JP5379090B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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本発明は、熱電対によりバーナの燃焼状態を監視する機能を有する燃焼装置に関する。
従来より、バーナの近傍に設けられた熱電対によりバーナの燃焼状態を検出する燃焼装置において、バーナが消火された時点から所定時間が経過しても、熱電対による炎検出信号のレベルが消火レベルまで低下しないときに、炎検知回路が故障していると判断するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平8−145348号公報 特開2007−162991号公報
上記従来の燃焼装置においては、バーナが消火されてから所定時間が経過するまで、炎検知回路と炎検知回路の故障を判断する制御回路を作動させる必要がある。そのため、電池により炎検知回路と制御回路を作動させる燃焼装置においては、バーナが消火された時点から前記所定時間が経過するまで、炎検知回路と制御回路の作動を継続させることにより、電池の寿命が短くなるという不都合がある。
本発明は上記不都合を解消し、熱電対を用いた炎検知回路の故障検知に伴う電池寿命の短縮を抑制した燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、バーナと、前記バーナの燃焼状態を検出する熱電対と、前記バーナの点火及び消火を指示するための操作スイッチと、電池と、スイッチング素子と、前記操作スイッチがオンしたときに前記スイッチング素子を導通状態とする駆動回路と、前記スイッチング素子を介して前記電池に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電池から供給される電力により作動して、前記バーナの作動を制御する制御回路とを備えた燃焼装置の改良に関する。
そして、前記制御回路は、前記駆動回路により前記スイッチング素子が導通状態とされて、前記電池からの電力供給が開始されたときに、前記操作スイッチのオン/オフに拘わらず前記スイッチング素子を導通状態に保持する電源供給保持部と、前記操作スイッチによる点火操作に応じて前記バーナに点火し、前記バーナの燃焼中に、前記操作スイッチによる消火操作がなされたとき及び前記熱電対による炎検出信号により前記バーナの失火が検知されたときに、前記バーナを消火する燃焼運転部と、前記電池から供給される電力により前記制御回路が作動を開始した時から前記バーナが消火されるまでの期間内に、前記熱電対による炎検出信号のレベルが所定の炎検知範囲から外れた状態が生じたときは、前記バーナが消火された時に前記電源供給保持部による前記スイッチング素子の導通状態の保持を解除して前記スイッチング素子を遮断状態とし、前記期間内に、前記熱電対による炎検出信号のレベルが前記炎検知範囲から外れた状態が生じなかったときには、前記バーナが消火された時から所定時間が経過するまでに、前記熱電対による炎検出信号のレベルが所定の故障判定域から外れるかを否かを判断する前記バーナ消火後の前記熱電対の故障検知処理を行った後に、前記電源供給保持部による前記スイッチング素子の導通状態の保持を解除して前記スイッチング素子を遮断状態とする熱電対故障検知部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、前記操作スイッチがオンされたときに前記駆動回路により前記スイッチング素子が導通状態とされて、前記電池から前記スイッチング素子を介して供給される電力により前記制御回路が作動を開始する。そして、前記電源供給保持部により前記スイッチングが導通状態に維持されて、前記制御回路への電力供給が継続される。
ここで、前記操作スイッチがオンされたときに、前記熱電対の温度が周囲温度と同程度であって前記熱電対が正常動作していれば、前記バーナに点火される前の前記熱電対による炎検出信号のレベルは、前記炎検知範囲から外れたものになる。そこで、前記熱電対故障検知部は、前記制御回路が作動を開始した時から前記バーナが消火されるまでの期間内に、前記熱電対による炎検出信号のレベルが前記炎検知範囲から外れた状態が生じ、前記熱電対が正常に動作していると認識できるときには、前記バーナが消火された後の前記熱電対の故障の有無の判断を行わず、前記バーナが消火された時に前記電源供給保持部による前記スイッチング素子の導通状態の保持を解除して前記スイッチング素子を遮断状態とする。
