JP2009015513A - 記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続ラベル紙をセットし直した後の、先頭のRF−ID素子への電子情報の書き込みにおいて、誤った書き込みが行われないようにする。
【解決手段】 RF−ID素子に対して、電子情報の書き込みを行う記録装置であって、搬送時にRF−ID素子のUIDを読み出す手段と、読み出された識別情報を格納する手段と、書き込み対象の1つ前のRF−ID素子のUIDと書き込み対象のUIDとが異なっていた場合に、書き込みを行う手段と、を備え、更に、連続ラベル紙をセットし直した後であって、書き込み対象の1つ前のUIDがない場合には、一旦、静止状態で書き込み対象のUIDを読み出し(S1102)、搬送を開始してから読み出したUIDと比較し(S1108)、両者が一致していた場合に、該書き込み対象に対して電子情報の書き込みを行うことを特徴とする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、記録装置における制御技術に関するものであり、特にRF−ID素子に対する電子情報の書き込み機能を備える記録装置における制御技術に関するものである。
従来より、メモリを含む集積回路(IC)チップとアンテナとを備え、非接触で電子情報の書き込み/読み出しが可能な、RF−ID(Radio Frequency IDentification)素子が開発されてきている。
通常、RF−ID素子は、ラベル、タグ、カット紙、プラスチックカード等の記録媒体に内蔵されており、電子情報の書き込み/読み出しに際しては、RF−ID通信ドライバおよび通信アンテナを内蔵するRF−ID通信装置が使用される。具体的には、RF−ID通信ドライバを駆動させ、通信アンテナを介して電子情報の送受信を行うことで、RF−ID素子への電子情報の書き込み/読み出しが行われる。
そして、最近では、記録媒体表面への記録機能を備える記録装置内にRF−ID通信装置を内蔵させることで、RF−ID素子への電子情報の書き込みが可能な記録装置が開発されてきている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、記録媒体に内蔵されたRF−ID素子に電子情報を書き込むにあたり、書き込もうとするRF−ID素子が内蔵された記録媒体と、それ以外のRF−ID素子が内蔵された記録媒体とが近接していた場合に、誤って、書き込もうとするRF−ID素子以外のRF−ID素子に対して電子情報を書き込んでしまうことがある。
特に、書き込もうとするRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナだけが有効であった場合には、当該RF−ID素子がアンテナとして機能してしまい、近接する別のRF−ID素子に電子情報を書き込んでしまうことがある。
図13は、ラベル1302に内蔵されたRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナだけが有効である場合に、近接する別のラベル1303に内蔵されたRF−ID素子に誤って電子情報が書き込まれてしまった場合の例を示した図である。
通信アンテナ1301によって、ラベル1302に内蔵されているRF−ID素子に電子情報を書き込もうとすると、通信アンテナ1301からの電波がラベル1302のアンテナにより中継され、ラベル1303に送信される。そして、ラベル1303に内蔵されたRF−ID素子からの電波も、ラベル1302のアンテナで中継されて通信アンテナ1301に送信されることとなる。
この結果、制御上はラベル1302に内蔵されているRF−ID素子に対して書き込みを行ったと認識しているにもかかわらず、実際にはラベル1303のRF−ID素子に対して書き込みが実施されていることになる。
このような誤った書き込みに対処すべく、現状の記録装置では、例えば、正常に処理したRF−ID素子の識別番号を管理することで、書き込み済みのRF−ID素子に誤って電子情報が上書きされることがないようにしている。
具体的には、書き込もうとするRF−ID素子の識別番号を読み出すとともに、該識別番号と、1つ前のRF−ID素子に書き込む際に読み出した該1つ前のRF−ID素子の識別番号とを比較することで、当該書き込もうとするRF−ID素子が、1つ前のRF−ID素子と異なっていることを確認したうえで、電子情報の書き込みを行うこととしている。
特開2003−140548号公報
しかしながら、上記記録装置の場合、例えば、記録媒体をセットしなおしてしまうと、書き込みを再開する場合の先頭のRF−ID素子に関しては、1つ前のRF−ID素子の識別番号と比較することができず、誤った書き込みに対処できない場合がある。具体例を挙げて説明する。
