JP4919280B2 - ベッド用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、ベッド等の側部に取り付けて使用するベッド用補助具に関するものである。
従来、高齢者等が使用するベッドに取り付けて、使用者や布団等の落下を防止する状態と、使用者がベッドの上がり下りや歩行訓練の際の手掛かりとする状態とに、極めて簡単な操作により姿勢変更できる補助具として次のようなものがある。
この補助具とは、ベッドに脱着可能に設けられた固定テスリ部と、該固定テスリ部の前後一端側に前後方向の軸心回りに回動可能な回動テスリ部とからなるテスリを設けるに、当該テスリの回動テスリ部は、垂下した状態と略水平状に保持される状態とに姿勢変更可能に構成したことを特徴とするものである。
その構成として、ベッドに設けられるテスリ取付用孔に上部から挿通される門型状の固定テスリ部と、その後端上部一体のボス部を介して回動自在に前後方向に挿通され、ねじと挿通軸に刻設された抜止溝とで取り付けられる回動テスリ部とからなり、この回動テスリ部は、パイプで略楕円状のループに形成され、前記ボス部と挿通軸側端面部の回動テスリ部部分に設けられた回動ストッパー片とで該回動テスリ部が下方に垂れ下がる状態と内側のやや下方に傾斜してストップされる状態とに切り替えられるように構成されている(特許文献1)。
上記構成によるベッド用補助具では、回動テスリ部は垂下した状態から約270度の範囲内で回動することができるように構成されたものであって、垂下した状態と略水平な状態とで何れか一方側に回動することができるものとなっている。
そのため、略水平な状態として移動の補助とする場合、テスリを握った状態で上方向への力が作用すると、回ってしまい危険な状態となる可能性がある。
特開平9−10264号公報
そこで、上記問題点を解消するためにベッドの床部に対して水平な状態で上方向の回転を規制させた場合には、立ち上がりの際には安定して使用することができるが、ベッドを背上げさせたときにベッドとこのテスリとの間で挟まれる危険性が考えられる。
そこで、これらの問題点を解決するために、回動テスリ部を垂下したときには、何れの方向にも回動しない状態で保持され、ベッドの内側に向けて略水平状態としたときには上方のみ回動できる状態で保持される一方、ベッドの外側に向けて略水平状態としたときには何れの方向にも回動しない様態で保持されるよう構成したベッド用補助具を提供することを課題とする。
請求項1の発明では、ベッド(B)に挿着するベース(2)と、該ベース(2)に回動機構(4)を介して回動自在に具備される回動テスリ部(3)とからなるベッド用補助具(1)において、前記ベース(2)には縦ベースパイプ(7)が立設されるとともに該縦ベースパイプ(7)の上端部には前記回動機構(4)を構成する筒状のベースツメ(10)が止着され、該ベースツメ(10)には軸心方向に直交するように第一溝部(13a)を設けることにより略半円弧状の第一ツメ部(14a)と該第一ツメ部(14a)よりも突出する第二ツメ部(14b)を設けるとともに、該第二ツメ部(14b)を2分割する第二溝部(13b)を設ける一方、前記回動テスリ部(3)のバーパイプ(8)の基端部には回動機構(4)を構成するバーツメ(15)が止着され、該バーツメ(15)には前記第二溝部(13b)に噛合可能な第二ツメ部(15c)を設けるとともにバーシジピン(16)を止着し、該バーシジピン(16)を前記ベースツメ(10)に挿通するとともに、該ベースツメ(10)と前記バーツメ(15)が互いに噛合する方向に付勢するスプリング(21)を挿通し、前記バーシジピン(16)の外周から一部が突出する形状の突出部(23b)を備えたキセイプレート(23)で抜け止めする一方、前記ベースツメ(10)に設けた雌ネジ部(12)に螺合するキセイボルト(25)の先端部が前記突出部(23b)に掛合するよう構成することによって前記回動テスリ部(3)を垂下させたときには前記第二ツメ部(15c)が第二溝部(13b)に噛合され回動できない状態となり、この状態から90度上方に回動すると第二ツメ部(15c)が第一