JP5381351B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP5381351B2
JP5381351B2 JP2009134163A JP2009134163A JP5381351B2 JP 5381351 B2 JP5381351 B2 JP 5381351B2 JP 2009134163 A JP2009134163 A JP 2009134163A JP 2009134163 A JP2009134163 A JP 2009134163A JP 5381351 B2 JP5381351 B2 JP 5381351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
range
optical unit
optical
light distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009134163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010282790A (ja
Inventor
雅典 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2009134163A priority Critical patent/JP5381351B2/ja
Priority to US12/793,317 priority patent/US8469568B2/en
Publication of JP2010282790A publication Critical patent/JP2010282790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5381351B2 publication Critical patent/JP5381351B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/147Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device
    • F21S41/148Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device the main emission direction of the LED being perpendicular to the optical axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/151Light emitting diodes [LED] arranged in one or more lines

Description

本発明は車両用灯具に係り、特にLED等の半導体発光素子を光源とする光学ユニット(灯具ユニット)を複数備えた車両用灯具に関する。
近年では、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を光源として用いた各種灯具が利用され始めている。LEDは、高輝度化が可能であるとともに、消費電力が小さいことから、次世代の車両用灯具の光源として期待されている。
特許文献1には、LEDを光源とする図11、図12のようなロービーム用の車両用前照灯が提案されている。尚、図11は、車両用前照灯の正面図、図12は、車両用前照灯の縦断面図(図11のII−II線断面図)である。同図の車両用前照灯100は、車両前端部右側(すなわち、左車線走行における対向車線側)に設けられる灯具であって、ランプボディ102とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー104とで形成される灯室内において、LEDを光源とする6つの光学ユニット(灯具ユニット)110、110、110、110、112、112が支持ブラケット120に固定されて上下2段で3つずつ配置されている。
透光カバー104は、ランプボディ102の前端開口部全体を覆うようにしてランプボディ102に取り付けられており、灯室内には、透光カバー104に沿ってインナパネル106が設けられている。このインナパネル106における各光学ユニット110、110、110、110、112、112に対応する位置には、これらを囲む筒状開口部106a、106a、106a、106a、106b、106bが形成されている。
6つの光学ユニット110、110、110、110、112、112は、それらからの光照射により、ロービーム(いわゆるすれ違い光)用の配光パターンを形成しており、光学ユニット110、110、110、110は、正面照射用灯具ユニットとして車両正面方向へ向けて配置され、光学ユニット112、112は、側方照射用灯具ユニットとして車両正面方向に対して所定角度車幅方向外側へ向けて配置されている。
詳細は省略するが、正面照射用の各光学ユニット110は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ132と、この投影レンズ132後方の光軸Ax上に配置された半導体発光素子130と、この半導体発光素子130を上方側から覆うように配置されたリフレクタ134と、半導体発光素子130と投影レンズ132との間に配置された光制御部材136とを備えている。
半導体発光素子130は、例えば、発光チップを有する白色発光ダイオードであり、半導体発光素子130から上方に出射された光がリフレクタ134によって前方に向けて光軸Ax寄りに反射され、投影レンズ132を介して光学ユニット110前方を照射するようになっている。投影レンズ132の後方側焦点近傍には光制御部材136の前端縁136aが配置されており、この前端縁136aよりも下側を通過して投影レンズ132に入射する光が遮断され、投影レンズ132から前方やや下向きに出射される光の上端縁に明暗境界線(カットオフライン)が形成されるようにないっている。
