JP4115921B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本願発明は、半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯に関するものである。
一般に車両用前照灯は、上端縁にカットオフラインを有するロービーム用配光パターンを形成し得る構成となっており、これにより対向車ドライバ等にグレアを与えないようにしつつ、自車ドライバの前方視認性をできるだけ確保するように構成されている。
その際「特許文献1」には、半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯が記載されている。
また「特許文献2」および「特許文献3」には、水平方向に直線状に配列された複数の半導体発光素子からの光を、放物柱状曲面からなる反射面を有するリフレクタによって灯具前方へ反射させるように構成された、いわゆる放物柱型の車両用灯具が記載されている。
特開2003−123517号公報 特開2003−31007号公報 特開2003−31011号公報
上記「特許文献1」に記載された灯具構成を採用することにより、車両用前照灯の薄型化を図ることが可能となる。その際、灯具ユニットとして、上記「特許文献2」や「特許文献3」に記載された放物柱型の車両用灯具を採用すれば、横長の配光パターンを形成することが可能となり、これによりロービーム用配光パターンの広拡散領域を形成することが可能となる。
しかしながら、多くの車両用前照灯は、その表面形状が車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方へ回り込むように形成されているので、上記「特許文献1」に記載された車両用前照灯のように、複数の灯具ユニットが単に車両正面方向へ向けて配置されているだけの灯具構成において、上記「特許文献2」や「特許文献3」に記載された放物柱型の車両用灯具を灯具ユニットとして採用した場合には、次のような問題がある。
すなわち、後方へ回り込んだ表面形状を有する車両用前照灯において、放物柱型の灯具ユニットが車両正面方向へ向けて配置されていると、そのリフレクタからの拡散反射光の一部が他の灯具構成部材に遮蔽されてしまい、横長の配光パターンを形成することができなくなってしまう、という問題がある。
また、放物柱型の灯具ユニットは、全体的に角張った外形形状を有しているので、この灯具ユニットが、後方へ回り込んだ表面形状を有する車両用前照灯において車両正面方向へ向けて配置されていると、この灯具ユニットを配置するために大きな奥行きスペースが必要となる。このため、半導体発光素子を光源として採用したことにより灯具薄型化を図ることができるという効果が減殺されてしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、その表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、灯具薄型化を図った上で横長の配光パターンを形成することができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
本願発明は、複数の灯具ユニットの一部として放物柱型の灯具ユニットを採用した上で、その配置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、
半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
上記複数の灯具ユニットとして、車両正面方向へ向けて配置された少なくとも1つの正面照射用灯具ユニットと、車両正面方向に対して所定角度車幅方向外側へ向けて配置された少なくとも1つの側方照射用灯具ユニットとを備えてなり、
上記各側方照射用灯具ユニットが、水平方向に延びる焦線を有する放物柱状曲面からなる反射面を有するリフレクタと、上記焦線上に配置された少なくとも1つの半導体発光素子からなる光源とを備え、この光源からの光を上記リフレクタにより水平方向に拡散反射させるように構成されている、ことを特徴とするものである。
上記「正面照射用灯具ユニット」および「側方照射用灯具ユニット」の具体的な個数および配置は特に限定されるものではない。
上記「半導体発光素子」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「正面照射用灯具ユニット」は、半導体発光素子を光源とするものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
