選すると、前記メモリに記憶されている数値は「1」となり、BBゲーム役の当選フラグが成立したこととなる。なお、この当選フラグとしては、役抽選手段140の抽選結果が小役の当選である場合に成立する小役当選フラグや、前記抽選結果がBBゲームなどの特別遊技役の当選である場合に成立する特別当選フラグ等がある。
また、前記小役当選フラグは、当選フラグが成立した遊技においてのみ有効となるものとなっている。具体的には、役抽選手段140により所定の小役に当選すると、所定の小役当選フラグが成立(対応するメモリに記憶されている数値が「0」から「1」に変更)する。そしてこの遊技において、前記小役当選フラグに対応する小役の入賞となると、前記小役の当選状態が解除されるため、前記当選フラグも解除される(対応するメモリに記憶されている数値が「1」から「0」に変更される)ものとなっている。また、前記遊技において、前記小役当選フラグに対応する小役の入賞とならなかった場合にも、すなわち、前記小役を構成する図柄51の組み合わせをいずれかの入賞ライン90に停止させることができなかった場合にも、前記当選フラグは解除されるものとなっている。
これに対して、前記特別当選フラグは、次の遊技へ持ち越すことができるものとなっている。すなわち、特別当選フラグが成立した遊技において、この特別当選フラグに対応する特別遊技役の入賞とならなかった場合には、次遊技においても、特別当選フラグが成立したまま(対応するメモリに記憶されている数値が「1」)となるように設定されている。そして、この特別遊技役の入賞となるまで、特別当選フラグは成立したままとなっており、特別遊技役の入賞となると、特別当選フラグは解除されるものとなっている。
なお、本形態に係るスロットマシン10では、第1移行役及び第2以外にも、役抽選手段140による1回の抽選において、同時に複数(たとえば、チェリー役、及び、BBゲーム役)の役に当選可能となるように設定することもできる。
(回転開始制御手段160)
回転開始制御手段160は、回転リール25の回転の開始に関する制御を行うためのものであり、具体的には、回転開始制御手段160は、スタートスイッチ37の操作に基づいて出力されるスタート信号が入力されることで、各回転リール25に設けられているステッピングモーターに回転開始信号を出力し、ステッピングモーターを駆動させることにより総ての回転リール25の開始を開始させるものである。
また、回転開始制御手段160は、スタートスイッチ37が操作されると、予め定められた所定の加速度で総ての回転リール25を回転させ、総ての回転リール25の回転速度が所定速度に達すると、この所定速度で定速回転を行わせるものとなっている。
(回転位置検出手段170)
回転位置検出手段170は、ストップスイッチ38が操作された時点における回転リール25の回転位置を検出するためのものである。
具体的には、回転位置検出手段170は、特に図示していないが、ステッピングモーターから出力されるパルス信号をカウントするためのカウント手段、カウント手段によるパルス信号のカウント値をリセットするためのリセット手段などを備えている。
より具体的には、各回転リール25が回転を開始し、総ての回転リール25が所定の速度で定速回転するようになった後、検知センサー(図示しておらず)によりインデックスの通過が検知されたことを契機として、前記カウント手段が、ステッピングモーターから出力されるパルス信号のカウントを開始する。そして、ストップスイッチ38が操作された時点における、前記カウント値に基づいて、インデックスの回転角度を算出し、これにより前記時点における回転リール25の回転位置を検出することとなる。また、前記カウント手段によるパルス信号のカウント値は、検知センサー(図示しておらず)によりインデックスの通過が検知される都度、前記リセット手段によりリセットされ、この時点から新たにパルス信号のカウントが行われるものとなっている。
(回転停止制御手段180)
回転停止制御手段180は、役抽選手段140による抽選の結果及びストップスイッチ38の操作に応じて、回転リール25の回転停止の制御を行うためのものである。具体的には、回転停止制御手段180は、ストップスイッチ38が操作された時点から対応する回転リール25が停止するまでに当該回転リール25が移動可能な範囲内において、役抽選手段140の抽選により当選していない役を構成する図柄51の組み合わせを、入賞ライン90のいずれにも停止させないようにしつつ、当選している役を構成する図柄51の組み合わせをいずれかの入賞ライン90に停止し得るように、前記回転リール25を停止させるためのものである。
ここで、本形態における「ストップスイッチ38が操作された時点から対応する回転リール25が停止するまでに当該回転リール25が移動可能な範囲」は、回転リール25に付された図柄1個分の範囲を1コマと定めた場合において、回転リール25が直ちに停止できる位置(ビタ止まり位置)から、このビタ止まり位置から回転リール25が4コマ回転した位置までの全5コマの範囲となっている。
そして、より具体的には、本形態に係る回転停止制御手段180は、回転中のいずれかの回転リール25に対応するストップスイッチ38の操作が行われたことを契機として、現時点で実行されている遊技(通常遊技、特別遊技、特殊遊技)、役抽選手段140による抽選の結果、及び、ストップスイッチ38の操作が行われた時点における前記回転リール25の回転位置に基づいて、前記回転リール25の停止制御を行うように形成されている。
そして、この回転停止制御手段180は、図1に示すように、次の(1)から(4)までの手段を有している。
(1)停止テーブル181
(2)停止テーブル選択手段182
(3)移動コマ数取得手段183
(4)回転停止制御実行手段184
なお、回転停止制御手段180としては、上記した(1)から(4)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(停止テーブル181)
停止テーブル181は、図柄51の停止位置を決定するためのテーブルであり、具体的には、回転リール25の回転位置に応じて、ストップスイッチ38が操作されてから前記回転リール25が停止するまでの移動コマ数を予め定めたものである。換言すれば、停止テーブル181は、回転リール25を、ビタ止まり位置から何コマ(0コマから4コマまでのいずれかコマ数)移動させて停止させるのかを、所定の条件に応じて各図柄51ごとに定めたものである。
