JP5378834B2 - ベッドの付属品における固定機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ベッドに設けられた付属品取付穴などに装着するサイドレールなどの付属品を固定するための固定機構に関するものです。
従来より、病人や老人など身体の不自由な人が使用するベッドには、就寝時や療養時の転落、または布団などの落下を防止するために、ベッドの側部にサイドレールなどを設けておくことが多い。また、起き上がり時に手掛かりとして利用するために、介助グリップを設けておくことも多い。
この種のサイドレールや介助グリップは、その脚部をベッドの側部に設けられているサイドフレームに設けた付属品取付穴に嵌合することにより、ベッドに取り付けるようになっているものが多い。しかしながら、起き上がり時などに手掛かりとする場合、ベッドのサイドフレームに設けた取付穴に脚部を嵌合するだけで取り付けるのは、着脱には便利であるが使用上不安定であるという問題点があった。
そのため、嵌合した脚部をボルトなどで締め付けて固定するものがあります(例えば、特許文献1,2参照)。
また、レバー操作によって脚部を回動させたりするものもあります(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、前述の場合にはボルトの締め込み具合によって固定力が異なるため、十分な固定力で取り付けられない場合もあります。また、十分な固定力がない状態であっても十分な固定力がある状態であっても、判別しにくいという欠点がありました。
また、後者の場合には、レバーの回動範囲が大きいためレバーの長さが短くなり大きな操作力が必要となることやレバーの自由端側に衣類または布団などが引っ掛かりやすく、意図しない状況で固定状態が解除されてしまう恐れがありました。
特開2003−52763号公報 特開2000−33025号公報 特開平11−235253号公報
解決しようとする問題点は、サイドレールなどベッドの付属品において軽い操作力で十分な固定力を発生させることができるとともに、ロック状態とロック解除の状態が判別しやすい固定機構を提供することを目的としています。
請求項1に記載の発明は、ベッドの付属品取付穴に装着して用いる付属品の固定機構において、基部パイプの下面に固定脚とロック脚を設けるに、前記固定脚は基部パイプに固着する一方、前記ロック脚は基部パイプに止着した支持部材にロック脚の中間部を軸着するとともに、該軸着部の固定脚側上方にほぼL字状のレバー部材を回動自在に軸着して該レバー部材の上方回動により前記ロック脚の上部を押圧し該ロック脚の下部が固定脚側に回動する構成とし、さらに前記固定脚のロック脚側上部には空孔部を設け、前記レバー部材の端部にスプリングを介装して挿通した解除ツマミの突部が枢支されるよう構成するとともに、前記レバー部材の上下回動を案内するようにほぼU字状のカバー部材を前記固定脚に固着して構成したことを特徴としています。
請求項2に記載の発明は、上記ロック脚を付属品取付穴よりわずかに小さい小径軸部と先細のテーパー部を一体的に設けて構成したことを特徴としています。
請求項1の発明は、ベッドの付属品取付穴に挿通される固定脚とロック脚の間にレバー部材を回動自在に設け、このレバー部材の上方回動により前記ロック脚が固定脚側に回動され、固定されるように構成されています。また、レバー部材の自由端部側が固定脚に固着したカバー部材に案内されるとともに上部に設けた空孔部に解除ツマミの突部が枢支されてロック状態が保持されるように構成されています。したがって、固定脚とロック脚の間隔に近い長さのレバー部材とすることができるので、てこ比を大きくすることができ、軽い操作力で固定できる固定機構とすることができます。また、カバー部材によってレバー部材の端部が覆われているので、衣類や布団などを引っ掛けてロックを解除してしまう不測の事故などを防止する効果もあります。また、ロック脚側も支持部材で覆うことができるように構成しているので、同様の効果があります。そして、この固定機構は固定する際にはレバー部材を上方回動させるだけで自動的にロックされ、解除するときには解除ツマミをスプリングに抗してロック脚側にスライドさせ下方回動させれば良く、操作が簡単であるとともに、固定する人が替わっても固定力が一定であるので安全に使用できます。