溝部(13a)に噛合され回動できない状態となり、さらに回動して反対側で回動テスリ部(3)を水平な状態としたときには、キセイボルト(25)の先端部がキセイプレート(23)の突出部(23b)に接触することにより第二ツメ部(15c)が第一溝部(13a)に噛合することなく第二ツメ部(14b)により下方回動が拘束された状態かつ第一ツメ部(14a)側となる上方回動が可能となるように構成した回動機構(4)を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明では、前記バーツメ(15)の外周部に溝部(15a)を設け、該バーツメ(15)の外周部を覆うスライドカバー(19)を挿通するとともに、該スライドカバー(19)に螺着したネジ(24)の先端部を前記溝部(15a)に掛合させ、一方前記縦ベースパイプ(7)に回動自在に支承した操作レバー(26)により前記スライドカバー(19)を前記スプリング(21)に抗して前記ベースツメ(10)とバーツメ(15)の噛合状態を解除可能に設けるとともに、前記縦ベースパイプ(7)の操作レバー(26)側に開口部(7a)を設け、この開口部(7a)の下方に位置するように前記縦ベースパイプ(7)内に掛止部(34a),(34a)を備えたストッパーピン(34)を固着し、前記操作レバー(26)にはロックレバー(33)の一端部を支承し、該ロックレバー(33)の他端部を前記開口部(7a)から前記縦ベースパイプ(7)内に挿通することにより該ロックレバー(33)の他端部が自重により下方回動することで前記掛止部(34a)に掛止され前記操作レバー(26)の回動操作をロックするとともに、前記ロックレバー(33)を上方回動させたときには前記開口部(7a)から突出するように配置した突出片(35)により上方位置で保持され、前記操作レバー(26)の操作が可能となるとともに該操作レバー(26)により前記ベースツメ(10)とバーツメ(15)の噛合状態を解除した際には、ロックレバー(33)の胴部(33a)よりも薄く構成した取付部(33b)が前記突出片(35)に移動することで前記突出片(35)による保持が解かれるよう構成したロック機構(32)を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明では、前記キセイプレート(23)と前記キセイボルト(25)が掛合したときに前記バーツメ(15)の第二ツメ部(15c)が前記ベースツメ(10)の第二ツメ部(14b)に掛からないよう構成することによって、前記回動テスリ部(3)を垂下した状態と水平状態の一方側のみで保持されるよう構成した回動機構(4)を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明では、前記雌ネジ部(12)を前記ベースツメ(10)の軸心に対して互いに対向するように2ヶ所に設け、キセイボルト(25)の螺着箇所を変更することで、前記回動テスリ部(3)を水平な状態としたときに回動が拘束された側をベッド(B)の外側に向けて取り付けられるよう構成したことを特徴とする。
請求項1の発明では、ベース(2)に設けたベースツメ(10)と、回動テスリ部(3)に設けたバーツメ(15)のそれぞれに設けたツメ部の噛合状態によって、回動テスリ部(3)を垂下した状態と水平状態の一方側で回動されない状態で保持可能とするとともに、キセイプレート(23)とキセイボルト(25)の作用によって互いのツメ(10),(15)の噛み合い深さを規制することで回動テスリ部(3)を水平状態の他方側に向けたときには下方回動はできないが上方回動はできる状態とすることができる回動機構(4)としている。したがって、ベッド(B)の内側に向けて水平状態としたときには上方回動できるよう取り付けることによって、ベッド(B)の背上げ時に回動テスリ部(3)との挟み込みが防止できる。また、垂下させた状態では布団等の落下防止として使用できる。さらに、ベッド(B)の外側に向けて回動テスリ部(3)を水平状態としたときには、立ち上がりの手掛かりとして安全に使用することができる。