具体的には、停止テーブル181においては、当選フラグが成立していない役を構成する図柄51の組み合わせがいずれの入賞ライン90にも停止しないようにしつつ、当選フラグが成立している役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止するように、予め上述のコマ数の範囲内で停止位置を決定している。
また、本形態に係るスロットマシン10では、各遊技ごと、及び、役抽選手段140による抽選の結果ごとに、停止テーブル181が設けられている。なお、この停止テーブル181は、各遊技ごと、及び、役抽選手段140による抽選の結果ごとに、1つだけ設けることもできるし、複数個設けることもできる。
具体的には、本形態に係るスロットマシン10は、通常遊技における停止テーブル181として、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)に当選した場合の停止テーブル181、小役(スイカ役、ベル役、チェリー役)に当選した場合の停止テーブル181、特定役に当選した場合の停止テーブル181、再遊技役に当選した場合の停止テーブル181、第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合の停止テーブル181、並びに、非当選の場合(すなわち、ハズレとなった場合)の停止テーブル181を備えている。
また、特殊遊技における停止テーブル181としては、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)に当選した場合の停止テーブル181、小役(スイカ役、ベル役、チェリー役)に当選した場合の停止テーブル181、特定役に当選した場合の停止テーブル181、再遊技役に当選した場合の停止テーブル181、及び、非当選の場合(すなわち、ハズレとなった場合)の停止テーブル181を備えている。
また、特別遊技における停止テーブル181、役抽選手段140の抽選により特別遊技役に当選して、この特別遊技役の当選フラグが成立している特別遊技役当選中における停止テーブル181なども備えている。
また、前記通常遊技における第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合の停止テーブル181には、ストップスイッチ38の操作順番に対応して定められた停止テーブル181が設けられている。具体的には、第1移行役及び第2移行役に重複当選した場合の停止テーブル181としては、「左リール22に対応するストップスイッチ38(以下、左ストップスイッチとする)→中リール23に対応するストップスイッチ38(以下、中ストップスイッチとする)→右リール24に対応するストップスイッチ38(以下、右ストップスイッチ)」というストップスイッチ38の操作順番に対応する順押し停止テーブルと、「右ストップスイッチ→中ストップスイッチ→左ストップスイッチ」というストップスイッチ38の操作順番に対応する逆押し停止テーブルと、を備えている。
そして、順押し停止テーブルでは、第2移行役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「REPLAY」「ベル」がいずれの入賞ライン90にも停止しないようにしつつ、第1移行役を構成する図柄51の組み合わせである「ベル」「REPLAY」「REPLAY」がいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25の停止位置が決定されている。また、逆押し停止テーブルでは、第1移行役を構成する図柄51の組み合わせである「ベル」「REPLAY」「REPLAY」がいずれの入賞ライン90にも停止しないようにしつつ、第2移行役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「REPLAY」「ベル」がいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25の停止位置が決定されている。
すなわち、前記第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合には、「左ストップスイッチ→中ストップスイッチ→右ストップスイッチ」という順番でストップスイッチ38を操作したとき(すなわち、順押ししたとき)のみ第1移行役が入賞し、また、「右ストップスイッチ→中ストップスイッチ→左ストップスイッチ」という順番でストップスイッチ38を操作したとき(すなわち、逆押ししたとき)のみ第2移行役が入賞するようになっている。換言すれば、第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合には、いずれか一方の移行役のみが入賞し、第1移行役及び第2移行役が同時に入賞することはないように形成されている。
なお、停止テーブル181はこれらに限定されるものではない。
(停止テーブル選択手段182)
停止テーブル選択手段182は、ストップスイッチ38が操作されることを契機として、この時点において実行されている遊技、及び、役抽選手段140による抽選の結果に対応する停止テーブル181を選択するためのものである。
たとえば、通常遊技が実行されている場合であって、役抽選手段140による抽選によりBBゲーム役に当選したときに、いずれかのストップスイッチ38が操作されると、停止テーブル選択手段182が、通常遊技、及び、BBゲーム役の当選に対応する停止テーブル181を選択する。
なお、各遊技ごと、及び、役抽選手段140による抽選の結果ごとに、複数個の停止テーブル181が設けられている場合には、停止テーブル選択手段182は、所定の抽選手段(図示しておらず)による抽選を行うことで、複数個の停止テーブル181の中からいずれか一の停止テーブル181を選択するように、形成することができる。また、停止テーブル選択手段182は、抽選を行うのではなく、所定の条件(たとえば、回転リール25の回転位置、遊技回数など)に基づいて一の停止テーブル181を選択するように、形成することもできる。
(移動コマ数取得手段183)
移動コマ数取得手段183は、停止テーブル選択手段182により選択された停止テーブル181、及び、ストップスイッチ38が操作された時点における対応する回転リール25の回転位置に基づいて、当該回転リール25の移動コマ数を取得するためのものである。換言すれば、移動コマ数取得手段183は、回転位置検出手段170により検出された、前記ストップスイッチ38の操作に係る回転リール25の回転位置に対応した移動コマ数を、選択された停止テーブル181から取得するためのものである。