そして、これにより、前記バーナが消火された時から所定時間が経過するまでに、前記熱電対による炎検出信号のレベルが前記炎検知範囲から外れるか否かの判断を常に行う場合よりも、前記電池からの電力の消費を低減することができるため、前記熱電対の故障検知に伴う前記電池の寿命の短縮を抑制することができる。
本発明の燃焼装置であるガスコンロの構成図。 電源供給保持部、燃焼運転部、及び熱電対故障検知部による処理の第1フローチャート。 熱電対異常検知部、異常報知部、及び電源供給遮断部による処理の第2フローチャート。
本発明の実施の形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の燃焼装置は、電池10を電源として作動するコントローラ1によりその作動が制御されるガスコンロであり、このガスコンロは、使用者がバーナ2の点火及び消火を指示するための操作スイッチ5と、バーナ2に接続されたガス供給路3に設けられた電磁弁30と、バーナ2の近傍に設けられてバーナ2の燃焼状態を検出する熱電対20と、バーナ2に点火するための点火電極22と、パイロットランプ33とを備えている。
コントローラ1はマイクロコンピュータ50(以下、マイコン50という)を備え、マイコン50はトランジスタ11(本発明のスイッチング素子に相当する)を介して電池10から供給される電力により作動する。トランジスタ11のベース端子は、抵抗13を介して駆動素子12及び駆動素子16に接続されている。
駆動素子12の入力端子は、操作スイッチ5を介して電池10の正極に接続されると共に、抵抗14を介して接地(0V電位部に接続)されている。そして、この構成により、使用者の点火操作により操作スイッチ5がオン(導通)したときに、トランジスタ11のベース端子から駆動素子12にベース電流が流れてトランジスタ11が導通状態(エミッタ端子とコレクタ端子間が導通した状態)となる。
なお、電池10の正極とトランジスタ11のベース端子間に接続された、操作スイッチ5と駆動素子12と抵抗14とにより、本発明の操作スイッチがオンしたときにスイッチング素子を導通状態とする駆動回路が構成されている。
また、駆動素子16の入力端子はマイコン50の出力ポートPo1と接続され、出力ポートPo1の出力レベルがHigh(Vccレベル)であるときに、トランジスタ11のベース端子から駆動素子16にベース電流が流れてトランジスタ11が導通状態(エミッタ端子とコレクタ端子間が導通した状態)となる。
また、操作スイッチ5がオフ(開放状態)であって、マイコン50の出力ポートPo1の出力レベルがLow(0Vレベル)であるときには、トランジスタ11のベース電流が流れないため、トランジスタ11が遮断状態(エミッタ端子とコレクタ端子が遮断状態)となる。
熱電対20は増幅器21を介してマイコン50のAD(Analog/Digital変換)入力ポートPadに接続されている。そして、熱電対20の起電力を増幅器21で増幅した炎検出信号Vtcがマイコン50のAD入力ポートPadに入力され、デジタル値に変換されてマイコン50に読み込まれる。
点火電極22は、点火電極22に高電圧を印加して火花放電を生じさせるイグナイタ23を介して、マイコン50の出力ポートPo2に接続されている。そして、マイコン50の出力ポートPo2の出力レベルがHigh(Vccレベル)であるときは、イグナイタ23がオンして点火電極22に高電圧が印加され、Po2の出力レベルがLow(0Vレベル)であるときには、イグナイタ23がオフして点火電極22への高電圧の印加が停止する。
電磁弁30の一端は抵抗31及び駆動素子32を介してマイコン50の出力ポートPo3に接続され、他端は接地(0V電位部に接続)されている。そして、マイコン50の出力ポートPo3の出力レベルがHigh(Vccレベル)であるときは、電磁弁30が閉弁状態となり、Po3の出力レベルがLow(0Vレベル)であるときには、電磁弁30が開弁状態となる。
パイロットランプ33の一端は抵抗34及び駆動素子35を介してマイコン50の出力ポートPo4に接続され、他端はVcc電位部に接続されている。そして、マイコン50の出力ポートPo4の出力レベルがHigh(Vccレベル)であるときは、パイロットランプ33が点灯状態となり、Po3の出力レベルがLow(0Vレベル)であるときには、パイロットランプ33が消灯状態となる。
マイコン50は、メモリ55に保持されたガスコンロの制御用プログラムを実行することにより、電源供給保持部51、燃焼運転部52、熱電対故障検知部53、及び熱電対故障報知部54として機能する。
