JP2008044453A - 自転車用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】駐輪時においてスタンドを起立状態とした場合においては自動的にロック状態になされ、また開錠可能な鍵が装着されたときにおいて、スタンドのロック状態を解除可能にするロック解除手段を備えた自転車用スタンドを提供すること。
【解決手段】自転車の後輪軸付近において、スタンド部材7が回動可能に支持されており、前記スタンド部材と一体に円弧状部材11が形成されている。この円弧状部材11の周縁部11aには切欠き凹部12が形成され、スタンド部材が起立状態にされたときにロック部材13が切欠き凹部12に嵌入して、スタンド部材7は自動的にロックされる。ロック解除手段9における開口部9aに開錠可能な鍵10が装着された場合においてのみ、ロック部材13が前記切欠き凹部12から退避され、スタンド部材7のロック状態が解除される。
【選択図】図2

Description

この発明は自転車用スタンドに関し、特に駐輪時においてスタンドを立てた場合(起立状態とした場合)においては、スタンドはその状態で自動的にロック状態になされると共に、開錠可能な鍵が装着されたときにおいて、スタンドのロック状態を解除可能にするロック解除手段を備えた自転車用スタンドに関する。
通常、自転車にはその駐輪時に自立させておくためのスタンドが具備されている。このスタンドは後輪軸の両端部付近において回動可能に取り付けられ、自転車の利用時において後部方向に跳ね上げることができるように構成された門形をなす両脚形スタンドや、後輪軸付近の一端側において回動可能に取り付けられるロッド状の片脚形スタンドが存在する。
そして、前記した両脚形あるいは片脚形スタンドのいずれにおいても、駐輪時においてスタンドを起立状態にロックさせるためのロック機構が具備されている。
この自転車用スタンドのロック機構における従来例として、次に示す特許文献1または2に示すものが提案されている。
実開平6−81882号公報 実開平7−11492号公報
前記特許文献1または2には、片脚形スタンドのロック機構が示されている。これは自転車の後輪軸付近に取り付けられたスタンド取り付け板に対して、一端が回動可能に取り付けられたロッド状のスタンド部材と、このスタンド部材の根元付近に回動可能に取り付けられたロックレバーが具備され、さらにロックレバーと前記取り付け板との間に、引っ張りバネがオーバセンターの状態で張架された構成にされている。
そして自転車を駐輪するには、跳ね上げ状態にあるスタンド部材を、ほぼ90度程度回動させて起立状態にし、下向きにされたロックレバーの先端部を自転車の前側方向に回動させる操作を実行する。これにより、前記ロックレバーの一部が前記スタンド取り付け板の一部に嵌まり込んで、スタンド部材は起立状態でロックされる。
また、自転車を利用するに際して、前記スタンド部材のロック状態を解除するには、下向き状態の前記ロックレバーを自転車の後側方向に回動させることでスタンドのロック状態を外し、この状態でスタンド部材を後方に跳ね上げることで、前記引っ張りバネの作用によりスタンド部材は跳ね上げられた状態に保持される。
前記した構成による自転車用スタンドのロック装置によると、スタンド部材をロックさせる場合、またそのロックを外す場合において、自転車の後輪軸付近に下向きに配置された前記ロックレバーの先端部を、自転車の前側方向または後側方向に回動させる操作が必要になる。
前記したロック操作およびその解除は、通常においては足先によって操作するようにされるが、ロックレバーの先端部が下向きに配置されていることで、その操作性が悪く、時には駐輪に際してスタンドのロック操作をしない状態にされる場合もある。
そこで、前記した従来における自転車用スタンドの操作性の問題点に着目し、駐輪時においてスタンドを立てた場合においては、スタンドはその状態で自動的にロック状態になされると共に、スタンド部材に取り付けられたロック解除レバーを下方に踏み込む単純な操作を実行することにより、容易にスタンドのロック状態を解除することができる自転車用スタンドについて、本件出願人は先に特願2006−18564として出願している。
先に出願した自転車用スタンドにおいては、スタンドを立てた場合において自動的にロック状態になされ、またロック解除レバーを下方に踏み込むことでスタンドのロック状態を容易に解除できる点で操作性に優れているものの、盗難予防の点で改良の余地が残されている。