(回転停止制御実行手段184)
回転停止制御実行手段184は、移動コマ数取得手段183により取得された移動コマ数に基づいて、対応する回転リール25の停止制御を実行するものである。すなわち、回転停止制御実行手段184は、対応する回転リール25を、取得された移動コマ数分だけ移動させた後、回転を停止させる。
たとえば、左ストップスイッチが操作された場合にあっては、停止テーブル選択手段182により選択された停止テーブル181から、回転位置検出手段170により検出された左リール22の回転位置に基づき、移行コマ数取得手段183により、移動コマ数が取得される。そして、前記左リール22は、取得された移動コマ数分だけ移動した後、回転を停止することとなる。たとえば、取得された移動コマ数が「1」であった場合には、左リール22は、ストップスイッチ38が操作された時点から直ちに停止可能なビタ止まり位置から1コマ移動(すなわち、1コマ滑り)して停止することとなる。
(入賞判定手段200)
入賞判定手段200は、役抽選手段140による抽選の結果、所定の役に当選し、かつ、総ての回転リール25の回転が停止した際、前記役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止している場合に入賞と判定するためのものである。そして、この入賞判定手段200により入賞と判定されると、この入賞に基づいた制御が行われることとなる。すなわち、所定の役の入賞となった場合に、この入賞の役に応じた入賞信号を出力するように形成されている。
具体的には、この入賞判定手段200により入賞と判定されると、入賞信号が各装置に出力される。そして、たとえば、所定の入賞信号が入力された遊技制御手段120は、所定枚数の遊技メダルを払い出すように、ホッパーユニット27を制御する。また、前記入賞信号が入力された後述の演出制御手段300は、入賞に関する所定の演出を行うように、演出装置50を制御する。また、再遊技役に係る入賞信号が入力された遊技制御手段120は、再遊技を行うように制御する。また、BBゲーム役に係る入賞信号が入力された特別遊技制御手段122は、BBゲームを開始するように制御する。
(演出制御手段300)
演出制御手段300は、各種制御手段から出力される信号が入力されることを契機として、遊技に関する演出を、ランプ52、液晶表示装置53、スピーカー54などの演出装置50により実行するためのものである。遊技に関する演出としては、たとえば、役抽選手段140により所定の役に当選した旨を報知するための当選報知演出、特別遊技(たとえば、BBゲーム)が開始した場合に、当該特別遊技を盛り上げるための演出などが挙げられる。
具体的には、演出制御手段300は、種々の演出データを記憶するための演出テーブル、入力された信号に基づいて、前記演出テーブルから所定の演出データを選択するためたの演出データ選択手段、演出データ選択手段により選択された演出データに基づいて、所定の演出装置50により演出を実行するための演出実行手段などを備えている。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の動作の概略について、図7から図9までに示したフローを用いて説明する。
図7に示すステップ100において、スタートスイッチ37が操作されたか否かが判定される。そして、スタートスイッチ37が操作されたと判定された場合、次のステップ101に進む。一方、スタートスイッチ37が操作されていないと判定された場合、ステップ100に戻る。
ステップ101において、スタートスイッチ37の操作に基づき、当該スタートスイッチ37がONとなる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、役抽選手段140により役抽選処理が行われる。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、回転開始制御手段160により、総ての回転リール25が回転を開始する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、ストップスイッチ38が操作されたか否かが判定される。そして、ストップスイッチ38が操作されたと判定された場合、次のステップ105に進む。一方、ストップスイッチ38が操作されていないと判定された場合、ステップ104に戻る。
ステップ105において、ストップスイッチ38の操作に基づき、当該ストップスイッチ38がONとなる。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、回転停止制御手段180により、回転リール停止処理が行われる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、総ての回転リール25が停止したか否かが判定される。そして、総ての回転リール25が停止したと判定された場合、次のステップ108に進む。一方、総ての回転リール25が停止していないと判定された場合、ステップ104に戻る。
ステップ108において、入賞判定手段200により、当選フラグの成立中に、この当選フラグに対応する役を構成する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90上に停止したか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合は所定の入賞の処理が行われる。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、他の遊技へ移行するための条件が満たされたか否かが判定される。具体的には、通常遊技中であれば、BBゲーム役の入賞、RBゲーム役の入賞、第1移行役又は第2移行役の入賞等が判定される。また、BBゲーム中であれば、払い出された遊技メダルの枚数等が判定される。また、特殊遊技中であれば、特殊遊技が終了となる条件(たとえば、BBゲームの当選、RBゲームの当選、所定回数の遊技実行)が判定される。そして、他の遊技へ移行するための条件が満たされたと判定された場合、次のステップ110に進む。一方、他の遊技へ移行するための条件が満たされていないと判定された場合、遊技が終了する。
ステップ110において、遊技制御手段120により、所定の遊技へ移行され、遊技が終了する。