一例として、RF−ID素子がラベルに内蔵され、台紙の長尺方向に、複数枚連続して仮着されている連続ラベル紙について説明する。当該連続ラベル紙の場合、書き込み時に搬送異常が発生すると、書き込みが行われていないRF−ID素子が内蔵されているラベルが通信アンテナの手前にくるように、該連続ラベル紙をセットし直すこととなる。
その際、記録装置の電源を一旦、OFF→ONすると、書き込み済みのRF−ID素子より読み出された識別番号は消去されてしまう。このため、セットし直した後の先頭のRF−ID素子の識別番号に関しては、1つ前のRF−ID素子の識別番号と比較することができない。
更に、先頭のRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナだけが有効であった場合にあっては、該RF−ID素子に書き込まれるべき電子情報が、1つ前の書き込み済みのRF−ID素子に上書きされてしまうこととなる。このため、連続ラベル紙をセットし直した場合の、先頭のRF−ID素子への書き込みの際にも、識別番号を確認でき、誤った書き込みが回避されるように構成されることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、記録媒体をセットしなおした場合であっても、先頭の記録媒体に内蔵されたRF−ID素子の識別情報を管理できるように構成することで、異なるRF−ID素子に誤って電子情報が書き込まれてしまうといった事態を回避できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る記録装置は以下のような構成を備える。即ち、
RF−IDタグを夫々に内蔵する複数の記録媒体を連続的に供給する記録媒体供給手段と、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
前記RF−IDタグ固有の識別IDを読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された前記識別IDの順序に従って、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体が内蔵するRF−IDタグに、データを書き込むデータ書き込み手段と、を備え、
前記記録媒体が交換された場合、先頭の記録媒体が内蔵するRF−IDタグ固有の識別IDを読み出した後、一旦逆転搬送し、その後前記書き込み手段により、該RF−IDタグにデータを書き込むことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体をセットなおした場合であっても、先頭の記録媒体に内蔵されたRF−ID素子の識別情報を管理できるように構成することで、異なるRF−ID素子に誤って電子情報が書き込まれてしまうといった事態を回避できるようになる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、具体的かつ詳細に説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲はそれらのみに限定されるものではない。
なお、本明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わないことを意味するものとする。すなわち、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または記録媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、ラベル、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
更に、「内蔵」とは、対象となる物を含む構成を表すものであり、対象物の位置が内部にある場合だけでなく、外周や表面にある場合も含むものとする。
更に、「RF−ID素子」とは、所定容量のメモリとアンテナとを有し、無線通信によって非接触でメモリに対するアクセス(書き込み/読み出し)が可能な素子又はユニットを表すものであり、通信方式や素子の形状等は問わないものとする。なお、現在RF−ID素子の用途としては、各RF−ID素子に対応する商品や製品等の電子情報等を書き込む、いわゆる無線タグとして使用するのが一般的であるが、もちろん他の用途に使用されても良い。
[第1の実施形態]
<記録システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる記録装置であって、RF−ID通信装置を内蔵し長尺ラインヘッドを備えるインクジェット方式のラベル記録装置(以下、記録装置)と、パーソナルコンピュータ(以下、PC)とを接続した記録システム100の外観構成を示す図である。
記録装置110とPCの制御装置(本体)120とは、プリンタケーブル130で接続されている。PCの制御装置120は、RF−ID素子に書き込む為の電子情報(書き込みブロック番号と書き込みデータ等)や、RF−ID素子が内蔵された記録媒体表面に記録する為の記録データ等を、制御コマンドとしてプリンタケーブル130を介して記録装置110に出力する。尚、図中121はPCのモニタ、122はPCのキーボード、123はPCのマウスを示している。
