JP5882251B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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本発明は、熱電対によりバーナの燃焼状態を検出する燃焼装置に関する。
従来より、バーナの燃焼状態を検出するためにバーナの近傍に設けられた熱電対を備えた燃焼装置において、バーナの消火操作時にタイマをスタートし、タイマのスタートから一定時間が経過した後にバーナの点火操作がなされたときに限定して、熱電対から出力される検知信号のレベルにより熱電対回路の故障を検知するようにした構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された燃焼装置によれば、一定時間の経過により熱電対の温度が常温まで低下した状態で熱電対回路の故障を検知するため、熱電対の熱容量による応答遅れの影響によって、熱電対回路の故障の誤検知がなされることを防止することができる。
特開平2−101320号公報
特許文献1に記載された燃焼装置では、バーナの消火操作がなされてから次にバーナの点火装置がなされるまでの間、燃焼装置の制御回路を作動状態に維持して、消火操作時から一定時間が経過したことを認識できるようにする必要がある。また、一定時間が経過した後に、制御回路への電源供給を遮断するためには、消火操作時から一定時間が経過したことを示すデータを不揮発性メモリに保持して、次にバーナの点火操作がなされたときに、このデータを参照して一定時間が経過していることを認識できるようにする必要がある。
しかし、バーナの消火操作後も燃焼装置の制御回路を作動状態に維持するときは、バーナが消火状態にあるときの消費電力(待機電力)が多くなり、また、一定時間経過後に電源供給を遮断するには、不揮発性メモリを制御回路に備える必要があり、制御回路の構成が複雑になると共に、制御回路のコストも高くなるという不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、不揮発性メモリを備えることなく、バーナが消火状態であるときの消費電力を抑制して、バーナの点火時に熱電対回路の異常の有無を検知することができる燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされものであり、
バーナと、
前記バーナの点火と消火を指示する点火スイッチと、
熱電対を用いて前記バーナの燃焼状態を検出する熱電対回路と、
電源と、
前記電源からの電力供給の開始を指示する電源スイッチと、
スイッチング素子と、
前記電源スイッチにより前記電源からの電力供給の開始が指示されたときに、前記スイッチング素子を導通状態とするスイッチ導通部と、
前記スイッチング素子を介して前記電源に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電源から供給される電力により作動して、前記点火スイッチによる点火及び消火の指示と前記熱電対回路による前記バーナの燃焼状態の検出状況に応じて、前記バーナの作動を制御する制御回路と
を備えた燃焼装置において、
前記制御回路は、
前記点火スイッチにより前記バーナの消火が指示された時から、前記熱電対の熱容量による応答遅れの影響が無視できる程度まで、前記熱電対の温度が低下すると想定される所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になったときは、該異常判定レベル未満になった時点で前記スイッチング素子を遮断状態とし、該所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならなかったときには、該所定時間が経過した時に前記スイッチング素子を遮断状態とするスイッチ遮断部と、
前記電源スイッチによる前記電源からの電力供給の開始指示に応じて、前記スイッチング素子が導通状態となり、前記電源から前記制御回路への電力供給が開始された時から、前記バーナの点火処理を行う前までの間に、前回のバーナ消火時からの前記所定時間の経過を判断することなく、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル以上であるか否かを判断して、前記熱電対回路の異常の有無を検知する熱電対異常検知部とを備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記点火スイッチにより前記バーナの消火が指示されたときに、前記スイッチ遮断部により、消火が指示された時から所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になったときは、該異常判定レベルになった時点で前記スイッチング素子が遮断状態され、該所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならなかったときには、該所定時間が経過した時に前記スイッチング素子が遮断状態とされる。