バーナ2が消火状態であるときに使用者が操作スイッチ5を操作すると、操作スイッチ5がオンして駆動素子12によりトランジスタ11が導通状態とされる。そして、トランジスタ11を介した電池10からマイコン50への電力供給が開始され、マイコン50が作動を開始する。
電源供給保持部51は、入力ポートPi1への入力がHigh(操作スイッチ5がオン状態)であることを検知したときに、出力ポートPo1の出力レベルをHighに維持し、これにより、トランジスタ11を導通状態に保って電池10からマイコン50に電力供給された状態を保持する。
また、燃焼運転部52、熱電対故障検知部53、及び熱電対故障報知部54は、図2〜図3に示したフローチャートによる処理を実行する。
図2のSTEP1,STEP2及びSTEP20は、熱電対故障検知部53による処理である。熱電対故障検知部53は、STEP3で、入力ポートPi1へのHighレベルの入力により、操作スイッチ5の点火操作が検知されるまで、STEP1で、ADポートPadに入力される熱電対20による炎検出信号Vtcが着火検知レベルよりも低いか否かを判断する。
なお、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火検知レベルよりも低い状態が、本発明の熱電対による炎検出信号のレベルが所定の炎検知範囲から外れた状態に相当する。
そして、炎検出信号Vtcが着火検知レベルよりも低いときは、熱電対20及び増幅器21が正常に作動していると判断できるのでSTEP2に進み、熱電対故障検知部53は、後述する図3のSTEP14,STEP15,STEP70によるバーナ2の消火後の熱電対20及び増幅器21の故障検知を行うことを指示するフラグである、消火後チェックフラグ(図中消火後チェックFで示す)を0(リセット)にしてSTEP3に進む。
一方、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火検知レベル以上であるときには、熱電対20又は増幅器21が故障しているか、前回のバーナ2の消火時点からの経過時間が短く、熱電対20の温度が周囲温度付近まで低下していないと想定される。そこで、この場合には、STEP1からSTEP20に分岐し、熱電対故障検知部53は、消火後チェックフラグを1(セット)にしてSTEP3に進む。
STEP3で操作スイッチ5の点火操作が検知されるとSTEP4に進む。STEP4〜STEP10は燃焼運転部52による処理である。燃焼運転部52は、STEP4で10タイマをスタートさせ、STEP5で出力ポートPo3の出力レベルをLowとして電磁弁30を開弁すると共に、STEP6で出力ポートPo2の出力レベルをHighとして点火電極22に火花放電を生じさせて、バーナ2の点火処理を行う。
続くSTEP7で、燃焼運転部52は2秒タイマをスタートさせ、熱電対故障検知部53は、次のSTEP8で2秒タイマのタイムアップの有無を判断しつつ、STEP30で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いか否かを判断する。
そして、STEP30で、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いときはSTEP31に進み、熱電対故障検知部53は、消火後チェックフラグを0にしてSTEP8に戻る。一方、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベル以上であるときには、消火後チェックフラグを0にすることなくSTEP8に戻る。
STEP8で2秒タイマがタイムアップしたときにSTEP9に進み、燃焼運転部52は、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベル以上であるか否かを判断する。そして、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベル以上であって、バーナ2の点火が確認されたときはSTEP10に進み、燃焼運転部52は、イグナイタ23をオフして図3のSTEP11に進む。
一方、STEP9で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低く、バーナ2の点火が確認されなかったときにはSTEP40に分岐し、燃焼運転部52は、10秒タイマがタイムアップしたか否かを判断する。そして、10秒タイマがタイムアップしていないときはSTEP9に戻る。一方、10秒タイマがタイムアップしたときはSTEP41に進み、イグナイタ23をオフして図3のSTEP54に進む。この場合、燃焼運転部52は、STEP54で電磁弁30をオフしてバーナ2への燃料ガスの供給を停止し、続くSTEP55でパイロットランプ33を点灯させて失火エラー報知を行なう。