<PCの制御装置120の構成>
図2は、記録装置110と接続されたPCの制御装置120の電気的構成を示すブロック図である。制御装置120は、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)201、CPU201がプログラムを実行するための記憶領域として使用されるRAM202、プログラムを保存しておくHDD203を有している。
また、モニタ121への出力情報を処理するビデオコントローラ204、記録装置110と通信するためのプリンタインタフェース207、マウス123と通信するためのマウスインタフェース206、キーボード122と通信するためのキーボードインタフェース205を備えている。
また、HDD203内にはPC全体を制御するプログラムであるOSや、各制御プログラムが格納されている。制御プログラムとしては、記録データやRF−ID素子に書き込む為の電子情報を作成するアプリケーションプログラムや、記録データを制御コードに変換してプリンタインタフェース207から出力するプログラムであるプリンタドライバなどがある。これらの制御プログラムは、CPU201により実行される。
<記録装置110のハードウェア構成>
図3は、図1に示す記録装置110のハードウェア構成を示す側断面図である。記録装置110は、連続ラベル紙304がセットされる給紙部305、RF−ID素子に電子情報を書き込むための通信アンテナ307、連続ラベル紙304(詳細は後述)に貼付された各ラベルの位置を検出するためのTOF(Top Of Form)センサ309等を備えている。
記録装置110では、接続されたPCの制御装置120から制御コマンドを受信すると記録ジョブが開始され、給紙部305にセットされている連続ラベル紙304を、搬送ローラ302を回転させることで搬送させる。これにより、連続ラベル紙304は、搬送ベルト303上を搬送され、TOFセンサ309により先端部が検知される。
ラベルに内蔵されているRF−ID素子に対して書き込みを行う場合、書き込むべき電子情報は通信アンテナ307を介して送信される。
ここで、TOFセンサ309で連続ラベル紙304の先端を検知した状態において、TOFセンサ309で先端が検知されているラベルに内蔵されているRF−ID素子は、通信アンテナ307の下部に位置するように位置決めされている。
更に連続ラベル紙304を搬送させ、画像を形成するインクジェット記録ヘッド301(以下、記録ヘッド301と称す)により、搬送ベルト303上を搬送されているラベルの表面にインクを吐出して記録を行う。記録済みの連続ラベル紙304は、排紙口に取り付けられているカッタ308によりレベルごとにカットされ、未記録の連続ラベル紙304は、その先頭のラベルがTOFセンサ309より上流位置にくるまで搬送ローラ302を逆回転させることでバックフィードされる。これにより、記録ジョブが終了する。
<記録装置110のハードウェア構成詳細>
図4は、記録装置110のハードウェア構成の詳細を示す側断面図である。上述のように記録装置110は、RF−ID通信装置を内蔵し、長尺ラインヘッドによってインクジェット方式でラベル902の表面に記録を行うと共に、RF−ID素子と通信して電子情報の書き込みを行う。
記録装置110は、連続ラベル紙304の記録幅に対応する長さを有し、連続ラベル紙304の搬送に伴って各ラベル902に記録を行う記録ヘッド301を備えている。また、連続ラベル紙304を搬送するための搬送ローラ302、搬送ベルト303、連続ラベル紙304をカットするカッタ308、各ラベル902に内蔵されたRF−ID素子903に電子情報を書き込むための通信アンテナ307を備えている。
センサとしては、連続ラベル紙304のラベルの位置を検出するためのTOFセンサ309、記録装置110に対する連続ラベル紙304の着脱を検出する連続ラベル紙着脱検出センサ401等を備えている。
当該記録装置110は、ラベル902への記録データの記録並びにRF−ID素子903への電子情報の書き込みにおいて、以下のように動作する。
はじめに、記録装置110には、各ラベル902にRF−ID素子903が内蔵されているロール状の連続ラベル紙304がセットされる。続いて、例えば、PCの制御装置120から制御コマンドを受信すると記録ジョブが開始され、搬送ローラ302を回転させることで、連続ラベル紙304は搬送ベルト303上を搬送させられる。
そして、TOFセンサ309でラベル902の先端を検知すると、ラベル902に内蔵されているRF−ID素子903に電子情報を書き込む処理を実行する。更に、連続ラベル紙304を、TOFセンサ309でラベル902の先端を検知した位置より、TOFセンサ309から記録ヘッド301までの距離402(以下、「記録ギャップ」)とラベルの先端余白907(詳細は後述)とを加算した距離分だけ搬送させた後、記録動作を実行する。