そのため、前記制御回路への電力供給が遮断されているときには、前記所定時間の経過又は前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルの確認により、前記熱電対の温度が低下して、前記熱電対の熱容量に起因する応答遅れの影響が回避される状況になっている。
よって、前記制御回路の前記熱電対異常検知部は、その後、前記電源からの電力供給が開始され、前記点火スイッチにより前記バーナの点火が指示されて、前記熱電対回路の異常の有無を検知するときに、前記熱電対の応答遅れの影響による誤検知を防止して、前記熱電対回路の異常の有無を精度良く検知することができる。
そして、この場合は、前記スイッチ遮断部により前記電源から前記制御回路への電力供給を遮断してから、前記スイッチ導通部により前記電源から前記制御回路への電力供給を再開するまでの間に、前記所定時間が経過したこと等を示すデータを保持する必要がないため、不揮発性メモリは不要である。さらに、前記熱電対回路が正常であって、前記バーナの消火後に前記熱電対回路が速く冷却されれば、前記所定時間の経過を待たずに前記電源からの電力供給が遮断されるので、消費電力を低減することができる。
また、第1発明において、
前記熱電対異常検知部は、前記点火スイッチにより前記バーナの消火が指示されてから、前記スイッチ遮断部により前記スイッチング素子が遮断状態とされるまでの間に、前記点火スイッチにより前記バーナの点火が指示されたときには、前記所定時間が経過するまでは前記熱電対回路の異常の有無を検知しないことを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記バーナの消火が指示されてから、前記電源からの電力供給が遮断されるまでの間に、前記熱電対の応答遅れの影響を受けるおそれがある状態で前記熱電対回路の異常の有無が検知されることを回避することができる。
また、複数のバーナと、
前記複数のバーナの点火と消火を個別に指示する複数の点火スイッチと、
前記複数のバーナに対して個別に設けられて、対応するバーナの燃焼状態を検出する複数の熱電対回路と、
電源と、
前記電源からの電力供給の開始を指示する電源スイッチと、
スイッチング素子と、
前記電源スイッチにより前記電源からの電力供給の開始が指示されたときに、前記スイッチング素子を導通状態とするスイッチ導通部と、
前記スイッチング素子を介して前記電源に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電源から供給される電力により作動して、前記点火スイッチによる点火及び消火の指示と前記熱電対回路による前記複数のバーナの燃焼状態に応じて、前記複数のバーナの作動を制御する制御回路と
を備えた燃焼装置において、
前記制御回路は、
前記複数のバーナの全てについて、対応する前記点火スイッチにより消火が指示された時から、対応する前記熱電対回路に備えられた熱電対の熱容量による応答遅れの影響が無視できる程度まで、前記熱電対の温度が低下すると想定される所定時間が経過するまでの間に、対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になるか、又は、該所定時間が経過するまでの間に対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならずに、前記所定時間が経過したときに、前記スイッチング素子を遮断状態とするスイッチ遮断部と、
前記電源スイッチによる前記電源からの電力供給の開始指示に応じて、前記スイッチング素子が導通状態となり、前記電源から前記制御回路への電力供給が開始された時から、前記点火スイッチによる点火の指示に応じて前記複数のバーナのいずれかの点火処理を行う前までの間に、前回の前記複数のバーナの全ての消火時からの前記所定時間の経過を判断することなく、該点火の指示がなされたバーナの前記熱電対回路の異常の有無を検知する熱電対異常検知部とを備えたことを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記複数のバーナの全てについて、対応する前記点火スイッチにより消火が指示された時から所定時間が経過するまでの間に、対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になるか、又は、該所定時間が経過するまでの間に対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならずに、前記所定時間が経過したときに、前記スイッチング素子が遮断状態とされる。
そのため、前記制御回路への電力供給が遮断されているときには、前記所定時間の経過又は前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルの確認により、いずれの熱電対についても、熱電対の熱容量に起因する応答遅れの影響を回避できる状況となっている。