そして、燃焼運転部52は、次のSTEP56で60秒タイマをスタートさせ、STEP57で60秒タイマがタイムアップしたときにSTEP58に進む。STEP58で、燃焼運転部52は、出力ポートPo1の出力レベルをLowとして電源供給保持部51によるトランジスタ11の導通状態の維持を解除(トランジスタ11をオフ(遮断状態))して、電池5からマイコン50への電力供給を遮断する。
電池5からマイコン50への電力供給が遮断されることにより、マイコン50の出力ポートPo4の出力レベルがLowとなって、パイロットランプ33が消灯する。このように、バーナ2に点火されなかったときには、パイロットランプ33が60秒間点灯する失火報知がなされる。
バーナ2が燃焼中であるときは、燃焼運転部52は、図3のSTEP11とSTEP50とSTEP60からなるループを繰り返し実行し、STEP11で操作スイッチ5によるバーナ2の消火操作がなされたか否かを判断すると共に、STEP50で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いか否かを判断する。
そして、STEP11で操作スイッチ5の消火操作がなされたときはSTEP12に進み、燃焼運転部52は、出力ポートPo3の出力レベルをLowにして電磁弁30をオフし、バーナ2を消火する。続くSTEP13〜STEP16及びSTEP70は、熱電対故障検知部53による処理である。
熱電対故障検知部53は、STEP13で消火後チェックフラグが1であるか否かを判断する。そして、消火後チェックフラグが1であるときはSTEP14に進み、熱電対故障検知部53は消火後チェックタイマ(例えば、60秒がタイマ時間に設定される)をスタートさせる。
続くSTEP15とSTEP70からなるループで、熱電対故障検知部53は、STEP14で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いか否かを判断すると共に、STEP70で消火後チェックタイマがタイムアップしたか否かを判断する。この場合、着火レベル以上の範囲が本発明の故障判定域に相当し、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いか否かの判断は、本発明の炎検出信号のレベルが故障判定域から外れたか否かの判断に相当する。
そして、STEP15で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いときは、熱電対20及び増幅器21が正常に動作していると認識できるので、STEP16に進み、熱電対故障検知部53は、上述したSTEP58と同様にマイコン50への電力供給を停止し、STEP17に進んで処理を終了する。
また、STEP15で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低くならずに、STEP70で消火後チェックタイマがタイムアップしたときは、バーナ2を消火してからある程度の時間が経過したにもかかわらず、炎検出信号Vtcが高い状態が維持されていることから、熱電対20又は増幅器21が故障していると判断することができる。
そこで、この場合はSTEP71に進む。STEP71〜STEP73は、熱電対故障報知部54による処理である。熱電対故障報知部54は、出力ポートPo4の出力レベルをHighとLowに交互に切替えてパイロットランプ33を点滅させて熱電対故障報知を行なう。続くSTEP72で、熱電対故障報知部54は、60秒タイマをスタートさせ、STEP73で60秒タイマのタイムアップを待ってSTEP16に進み、上述したSTEP58と同様にマイコン50への電力供給を停止し、STEP17に進んで処理を終了する。これにより、パイロットランプ33の点滅による熱電対故障報知が60秒間実行される。
また、STEP12で消火後チェックフラグが1でなかったときは、図2のSTEP2,STEP31で、熱電対20及び増幅器21の正常動作が確認され、バーナ2の消火後の故障検知(STEP14,STEP15,STEP70)が不要とされているので、STEP16に分岐し、熱電対故障検知部53は、上述したSTEP58と同様にマイコン50への電力供給を停止し、STEP17に進んで処理を終了する。
この場合は、STEP14,STEP15,STEP70によるバーナ2の消火後の熱電対20及び増幅器21の故障検知を行わずに、直ちに電池10からマイコン50への電力供給が遮断される。そのため、バーナ2の消火後の熱電対20及び増幅器21の故障検知を常に行う場合よりも、電池10からの電力の消費を低減させて、熱電対20及び増幅器21の故障検知に伴う電池10の寿命の短縮を抑制することができる。