記録済みの連続ラベル紙304は、記録装置110の排紙口に取り付けられているカッタ308によりカットされる。記録済みの連続ラベル紙304のカット後、未記録の連続ラベル紙304は、先頭のラベル902がTOFセンサ309より上流に位置するまで搬送ローラ302を逆回転させることでバックフィードされる。これにより、記録ジョブが終了する。また、連続ラベル紙着脱検出センサ401により、連続ラベル紙304が交換されたことを検出することが可能である。
<記録装置110の機能構成>
図5は、本実施形態の記録装置110の機能構成を示す簡易ブロック図である。記録装置110は、MPU(Micro Processing Unit)501によって装置全体が制御され、MPU501用の制御プログラムを格納するプログラムROM502が設けられている。また、メモリとして、一時的な記憶領域及びMPU501の作業領域として使用されるRAM503、文字生成用のデータが格納されるCGROM(Character Generator ROM)504、記録データを格納するVRAM(Video RAM)505を備えている。
接続されるPCの制御装置120との通信は、インタフェースドライバ506によって制御される。ユーザの操作及び指示を入力するための操作パネルキー507、TOFセンサ309、及び連続ラベル紙着脱検出センサ401からの入力信号は、入力ポート508を介してMPU501に伝達される。MPU501からの出力信号は、出力ポート509を介して、搬送モータドライバ510、給紙モータドライバ512、カッタモータドライバ514、アンテナ移動モータドライバ516、操作パネルLED518にそれぞれ伝達される。
搬送モータドライバ510によって搬送モータ511が駆動され、給紙モータドライバ512によって給紙モータ513が駆動される。同様に、カッタモータドライバ514によってカッタモータ515が駆動され、アンテナ移動モータドライバ516によってアンテナ移動モータ517が駆動される。
また、MPU501からの出力信号がLCDドライバ519に伝達され、操作パネルLCD520や各種LEDによる表示が制御される。記録ヘッド301は、ヘッド駆動回路521によって駆動が制御される。通信アンテナ307によって入出力される電波は、RF−ID通信ドライバ522によって制御される。
MPU501は、プログラムROM502に格納された制御プログラムを実行し、PCからの制御コマンドをインタフェースドライバ506を制御することで受信する。また、MPU501は、PCの制御装置120から受信した制御コマンド(詳細は後述)のうち、用紙設定コマンド700やフォーマットコマンド701の各種設定値は、RAM503に記憶し、イメージコマンド703のイメージデータは、VRAM505に展開する。
また、キャラクタコマンド702のキャラクタデータは、CGROM504より該当するビットマップデータを読み出しVRAM505に展開し、RF−ID素子の先頭ブロック番号や書き込まれる電子情報は、RAM503に記憶する。
図6は、記録装置110の操作パネルを示す図である。操作パネルは、操作パネルキー507としての記録中止ボタン603、操作パネルLCD520としてのエラー通知用LED602、メッセージ表示用LCD601を備えている。
<制御コマンドの構造>
図7及び図8は、本実施形態の記録装置に対して、PCの制御装置120から送信される制御コマンドの構造を示す図である。
制御コマンドの種類としては、図7に示すように、用紙設定コマンド、フォーマットコマンド、データコマンド、ジョブ開始コマンド等があり、先頭にある識別コードでコマンドの種類が識別できる。用紙設定コマンド700は、記録する連続ラベル紙304の種類等を設定すべく、用紙種類、用紙サイズ、TOFマーク幅等のデータを有している。
フォーマットコマンド701は、記録データの基準となる記録基準位置、有効記録領域、記録枚数等のデータを有している。データコマンドは、その属性を示す属性部702、703、704と、データ部705とから構成される。ジョブ開始コマンド706は、記録データの終了を示しジョブの開始を指示する。
なお、これらのコマンド以外に、RF−ID素子のUID(識別情報)を読み出すコマンド等がある。
データコマンドのキャラクタデータに対応した属性部702は、描画座標、フォントの種類、文字サイズ、文字の色、文字修飾、文字間隔、回転角度等のデータを有している。イメージデータに対応した属性部703は、描画座標、イメージの種類、縦横のサイズ、描画色等のデータを有している。RF−ID素子への書き込まれる電子情報に対応した属性部704は、先頭ブロック番号のデータを有している。連続ラベル紙304に内蔵されているRF−ID素子に書き込む場合は、後述するように、属性部704に続いて書き込みデータを1ブロック分指定する。RF−ID素子に書き込みを行わない場合はRF−IDコマンド704を送信しない。