次に、上述したステップ102の役抽選処理について、図8のフローを用いて説明する。
ステップ200において、乱数発生手段141により発生した乱数の中から、乱数抽出手段142により乱数が取得される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、取得された乱数が所定のメモリに記憶される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、現時点で実行されている遊技、及び、設定値記憶手段113に記憶されている当該スロットマシン10の設定値が取得される。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、取得された遊技及び設定値に基づいて、対応する抽選テーブル143が選択される。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、前記抽出された乱数が、選択された抽選テーブル143のいずれかの役当選領域に属するか否かの判定が、当選判定手段144により行われる。そして、前記乱数がいずれかの役当選領域に属すると判定された場合、次のステップ205に進む。一方、前記乱数がいずれの役当選領域にも属さない、すなわち、前記乱数が非当選領域に属すると判定された場合、役抽選処理が終了する。
ステップ205において、フラグ成立手段145が、前記役当選領域に対応する役の当選フラグを成立させ、役抽選処理が終了する。
次に、上述したステップ106の回転リール停止処理について、図9のフローを用いて説明する。
ステップ300において、停止テーブル選択手段182により、現時点における遊技、及び、役抽選手段140による抽選の結果に応じた停止テーブル181が選択される。そして、次のステップ301に進む。
ステップ301において、操作が行われたストップスイッチ38に対応する回転リール25の回転位置が、回転位置検出手段170により検出される。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、停止テーブル選択手段182により選択された停止テーブル181、及び、前記回転リール25の回転位置に基づいて、移動コマ数取得手段183により、移動コマ数が取得される。そして、次のステップ303に進む。
ステップ303において、回転停止制御実行手段184により、前記回転リール25が、取得された移動コマ数分だけ移動した後、停止し、回転リール停止処理が終了する。
(まとめ)
上述の如く、本実施の形態に係るスロットマシン10は、通常遊技と異なる複数の特殊遊技として第1特殊遊技、第2特殊遊技を有しているとともに、この特殊遊技それぞれ対応付けられる複数の移行役として、第1移行役、第2移行役を有しており、第1移行役には第1特殊遊技が対応付けられ、第2移行役には第2特殊遊技が対応付けられている。
また、第1移行役及び第2移行役は、役抽選手段140による1回の抽選で重複して当選するように設定されている。そして、役抽選手段140により第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合、いわゆる順押し(左ストップスイッチ→中ストップスイッチ→右ストップスイッチという操作順番)でストップスイッチ38を操作したときは、第1移行役と対応する図柄51の組み合わせ(「ベル」「REPLAY」「REPLAY」)のみがいずれかの入賞ライン90に停止するように停止制御が行われ、また、いわゆる逆押し(右ストップスイッチ→中ストップスイッチ→左ストップスイッチという操作順番)でストップスイッチ38を操作したときは、第2移行役と対応する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「ベル」)のみがいずれかの入賞ライン90に停止するように停止制御が行われる。そして、通常遊技中に前記移行役と対応する図柄51の組み合わせがいずれかの入賞ライン90に停止すると、前記移行役に対応付けられている特殊遊技が開始されることとなる。そして、前記第1特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)、及び、設定値「6」(第2設定値)において、特定役(「REPLAY」「ベル」「REPLAY」)の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることとなっている。
すなわち、本形態に係るスロットマシン10によれば、第1特殊遊技では、特定役の当選確率が、設定値に応じて異なるように設定されているため、この第1特殊遊技中は設定値を判別するための情報である特定の役の入賞状況を取得可能となる。
また、本形態に係るスロットマシン10では、上述の如く、特殊遊技を開始するための移行役である第1移行役及び第2移行役は1回の抽選で重複して当選し、ストップスイッチ38の操作に応じて、いずれか一の移行役と対応する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することとなる。したがって、遊技者が意識的にストップスイッチ38の操作を行うことで、第1特殊遊技又は第2特殊遊技のいずれの特殊遊技を開始するかを自由に選択することができることとなる。すなわち、当該スロットマシン10で遊技を行っている遊技者のみが、いずれの特殊遊技が行われているのかを確実に把握することができ、他の者は、現時点で行われている遊技がいずれの特殊遊技なのか、はたまた通常遊技なのかを把握するのは困難なものとなる。
ここで、たとえば、所定回数の遊技において前記特定役が多く入賞するようなことが起こり得るが、この事象は、第1特殊遊技の所定の設定値(たとえば、設定値「6」)において前記特定役の当選確率が大きい値に設定されているために多く当選したことにより生じる場合もあれば、通常遊技や第2特殊遊技において前記特定役の当選確率はあまり大きい値に設定されてはいないものの偶然多く当選したことにより生じる場合もある。
しかし、当該スロットマシン10で遊技を行っている遊技者は、上述の如く、いずれの特殊遊技が行われているのかを確実に把握することができるため、前記事象はどのような原因により生じたものかを確実に把握することができる。一方、他の者は、上述の如く、いずれの遊技が行われているのかを把握するのは困難であるため、前記事象はどのような原因により生じたものかを把握しづらいこととなる。