請求項2の発明では、回動機構(4)におけるベースツメ(10)とバーツメ(15)の噛合状態を解除する操作レバー(26)を設けるとともに、この操作レバー(26)が不用意に回動されることが無いようロック機構(32)を備えている。したがって、安全に使用することができる。
請求項3の発明では、回動テスリ部(3)を垂下した状態と水平状態の一方側でのみ保持されるように構成している。したがって、ベッド(B)の背上げ角度が大きくなったときの前後方向の押出しによる回動テスリ部(3)との挟み込みを防止することができる。
請求項4の発明では、キセイボルト(25)の螺着箇所の変更のみでベッド(B)の左右取付方向を変更できる。
ベッド用補助具を主としてベッドへの取付部となるベースと、立ち上がりの際の手掛かりとしても使用できるように構成した回動テスリ部と、前記ベースと該回動テスリ部を回動機構を介して連結することにより、回動テスリ部を垂下した状態では回転不能に保持拘束でき、ベッドの内側に向けて略水平状態としたときには上方回動自在とするとともに、ベッドの外側に向けて略水平状態としたときにはその状態で保持拘束できるよう構成するとともに、ベッドの左右何れの側にも取り付けできるように構成する。
本発明に係るベッド用補助具1は、図1に示すように主として、ベース2と回動テスリ部3及び、該ベース2と回動テスリ部3間に配される回動機構4とからなる。
以下、図1及び図2に基づいて各部を説明する。
まず、ベース2について説明する。
このベース2は、ベースパイプ5を備えており、該ベースパイプ5下面には一定間隔離間させて固着される固定ピン6,6を備えている。この固定ピン6,6の間隔はベッドBに具備されるサイドフレームSに設けられたサイドレールの取付孔h,h,・・・の間隔であり、一般的には400mmである。
そして、ベースパイプ5の上面一端部には縦ベースパイプ7が固着されている。
なお、本実施例においては前述のようにベッドBのサイドレールの取付孔h,h,・・・を利用する構成としているが、ベッドBに取り付けできるものであれば良く、ベース2の構成を本実施例に限定するものではない。
次に回動テスリ部3について説明する。
この回動テスリ部3は、枠状に曲折されたバーパイプ8を備えており、該バーパイプ8の内部に補強部材9,9,・・・を固着してなるものである。
なお、この回動テスリ部3については、本実施例では上述したものであるが、プレート状に構成したり、テーブル状のプレートを着脱自在となるように構成しても良く、ベッドBの床面に対して略水平状態としたときに手掛かりとして把持し易い形状であることが好ましいが本実施例に限定するものではない。
続いて、回動機構4について説明する。
この回動機構4は、少なくとも前記回動テスリ部3を垂下したときとベッドBの外側に向けて略水平にしたときに回動テスリ部3が何れの方向にも回動しないように構成するとともに、前記回動テスリ部3をベッドBの内側に向けて略水平にしたときには上方向への回動のみ可能となるよう構成したものである。
まず、この回動機構4は、縦ベースパイプ7の上端部に固着されるベースツメ10を備えている。該ベースツメ10は筒状に構成されており、内部には一方側が大径空孔部11aとなり他方側が小径空孔部11bとなる段付空孔部11が設けられている。そして、ベースツメ10の外周部の大径空孔部11a側には、軸心方向に直交するとともに互いに対向するように雌ネジ部12,12が設けられている。
また、小径空孔部11b側の端面には複数の溝部13a,13bとツメ部14a,14bが設けられている。これらツメ部14a,14bは、左右方向を通る深い第一溝部13aを設け、この第一溝部13aの上側には半円弧状の第一ツメ部14aが備わるとともに溝部13aの下側には第一ツメ部14aよりも突き出した第二ツメ部14bが備えられる。さらに、第二ツメ部14bの上下方向中間部には第一ツメ部14aと同じ位置となるように第二溝部13bが設けられており、第二ツメ部14bは左右に2分割されて配される状態となっている。
そして、このベースツメ10に噛合するバーツメ15が前記回動テスリ部3に固着されている。
