JP2016036916A - 記録システム、及び、記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行えるようにする。【解決手段】記録システム2aの記録装置1は、収容したロール紙に設けられたRFIDタグから情報を読み取るタグ通信装置16とロール紙に記録する記録ヘッド10と、タグ通信装置16の読取結果に基づいて媒体設定情報を取得し、取得した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行い、媒体設定情報を送信する制御部30と、を有し、ホストコンピューター3は、媒体設定情報を受信し、受信した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う制御装置制御部50を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、記録システム、及び、記録装置に関する。
従来、記録媒体を収容し、収容した記録媒体の紙質を自動で判定する記録装置(印刷装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、記録装置は、ホストコンピューター等の制御装置に接続され、制御装置の制御で、記録等の各種処理を実行する。
一般に、記録装置は、ホストコンピューター等の制御装置に接続され、制御装置の制御で、記録等の各種処理を実行する。
上述した記録システムのように、記録媒体を収容する記録装置を備えるシステムでは、記録装置、及び、制御装置に対して、記録装置に収容した記録媒体に応じた設定を行う必要がある。当該設定に誤りがあれば、画像が想定された位置と異なる位置に記録される等の原因となるため、当該設定は、正確に行う必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の記録システムは、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体に関する情報を無線通信で読み取る無線通信部と、前記記録媒体に記録する記録部と、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記記録媒体に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、前記記録媒体に関する情報を送信する制御部と、を有する記録装置と、前記記録装置で送信された前記記録媒体に関する情報を受信し、受信した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行う制御装置制御部を有する制御装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、本発明の記録システムは、前記記録装置は、情報を報知する報知部を備え、前記記録装置の前記制御部は、前記記録媒体に関する設定が完了した場合、前記報知部に、その旨、報知させることを特徴とする。
本発明の構成によれば、設定が完了したときに、そのことをユーザーに認識させることができる。
本発明の構成によれば、設定が完了したときに、そのことをユーザーに認識させることができる。
また、本発明の記録システムは、前記記録媒体に関する情報は、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報であることを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、本発明の記録システムは、前記記録媒体に関する情報は、前記記録媒体の識別情報であり、前記記録装置は、前記識別情報と、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、前記制御装置は、前記識別情報と、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報とを対応付けて記憶する制御装置記憶部を備え、前記記録装置の前記制御部は、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報と前記記憶部に記憶された情報とに基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、前記記録媒体に関する設定を行い、前記識別情報を送信し、前記制御装置の前記制御装置制御部は、前記記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した情報と前記制御装置記憶部に記憶された情報とに基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、本発明の記録システムは、前記無線通信部は、ICタグに情報を書き込む機能を有し、前記記録装置の前記制御部は、前記無線通信部を制御して、収容した前記記録媒体に設けられたICタグに、前記記録媒体の残量に関する情報を書き込むことを特徴とする。
本発明の構成によれば、ICタグに書き込んだ情報に基づいて、記録媒体の残高に関する情報を取得できる。
本発明の構成によれば、ICタグに書き込んだ情報に基づいて、記録媒体の残高に関する情報を取得できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録システムは、記録装置が、無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を制御装置に送信し、前記制御装置が、制御装置制御部によって、記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報を管理装置に送信し、前記管理装置が、管理装置制御部によって、前記制御装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を前記制御装置に送信し、前記制御装置が、前記制御装置制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置が、前記制御装置によって、前記制御装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録システムは、記録装置が、無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を管理装置に送信し、前記管理装置が、管理装置制御部によって、記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を制御装置に送信し、前記制御装置が、制御装置制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置が、前記制御部によって、前記制御装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録システムは、記録装置が、無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を管理装置に送信し、前記管理装置が、管理装置制御部によって、前記記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、前記記録装置が、前記制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を制御装置に送信し、前記制御装置が、制御装置制御部によって、前記記録装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体に関する情報を無線通信で読み取る無線通信部と、前記記録媒体に記録する記録部と、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記記録媒体に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
本発明の構成によれば、記録装置に収容した記録媒体に対応する設定を正確に行える。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る記録装置1の要部の構成を示す図である。
図1を用いた説明では、矢印で示すように、図中で左へ向かう方向を「前方」とし、図中で右へ向かう方向を「後方」とし、図中で上へ向かう方向「上方」とし、図中で下へ向かう方向を「下方」とする。
記録装置1は、シリアルインクジェットプリンターである。記録装置1は、ロール紙R(記録媒体)を収容し、ロール紙Rを繰り出して搬送方向Hに搬送する。記録装置1は、搬送するロール紙Rに、シリアルインクジェットヘッドとして構成された記録ヘッド10(記録部)によりインクを吐出して記録を実行する。
図1は、本実施形態に係る記録装置1の要部の構成を示す図である。
図1を用いた説明では、矢印で示すように、図中で左へ向かう方向を「前方」とし、図中で右へ向かう方向を「後方」とし、図中で上へ向かう方向「上方」とし、図中で下へ向かう方向を「下方」とする。
記録装置1は、シリアルインクジェットプリンターである。記録装置1は、ロール紙R(記録媒体)を収容し、ロール紙Rを繰り出して搬送方向Hに搬送する。記録装置1は、搬送するロール紙Rに、シリアルインクジェットヘッドとして構成された記録ヘッド10(記録部)によりインクを吐出して記録を実行する。
図2(A)は、記録装置1に収容されるロール紙Rの一例を示す図である。
図2(A)に示すロール紙Rは、帯状の剥離紙R3に、間隔をあけて複数のシール部R4が貼付されたラベル用紙である。シール部R4の裏面は、シールとなっており、シール部R4は剥離紙R3から取り剥がすことができる。シール部R4の長手方向の長さは一定である。また、隣接するシール部R4の間隔は一定である。
シール部R4に対応する領域が、画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)である。記録装置1は、シール部R4にドットを形成して、画像を記録する。
図2(A)に示すように、ロール紙Rの裏面には、シール部R4のそれぞれに対応して、黒色のマークであるブラックマークBMが形成される。
図2(A)に示すロール紙Rは、シール部R4を有する複数のラベルが、長手方向に連続して接続された用紙である。各ラベルは、隣接するシール部R4とシール部R4との間隙でロール紙Rから切り離されて使用される。
図2(A)に示すロール紙Rは、帯状の剥離紙R3に、間隔をあけて複数のシール部R4が貼付されたラベル用紙である。シール部R4の裏面は、シールとなっており、シール部R4は剥離紙R3から取り剥がすことができる。シール部R4の長手方向の長さは一定である。また、隣接するシール部R4の間隔は一定である。
シール部R4に対応する領域が、画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)である。記録装置1は、シール部R4にドットを形成して、画像を記録する。
図2(A)に示すように、ロール紙Rの裏面には、シール部R4のそれぞれに対応して、黒色のマークであるブラックマークBMが形成される。
図2(A)に示すロール紙Rは、シール部R4を有する複数のラベルが、長手方向に連続して接続された用紙である。各ラベルは、隣接するシール部R4とシール部R4との間隙でロール紙Rから切り離されて使用される。
本実施形態では、記録装置1には、図2(A)に示すロール紙Rが収容される。
図2(B)は、記録装置1に収容されるロール紙Rの別の一例を示す図である。
図2(B)に示すロール紙Rは、帯状のシートに、間隔を開けて、ギャップ部GPが設けられる。ギャップ部GPは、一方の端にシートを切り欠いて形成されたギャップGと、他方の端にシートを切り欠いて形成されたギャップGとを備える。隣接するギャップ部GPの間隔は一定である。
図2(B)に示すロール紙Rは、複数のラベルが、ギャップ部GPを境界として、長手方向に連続して接続された用紙である。各ラベルには、画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)である記録領域A1が形成される。記録装置1は、記録領域A1にドットを形成して、画像を記録する。各ラベルは、ギャップ部GPに対応する位置でロール紙Rから切り離されて使用される。
図2(B)に示すロール紙Rは、帯状のシートに、間隔を開けて、ギャップ部GPが設けられる。ギャップ部GPは、一方の端にシートを切り欠いて形成されたギャップGと、他方の端にシートを切り欠いて形成されたギャップGとを備える。隣接するギャップ部GPの間隔は一定である。
図2(B)に示すロール紙Rは、複数のラベルが、ギャップ部GPを境界として、長手方向に連続して接続された用紙である。各ラベルには、画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)である記録領域A1が形成される。記録装置1は、記録領域A1にドットを形成して、画像を記録する。各ラベルは、ギャップ部GPに対応する位置でロール紙Rから切り離されて使用される。
本実施形態では、図2(A)で例示したロール紙Rや、図2(B)で例示したロール紙Rのように、複数のラベルが長手方向に連続して接続された用紙を、「カットラベル」と表現する。