よって、前記制御回路の前記熱電対異常検知部は、前記電源からの電力供給が開始され、前記点火スイッチによりいずれかのバーナの点火が指示されて、前記電源からの電力供給が開始されたときに、点火が指示されたバーナ用の熱電対の応答遅れの影響による誤検知を防止して、点火が指示されたバーナ用の熱電対回路の異常の有無を精度良く検知することができる。
そして、この場合は、前記スイッチ遮断部により前記電源から前記制御回路への電力供給を遮断してから、前記スイッチ導通部により前記電源から前記制御回路への電力供給を再開するまでの間に、前記所定時間が経過したこと等を示すデータを保持する必要がないため、不揮発性メモリは不要である。さらに、前記複数の熱電対回路が全て正常であって、消火された前記バーナの前記熱電対回路が速く冷却されれば、前記所定時間の経過を待たずに前記電源からの電力供給が遮断されるので、消費電力を低減することができる。
また、前記制御回路への電力供給がなされているときには、全ての前記バーナについて、消火の指示がなされてから前記所定時間が経過しているため、熱電対の応答遅れの影響を回避できる状況となっている。よって、前記熱電対異常検知部は、前記点火スイッチによりいずれかのバーナの点火が指示されたときには、このバーナの前記熱電対回路の異常の有無を精度良く検知することができる。
また、第3発明において、
前記熱電対異常検知部は、前記点火スイッチによりいずれかの前記バーナの消火が指示されてから、前記スイッチ遮断部により前記スイッチング素子が遮断状態とされるまでの間に、前記点火スイッチにより該消火が指示されたバーナの点火が指示されたときには、該バーナの消火が指示された時から前記所定時間が経過するまでの間は、該バーナ用の前記熱電対回路の異常の有無を検知せず、前記所定時間が経過した後は前記熱電対回路の異常の有無を検知することを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、前記点火スイッチにより消火が指示されたバーナについて、前記電源からの電力供給が遮断されるまでの間に、前記熱電対の応答遅れの影響を受けるおそれがある状態で前記熱電対回路の異常の有無が検知されることを回避することができる。
ガスコンロの構成図。 図1に示したコントローラの構成図。 電源供給と遮断の切り替え処理のフローチャート。 熱電対回路の異常検知処理の第1のフローチャート。 熱電対回路の異常検知処理の第2のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態のガスコンロ(本発明の燃焼装置に相当する)は、上面に配置された中バーナ3a、大バーナ3b、及び小バーナ3cと、グリル4内配置された上バーナ3d及び下バーナ3eとを備え、電池50を電源とするコントローラ30により全体的な作動が制御される。
また、ガスコンロの前面には、中バーナ3a用の点火スイッチ60a、大バーナ3b用の点火スイッチ60b、小バーナ3c用の点火スイッチ60c、及びグリル4用の点火スイッチ60dが設けられている。点火スイッチ60a〜60dは、対応するバーナの点火及び消火と火力の変更を指示するためのものである。
点火スイッチ60a〜60dは円筒形であって、ロータリーエンコーダ61a〜61dにプッシュプッシュ機構を組込んで構成されている。点火スイッチ60a〜60dは、常時は後方の没入位置に所在し、該没入位置から使用者の操作により一度押込まれると、プッシュプッシュ機構の働きにより前方の突出位置に前進する。そして、点火スイッチ60a〜60dの突出位置への前進が、図示しないリミットスイッチにより検出され、突出位置での点火スイッチ60a〜60dの回転操作が対応するロータリーエンコーダ61a〜61dにより検出される。
中バーナ3aはガス供給管20から分岐した分岐管21aに連通し、分岐管21aを介して中バーナ3aに燃料ガスが供給される。そして、分岐管21aには、中バーナ3aに対する燃料ガスの供給/遮断を切替える電磁開閉弁22aと、中バーナ3aに対する燃料ガスの供給流量を変更する流量調節弁23aとが設けられている。また、中バーナ3aに臨ませて、中バーナ3aの燃焼状態を検出する熱電対24aと点火電極25aとが設けられ、中バーナ3aの中心部に鍋底温度センサ15が設けられている。
同様に、大バーナ3bに連通した分岐管21bには、電磁開閉弁22bと流量調節弁23bとが設けられ、大バーナ3bに臨ませて、熱電対24bと点火電極25bが設けられている。また、小バーナ3cに連通した分岐管21cには、電磁開閉弁22cと流量調節弁23cとが設けられ、小バーナ3cに臨ませて、熱電対24cと点火電極25cとが設けられている。