そこで、この発明は、開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、スタンドのロック状態を解除可能にするロック解除手段をさらに具備させることにより、盗難予防に貢献できるより実用的な自転車用スタンドを提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる自転車用スタンドは、自転車の後輪軸付近に取り付けられたスタンド取り付け板によって回動可能に支持され、自転車を自立した状態に保持させる起立状態もしくは自転車の利用時において跳ね上げ状態になされるスタンド部材と、前記スタンド取り付け板におけるスタンド部材の支持点を回転中心にして形成され、前記スタンド部材の回動に伴つて周縁部が回動されると共に、当該周縁部の一部に切欠き凹部が形成された円弧状部材と、前記スタンド部材が起立状態にされたとき、前記円弧状部材の周縁部に形成された切欠き凹部に嵌入することで、前記スタンド部材の回動を阻止するロック部材と、前記スタンド部材に取り付けられると共に、当該スタンド部材の軸方向への踏み込み操作により前記切欠き凹部に嵌入したロック部材を、当該切欠き凹部から退避させるように駆動するロック解除レバーと、開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、前記切欠き凹部に嵌入した状態のロック部材を前記ロック解除レバーの操作により前記切欠き凹部から退避可能にさせるロック解除手段とを具備した点に特徴を有する。
この場合、前記ロック解除レバーの踏み込み動作による駆動力を、検索ワイヤを利用して伝達させることで、前記ロック部材の退避動作が行われるように構成されていることが望ましい。
前記した構成の自転車用スタンドによると、自転車を自立した状態に保持させるためにスタンド部材を起立させた場合、前記スタンド部材の支持点を回転中心にして形成された円弧状部材の切欠き凹部に対してロック部材が嵌入されるように作用する。これにより、スタンド部材は自動的に起立状態にロックされ、自転車を自立状態に保持させることができる。
また、前記スタンド部材に取り付けられたロック解除レバーを前記スタンド部材の軸方向へ踏み込むように操作することで、前記切欠き凹部に嵌入したロック部材を、当該切欠き凹部から退避させることができ、これにより容易に前記スタンド部材のロック状態を解除させることができる。
この場合、開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、前記切欠き凹部に嵌入した状態のロック部材を切欠き凹部から退避可能にすることができるので、開錠可能な鍵を所有する者以外はたとえロック解除レバーの踏み込み操作を行っても、スタンド部材のロック状態を解除することはできない。すなわち、開錠可能な鍵を装着しない限りはスタンド部材を跳ね上げ状態にすることはできず、これにより、自転車の盗難防止に貢献することができる。
以下、この発明にかかる自転車用スタンドについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は自転車における後輪部分を示したものであり、後輪1はフレームを構成するチェーンステー2と、シートステー3との交差位置に備えられた後輪軸4に回転可能に取り付けられている。
そして、図1に示す自転車においては、前記後輪軸付近にスタンド取り付け板5が取り付けられ、この取り付け板5に配置された支持軸6を介してスタンド部材7の一端部が、前記取り付け板5に対して回動可能に取り付けられている。
なお、この図1に示す実施の形態においては、スタンド部材7は1本のロッド部材を用いた周知の片脚形スタンドの構成を示している。
片脚形スタンドを構成するロッド状の前記スタンド部材7は、実線で示したように起立状態にすることで、自転車を自立させた駐輪状態にすることができる。また自転車を利用するに際しては、前記スタンド部材7は鎖線で示したように、その軸方向がほぼ水平状態となる跳ね上げ状態にされる。
すなわち、前記スタンド部材7は前記起立状態と跳ね上げ状態との間で、ほぼ90度の範囲で回動できるように前記取り付け板5に取り付けられている。
なお、後で詳細に説明するが前記スタンド部材7の先端部側にはロック解除レバー8が、スタンド部材7の軸方向に直交する状態で取り付けられており、前記ロック解除レバー8を踏み込み操作することで、スタンド部材7を跳ね上げ状態にすることができる。