次に、STEP50で、バーナ2の燃焼中に、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低くなり、バーナ2が失火したと認識されるときはSTEP51に進む。STEP51は熱電対故障検知部53による処理であり、熱電対故障検知部53は、消火後チェックフラグを0にする。
続くSTEP52で、燃焼運転部52は、失火タイマをスタートさせ、STEP53で失火タイマがタイムアップするまでSTEP11に戻る。そして、STEP50で熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベル以上に復帰したときには、炎検出信号Vtcが燃焼炎の揺らぎ等により一時的に低下したものと考えられるため、STEP60に分岐して、燃焼運転部52は失火タイマをストップさせて計時値をクリアする。
STEP53で失火タイマがタイムアップしたとき、すなわち、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低い状態が失火タイマの設定時間以上継続したときに、STEP54に進み、燃焼運転部52は、上述したように失火エラー報知を行なって処理を終了する。
なお、本実施形態では、バーナ2の消火後の図2のSTEP15で、熱電対20による炎検出信号Vtcが着火レベルよりも低いか否かにより、熱電対20の故障の有無を判断したが、熱電対20による炎検出信号Vtcが、例えば、着火レベルよりも低く設定した故障検知判定レベル、或いは着火レベルよりも若干高く設定した故障検知判定レベルよりも低いか否かにより、熱電対20の故障の有無を判断するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、本発明の燃焼装置としてガスコンロを示したが、バーナの燃焼状態を熱電対により検出する燃焼装置であれば、ガス給湯器等の他の種類の燃焼装置に対しても本発明の適用が可能である。
1…コントローラ、2…バーナ、5…操作スイッチ、10…電池、11…トランジスタ、20…熱電対、30…電磁弁、50…マイコン、51…電源供給保持部、52…燃焼運転部、53…熱電対故障検知部、54…熱電対故障報知部。

Claims (1)

  1. バーナと、
    前記バーナの燃焼状態を検出する熱電対と、
    前記バーナの点火及び消火を指示するための操作スイッチと、
    電池と、
    スイッチング素子と、
    前記操作スイッチがオンしたときに前記スイッチング素子を導通状態とする駆動回路と、
    前記スイッチング素子を介して前記電池に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電池から供給される電力により作動して、前記バーナの作動を制御する制御回路とを備えた燃焼装置において、
    前記制御回路は、
    前記駆動回路により前記スイッチング素子が導通状態とされて、前記電池からの電力供給が開始されたときに、前記操作スイッチのオン/オフに拘わらず前記スイッチング素子を導通状態に保持する電源供給保持部と、
    前記操作スイッチによる点火操作に応じて前記バーナに点火し、前記バーナの燃焼中に、前記操作スイッチによる消火操作がなされたとき及び前記熱電対による炎検出信号により前記バーナの失火が検知されたときに、前記バーナを消火する燃焼運転部と、
    前記電池から供給される電力により前記制御回路が作動を開始した時から前記バーナが消火されるまでの期間内に、前記熱電対による炎検出信号のレベルが所定の炎検知範囲から外れた状態が生じたときは、前記バーナが消火された時に前記電源供給保持部による前記スイッチング素子の導通状態の保持を解除して前記スイッチング素子を遮断状態とし、前記期間内に、前記熱電対による炎検出信号のレベルが前記炎検知範囲から外れた状態が生じなかったときには、前記バーナが消火された時から所定時間が経過するまでに、前記熱電対による炎検出信号のレベルが所定の故障判定域から外れるかを否かを判断する前記バーナ消火後の前記熱電対の故障検知処理を行った後に、前記電源供給保持部による前記スイッチング素子の導通状態の保持を解除して前記スイッチング素子を遮断状態とする熱電対故障検知部
    とを備えたことを特徴とする燃焼装置。
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