また、ガス供給管20のグリル4の上バーナ3dと下バーナ3eに連通した箇所には、電磁開閉弁22dと流量調節弁23dとが設けられ、上バーナ3dに臨ませて、熱電対24dと点火電極25dとが設けられている。また、下バーナ3eに臨ませて、熱電対24e,24fと点火電極25e,25fとが設けられ、さらに、グリル4の内部温度を検出するサーミスタ26が設けられている。
なお、流量調節弁23a〜23dは、ステッピングモータにより開度が制御される電動式の可変弁であり、ステッピングモータの制御位置により複数段階の開度が設定される。また、点火電極25a〜25fはイグナイタ27と接続され、イグナイタ27から印加される高電圧により火花放電を生じて、各バーナに点火する。
コントローラ30は、CPU40(本発明の制御回路に相当する)等により構成されて各バーナの燃焼運転を制御する。コントローラ30には、熱電対24a〜24fから出力される検出信号と、点火スイッチ60a〜60dの各リミットスイッチの検出信号と、点火スイッチ60a〜60dの各ロータリーエンコーダ61a〜61dの検出信号とが入力される。
また、コントローラ30から出力される制御信号により、電磁開閉弁22a〜22dと、流量調節弁23a〜23dと、イグナイタ27と、LED51の作動が制御される。さらに、コントローラ30には、CPU40から出力される選択信号S1〜S6に応じて、熱電対24a〜24fの検知信号の中から一つの検知信号を選択して増幅回路32に出力する選択回路31と、点火スイッチ60a〜60dのリミットスイッチ及びCPU40から出力される自己保持信号Hdに応じて、電池50からCPU40,選択回路31,増幅回路32への電力の供給と遮断とを切替える自己保持回路33とを備えている。
次に、図2を参照して、コントローラ30の構成について説明する。自己保持回路33は、スイッチング素子35(FET,トランジスタ,リレー等)を用いて構成され、スイッチング素子35を導通状態と遮断状態に切替えることによって、電池50からCPU40等への電力の供給と遮断を切り替える。
CPU40は、メモリ(図示しない)に保持されたガスコンロの制御用プログラムを実行することにより、スイッチング素子35を導通状態に維持するスイッチ導通部41と、スイッチング素子35を遮断状態に維持するスイッチ遮断部42と、点火スイッチ60a〜60dによる指示と熱電対24a〜24fによる燃焼状態の検出状況に応じて、中バーナ3a、大バーナ3b、小バーナ3c、及びグリル4の上バーナ3dと下バーナ3eの燃焼状態を制御する燃焼制御部43と、各熱電対24a〜24fの異常の有無を検知する熱電対異常検知部44として機能する。
選択回路31は、各熱電対24a〜24fと増幅回路32の間に接続されたスイッチング回路31a〜31fにより構成され、各スイッチング回路31a〜31fのON/OFFが、CPU40の出力ポートPo0〜Po5から出力される選択信号S1〜S6のレベル(High/Low)により制御される。
本実施の形態では、各選択信号S1〜S6について、レベルがHighであるときに対応するスイッチング回路がONし、レベルがLowであるときに対応するスイッチング回路がOFFする構成となっている。例えば、(S1,S2,S3,S4,S5,S6)=(High,Low,Low,Low,Low,Low)であるときは、スイッチング回路31aがON(導通)状態となると共に、他のスイッチング回路31b〜31fがOFF(遮断)状態となり、中バーナ3a用の熱電対24aの検知信号が選択回路31及び増幅回路32を介して、CPU40のAD(アナログ/デジタル変換)入力ポートPadに入力される。
この場合、各熱電対とそのスイッチング回路及び増幅回路32により、本発明の熱電対回路が構成される。例えば、中バーナ3a用の熱電対24aについては、熱電対24aとスイッチング回路31aと増幅回路32とにより、熱電対回路が構成される。
CPU40の入力ポートPi0〜Pi3は、点火スイッチ60a〜60dに接続されている。CPU40は、入力ポートPi0〜Pi3への入力(High/Low)を認識することによって、各点火スイッチ60a〜60dの操作状態を検知する。
自己保持回路33は、点火スイッチ60a〜60d(図1参照)のリミットスイッチの少なくとも一つがONしているとき、及び、CPU40の出力ポートPo6から自己保持信号Hdが出力されているときは、スイッチング素子35を導通状態として、電池50からCPU40,選択回路31,及び増幅回路32に電力を供給する構成となっている。
さらに、自己保持回路33は、点火スイッチ60a〜60dのリミットスイッチの全てがOFFし、且つ、CPU40の出力ポートPo6から自己保持信号Hdが出力されていないときには、スイッチング素子35を遮断状態として、電池50からCPU40,選択回路31,及び増幅回路32への電力を遮断する構成となっている。
LED51は各種の報知を行なうためのものであり、CPU40の出力ポートPo7の出力がHighであるときに点灯し、Lowであるときに消灯する。