したがって、本形態に係るスロットマシン10によれば、所定のスロットマシン10で遊技を行っている遊技者は当該スロットマシン10に設定されている設定値を判別しやすいものの、他の者には前記設定値を判別しにくいものとすることが可能となる。
また、本形態に係るスロットマシン10は、通常遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)のいずれにおいても、特定役の当選確率が同一の値となるように設定されている。
すなわち、本形態に係るスロットマシン10によれば、複数の遊技のうち所定のタイミングで実行されている可能性が最も高い通常遊技において、特定役の入賞状況を確認しても設定値の判別を行うことができないため、他の者が設定値を判別するのをより困難なものとすることが可能となる。
また、本形態に係るスロットマシン10は、前記第1特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)のいずれにおいても、前記特定役の当選確率と、再遊技役(特定役と等価の利益を付与可能な等価役)の当選確率の合算値が同一となるように設定されている。
すなわち、本形態に係るスロットマシン10によれば、上述の如く、前記特定役及び前記再遊技役(等価役)はいずれも、入賞した場合に所定の利益を付与、すなわち再遊技を実行するものであるため、この第1特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)において、特定役の当選確率は異なっているものの、特定役の入賞及び再遊技役の入賞いずれをも含めた再遊技が実行される確率は同一となる。
したがって、本形態に係るスロットマシン10によれば、再遊技が実行される確率(すなわち、所定の利益が付与される確率)は変化させることなく、特定役の当選確率を設定値に応じて異ならせることができることとなるため、設定値の判別を可能とすることにより出玉性能が変化してしまうことを防止することが可能となる。
また、本形態に係るスロットマシン10は、第2特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)のいずれにおいても、前記特定役の当選確率が同一の値であり、かつ、前記特定役の当選確率と前記再遊技役(等価役)の当選確率の合算値が同一となるように設定されるものとなっている。また、前記第2特殊遊技において設定された前記特定役の当選確率と前記再遊技役(等価役)の当選確率の合算値は、前記第1特殊遊技において設定された合算値よりも大きくなるように設定されるものとなっている。
すなわち、本形態に係るスロットマシン10によれば、前記第2特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)のいずれにおいても、特定役の当選確率が同一であるため、これらの設定値の判別は不可能なものとなっている。
一方、前記特定役の当選確率と前記再遊技役(等価役)の当選確率の合算値は、前記第2特殊遊技のほうが前記第1特殊遊技よりも大きいため、再遊技が実行される確率(すなわち、所定の利益が遊技者に付与される確率)は、前記第2特殊遊技のほうが前記第1特殊遊技よりも大きくなる。
このように、本形態に係るスロットマシン10によれば、前記第1特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)の判別ができるものの、第2特殊遊技よりも再遊技は実行されにくく、また、前記第2特殊遊技では、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)の判別はできないものの、第1特殊遊技よりも再遊技が実行されやすいこととなる。
したがって、遊技者は、たとえば、遊技開始当初においては第1特殊遊技を実行することで設定値の判別を行い、設定値が推測できた後は第2特殊遊技を実行して再遊技が実行されやすいようにする等、状況に応じて各特殊遊技を行うことができることとなる。
以上より、本形態に係るスロットマシン10によれば、複数の特殊遊技のうちいずれかの特殊遊技ばかりが実行されることを防止して、万遍なく種々の特殊遊技を実行させることが可能となる。
また、上記実施の形態は、スロットマシン以外の遊技機にも応用することができる。たとえば、遊技媒体として遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット(登録商標)遊技機に適用することができる。
(変形例1)
前記スロットマシン10は、入賞ライン90として、5本の直線ライン90aの他、左リール22、中リール23、及び、右リール24が停止した状態で、各回転リール25ごとの、前記表示窓34内におけるいずれか一の図柄51の停止位置を折れ線で結んで構成される屈曲ライン90bを有するように形成することができる。
そして、回転リール25を、前記特定役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「ベル」「REPLAY」)が所定の屈曲ライン90bに停止するものとした場合に、これと同時に、等価役である再遊技役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」)がいずれかの直線ライン90aに停止することとなるような図柄配列を含むように形成する。また、回転停止制御手段180が、役抽選手段140による抽選の結果、特定役の当選となった場合には、当該特定役を構成する図柄51の組み合わせが所定の屈曲ライン90bに停止するような回転リール25の停止制御を行うように形成する。
具体的には、前記屈曲ライン90bとして、図10に示すように、左リール22の下段位置と中リール23の中段位置と右リール24の上段位置とを折れ線で結んだ逆L字ライン96を設ける。そして、図10に示すように、前記逆L字ライン96に特定役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「ベル」「REPLAY」が停止した場合に、直線ライン90aである上ライン92に再遊技役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」が停止することとなるような図柄配列を、左リール22、中リール23及び右リール24に設ける。そして、回転停止制御手段120は、特定役の当選となった場合には、特定役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「ベル」「REPLAY」が逆L字ライン96に停止するように、各回転リール25の停止制御を行うべく形成する。
