JP4203847B2 - 自転車用スタンド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自転車用のスタンド装置に関し、自転車を停めて、起立状態にしてロックしたスタンドの脚部を、更に自転車に取り付けた自転車用錠の施錠操作に連動するワイヤーとロックピンを介して、スタンドのロック位置を自動的に二重に施錠させるようにしたことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自転車用スタンド装置において、スタンドの脚部と自転車用錠とをワイヤーで連結して、脚部の起立動作によりワイヤーを牽引させて、脚部の起立と同時に自転車用錠を施錠するようにした装置がある(例えば、特許文献1)。
また、自転車用スタンド装置において、サドルに装置した自転車用錠に連動させて起立状態のスタンドを自動的にロックするようにしたものもある(例えば、特許文献2、3)。
さらに、自転車の前輪用と後輪用とにそれぞれ備えた2個の錠前をワイヤーで連結して、前後の錠前を同時に施錠、開錠できるようにした自転車の施錠装置もある(例えば、特許文献4)。
【0003】
特許文献1 特開2002−178970号公報(第1頁、図1)
特許文献2 特開平11−5928号公報(第1頁、図1)
特許文献3 特開平10−287285号公報(第1頁、図1)
特許文献4 特開2001−132300号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開2002−178970号公報(特許文献1)の装置は、スタンドを起立させるときに回転する脚部側からの牽引動作により自転車用錠の錠杆を施錠位置に移動させるようにしているので、何かの弾みでワイヤーが引っ張られると不用意に自転車が施錠されるおそれがある。
特開平11−5928号公報、特開平10−287285号公報(特許文献2、3)の装置は、自転車の施錠操作により、サドルを使用不能に傾斜させるようにしたもので、施錠状態にある自転車の外観に違和感があり、また、センタースタンドのために不安定感があり、キャリアが取り付け難い、自転車に荷物を載せにくい等の問題があり、その上に、ワイヤーの牽引によりスタンドをロックする構造のために、ワイヤーが伸びるとロックが作動しなくなるおそれがあって、常時開錠のためのキーを携帯する必要がある。また、キーを持たずにロックすると、スタンドの起立とサドルの傾斜を解除できなくなるという不便があった。
特開2001−132300号公報(特許文献4)の装置は、車体の前後にわたって露出しているワイヤーに接触すると不用意にロックが作動する危険がある。また、長尺のワイヤーを使用しているので、ワイヤーに伸びを生ずると施錠操作にスタンドのロックが連動しない場合が生ずるなどの不安があった。
【0005】
上記4例の先行技術は、何れもワイヤーの牽引によって自転車用錠を施錠しようとするものであったので、何らかの弾みでワイヤーが引っ張られると不用意に施錠動作を起こす危険があるという共通の欠点を有する。
以上のことから本発明が解決しようとする課題は、スタンドと自転車用錠を結ぶワイヤーを、自転車に取り付けられている錠前側からの押し動作をスタンド側のロックに伝達させることによりスタンドを施錠させるようにすることによって、ワイヤーの引っ張りを利用していた上記従来装置の欠点を除去したスタンドロック装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明は、上記の課題を解決するために、脚部とスタンドロック板を揺動可能に備えた自転車用スタンドの取付板に掛止部を設け、脚部の起立位置でスタンドロック板を揺動して、該ロック板のロック部を上記取付板の掛止部に嵌合させてスタンドをロックするようにした自転車用スタンド装置において