図1に示すように、記録装置1は、ロール紙Rを収容するロール紙収容部11を備える。以下の説明では、ロール紙Rのうち、ロール紙収容部11に収容されたロール状の部分を「ロール体R1」と表現する。また、ロール紙Rのうち、ロール紙収容部11に収容されたロール体R1から繰り出されて搬送される部分を「搬送ロール紙R2」と表現する。
図1に示すように、記録装置1には、搬送ロール紙R2が搬送される経路である搬送経路13が形成される。ロール体R1から繰り出された搬送ロール紙R2は、搬送経路13に沿って搬送される。
図1に示すように、搬送経路13には、搬送方向Hにおける上流から下流に向かって3つの搬送ローラー141、142、143が設けられる。搬送ローラー141、142、143のそれぞれに対向する位置には、搬送ローラー141、142、143の回転に従動して回転する従動ローラー151、152、153が設けられる。搬送ロール紙R2は、搬送ローラー141、142、143と、従動ローラー151、152、153とに挟持され、搬送ローラー141、142、143の回転に応じて、搬送方向Hに搬送される。搬送ローラー141、142、143は、動力伝達機構を介して搬送モーター33(図3)と接続されており、搬送モーター33の駆動に応じて回転する。
図1に示すように、搬送方向Hの最も上流側に設けられた搬送ローラー141と、搬送ローラー141の下流に設けられた搬送ローラー142との間には、案内部材17が設けられる。案内部材17は、搬送ロール紙R2の裏面に接触し、上方へ向かって繰り出された搬送ロール紙R2を、前方に向かうように屈曲させる。案内部材17は、搬送ロール紙R2に接触して屈曲させることにより、搬送ロール紙R2に張りを与え、搬送ロール紙R2の弛みが発生することを抑制する。
搬送ローラー142の搬送方向Hにおける下流には、ブラックマークセンサー181が設けられる。ブラックマークセンサー181は、図2(A)で例示したロール紙Rのように、裏面にブラックマークBMが形成されたロール紙Rが記録装置1に収容される場合に、ブラックマークBMを光学的に検出するセンサーである。制御部30(図3)は、ブラックマークセンサー181の検出値に基づいて、当該センサーの検出位置にブラックマークBMが位置した場合、そのことを検出する。制御部30は、検出結果に基づいて、ロール紙Rの位置を管理する。
ブラックマークセンサー181の搬送方向Hにおける下流には、ギャップセンサー182が設けられる。ギャップセンサー182は、図2(B)で例示したロール紙Rのように、ギャップ部GPが形成されたロール紙Rが記録装置1に収容される場合に、ギャップGを光学的に検出するセンサーである。制御部30は、ギャップセンサー182の検出値に基づいて、当該センサーの検出位置にギャップGが位置した場合、そのことを検出する。制御部30は、検出結果に基づいて、ロール紙Rの位置を検出する。
ギャップセンサー182の搬送方向Hにおける下流には、搬送ローラー143が設けられ、搬送ローラー143の下流には、記録ユニット19が設けられる。
記録ユニット19は、キャリッジ20と、キャリッジ20に搭載された記録ヘッド10とを備える。
キャリッジ20は、搬送方向Hと交差する走査方向Yに延びたキャリッジ軸20aに支持され、キャリッジ軸20aに沿って、走査方向Yに記録ヘッド10を走査する。
記録ヘッド10は、インクジェットヘッドであり、複数色(例えば、CYMKの4色)のノズル列を備える。記録ヘッド10は、図示しないインクカートリッジからインクの供給を受けて、各ノズル列に設けられたノズルからインクを吐出して搬送ロール紙R2にドットを形成して画像を記録する。
記録ユニット19は、キャリッジ20と、キャリッジ20に搭載された記録ヘッド10とを備える。
キャリッジ20は、搬送方向Hと交差する走査方向Yに延びたキャリッジ軸20aに支持され、キャリッジ軸20aに沿って、走査方向Yに記録ヘッド10を走査する。
記録ヘッド10は、インクジェットヘッドであり、複数色(例えば、CYMKの4色)のノズル列を備える。記録ヘッド10は、図示しないインクカートリッジからインクの供給を受けて、各ノズル列に設けられたノズルからインクを吐出して搬送ロール紙R2にドットを形成して画像を記録する。
記録ユニット19の搬送方向Hにおける下流には、カッターユニット21が設けられる。カッターユニット21は、固定刃22と、固定刃22に対して交叉するように移動可能な可動刃23とを備える。カッターユニット21は、可動刃23を移動させて、搬送ロール紙R2を切断する。
カッターユニット21の搬送方向Hにおける下流には、排紙口24が設けられる。搬送ロール紙R2は、排紙口24を介して、記録装置1の筐体の外に排出される。
図1に示すように、ロール体R1の後方には、軸27を中心として回動するカバー26が設けられる。カバー26が開状態となるとロール紙収容部11が露出し、ロール紙Rの交換が可能となる。
カバー26の下部には、カバー開閉機構28が設けられる。カバー開閉機構28は、カバー26が閉状態のときに、カバー開閉スイッチ361(図3)が操作された場合、制御部30の制御に従って、カバー26を所定方向に回動させて、カバー26を開状態とする。また、カバー開閉機構28は、カバー26が開状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作された場合、制御部30の制御に従って、カバー26を所定方向に回動させて、カバー26を閉状態とする。
カバー26の下部には、カバー開閉機構28が設けられる。カバー開閉機構28は、カバー26が閉状態のときに、カバー開閉スイッチ361(図3)が操作された場合、制御部30の制御に従って、カバー26を所定方向に回動させて、カバー26を開状態とする。また、カバー開閉機構28は、カバー26が開状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作された場合、制御部30の制御に従って、カバー26を所定方向に回動させて、カバー26を閉状態とする。
図1に示すように、ロール体R1の前方には、タグ通信装置16(無線通信部)が設けられる。
ここで、本実施形態では、ロール紙Rのロール体R1の芯の内側には、RFID(Radio frequency identification)タグR6(ICタグ)が設けられる。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6に対して、データの書き込み、及び、データの読み取りを行う装置である。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6との間で、無線信号を送受信するアンテナ16aと、RF送受信回路が設けられた装置本体16bと、を備える。
RFIDタグR6は、タグ通信装置16等の外部の装置から送信される無線信号を受信するアンテナを備え、このアンテナに誘起される電力によりICを駆動する受動型のICタグである。本実施形態のタグ通信装置16及びRFIDタグR6は所定のプロトコルに従って無線信号を送受信する。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6に対するデータの書き込み又はデータの読み出しを行う場合、まず、所定周波数の搬送波を送信し、この搬送波に重畳して検出信号を送信する。タグ通信装置16が送信した搬送波によってRFIDタグR6のアンテナに起電力が誘起されると、この電力によりRFIDタグR6のICがオンに切り替わり、検出信号を受信して、この検出信号に対して応答する信号を送信する。タグ通信装置16は、RFIDタグR6が送信した応答信号を受信すると、搬送波の出力を継続しながら、このRFIDタグR6をデータの書き込み及びデータの読み取りの対象として設定する。タグ通信装置16は、データの書き込み及びデータの読み取りを開始する旨を通知する信号を送信する。その後は、タグ通信装置16が搬送波の出力を継続しながら、タグ通信装置16とRFIDタグR6との間で無線信号が送受信され、RFIDタグR6が記憶するデータの読み取り、及び、RFIDタグR6に対するデータの書き込みが行われる。
ここで、本実施形態では、ロール紙Rのロール体R1の芯の内側には、RFID(Radio frequency identification)タグR6(ICタグ)が設けられる。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6に対して、データの書き込み、及び、データの読み取りを行う装置である。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6との間で、無線信号を送受信するアンテナ16aと、RF送受信回路が設けられた装置本体16bと、を備える。
RFIDタグR6は、タグ通信装置16等の外部の装置から送信される無線信号を受信するアンテナを備え、このアンテナに誘起される電力によりICを駆動する受動型のICタグである。本実施形態のタグ通信装置16及びRFIDタグR6は所定のプロトコルに従って無線信号を送受信する。
タグ通信装置16は、RFIDタグR6に対するデータの書き込み又はデータの読み出しを行う場合、まず、所定周波数の搬送波を送信し、この搬送波に重畳して検出信号を送信する。タグ通信装置16が送信した搬送波によってRFIDタグR6のアンテナに起電力が誘起されると、この電力によりRFIDタグR6のICがオンに切り替わり、検出信号を受信して、この検出信号に対して応答する信号を送信する。タグ通信装置16は、RFIDタグR6が送信した応答信号を受信すると、搬送波の出力を継続しながら、このRFIDタグR6をデータの書き込み及びデータの読み取りの対象として設定する。タグ通信装置16は、データの書き込み及びデータの読み取りを開始する旨を通知する信号を送信する。その後は、タグ通信装置16が搬送波の出力を継続しながら、タグ通信装置16とRFIDタグR6との間で無線信号が送受信され、RFIDタグR6が記憶するデータの読み取り、及び、RFIDタグR6に対するデータの書き込みが行われる。
図1に示すように、ロール体R1の側面に対応する位置には、ニアエンドセンサー29が設けられる。ニアエンドセンサー29は、ロール紙Rの残量が所定量を下回ったニアエンド状態であることを検出する機械式センサーである。詳述すると、ニアエンドセンサー29は、ロール体R1の側面に向かって付勢された突出部29aを備える。ロール紙Rの残量が十分にある場合は、突出部29aがロール体R1の側面によって押下された状態となり、この突出部29aが機械式スイッチを電気的オン状態に作動させ、ニアエンドセンサー29から、ニアエンド状態でないことを示す信号が出力される。一方で、ロール紙Rの残量が所定量を下回り、ロール体R1の半径が所定の距離よりも短くなると、突出部29aが押下された状態が解除され、ニアエンドセンサー29からニアエンド状態であることを示す信号が出力される。
制御部30は、ニアエンドセンサー29からの入力に基づいて、ロール紙Rがニアエンド状態であること、又は、ニアエンド状態でないことを検出する。
制御部30は、ニアエンドセンサー29からの入力に基づいて、ロール紙Rがニアエンド状態であること、又は、ニアエンド状態でないことを検出する。
図3は、本実施形態に係る記録システム2aの機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、記録システム2aは、記録装置1と、記録装置1に接続されて記録装置1を制御するホストコンピューター3(制御装置)とを備える。
図3に示すように、記録システム2aは、記録装置1と、記録装置1に接続されて記録装置1を制御するホストコンピューター3(制御装置)とを備える。
図3に示すように、記録装置1は、制御部30と、モーター駆動回路31と、キャリッジ移動モーター32と、搬送モーター33と、カッター駆動モーター34と、ヘッド駆動回路35と、入力部36と、報知部37と、通信部38と、記憶部39と、を備える。
制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他の制御回路等を備え、記録装置1を制御する。
モーター駆動回路31は、キャリッジ移動モーター32と接続する。キャリッジ移動モーター32は、キャリッジ20を走査方向Yへ移動させるモーターである。制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、キャリッジ移動モーター32に駆動電流や駆動パルスを出力し、キャリッジ移動モーター32を駆動する。キャリッジ移動モーター32の駆動に応じて、キャリッジ20に搭載された記録ヘッド10が走査方向Yへ移動する。
モーター駆動回路31は、搬送モーター33と接続する。搬送モーター33は、搬送ローラー141、142、143を回転させるモーターである。制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、搬送モーター33に駆動電流や駆動パルスを出力し、搬送モーター33を駆動する。搬送モーター33の駆動に応じて、搬送ローラー141、142、143が回転し、搬送ローラー141、142、143の回転に応じて、記録媒体が搬送方向Hに搬送される。
