JP5378834B2 - ベッドの付属品における固定機構 - Google Patents
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Description
また、レバー操作によって脚部を回動させたりするものもあります(例えば、特許文献3参照)。
また、後者の場合には、レバーの回動範囲が大きいためレバーの長さが短くなり大きな操作力が必要となることやレバーの自由端側に衣類または布団などが引っ掛かりやすく、意図しない状況で固定状態が解除されてしまう恐れがありました。
請求項2に記載の発明は、上記ロック脚を付属品取付穴よりわずかに小さい小径軸部と先細のテーパー部を一体的に設けて構成したことを特徴としています。
さらに、レバー部材の傾きによってロック状態であるかロック解除状態であるか判別も容易にできるという効果もあります。
請求項2の発明は、前後に回動されるロック脚を小径軸部と先細のテーパー部を一体的に構成することにより、ロック脚の回動によって付属品取付穴との接触部が小径軸部とテーパー部の境界部分となり、ロック脚の回動中心により近い部分となっております。したがって、テーパー部による装着が簡単であるという効果だけでなく、少ない回動量で確実なロック力を発生させることができるものと成っております。
さらに、前記大径軸部6aの中間部には空孔部6eが穿設されています。このように構成されたロック脚6は、前記支持部材5に設けた空孔部5a,5aと前記空孔部6eに支持軸7を挿通し、該支持軸7の内部に螺設した雌ネジ部7aに両端からボルト部材8,8を螺着することによって、前記ロック脚6が回動自在な状態で取り付けられています。
このレバー部材11は、一方側に空孔部12aが設けられた押圧片12の他端側にロックレバー13を固着してなるものです。該レバー部材11は前記空孔部12aと上記支持部材5に設けた空孔部5b,5bに支持軸7を挿通し、該支持軸7の内部に螺接した雌ネジ部7aに両端からボルト部材8,8を螺着することによって、当該レバー部材11が回動自在な状態で取り付けられています。
なお、この状態で上記ロック脚6の上部に取り付けたネジ部材9の先端にレバー部材11の押圧片12の上部が接触するよう配置されています。
上記のように構成されたレバー部材11は、カバー部材4内で上下に回動され、上方回動した時にはスプリング14の付勢力によって自動的に解除ツマミ15の突部15bが上記固定脚3の空孔部3cに嵌り、この状態が保持されるようになっています。また、解除ツマミ15をスプリング14の付勢力に抗してレバー部材11の基端側にスライドさせると、下方回動自在な状態となります。
このようにレバー部材11の自由端側は、カバー部材4内で移動するよう構成しているので、衣類や布団などが引っ掛かる恐れがないものとなっています。
まず、ベッドBの付属品取付穴H,Hに固定脚3及びロック脚6を挿通します。このとき、ロック脚6の先端側が先細りのテーパー部6dとなっているので、位置合わせが行いやすいという効果があります。
この状態では、固定機構1はロックされておらず付属品(介助グリップS)ががたつく状態でベッドBに装着されています。このとき、ロックレバー13が斜め向きとなっており、ロックされていない状態であることが判別できるようになっています。
この状態から、ロックレバー13を上方に引き上げると、押圧片12がロック脚6を回動させ、ロック脚6の下方部の小径軸部6bとテーパー部6dの境界部分が付属品取付穴Hの内面に接触します。(図4参照)。
さらに、ロックレバー13を引き上げ、解除ツマミ15に設けた突部15bがスプリング14の付勢力によって自動的に固定脚3の空孔部3cに挿通されると、固定機構1がロック状態で保持される構成です。このとき、ロックレバー13はほぼ水平状態となっており、前述したようにロックレバー13の傾きによってロックの状態とロック解除の状態が判別しやすいものとなっています。
さらに、レバー部材11を固定脚3とロック脚6との間隔に合わせて設けることができるので、てこ比を大きくしてロック脚6を回動させるよう構成することができます。すなわち、軽い操作力で強固な固定ができるという効果があります。
さらに、ロック脚6の下方部にテーパー部6dを設けることによって、付属品取付穴Hに挿通しやすいだけでなく、付属品取付穴Hとの接触部分が小径軸部6bとテーパー部6dの境界部分となり、ロック脚6の回動中心に近付けた構成となっています。そのため、少ない回動量であっても大きなロック力を発生させることができるものとなっています。
また、このように構成された固定機構1は、ロックレバーの操作部分と解除ツマミのつば部だけを外部に露出しておけばよいので、概観も良いものとすることができます。
すなわち、ベッドのサイドフレームに設けられた付属品取付穴を用いて装着するベッドの付属品であれば、本実施例に限定するものではなく、どのようなものであっても良い。
2 基部パイプ
3 固定脚
4 カバー部材
5 支持部材
6 ロック脚
11 レバー部材
12 押圧片
13 ロックレバー
14 スプリング
15 解除ツマミ
B ベッド
H 付属品取付穴
Claims (2)
- ベッドの付属品取付穴に装着して用いる付属品の固定機構において、基部パイプの下面に固定脚とロック脚を設けるに、前記固定脚は基部パイプに固着する一方、前記ロック脚は基部パイプに止着した支持部材にロック脚の中間部を軸着するとともに、該軸着部の固定脚側上方にほぼL字状のレバー部材を回動自在に軸着して該レバー部材の上方回動により前記ロック脚の上部を押圧し該ロック脚の下部が固定脚側に回動する構成とし、さらに前記固定脚のロック脚側上部には空孔部を設け、前記レバー部材の端部にスプリングを介装して挿通した解除ツマミの突部が枢支されるよう構成するとともに、前記レバー部材の上下回動を案内するようにほぼU字状のカバー部材を前記固定脚に固着して構成したことを特徴とするベッドの付属品の固定機構。
- 上記ロック脚を付属品取付穴よりわずかに小さい小径軸部と先細のテーパー部を一体的に設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載のベッドの付属品の固定機構。
Priority Applications (1)
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JP2009051087A JP5378834B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | ベッドの付属品における固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009051087A JP5378834B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | ベッドの付属品における固定機構 |
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JP2002078568A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-19 | Kokuyo Co Ltd | ベッドの付属品固定構造 |
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