側方照射用の光学ユニット112は、リフレクタ型(パラボラ型)の灯具ユニットであって、車幅方向に配列された3つの半導体発光素子150、150、150と、これらの半導体発光素子150の下方側に配置された放物柱状のリフレクタ152とを備えている。
半導体発光素子150は、例えば、発光チップを有する白色発光ダイオードであり、半導体発光素子150から下方に出射された光がリフレクタ54によって前方に反射されて光学ユニット150前方を照射するようになっている。また、リフレクタ152の反射面は、やや下向きの放物柱状曲面で構成されていることから、鉛直方向(上下方向)に関してはやや下向きの平行光となり、左右方向に関しては左右両側に大きく拡散されるようになっている。
特許第4115921号公報
従来、半導体発光素子を光源として用いた光学ユニットでは、1つの光学ユニットでは十分な照度で広範囲の領域を照明することができないため、車両用灯具では、上下左右に複数の光学ユニットを配置して必要な照度の配光パターンが得られるように構成されている。
ところで、光学ユニットを上下に複数段配置した車両用灯具では、次のような照度ムラ(配光ムラ)の問題がある。特許文献1のように光学ユニットが上下に2段に配置され、上段と下段の光学ユニットの間に隙間がある場合、図12と同様に上段の光学ユニット110と下段の光学ユニット112の縦断面を示した図13のように前方の同じ角度(水平方向よりやや下向き)に上端縁の明暗境界線が形成されるように各光学ユニットを設計しても、取り付け高さが異なるために、各光学ユニットからの光を合成した全体の配光パターンに明暗の段差ができる。そのため、性能低下、照度ムラの原因になるという問題がある。
例えば、光学ユニットが上下2段に配置された車両用灯具により灯具前方25mの仮想鉛直スクリーンを照明した場合の配光パターンを図14に示す。同図の配光パターンは、上段の光学ユニットにより形成される3つの配光パターンPL1、PL2、PL3と、下段の光学ユニットに形成される配光パターンPL4とで合成されたもので、同図のように上段の光学ユニットにより形成される配光パターンPL1、PL2、PL3の上端縁における水平の明暗境界線CL1よりも、下段の光学ユニットにより形成される配光パターンPL4の上端縁における水平の明暗境界線CL2の方が光学ユニットの取り付け高さ分だけ低い位置に形成される。そのため、鉛直方向(上下方向)の照度断面が図15に示すように照度値が周辺部分よりも小さくなる極小点が生じてしまい、上下方向の照度分布に明暗の段差が生じる。
図16は路面照度分布を示すもので、図16(A)のように車両の前照灯からロービームの光を照射した場合、図16Bのように運転者からの距離が遠くなるほど路面照度が滑らかに減少する分布が理想的である。一方、上記のように光学ユニットが上下2段に配置された車両用灯具を前照灯として使用した場合、図16Cのように前方の一部において遠近両側よりも照度値が低くなる部分が発生する。そのため、路面に凹凸があるように見えてしまうという問題がある。
一方、光学的には、例えば灯具前方25m先の仮想鉛直スクリーンにおいて一点に焦点を結ぶように各光学ユニットを設定し、上記のような照度ムラを無くすようにすることもできるが、その場合、各光学ユニットの発光範囲の下側の部分から上向きの光が出ることになり、対向車に対して眩しさによる幻惑を招く恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、半導体発光素子を光源として用いた複数の光学ユニットにより構成される車両用灯具において、照度ムラを低減することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る車両用灯具は、半導体発光素子を光源とする複数の光学ユニットを備え、各光学ユニットから出射される光により形成される各光学ユニットごとの配光パターンを重ね合わせることによってロービーム用の配光パターンを形成する車両用灯具において、前記複数の光学ユニットは、光学ユニットから光が出射される範囲を示す発光範囲が鉛直方向に重ならないように車幅方向に配列されるとともに、車両用灯具の正面視において異なる高さに配置され、前記各光学ユニットの発光範囲は、最も高い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、最も低い位置に配置される光学ユニットの発光範囲とが鉛直方向に連続して形成されるように構成され、又は、最も高い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、最も低い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、それぞれの発光範囲の間の高さに位置する光学ユニットの発光範囲とにより、鉛直方向に連続した範囲を形成するように構成され、前記各光学ユニットからの配光パターンは、光学ユニットの異なる高さに応じて異なる高さに配置されるとともに、鉛直方向に連続して大きくなり、前記各光学ユニットの配光パターンは、光が照射される範囲と光が照射されない範囲の境界となる明暗境界線が形成される境界範囲であって最も上向きの出射角度で発光範囲から出射される光が照射される境界範囲と、境界範囲以外の光が照射される配光範囲とからなり、前記各光学ユニットの配光パターンにおける境界範囲が鉛直方向に連続した1つの範囲を形成することを特徴としている。
本発明によれば、複数の光学ユニットの発光範囲が鉛直方向(上下方向)に重ならないように配置されるため従来のように上下に光学ユニットを配置した場合の発光範囲の鉛直方向の隙間によって生じる照度ムラが発生しないようになる。また、光学ユニットの発光範囲が鉛直方向に連続した1つの範囲を形成するように配置されるため、各光学ユニットから出射される光を鉛直方向に繋げることができる。特に各光学ユニットにより形成されるロービーム用の配光パターンの明暗境界線のボケの範囲を繋げることができるため、照度ムラが生じず、また、明暗境界線付近に光を集めることができるため、遠方視認性を向上することができる。
