JP5379198B2 - 印字装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、印字装置およびプログラムに関する。
従来、搬送中のRFID(Radio Frequency Identification)タグの印字面に対してバーコードやテキスト等の情報を印字するバーコードプリンタにおいて、RFIDタグに対して情報の印字を行う印字位置を設定する場合、RFIDタグに対する情報の印字が行われていないオフラインモード(システムモード)において設定していた。
しかしながら、オフラインモードにおいて印字位置を設定する方法では、バーコードプリンタによって1000枚などの大量のRFIDタグに対する情報の印字が行われている間(つまり、オンラインモードの間)に印字位置がずれてしまった場合、RFIDタグへの情報の印字が終了してオフラインモードになるまで印字位置を補正することができないため、RFIDタグに対して想定した印字位置において情報の印字を行うことができず、RFIDタグを無駄にしてしまうというリスクがある。
実施形態の印字装置は、搬送と、印字と、受付と、表示部と、補正と、を備える。搬は、複数のタグに印字する印字情報を含むコマンドを受信した場合に、複数のタグを搬送する。印は、複数のタグのうち所定の印字位置に搬送された印字対象のタグに対して印字情報印字する。受は、印字対象のタグに対して印字情報の印字が行われている間に、印によりタグに対して印字情報印字する印字位置の入力を受け付ける。表示部は、印字位置の入力を受け付けた場合、印字対象のタグの次に印字対象となるタグへの印字に先立って、入力された印字位置が表示された画面を表示する。補は、前記受付により入力を受け付けた印字位置によって所定の印字位置を補正して、前記複数のタグのうち前記印字対象のタグの後に印字する前記タグに対して、補正した前記所定の印字位置において印字を行わせる
図1は、一般的なRFIDタグの要部構成を示す図である。 図2は、本実施形態にかかるRFIDプリンタの要部構成を示すブロック図である。 図3は、本実施形態にかかるRFIDプリンタが備える操作パネルの概略を示す図である。 図4は、設定情報のデータ構成を示す図である。 図5は、本実施形態にかかるRFIDプリンタの動作フローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本実施形態にかかるRFIDバーコードプリンタ(以下、RFIDプリンタとする)について詳細に説明する。本実施形態にかかるRFIDプリンタは、種々の情報を印字する印字機能、および無線通信によりRFIDタグへの情報の書き込みおよび読み込みを行う無線通信機能を備えたものである。なお、本実施形態では、印字機能に加えて、無線通信機能を備えたRFIDプリンタについて説明するが、これに限定するものではなく、少なくとも印字機能を備えた印字装置であれば良い。
ここで、RFID(Radio Frequency Identification)タグとは、ID情報等の物体を識別する情報が記憶されたタグ(微小な無線ICチップ)から、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm〜数m)の無線通信で情報をやりとりすることによって、物体の識別等に利用されるものである。
図1は、一般的なRFIDタグの要部構成を示す図である。図1に示すように、RFIDタグ100は、アンテナ101とICチップ102とを備えている。ICチップ102は、アンテナ101で受信した変調波の整流と安定化を行うことによりICチップ102の各部に電源を供給する電源生成部103、上記変調波を復調して制御部105へ送出する復調部104、制御部105から送出されたデータを変調してアンテナ101に送出する変調部106、復調部104で復調されたデータをメモリ部107に書き込んだり、メモリ部107からデータを読み出して変調部106へ送出したりする制御部105、およびEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の書き換え可能なメモリ部107等を備えている。メモリ部107には、当該RFIDタグ100の製造段階で製造業者により割当て設定された固有の識別情報であるIDが予め記憶されている。また、メモリ部107には、ユーザが任意のデータを書込むことができるユーザ領域が確保されている。
次に、本実施形態にかかるRFIDプリンタの要部構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、本実施形態にかかるRFIDプリンタの要部構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態にかかるRFIDプリンタが備える操作パネルの概略を示す図である。