図8は、PCの制御装置120からこれらの制御コマンド801を記録装置110に転送する場合の出力例を示している。
<連続ラベル紙304の構成>
図9(a)は、記録装置110において用いられる記録媒体としてのラベルが、台紙の長尺方向に連続して仮着された連続ラベル紙304を示す斜視図であり、図9(b)は、連続ラベル紙304の一部を拡大した上面図である。
図9(b)に示すように、連続ラベル紙304は、台紙901上に複数枚のラベル902が長手方向に所定間隔で貼り付けられた状態でロール状に巻かれている。連続ラベル紙304への記録の際には、ラベル902に先端余白907を設け、記録範囲906に記録が行われる。TOF(Top Of Form)センサ309で検知するのはラベル902の先端部905であり、ラベル902の先端部905から所定距離904離間した位置にRF−ID素子903が内蔵されている。
<RF−ID素子のメモリ構成>
図10(a)は電子情報を書き込む前のRF−ID素子のメモリマップであり、図10(b)は、RF−ID通信装置の通信アンテナとRF−ID素子との通信シーケンスである。また、図10(c)は、図10(a)のRF−ID素子に対して図10(b)の通信シーケンスにより電子情報を書き込んだ後のRF−ID素子のメモリマップである。
本実施形態では、RF−ID素子のメモリは、4バイト単位のブロックで構成される128バイト(32ブロック×4バイト)のメモリ領域を有し、ブロック単位でアクセスが行われるよう構成されているものとする。図10(a)に示すように、初期状態では全てのメモリのデータは「00H」となっている。
RF−ID素子に電子情報を書き込む場合は、PCの制御装置120は記録装置110に対して制御コマンドで、「書き込み先頭ブロック番号」と「書き込みデータ」を指定する。
この制御コマンドを受信すると、記録装置110はRF−ID素子に対して通信アンテナを使用してデータ書き込み1001と、書き込みブロック番号1002と書き込みデータ1003とを指示してブロック単位で電子情報を書き込む。図10(c)は、ブロック0からブロック3まで、16Byte(4ブロック分)の領域1004に電子情報を書き込んだ状態を示している。
なお、図示した領域は、ユーザが電子情報の読み出し/書き込みが可能なユーザ領域であり、このユーザ領域以外に読み出し専用領域(ROM)又は書き換え不能の領域が設けられており、該領域にRF−ID素子のUID(識別情報)が記憶されている。
<記録動作時の処理>
次に、上記の如く構成された記録装置における、RF−ID素子を内蔵したラベルに対する記録処理/書き込み処理について、図11のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。本処理は、記録装置110のMPU501がプログラムROM502に記憶されている該フローチャートに対応する制御プログラムに基づいて、記録装置110各部を制御することで実行される。
記録装置110が、PCの制御装置120より記録ジョブに関する制御コマンドの受信を開始すると、本処理が起動される。
先ず、ステップS1100では、データ展開処理を実行することで、各種記録データをVRAM505に展開し、各種設定値や書き込みデータをRAM503に記憶する。
次に、ステップS1101では、電子情報を書き込もうとするRF−ID素子が内蔵されたラベルの前のラベルに内蔵されたRF−ID素子の識別情報であるUIDを既に取得しているか否かを確認する。前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDを取得していないと判定された場合には、ステップS1102に進み、書き込もうとするRF−ID素子のUIDを取得するを行う(詳細は図12を用いて後述)。なお、搬送異常等により、記録装置110の電源をOFF→ONし、書き込みが完了していないRF−ID素子が内蔵されたラベルが、通信アンテナ307の手前にくるように連続ラベル紙304をセットしなおした場合には、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDが消去されてしまっている。このため、ステップS1102の処理が行われることとなる。
ステップS1103では、RAM503上に存在する領域B(記録起動パルス数)に「記録ギャップ402+先端余白907」に対応するパルス数の値を記憶する。
更に、ステップS1104で、搬送モータ511が1パルス単位での駆動を開始すると、ステップS1105では、TOFセンサ309でラベルの先端が検知されたか否かの確認を行う。
ステップS1105において、TOFセンサ309がラベルの先端を検知すると、ステップS1106では、書き込もうとするRF−ID素子と通信し該素子の識別情報であるUIDの取得を行う。