すると、特定役の当選となった場合には、当該特定役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「ベル」「REPLAY」)が逆L字ライン96に停止することで特定役の入賞となるため、特定役が入賞するときは必ず再遊技役を構成する図柄51の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」)が上ライン92に停止することとなる。
そして、このように形成した場合には、上記形態と同様の作用、効果を奏するとともに、遊技者は、再遊技役(等価役)を構成する図柄51が上ライン92に並ぶことを確認することで、特定役の入賞を判断することができるため、設定値を判別するための情報をより容易に把握することが可能となる。
(変形例2)
前記スロットマシン10は、第1特殊遊技では、ベットされている遊技メダルが特定の枚数(たとえば、2枚)となっている場合にのみ、設定値「1」(第1設定値)及び設定値「6」(第2設定値)において、特定役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように形成することもできる。
具体的には、図11に示すように、第1特殊遊技における抽選テーブル143を、遊技メダルのベット枚数ごと及び設定値ごとに設けることとする。より具体的には、1枚ベットにおける設定値「1」の抽選テーブル143、1枚ベットにおける設定値「6」の抽選テーブル143、2枚ベットにおける設定値「1」の抽選テーブル143、2枚ベットにおける設定値「6」の抽選テーブル143、3枚ベットにおける設定値「1」の抽選テーブル143、3枚ベットにおける設定値「6」の抽選テーブル143を設ける。
そして、1枚ベットにおける抽選テーブル143、及び、3枚ベットにおける抽選テーブル143は、設定値「1」及び設定値「6」のいずれにおいても、図11(a)及び(c)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜5000」の数値領域を特定役の役当選領域、「5001〜10000」の数値領域を再遊技役の役当選領域として、設定する。
これに対して、2枚ベットにおける設定値「1」の抽選テーブル143は、図11(b)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜1000」の数値領域を特定役の役当選領域、「1001〜10000」の数値領域を再遊技役の役当選領域として、設定する。また、2枚ベットにおける設定値「6」の抽選テーブル143は、図11(b)に示すように、乱数発生手段141により発生する乱数がとる数値領域「0〜65535」のうち、「0〜9000」の数値領域を特定役の役当選領域、「9001〜10000」の数値領域を再遊技役の役当選領域として、設定する。
すると、第1特殊遊技では、ベットされている遊技メダルが1枚又は3枚の場合には、設定値「1」及び設定値「6」のいずれにおいても、特定役の当選確率は同じ値となり、ベットされている遊技メダルが2枚の場合にのみ、設定値「1」及び設定値「6」において、特定役の当選確率がそれぞれ異なる値となる。
すなわち、以上のように形成することで、第1特殊遊技であって、かつ、ベットされている遊技メダルが2枚の場合にのみ、第1設定値及び第2設定値の判別が可能なものとなっている。
ここで、1回の遊技を開始するにあたりベットする遊技メダルの枚数は、当該スロットマシン10で遊技を行っている遊技者が自ら決定するものであるため、他の者は、前記遊技者がベットする遊技媒体の個数までをも把握するのは大変困難なものとなる。
したがって、このようなスロットマシン10によれば、上記形態と同様の作用、効果を奏するとともに、第1特殊遊技の実行中であることが仮に他の者に把握されてしまった場合であっても、ベットする遊技メダルの枚数を変化させることで、他の者は、設定値を判別することが可能な状態であるか否かを極めて把握しづらいこととなるため、他の者には設定値を判別しにくいものとすることが可能となる。
なお、特定役の当選確率が異なるように設定されることとなる特定のベット枚数は、2枚に限定されるものではなく、たとえば、1枚とすることもできるし、また、1枚及び2枚とすることもできる。
(変形例3)
前記スロットマシン10は、第1特殊遊技では、役抽選手段140の抽選により特定役の当選となった場合には、所定の操作順番でストップスイッチ38を操作したときに、前記特定役がいずれかの入賞ライン90に停止するように形成することもできる。
具体的には、第1特殊遊技における特定役の当選となった場合の停止テーブル181として、ストップスイッチ38の操作順番(たとえば、「左ストップスイッチ→中ストップスイッチ→右ストップスイッチ」という操作順番である順押し、「右ストップスイッチ→中ストップスイッチ→左ストップスイッチ」という操作順番である逆押し等)に対応して定められた停止テーブル181を設ける。
そして、このストップスイッチ38の操作順番に対応して定められた停止テーブル181のうち、所定の停止テーブル181において、特定役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「ベル」「REPLAY」がいずれかの入賞ライン90に停止するように、回転リール25の停止位置を決定しておく。また、他の停止テーブル181においては、特定役を構成する図柄51の組み合わせである「REPLAY」「ベル」「REPLAY」がいずれの入賞ライン90にも停止することがないように、回転リール25の停止位置を決定しておく。
これにより、第1特殊遊技中に特定役の当選となった場合には、前記所定の操作順番でストップスイッチ38を操作したときのみ特定役が入賞し、他の操作順番でストップスイッチ38を操作したときには特定役は入賞しないこととなる。
ここで、ストップスイッチ38の操作は、当該スロットマシン10で遊技を行っている遊技者が自ら行うものであり、その操作順番は当該遊技者が自ら決定するものであるため、他の者は、前記遊技者によるストップスイッチ38の操作順番までをも把握するのは大変困難なものとなる。