次に、図3〜図5に示したフローチャートに従って、スイッチ導通部41、スイッチ遮断部42、燃焼制御部43、及び熱電対異常検知部44による処理について説明する。
ガスコンロの使用者が、点火スイッチ60a〜60dのいずれかを操作して、操作された点火スイッチ60a〜60dのリミットスイッチがONすると、自己保持回路33を介して電池50からCPU40に電力供給され、CPU40が図3〜図5のフローチャートを実行する。
この場合、点火スイッチ60a〜60bにより、電池50からの電力供給を指示する構成は、本発明の電源スイッチに相当する。なお、点火スイッチ60a〜60dとは別に電源スイッチを設け、電源スイッチがON操作されたときに、自己保持回路33を介して電池からCPU40に電力供給されるようにしてもよい。
スイッチ導通部41は、後述するように、中バーナ3a用の点火スイッチ60aが点火操作されて、CPU40の入力ポートPi0への入力がHighとなったときに、中バーナ電源要求フラグをONする。また、スイッチ遮断部42は、中バーナ3a用の点火スイッチ60aが消火操作されて、CPU40の入力ポートPi0への入力がLowになってから消火後タイマによるタイマ時間(以下、消火後タイマ時間という、本発明の所定時間に相当する)が経過した時に、中バーナ電源要求フラグをOFFする。
同様に、スイッチ導通部41は、他の点火スイッチ60b〜60dについても、点火操作されたときに点火操作がなされたバーナ3b,3c又はグリル4の電源要求フラグ(大バーナ電源要求フラグ、小バーナ電源要求フラグ、グリルバーナ電源要求フラグ)をONする。また、スイッチ遮断部42は、他の点火スイッチ60b〜60dについても、消火操作されてから消火後タイマによるタイマ時間が経過した時に、消火操作がなされたバーナ3b〜3c又はグリル4の電源要求フラグをOFFする。
なお、各電源要求フラグ(中バーナ電源要求フラグ、大バーナ電源要求フラグ、小バーナ電源要求フラグ、グリル電源要求フラグ)は、電池50からCPU40等への電力供給が開始されたときに、初期状態としてOFFに設定される。
次に、図3のフローチャートに従って、スイッチ導通部41及びスイッチ遮断部42による自己保持回路33の制御処理について説明する。STEP70〜STEP71は、スイッチ導通部41による処理である。スイッチ導通部41は、STEP70でいずれかのバーナ電源要求フラグがONしたときに、STEP71に進む。
STEP71で、スイッチ導通部41は、出力ポートPo6から自己保持信号Hdを出力する。これにより、点火スイッチ60a〜60dのリミットスイッチがOFFした後も、自己保持回路33のスイッチング素子35が導通状態に維持されて、電池50からCPU40,選択回路31,及び増幅回路32への電力供給が継続される状態となる。
続くSTEP72〜STEP73は、スイッチ遮断部42による処理である。STEP72で、スイッチ遮断部42は、全てのバーナの電源要求フラグがOFFしたときにSTEP72に進む。STEP72で、スイッチ遮断部42は、自己保持信号Hdの出力を停止する。
これにより、自己保持回路33のスイッチング素子35が遮断状態になって、電池50からCPU40等への電力の供給が停止する。この場合、電池50からCPU40等への電力供給が停止したときには、全てのバーナについて、消火操作がなされてから消火後タイマ時間が経過した状態となっている。
次に、図4〜図5のフローチャートは、中バーナ3aの点火スイッチ60aが点火操作された場合の処理を示している。なお、大バーナ3b、小バーナ3c、グリル4の点火操作がされた場合にも、各バーナについてそれぞれ同様の処理が行われる。
図4のSTEP1〜STEP2は、スイッチ導通部41による処理である。スイッチ導通部41は、STEP1で、中バーナ3a用の点火スイッチ60aが点火操作されているか否か(入力ポートPi0への入力がHighになっているか否か)を判断する。そして、点火スイッチ60aが点火操作されているときはSTEP2に進み、点火操作されていないときにはSTEP1に戻る。
STEP2で、スイッチ導通部41は、中バーナ電源要求フラグをONする。これにより、上述した図3のフローチャートによる処理によって、点火スイッチ60aのリミットスイッチがOFFした後も、自己保持回路33のスイッチング素子35が導通状態に維持されて、電池50からCPU40,選択回路31,及び増幅回路32への電力供給が継続される状態となる。
続くSTEP3及びSTEP3から分岐したSTEP20は、熱電対異常検知部44による処理である。熱電対異常検知部44は、STEP3で、中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号Vtcを、選択回路31のスイッチング回路31a及び増幅回路32を介してAD入力ポートPadから入力し、検出信号Vtcのレベル(燃焼状態の検出レベル)が所定の異常判定レベル以上であるか否かを判断する。