モーター駆動回路31は、カッター駆動モーター34と接続する。カッター駆動モーター34は、可動刃23を移動させるモーターである。制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、カッター駆動モーター34に駆動電流や駆動パルスを出力し、カッター駆動モーター34を駆動する。カッター駆動モーター34の駆動に応じて、可動刃23が移動し、搬送ロール紙R2が切断される。
ヘッド駆動回路35は、記録ヘッド10と接続する。ヘッド駆動回路35は、制御部30の制御で、記録ヘッド10のノズルに対応して設けられたアクチュエーターを駆動し、ノズルからインクを吐出させる。ノズルからのインクの吐出に応じて、搬送ロール紙R2にドットが形成される。
入力部36は、記録装置1の筐体に設けられた操作スイッチと接続する。入力部36は、操作スイッチに対する操作を検出し、検出した操作を示す信号を制御部30に出力する。制御部30は、入力部36からの入力に応じて、操作に対応する処理を実行する。
操作スイッチは、カバー開閉スイッチ361を有する。入力部36は、カバー開閉スイッチ361に対する操作を検出し、検出した操作を示す信号を制御部30に出力する。制御部30は、入力に基づいてカバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出する。制御部30は、カバー26が閉状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出した場合、カバー開閉機構28を制御して、カバー26を開状態とする。また、制御部30は、カバー26が開状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出した場合、カバー開閉機構28を制御して、カバー26を閉状態とする。
操作スイッチは、カバー開閉スイッチ361を有する。入力部36は、カバー開閉スイッチ361に対する操作を検出し、検出した操作を示す信号を制御部30に出力する。制御部30は、入力に基づいてカバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出する。制御部30は、カバー26が閉状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出した場合、カバー開閉機構28を制御して、カバー26を開状態とする。また、制御部30は、カバー26が開状態のときに、カバー開閉スイッチ361が操作されたことを検出した場合、カバー開閉機構28を制御して、カバー26を閉状態とする。
報知部37は、LED部371と、表示部372と、を備える。
LED部371は、複数のLEDを備える。LED部371は、制御部30の制御で、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯し、動作モードや、エラーの発生の有無等の記録装置1の状態を報知する。
表示部372は、液晶表示パネルを備える。表示部372は、制御部30の制御で、表示部372に情報を表示する。
LED部371は、複数のLEDを備える。LED部371は、制御部30の制御で、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯し、動作モードや、エラーの発生の有無等の記録装置1の状態を報知する。
表示部372は、液晶表示パネルを備える。表示部372は、制御部30の制御で、表示部372に情報を表示する。
通信部38は、制御部30の制御で、ホストコンピューター3と所定の通信規格に準拠して通信する。
記憶部39は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。記憶部39には、後述する設定ファイル391が記憶される。
また、上述したように、記録装置1は、ブラックマークセンサー181を備える。ブラックマークセンサー181は、所定の周期で、検出値を制御部30に出力する。制御部30は、ブラックマークセンサー181からの入力に基づいて、ブラックマークセンサー181の検出位置にブラックマークBMが位置したことを検出する。
また、上述したように、記録装置1は、ギャップセンサー182を備える。ギャップセンサー182は、所定の周期で、検出値を制御部30に出力する。制御部30は、ギャップセンサー182からの入力に基づいて、ギャップセンサー182の検出位置にブラックマークBMが位置したことを検出する。
また、上述したように、記録装置1は、タグ通信装置16を備える。制御部30は、タグ通信装置16を制御して、収容したロール紙Rに設けられたRFIDタグR6にデータを書き込み、また、RFIDタグR6からデータを読み取る。
また、上述したように、記録装置1は、ニアエンドセンサー29を備える。制御部30は、ニアエンドセンサー29からの入力に基づいて、ロール紙Rがニアエンド状態であること、又は、二アンド状態でないことを検出する。
図3に示すように、ホストコンピューター3は、制御装置制御部50と、制御装置入力部51と、制御装置表示部52と、制御装置記憶部53と、制御装置通信部54と、を備える。
制御装置制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他の制御回路等を備え、ホストコンピューター3を制御する。
制御装置入力部51は、キーボードや、マウス等の入力デバイスに接続され、入力デバイスからの入力を検出して、制御装置制御部50に出力する。制御装置制御部50は、制御装置入力部51からの入力に基づいて、入力に対応する処理を実行する。
制御装置表示部52は、液晶表示パネル等の表示装置に接続され、制御装置制御部50の制御で、表示装置に各種情報を表示する。
制御装置記憶部53は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
制御装置通信部54は、制御装置制御部50の制御で、所定の通信規格に従って、記録装置1と通信する。
次に、記録を実行するときの記録装置1、及び、ホストコンピューター3の基本的な動作について説明する。
記録装置1に記録を実行させる際、ホストコンピューター3は、記録装置1に記録させる画像の画像データを生成する。次いで、ホストコンピューター3は、画像データを含み、画像データに基づく記録の実行を指示する制御データを生成する。ホストコンピューター3には、プリンタードライバーがインストールされる。制御データは、プリンタードライバーの機能により、記録装置1のコマンド体系に従ったコマンドを用いて生成される。ホストコンピューター3は、制御装置通信部54を制御して、生成した制御データを記録装置1に送信する。
記録装置1に記録を実行させる際、ホストコンピューター3は、記録装置1に記録させる画像の画像データを生成する。次いで、ホストコンピューター3は、画像データを含み、画像データに基づく記録の実行を指示する制御データを生成する。ホストコンピューター3には、プリンタードライバーがインストールされる。制御データは、プリンタードライバーの機能により、記録装置1のコマンド体系に従ったコマンドを用いて生成される。ホストコンピューター3は、制御装置通信部54を制御して、生成した制御データを記録装置1に送信する。
記録装置1の制御部30は、通信部38を制御して、制御データを受信する。次いで、制御部30は、受信した制御データに含まれる画像データを画像バッファーに展開する。次いで、制御部30は、画像バッファーに展開した画像データに基づいて、モーター駆動回路31、及び、ヘッド駆動回路35を制御して、記録ヘッド10、キャリッジ20、搬送ローラー12、カッターユニット21を駆動し、ロール紙Rに記録する。
より詳細には、制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、搬送モーター33を駆動し、搬送ローラー141、142、143を回転させて、搬送ロール紙R2を搬送方向Hに搬送する。搬送ロール紙R2の搬送中、制御部30は、ブラックマークセンサー181からの入力に基づいて、搬送ロール紙R2の位置を管理する。画像を記録する場合、制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、シール部R4の画像を記録する領域が、記録ヘッド10の記録位置に位置するように、搬送ロール紙R2の搬送を停止する。次いで、制御部30は、モーター駆動回路31を制御して、キャリッジ移動モーター32を駆動し、キャリッジ20を走査方向Yにおける一方向に移動させる。キャリッジ20の移動中、制御部30は、画像バッファーに展開した画像データに基づいて、ヘッド駆動回路35を制御して、記録ヘッド10を駆動し、適切なタイミングで適切なノズルからインクを吐出してドットを形成する。これにより、シール部R4に、所定の色のドットが形成され、画像が記録される。
制御部30は、記録ヘッド10の記録位置にシール部R4の画像を記録する領域を位置させる搬送、キャリッジ20の走査方向Yへの移動、及び、キャリッジ20の移動に伴う記録ヘッド10の駆動を繰り返し行って、シール部R4に連続して画像を記録する。
制御部30は、適宜、制御データに含まれる、ロール紙Rの切断を指示するカットコマンドに基づいて、カッター駆動モーター34を制御して、可動刃23を移動させ、ロール紙Rの切断を実行する。ロール紙Rは、シール部R4と、シール部R4との間隙で、切断される。
制御部30は、記録ヘッド10の記録位置にシール部R4の画像を記録する領域を位置させる搬送、キャリッジ20の走査方向Yへの移動、及び、キャリッジ20の移動に伴う記録ヘッド10の駆動を繰り返し行って、シール部R4に連続して画像を記録する。
制御部30は、適宜、制御データに含まれる、ロール紙Rの切断を指示するカットコマンドに基づいて、カッター駆動モーター34を制御して、可動刃23を移動させ、ロール紙Rの切断を実行する。ロール紙Rは、シール部R4と、シール部R4との間隙で、切断される。
ところで、記録装置1にロール紙Rが収容された場合、記録装置1、及び、ホストコンピューター3に、収容されたロール紙Rに関する設定(以下、「記録媒体に関する設定」という。)を行う必要がある。記録媒体に関する設定とは、ロール紙Rに関する複数の設定項目(以下、「媒体設定項目」という。)に設定値をセットすることである。
記録装置1の記憶部39には、設定ファイル391が記憶される。設定ファイル391には、媒体設定項目と、設定値との組み合わせが記録される。記録装置1に対する記録媒体に関する設定とは、具体的には、設定ファイル391に記録された媒体設定項目に対して、収容したロール紙Rに対応する設定値をセットすることである。
また、ホストコンピューター3の制御装置記憶部53は、制御用設定ファイル531が記憶される。制御用設定ファイル531には、媒体設定項目と、設定値との組み合わせが記録される。ホストコンピューター3に対する記録媒体に関する設定とは、具体的には、制御用設定ファイル531に記録された媒体設定項目に対して、記録装置1に収容したロール紙Rに対応する設定値をセットすることである。
記録装置1の記憶部39には、設定ファイル391が記憶される。設定ファイル391には、媒体設定項目と、設定値との組み合わせが記録される。記録装置1に対する記録媒体に関する設定とは、具体的には、設定ファイル391に記録された媒体設定項目に対して、収容したロール紙Rに対応する設定値をセットすることである。
また、ホストコンピューター3の制御装置記憶部53は、制御用設定ファイル531が記憶される。制御用設定ファイル531には、媒体設定項目と、設定値との組み合わせが記録される。ホストコンピューター3に対する記録媒体に関する設定とは、具体的には、制御用設定ファイル531に記録された媒体設定項目に対して、記録装置1に収容したロール紙Rに対応する設定値をセットすることである。
本実施形態では、媒体設定項目として、ロール紙Rの種類(以下、「用紙種類」という。)を示す媒体設定項目「用紙種類」がある。媒体設定項目「用紙種類」には、設定値として、設定値「普通紙」、設定値「合成紙」、設定値「マット紙」、設定値「光沢紙」、又は、設定値「リストバンド」のいずれかがセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rの形態(以下、「用紙形態」という。)を示す媒体設定項目「用紙形態」がある。媒体設定項目「用紙形態」には、設定値として、設定値「カットラベル(ギャップ基準)」、設定値「カットラベル(ブラックマーク基準)」、設定値「全面ラベル」、又は、設定値「連続紙」のいずれかがセットされる。
なお、設定値「カットラベル(ギャップ基準)」は、図2(B)で例示したロール紙Rのように、ギャップ部GPが形成されたロール紙Rが記録装置1に収容される場合に、媒体設定項目「用紙形態」にセットされる設定値である。当該設定値がセットされる場合、制御部30は、ギャップセンサー182からの入力に基づいて、ロール紙Rの位置を管理する。