また同様に後で詳細に説明するが、開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、前記ロック解除レバー8の踏み込み操作によりスタンド部材7を跳ね上げ状態にすることができる筐体状に形成されたロック解除手段9が、スタンド取り付け板5に取り付けられている。
図2は、前記した自転車用スタンドのより詳細な構成を拡大して示したものであり、すでに説明した図1に示された各部と同一部分は、同一符号で示している。
前記したスタンド部材7には、その支持軸6を介したスタンド部材7とは反対側に、円弧状部材11が前記スタンド部材7と一体に形成されている。
そして、前記円弧状部材11は、スタンド部材7の支持点である前記支持軸6を回転中心にして、その周縁部11aが同一の円軌跡をもって回動されるように構成されている。
図3は、図2に示す矢印A方向から主に円弧状部材11ならびに後述するロック解除手段9を視た状態を示しており、図4は、前記円弧状部材11の単体を図2に示した場合と同方向から視た状態で示している。そして、すでに説明した図1および図2に示された各部と同一部分は、同一符号で示している。
図3および図4に示すように、前記円弧状部材11の周縁部11aの一部には、切欠き凹部12が形成されている。そして、前記スタンド部材7が起立状態にされることにより、円弧状部材11は図4に示す矢印B方向に回動され、前記切欠き凹部12に対して、ロック部材13が嵌入されるように構成されている。
すなわち、前記ロック部材13が切欠き凹部12に嵌入されることで、前記スタンド部材7は起立状態でロックされるように構成されている。
前記ロック部材13は図3に詳しく示されているように、筐体状に形成された前記したロック解除手段9の上面において、支軸15により回動できるように取り付けられている。そして、ロック部材13の一方の端が前記した円弧状部材11の切欠き凹部12に嵌入可能になされると共に、ロック部材13の他方の端には、L字状の立ち上げ部13aが形成され、スライド軸16に取り付けられた平板状の当接部材17が前記L字状の立ち上げ部13aに当接されるように構成されている。
前記スライド軸16は、図2および図3に示されているように、前記したロック解除手段9を構成する筐体の上面において、一対の支持部材21,22によって軸方向に摺動可能に支持されている。
そして、スライド軸16のほぼ中央部に取り付けられた係止片23と、前記一方の支持部材22との間には、スライド軸16の軸方向に沿ってコイルバネ24が圧縮状態で装着されており、このコイルバネ24の伸長作用により、前記スライド軸16は、図3に示した矢印C方向に付勢されるように構成されている。
したがって、前記したロック部材13における前記円弧状部材11に対峙する一方の端部は、図4に示したように円弧状部材11が矢印B方向に回動されるに際し、前記コイルバネ24付勢力を受けて、その周縁部11aに摺接しつつ、前記切欠き凹部12に嵌入されるように作用する。これにより、前記スタンド部材7は、先に説明したとおり起立状態でロックされる。
一方、図2に示すように前記スタンド部材7の先端部側には、ロック解除レバー8がスタンド部材7の軸方向に直交する状態で取り付けられている。
このロック解除レバー8は、一例としてスタンド部材7にねじ込まれたボルト31を介して回動可能となるように一端部が取り付けられており、前記レバー8は、常時においては図2に示されたようにスタンド部材7が起立状態になされた状態で、ほぼ水平方向に向くように設定されている。
そして、前記ロック解除レバー8における前記ボルト31に近い位置において、検索ワイヤ32の一端が接続されており、この検索ワイヤ32の他端は前記スライド軸16の端部に接続されている。
なお、前記検索ワイヤ32は可撓性の外皮管33内に収容されて、検索力を伝達するワイヤレリーズを構成している。
したがって、スタンド部材7を起立状態にして前記したとおりスタンドをロックした状態において、前記ロック解除レバー8を例えば足先で踏み込む操作をすることで、前記検索ワイヤ32を介してスタンドのロック状態を解除することができる。
すなわち、前記ロック解除レバー8を例えば足先で踏み込む操作をすることで、図3に示されたように検索ワイヤ32を介して前記スライド軸16は、矢印Cとは反対側に牽引される。この動作によりスライド軸16に取り付けられた環状の当接部材17が、前記ロック部材13に形成されたL字状の立ち上げ部13aに当接される。