RFIDプリンタ200(印字装置)は、図2に示すように、RFIDリーダライタ201、アンテナ202、操作パネル203、通信インターフェイス(I/F)204、印字ヘッド205、ヘッド駆動部206、搬送系駆動部207、記憶部208、ホストインターフェイス(I/F)209、各種センサ210、および制御部211等を備えている。
搬送系駆動部207は、RFIDタグ100を印字ヘッド205による印字領域内に順次搬送する搬送機構である。本実施形態では、搬送系駆動部207は、対向配置された印字ヘッド205とでRFIDタグ100を挟持してRFIDタグ100を搬送するプラテンローラと、制御部211から入力されるパルス信号に従って予め設定されたステップ単位で回転することにより当該プラテンローラを駆動するステッピングモータと、を備える。
各種センサ210は、光センサ等であるタグセンサ212を含む。タグセンサ212は、後述する印字ヘッド205近傍に設けられ、搬送駆動部207により搬送されるRFIDタグ100の搬送方向上流側の端部を検知するものである。
アンテナ202は、RFIDリーダライタ201から供給される変調波を発信し、この変調波を受信したRFIDタグ100から発信される変調波を受信するものである。
RFIDリーダライタ201は、搬送系駆動部207により搬送されたRFIDタグ100に対して、アンテナ202から変調波を発信して、発信した変調波が到達し得る交信領域内に存在するRFIDタグ100のメモリ部107に対する無線通信による情報の書き込み、および当該メモリ部107からの無線通信による情報の読み取りを行う。
印字ヘッド205は、RFIDタグ100の搬送方向において、アンテナ202よりも下流側に設けられ、ヘッド駆動部206により駆動されてRFIDタグ100の印字面に種々の情報(バーコードやテキスト等)を印字するものである。この印字ヘッド205としては、例えばサーマルヘッドが用いられる。ヘッド駆動部206は、搬送系駆動部207により所定の印字位置404(図4参照)に搬送されたRFIDタグ100の印字面に対して、所定の印字濃度405(図4参照)で情報の印字を行うものとする。つまり、本実施形態では、印字ヘッド205およびヘッド駆動部206が印字部として機能する。
ここで、所定の印字位置404は、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に情報の印字を行う位置である。本実施形態では、所定の印字位置404は、設定情報400(図4参照)に含まれ、タグセンサ212によりRFIDタグ100の搬送方向下流側の端部が検知されてから、搬送系駆動部207のステッピングモータに入力されるパルス信号の数によって表される。
例えば、所定の印字位置404が「3」である場合、ヘッド駆動部206は、タグセンサ212によりRFIDタグ100の搬送方向下流側の端部が検知されてから、3つめのパルス信号が搬送系駆動部207のステッピングモータに入力された際に、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字を行う。
また、所定の印字濃度405は、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に情報の印字を行う際の濃度である。本実施形態では、所定の印字濃度405は、設定情報400(図4参照)に含まれ、「−30」〜「+30」の値により表され、印字濃度の値が高い程、RFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の濃度が濃くなる。
例えば、所定の印字濃度405が「20」で表されている場合、ヘッド駆動部206は、所定の印字濃度405を表す「−30」〜「+30」までの値と印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面を加熱する加熱時間とを対応付けて記憶する印字濃度ファイル(図示しない)において、当該所定の印字濃度405を表す「20」と対応付けられた加熱時間を読み出す。そして、ヘッド駆動部206は、読み出した加熱時間、印字ヘッド205によりRFIDタグ100を加熱することにより当該RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字を行う。なお、印字濃度ファイルにおいて所定の印字濃度405を表す「−30」〜「+30」までの値と対応付けられた加熱時間は、所定の印字濃度405を表す値が大きくなるに従い長くなるものとする。
なお、本実施形態では、印字ヘッド205およびヘッド駆動部206は、無線通信により情報のやりとりが可能なRFIDタグ100の印字面に対して情報の印字を行う例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、印字ヘッド205およびヘッド駆動部206は、無線通信により情報のやりとりを行えないタグに対しても、同様にして当該タグの印字面に対して情報の印字を行うことができるものとする。