本発明によれば、半導体発光素子を光源として用いた複数の光学ユニットにより構成される車両用灯具において、照度ムラを低減することができる。
本願発明が適用されるロービーム用の車両用前照灯の第1の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図。 プロジェクタ型の光学ユニットを例示した縦断面図。 リフレクタ型の光学ユニットを例示した縦断面図。 図1の車両用前照灯により形成される配光パターンと鉛直方向の照度分布を示した図。 1つの光学ユニットにより形成される配光パターンを例示した図。 本願発明が適用されるロービーム用の車両用前照灯の第2の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図。 図6の車両用前照灯により形成される配光パターンと鉛直方向の照度分布を示した図。 本願発明が適用されるロービーム用の車両用前照灯の第3の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図。 図8の車両用前照灯により形成される配光パターンと鉛直方向の照度分布を示した図。 車両用前照灯の第3の実施の形態の変形例を示した正面図。 従来における車両用前照灯の構成を示した正面図。 従来における車両用前照灯の構成を示した縦断面図。 従来における車両用前照灯の構成を示した縦断面図。 図11乃至図13に示した車両用前照灯により形成される配光パターンを示した図。 図14の配光パターンにおける鉛直方向の照度分布を示した図。 従来における車両用前照灯による路面照度分布と理想の路面照度分布とを比較して示した図。 本発明が適用可能な配光パターンであって、一般的なロービーム用の配光パターンを示した図。 各光学ユニットから出射される光線のうち配光パターンの上端を形成する光線が、同一位置の路面を照射する出射角度となるように設定する場合の説明に使用した説明図。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る車両用灯具を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されたロービーム用の車両用前照灯の第1の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図である。同図の車両用前照灯10は、例えば、車両前端部右側(すなわち、左車線走行における対向車線側)に設けられる灯具であり、半導体発光素子(LED)を光源とする光学ユニット12A、12B、12C、12Dが車幅方向(左右水平方向)に同じ高さで横一列に配置されている。
各光学ユニット12A〜12Dを示した四角範囲は、各光学ユニット12A〜12Dから光が出射される範囲(発光範囲と称す)を簡易的に示したものであり、本実施の形態では、全ての光学ユニット12〜12Dの発光範囲の形状、大きさは等しいものとしている。
また、各光学ユニット12A〜12Dの種類は、特に限定されないが、例えば、図11、図12に示したようなプロジェクト型の光学ユニット110やリフレクタ型(パラボラ型)の光学ユニット112を採用することが可能である。ここで、プロジェクト型の光学ユニットとリフレクタ型の光学ユニットについて説明する。
図2は、図11、図12に示した光学ユニット110と同一のプロジェクト型の光学ユニットであり、図11、図12と同一部材には同一符号を付している。この光学ユニット110は、支持ブラケット120に支持されており、車両前後方向(灯具前後方向)に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ132と、この投影レンズ132の後方の光軸Ax上に配置された半導体発光素子130と、この半導体発光素子130を上方側から覆うように配置されたリフレクタ134と、半導体発光素子130と投影レンズ132との間に配置された光制御部材136とを備えている。
半導体発光素子130は、0.3〜1mm四方程度の大きさの発光チップ130aを有する白色発光ダイオードであって、その発光チップ130aが光軸Ax上において鉛直上向きになるように配置されている。尚、白色発光ダイオードの代わりにレーザーダイオード(LD)を使用することも可能である。
投影レンズ132は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズで構成されており、その焦点距離f1は比較的短い値に設定されている。
リフレクタ134は、半導体発光素子130からの光を前方に向けて反射させて投影レンズ132の後方側焦点F近傍に略収束させるように構成されている。具体的には、このリフレクタ134の反射面134aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そして、この反射面134aは、半導体発光素子130からの光を後方側焦点Fのやや前方位置に略収束させるようになっている。
光制御部材136は、光制御部136Aと、この光制御部136Aの前端部から前方へ延長形成されたレンズホルダ部136Bとから構成されている。光制御部136Aの上面136aは、投影レンズ132の後方側焦点Fから後方に延びており、この上面136aの前端縁136a1は、投影レンズ132の後方側焦点Fの焦点面に沿って略円弧状に形成されている。この上面136aにはアルミニウム蒸着等による反射面処理が施されており、これにより該上面136aは反射面として構成されている。そして、この光制御部136Aは、上面136aにおいてリフレクタ134の反射面134aからの反射光の一部の直進を阻止してこれを上向きに反射させるようになっている。
レンズホルダ部136Bは、光制御部136Aの前端部から下方へ湾曲するようにして前方へ延びており、その前端部において投影レンズ132を支持するようになっている。