したがって、このようなスロットマシン10によれば、上記形態と同様の作用、効果を奏するとともに、第1特殊遊技の実行中であることが仮に他の者に把握されてしまった場合であっても、ストップスイッチ38の操作順番を変化させることで、他の者は、設定値を判別することが可能な状態であるか否かを極めて把握しづらいこととなるため、他の者には設定値を判別しにくいものとすることが可能となる。
(変形例4)
上記形態では、第1移行役及び第2移行役は、ストップスイッチ38の操作順番に応じて、いずれか一方の移行役のみがいずれかの入賞ライン90に停止するように設定されていたが、ストップスイッチ38が操作された時点での回転リール25の回転位置に応じて、いずれかの移行役と対応する図柄51の組み合わせのみがいずれかの入賞ライン90に停止するように設定することもできる。
具体的には、たとえば、第1移行役と対応する図柄51の組み合わせとして「青7」「REPLAY」「REPLAY」、第2移行役と対応する図柄51の組み合わせとして「赤7」「REPLAY」「REPLAY」を定めるとともに、左リール22において、「青7」と「赤7」とが同時に入賞ライン90に停止しないように、所定コマ数(4コマ以上)の間隔を空けて両図柄51を配置する。これにより、第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合には、「青7」「REPLAY」「REPLAY」、「赤7」「REPLAY」「REPLAY」のいずれか一方が、いずれか一の入賞ライン90に停止することとなる。
そして、このように形成した場合にも、上記形態と同様の作用、効果を奏することとなる。
(変形例5)
前記特殊遊技は、移行役を構成する図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することで開始されるのではなく、移行役を構成する図柄51の組み合わせを入賞ライン90に停止することができなかった場合に、代わりに所定の図柄51の組み合わせが入賞ライン90に停止することにより、開始されるように形成することもできる。
換言すれば、移行役に当選したものの、この移行役を入賞させることができなかったことを条件として、特殊遊技が開始されるように形成することもできる。
具体的には、第1移行役を構成する図柄51の組み合わせとして「青7」「REPLAY」「REPLAY」を設定するとともに、第1移行役に当選したものの、いずれの入賞ライン90にも前記図柄51の組み合わせを停止させることができなかった場合に、代わりに入賞ライン90に停止する図柄51の組み合わせとして「ベル」「REPLAY」「ベル」を設定する。
そして、役抽選手段140による抽選の結果、前記第1移行役に当選したものの、いずれの入賞ライン90にも「青7」「REPLAY」「REPLAY」が停止せず、代わりにいずれかの入賞ライン90に「ベル」「REPLAY」「ベル」が停止したときに、これに基づき当該第1移行役と対応付けられた所定の特殊遊技(第1特殊遊技)が開始されるように設定することができる。
そして、このように形成した場合にも、上記形態と同様の作用、効果を奏することとなる。
(その他の変形例)
前記スロットマシン10は、第1移行役及び第2移行役の重複当選となった場合には、第1移行役又は第2移行役のいずれか一方を入賞させるための情報(たとえば、ストップスイッチ38の操作順番や、狙うべき図柄51等)を、演出装置50により報知するように形成することもできる。
そして、このように形成した場合にも、上記形態と同様の作用、効果を奏することとなるとともに、遊技者に、開始する特殊遊技を確実に選択させることができる。
また、前記スロットマシン10は、前記特定役の当選確率が設定値に応じて異なるように形成された所定の特殊遊技(第1特殊遊技)が開始された場合には、この特殊遊技実行中のいずれか所定のタイミングで、演出装置50により、その旨を示す報知等の演出を行うように形成することもできる。
そして、このように形成した場合にも、上記形態と同様の作用、効果を奏することとなるとともに、遊技者に、所定の特殊遊技が実行されている旨を確実に把握させることができる。
また、前記スロットマシン10は、ストップスイッチ38に、所定の信号の入力を契機に前記ストップスイッチ38に対して振動を与えるための振動発生装置を設け、前記特定役の当選確率が設定値に応じて異なるように形成された所定の特殊遊技(第1特殊遊技)中に、特定役の当選となったことを契機として、前記所定の信号を振動発生装置に対して出力するように形成することもできる。
そして、このように形成した場合にも、上記形態と同様の作用、効果を奏することとなるとともに、当該スロットマシン10で遊技を行っている遊技者のみに確実に特定役の当選を把握させることができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、抽選テーブルの概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの前扉を開いた状態における、前扉の裏側及び筐体の内部を示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの表示窓を示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技ごと及び設定値ごとの抽選テーブルの具体例を示す概念図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、役抽選処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、回転リール停止処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態の変形例であって、回転リールが回転を停止した状態において表示される図柄を示す概念図である。 本発明の実施の形態の変形例であって、遊技ごと、ベット枚数ごと及び設定値ごとの抽選テーブルの具体例を示す概念図である。
符号の説明
10 スロットマシン
20 筐体 21 リールユニット
22 左リール 23 中リール
24 右リール 25 回転リール
26 中板 27 ホッパーユニット
28 電源装置 29a メイン基板ユニット
29b サブ基板ユニット
30 前扉 31 装飾部
32a 上部パネル 32b 下部パネル
33 操作部 34 表示窓
35 投入スイッチ 36a シングルベットスイッチ
36b マックスベットスイッチ