ここで、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDを取得しておらず、かつ書き込もうとするRF−ID素子のUIDを取得していた場合には、ステップS1108に進む(上述のように連続ラベル紙304がセットし直された場合には、ステップS1107→ステップS1108に進むことになる)。
ステップS1108では、ステップS1102にて取得したUIDと、ステップS1106にて取得されたUIDとを比較する。
ステップS1108において、両者が同じである判定された場合には、正常にRF−ID素子を認識したと判断し、ステップS1111においてRF−ID素子に該電子情報の書き込みを行う。一方、ステップS1108において、両者が異なると判定された場合には、正常にRF−ID素子を認識できなかったと判断し、ステップS1110にてエラー処理を行う。
一方、ステップS1107において前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDを取得していたと判定された場合には、ステップS1109に進む(連続ラベル紙304がセットされた後の、2枚目以降のラベルに内蔵されたRF−ID素子の場合、ステップS1107→ステップS1109に進むこととなる)。
ステップS1109では、ステップS1106にて取得したUIDと該前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDとを比較する。
ステップS1109において、両者が異なると判定された場合には、正常にRF−ID素子を認識したと判断し、ステップS1111において該RF−ID素子に電子情報の書き込みを行う。一方、両者が同じであると判定された場合には、正常にRF−ID素子を認識できなかったと判断し、ステップS1101においてエラー処理を行う。
このように本実施形態にかかる記録装置110では、1つ前のラベルに内蔵されたRF−IDのUIDを有している場合(連続ラベル紙304をセットし直した場合の2枚目以降のラベルの場合)は、従来と同様に、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDと、書き込もうとうするRF−ID素子のUIDとを比較し、異なる場合は、書き込もうとするRF−ID素子を正常に認識できたと判断する。
更に、本実施形態にかかる記録装置110では、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDを有していない場合(連続ラベル紙304をセットし直した場合の先頭のラベルの場合)においても、予め書き込もうとする先頭のRF−ID素子のUIDを取得しておいて、書き込みを行う際に読み出されたUIDと比較することとした。そして、両者が同じ場合には書き込もうとするRF−ID素子を正常に認識したと判断し、書き込みを進め、そうでない場合は、書き込もうとするRF−ID素子を正常に認識できなかったと判断し、エラー処理を行うこととした。
これにより、従来は、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子のUIDが消去されてしまっていた場合に、先頭のRF−ID素子については、正常か否かの判断を行うことができなかったところ、本実施形態にかかる記録装置110によれば、先頭のRF−ID素子についても、正常か否かの判断を行うことが可能となる。
特に、本実施形態にかかる記録装置110の場合、先頭のRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナだけが有効であった場合に、有効である。
上述のように、従来の記録装置の場合、先頭のRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナのみが有効であった場合、連続ラベル紙をセットし直した後に、搬送を再開すると、当該先頭のRF−ID素子のアンテナにより、当該先頭のRF−ID素子に書き込もうとしていた電子情報が、1つ前のRF−ID素子に上書きされていた場合でも、これを検出する手立てがなかった。
これに対して、本実施形態にかかる記録装置の場合、連続ラベル紙304の搬送を再開する前に、ステップS1102にて、先頭のRF−ID素子を通信アンテナ307の真下にて停止させた状態で、UIDの読み出しを行う。このため、当該先頭のRF−ID素子が故障していた場合には、UIDを読み出すことができない。一方、連続ラベル紙304の搬送を再開した後にステップS1106にて、該先頭のRF−ID素子のUIDを読み出そうとすると、該先頭のRF−ID素子のアンテナにより、1つ前のRF−ID素子のUIDが読み出されることとなる。この結果、ステップS1108にて比較すると、両者のUIDが一致しないこととなり、電子情報の書き込みは行われない(つまり、1つ前のRF−ID素子に電子情報が上書きされてしまうことを回避することができる)。