この光学ユニット110によれば、半導体発光素子130から出射され、リフレクタ134で反射して投影レンズ132の後方側焦点Fを通過する光線は投影レンズ132により略平行な光線を形成して前方に出射される。また、投影レンズ132の後方側焦点Fを通過しない光線は、少なくとも後方側焦点Fより上側を通過し、後方側焦点Fを通過する光線よりも前方下向きの角度で投影レンズ132から出射され、後方側焦点Fを通過する光線よりも上向きの光が光学ユニット110から出射されないようになっている。
図3は、図11、図12に示した光学ユニット112と同一のリフレクタ型の光学ユニットであり、図11、図12と同一部材には同一符号を付している。この光学ユニット112は、支持ブラケット120に支持されており、車幅方向(左右水平方向)に所定間隔をおいて配列された3つの半導体発光素子150、150、150(図11参照)と、半導体発光素子150の下方側に配置されたリフレクタ152とを備えている。
リフレクタ152は、車幅方向に延びる焦線FLを有する放物性柱状曲面からなる反射面152aを有しており、この反射面152aの両側には1対の側面壁が形成されている。焦線FLは、光学ユニット112の中心軸Ax1と直交する方向に延びるように設定されており、中心軸Ax1は、リフレクタ152の反射面152aにおける放物柱状曲面の鉛直断面を構成する放物線の軸となっている。1対の側壁面は中心軸Ax1に関して左右対称形状で前方に向けて拡がる鉛直壁として形成されている。
3つの半導体発光素子150、150、150は、焦線FLに沿って所定間隔をおいて配置されており、中央に位置する半導体発光素子150は、中心軸Ax1に位置し、その両側に位置する半導体発光素子150は、中心軸Ax1に関して対称な位置に配置されている。これらの半導体発光素子150、150、150は、いずれも0.3〜1mm四方程度の大きさの発光チップ150aを有する白色発光ダイオードであって、その発光チップ150aが焦線FL状において鉛直下向きになるように配置されている。尚、白色発光ダイオードの代わりにレーザーダイオード(LD)を使用することも可能である。
この光学ユニット112によれば、3つの半導体発光素子150、150、150から出射された光がリフレクタ152によって平行光として反射され、光学ユニット112の前方に向けて出射される。また、リフレクタ152の反射面152aがやや下向きの放物柱曲面で構成されており、上下方向に関してはやや下向きの平行光として、左右方向に関しては中心軸Ax1を中心にして左右両側に大きく拡散した光として光学ユニット112から出射されるようになっている。
尚、本願発明は、図1の光学ユニット12A〜12Dとして、図2、図3に示したプロジェクタ型、リフレクタ型の光学ユニットに限らず、説明を省略するライトガイド型の光学ユニット等の他の種類の光学ユニットを採用することができ、半導体発光素子を光源とした任意の種類、構成の光学ユニットを採用することができる。また、全ての光学ユニットが同一種類、同一構成のものでなくてもよい。
図4(A)は、図1の車両用前照灯10から照射される光により、灯具前方の所定距離(たとえば25m)の位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを示した図である。車両用前照灯10の各光学ユニット12A〜12Dからは、灯具前後方向に関して少なくともロービーム用の配光として法規で定められている出射角度以下の光が出射されるようになっている。たとえば、水平方向に対して下向き0.57度以下の光が出射され、各光学ユニット12A〜12Dにおいて、各々から出射される光線のうち上端を形成する光線の出射角度がいずれも下向き0.57度となるように設定されている。
なお、以下の本実施の形態において、配光パターンは、例えば図4(A)に示すように上方の明暗境界線が水平線にほぼ平行なものを便宜的に用いているが、本発明で形成する配光パターンはこれに限られない。すなわち、本発明は、図17に示すような一般的なロービーム用の配光パターンにも適用可能である。
このとき各光学ユニット12A、12B、12C、12Dに対応した配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDが、車両用前照灯10の高さを示す水平ラインHよりも低い位置に形成され、それらの配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDを合成したものが車両用前照灯10全体の配光パターンとして得られるようになっている。
ここで、各光学ユニット12A〜12Dにより形成される配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDの例として図5において光学ユニット12Aにより得られる配光パターンPLAのみを示す。同図に示すように配光パターンPLAは、上端縁において光が照射される範囲と光が照射されない範囲の境界となる明暗境界線が形成される境界範囲PLAaと、境界範囲PLAa以外の光が照射される配光範囲PLAbとから形成される。
境界範囲PLAaは、明暗境界線が明瞭ではない(いわゆるボケた)状態で投影された範囲に相当しており、光学ユニット12Aから出射される光のうち、最も上向きの角度で発光範囲から出射される平行光が照射される範囲であり、鉛直方向に関して光学ユニット12Aの発光範囲と同一の高さを有している。この境界範囲PLAaでは、境界範囲PLAaの上端縁から境界範囲PLAaの下端縁まで照度値が徐々に増加する分布を示す。
一方、配光範囲PLAbは、光学ユニット12Aの設計によって自由にその配光パターン(形状、大きさ、照度)を制御できる範囲である。
他の光学ユニット12B、12C、12Dにより形成される配光パターンPLB、PLC、PLDについても上記配光パターンPLAと同様に各々、図4(A)に示すように光学ユニット12B、12C、12Dの発光範囲の上下方向の高さと同一の高さを有する境界範囲PLBa、PLCa、PLDaと、自由に配光パターンを制御できる配光範囲PLBb、PLCb、PLDbとから形成されている。