このバーツメ15は筒状に構成されており、外周部には溝部15aが設けられている。
また、前記ベースツメ10に噛合するために、左右方向の第一ツメ部15b,15bと上下方向の第二ツメ部15cが設けられている。この第二ツメ部15cはツメの長さが第一ツメ部15b,15bよりも長く形成されるとともに、これらのツメ部15b,15b,15c間にできる溝部の底は同じ位置となるように構成されている。
さらに、このバーツメ15の内部には、バーシジピン16が固着されている。このバーシジピン16の先端部には非円形となる外周形状の突起部16aが設けられるとともに、内部に雌ネジ部16bが設けられている。
また、カラー17の外周部の一部にU字状の掛止溝18aを備えたプレート18を固着してスライドカバー19を構成している。なお、このカラー17には雌ネジ部17aが設けられている。
このようにバーツメ15が固着された回動テスリ部3には、前記スライドカバー19を挿通し、スライドカバー19の雌ネジ部17aに螺合するネジ20の先端部をバーツメ15の溝部15aに嵌め込むようにして回動テスリ部3に対してスライドカバー19が回転自在かつ抜け止めされた状態となっている。
そして、これをベース2側のベースツメ10に挿通して、大径空孔部11a側からスプリング21とメタル22及びキセイプレート23を嵌め込み、上記バーシジピン16の雌ネジ部16bにネジ24を螺着して抜け止めしている。なお、キセイプレート23にはバーシジピン16の突起部16aが挿通される空孔部23aが設けられるとともに、バーシジピン16の外周から一部突出する状態となるような突出部23bを備えた形状とされている。したがって、バーシジピン16の突起部16aが非円形であるのでキセイプレート23はバーシジピン16の回動時に同期して回動するよう構成されている。なお、前記スプリング21は回動テスリ部3をベースツメ10側に付勢するものであり、常時互いのツメが噛合する方向に付勢するものである。
また、左右の雌ネジ部12,12の一方にはキセイボルト25が螺合されており、このキセイボルト25の先端が前記キセイプレート23の突出部23bに係る程度の長さであるとともに、ベースツメ10の第一ツメ部14aとバーツメ15の第二ツメ部15cが互いに接する位置から回動したときにキセイプレート23の突出部23bにキセイボルト25が掛かり、前記ベースツメ10の第一溝部13aにバーツメ15の第二ツメ部15cが噛合しないよう前記スプリング21の付勢力を保持できるように配されている。
そして、この回動機構4にはベースツメ10とバーツメ15の噛合状態を解除するための操作レバー26が設けられている。
この操作レバー26は、縦ベースパイプ7の上部の回動テスリ部3側の面に固着されたレバーシテンプレート27に取り付けられる。該レバーシテンプレート27の先端部には空孔部27aが穿設されている。
そして、平面視において略U字状に曲折した基部プレート28にレバー部材29を固着して操作レバー26としている。この基部プレート28には、前記スライドカバー19のプレート18に設けた掛止溝18aに掛合するようにピン28aを止着するとともに、前記レバーシテンプレート27に止着するための空孔部28bが穿設されている。
この操作レバー26を前記レバーシテンプレート27に回動自在となる状態で止着するとともに、前記ピン28aを前記掛止溝18aに掛止させている。
このように操作レバー26を取り付けることで操作レバー26を縦ベースパイプ7側に引き寄せると前記ピン28aが反縦ベースパイプ7側に向けて回動され、スライドカバー19をスプリング21の付勢力に抗して反縦ベースパイプ7側にスライドさせる。このスライドカバー19にはネジ20が螺合されており、該ネジ20の先端部が上記バーツメ15の溝部15aに引っ掛かる状態であるので、バーツメ15もスライドカバー19によってスライドし、バーツメ15とベースツメ10の噛合状態が解除され、回動テスリ部3が回動自在な状態となる。
なお、30はカバーである。
上記のように構成されたベッド用補助具1は、次のようにして使用する。