このように、本実施形態にかかる記録装置110では、連続ラベル紙304をセットしなおした場合であっても、RF−ID素子に対する誤った書き込みを防止することができる。
図11に戻る。ステップS1112では、RF−ID素子への書き込みが正常終了したか否かを判定し、異常終了したと判定された場合には、ステップS1110にてエラー処理を実行し、処理を終了する。
一方、ステップS1112において、RF−ID素子への書き込みが正常終了したと判定された場合には、ステップS1113に進み、RAM503上に存在する領域C(駆動ステップ数)に「0」を代入する。
なお、ステップS1110で実行されるエラー処理としては、例えば、搬送モータ511を停止させ、エラー通知用LED602を点灯させる処理などが考えられる。
更に、ステップS1114では、搬送モータ511の1パルス単位での駆動を開始し、ステップS1115では、1パルス駆動する毎に上記領域Cの値をインクリメントする。
ステップS1116では、領域Cの値が上記領域Bの値以上となったか否かを判定し、C≧Bであれば、搬送モータ511の駆動を停止し、ステップS1117にて1ラスタの記録処理を実行する。そして、ステップS1118では、ラベル1枚に対する記録が終了したか否かを判定する。ラベル1枚への記録が終了するまでステップS1114からS1117の処理を繰り返し実行する。
ステップS1118で、ラベル1枚への記録が終了したと判定された場合には、ステップS1119において、設定枚数の記録が終了したか否かを判定し、設定枚数分の記録が終了するまでステップS1104以降の処理を繰り返す。
ステップS1119で設定枚数分の記録が終了したと判定された場合には、ステップS1120において排紙処理を実行し、処理を終了する。ここで実行する排紙処理は、例えば、記録済みのラベルを記録装置110の排紙口に取り付けられているカッタ308により切断し、未記録のラベルを所定パルス数(TOFセンサ309からカッタ308までの距離分)だけバックフィードする処理である。
<UID取得処理の流れ>
次に図12のフローチャートを用いて、UID取得処理(ステップS1102)について詳細を説明する。
ステップS1201では、搬送モータ511による1パルス単位での駆動を開始し、ステップS1202では、TOFセンサ309でラベルの先端が検知されたか否かを確認する。
ステップS1202において、TOFセンサ309によりラベルの先端が検知されたと判定された場合には、ステップS1203に進み、ラベルをUID取得位置まで搬送する。UID取得位置は、他のRF−ID素子の干渉を受けづらい位置である。
ステップS1204では、搬送停止状態でRF−ID素子と通信し、該RF−ID素子の識別情報であるUIDの取得を行う(搬送中に通信するのとは異なり、他のRF−ID素子の影響を受けることなくUIDの取得を行うことができる)。UIDの取得が終わると、ステップS1205では、通常の処理を行う為に初期搬送開始位置まで搬送して戻す。
これによって、搬送を再開する前に書き込もうとする先頭のRF−ID素子のUIDを予め確実に取得することが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、前のラベルに内蔵されたRF−ID素子の識別情報を有していない場合でも、予め書き込もうとするRF−ID素子の識別情報を搬送停止状態で確実に取得し、搬送時に取得した該書き込もうとするRF−IDの識別情報と比較することによって、他のRF−ID素子に対して誤って上書きしてしまうといった事態を回避することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、長尺ラインヘッドを用いたインクジェット方式のラベル記録装置を例に説明したが、電子情報の書き込み/読み出しが可能なRF−ID素子との通信機能を有する記録装置であれば、特にこれに限定されるものではない。
例えば、記録媒体としてのプラスチックカード、カット紙等に内蔵されたRF−ID素子と通信を行うRF−ID通信装置内蔵のカード記録装置であってもよい。あるいは、記録媒体としてのインクリボン等を用いたり、熱転写紙に内蔵されたRF−ID素子と通信を行うRF−ID通信装置内蔵の熱転写方式の記録装置などであってもよく、その記録方式に限定されるものではない。
また、記録装置は、記録媒体に内蔵されているRF−ID素子に電子情報を書き込む装置や、記録媒体に内蔵されているRF−ID素子より電子情報を読み出す装置を有してさえいればよく、RF−ID素子との通信方式について限定されるものではない。
また、通信アンテナの位置は、上記実施形態で例示した記録ヘッド上流の記録媒体の上側に限らず、記録ヘッドの上流の下側、記録ヘッドの下(記録媒体の下側)、記録ヘッドの下流の上側、記録ヘッドの上流の下側に設けても良い。
また、使用するRF−ID素子の種類に応じて、対応するRF−ID通信ドライバを取り替えたり、使用するRF−ID素子の種類に応じてメモリチェックの方法や、メモリチェックを実行する容量等を変更しても良い。