操作パネル203には、操作用の各種キーや各種表示部等が設けられている。本実施形態では、操作パネル203は、表示部301、モード表示部302、エラー表示部303、フィードボタン304、リスタートボタン305、ポーズボタン306、モード切替ボタン307、キャンセルボタン308、カーソルキー309、エンターキー310等を備えている。
表示部301は、LCD(Liquid Crystal Display)など、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対する情報の印字を行う印字位置を入力するための位置入力画面や、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の印字濃度等を入力するための濃度入力画面等を表示する。
モード表示部302は、LED(Light Emitting Diode)など、RFIDプリンタ200がオンラインモードの間に点灯してオンラインモードであることを報知する。また、モード表示部302は、RFIDプリンタ200がオフラインモードの間に消灯してオフラインモードであることを報知する。ここで、オンラインモードとは、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対する情報の印字が行われているモードである。また、オフラインモードとは、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対する情報の印字が行われていないモードである。
エラー表示部303は、LEDなど、RFIDプリンタ200におけるエラー(例えば、RFIDタグ100に対する情報の書き込み失敗等)が発生した際に点灯してエラーの発生を報知する。
フィードボタン304は、RFIDプリンタ200がオフラインモードの間にRFIDタグ100を移動させるためのボタンである。リスタートボタン305は、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字を再開させるためのボタンである。ポーズボタン306は、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字を一時停止させるためのボタンである。
モード切替ボタン307は、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対して情報の印字を行う印字位置を入力するための位置入力モードや、印字ヘッド205によりRFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の印字濃度を入力するための濃度入力モード等に切り替えるためのボタンである。なお、上述した表示部301は、モード切替ボタン307による位置入力モードまたは濃度入力モードへの切り替えに応じて、位置入力画面または濃度入力画面を表示する。
キャンセルボタン308は、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字等の中止させるためのボタンである。カーソルキー309は、RFIDタグ100の印字面に対して情報の印字を行う印字位置や、RFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の印字濃度等を入力するためのキーである。エンターキー310は、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字開始等を指示するためのキーである。
図2に戻り、通信インターフェイス204には、各種外部装置が接続可能である。
記憶部208には、RFIDプリンタ200の制御プログラムやその他各種プログラム、RFIDタグ100に書き込む書込データ(各種情報等)、およびRFIDタグ100に印字する印字データ(印字する文字データやバーコードデータ等)、設定情報等が記憶されている。ここで、書込データは、RFIDタグ100のメモリ部107に書き込むべき情報である。印字データは、RFIDタグ100の印字面に印字するべき情報である。
設定情報には、RFIDプリンタ200に対し設定される各種パラメータであり、RFIDタグ100の印字面に対する印字に関わる諸設定が含まれている。図4は、設定情報のデータ構成を示す図である。図4に示すように、設定情報400には、RFIDタグ100に対する印字に関する設定として、文字バイト数(2バイトまたは1バイト)401、印字速度(1秒間に印字するライン数の指定)402、2バイト文字区分(JISコードやGBコード,KSコード等を指定)403、所定の印字位置404、および所定の印字濃度405等が含まれている。