上記「側方照射用灯具ユニット」は、水平方向に延びる焦線を有する放物柱状曲面からなる反射面を有するリフレクタにより、光源からの光を水平方向に拡散反射させるように構成されたものであれば、その光源を構成する半導体発光素子の個数やリフレクタの具体的構成は特に限定されるものではない。また、この「側方照射用灯具ユニット」の車幅方向外側への具体的な傾斜角度は特に限定されるものではないが、例えば10〜40°程度の角度範囲内の値に設定することが可能である。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成されており、その複数の灯具ユニットとして少なくとも1つの正面照射用灯具ユニットのほかに少なくとも1つの側方照射用灯具ユニットを備えているが、これら各側方照射用灯具ユニットは放物柱型の灯具ユニットで構成されているので、その照射光により横長の配光パターンを形成することができ、これによりロービーム用配光パターンの広拡散領域を容易に形成することができる。
その際、放物柱型の灯具ユニットは側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、車両用前照灯の表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、そのリフレクタからの拡散反射光の一部が他の灯具構成部材に遮蔽されてしまわないようにすることができる。
また、放物柱型の灯具ユニットは全体的に角張った外形形状を有しているが、側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、車両用前照灯の表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、この灯具ユニットを配置するための大きな奥行きスペースが不要となり、これにより半導体発光素子を光源として採用したことによる灯具薄型化の効果が減殺されてしまわないようにすることができる。
このように本願発明によれば、半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、その表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、灯具薄型化を図った上で横長の配光パターンを形成することができる。
また、本願発明に係る車両用前照灯においては、放物柱型の灯具ユニットが側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、この灯具ユニットからの光照射により形成される横長の配光パターンは、車両正面方向に対して車幅方向外側へずれた位置に形成されることとなる。したがって、車両が旋回走行する際、この横長の配光パターンにより旋回方向前方路面を十分に照射して、その視認性を高めることができる。
なお、一般に車両用前照灯は、車両前端部の左右両側に1対設けられるので、これら各灯具に対して本願発明の構成を適用すれば、左右いずれの方向へ旋回する場合においても、旋回方向前方路面を十分に照射して、その視認性を高めることができる。
上記構成において、各側方照射用灯具ユニットの光源を下向きに配置するとともに、そのリフレクタの反射面を光源の下方側に形成するようにすれば、車両用前照灯を斜め上方から観察したときに、側方照射用灯具ユニットの光源が直接見えてしまわないようにすることができる。そしてこれにより、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図ることができるとともに、間接照明効果による灯具の見映え向上を図ることができる。
また上記構成において、側方照射用灯具ユニットが互いに水平方向に隣接するようにして複数個配置される場合には、これら各側方照射用灯具ユニットの車幅方向外側への傾斜角度を、車幅方向外側に位置する灯具ユニットほど大きい値に設定するようにすれば、車両用前照灯の表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、その回り込みに沿わせるようにして各側方照射用灯具ユニットを配置することが可能となり、これにより灯具薄型化を維持することができる。しかも、このようにした場合には、各側方照射用灯具ユニットからの光照射によって形成される拡散配光パターンを水平方向に互いにずらすようにして形成することができ、これによりロービーム用配光パターンの広拡散領域を一層広げることができるとともに配光ムラの発生を効果的に抑制することができる。