なお、設定値「カットラベル(ギャップ基準)」は、図2(B)で例示したロール紙Rのように、ギャップ部GPが形成されたロール紙Rが記録装置1に収容される場合に、媒体設定項目「用紙形態」にセットされる設定値である。当該設定値がセットされる場合、制御部30は、ギャップセンサー182からの入力に基づいて、ロール紙Rの位置を管理する。
また、設定値「カットラベル(ブラックマーク基準)」は、図2(A)で例示したロール紙Rのように、ブラックマークBMが設けられたロール紙Rが記録装置1に収容される場合に、媒体設定項目「用紙形態」にセットされる設定である。当該設定値がセットされる場合、制御部30は、ブラックマークセンサー181からの入力に基づいて、ロール紙Rの位置を管理する。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rの短手方向の長さ(以下、「用紙幅」という。)を示す媒体設定項目「用紙幅」がある。媒体設定項目「用紙幅」には、設定値として、30mm〜120mmの範囲で、用紙幅の値がセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rがカットラベルの場合に設定値がセットされる項目であって、ロール紙Rを構成するラベルの長手方向の長さ(以下、「用紙長さ」という。)を示す媒体設定項目「用紙長さ」がある。図2(A)の例では、長さL1が、用紙長さに相当する。また、図2(B)の例では、長さL2が、用紙長さに該当する。媒体設定項目「用紙長さ」には、設定値として、15mm〜1117mmの範囲で、用紙長さの値がセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rがカットラベルの場合に設定値がセットされる項目であって、ラベルにおいて画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)の端手方向の長さ(以下、「記録幅」という。)を示す媒体設定項目「記録幅」がある。図2(A)の例では、長さL3が、記録幅に相当する。また、図2(B)の例では、長さL4が、記録幅に相当する。媒体設定項目「記録幅」には、設定値として、25mm〜108mmの範囲で、記録幅の値がセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rがカットラベルの場合に設定値がセットされる項目であって、ラベルにおいて画像の記録が可能な領域(ドットの形成が可能な領域)の長手方向の長さ(以下、「記録長さ」という。)を示す媒体設定項目「記録長さ」がある。図2(A)の例では、長さL5が、記録長さに相当する。また、図2(B)の例では、長さL6が、記録長さに相当する。媒体設定項目「記録長さ」には、設定値として、15mm〜1117mmの範囲で、記録長さの値がセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rが図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてシール部R4が設けられた用紙の場合に設定値がセットされる項目であって、シール部R4とシール部R4との間隙の長さ(以下、「ラベル間ギャップ」という。)を示す媒体設定項目「ラベル間ギャップ」がある。媒体設定項目「ラベル間ギャップ」には、設定値として、3mm〜6mmの範囲で、ラベル間ギャップの値がセットされる。
また、媒体設定項目として、ロール紙Rが図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてブラックマークBMが形成された用紙の場合に設定値がセットされる項目であって、隣接するブラックマークBMの離間距離(以下、「ブラックマーク間隔」という。)を示す媒体設定項目「ブラックマーク間隔」がある。媒体設定項目「ブラックマーク間隔」には、設定値として、15mm〜1117mmの範囲で、ブラックマーク間隔の値がセットされる。
以上、媒体設定項目を例示したが、媒体設定項目は例示したものに限らず、記録装置1が収容する記録媒体に関する設定項目であればどのようなものであってもよい。
記録装置1の制御部30は、設定ファイル391に記録された媒体設定項目と、設定値との組み合わせに基づいて、記録装置1に収納されたロール紙Rの用紙種類や、用紙形態、ラベルのサイズ、ラベルにおける記録領域の位置等を認識し、ロール紙Rに対応する処理を実行する。例えば、制御部30は、用紙種類や、用紙形態に応じた搬送方法でロール紙Rを搬送し、また、用紙幅や用紙幅、記録幅、記録長さに基づいて、ラベルにおける画像を記録する領域を判定し、また、ブラックマーク間隔に基づいてブラックマークセンサー181からの入力に基づくロール紙Rの位置の管理を実行する。
また、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御用設定ファイル531に記録された媒体設定項目と、設定値との組み合わせに基づいて、記録装置1に収容されたロール紙Rの用紙種類や、用紙形態、ラベルのサイズ、ラベルにおける記録領域の位置等を認識し、当該認識に基づいて記録装置1を制御する。例えば、制御装置制御部50は、制御データの生成に際し、用紙種類や、用紙形態、ラベルのサイズ、ラベルにおける記録領域の位置等を反映した制御データを生成する。
以上のように、ロール紙Rを記録装置1に収容した場合、記録装置1、及び、ホストコンピューター3に、収容したロール紙Rに対応した記録媒体に関する設定を行う必要がある。そして、記録媒体に関する設定に誤りがある場合、換言すれば、いずれかの媒体設定項目に対して誤った設定値がセットされた場合、想定した位置と異なる位置に画像が記録される等のエラーが発生する可能性がある。従って、記録媒体に関する設定は、収容したロール紙Rに即して、正確に行われなければならない。
以上を踏まえ、記録装置1へのロール紙Rの収容に際し、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、以下の処理を実行する。
以上を踏まえ、記録装置1へのロール紙Rの収容に際し、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、以下の処理を実行する。
図4は、記録装置1に新たにロール紙Rを収容する場合の、記録装置1、及び、ホストコンピューター3の動作を示すフローチャートであり、(A)は記録装置1の動作を、(B)はホストコンピューター3の動作を示す。
図4(A)のフローチャートの前に、ユーザーにより、以下の処理が行われる。
すなわち、ユーザーは、記録装置1にロール紙Rを収容する。ユーザーは、記録装置1にロール紙Rを収容する際、カバー開閉スイッチ361を操作して、カバー26を開状態とした後、所定の方法で、ロール紙収容部11にロール体R1を収容し、ロール体R1から繰り出される搬送ロール紙R2を、搬送経路13に沿って延在させる。
すなわち、ユーザーは、記録装置1にロール紙Rを収容する。ユーザーは、記録装置1にロール紙Rを収容する際、カバー開閉スイッチ361を操作して、カバー26を開状態とした後、所定の方法で、ロール紙収容部11にロール体R1を収容し、ロール体R1から繰り出される搬送ロール紙R2を、搬送経路13に沿って延在させる。
図4(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、RFID読取処理(後述)の実行が指示されたか否かを監視する(ステップSA1)。RFID読取処理の実行の指示は、記録装置1の筐体に設けられた操作スイッチが所定の態様で操作されることにより行われる。ユーザーは、記録装置1にロール紙Rを収容した後、記録装置1による記録が実行される前に、操作スイッチを所定の態様で操作して、RFID読取処理の実行を指示する。
RFID読取処理の実行が指示された場合(ステップSA1:YES)、制御部30は、RFID読取処理を実行する(ステップSA2)。
詳述すると、ステップSA2で、制御部30は、タグ通信装置16を制御して、RFIDタグR6と無線通信させ、RFIDタグR6の所定の記憶領域に記憶されたタグ情報(後述)を読み取らせる。タグ通信装置16は、RFIDタグR6から読み取ったタグ情報を制御部30に出力する。
詳述すると、ステップSA2で、制御部30は、タグ通信装置16を制御して、RFIDタグR6と無線通信させ、RFIDタグR6の所定の記憶領域に記憶されたタグ情報(後述)を読み取らせる。タグ通信装置16は、RFIDタグR6から読み取ったタグ情報を制御部30に出力する。
RFID読取処理の実行後、制御部30は、タグ通信装置16から入力されたタグ情報に基づいて、媒体設定情報を取得する(ステップSA3)。
以下、タグ情報について説明し、次いで、媒体設定情報について説明する。
以下、タグ情報について説明し、次いで、媒体設定情報について説明する。
図5(A)は、タグ情報の一例を示す図であり、図5(B)は、タグ情報の説明に利用する図である。
図5(A)に示すように、タグ情報は、媒体設定情報を示す22桁の数値である。
図5(A)に示すように、タグ情報は、媒体設定情報を示す22桁の数値である。
図5(B)に示すように、タグ情報の1桁目の数値は、ロール紙Rの用紙種類を示す。具体的には、「0」はロール紙Rの用紙種類が普通紙であることを示し、「1」はロール紙Rの用紙種類が合成紙であることを示し、「2」はロール紙Rの用紙種類がマット紙であることを示し、「3」はロール紙Rの用紙種類が光沢紙であることを示し、「4」はロール紙Rの用紙種類がリストバンドであることを示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の1桁目の数値が「0」である場合、ロール紙Rの用紙種類は普通紙であるので、上述した媒体設定項目「用紙種類」には、設定値として、設定値「普通紙」がセットされる必要がある。
図5(B)に示すように、タグ情報の2桁目の数値は、ロール紙Rの用紙形態を示す。具体的には、「0」はロール紙Rの用紙形態がカットラベル(ギャップ基準)であることを示し、「1」はロール紙Rの用紙形態がカットラベル(ブラックマーク基準)であることを示し、「2」はロール紙Rの用紙形態が全面ラベルであることを示し、「3」はロール紙Rの用紙形態が連続紙であることを示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の2桁目の数値が「1」である場合、ロール紙Rの用紙形態はカットラベル(ブラックマーク基準)であるので、上述した媒体設定項目「用紙形態」には、設定値として、設定値「カットラベル(ブラックマーク基準)」がセットされる必要がある。
図5(B)に示すように、タグ情報の3−5桁目の数値は、ロール紙Rの用紙幅を示す。より詳細には、タグ情報の3桁目の数値は用紙幅の値の百の位の数値を示し、4桁目の数値は用紙幅の値の十の位の数値を示し、5桁目の数値は用紙幅の値の一の位の数値を示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の3−5桁目の数値が「080」である場合、ロール紙Rの用紙幅は、「80mm」であるので、上述した媒体設定項目「用紙幅」には、設定値「80mm」がセットされる必要がある。
図5(B)に示すように、タグ情報の6−9桁目の数値は、ロール紙Rの用紙長さを示す。より詳細には、タグ情報の6桁目の数値は用紙長さの値の千の位の数値を示し、7桁目の数値は用紙長さの値の百の位の数値を示し、8桁目の数値は用紙長さの値の十の位の数値を示し、9桁目の数値は用紙長さの値の一の位の数値を示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の6−9桁目の数値が「0900」である場合、ロール紙Rの用紙長さは、「900mm」であるので、上述した媒体設定項目「用紙長さ」には、設定値「900mm」がセットされる必要がある。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の6−9桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の6−9桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
図5(B)に示すように、タグ情報の10−12桁目の数値は、ロール紙Rの記録幅を示す。より詳細には、タグ情報の10桁目の数値は記録幅の値の百の位の数値を示し、11桁目の数値は記録幅の値の十の位の数値を示し、12桁目の数値は記録幅の値の一の位の数値を示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の10−12桁目の数値が「070」である場合、ロール紙Rの記録幅は、「70mm」であるので、上述した媒体設定項目「記録幅」には、設定値「70mm」がセットされる必要がある。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の10−12桁目には、ヌルデータを表す「000」がセットされる。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の10−12桁目には、ヌルデータを表す「000」がセットされる。