また、1種類のRF−ID素子に限らず、複数種類のRF−ID素子と通信可能なRF−ID通信ドライバを設け、使用するRF−ID素子の種類に応じてメモリチェックの方法や、メモリチェックを実行する容量等を変更しても良い。
尚、本発明は、複数の機器から構成される記録システムに適用しても、1つの機器からなる記録装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。上記実施形態では、図13のフローチャートに対応したプログラムである。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範囲に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態にかかる記録装置とPCとを接続した記録システム100の外観構成を示す図である。 記録装置110と接続されたPCの制御装置120の電気的構成を示すブロック図である。 記録装置110のハードウェア構成を示す側断面図である。 記録装置110のハードウェア構成の詳細を示す側断面図である。 記録装置110の機能構成を示すブロック図である。 記録装置110の操作パネルを示す図である。 PCの制御装置120から送信される制御コマンドの構造を示す図である。 PCの制御装置120から送信される制御コマンドの構造を示す図である。 連続ラベル紙の構造を示す図である。 RF−ID素子のメモリマップならびに通信シーケンスを示す図である。 記録装置110における電子情報の書き込み処理ならびに記録データの記録処理の流れを示すフローチャートである。 記録装置110におけるUID取得処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルに内蔵されたRF−ID素子のICチップが故障しており、アンテナだけが有効である場合に、近接する別のラベルに内蔵されたRF−ID素子に誤って電子情報が書き込まれてしまった場合の一例を示す図である。

Claims (6)

  1. RF−IDタグを夫々に内蔵する複数の記録媒体を連続的に供給する記録媒体供給手段と、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記RF−IDタグ固有の識別IDを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された前記識別IDの順序に従って、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体が内蔵するRF−IDタグに、データを書き込むデータ書き込み手段と、を備え、
    前記記録媒体が交換された場合、先頭の記録媒体が内蔵するRF−IDタグ固有の識別IDを読み出した後、一旦逆転搬送し、その後前記書き込み手段により、該RF−IDタグにデータを書き込むことを特徴とする記録装置。
  2. 前記先頭の記録媒体が内蔵するRF−IDタグ固有の識別IDと、前記逆転搬送後に、前記書き込み手段によりデータを書き込む際に読み出された書き込み対象のRF−IDタグ固有の識別IDとが、一致した場合に、該書き込み手段により該RF−IDタグに書き込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. RF−IDタグを夫々に内蔵する複数の記録媒体を連続的に供給する記録媒体供給工程と、
    前記記録媒体を搬送する搬送工程と、
    前記記録媒体に画像を記録する記録工程と、
    前記RF−IDタグ固有の識別IDを読み出す読出工程と、
    前記読出工程において読み出された前記識別IDの順序に従って、前記搬送工程において搬送される前記記録媒体が内蔵するRF−IDタグに、データを書き込むデータ書き込み工程と、を備え、
    前記記録媒体が交換された場合、先頭の記録媒体が内蔵するRF−IDタグ固有の識別IDを読み出した後、一旦逆転搬送し、その後前記書き込み工程において、該RF−IDタグにデータを書き込むことを特徴とする記録装置の制御方法。
  4. 前記先頭の記録媒体が内蔵するRF−IDタグ固有の識別IDと、前記逆転搬送後に、前記書き込み工程においてデータを書き込む際に読み出された書き込み対象のRF−IDタグ固有の識別IDとが、一致した場合に、該書き込み工程において該RF−IDタグに書き込みを行うことを特徴とする請求項3に記載の記録装置の制御方法。
  5. 請求項3または4に記載の制御方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
  6. 請求項3または4に記載の制御方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
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