上記構成において、各正面照射用灯具ユニットの具体的構成が特に限定されないことは上述したとおりであるが、これら各灯具ユニットを、投影レンズと、この投影レンズの後方において光源からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備えた構成とするとともに、このリフレクタの反射面を、該反射面で反射した光源からの光を投影レンズの後方側焦点近傍へ略収束させるように構成された、いわゆるプロジェクタ型の灯具ユニットとして構成すれば、光源からの光に対する光束利用率を十分に高めることが容易に可能となり、これにより正面照射用灯具ユニットの数を少なく抑えることができる。また、このように各正面照射用灯具ユニットを、全体的に丸みを帯びた外形形状を有するプロジェクタ型の灯具ユニットで構成することにより、車両用前照灯の表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、これによって正面照射用灯具ユニットを配置するために大きな奥行きスペースが必要とならないようにすることができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
まず、本願発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用前照灯を示す正面図であり、図2および3は、図1のII-II 線断面図およびIII-III 線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10Rは、車両前端部右側(すなわち対向車線側)に設けられる灯具であって、ランプボディ12とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、6つの灯具ユニット30、40、50A、50Bが3つずつ上下2段配置で収容された構成となっている。そして、この車両用前照灯10Rにおいては、これら6つの灯具ユニット30、40、50A、50Bからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するようになっている。
これら各灯具ユニット30、40、50A、50Bは、支持ブラケット22に固定された状態で、エイミング機構24を介してランプボディ12に上下方向および左右方向に傾動可能に支持されている。支持ブラケット22は、ダイカスト製であって、鉛直パネル部22Aと、この鉛直パネル部22Aから複数箇所において前方へ棚状に延びるユニット支持部22B、22Cとを備えてなっている。
透光カバー14は、その車幅方向内側から車幅方向外側へ向けて後方へ回り込むように形成されている。そして、上記灯室内には、透光カバー14に沿ってインナパネル16が設けられており、このインナパネル16における各灯具ユニット30、40、50A、50Bに対応する位置には、これらを囲む筒状開口部16a、16b、16c、16dが各々形成されている。なお、筒状開口部16cと筒状開口部16dとは、互いに連続するようにして形成されている。
6つの灯具ユニット30、40、50A、50Bのうち、上段の中央およびその車幅方向外側に位置する2つの灯具ユニット30および上下各段において車幅方向内側の端部に位置する2つの灯具ユニット40は、正面照射用灯具ユニットとして車両正面方向へ向けて配置されており、下段の残り2つの灯具ユニット50A、50Bは、側方照射用灯具ユニットとして車両正面方向に対して所定角度車幅方向外側へ向けて配置されている。
2つの側方照射用灯具ユニット50A、50Bの車幅方向外側への傾斜角度は、車幅方向外側に位置する灯具ユニット50Bの方が大きい値に設定されている。具体的には、灯具ユニット50Aの光軸Axの側方傾斜角度θaは15°程度、灯具ユニット50Bのユニット中心軸Ax1の側方傾斜角度θbは30°程度の値に設定されている。
なお、本実施形態に係る車両用前照灯10Rにおいては、正面照射用灯具ユニット30、40の光軸Axが車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きとなるように、エイミング機構24による光軸調整が行われるようになっている。
次に、各灯具ユニット30、40、50A、50Bの具体的構成について説明する。
まず、正面照射用灯具ユニット30、40の具体的構成について説明する。
図4および5は、2つの正面照射用灯具ユニット30のうちの1つを詳細に示す側断面図および平断面図である。
これらの図に示すように、この正面照射用灯具ユニット30は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ32と、この投影レンズ32の後方に配置された半導体発光素子34と、この半導体発光素子34を上方側から覆うように配置されたリフレクタ36と、半導体発光素子34と投影レンズ32との間に配置された光制御部材38とを備えてなっている。
投影レンズ32は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズで構成されており、その焦点距離f1は比較的短い値に設定されている。