これによりロック部材13は、支軸15を介して回動作用を受け、図4に実線で示したように円弧状部材11の周縁部11aに形成された切欠き凹部12から退避して、スタンド部材7はロック解除状態となる。
なお、図2に示すように前記したスタンド取り付け板5に樹立された係合ピン34と、スタンド部材7に樹立された係合ピン35との間にはコイルバネ36が張架されており、このコイルバネ36の収縮作用により、スタンド部材7は跳ね上げ状態になされるように付勢されている。
したがって、前記したようにスタンドのロック状態が解除された場合には、前記コイルバネ36の作用により、スタンド部材7は跳ね上げ状態になされる。
以上の説明は、以降において説明するロック解除手段9に開錠可能な鍵が装着されている場合についての作用を説明するものである。すなわち、ロック解除手段9は、すでに説明したように筐体状に形成され、図3に示すようにその側壁面より鍵10が装着されるように構成されている。なお、図2に示す符号9aは、前記鍵10が挿入される挿入口を示している。
前記ロック解除手段9における鍵挿入口9aに、開錠可能な鍵10が挿入された場合においては、ロック解除手段9の上面に突出している係合部9bが、その上面と面一状態になるようにロック解除手段9内に没入されるように動作する。
したがって、この状態においては前記したロック部材13は、前記したロック解除レバー8の踏み込み動作を受けて、前記したとおりロック解除手段9の上面において支軸15を介して回動し、スタンド部材7のロック状態を解除することができる。
換言すれば、ロック解除手段9に開錠可能な鍵10が装着されない場合においては、図2および図3に示すように係合部9bが、ロック解除手段9を構成する筐体の上面に突出し、ロック部材13の回動を阻止するように作用する。
したがって、この状態においては、たとえロック解除レバー8の踏み込み操作を行っても、ロック解除レバー8は回動されることなく、スタンド部材7は起立状態にロックされたままとなる。それ故、スタンド部材7を跳ね上げ状態にすることはできない。
図5は前記したロック解除手段9の他の構成例を示すものであり、この図5においてはすでに説明して図3に示す各部と同一の機能を果たす部分を同一符号で示しており、したがってその詳細な説明は省略する。
この図5に示す構成においては、筐体を構成するロック解除手段9の上面に突出する係合部9bの位置が、図3に示す構成に比較して、支軸15を介した円弧状部材11側に配置されている。
したがって、図5に示す構成においても、ロック解除手段9に開錠可能な鍵10が装着されない場合においては、係合部9bがロック解除手段9を構成する筐体の上面に突出し、ロック部材13の回動を阻止するように作用する。それ故、図3に示した構成と同様の作用を得ることができる。
図6および図7は、前記したロック解除手段9の内部機構の一例を示すものであり、図6(a)は、鍵10が装着される前の状態を、図6(b)は開錠可能な鍵10が装着された状態をそれぞれ断面図で示している。また図7はロック解除手段9とこれに装着される鍵10について、一部を透視状態にした平面図で示している。そして、図7に示すD−D線より矢印方向に視た断面図が図6(a)に相当する。
図6に示すようにロック解除手段9を構成する筐体内には、前記した係合部9bを上端部に備えると共に、前記係合部9bと一体となって上下方向に移動できる傾斜面9cを備えた移動部材が内装されている。この移動部材は、その下底部に配置されたコイルバネ9dの作用により、係合部9bがロック解除手段9を構成する筐体の上面に突出する方向に付勢されている。
なお、図6(a)は係合部9bが筐体の上面から突出した状態、すなわち、これにより前記したロック部材13の回動が阻止され、スタンド部材7がロック状態にされている場合を示している。
前記鍵10は、一例として図7に示すように鍵10の先端部に開錠用突起10aが形成されており、前記開錠用突起10aの形成位置によってロック解除手段9を開錠することができるように構成されている。すなわち、図7に示すように開錠可能な鍵10が、鍵挿入口9aに挿入された場合には、開錠用突起10aが前記した傾斜面9cに当接される。
したがって、この場合においては図6(b)に示すように移動部材は下方に移動し、これに伴い前記係合部9bはロック解除手段9を構成する筐体の上面に対して面一状態となるようにロック解除手段9内に没入される。
これにより、前記したロック部材13は、前記したロック解除レバー8の踏み込み動作を受けて、ロック解除手段9の上面において支軸15を介して回動することができ、したがってスタンド部材7のロック状態を解除することが可能となる。