また、所定の印字位置404は、上述したように、RFIDタグ100の印字面に対して情報の印字を行う位置である。本実施形態では、所定の印字位置404は、タグセンサ212によりRFIDタグ100の搬送方向上流側の端部が検知されてから、搬送系駆動部207のステッピングモータに入力されるパルス信号の数により表される。
所定の印字濃度405は、上述したように、RFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の濃度である。本実施形態では、所定の印字濃度405は、「−30」〜「+30」の値により表され、印字濃度の値が高い程、RFIDタグ100の印字面に対して印字を行う際の濃度が濃くなる。
図2に戻り、ホストインターフェイス209は、図示しないホスト装置とのインターフェイスであり、このホストインターフェイス209を介して、RFIDタグ100から読み取ったユニークIDやユーザエリア内のデータを、ホスト装置へ送信することなどが可能である。
制御部211は、RFIDリーダライタ201、操作パネル203、通信インターフェイス204、ヘッド駆動部206、搬送系駆動部207、記憶部208、ホストインターフェイス209、および各種センサ210を統括的に制御するためのものであり、例えば、マイクロプロセッサを用いて、記憶部208に記憶された制御プログラムをこのマイクロプロセッサに実行させることにより実現することができる。
次に、このように構成されるRFIDプリンタ200の動作について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態にかかるRFIDプリンタの動作フローチャートである。
RFIDプリンタ200の電源がオンされた後、制御部211は、ホストインターフェイス209を介して、図示しないホスト装置から、RFIDタグ100に書き込む書込データ(例えば、1000枚のRFIDタグ100に書き込む情報)やRFIDタグ100に印字する印字データ(例えば、1000枚のRFIDタグ100に印字する情報)を含むコマンドを受信する(ステップS501)。制御部211は、受信したコマンドを解析して(ステップS502)、当該受信したコマンドに含まれる書込データおよび印字データを記憶部208に描画する(ステップS503)。
次いで、制御部211は、搬送系駆動部207のステッピングモータへのパルス信号の入力を開始してRFIDタグ100の搬送を開始する。さらに、制御部211は、記憶部208に描画した書込データをRFIDリーダライタ201に入力するとともに、記憶部208に描画した印字データをヘッド駆動部206に入力して、RFIDタグ100の発行を指示する。
RFIDリーダライタ201は、RFIDタグ100の発行が指示され、RFIDタグ100がアンテナ202の交信領域内に搬送されてくると、アンテナ202から変調波を発信して、RFIDタグ100に対して無線通信による書込データの書き込みを行う。
ヘッド駆動部206は、記憶部208から、設定情報400に含まれる所定の印字位置404および所定の印字濃度405を読み出す。そして、ヘッド駆動部206は、書込データの書き込みが行われたRFIDタグ100が、記憶部208から読み出した所定の印字位置404に搬送されてくると、印字ヘッド205を制御して、記憶部208から読み出した所定の印字濃度405で、RFIDタグ100の印字面に対する印字データの印字を行う。これにより、印字ヘッド205およびヘッド駆動部206は、RFIDタグ100を発行する(ステップS504)。
次いで、制御部211は、搬送系駆動部207により搬送されるRFIDタグ100の印字面に対する印字データの印字が行われているか否か(つまり、オンラインモードであるか否か)を判断する(ステップS505)。オンラインモードでないと判断した場合(ステップS505:No)、つまり、全てのRFIDタグ100の印字面に対する印字データの印字が行われた場合、制御部211は、RFIDリーダライタ201に対する書込データの入力を停止するとともに、ヘッド駆動部206に対する印字データの入力を停止して、RFIDタグ100の発行を終了する。
一方、オンラインモードであると判断した場合(ステップS505:Yes)、制御部211は、1つのRFIDタグ100が発行される毎に、印RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う印字位置の入力が行われたか否かを判断する(ステップS506)。なお、印字位置の入力が行わなかった場合(ステップS506:No)、制御部211は、後述するステップS509に進む。
本実施形態では、RFIDプリンタ200のオペレータは、モード切替ボタン307を押下してRFIDプリンタ200を位置入力モードに切り替えた後、カーソルキー309を押下することにより、RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う印字位置の入力を行うものとする。なお、RFIDプリンタ200が位置入力モードに切り替えられた場合、表示部301は、入力された印字位置が表示された位置入力画面を表示するものとする。これにより、オペレータは、表示部301に表示された印字位置を確認しながら、印字位置の入力を行うことができる。
RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う印字位置が入力されたと判断した場合(ステップS506:Yes)、制御部211は、キー割り込みを発生させ、カーソルキー309による印字位置の入力を受け付ける(ステップS507)。
本実施形態では、カーソルキー309が一回押下されると、制御部211は、記憶部208に記憶された設定情報400に含まれる所定の印字位置404を基準にして、搬送系駆動部207のステッピングモータに入力する1つのパルス信号分、RFIDタグ100の搬送方向または当該搬送方向と反対の方向に移動させた印字位置の入力を受け付ける。
例えば、操作パネル203が有するカーソルキー309のうち、左方向を示すカーソルキー309が押下された場合、制御部211は、所定の印字位置404を基準にして、搬送系駆動部207のステッピングモータに入力する1つのパルス信号分進めた位置を、印字位置として入力を受け付ける。一方、操作パネル203が有するカーソルキー309のうち、右方向を示すカーソルキー309が押下された場合、制御部211は、所定の印字位置404を基準にして、搬送系駆動部207のステッピングモータに入力する1つのパルス信号分遅らせた位置を、印字位置として入力を受け付ける。
印字位置の入力を受け付けると、制御部211は、入力を受け付けた印字位置によって、記憶部208に記憶された設定情報400に含まれる所定の印字位置404を補正する(ステップS508)。
所定の印字位置404を補正した後(ステップS508)若しくは印字位置の入力が行われなかった場合(ステップS506:No)、制御部211は、RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う際の印字濃度の入力が行われたか否かを判断する(ステップS509)。なお、印字濃度の入力が行わなかった場合(ステップS509:No)、制御部211は、ステップS504に戻り、RFIDタグ100の発行を行う。
本実施形態では、RFIDプリンタ200のオペレータは、モード切替ボタン307を押下してRFIDプリンタ200を濃度入力モードに切り替えた後、カーソルキー309を押下することにより、RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う際の印字濃度の入力を行うものとする。なお、RFIDプリンタ200が濃度入力モードに切り替えられた場合、表示部301は、入力された印字濃度が表示された濃度入力画面を表示するものとする。これにより、オペレータは、表示部301に表示された印字濃度を確認しながら、印字濃度の入力を行うことができる。
RFIDタグ100の印字面に対して印字データの印字を行う際の印字濃度が入力されたと判断した場合(ステップS509:Yes)、制御部211は、キー割り込みを発生させ、カーソルキー309による印字濃度の入力を受け付ける(ステップS510)。
本実施形態では、カーソルキー309が一回押下されると、制御部211は、記憶部208に記憶された設定情報400に含まれる所定の印字濃度405を基準にして、「−1」または「+1」した印字濃度の入力を受け付ける。
例えば、操作パネル203が有するカーソルキー309のうち、上方向を示すカーソルキー309が押下された場合、制御部211は、所定の印字濃度405を基準にして、「+1」した値を、印字濃度として入力を受け付ける。一方、操作パネル203が有するカーソルキー309のうち、下方向を示すカーソルキー309が押下された場合、制御部211は、所定の印字濃度405を基準にして、「−1」した値を、印字濃度として入力を受け付ける。
印字濃度の入力を受け付けると、制御部211は、入力を受け付けた印字濃度によって、記憶部208に記憶された設定情報400に含まれる所定の印字濃度405を補正する(ステップS511)。なお、記憶部208に記憶された設定情報400に含まれる所定の印字濃度405の補正後、制御部211は、ステップS504に戻り、RFIDタグ100の発行を行う。
このように本実施形態にかかるRFIDプリンタ200によれば、情報を印字する複数のRFIDタグ100を搬送する搬送系駆動部207と、搬送系駆動部207によって所定の印字位置404に搬送されたRFIDタグ100に対して情報の印字を行う印字ヘッド205およびヘッド駆動部206と、搬送系駆動部207により搬送されるRFIDタグ100に対する情報の印字が行われている間、印字ヘッド205およびヘッド駆動部206によりRFIDタグ100に対して情報の印字を行う印字位置の入力を受け付け、入力を受け付けた印字位置によって所定の印字位置404を補正することにより、オンラインモードの間に、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字が想定した印字位置(つまり、印字ヘッド205が設けられた位置)において行われず、RFIDタグ100に対する情報の印字の失敗が発生した場合に、RFIDプリンタ200がオンラインモードである間にカーソルキー309を用いて所定の印字位置404を補正することができるので、RFIDタグ100の印字面に対する情報の印字の失敗が発生した場合に、RFIDタグ100を無駄にしてしまうリスクを軽減することができる。