半導体発光素子34は、0.3〜1mm四方程度の大きさの発光チップ34aを有する白色発光ダイオードであって、その発光チップ34aが光軸Ax上において鉛直上向きになるように配置された状態で、支持ブラケット22のユニット支持部22Bに固定されている。
リフレクタ36は、半導体発光素子34からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させて投影レンズ32の後方側焦点F近傍に略収束させるように構成されている。具体的には、このリフレクタ36の反射面36aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そして、この反射面36aは、半導体発光素子34からの光を後方側焦点Fのやや前方位置に略収束させるようになっている。このリフレクタ36は、その周縁下端部において支持ブラケット22のユニット支持部22Bに固定されている。
光制御部材38は、その上面38aが灯具正面視において略へ字状に形成された光制御部38Aと、この光制御部38Aの前端部から前方へ延長形成されたレンズホルダ部38Bとからなっている。
光制御部38Aの上面38aは、投影レンズ32の後方側焦点Fから後方へ延びており、光軸Axよりも左側(灯具正面視では右側)の領域が光軸Axから左方向へ水平に延びる平面で構成されており、光軸Axよりも右側の領域が光軸Axから右方向へ斜め下向き(例えば15°下向き)に延びる平面で構成されている。この上面38aの前端縁38a1は、投影レンズ32の後方側焦点Fの焦点面に沿って略円弧状に形成されている。この上面38aにはアルミニウム蒸着等による反射面処理が施されており、これにより該上面38aは反射面として構成されている。そして、この光制御部38Aは、上面38aにおいてリフレクタ36の反射面36aからの反射光の一部の直進を阻止してこれを上向きに反射させるようになっている。なお、この光制御部38Aは、その下面において支持ブラケット22のユニット支持部22Bに固定されている。
レンズホルダ部38Bは、光制御部38Aの前端部から下方へ湾曲するようにして前方へ延びており、その前端部において投影レンズ32を支持するようになっている。
図6および7は、残り2つの正面照射用灯具ユニット40のうちの1つを詳細に示す側断面図および平断面図である。
これらの図に示すように、この正面照射用灯具ユニット40も、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、その半導体発光素子44およびリフレクタ46の構成については、正面照射用灯具ユニット30の半導体発光素子34およびリフレクタ36と全く同様であり、投影レンズ42および光制御部材48についても、以下の点を除き、正面照射用灯具ユニット30の投影レンズ32および光制御部材38と全く同様である。
すなわち、投影レンズ42は、その焦点距離f2が、灯具ユニット30の投影レンズ32の焦点距離f1よりも大きい値に設定されている。これに対応して、光制御部材48は、そのレンズホルダ部48Bの前後長が、灯具ユニット30のレンズホルダ部38Bよりも大きい値に設定されている。
次に、側方照射用灯具ユニット50A、50Bの具体的構成について説明する。
図8および9は、車幅方向内側に位置する側方照射用灯具ユニット50Aを詳細に示す側断面図および平断面図である。
これらの図に示すように、この側方照射用灯具ユニット50Aは、放物柱型の灯具ユニットであって、光源を構成する3つの半導体発光素子52と、これら半導体発光素子52の下方側に配置されたリフレクタ54とを備えてなっている。
リフレクタ54は、水平方向に延びる焦線FLを有する放物柱状曲面からなる反射面54aを有しており、この反射面54aの両側には1対の側面壁54bが形成されている。その際、焦線FLは、側方照射用灯具ユニット50Aのユニット中心軸Ax1と直交する方向に延びるように設定されている。このユニット中心軸Ax1は、上記放物柱状曲面の鉛直断面を構成する放物線の軸であって、上述したように車両正面方向に対して側方傾斜角度θaだけ車幅方向外側へ傾斜した方向へ向けてやや下向きに延びるように設定されている。そして、1対の側面壁54bは、ユニット中心軸Ax1に関して左右対称形状で前方へ向けて拡がる鉛直壁として形成されている。
3つの半導体発光素子52は、焦線FLに沿って所定間隔をおいて配置された状態で、支持ブラケット22のユニット支持部22Cに固定されている。その際、中央に位置する半導体発光素子52は、ユニット中心軸Ax1上に位置しており、その両側に位置する半導体発光素子52は、ユニット中心軸Ax1に関して対称な位置に配置されている。これら各半導体発光素子52は、いずれも0.3〜1mm四方程度の大きさの発光チップ52aを有する白色発光ダイオードであって、その発光チップ52aが焦線FL上において鉛直下向きになるように配置されている。