図6および図7に示したロック解除手段9は、メカニカルな手段を採用した基本的な構成を示すものであるが、前記ロック解除手段9はこれに限定されることなく電子ロックなどの他の施錠手段を採用することができることは勿論である。
なお、図2、図3および図5に示した構成においては、ロック解除手段9を構成する前記係合部9bが筐体の上面に露出した状態にされているが、この係合部9bを含む筐体の上面は例えば金属板で覆った構成にすることが望ましい。これにより開錠可能な鍵10を装着せずにロック解除させる不正な操作が行われるのを防止させることができる。
以上説明した実施の形態によると、スタンド部材を起立状態にすることで、自動的にスタンドをロック状態にすることができ、またスタンド部材に取り付けられたロック解除レバーを前記スタンド部材の軸方向へ踏み込む簡単な操作を行なうことで、スタンドのロック状態を解除することが可能である。
また、前記した実施の形態によるとロック解除手段がさらに具備され、当該ロック解除手段に開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、スタンドのロック状態を解除することができ、前記ロック解除手段に開錠可能な鍵が装着されない限り、スタンド部材のロック状態を解除することはできない。これにより、自転車の盗難防止に貢献することができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、スタンド部材として1本のロッド状部材を用いた片脚形スタンドを例示しているが、この発明は門形をなす両脚形スタンドにも適用することができる。
また、前記したロック解除レバーは、踏み込み動作をすることにより回動されるように構成されているが、このロック解除レバーは例えばL字形に形成され、踏み込み動作によりスタンド部材の軸方向に沿ってスライドされるように構成されていても良い。
この発明にかかるスタンドを装着した例を示す後輪部分の正面図である。 前記スタンド部分のより詳細な構成を拡大して示した正面図である。 図2に示す矢印A方向から視た主に円弧状部材およびロック解除手段の上面図である。 前記円弧状部材の単体を示した正面図である。 図3に示すロック解除手段の他の実施の形態を示した上面図である。 ロック解除手段の内部構成の一例を示す断面図である。 ロック解除手段とこれに装着される鍵について、一部を透視状態で示した平面図である。
符号の説明
4 後輪軸
5 スタンド取り付け板
6 支持軸
7 スタンド部材
8 ロック解除レバー
9 ロック解除手段
9a 鍵装着用開口部
9b 係合部
9c 傾斜面
9d コイルバネ
10 鍵
10a 開錠用突起
11 円弧状部材
11a 周縁部
12 切欠き凹部
13 ロック部材
16 スライド軸
32 検索ワイヤ

Claims (2)

  1. 自転車の後輪軸付近に取り付けられたスタンド取り付け板によって回動可能に支持され、自転車を自立した状態に保持させる起立状態もしくは自転車の利用時において跳ね上げ状態になされるスタンド部材と、
    前記スタンド取り付け板におけるスタンド部材の支持点を回転中心にして形成され、前記スタンド部材の回動に伴って周縁部が回動されると共に、当該周縁部の一部に切欠き凹部が形成された円弧状部材と、
    前記スタンド部材が起立状態にされたとき、前記円弧状部材の周縁部に形成された切欠き凹部に嵌入することで、前記スタンド部材の回動を阻止するロック部材と、
    前記スタンド部材に取り付けられると共に、当該スタンド部材の軸方向への踏み込み操作により前記切欠き凹部に嵌入したロック部材を、当該切欠き凹部から退避させるように駆動するロック解除レバーと、
    開錠可能な鍵が装着された場合においてのみ、前記切欠き凹部に嵌入した状態のロック部材を前記ロック解除レバーの操作により前記切欠き凹部から退避可能にさせるロック解除手段と、
    を具備したことを特徴とする自転車用スタンド。
  2. 前記ロック解除レバーの踏み込み操作による駆動力を、検索ワイヤを利用して伝達させることで、前記ロック部材の退避動作が行われるように構成したことを特徴とする請求項1に記載された自転車用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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