図5(B)に示すように、タグ情報の13−16桁目の数値は、ロール紙Rの記録長さを示す。より詳細には、タグ情報の13桁目の数値は記録長さの値の千の位の数値を示し、14桁目の数値は記録長さの値の百の位の数値を示し、15桁目の数値は記録長さの値の十の位の数値を示し、16桁目の数値は記録長さの値の一の位の数値を示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の13−16桁目の数値が「0850」である場合、ロール紙Rの用紙長さは、「800mm」であるので、上述した媒体設定項目「記録長さ」には、設定値「800mm」がセットされる必要がある。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の13−16桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
なお、ロール紙Rがカットラベルではない場合、タグ情報の13−16桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
図5(B)に示すように、タグ情報の17桁目の数値は、ロール紙Rのラベル間ギャップを示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の17桁目の数値が「5」である場合、ロール紙Rのラベル間ギャップは、「5mm」であるので、上述した媒体設定項目「ラベル間ギャップ」には、設定値「5mm」がセットされる必要がある。
なお、ロール紙Rが、図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてシール部R4が設けられた用紙ではない場合、タグ情報の17桁目には、ヌルデータを表す「0」がセットされる。
なお、ロール紙Rが、図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてシール部R4が設けられた用紙ではない場合、タグ情報の17桁目には、ヌルデータを表す「0」がセットされる。
図5(B)に示すように、タグ情報の18−21桁目の数値は、ロール紙Rのブラックマーク間隔を示す。より詳細には、タグ情報の18桁目の数値はブラックマーク間隔の値の千の位の数値を示し、19桁目の数値はブラックマーク間隔の値の百の位の数値を示し、20桁目の数値はブラックマーク間隔の値の十の位の数値を示し、21桁目の数値はブラックマーク間隔の一の位の数値を示す。図5(A)で例示するように、タグ情報の18−21桁目の数値が「0900」である場合、ロール紙Rのブラックマーク間隔は、「900mm」であるので、上述した媒体設定項目「ブラックマーク間隔」には、設定値「900mm」がセットされる必要がある。
なお、ロール紙Rが、図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてブラックマークBMが形成された用紙ではない場合、タグ情報の18−21桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
なお、ロール紙Rが、図2(A)で例示したロール紙Rのように間隔をあけてブラックマークBMが形成された用紙ではない場合、タグ情報の18−21桁目には、ヌルデータを表す「0000」がセットされる。
タグ情報の22桁目の数値については、後述する。
ステップSA3において、制御部30は、タグ通信装置16から入力されたタグ情報の1-21桁目の数値に基づいて、媒体設定情報を取得する。媒体設定情報とは、媒体設定項目と、ロール紙Rに対応した設定値との組み合わせである。例えば、タグ情報が図5(A)に例示する情報である場合、制御部30は、タグ情報の1桁目の数値に基づいて、媒体設定情報として、媒体設定項目「用紙種類」と、ロール紙Rに対応した設定値である設定値「普通紙」との組み合わせを取得する。また例えば、タグ情報が図5(A)に例示する情報である場合、制御部30は、タグ情報の2桁目の数値に基づいて、媒体設定情報として、媒体設定項目「用紙形態」と、ロール紙Rに対応した設定値である設定値「カットラベル(ブラックマーク基準)」との組み合わせを取得する。
次いで、制御部30は、ステップSA3で取得した媒体設定情報に基づいて、設定ファイル391の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSA4)。
ステップSA4において、制御部30は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、設定ファイル391における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、設定ファイル391の内容を書き換える。
ステップSA4において、制御部30は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、設定ファイル391における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、設定ファイル391の内容を書き換える。
次いで、制御部30は、報知部37を制御して、媒体設定項目への設定値のセットが完了したことを報知する(ステップSA5)。報知は、LED部371のLEDの駆動により行われてもよく、表示部372の表示により行われてもよい。このほか、記録装置1が音声を出力する機能を有す場合は、音声出力により行われてもよい。
次いで、制御部30は、通信部38を制御して、ステップSA3で取得した媒体設定情報をホストコンピューター3に送信する(ステップSA6)。
図4(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSB1)。
次いで、制御装置制御部50は、受信した媒体設定情報に基づいて、制御用設定ファイル531の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSB2)。
ステップSB2において、制御装置制御部50は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、制御用設定ファイル531における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、制御用設定ファイル531の内容を書き換える。
ステップSB2において、制御装置制御部50は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、制御用設定ファイル531における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、制御用設定ファイル531の内容を書き換える。
以上のように、本実施形態では、ロール紙Rに、タグ情報を記憶するRFIDタグR6が設けられる。また、記録装置1は、RFIDタグR6から、無線通信により、情報を読み取ることが可能なタグ通信装置16を備える。そして、記録装置1は、ロール紙Rが収容されたときに、指示に応じて、タグ情報をタグ通信装置16により読み取る。記録装置1は、読取結果に基づいて、タグ情報を取得し、取得したタグ情報に基づく媒体設定情報に基づいて、記録媒体に関する設定を実行する。また、記録装置1は、媒体設定情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、受信した媒体設定情報に基づいて、記録媒体に関する設定を実行する。
このような構成のため、ユーザーが、記録媒体に関する設定を手動で行う場合に起こり得る設定の誤りが発生せず、設定される媒体設定項目と設定値との組み合わせを、記録装置1が収納するロール紙Rに対応した正確なものとすることができる。
また、上記構成のため、ユーザーは、記録媒体に関する設定を、手動で行う必要がなく、ユーザーの作業負担が軽減する。
このような構成のため、ユーザーが、記録媒体に関する設定を手動で行う場合に起こり得る設定の誤りが発生せず、設定される媒体設定項目と設定値との組み合わせを、記録装置1が収納するロール紙Rに対応した正確なものとすることができる。
また、上記構成のため、ユーザーは、記録媒体に関する設定を、手動で行う必要がなく、ユーザーの作業負担が軽減する。
次に、ロール紙Rが収容された後の記録装置1の動作について説明する。
ここで、タグ情報の22桁目の数値は、ロール紙Rの残量を表す数値である。具体的には、「0」はロール紙Rがニアエンド状態でない状態(以下、「通常状態」という。)であることを示し、「1」はロール紙Rがニアエンド状態であることを示す。
ロール紙Rに設けられたRFIDタグR6が記憶するタグ情報の22桁目の数値の初期値は、「0」である。
ここで、タグ情報の22桁目の数値は、ロール紙Rの残量を表す数値である。具体的には、「0」はロール紙Rがニアエンド状態でない状態(以下、「通常状態」という。)であることを示し、「1」はロール紙Rがニアエンド状態であることを示す。
ロール紙Rに設けられたRFIDタグR6が記憶するタグ情報の22桁目の数値の初期値は、「0」である。
記録装置1の制御部30は、記録装置1の電源がオンの間、ニアエンドセンサー29からの入力に基づいて、ロール紙Rの状態が、通常状態からニアエンド状態へと移行したか否か監視する。ニアエンド状態へ移行した場合、制御部30は、タグ通信装置16を制御して、RFIDタグR6と通信させ、RFIDタグR6が記憶するタグ情報の22桁目を「0」から「1」へと書き換えさせる。
以上の処理が行われることにより、以下の効果を奏する。
すなわち、記録装置1から、ロール紙Rを取り出して、他のロール紙Rを収容した場合、取り出したロール紙Rがニアエンド状態であるか否かは、ロール紙Rの見た目では正確にわからない。この場合に、ロール紙RのRFIDタグR6に記憶されたタグ情報を、所定の読取手段により読み取らせて、読取結果を所定の表示手段に表示させることにより、ユーザーは、ロール紙Rがニアエンド状態であるか否かを確実かつ簡易に把握できる。
すなわち、記録装置1から、ロール紙Rを取り出して、他のロール紙Rを収容した場合、取り出したロール紙Rがニアエンド状態であるか否かは、ロール紙Rの見た目では正確にわからない。この場合に、ロール紙RのRFIDタグR6に記憶されたタグ情報を、所定の読取手段により読み取らせて、読取結果を所定の表示手段に表示させることにより、ユーザーは、ロール紙Rがニアエンド状態であるか否かを確実かつ簡易に把握できる。
なお、ロール紙Rに設けられたRFIDタグR6のタグ情報の22桁目の数値を書き換えるタイミングは、ロール紙Rの状態が変化したときに限らず、例えば、カバー開閉スイッチ361が操作されて、カバー26の開状態への移行が指示されたときであってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る記録システム2aは、記録装置1と、ホストコンピューター3(制御装置)とを備える。
記録装置1は、収容したロール紙Rに設けられたRFIDタグR6(ICタグ)から、情報を無線通信で読み取るタグ通信装置16(無線通信部)と、ロール紙Rに記録する記録ヘッド10(記録部)と、タグ通信装置16の読取結果に基づいて媒体設定情報(記録媒体に関する情報)を取得し、取得した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行い、媒体設定情報を送信する制御部30と、を有する。
ホストコンピューター3は、媒体設定情報を受信し、受信した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う制御装置制御部50を有する。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録媒体に関する設定を、収納したロール紙Rに対応した正確なものとすることができる。さらに、ユーザーが、記録装置1、及び、ホストコンピューター3に対して、記録媒体に関する設定を、手動で行う必要がなく、ユーザーの作業負担が軽減する。
記録装置1は、収容したロール紙Rに設けられたRFIDタグR6(ICタグ)から、情報を無線通信で読み取るタグ通信装置16(無線通信部)と、ロール紙Rに記録する記録ヘッド10(記録部)と、タグ通信装置16の読取結果に基づいて媒体設定情報(記録媒体に関する情報)を取得し、取得した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行い、媒体設定情報を送信する制御部30と、を有する。
ホストコンピューター3は、媒体設定情報を受信し、受信した情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う制御装置制御部50を有する。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録媒体に関する設定を、収納したロール紙Rに対応した正確なものとすることができる。さらに、ユーザーが、記録装置1、及び、ホストコンピューター3に対して、記録媒体に関する設定を、手動で行う必要がなく、ユーザーの作業負担が軽減する。
また、本実施形態では、記録装置1の制御部30は、記録媒体に関する設定が完了した場合、報知部37に、その旨、報知させる。