そして、この側方照射用灯具ユニット50Aは、3つの半導体発光素子52からの光をリフレクタ54により車両正面方向に対して側方傾斜角度θaだけ車幅方向外側へ傾斜した方向へ向けて反射させるようになっている。その際、このリフレクタ54からの反射光は、その反射面54aがやや下向きの放物柱状曲面で構成されていることから、上下方向に関してはやや下向きの平行光となり、左右方向に関してはユニット中心軸Ax1を中心にして左右両側に大きく拡散する光となる。
一方、車幅方向外側に位置する側方照射用灯具ユニット50Bは、側方照射用灯具ユニット50Aとは異なる側方傾斜角度で配置されているが、その構成自体は側方照射用灯具ユニット50Aと全く同様である。そしてこれにより、この側方照射用灯具ユニット50Bは、3つの半導体発光素子52からの光をリフレクタ54により車両正面方向から側方傾斜角度θbだけ車幅方向外側へ傾斜した方向へ向けて反射させるようになっている。
図10は、本実施形態に係る車両用前照灯10Rから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図である。
同図に示すように、このロービーム用配光パターンPLは、左配光の配光パターンであって、上端縁に水平カットオフラインCL1とこの水平カットオフラインCL1から所定角度(例えば15°)で立ち上がる斜めカットオフラインCL2とを有しており、両カットオフラインCL1、CL2の交点であるエルボ点Eの位置は、灯具正面方向の消点であるH−Vの0.5〜0.6°程度下方の位置に設定されている。そして、このロービーム用配光パターンPLにおいては、エルボ点Eを囲むようにして高光度領域であるホットゾーンHZLが形成されている。また、このロービーム用配光パターンPLは、右側方へ延びる広拡散領域を有している。
このロービーム用配光パターンPLは、2つの正面照射用灯具ユニット30からの光照射によって形成される2つの配光パターンPL1と、2つの正面照射用灯具ユニット40からの光照射によって形成される2つの配光パターンPL2と、2つの側方照射用灯具ユニット50A、50Bからの光照射によって形成される2つの配光パターンPL3A、PL3Bとの合成配光パターンとして形成されるようになっている。
図11(a)に示すように、正面照射用灯具ユニット30からの光照射によって形成される配光パターンPL1においては、光制御部材38の上面38aの前端縁38a1の反転投影像として、水平および斜めカットオフラインCL1、CL2が形成されるようになっている。その際、光制御部材38の上面38aは反射面として構成されているので、図4において2点鎖線で示すようにリフレクタ36の反射面36aからの反射光のうち投影レンズ32から上向きに出射すべき光も、該上面38aの反射作用により、同図に実線で示すように投影レンズ32から下向きに出射する光として利用するようになっている。そしてこれにより、半導体発光素子34からの出射光の光束利用率を高めるとともに、ホットゾーンHZL1の形成を行うようになっている。
また、図11(b)に示すように、正面照射用灯具ユニット40からの光照射によって形成される配光パターンPL2においては、光制御部材48の上面48aの前端縁48a1の反転投影像として、水平および斜めカットオフラインCL1、CL2が形成されるようになっている。その際、光制御部材48の上面48aは反射面として構成されているので、図6において2点鎖線で示すようにリフレクタ46の反射面46aからの反射光のうち投影レンズ42から上向きに出射すべき光も、該上面48aの反射作用により、同図に実線で示すように投影レンズ42から下向きに出射する光として利用するようになっている。そしてこれにより、半導体発光素子44からの出射光の光束利用率を高めるとともに、ホットゾーンHZL2の形成を行うようになっている。
この配光パターンPL2は、投影レンズ42の焦点距離f2が投影レンズ32の焦点距離f1よりも大きい値に設定されていることから、配光パターンPL1に比して小さく明るいものとなっており、そのホットゾーンHZL2も配光パターンPL1のホットゾーンHZL1に比して小さく明るいものとなっている。
一方、図12(a)に示すように、側方照射用灯具ユニット50Aからの光照射によって形成される配光パターンPL3Aは、水平カットオフラインCL1の下方近傍において、ロービーム用配光パターンPLの中心位置からその右側端縁のやや右側方位置まで延びる横長の配光パターンとなっている。その際、この配光パターンPL3Aの右側方へのずれ量は、側方照射用灯具ユニット50Aの側方傾斜角度θaに対応したものとなっている。