、取付板にロックホルダーを設けて、このホルダーに、自転車用錠の錠杆の施錠、開錠動作に従動して往復するワイヤーの末端部を固定したロックピンを摺動可能に保持させる一方、スタンドロック板に、上記スタンドロック位置において錠杆の施錠により突出するロックピンと係合して、該ロック板の解除方向の回動を阻止するストッパーを設け、前記ロックホルダーは、上下に支持板を具えてその間に前記ロックピンを嵌装するようにした断面コ字形に形成され、上記ホルダーの上部支持板に、雌ねじを内面に設けた筒形の支持軸を固定し、この支持軸の下部に前記ロックピンを摺動自在に嵌合させるとともに、該ピンの下端部を上記ホルダーの下部支持板に軸受させ、この下部支持板とロックピンの上部に設けたばね受けとの間に、ロックピンを常時開錠方向に付勢する復元ばねを介設し、上記支持軸の上端から、前記末端部に大径部を固定したワイヤーを挿通させた筒形のアジャストボルトを螺合し、前記自転車用錠の錠杆を施錠位置に置いて上記ワイヤーの大径部をロックピン内の当接部に圧接させつつ、該ピンの下部外周に設けた嵌合指示線が下部支持板の下面に現れるまでアジャストボルトの螺入を進めて、指示位置まで上記支持軸内のロックピンを下降せしめた後、自転車用錠の錠杆を開錠してワイヤーの末端部を開錠位置に上昇させるとともに、上記復元ばねの付勢により開錠位置までロックピンを追従上昇させ、この開錠位置でアジャストボルトの中間に螺合させたナットを支持軸の上面に緊締することにより、ロックホルダー内におけるロックピンの嵌装位置を位置決めするように構成している。
【0007】
上記のように構成した本発明スタンド装置は、自転車を停めてスタンドを立て、ロック板を揺動して、取付け板の掛止部にロック板のロック部を掛止させてスタンドをロックした後、自転車用錠を施錠すると、錠杆の施錠動作に連動してワイヤーの末端部がホルダー内でロックピンを押し下げ、ホルダーからロックピンを突出させる。ホルダーから突出したロックピンは、上記スタンドのロック操作時の揺動にともなってロックホルダーに接近したスタンドロック板のストッパーと係合する位置に達して、該ロック板の解除方向の回動を阻止するように作動する。
なお、スタンドロック板がロック位置にないときは、仮にワイヤーに伸び(押し)が生じてもロックピンとスタンドロック板のストッパーとの距離が離れているので、不用意にスタンドが施錠されるおそれはない。また、錠前側に向けてワイヤー側からの押しが生じた場合でもワイヤーの基端部と開錠位置の錠杆との距離が離れているので、自転車用錠を不用意に施錠させるおそれはない。
以上のように本発明に係る自転車用スタンド装置は、自転車用錠の施錠と、ロック状態のときのストッパーとによるスタンドロック板の回動阻止との二重の施錠により自転車をロックし、盗難を防止するとともに安全な自転車の使用ができる。
【0008】
本発明に係る自転車用スタンド装置において、ロックホルダーを、上下に支持板を具えてその間に前記ロックピンを嵌装するようにした断面コ字形に形成し、ホルダーの上部支持板に、雌ねじを内面に設けた筒形の支持軸を固定し、この支持軸の下部にロックピンを摺動自在に嵌合させるとともに、該ピンの下端部をホルダーの下部支持板に軸受させ、この下部支持板とロックピンの上部に設けたばね受けとの間に、ロックピンを常時開錠方向に付勢する復元ばねを介設し、支持軸の上端から、末端部に大径部を固定したワイヤーを挿通させた筒形のアジャストボルトを螺合し、自転車用錠の錠杆を施錠位置に置いて上記ワイヤーの大径部をロックピン内の当接部に圧接させつつ、該ピンの下部外周に設けた嵌合指示線が下部支持板の下面に現れるまでアジャストボルトの螺入を進めて、指示位置まで支持軸内のロックピンを下降せしめた後、自転車用錠の錠杆を開錠してワイヤーの末端部を開錠位置に上昇させるとともに、上記復元ばねの付勢により開錠位置までロックピンを追従上昇させ、この開錠位置でアジャストボルトの中間に螺合させたナットを支持軸の上面に緊締することにより、ロックホルダー内におけるロックピンの嵌装位置を位置決めするように構成した請求項2の発明によれば、ロックピン内におけるワイヤーの末端部の固定位置の調整がきわめて容易に、簡単に、かつ、設定どおりに均一にできるので、ワイヤー末端部の取付け操作の作業性が著しく向上する。