この構成によれば、ユーザーは、記録媒体に関する設定が完了したときに、そのことを認識できる。
この構成によれば、ユーザーは、記録媒体に関する設定が完了したときに、そのことを認識できる。
また、本実施形態では、記録装置1の制御部30は、タグ通信装置16を制御して、収容したロール紙Rに設けられたRFIDタグR6に、ロール紙Rの残量に関する情報を書き込む。
この構成によれば、ロール紙Rに設けられたRFIDタグR6からタグ情報を読み取ることにより、ロール紙Rの残量に関する情報を取得できる。
この構成によれば、ロール紙Rに設けられたRFIDタグR6からタグ情報を読み取ることにより、ロール紙Rの残量に関する情報を取得できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、媒体設定情報を示す22桁の数値からなるタグ情報であった。
一方、第2実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、媒体設定情報ではなく、ロール紙Rを識別する識別情報である媒体IDである。
媒体IDは、ロール紙Rの種別に応じて一意に割り振られる識別情報である。ロール紙Rの種別とは、上述した用紙種類、用紙形態、用紙幅、用紙長さ、記録幅、記録長さ、ラベル間ギャップ、及び、ブラックマーク間隔(以下、これらを総称して「媒体情報」という。)の組み合わせに応じたロール紙Rの区別である。例えば、媒体情報が完全に一致する複数のロール紙Rには、同一の媒体IDが割り振られる。また、いずれかの媒体情報に相違がある複数のロール紙Rには、それぞれ異なる媒体IDが割り振られる。
次に、第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、媒体設定情報を示す22桁の数値からなるタグ情報であった。
一方、第2実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、媒体設定情報ではなく、ロール紙Rを識別する識別情報である媒体IDである。
媒体IDは、ロール紙Rの種別に応じて一意に割り振られる識別情報である。ロール紙Rの種別とは、上述した用紙種類、用紙形態、用紙幅、用紙長さ、記録幅、記録長さ、ラベル間ギャップ、及び、ブラックマーク間隔(以下、これらを総称して「媒体情報」という。)の組み合わせに応じたロール紙Rの区別である。例えば、媒体情報が完全に一致する複数のロール紙Rには、同一の媒体IDが割り振られる。また、いずれかの媒体情報に相違がある複数のロール紙Rには、それぞれ異なる媒体IDが割り振られる。
図6は、記録装置1に新たにロール紙Rを収容する場合の、第2実施形態に係る記録装置1、及び、ホストコンピューター3の動作を示すフローチャートであり、(A)は記録装置1の動作を、(B)はホストコンピューター3の動作を示す。
図6(A)のフローチャートの前に、ユーザーにより、記録装置1へのロール紙Rの収容が行われる。
図6(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、RFID読取処理の実行が指示されたか否かを監視する(ステップSC1)。
RFID読取処理の実行が指示された場合(ステップSC1:YES)、制御部30は、RFID読取処理を実行する(ステップSC2)。
次いで、制御部30は、タグ通信装置16から入力された読取結果を示す情報に基づいて、媒体IDを取得する(ステップSC3)。
次いで、制御部30は、記憶部39が記憶する媒体IDテーブルを参照する(ステップSC4)。
図7は、媒体IDテーブルの一例を示す図である。
図7に示すように、媒体IDテーブルは、媒体IDに応じて複数のレコードを有し、各レコードは、媒体IDと、媒体設定情報と、を対応付けて記憶する。
上述したように、媒体設定情報とは、媒体設定項目と、ロール紙Rに対応した設定値との組み合わせである。
制御部30は、ロール紙Rの媒体IDをキーとして、媒体IDテーブルを参照することにより、そのロール紙Rの媒体設定情報を取得できる。
図7に示すように、媒体IDテーブルは、媒体IDに応じて複数のレコードを有し、各レコードは、媒体IDと、媒体設定情報と、を対応付けて記憶する。
上述したように、媒体設定情報とは、媒体設定項目と、ロール紙Rに対応した設定値との組み合わせである。
制御部30は、ロール紙Rの媒体IDをキーとして、媒体IDテーブルを参照することにより、そのロール紙Rの媒体設定情報を取得できる。
次いで、制御部30は、ステップSC3で取得した媒体IDをキーとして媒体IDテーブルを参照し、対応するレコードを特定し、媒体設定情報を取得する(ステップSC5)。
次いで、制御部30は、ステップSC5で取得した媒体設定情報に基づいて、設定ファイル391の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSC6)。
ステップSA4において、制御部30は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、設定ファイル391における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、設定ファイル391の内容を書き換える。
ステップSA4において、制御部30は、媒体設定情報における媒体設定項目と設定値との組み合わせと、設定ファイル391における媒体設定項目と設定値との組み合わせとが一致するように、設定ファイル391の内容を書き換える。
次いで、制御部30は、報知部37を制御して、設定が完了したことを報知する(ステップSC7)。
次いで、制御部30は、通信部38を制御して、ステップSC3で取得した媒体IDをホストコンピューター3に送信する(ステップSC8)。
図6(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体IDを受信する(ステップSD1)。
次いで、制御装置制御部50は、制御装置記憶部53が記憶する制御用媒体IDテーブルを参照する(ステップSD2)。制御用媒体IDテーブルは、上述した媒体IDテーブルと同一性を有するデータであり、媒体IDと、媒体設定情報とを対応付けて記憶する。
次いで、制御装置制御部50は、ステップSD1で受信した媒体IDをキーとして制御用媒体IDテーブルを参照し、対応するレコードを特定し、媒体設定情報を取得する(ステップSD3)。
次いで、制御装置制御部50は、ステップSD3で取得した媒体設定情報に基づいて、制御用設定ファイル531の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSD4)。
以上説明したように、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報に、媒体IDが含まれる。
記録装置1は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けて記憶する。そして、記録装置1の制御部30は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体ID及び記憶した情報に基づいて、記録媒体に関する設定を行う。また、制御部30は、媒体IDを、ホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けて記憶する。ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、受信した媒体ID及び記憶した情報に基づいて、記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
記録装置1は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けて記憶する。そして、記録装置1の制御部30は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体ID及び記憶した情報に基づいて、記録媒体に関する設定を行う。また、制御部30は、媒体IDを、ホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けて記憶する。ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、受信した媒体ID及び記憶した情報に基づいて、記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
<第3実施形態>
次いで、第3実施形態について説明する。
図8は、第3実施形態に係る記録システム2bの構成を示す図である。
以下の第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次いで、第3実施形態について説明する。
図8は、第3実施形態に係る記録システム2bの構成を示す図である。
以下の第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8に示すように、記録システム2bは、記録装置1と、ホストコンピューター3と、管理装置4と、を備える。
ホストコンピューター3は、制御装置ネットワーク通信部55を備える。
制御装置ネットワーク通信部55は、制御装置制御部50の制御で、インターネットを含んで構成されたネットワークNを介して、所定の通信規格に従って、管理装置4と通信する。
ホストコンピューター3は、制御装置ネットワーク通信部55を備える。
制御装置ネットワーク通信部55は、制御装置制御部50の制御で、インターネットを含んで構成されたネットワークNを介して、所定の通信規格に従って、管理装置4と通信する。
管理装置4は、ネットワークNと接続するサーバー装置である。
図8に示すように、管理装置4は、管理装置制御部60と、管理装置記憶部61と、管理装置ネットワーク通信部62とを備える。
管理装置制御部60は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、管理装置4を制御する。
管理装置記憶部61は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。管理装置記憶部61は、管理用媒体IDテーブル611を記憶する。管理用媒体IDテーブル611は、上述した媒体IDテーブルと同一性を有するデータであり、媒体IDと、媒体設定情報とを対応付けて記憶する。
管理装置ネットワーク通信部62は、管理装置制御部60の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークNと接続する機器(ホストコンピューター3を含む)と通信する。
図8に示すように、管理装置4は、管理装置制御部60と、管理装置記憶部61と、管理装置ネットワーク通信部62とを備える。
管理装置制御部60は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、管理装置4を制御する。
管理装置記憶部61は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。管理装置記憶部61は、管理用媒体IDテーブル611を記憶する。管理用媒体IDテーブル611は、上述した媒体IDテーブルと同一性を有するデータであり、媒体IDと、媒体設定情報とを対応付けて記憶する。
管理装置ネットワーク通信部62は、管理装置制御部60の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークNと接続する機器(ホストコンピューター3を含む)と通信する。
図9は、記録装置1に新たにロール紙Rを収容する場合の、第3実施形態に係る記録装置1、ホストコンピューター3、及び、管理装置4の動作を示すフローチャートである。図9(A)は記録装置1の動作を、(B)はホストコンピューター3の動作を、(C)は管理装置4の動作を示す。
なお、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、第2実施形態と同様、媒体設定情報ではなく、媒体IDである。
図9(A)のフローチャートの前に、ユーザーにより、記録装置1へのロール紙Rの収容が行われる。
図9(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、RFID読取処理の実行が指示されたか否かを監視する(ステップSE1)。
RFID読取処理の実行が指示された場合(ステップSE1:YES)、制御部30は、RFID読取処理を実行する(ステップSE2)。
次いで、制御部30は、タグ通信装置16から入力された読取結果を示す情報に基づいて、媒体IDを取得する(ステップSE3)。
次いで、制御部30は、通信部38を制御して、ステップSE3で取得した媒体IDをホストコンピューター3に送信する(ステップSE4)。
図9(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体IDを受信する(ステップSF1)。
次いで、制御装置制御部50は、制御装置ネットワーク通信部55を制御して、媒体IDを管理装置4に送信する(ステップSF2)。