なお、この配光パターンPL3Aが横長の配光パターンとして形成されるのは、リフレクタ54の反射面54aが放物柱状曲面で構成されていることによるものであり、また、この配光パターンPL3Aが水平カットオフラインCL1の下方近傍に形成されるのは、リフレクタ54がやや下向きに配置されていることによるものである。
また、図12(b)に示すように、側方照射用灯具ユニット50Bからの光照射によって形成される配光パターンPL3Bは、水平カットオフラインCL1の下方近傍において、配光パターンPL3Aと部分的に重複するようにしてロービーム用配光パターンPLの右側端縁から右側方へ延びる横長の配光パターンとなっている。その際、この配光パターンPL3Bの右側方へのずれ量は、側方照射用灯具ユニット50Bの側方傾斜角度θbに対応したものとなっている。
以上詳述したように、本実施形態においては、半導体発光素子を光源とする6つの灯具ユニット30、40、50A、50Bからの光照射により、ロービーム用配光パターンPLを形成するように構成されており、これら6つの灯具ユニットとして4つの正面照射用灯具ユニット30、40のほかに2つの側方照射用灯具ユニット50A、50Bを備えているが、これら各側方照射用灯具ユニット50A、50Bは放物柱型の灯具ユニットで構成されているので、その照射光により横長の配光パターンPL3A、PL3Bを形成することができ、これによりロービーム用配光パターンPLの広拡散領域を容易に形成することができる。
その際、放物柱型の灯具ユニット50A、50Bは側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、本実施形態のように車両用前照灯10Rの表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、そのリフレクタ54からの拡散反射光の一部が他の灯具構成部材に遮蔽されてしまわないようにすることができる。
また、これら放物柱型の灯具ユニット50A、50Bは全体的に角張った外形形状を有しているが、側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、本実施形態のように車両用前照灯10Rの表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、これら灯具ユニット50A、50Bを配置するための大きな奥行きスペースが不要となり、これにより半導体発光素子を光源として採用したことによる灯具薄型化の効果が減殺されてしまわないようにすることができる。
このように本実施形態によれば、車両用前照灯10Rの表面形状が後方へ回り込んでいるにもかかわらず、灯具薄型化を図った上で横長の配光パターンPL3A、PL3Bを形成することができる。
本実施形態に係る車両用前照灯10Rにおいては、放物柱型の灯具ユニット50A、50Bが側方照射用灯具ユニットとして構成されているので、これら灯具ユニット50A、50Bからの光照射により形成される横長の配光パターンPL3A、PL3Bは、車両正面方向に対して右側へずれた位置に形成されることとなる。したがって、車両が右方向へ旋回走行する際、これら横長の配光パターンPL3A、PL3Bにより旋回方向前方路面を十分に照射して、その視認性を高めることができる。
また、本実施形態に係る車両用前照灯10Rにおいては、各側方照射用灯具ユニット50A、50Bの光源を構成する3つの半導体発光素子52が下向きに配置されるとともに、そのリフレクタ54の反射面54aがこれら3つの半導体発光素子52の下方側に形成されているので、車両用前照灯10Rを斜め上方から観察したときに、透光カバー14を透して側方照射用灯具ユニット50A、50Bの光源52が直接見えてしまわないようにすることができる。そしてこれにより、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図ることができるとともに、間接照明効果による灯具の見映え向上を図ることができる。
しかも、このように各側方照射用灯具ユニット50A、50Bの光源が3つの半導体発光素子52で構成されているので、これら各側方照射用灯具ユニット50A、50Bからの光照射によって形成される配光パターンPL1、PL2を十分に明るいものとすることができる。そしてこれにより側方照射用灯具ユニットの数を少なく抑えることができる。