まず、ベース2の固定ピン6,6をベッドBのサイドフレームSの取付孔h,hに挿通する。なお、確実に固定する場合には、前記固定ピン6,6の下面側に設けられた雌ネジ部6a,6aにボルト部材等を螺着して固定すればよい。
また、このベッド用補助具1は立ち上がりの際の手掛かりとしたり、テーブルとして使用することができるので図3に示すようにベッドBの頭部寄りに取り付けることが好ましい。
まず、このベッド用補助具1の回動テスリ部3を垂下して使用する場合(図3(a),図4(a)及び図5参照)について説明する。
このときには、バーツメ15の第二ツメ部15cがベースツメ10の第二溝部13bに噛合した状態となっている。そのため、回動テスリ部3はバーシジピン16を中心とした回動が拘束された状態となり、ベッドB上の布団や使用者の落下防止として使用することができる。
次に、操作レバー26を縦ベースパイプ7側に回動させて、ベースツメ10(第二溝部13b)とバーツメ15(第二ツメ部15c)の噛合状態を解除し、回動テスリ部3をベッドBの外側に向けて略水平な状態すなわち、垂下した状態から90度回動させた状態(図3(b),図4(b)及び図6参照)について説明する。
この状態では、前記バーツメ15の第二ツメ部15cがベースツメ10のベッドB外方に位置する第一溝部13aに噛合した状態となる。このとき、バーツメ15の第一ツメ部15bも前記ベースツメ10の第二溝部13bに噛合している。そのため、回動テスリ部3は略水平状態で拘束され、該回動テスリ部3を手掛かりとして立ち上がりなどに使用することができる。
さらに、操作レバー26を回動させて、バーツメ15とベースツメ10の噛合状態を解除し、回動テスリ部3を90度回動させると次のようになる(図4(d)参照)。バーツメ15の第二ツメ部15cがベースツメ10の第一ツメ部14a上に乗り上げた状態となり、バーツメ15の第一ツメ部15bはベースツメ10の第二ツメ部14b,14bに接触しない状態となっている。したがって、互いのツメ部が噛合していないので何れの方向にも回動することができる。この状態からさらにベッドBの内側に向けて90度回動した状態(図3(c),図4(c)及び図7参照)では、次のようになる。
まず、キセイプレート23の突起部23bがベースツメ10に螺着したキセイボルト25に接触して、バーツメ15のツメ部15b,15cがベースツメ10の溝部13a,13bに噛合しない状態で保持される。このとき、回動テスリ部3の自重によって、バーツメ15の第二ツメ部15cがベースツメ10の第二ツメ部14b上に載った状態になり、回動テスリ部3は上方向きの回動は可能であるが、下方回動しない状態となっている。
したがって、この状態がベッドBの内側になるようにしておけば、ベッドBを背上げしたときに身体が回動テスリ部3に挟まれそうになった場合にも自動的に回動テスリ部3が上方回動し、挟み込みが防止できるように構成されている。
なお、このように上方回動が自在となるのは回動テスリ部3が水平状態であるときで、キセイプレート23の突出部23bがキセイボルト25に接当するときのみである。したがって、キセイボルト25を反対側の雌ネジ部12に螺合することによって反対側で上方回動自在となるように設定することもできる。
また、両方の雌ネジ部12,12にキセイボルト25,25を螺合した場合には何れの側でも上方回動側には回動自在とすることができ、両方の雌ネジ部12,12にキセイボルト25を螺合しない場合には両側で水平状態としたときにそれぞれ回動を拘束することができることは言うまでもない。
上述したように本発明に係るベッド用補助具1は、回動テスリ部3が垂下した状態及び一方側に向けて水平状態としたときには、回動できない状態で保持されるように構成されている。
また、他方側に向けて回動テスリ部3を水平状態としたときには、下方回動側には回動できず、上方回動する側には回動できるように構成されている。
詳述すると、回動テスリ部を略水平な状態としたときに、一方側では互いのツメ10,15の第一溝部13aと第二ツメ部15cを噛合させ、他方側では前記第一溝部13aと第二ツメ部15cを噛合させず第二ツメ部14b上に第二ツメ部15cが接触した状態となるように上記キセイプレート23とキセイボルト25により互いのツメ10,15の噛み合い深さをかえることができるよう構成したものである。