なお、制御装置制御部50は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSF2で、制御装置制御部50は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
なお、制御装置制御部50は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSF2で、制御装置制御部50は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
図9(C)に示すように、管理装置4の管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、媒体IDを受信する(ステップSG1)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置記憶部61が記憶する管理用媒体IDテーブル611を参照する(ステップSG2)。
次いで、管理装置制御部60は、ステップSG1で受信した媒体IDをキーとして管理用媒体IDテーブル611を参照し、対応するレコードを特定し、媒体設定情報を取得する(ステップSG3)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、ステップSG3で取得した媒体設定情報を、ホストコンピューター3に送信する(ステップSG4)。ステップSG4で、管理装置制御部60は、ホストコンピューター3との間で確立したコネクションにより、媒体設定情報を送信する。
図9(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置ネットワーク通信部55を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSF3)。
次いで、制御装置制御部50は、ステップSF3で受信した媒体設定情報に基づいて、制御用設定ファイル531の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSF4)。
次いで、制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体設定情報を記録装置1に送信する(ステップSF5)。
図9(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、通信部38を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSE5)。
次いで、制御部30は、ステップSE5で受信した媒体設定情報に基づいて、設定ファイル391の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSE6)。
次いで、制御部30は、報知部37を制御して、設定が完了したことを報知する(ステップSE7)。
以上説明したように、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報に、媒体IDが含まれる。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDをホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。ホストコンピューター3は、媒体設定情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDをホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。ホストコンピューター3は、媒体設定情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
<第4実施形態>
次いで、第4実施形態について説明する。
図10は、第4実施形態に係る記録システム2cの構成を示す図である。
以下の第4実施形態の説明では、第3実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次いで、第4実施形態について説明する。
図10は、第4実施形態に係る記録システム2cの構成を示す図である。
以下の第4実施形態の説明では、第3実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10に示すように、記録システム2cは、記録装置1と、ホストコンピューター3と、管理装置4と、を備える。
記録装置1は、ネットワーク通信部40を備える。
ネットワーク通信部40は、制御部30の制御で、インターネットを含んで構成されたネットワークNを介して、所定の通信規格に従って、管理装置4と通信する。
記録装置1は、ネットワーク通信部40を備える。
ネットワーク通信部40は、制御部30の制御で、インターネットを含んで構成されたネットワークNを介して、所定の通信規格に従って、管理装置4と通信する。
図11は、記録装置1に新たにロール紙Rを収容する場合の、第4実施形態に係る記録装置1、ホストコンピューター3、及び、管理装置4の動作を示すフローチャートである。図11(A)は記録装置1の動作を、(B)はホストコンピューター3の動作を、(C)は管理装置4の動作を示す。
なお、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、第2、3実施形態と同様、媒体設定情報ではなく、媒体IDである。
図11(A)のフローチャートの前に、ユーザーにより、記録装置1へのロール紙Rの収容が行われる。
図11(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、RFID読取処理の実行が指示されたか否かを監視する(ステップSH1)。
RFID読取処理の実行が指示された場合(ステップSH1:YES)、制御部30は、RFID読取処理を実行する(ステップSH2)。
次いで、制御部30は、タグ通信装置16から入力された読取結果を示す情報に基づいて、媒体IDを取得する(ステップSH3)。
次いで、制御部30は、ネットワーク通信部40を制御して、ステップSH3で取得した媒体IDを、管理装置4に送信する(ステップSH4)。ステップSH4で、制御部30は、媒体IDと併せて、ホストコンピューター3のアクセス先のアドレス等、管理装置4がホストコンピューター3と通信する際に必要な情報を、送信する。制御部30は、当該情報を管理する。
また、制御部30は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSH4で、制御部30は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
また、制御部30は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSH4で、制御部30は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
図11(C)に示すように、管理装置4の管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、媒体IDと、ホストコンピューター3と通信する場合に必要な情報と、を受信する(ステップSJ1)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置記憶部61が記憶する管理用媒体IDテーブル611を参照する(ステップSJ2)。
次いで、管理装置制御部60は、ステップSJ1で受信した媒体IDをキーとして管理用媒体IDテーブル611を参照し、対応するレコードを特定し、媒体設定情報を取得する(ステップSJ3)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、ステップSJ3で取得した媒体設定情報を、ホストコンピューター3に送信する(ステップSJ4)。ステップSJ4で、管理装置制御部60は、ステップSJ1で受信した、ホストコンピューター3と通信するのに必要な情報に基づいて、ホストコンピューター3との間でコネクションを確立し、コネクションにより、情報を送信する。
図11(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置ネットワーク通信部55を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSI1)。
次いで、制御装置制御部50は、ステップSI1で受信した媒体設定情報に基づいて、制御用設定ファイル531の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSI2)。
次いで、制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体設定情報を記録装置1に送信する(ステップSI3)。
図11(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、通信部38を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSH5)。
次いで、制御部30は、ステップSH5で受信した媒体設定情報に基づいて、設定ファイル391の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSH6)。
次いで、制御部30は、報知部37を制御して、設定が完了したことを報知する(ステップSH7)。
以上説明したように、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報に、媒体IDが含まれる。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。ホストコンピューター3は、媒体設定情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。ホストコンピューター3は、媒体設定情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
<第5実施形態>
次いで、第5実施形態について説明する。
第5実施形態に係る記録システム2dは、図10で示す第4実施形態に係る記録システム2cと同様の構成を有する。
次いで、第5実施形態について説明する。
第5実施形態に係る記録システム2dは、図10で示す第4実施形態に係る記録システム2cと同様の構成を有する。
図12は、記録装置1に新たにロール紙Rを収容する場合の、第5実施形態に係る記録装置1、ホストコンピューター3、及び、管理装置4の動作を示すフローチャートである。図12(A)は記録装置1の動作を、(B)はホストコンピューター3の動作を、(C)は管理装置4の動作を示す。
なお、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報は、第2、3、4実施形態と同様、媒体設定情報ではなく、媒体IDである。
図12(A)のフローチャートの前に、ユーザーにより、記録装置1へのロール紙Rの収容が行われる。
図12(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、RFID読取処理の実行が指示されたか否かを監視する(ステップSK1)。
RFID読取処理の実行が指示された場合(ステップSK1:YES)、制御部30は、RFID読取処理を実行する(ステップSK2)。
次いで、制御部30は、タグ通信装置16から入力された読取結果を示す情報に基づいて、媒体IDを取得する(ステップSK3)。
次いで、制御部30は、ネットワーク通信部40を制御して、ステップSK3で取得した媒体IDを、管理装置4に送信する(ステップSK4)。
制御部30は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSK4で、制御部30は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
制御部30は、管理装置4のアクセス先のアドレス等、管理装置4と通信するのに必要な情報を管理する。ステップSK4で、制御部30は、管理する情報に基づいて、管理装置4との間で所定の通信規格に準拠したコネクションを確立し、確立したコネクションにより、媒体IDを送信する。
図12(C)に示すように、管理装置4の管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、媒体IDを受信する(ステップSM1)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置記憶部61が記憶する管理用媒体IDテーブル611を参照する(ステップSM2)。
次いで、管理装置制御部60は、ステップSJ1で受信した媒体IDをキーとして管理用媒体IDテーブル611を参照し、対応するレコードを特定し、媒体設定情報を取得する(ステップSM3)。