そして、熱電対24aの検出信号Vtcのレベルが異常判定レベル未満であったときはSTEP4に進む。一方、熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル以上であったときにはSTEP20に分岐し、熱電対異常検知部44は、出力ポートPo7の出力をHighにしてLED51を点灯する(異常報知)。
このLED51の点灯により、熱電対異常検知部44は、熱電対の異常が生じていることを使用者に認識させる。この場合には、STEP4の中バーナ3aの点火処理は実行されないため、中バーナ3aの使用が禁止され、熱電対24a,スイッチング回路31a,又は増幅回路32の異常が生じた状態で、中バーナ3aが使用されることを回避することができる。
STEP4〜STEP6は、燃焼制御部43による処理である。燃焼制御部43は、STEP4で中バーナ3aの点火処理を行う。具体的には、燃焼制御部43は、イグナイタ27に高電圧を印加して点火電極25aに火花放電を生じさせた状態で、電磁開閉弁22aを開弁すると共に流量調節弁23aの開度を点火位置として、中バーナ3aに点火する。
燃焼制御部43は、中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号から中バーナ3aの着火を検知した後は、使用者による中バーナ3a用の点火スイッチ60aの回転操作に応じてロータリーエンコーダ61aから出力される角度信号に応じて、中バーナ3aの火力を流量調節弁23aにより複数段階に切替える。
続くSTEP5で、燃焼制御部43は、中バーナ3a用の点火スイッチ60aが消火操作されているか否か(入力ポートPi0への入力がLowになっているか否か)を判断する。そして、点火スイッチ60aが消火操作されているときはSTEP6に進み、消火操作されていないときにはSTEP5に戻る。
STEP6はスイッチ遮断部42による処理であり、スイッチ遮断部42は、消火後タイマをスタートさせる。ここで、消火後タイマは、中バーナ3aが消火した時から、熱電対24aの熱容量による応答遅れの影響が無視できる程度まで、熱電対24aの温度が低下すると想定される時間を設定時間(本発明の所定時間に相当する)とするタイマである。
また、次のSTEP7で、燃焼制御部43は中バーナ3aの消火処理を行う。具体的には、燃焼制御部43は、電磁開閉弁22aの閉弁により中バーナ3aへの燃料ガスの供給を遮断して、中バーナ3aを消火する。
続くSTEP8〜STEP10,及びSTEP30は、スイッチ遮断部42による処理である。STEP8で、スイッチ遮断部42は、中バーナ3aの点火操作がなされたか否かを判断する。そして、中バーナ3aの点火操作がなされていないときはSTEP9に進み、中バーナ3aの点火操作がなされたときには図5のSTEP40に分岐する。
STEP9で、スイッチ遮断部42は、消火後タイマがタイムアップしているか否かを判断する。そして、消火後タイマがタイムアップしているときはSTEP10に進み、スイッチ遮断部42は、中バーナ電源要求フラグをOFFしてSTEP11に進み、処理を終了する。
一方、STEP9で消火後タイマがタイムアップしていないときにはSTEP30に分岐する。STEP30で、スイッチ遮断部42は、中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル未満であるか否かを判断し、熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル未満であるときはSTEP10に進み、熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル以上であるときにはSTEP8に戻る。
STEP9で消火後タイマがタイムアップしたときは、STEP6で中バーナ3aの消火処理が行われた時からの時間の経過により、中バーナ3a用の熱電対24aの温度が異常判定レベル未満にまで低下していると判断することができる。また、STEP30で中バーナ3a用の熱電対24aの温度が異常判定レベル以下になったときには、熱電対24aの温度が低下して、熱電対24aの検出信号が異常判定レベル以下になっていることを、より確実に判断することができる。
そこで、STEP10で、スイッチ遮断部42は、中バーナ電源要求フラグをOFFする。これにより、上述した図3のフローチャートによる処理によって、中バーナ3aのみが燃焼していた場合には、自己保持回路33のスイッチング素子35が遮断状態となって、電池50からCPU40,選択回路31,増幅回路32への電力供給が遮断される。電池50からの電力供給の遮断により、バーナが消火状態にあるときの電池50の消費電力を低減することができる。
このように、STEP6〜STEP10及びSTEP30の処理により、電池50からの電力が遮断されるのは、STEP7で中バーナ3aの消火処理がなされた時からの時間の経過(消火後タイマのタイムアップ)により中バーナ3a用の熱電対24aの温度が低下したと想定されるときか、実際に熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル未満になったときである。