また、図5に示すように、ワイヤーの末端部を虫ねじでロックピンの外側から固定するようにした一般慣用のワイヤー止め方法に比べて、虫ねじのような小さな部品の紛失がなく、ねじの圧接によるワイヤーの損傷を防いでスタンドロックの耐久性を増すことができ、不良品の発生を排除できる。
【0009】
【実施例】
以下に、本発明に使用する自転車用錠にサークル錠を採用した場合の実施例を図面について説明する。
図1は、本発明装置を取り付けたスタンドの撥ね上げ状態を示す側面図、図2は、スタンドを立ててスタンドロックを掛けた状態の側面図、図3は、本発明に使用するサークル錠の施錠とワイヤーとの関連を説明する略示図、図4は、サークル錠の施錠に連動するワイヤーとロックホルダーおよびロックピンとの関連を示す一部切欠立面図、図5は、ワイヤーの末端部を虫ねじで固定する場合の一部切欠立面図、図6は、ロックホルダーおよびロックピンの底面図である。
【0010】
図において、1は、自転車本体後部に固定されるスタンドの取付け板、2は、基部を取付け板1の裏側に沿わせた脚部、3は、取付け板1の表側に沿い、脚部2と共通の枢着軸4で回動自在に取付け板1に枢着されたロック板、5は、脚部2とロック板3のスタンド牽引用ばねである。
6は、取付け板1の前縁部分(図1、2の左側)に鋲止めされ、上部支持板6aと、下部支持板6bを前方に曲げてコ字形に形成され、上下に軸孔6c、6dを設けたロックホルダー、7は、ロック板3の支点軸、8は、取付け板1の前縁部に設けた掛止部、9は、ロック板3の前縁部に形成したロック部で、このロック部9は、脚部2を起立させ、支点軸7を支点としてロック板3を図示時計回りに揺動したときに取付け板1の掛止部8と嵌合してスタンド(脚部2)をロックするように作動する(図2参照)。
【0011】
図2に示すように、スタンドをロックすると、ロック板3の前縁に具えた上記ロック部9の後方に一連一体に形成したストッパー10がロックホルダー6の下方、図示右手にその位置を変える。ロックホルダー6は、後述のように自転車用錠12を施錠、開錠するときの錠杆13の動作に連動するワイヤー19の末端部19”を内蔵したロックピン11を摺動自在に嵌装し、図2に示すように、スタンドをロックした状態のもとで、自転車用錠を施錠すると、ロックホルダー6の下方にロックピン11が図中虚線で示す位置まで突出し、ストッパー10と係合する位置に突出した該ピン11に遮られて、ロック板3のロック解除方向(図示反時計回り)への揺動が阻止される。
【0012】
上記のようにしてロックピン11を作動させる自転車用錠12は、図3に示している。
この発明に使用する自転車用錠12に特に制限はないが、この実施例では主として自転車の後ホークに取り付けられるサークル錠型の錠前を採用している。
サークル錠12の錠杆13は、一般の錠杆と同様に半円弧形をなし、従来のサークル錠と同様に、施錠、開錠動作に伴って、錠ケース14の下端で向かい合う開口部15間を往復する。
錠杆13は、下面の適宜位置に突出する連動ピン16を一体に備え、施錠行程(図示時計回り)の終端近くにこのピン16が移動したときに、錠ケース14の底部に設けたガイド部17に嵌装したスライダー18と接触して後側から施錠行程の終端に至るまで該スライダー18を押し、スライダー18に円形の基端部19’を嵌着したワイヤー19を介して前記ロックピン11に施錠動作を伝動する。なお、18’はスライダー18の復元ばね、18”はスライダー18の往復行程、13'は、施錠行程の終端に近づく錠杆13の先端部を示す(図4参照)。