そして、図1に示した光学ユニット12A〜12Dの配置の場合、各光学ユニット12A〜12Dの発光範囲の高さが一致しており、また、各光学ユニット12A〜12Dから出射される上端の光線(配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDの上端縁を形成する光線)の出射角度が一致しているため、それらの境界範囲PLAa、PLBa、PLCa、PLDaが鉛直方向の同じ位置で重ね合わされるようになっている。
これにより得られる車両用前照灯10全体の配光パターンは、車両用前照灯10の左右中心位置を示すVライン上において、図4(B)の照度断面図のような照度分布を示す。これによれば、上下の周辺部よりも照度値が低くなる極小値は存在せず、照度ムラ(配光ムラ)が生じていない理想的な配光パターンが形成されている。すなわち、各光学ユニット12A、12B、12C、12Dにより形成される配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDの明暗境界線のボケの範囲となる境界範囲PLAa、PLBa、PLCa、PLDaが重ね合わせられるため、照度ムラが発生せず、また、車両用前照灯10全体としての配光パターンの明暗境界線のボケの範囲も最小にすることができる。
尚、各光学ユニット12A〜12Dが受け持つ配光範囲は、上記の場合と異なっていてもよいし、各光学ユニット12A〜12Dにより形成される配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDは上記実施の形態で示したものでなくてもよい。また、いずれかの光学ユニットの配光範囲が水平方向に関して正面以外の角度方向となるようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、車両用前照灯10が4つの光学ユニット12A〜12Dを有し、各光学ユニット12A〜12Dの発光範囲が同一の形状及び大きさの場合について説明したが、車両用前照灯10の光学ユニットの数が4以外の複数の場合や、各光学ユニットの発光範囲が同一でない場合の構成を含めて第1の実施の形態は以下の条件(第1の実施の形態の条件)を満たすように各光学ユニットの発光範囲が配置されたものである。すなわち、車両用前照灯10に配置される複数(任意の数)の光学ユニットの発光範囲のうち、鉛直方向に最も高さの大きい発光範囲が配置される鉛直方向の位置範囲(高さ範囲)内に他の光学ユニットの発光範囲が配置されるように構成する。たとえば、各光学ユニットの発光範囲の上端、下端、又は、中心位置が同じ高さとなるように配置することが考えられる。
次に、本願発明が適用されたロービーム用の車両用前照灯の第2の実施の形態について説明する。図6は、車両用前照灯の第2の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図である。同図の車両用前照灯20は、図1の車両用前照灯10と同等の光学ユニット12A〜12Dにより構成される一方、それらの光学ユニット12A〜12Dの配置が図1の車両用前照灯10と異なり、異なる高さに配置されている。すなわち、左端の光学ユニット12Aが最も高い位置に配置され、右端の光学ユニットDまで順に左側の光学ユニットより低い位置に配置されている。
また、最も高い位置に配置される光学ユニット12Aの発光範囲の下端縁の位置と最も低い位置に配置される光学ユニット12Dの発光範囲の上端縁との高さが一致するように配置されており、光学ユニット12B、12Cの発光範囲が、光学ユニット12Aの発光範囲の上端縁と、光学ユニット12Dの発光範囲の下端縁との間の範囲内となるように配置されている。
図7(A)は、図6の車両用前照灯20から照射される光により、灯具前方の所定距離(たとえば25m)の位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを示した図である。車両用前照灯20の各光学ユニット12A〜12Dからは、灯具前後方向に関して少なくともロービーム用の配光として法規で定められている出射角度以下の光が出射されるようになっている。たとえば、水平方向に対して下向き0.57度以下の光が出射され、各光学ユニット12A〜12Dにおいて、各々から出射される光線のうち上端を形成する光線の出射角度がいずれも下向き0.57度となるように設定されている。
このとき各光学ユニット12A、12B、12C、12Dに対応して、図4(A)に示した配光パターンと同様の配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDが、車両用前照灯20の高さを示す水平ラインHよりも低い位置に形成されるとともに、光学ユニット12A、12B、12C、12Dの発光範囲の高さの違いに対応して、配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDも光学ユニット12A、12B、12C、12Dの発光範囲の高さの相違分だけ異なる高さに形成される。
また、光学ユニット12Aにより形成される配光パターンPLAの境界範囲PLAaの下端縁と、光学ユニット12Dにより形成される配光パターンPLDの境界範囲PLDaの上端縁とが同じ高さに形成され、境界範囲PLAaと境界範囲PLDaの範囲内に光学ユニット12B、12Cにより形成される配光パターンPLB、PLCの境界範囲PLBa、PLCaが形成される。
これにより得られる車両用前照灯20全体の配光パターンは、車両用前照灯20の左右中心位置を示すVライン上において、図7(B)の照度断面図のような照度分布を示す。これによれば、上下の周辺部よりも照度値が低くなる極小値は存在せず、照度ムラ(配光ムラ)が生じていない配光パターンが形成されている。