本実施形態に係る車両用前照灯10Rにおいては、2つの側方照射用灯具ユニット50A、50Bが互いに水平方向に隣接するように配置されているが、その車幅方向外側への傾斜角度が、車幅方向外側に位置する灯具ユニット50Bの方が車幅方向内側に位置する灯具ユニット50Aよりも大きい値に設定されているので、車両用前照灯10Rの表面形状の後方への回り込みに沿わせるようにして各側方照射用灯具ユニット50A、50Bを配置することができ、これにより灯具薄型化を維持することができる。しかも、このようにした場合には、各側方照射用灯具ユニット50A、50Bからの光照射によって形成される拡散配光パターンPL3A、PL3Bが水平方向に互いにずれるようにして形成されることとなるので、これによりロービーム用配光パターンPLの広拡散領域を一層広げることができるとともに配光ムラの発生を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係る車両用前照灯10Rにおいては、各正面照射用灯具ユニット30、40が、プロジェクタ型の灯具ユニットとして構成されているので、その光源を構成する半導体発光素子34、44からの光に対する光束利用率を十分に高めることが容易に可能となり、これにより正面照射用灯具ユニットの数を少なく抑えることができる。さらに、このように各正面照射用灯具ユニット30、40を全体的に丸みを帯びた外形形状を有するプロジェクタ型の灯具ユニットで構成することにより、本実施形態のように車両用前照灯10Rの表面形状が後方へ回り込んでいる場合においても、これによって正面照射用灯具ユニット30、40を配置するために大きな奥行きスペースが必要とならないようにすることができる。
しかもその際、正面照射用灯具ユニット30、40として、投影レンズ32、42の焦点距離F1、F2が異なる2種類の灯具ユニットが用いられているので、大きさの異なる2種類の配光パターンPL1、PL2を形成することができ、これによりロービーム用配光パターンPLを配光ムラの少ない滑らかな光度分布を有するものとすることができる。
次に、本願発明の第2実施形態について説明する。
図13は、本実施形態に係る車両用前照灯を示す正面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10Lは、車両前端部左側(すなわち路肩側)に設けられる灯具であって、その構成要素の多くは側方照射用灯具ユニット50A、50Bを含めて車両用前照灯10Rの構成要素と左右対称の位置関係で配置されているが、その正面照射用灯具ユニット30、40については車両用前照灯10Rの構成要素を平行移動させた位置関係で配置されている。
図14は、本実施形態に係る車両用前照灯10Lから前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図である。
このロービーム用配光パターンPLは、正面照射用灯具ユニット30、40からの光照射によって形成される配光パターンPL1、PL2については、図10に示すロービーム用配光パターンPLの場合と全く同様であるが、側方照射用灯具ユニット50A、50Bからの光照射によって形成される配光パターンPL3A、PL3Bについては、図10に示すロービーム用配光パターンPLに対して左右対称の位置関係となっている。
本実施形態においても、車両用前照灯10Lの表面形状が後方へ回り込んでいるにもかかわらず、灯具薄型化を図った上で横長の配光パターンPL3A、PL3Bを形成することができる。その際、これら配光パターンPL3A、PL3Bは、車両正面方向に対して左側へずれた位置に形成されるので、車両が左方向へ旋回走行する際、これら横長の配光パターンPL3A、PL3Bにより旋回方向前方路面を十分に照射して、その視認性を高めることができる。
そして、車両として、第1実施形態に係る車両用前照灯10Rと第2実施形態に係る車両用前照灯10Lとを備えた構成とすることにより、左右いずれの方向へ旋回する場合においても、旋回方向前方路面を十分に照射して、その視認性を高めることができる。
上記各実施形態においては、車幅方向内側に位置する側方照射用灯具ユニット50Aの側方傾斜角度θaが15°程度、車幅方向外側に位置する側方照射用灯具ユニット50Bの側方傾斜角度θbが30°程度に設定されているものとして説明したが、これ以外の値に設定してもよいことはもちろんである。
また、上記各実施形態においては、側方照射用灯具ユニットとして2つの側方照射用灯具ユニット50A、50Bを備えた構成となっているが、側方照射用灯具ユニットを1つだけあるいは3つ以上備えた構成としてもよい。
さらに、上記各実施形態においては、正面照射用灯具ユニット30、40が、プロジェクタ型の灯具ユニットで構成されているものとして説明したが、これ以外の灯具ユニット(例えば、パラボラ型あるいは直射型の灯具ユニット等)で構成することも可能である。
なお、上記各実施形態に係る車両用前照灯10L、10Rは、その灯室内にロービーム用配光パターンを形成するための灯具ユニット30、40、50A、50Bのみが収容された構成となっているが、ハイビーム用配光パターンを形成するための灯具ユニットについても上記灯室内に収容された構成とすることももちろん可能である。