【0013】
ロックホルダー6に摺動自在に嵌装した前記ロックピン11とワイヤー19との関連は、図3に示している。
ロックホルダー6は、上部支持板6aに、内面に雌ねじ20’を具えた筒形の支持軸20を固定し、支持軸20の下部にロックピン11を図示上下に摺動自在に嵌合させている。ロックピン11の下端部はホルダー6の下部支持板6bに軸受され、下部支持板6bとロックピン11の上部に設けたばね受け21との間に、ロックピン11を常時開錠方向(上方)に付勢する復元ばね22を介設する一方、支持軸20の上端から、末端部19”に大径部23を固定したワイヤー19を挿通させた筒形のアジャストボルト24を螺合し、大径部22をロックピン11の内面に設けた当接部25に圧接させつつ、アジャストボルト24の中間に螺合させたナット26を支持軸20の上面に緊締することにより、ワイヤー19の末端部19”をロックピン11に接続した状態を保持する。
【0014】
なお、図中、27は、ロックホルダー6内におけるロックピン11の嵌合位置を位置決めさせるために、該ピン11の下部外周に設けた嵌合指示線である。
アジャストボルト24内にワイヤー19の末端部19”と大径部22を挿入して、ナット26を支持軸20の上面に緊締する前に、自転車用錠12の錠杆13を施錠位置に移動させると、ワイヤー19の大径部22と当接部25との圧接によりロックピン11が下降する。この状態のもとで、ロックホルダー6の下部支持板6bの裏面に嵌合指示線27が表れるまで雌ねじ20’に対するアジャストボルト24の螺入を進めた後、自転車用錠12の錠杆13の施錠を開放すると、復元ばね22の付勢によってロックピン11がワイヤー19の上昇に追従して上昇する。上昇したロックピン11の上端が支持軸20の裏面に当接した位置で、アジャストボルト24上のナット26を支持軸20の上面に緊締すると、ロックホルダー6内におけるロックピン11の開錠位置と施錠位置とが決まり、ロックピン11内におけるワイヤー19の大径部22とロックピン11の当接部25との当接状態も保持される。
この実施例において、上記大径部22は、貫通孔を具えた適宜長の金属管にワイヤー19を挿通し、外周からかしめ付けることによって、末端部19”の損傷を防いでワイヤー19上に強固に固定されている。
【0015】
なお、図5は、図3のようにしてワイヤーを固定する本発明による方法と対比するために、従来一般慣用のワイヤーの末端部を固定する場合のワイヤーの固定方法を示すものである。
図5において、ワイヤー19の末端部19”は、ロックピン11の側面に設けたねじ孔28にねじ込んだ虫ねじ29の内端を押し付けることによってロックピン11内に固定されているが、施錠時における該ピン11の突出長さを調整する場合に該ねじ29を弛めたり、締め直す操作に伴って末端部19”が拡開して、押し広げられたり損傷して、調整操作が不能になることがある。このような、一般慣用のワイヤー止め方法によれば、虫ねじのような小さな部品を紛失する場合がある他、ねじの圧接によるワイヤーの固定が不完全になって、使用中に弛みを生じ易い欠点があるが、図4に示すように大径部23を設けた本発明によればワイヤーの損傷が防がれ、耐久性を増すことができ、不良品の発生を排除できる。
【0016】
なお、本発明の実施に際して、採用する自転車用錠は前述のようにサークル錠に限らない。例えば本発明に係るワイヤー19を施錠、開錠に連動させる錠前としては、直線状に進退する錠杆を備えた箱錠のような錠前であってもよいことはいうまでもない。
また、ロックホルダー6によるロックピン11の保持方向は上下の縦方向に限らず、車体に交差する横方向あるいは回転させるように構成する場合もある。
【0017】