尚、各光学ユニット12A〜12Dが受け持つ配光範囲は、上記の場合と異なっていてもよいし、各光学ユニット12A〜12Dにより形成される配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDは上記実施の形態で示したものでなくてもよい。また、いずれかの光学ユニットの配光範囲が水平方向に関して正面以外の角度方向となるようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、車両用前照灯20が4つの光学ユニット12A〜12Dを有し、各光学ユニット12A〜12Dの発光範囲が同一の形状及び大きさの場合について説明したが、車両用前照灯20の光学ユニットの数が4以外の複数の場合や、各光学ユニットの発光範囲が同一でない場合の構成を含めて第2の実施の形態は以下の条件(第2の実施の形態の条件)を満たすように各光学ユニットの発光範囲が配置されたものである。すなわち、車両用前照灯10に配置される複数(任意の数)の光学ユニットの発光範囲のうち、上端が最も高い位置に配置される発光範囲(最上端の発光範囲)と、下端が最も低い位置に配置される発光範囲(最下端の発光範囲)が、鉛直方向に連続した範囲を形成するように配置され、他の光学ユニットの発光範囲がその連続した範囲内に配置されるように構成する。この条件のうち第1の実施の形態の条件を満たす範囲を除いた範囲が第2の実施の形態の条件となる。尚、最上端の発光範囲の下端の位置が、最下端の発光範囲の上端の位置よりも低い位置となる場合、又は、それらの位置が一致する場合には、それらの発光範囲が鉛直方向に連続した範囲を形成しているものとする。
第2の実施の形態の条件を満たすように複数の光学ユニットの発光範囲を配置した場合、第1の実施の形態に比べると車両用前照灯20全体の配光パターンにおける明暗境界線のボケの範囲が大きくなるが、各光学ユニットによる配光パターンのボケの範囲が重ね合わせられるため、照度ムラが発生しない。
次に、本願発明が適用されたロービーム用の車両用前照灯の第3の実施の形態について説明する。図8は、車両用前照灯の第3の実施の形態における光学ユニットの配置を示した正面図である。同図の車両用前照灯30は、図1、図6の車両用前照灯10、20と同等の光学ユニット12A〜12Dにより構成され、それらの光学ユニット12A〜12Dの配置が図6の車両用前照灯20と同様に異なる高さに配置されている。すなわち、左端の光学ユニット12Aが最も高い位置に配置され、右端の光学ユニット12Dまで順に左側の光学ユニットより低い位置に配置されている。
一方、図6の車両用前照灯20とは光学ユニット12A〜12Dの配置の条件が異なり、最も高い位置に配置される光学ユニット12Aの発光範囲と、最も低い位置に配置される光学ユニット12Dの発光範囲とが鉛直方向に関して連続していない。
しかしながら、光学ユニット12A〜12Dの発光範囲が、鉛直方向に関して連続するように配置されており、光学ユニット12Aの発光範囲の下端縁と、光学ユニット12Bの発光範囲の上端縁の高さが一致し、光学ユニット12Bの発光範囲の下端縁と、光学ユニット12Cの発光範囲の上端縁の高さが一致し、光学ユニット12Cの発光範囲の下端縁と、光学ユニット12Dの発光範囲の上端縁の高さが一致している。
図9(A)は、図8の車両用前照灯30から照射される光により、灯具前方の所定距離(たとえば25m)の位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを示した図である。車両用前照灯30の各光学ユニット12A〜12Dからは、灯具上下方向に関して少なくともロービーム用の配光として法規で定められている出射角度以下の光が出射されるようになっている。たとえば、水平方向に対して下向き0.57度以下の光が出射され、各光学ユニット12A〜12Dにおいて、各々から出射される光線のうち上端を形成する光線の出射角度がいずれも下向き0.57度となるように設定されている。
このとき各光学ユニット12A、12B、12C、12Dに対応して、図4Aに示した配光パターンと同様の配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDが、車両用前照灯30の高さを示す水平ラインHよりも低い位置に形成されるとともに、光学ユニット12A、12B、12C、12Dの発光範囲の高さの違いに対応して、配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDも光学ユニット12A、12B、12C、12Dの発光範囲の高さの相違分だけ異なる高さに形成される。
また、配光パターンPLAの境界範囲PLAaの下端縁と、配光パターンPLBの境界範囲PLBaの上端縁とが同じ高さに形成され、配光パターンPLBの境界範囲PLBaの下端縁と、配光パターンPLCの境界範囲PLCaの上端縁とが同じ高さに形成され、配光パターンPLCの境界範囲PLCaの下端縁と、配光パターンPLDの境界範囲PLDaの上端縁とが同じ高さに形成される。
これにより得られる車両用前照灯20全体の配光パターンは、車両用前照灯30の左右中心位置を示すVライン上において、図9(B)の照度断面図のような照度分布を示す。これによれば、照度値にうねりが生じるが、上下の周辺部よりも照度値が低くなる極小値は存在せず、照度ムラ(配光ムラ)が生じていない配光パターンが形成されている。
尚、各光学ユニット12A〜12Dが受け持つ配光範囲は、上記の場合と異なっていてもよいし、各光学ユニット12A〜12Dにより形成される配光パターンPLA、PLB、PLC、PLDは上記実施の形態で示したものでなくてもよい。また、いずれかの光学ユニットの配光範囲が水平方向に関して正面以外の角度方向となるようにしてもよい。