37 スタートスイッチ 38 ストップスイッチ
39 精算スイッチ 40 メダル払出口
41 メダル受皿 42 鍵穴
43 メダルセレクター 44 メダル投入口
50 演出装置 51 図柄
52 ランプ 53 液晶表示装置
54 スピーカー 55 設定スイッチ
90 入賞ライン 90a 直線ライン
90b 屈曲ライン 91 中ライン
92 上ライン 93 下ライン
94 右上りライン 95 右下りライン
96 逆L字ライン
100 制御装置 113 設定値記憶手段
120 遊技制御手段 121 通常遊技制御手段
122 特別遊技制御手段 123 特殊遊技制御手段
140 役抽選手段 141 乱数発生手段
142 乱数抽出手段 143 抽選テーブル
144 当選判定手段 145 フラグ成立手段
146 通常遊技用抽選テーブル
146a 通常遊技用設定値1抽選テーブル
146b 通常遊技用設定値6抽選テーブル
147 BBゲーム用抽選テーブル
148 RBゲーム用抽選テーブル
149 第1特殊遊技用抽選テーブル
149a 第1特殊遊技用設定値1抽選テーブル
149b 第1特殊遊技用設定値6抽選テーブル
150 第2特殊遊技用抽選テーブル
150a 第2特殊遊技用設定値1抽選テーブル
150b 第2特殊遊技用設定値6抽選テーブル
160 回転開始制御手段 170 回転位置検出手段
180 回転停止制御手段 181 停止テーブル
182 停止テーブル選択手段
183 移動コマ数取得手段 184 回転停止制御実行手段
200 入賞判定手段 300 演出制御手段

Claims (6)

  1. 周囲に複数の図柄を付した複数個の回転リールと、
    複数個の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    遊技に関する制御を行うための制御装置と、を備え、
    制御装置は、
    遊技の進行を制御するための遊技制御手段と、
    予め定められた複数の役のうちいずれかの役の当選又は非当選を抽選により決定するための役抽選手段と、
    役抽選手段による抽選の結果及びストップスイッチの操作に応じて、回転リールの停止制御を行う回転停止制御手段と、を備え、
    複数段階の設定値が定められるとともに、設定値に対応して異なる出玉率を設定可能に形成された遊技機において、
    前記遊技機は、
    遊技として、一般的な遊技である通常遊技を有するとともに、通常遊技と異なる遊技である特殊遊技を複数有し、
    役には、前記複数の特殊遊技それぞれと対応付けられ、かつ、複数パターンの異なる図柄の組み合わせそれぞれと対応付けられる複数の移行役を含むとともに、当該複数の移行役は、役抽選手段による1回の抽選で重複して当選するように設定されており、
    回転停止制御手段は、前記複数の移行役の重複当選となった場合に、前記ストップスイッチの操作に応じて、前記複数の移行役のうちいずれか一の移行役と対応する図柄の組み合わせのみがいずれかの入賞ラインに停止するように、回転リールを停止させ、
    遊技制御手段は、通常遊技中に前記移行役と対応する図柄の組み合わせがいずれかの入賞ラインに停止したことを条件として、前記移行役に対応付けられている特殊遊技を開始可能に形成され、
    所定の特殊遊技では、所定の設定値(以下、第1設定値とする)、及び、第1設定値と異なる他の設定値(以下、第2設定値とする)において、前記複数の役のうち特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることを特徴とする遊技機。
  2. 通常遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値となるように設定されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技機は、
    役の入賞により、遊技者に対して所定の利益を付与可能に形成されているとともに、
    前記役には、
    入賞と判定された場合に、前記特定の役の入賞により遊技者に付与される利益と等価の利益を付与可能な等価役を含み、
    前記所定の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技では、第1設定値及び第2設定値のいずれにおいても、前記特定の役の当選確率が同一の値であり、かつ、前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値が同一となるように設定され、
    前記所定の特殊遊技と異なる他の特殊遊技において設定された前記特定の役の当選確率と前記等価役の当選確率の合算値は、前記所定の特殊遊技において設定された合算値よりも大きくなるように設定されることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記入賞ラインは、
    複数個の回転リールが停止した状態で、各回転リールごとの、いずれか一の図柄の停止位置を一直線に結んで構成される直線ラインと、
    複数個の回転リールが停止した状態で、各回転リールごとの、いずれか一の図柄の停止位置を折れ線で結んで構成される屈曲ラインとを有し、
    前記回転リールは、
    前記特定の役を構成する図柄の組み合わせが所定の屈曲ラインに停止するものとした場合に、これと同時に、前記等価役を構成する図柄の組み合わせがいずれかの直線ラインに停止することとなるような図柄配列を含んでおり、
    前記回転停止制御手段は、
    役抽選手段による抽選の結果、前記特定の役の当選となった場合には、前記特定の役を構成する図柄の組み合わせが所定の屈曲ラインに停止するように、回転リールを停止させることを特徴とする請求項3又は4記載の遊技機。
  6. 前記遊技機は、
    所定個数を上限として遊技媒体をベット可能であって、遊技媒体が少なくとも1個ベットされることにより1回の遊技が開始可能となるように形成されており、
    前記所定の特殊遊技では、ベットされている遊技媒体が特定の個数となっている場合にのみ、第1設定値及び第2設定値において、前記特定の役の当選確率がそれぞれ異なる値となるように設定されることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の遊技機。
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