【発明の効果】
前記のように構成され、上記のように用いられるようにした本発明によれば、スタンドを立てた自転車の駐輪状態が、自転車用錠の施錠操作と共にロックピンとストッパーとの係合による施錠ができる。したがって、盗難防止効果がきわめてたかくなるとともに、自転車の安全走行を可能にするなど、きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明装置を取り付けたスタンド部分の撥ね上げ状態を示す側面図
【図2】図2は、スタンドを立ててスタンドロックを掛けた状態の側面図
【図3】図3は、本発明に使用するサークル錠の施錠とワイヤーとの関連を錠前の裏側から説明する略示図
【図4】図4は、サークル錠の施錠に連動するワイヤーとロックホルダーおよびロックピンとの関連を示す一部切欠立面図
【図5】図5は、ワイヤーの末端部を虫ねじで固定する場合の一部切欠立面図
【図6】図6は、ロックホルダー部分およびロックピンの底面図である。
【符号の説明】
1 取付け板
2 脚部
3 ロック板
4 枢着軸
5 スタンド牽引用ばね
6 ロックホルダー (6a 上部支持板、6b 下部支持板、6c 上部軸孔、6d 下部軸孔)
7 支点軸
8 掛止部
9 ロック部
10 ストッパー
11 ロックピン
12 自転車用錠(サークル錠)
13 錠杆 (13’ 錠杆の先端部)
14 錠ケース
15 開口部
16 連動ピン
17 ガイド部
18 スライダー (18’ 復元ばね、18” 往復行程)
19 ワイヤー (19’ 基端部、19” 末端部)
20 支持軸 (20’ 雌ねじ)
21 ばね受け
22 復元ばね
23 大径部
24 アジャストボルト
25 当接部
26 ナット
27 嵌合指示線
28 ねじ孔
29 虫ねじ
30 カバー

Claims (1)

  1. 脚部とスタンドロック板を揺動可能に備えた自転車用スタンドの取付板に掛止部を設け、脚部の起立位置でスタンドロック板を揺動して、該ロック板のロック部を上記取付板の掛止部に嵌合させてスタンドをロックするようにした自転車用スタンド装置において、取付板にロックホルダーを設けて、このホルダーに、自転車用錠の錠杆の施錠、開錠動作に従動して往復するワイヤーの末端部を固定したロックピンを摺動可能に保持させる一方、スタンドロック板に、上記スタンドロック位置において錠杆の施錠により突出するロックピンと係合して、該ロック板の解除方向の回動を阻止するストッパーを設け、前記ロックホルダーは、上下に支持板を具えてその間に前記ロックピンを嵌装するようにした断面コ字形に形成され、上記ホルダーの上部支持板に、雌ねじを内面に設けた筒形の支持軸を固定し、この支持軸の下部に前記ロックピンを摺動自在に嵌合させるとともに、該ピンの下端部を上記ホルダーの下部支持板に軸受させ、この下部支持板とロックピンの上部に設けたばね受けとの間に、ロックピンを常時開錠方向に付勢する復元ばねを介設し、上記支持軸の上端から、前記末端部に大径部を固定したワイヤーを挿通させた筒形のアジャストボルトを螺合し、前記自転車用錠の錠杆を施錠位置に置いて上記ワイヤーの大径部をロックピン内の当接部に圧接させつつ、該ピンの下部外周に設けた嵌合指示線が下部支持板の下面に現れるまでアジャストボルトの螺入を進めて、指示位置まで上記支持軸内のロックピンを下降せしめた後、自転車用錠の錠杆を開錠してワイヤーの末端部を開錠位置に上昇させるとともに、上記復元ばねの付勢により開錠位置までロックピンを追従上昇させ、この開錠位置でアジャストボルトの中間に螺合させたナットを支持軸の上面に緊締することにより、ロックホルダー内におけるロックピンの嵌装位置を位置決めするように構成したことを特徴とする自転車用スタンド装置。
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