さらに、レバー部材の傾きによってロック状態であるかロック解除状態であるか判別も容易にできるという効果もあります。
請求項2の発明は、前後に回動されるロック脚を小径軸部と先細のテーパー部を一体的に構成することにより、ロック脚の回動によって付属品取付穴との接触部が小径軸部とテーパー部の境界部分となり、ロック脚の回動中心により近い部分となっております。したがって、テーパー部による装着が簡単であるという効果だけでなく、少ない回動量で確実なロック力を発生させることができるものと成っております。
本発明の固定機構を備えたサイドレールを示す全体正面図 固定機構を示す要部断面図 固定機構のロック状態を示す要部断面図 固定機構のロック脚に設けたテーパー部の作用を示す説明図 固定機構の構成を示す説明図
続いて、ベッドBのサイドフレームFに設けられた付属品取付穴H,H,・・・を使用して固定するベッドBの付属品の固定機構1について、介助グリップSを一つの実施形態として、図面に基づき以下に説明します。
この固定機構1は、介助グリップSの枠部を構成する基部パイプ2の下面側に固着された固定脚3を備えています。この固定脚3は、大径軸部3aと小径軸部3bからなる段付支軸で、前記大径軸部3aの上部にはロック孔3cが穿設されています。なお、前記大径軸部3aは付属品取付穴Hよりも大径とし、前記小径軸部3bは付属品取付穴Hよりもわずかに小径としています。また、このロック孔3cを囲むようにカバー部材4が固定脚3に固着されています。このカバー部材4はU字状に構成されたプレートです。
そして、前記基部パイプ2の下面かつ前記固定脚3から離間した位置に、支持部材5を止着しています。この支持部材5はコ字状に曲折したプレートであり、開口部が下方向きとなる状態で取り付けられています。この支持部材5にはロック脚6が回動自在となるように支承されています。詳述すると、図4に示すようにロック脚6は大径軸部6aと小径軸部6bとからなる段付き支軸で、上端部にはナット部材6cが固着されるとともに、前記小径軸部6bの先端側は先細りのテーパー部6dとされています。なお、前記大径軸部6aと小径軸部6bは、上記固定脚3と同様に、大径軸部6aは付属品取付穴Hよりも大径とし、前記小径軸部6bは付属品取付穴Hよりもわずかに小径としています。
さらに、前記大径軸部6aの中間部には空孔部6eが穿設されています。このように構成されたロック脚6は、前記支持部材5に設けた空孔部5a,5aと前記空孔部6eに支持軸7を挿通し、該支持軸7の内部に螺設した雌ネジ部7aに両端からボルト部材8,8を螺着することによって、前記ロック脚6が回動自在な状態で取り付けられています。
また、前記ナット部材6cにはネジ部材9が螺着されるとともに、一方側からロックナット10を螺着して、該ネジ部材9を固定しています。なお、このネジ部材9の突出量によって、固定機構1のロック力を調節できるように構成しています。
次に、前記ロック脚6を回動させるレバー部材11について説明します。
このレバー部材11は、一方側に空孔部12aが設けられた押圧片12の他端側にロックレバー13を固着してなるものです。該レバー部材11は前記空孔部12aと上記支持部材5に設けた空孔部5b,5bに支持軸7を挿通し、該支持軸7の内部に螺接した雌ネジ部7aに両端からボルト部材8,8を螺着することによって、当該レバー部材11が回動自在な状態で取り付けられています。
なお、この状態で上記ロック脚6の上部に取り付けたネジ部材9の先端にレバー部材11の押圧片12の上部が接触するよう配置されています。
さらに、前記レバー部材11の先端側にはスプリング14を介装して解除ツマミ15が取り付けられています。詳述すると、この解除ツマミ15には、つば部15aと突部15bが設けられており、内部には前記ロックレバー13の先端が挿通される空孔部15cが設けられています。この空孔部15c内にはスプリング14を介装してロックレバー13の端部に挿通されます。そして、解除ツマミ15の突部15b側がカバー部材4内に位置するように取り付けられています。
上記のように構成されたレバー部材11は、カバー部材4内で上下に回動され、上方回動した時にはスプリング14の付勢力によって自動的に解除ツマミ15の突部15bが上記固定脚3の空孔部3cに嵌り、この状態が保持されるようになっています。また、解除ツマミ15をスプリング14の付勢力に抗してレバー部材11の基端側にスライドさせると、下方回動自在な状態となります。