なお、本実施形態のRFIDプリンタ200で実行される制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されるが、これに限定するものではない。本実施形態のRFIDプリンタ200で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のRFIDプリンタ200で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のRFIDプリンタ200で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 RFIDタグ
200 RFIDプリンタ
201 RFIDリーダライタ
202 アンテナ
203 操作パネル
205 印字ヘッド
206 ヘッド駆動部
207 搬送系駆動部
208 記憶部
210 各種センサ
211 制御部
212 タグセンサ
特開平9−207388号公報 特開2006−212894号公報

Claims (6)

  1. 複数のタグに印字する印字情報を含むコマンドを受信した場合に、前記複数のタグを搬送する搬送と、
    前記複数のタグのうち所定の印字位置に搬送された印字対象の前記タグに対して前記印字情報印字する印字と、
    印字対象のタグに対して前記印字情報の印字が行われている間、前記印字により前記タグに対して前記印字情報印字する印字位置の入力を受け付ける受付と、
    前記印字位置の入力を受け付けた場合、前記印字対象のタグの次に印字対象となる前記タグへの印字に先立って、入力を受け付けた前記印字位置が表示された画面を表示する表示部と、
    前記受付により入力を受け付けた前記印字位置によって前記所定の印字位置を補正して、前記複数のタグのうち前記印字対象のタグの後に印字する前記タグに対して、補正した前記所定の印字位置において印字を行わせる補正と、
    を備えた印字装置。
  2. 前記所定の印字位置を記憶する記憶を備え、
    前記印字は、前記記憶に記憶された前記所定の印字位置に搬送された前記タグに対して、前記印字情報印字
    前記補正は、前記受付により入力を受け付けた前記印字位置によって前記記憶に記憶された前記所定の印字位置を補正する請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記受付は、前記所定の印字位置を基準にして、前記タグの搬送方向または当該搬送方向と反対の方向に移動させた前記印字位置の入力を受け付ける請求項1または2に記載の印字装置。
  4. 複数のタグに印字する印字情報を含むコマンドを受信した場合に、前記複数のタグを搬送する搬送と、前記複数のタグのうち所定の印字位置に搬送された印字対象の前記タグに対して前記印字情報印字する印字と、を備えた印字装置を制御するコンピュータを、
    前記印字対象のタグに対して前記印字情報の印字が行われている間、前記印字により前記タグに対して前記印字情報印字する印字位置の入力を受け付ける受付と、
    前記印字位置の入力を受け付けた場合、前記印字対象のタグの次に印字対象となる前記タグへの印字に先立って、入力を受け付けた前記印字位置が表示された画面を表示部に表示させる制御部と、
    前記受付により入力を受け付けた前記印字位置によって前記所定の印字位置を補正して、前記複数のタグのうち前記印字対象のタグの後に印字する前記タグに対して、補正した前記所定の印字位置において印字を行わせる補正と、
    として機能させるためのプログラム。
  5. 前記印字装置は、前記所定の印字位置を記憶する記憶を備え、
    前記印字は、前記記憶に記憶された前記所定の印字位置に搬送された前記タグに対して、前記印字情報印字
    前記補正は、前記受付により入力を受け付けた前記印字位置によって前記記憶に記憶された前記所定の印字位置を補正する請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記受付は、前記所定の印字位置を基準にして、前記タグの搬送方向または当該搬送方向と反対の方向に移動させた前記印字位置の入力を受け付ける請求項4または5に記載のプログラム。
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