また、上記第3の実施の形態では、車両用前照灯20が4つの光学ユニット12A〜12Dを有し、各光学ユニット12A〜12Dの発光範囲が同一の形状及び大きさの場合について説明したが、車両用前照灯20の光学ユニットの数が4以外の複数の場合や、各光学ユニットの発光範囲が同一でない場合の構成を含めて第3の実施の形態は以下の条件(第3の実施の形態の条件)を満たすように各光学ユニットの発光範囲が配置されたものである。すなわち、車両用前照灯10に配置される複数(任意の数)の光学ユニットの発光範囲が、鉛直方向に連続する1つの範囲を形成するように配置される。ただし、この条件のうち第2の実施の形態の条件を満たす範囲を除いた範囲が第3の実施の形態の条件となる。たとえば、図10の車両用前照灯40に示すように4つの光学ユニット12A〜12Dの発光範囲の鉛直方向の幅が異なる場合であっても、それらの発光範囲を鉛直方向に連続する1つの範囲を形成するように配置することによって照度ムラを生じさせないようにすることができる。
この第3の実施の形態の条件を満たすように複数の光学ユニットの発光範囲を配置した場合、第1及び第2の実施の形態に比べると車両用前照灯30(又は車両用前照灯40)全体の配光パターンにおける明暗境界線のボケの範囲が大きくなるが、各光学ユニットによる配光パターンのボケの範囲が鉛直方向に離間することがないため、照度ムラが発生しない。
以上、上記実施の形態で説明した車両用前照灯の構成は、二輪車、四輪車、電車等の任意の種類の車両の前照灯の構成として適用することができ、また、前照灯に限らず、フォグランプ等の任意の種類の車両用灯具の構成としても適用できる。
また、上記実施の形態では、車両用灯具として配置される複数の光学ユニットの各々から出射される光線のうち配光パターン(各光学ユニットが形成する配光パターン)の上端を形成する光線(最も上向きの光線)が全て同一の出射角度であるものとしたが、これに限らず、各光学ユニットから出射される光線のうち配光パターンの上端を形成する光線が、任意の距離、たとえば、灯具前方50〜80m程度の所定距離に位置する路面を照射する出射角度となるように各光学ユニットの発光範囲が配置される路面からの高さに基づいて各光学ユニットごとに配光パターンの上端を形成する光線の出射角度を設定するようにしてもよい。すなわち、図18に示すように、配光パターンの上端への寄与が最も高い光学ユニットの発光範囲が配置される高さをa(m)とし、その光学ユニットにおいて配光パターンの上端を形成する光線が路面を照射する位置までの距離をI(m)、その光線の出射角度をmとすると、発光範囲が配置される高さb(m)の光学ユニットにおいて配光パターンの上端を形成する光線の出射角度xが、次式、
x=m−arctan{(a−b)/I}
により求められる角度(水平方向に対する下向き角度)となるように設定するようにし、各光学ユニットにより形成される配光パターンの明暗境界線のボケの範囲が灯具前方の距離Iの路面上で重なり合うようにしてもよい。
10、20、30…車両用前照灯、12A、12B、12C、12D、110、112…光学ユニット、130、150…半導体発光素子、132…投影レンズ、134、152…リフレクタ、136…光制御部材、PLA、PLB、PLC、PLD…配光パターン、PLAa、PLBa、PLCa、PLDa…境界範囲、PLAb、PLBb、PLCb、PLDb…配光範囲

Claims (1)

  1. 半導体発光素子を光源とする複数の光学ユニットを備え、各光学ユニットから出射される光により形成される各光学ユニットごとの配光パターンを重ね合わせることによってロービーム用の配光パターンを形成する車両用灯具において、
    前記複数の光学ユニットは、光学ユニットから光が出射される範囲を示す発光範囲が鉛直方向に重ならないように車幅方向に配列されるとともに、車両用灯具の正面視において異なる高さに配置され、
    前記各光学ユニットの発光範囲は、最も高い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、最も低い位置に配置される光学ユニットの発光範囲とが鉛直方向に連続して形成されるように構成され、又は、最も高い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、最も低い位置に配置される光学ユニットの発光範囲と、それぞれの発光範囲の間の高さに位置する光学ユニットの発光範囲とにより、鉛直方向に連続した範囲を形成するように構成され、
    前記各光学ユニットからの配光パターンは、光学ユニットの異なる高さに応じて異なる高さに配置されるとともに、鉛直方向に連続して大きくなり、
    前記各光学ユニットの配光パターンは、光が照射される範囲と光が照射されない範囲の境界となる明暗境界線が形成される境界範囲であって最も上向きの出射角度で発光範囲から出射される光が照射される境界範囲と、境界範囲以外の光が照射される配光範囲とからなり、
    前記各光学ユニットの配光パターンにおける境界範囲が鉛直方向に連続した1つの範囲を形成することを特徴とする車両用灯具。
JP2009134163A 2009-06-03 2009-06-03 車両用灯具 Active JP5381351B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009134163A JP5381351B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 車両用灯具
US12/793,317 US8469568B2 (en) 2009-06-03 2010-06-03 Vehicle light

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009134163A JP5381351B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010282790A JP2010282790A (ja) 2010-12-16
JP5381351B2 true JP5381351B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=43300625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009134163A Active JP5381351B2 (ja) 2009-06-03 2009-06-03 車両用灯具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8469568B2 (ja)