本願発明の第1実施形態に係る車両用前照灯を示す正面図 図1のII-II 線断面図 図1のIII-III 線断面図 上記第1実施形態に係る車両用前照灯を構成する複数の正面照射用灯具ユニットのうちの1つを詳細に示す側断面図 図4に示す正面照射用灯具ユニットの平断面図 上記複数の正面照射用灯具ユニットのうちの他の1つを詳細に示す側断面図 図6に示す正面照射用灯具ユニットの平断面図 上記第1実施形態に係る車両用前照灯を構成する複数の側方照射用灯具ユニットのうちの1つを詳細に示す側断面図 図8に示す側方照射用灯具ユニットの平断面図 上記第1実施形態に係る車両用前照灯から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図 上記ロービーム用配光パターンの一部を構成する配光パターンを示す図であって、同図(a)は図4に示す正面照射用灯具ユニットからの光照射により形成される配光パターンを示す図、同図(b)は図6に示す正面照射用灯具ユニットからの光照射により形成される配光パターンを示す図 上記ロービーム用配光パターンの他の一部を構成する配光パターンを示す図であって、同図(a)は図8に示す側方照射用灯具ユニットからの光照射により形成される配光パターンを示す図、同図(b)は他の側方照射用灯具ユニットからの光照射により形成される配光パターンを示す図 本願発明の第2実施形態に係る車両用前照灯を示す正面図 上記第2実施形態に係る車両用前照灯から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図
符号の説明
10 車両用前照灯
12 ランプボディ
14 透光カバー
16 インナパネル
16a、16b、16c、16d 筒状開口部
20 第1の灯具ユニット
22 支持ブラケット
22A 鉛直パネル部
22B、22C ユニット支持部
24 エイミング機構
30、40 正面照射用灯具ユニット
32、42 投影レンズ
34、44 半導体発光素子
34a、44a 発光チップ
36、46 リフレクタ
36a、46a 反射面
38、48 光制御部材
38A、48A 光制御部
38B、48B レンズホルダ部
38a、48a 上面
38a1、48a1 前端縁
50A、50B 側方照射用灯具ユニット
52 半導体発光素子
52a 発光チップ
54 リフレクタ
54a 反射面
54b 側面壁
Ax 光軸
Ax1 ユニット中心軸
CL1 水平カットオフライン
CL2 斜めカットオフライン
E エルボ点
F 後方側焦点
FL 焦線
HZL、HZL1、HZL2 ホットゾーン
PL ロービーム用配光パターン
PL1、PL2、PL3A、PL3B 配光パターン
θL 、θR 側方傾斜角度

Claims (4)

  1. 半導体発光素子を光源とする複数の灯具ユニットからの光照射により、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
    上記複数の灯具ユニットが、車両正面方向へ向けて配置された少なくとも1つの正面照射用灯具ユニットと、車両正面方向に対して所定角度車幅方向外側へ向けて配置された少なくとも1つの側方照射用灯具ユニットとを備えてなり、
    上記各側方照射用灯具ユニットが、水平方向に延びる焦線を有する放物柱状曲面からなる反射面を有するリフレクタと、上記焦線上に配置された少なくとも1つの半導体発光素子からなる光源とを備え、この光源からの光を上記リフレクタにより水平方向に拡散反射させるように構成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 上記各側方照射用灯具ユニットの光源が下向きに配置されるとともに、該灯具ユニットのリフレクタの反射面が上記光源の下方側に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 上記側方照射用灯具ユニットが、互いに水平方向に隣接するようにして複数個配置されており、
    これら各側方照射用灯具ユニットの車幅方向外側への傾斜角度が、車幅方向外側に位置する灯具ユニットほど大きい値に設定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯。
  4. 上記各正面照射用灯具ユニットが、投影レンズと、この投影レンズの後方において光源からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備え、このリフレクタの反射面が、該反射面で反射した光源からの光を上記投影レンズの後方側焦点近傍へ略収束させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用前照灯。
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