このようにレバー部材11の自由端側は、カバー部材4内で移動するよう構成しているので、衣類や布団などが引っ掛かる恐れがないものとなっています。
上述のように構成された固定機構1は、次のように作用します。
まず、ベッドBの付属品取付穴H,Hに固定脚3及びロック脚6を挿通します。このとき、ロック脚6の先端側が先細りのテーパー部6dとなっているので、位置合わせが行いやすいという効果があります。
この状態では、固定機構1はロックされておらず付属品(介助グリップS)ががたつく状態でベッドBに装着されています。このとき、ロックレバー13が斜め向きとなっており、ロックされていない状態であることが判別できるようになっています。
この状態から、ロックレバー13を上方に引き上げると、押圧片12がロック脚6を回動させ、ロック脚6の下方部の小径軸部6bとテーパー部6dの境界部分が付属品取付穴Hの内面に接触します。(図4参照)。
さらに、ロックレバー13を引き上げ、解除ツマミ15に設けた突部15bがスプリング14の付勢力によって自動的に固定脚3の空孔部3cに挿通されると、固定機構1がロック状態で保持される構成です。このとき、ロックレバー13はほぼ水平状態となっており、前述したようにロックレバー13の傾きによってロックの状態とロック解除の状態が判別しやすいものとなっています。
このように、固定機構1はレバー部材11の回動操作によって、ロック脚6を回動させることによって固定脚3とロック脚6の間隔を狭め、それぞれが付属品取付穴H,Hに圧接され、強固に保持するよう構成したものです。
さらに、レバー部材11を固定脚3とロック脚6との間隔に合わせて設けることができるので、てこ比を大きくしてロック脚6を回動させるよう構成することができます。すなわち、軽い操作力で強固な固定ができるという効果があります。
さらに、ロック脚6の下方部にテーパー部6dを設けることによって、付属品取付穴Hに挿通しやすいだけでなく、付属品取付穴Hとの接触部分が小径軸部6bとテーパー部6dの境界部分となり、ロック脚6の回動中心に近付けた構成となっています。そのため、少ない回動量であっても大きなロック力を発生させることができるものとなっています。
また、このように構成された固定機構1は、ロックレバーの操作部分と解除ツマミのつば部だけを外部に露出しておけばよいので、概観も良いものとすることができます。
なお、本実施例では図1に示す解除グリップを一つの実施例としておりますが、基部パイプ上に支柱を立設して、この支柱にテーブルを具備してなるベッドサイドテーブルであったり、サイドレールなどに設けることも可能です。
すなわち、ベッドのサイドフレームに設けられた付属品取付穴を用いて装着するベッドの付属品であれば、本実施例に限定するものではなく、どのようなものであっても良い。
1 固定機構
2 基部パイプ
3 固定脚
4 カバー部材
5 支持部材
6 ロック脚
11 レバー部材
12 押圧片
13 ロックレバー
14 スプリング
15 解除ツマミ
B ベッド
H 付属品取付穴

Claims (2)

  1. ベッドの付属品取付穴に装着して用いる付属品の固定機構において、基部パイプの下面に固定脚とロック脚を設けるに、前記固定脚は基部パイプに固着する一方、前記ロック脚は基部パイプに止着した支持部材にロック脚の中間部を軸着するとともに、該軸着部の固定脚側上方にほぼL字状のレバー部材を回動自在に軸着して該レバー部材の上方回動により前記ロック脚の上部を押圧し該ロック脚の下部が固定脚側に回動する構成とし、さらに前記固定脚のロック脚側上部には空孔部を設け、前記レバー部材の端部にスプリングを介装して挿通した解除ツマミの突部が枢支されるよう構成するとともに、前記レバー部材の上下回動を案内するようにほぼU字状のカバー部材を前記固定脚に固着して構成したことを特徴とするベッドの付属品の固定機構。
  2. 上記ロック脚を付属品取付穴よりわずかに小さい小径軸部と先細のテーパー部を一体的に設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載のベッドの付属品の固定機構。
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