次いで、管理装置制御部60は、管理装置ネットワーク通信部62を制御して、ステップSJ3で取得した媒体設定情報を、記録装置1に送信する(ステップSM4)。ステップSM4で、管理装置制御部60は、記録装置1との間で確立したコネクションにより、情報を送信する。
図12(A)に示すように、記録装置1の制御部30は、通信部38を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSK5)。
次いで、制御部30は、ステップSK5で受信した媒体設定情報に基づいて、設定ファイル391の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSK6)。
次いで、制御部30は、報知部37を制御して、設定が完了したことを報知する(ステップSK7)。
次いで、制御部30は、通信部38を制御して、媒体設定情報を、ホストコンピューター3に送信する(ステップSK8)。
図12(B)に示すように、ホストコンピューター3の制御装置制御部50は、制御装置通信部54を制御して、媒体設定情報を受信する(ステップSM1)。
次いで、制御装置制御部50は、ステップSM1で受信した媒体設定情報に基づいて、制御用設定ファイル531の媒体設定項目に設定値をセットする(ステップSM2)。
以上説明したように、本実施形態では、RFIDタグR6が記憶する情報に、媒体IDが含まれる。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。また、記録装置1は、媒体設定情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
記録装置1は、タグ通信装置16の読取結果に基づいて取得した媒体IDを管理装置4に送信する。管理装置4は、媒体IDに基づいて、媒体設定情報を取得し、これら情報を記録装置1に送信する。記録装置1は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。また、記録装置1は、媒体設定情報をホストコンピューター3に送信する。ホストコンピューター3は、媒体設定情報に基づいて記録媒体に関する設定を行う。
この構成によれば、タグ通信装置16の読取結果に基づいて、記録装置1、及び、ホストコンピューター3により自動で記録媒体に関する設定が行われる。これにより、上述した第1実施形態で説明した効果と同様の効果を奏する。
さらに、本実施形態によれば、記録装置1、及び、ホストコンピューター3は、媒体IDと媒体設定情報とを対応付けるテーブルを記憶する必要がない。一方、管理装置4で、当該テーブルを一元管理でき、テーブルの内容に変更がある場合は、管理装置4のテーブルの内容を変更すればよく、メンテナンスが容易である。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
また、上述した実施形態では、記録装置1の記録方式は、シリアルインクジェット方式であった。しかしながら、記録装置1の記録方式は、例示したものに限らない。すなわち、記録方式にかかわらず、記録媒体を収納する記録装置であれば、本発明を適用可能である。
また、記録装置1とホストコンピューター3との間で媒体設定情報を送受信する場合、すべての設定情報を送信しても良いし、送信先において必要な設定情報だけを送信しても良い。例えば、媒体設定情報のうち、用紙形態、ラベル間ギャップ、ブラックマーク間隔などは、記録装置1に必要な設定情報であり、ホストコンピューター3には必ずしも送信する必要はない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、上述した実施形態では、記録装置1の記録方式は、シリアルインクジェット方式であった。しかしながら、記録装置1の記録方式は、例示したものに限らない。すなわち、記録方式にかかわらず、記録媒体を収納する記録装置であれば、本発明を適用可能である。
また、記録装置1とホストコンピューター3との間で媒体設定情報を送受信する場合、すべての設定情報を送信しても良いし、送信先において必要な設定情報だけを送信しても良い。例えば、媒体設定情報のうち、用紙形態、ラベル間ギャップ、ブラックマーク間隔などは、記録装置1に必要な設定情報であり、ホストコンピューター3には必ずしも送信する必要はない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…記録装置、2…記録システム、3…ホストコンピューター(制御装置)、4…管理装置、10…記録ヘッド(記録部)、16…タグ通信装置16(無線通信部)、30…制御部、37…報知部、50…制御装置制御部、60…管理装置制御部、R…ロール紙(記録媒体)。
Claims (9)
- 収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体に関する情報を無線通信で読み取る無線通信部と、
前記記録媒体に記録する記録部と、
前記無線通信部の読取結果に基づいて前記記録媒体に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、前記記録媒体に関する情報を送信する制御部と、を有する記録装置と、
前記記録装置で送信された前記記録媒体に関する情報を受信し、受信した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行う制御装置制御部を有する制御装置と、
を備えることを特徴とする記録システム。 - 前記記録装置は、情報を報知する報知部を備え、
前記記録装置の前記制御部は、
前記記録媒体に関する設定が完了した場合、前記報知部に、その旨、報知させることを特徴とする請求項1に記載の記録システム。 - 前記記録媒体に関する情報は、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録システム。
- 前記記録媒体に関する情報は、前記記録媒体の識別情報であり、
前記記録装置は、前記識別情報と、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
前記制御装置は、前記識別情報と、前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す情報とを対応付けて記憶する制御装置記憶部を備え、
前記記録装置の前記制御部は、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報と前記記憶部に記憶された情報とに基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、前記記録媒体に関する設定を行い、前記識別情報を送信し、
前記制御装置の前記制御装置制御部は、前記記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した情報と前記制御装置記憶部に記憶された情報とに基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、前記記録媒体に関する設定を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録システム。 - 前記無線通信部は、ICタグに情報を書き込む機能を有し、
前記記録装置の前記制御部は、
前記無線通信部を制御して、収容した前記記録媒体に設けられたICタグに、前記記録媒体の残量に関する情報を書き込むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録システム。 - 記録装置が、
無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を制御装置に送信し、
前記制御装置が、
制御装置制御部によって、記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報を管理装置に送信し、
前記管理装置が、
管理装置制御部によって、前記制御装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を前記制御装置に送信し、
前記制御装置が、
前記制御装置制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、
前記記録装置が、
前記制御装置によって、前記制御装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする記録システム。 - 記録装置が、
無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を管理装置に送信し、
前記管理装置が、
管理装置制御部によって、記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を制御装置に送信し、
前記制御装置が、
制御装置制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、
前記記録装置が、
前記制御部によって、前記制御装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする記録システム。 - 記録装置が、
無線通信部によって、収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体の識別情報を無線通信で読み取り、制御部によって、前記無線通信部の読取結果に基づいて前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報を管理装置に送信し、
前記管理装置が、
管理装置制御部によって、前記記録装置で送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に基づいて前記記録媒体に関する設定項目の設定値を示す設定値情報を取得し、取得した前記設定値情報を前記記録装置に送信し、
前記記録装置が、
前記制御部によって、前記管理装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行い、受信した前記設定値情報を制御装置に送信し、
前記制御装置が、
制御装置制御部によって、前記記録装置で送信された前記設定値情報を受信し、受信した前記設定値情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行うことを特徴とする記録システム。 - 収容した記録媒体に設けられたICタグから、前記記録媒体に関する情報を無線通信で読み取る無線通信部と、
前記記録媒体に記録する記録部と、
前記無線通信部の読取結果に基づいて前記記録媒体に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記記録媒体に関する設定を行う制御部と、
を備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014159302A JP2016036916A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 記録システム、及び、記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014159302A JP2016036916A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 記録システム、及び、記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016036916A true JP2016036916A (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=55528459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014159302A Pending JP2016036916A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 記録システム、及び、記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016036916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018075760A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法、印刷媒体品 |
JP2019111712A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
-
2014
- 2014-08-05 JP JP2014159302A patent/JP2016036916A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019111712A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
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