JP (1) JP5381351B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2956468B1 (fr) * 2010-02-15 2015-07-10 Valeo Vision Dispositif optique, notamment pour vehicule automobile
AT510437B1 (de) * 2011-02-16 2012-04-15 Zizala Lichtsysteme Gmbh Led-lichtmodul und fahrzeugscheinwerfer
JP5784939B2 (ja) 2011-03-17 2015-09-24 スタンレー電気株式会社 発光素子、発光素子モジュールおよび車両用灯具
US8740424B2 (en) * 2011-05-20 2014-06-03 Goodrich Lighting Systems Gmbh Light for an aircraft
JP5818134B2 (ja) * 2011-05-24 2015-11-18 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯
FR3044982B1 (fr) * 2015-12-11 2018-01-05 Psa Automobiles Sa. Paire de blocs optiques arriere de signalisation pour vehicule automobile

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11273407A (ja) 1998-03-23 1999-10-08 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP4080780B2 (ja) * 2002-04-23 2008-04-23 株式会社小糸製作所 光源ユニット
JP4245968B2 (ja) * 2003-04-23 2009-04-02 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
JP4402425B2 (ja) * 2003-10-24 2010-01-20 スタンレー電気株式会社 車両前照灯
JP4115921B2 (ja) * 2003-11-04 2008-07-09 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
JP4391870B2 (ja) * 2004-04-02 2009-12-24 株式会社小糸製作所 車両用照明灯具
JP4579094B2 (ja) 2005-08-23 2010-11-10 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
JP4798784B2 (ja) 2006-09-25 2011-10-19 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP4953922B2 (ja) * 2007-05-30 2012-06-13 株式会社小糸製作所 車両用前照灯

Also Published As

Publication number Publication date
US20100309681A1 (en) 2010-12-09
US8469568B2 (en) 2013-06-25
JP2010282790A (ja) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4391870B2 (ja) 車両用照明灯具
JP6246007B2 (ja) 車両用灯具
KR100570480B1 (ko) 차량용 전조등
KR100570481B1 (ko) 차량용 전조등
JP4083516B2 (ja) 車両用前照灯
JP5752982B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4781951B2 (ja) 車両用灯具ユニット及び車両用灯具
JP5281359B2 (ja) 車両用灯具ユニット及び車両用灯具
JP5800161B2 (ja) Ledランプモジュール
JP5714346B2 (ja) 車両用前照灯
JP5574411B2 (ja) 車両用灯具ユニット
JP2010212148A (ja) 車両用前照灯
JP2004342574A (ja) 車両用灯具
JP2005141919A (ja) 車両用前照灯
CN112747287B (zh) 产生弓形光分布的照明装置
JP5381351B2 (ja) 車両用灯具
CN104344311A (zh) 车辆用灯具
CN113167452A (zh) 车辆用导光体以及车辆用灯具
JP5097653B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2008084862A (ja) 最適な光分布を有する自動車前照灯
JP6248525B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4234074B2 (ja) 車両用照明灯具
JP5344957B2 (ja) 車両用前照灯
JP5982986B2 (ja) 車両用前照灯
JP4633617B2 (ja) 車両用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5381351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250