そのため、次に点火スイッチ60a〜60dのいずれかが操作されたときには、全ての熱電対(中バーナ3a用の熱電対24a,大バーナ3b用の熱電対24b,小バーナ3c用の熱電対24c,グリル4の上バーナ3d用の熱電対24d及び下バーナ3e用の熱電対24e,24f)が、熱容量による応答遅れの影響を回避できる状態となっている。
そこで、点火スイッチ60a〜60dのいずれかが操作されて、電池50からCPU40,選択回路31,増幅回路32への電力供給が開始されたときに、熱電対異常検知部44は、STEP3で説明したように、点火スイッチが操作されたバーナ用の熱電対の異常の有無を検知することができる。この場合、電池50からの電力が遮断されている間に、熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル未満になったことを示すデータを保持しておくための不揮発性メモリを備える必要がない。
次に、図5のSTEP40〜STEP42は熱電対異常検知部44による処理である。熱電対異常検知部44は、図4のSTEP8で中バーナ3aの点火操作がなされて図5のSTEP40に分岐したときに、STEP40で消火後タイマがタイムアップしたか否かを判断する。そして、消火後タイマがタイムアップしたときはSTEP41に進み、中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル以上であるか否かを判断する。
中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル以上であったときはSTEP42に進み、熱電対異常検知部44は、出力ポートPo7の出力をHighにしてLED51を点灯し、熱電対の異常が生じていることを報知する。
一方、STEP40で消火後タイマがタイムアップしていなかったときは、中バーナ3a用の熱電対24aの温度が、応答遅れの影響を回避し得る程度まで低下していないため、熱電対24aの異常の有無の検知を行うことができない。また、STEP41で中バーナ3a用の熱電対24aの検出信号のレベルが異常判定レベル未満であったときには、熱電対24aを含む熱電対回路の異常が生じていない。そのため、これらの場合は図4のSTEP4に分岐し、燃焼制御部43による中バーナ3aの点火処理が実行される。
なお、本実施形態では、複数のバーナ(中バーナ3a,大バーナ3b,小バーナ3c,グリル4用の上バーナ3d及び下バーナ3e)を備えた燃焼装置を示したが、一つのバーナのみを備えた燃焼装置に対しても本発明を適用することができる。一つのバーナのみを備えた燃焼装置に本発明を適用する場合には、図3,図4の各バーナの電源要求フラグによる自己保持回路33の制御処理は不要であり、一つのバーナの点火/消火の操作に応じて自己保持回路33のスイッチング素子35を導通状態と遮断状態とに切換えればよい。
また、本実施形態では、本発明の燃焼装置として調理装置(ガスコンロ)を示したが、バーナの燃焼状態を熱電対により検出する燃焼装置であれば、本発明の適用が可能である。
また、本実施形態では、電池50を電源とする燃焼装置を示したが、商用電源を用いる燃焼装置に対しても本発明の適用が可能である。
また、点火スイッチ60a〜60dとは別に電源スイッチを設けた構成とした場合に、電源スイッチがOFFされたときには、全てのバーナについて、電源要求フラグがOFFされてから消火後タイマ時間が経過していることを条件として、自己保持回路33のスイッチング素子35を遮断状態にすればよい。
3a…中バーナ、3b…大バーナ、3c…小バーナ、4…グリル、3d…上バーナ、3e…下バーナ、24a…(中バーナ用の)熱電対、24b…(大バーナ用の)熱電対、24c…(小バーナ用の)熱電対、24d…(上バーナ用の)熱電対、24e,24f…(下バーナ用の)熱電対、30…コントローラ、31…選択回路、32…増幅回路、33…自己保持回路、35…スイッチング素子、40…CPU、41…スイッチ導通部、42…スイッチ遮断部、43…燃焼制御部、44…熱電対異常検知部、50…電池、60a…(中バーナ用の)点火スイッチ、60b…(大バーナ用の)点火スイッチ、60c…(小バーナ用の)点火スイッチ、60d…(グリルの上バーナ及び下バーナ用の)点火スイッチ。

Claims (4)

  1. バーナと、
    前記バーナの点火と消火を指示する点火スイッチと、
    熱電対を用いて前記バーナの燃焼状態を検出する熱電対回路と、
    電源と、
    前記電源からの電力供給の開始を指示する電源スイッチと、
    スイッチング素子と、
    前記電源スイッチにより前記電源からの電力供給の開始が指示されたときに、前記スイッチング素子を導通状態とするスイッチ導通部と、
    前記スイッチング素子を介して前記電源に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電源から供給される電力により作動して、前記点火スイッチによる点火及び消火の指示と前記熱電対回路による前記バーナの燃焼状態の検出状況に応じて、前記バーナの作動を制御する制御回路と
    を備えた燃焼装置において、
    前記制御回路は、
    前記点火スイッチにより前記バーナの消火が指示された時から、前記熱電対の熱容量による応答遅れの影響が無視できる程度まで、前記熱電対の温度が低下すると想定される所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になったときは、該異常判定レベル未満になった時点で前記スイッチング素子を遮断状態とし、該所定時間が経過するまでの間に、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならなかったときには、該所定時間が経過した時に前記スイッチング素子を遮断状態とするスイッチ遮断部と、
    前記電源スイッチによる前記電源からの電力供給の開始指示に応じて、前記スイッチング素子が導通状態となり、前記電源から前記制御回路への電力供給が開始された時から、前記バーナの点火処理を行う前までの間に、前回のバーナ消火時からの前記所定時間の経過を判断することなく、前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル以上であるか否かを判断して、前記熱電対回路の異常の有無を検知する熱電対異常検知部と
    を備えたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1記載の燃焼装置において、
    前記熱電対異常検知部は、前記点火スイッチにより前記バーナの消火が指示されてから、前記スイッチ遮断部により前記スイッチング素子が遮断状態とされるまでの間に、前記点火スイッチにより前記バーナの点火が指示されたときには、前記所定時間が経過するまでは前記熱電対回路の異常の有無を検知しないことを特徴とする燃焼装置。
  3. 複数のバーナと、
    前記複数のバーナの点火と消火を個別に指示する複数の点火スイッチと、
    前記複数のバーナに対して個別に設けられて、対応するバーナの燃焼状態を検出する複数の熱電対回路と、
    電源と、
    前記電源からの電力供給の開始を指示する電源スイッチと、
    スイッチング素子と、
    前記電源スイッチにより前記電源からの電力供給の開始が指示されたときに、前記スイッチング素子を導通状態とするスイッチ導通部と、
    前記スイッチング素子を介して前記電源に接続され、前記スイッチング素子を介して前記電源から供給される電力により作動して、前記点火スイッチによる点火及び消火の指示と前記熱電対回路による前記複数のバーナの燃焼状態に応じて、前記複数のバーナの作動を制御する制御回路と
    を備えた燃焼装置において、
    前記制御回路は、
    前記複数のバーナの全てについて、対応する前記点火スイッチにより消火が指示された時から、対応する前記熱電対回路に備えられた熱電対の熱容量による応答遅れの影響が無視できる程度まで、前記熱電対の温度が低下すると想定される所定時間が経過するまでの間に、対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが所定の異常判定レベル未満になるか、又は、該所定時間が経過するまでの間に対応する前記熱電対回路による燃焼状態の検出レベルが前記異常判定レベル未満にならずに、前記所定時間が経過したときに、前記スイッチング素子を遮断状態とするスイッチ遮断部と、
    前記電源スイッチによる前記電源からの電力供給の開始指示に応じて、前記スイッチング素子が導通状態となり、前記電源から前記制御回路への電力供給が開始された時から、前記点火スイッチによる点火の指示に応じて前記複数のバーナのいずれかの点火処理を行う前までの間に、前回の前記複数のバーナの全ての消火時からの前記所定時間の経過を判断することなく、該点火の指示がなされたバーナの前記熱電対回路の異常の有無を検知する熱電対異常検知部と
    を備えたことを特徴とする燃焼装置。
  4. 請求項3に記載の燃焼装置において、
    前記熱電対異常検知部は、前記点火スイッチによりいずれかの前記バーナの消火が指示されてから、前記スイッチ遮断部により前記スイッチング素子が遮断状態とされるまでの間に、前記点火スイッチにより該消火が指示されたバーナの点火が指示されたときには、該バーナの消火が指示された時から前記所定時間が経過するまでの間は、該バーナ用の前記熱電対回路の異常の有無を検知せず、前記所定時間が経過した後は前記熱電対回路の異常の有無を検知することを特徴とする燃焼装置。
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