したがって、ベッドBに挿着する際に回動テスリ部3を水平状態としたときに上方回動できる側をベッドB側に向けて挿着すると、ベッドB上ではテーブルとして使用したり、姿勢変更時の手掛かりとして使用することができるとともに、垂下させた状態では落下防止柵として使用することができる。また、ベッドの外方に向けて水平状態とすると立ち上がりの際の手掛かりとして安全に使用できる。
また、反対側に取り付ける場合にはベースツメ10の反対側の雌ネジ部12にキセイボルト25を螺合させれば良く、簡単にベッドBの左右両側で使い分けることができる。
さらに、ベッドBの外側に向けて略水平な状態としたときには、バーツメ15の第一ツメ部15bと第二ツメ部15cがそれぞれベースツメ10の第一溝部13aと第二溝部13bに噛合するように構成されており、立ち上がる際の手掛かりとして使用するのに十分な強度を備えている。しかしながら、材質的に十分な強度を備えたものを使用する場合には、バーツメ15の構成を第二ツメ部15cのみで構成しても同様の作用を得ることができる。
なお、上記の構成によると操作レバー26は常に作動可能な状態となっている。
これでは、何らかの要因により操作レバー26が回動してしまうと回動テスリ部3が回動し始め、危険な状態となる場合が考えられる。
これを防止するために、操作レバー26にロック機構32を具備させるとより安全に使用することができる。
このロック機構32は、次のように構成されている。
まず、操作レバー26の上部寄りにロックレバー33が回動自在になるように取り付けられている。このロックレバー33は丸棒状の胴部33aと操作レバー26に支承される板状の取付部33bと掛止部33cが一体的に構成されたものである。すなわち、平面視において胴部33aから取付部33bへと幅が薄くなるように構成している。
一方、上記縦ベースパイプ7の上部寄りには前記ロックレバー33が挿通される開口部7aが設けられている。この開口部7aは幅がロックレバー33の胴部33aの幅程度であり、ロックレバー33が上下に回動移動可能な大きさである。
また、この開口部7aの下方に位置する状態で縦ベースパイプ7の内部にはストッパーピン34が固着されている。該ストッパーピン34には、鋸歯状の掛止部34a,34aが備えられており、前記ロックレバー33の掛止部33cが掛止可能となっている。
さらに、開口部7aの一側面には突出片35が設けられており、ロックレバー33を前記掛止部34aに掛止しないようロックレバー33を上方回動した状態で保持することができるように構成されている。
なお、前記突出片35は、図8(a)に示すようにプレート36に開口部36aを設け、この開口部36aの内部に逆L字状の突出片35を設けるよう構成してもよい。このような形状の突出片35とすることにより、ある程度の弾性を有することができ、ロックレバー33を上方回動させると突出片35を開口部7aから押出し、上方位置に達すると突出片35が元の位置に復帰しているのでロックレバー33をその状態で保持できる。
また、図8(b)に示すように、弾性体37を縦ベースパイプ7に止着して、弾性体37の一部を開口部7a内に突出させ突出片35としても良い。
つまり、ロックレバー33の胴部33aの上下移動範囲内に突出片35が突出するよう配設するとともに、突出片35が有する弾性によって胴部33aの上方移動時には突出片35がこの移動を妨げないよう変形可能であるように構成したものであれば良い。
上記のように構成されたロック機構32によれば、回動テスリ部3を何れかの方向に回動させるとロックレバー33が自重によりストッパーピン34の掛止部34aに掛止される。したがって、操作レバー26を縦ベースパイプ7側に回動させようとしてもロックレバー33が突っ支い棒となり、回動できない状態となっている。
この状態では、操作レバー26に布団等を引掛けて回動テスリ部3を不測に動作させることが防止できるので安全に使用することができる。
また、回動テスリ部3を回動する場合には、前記ロックレバー33を上方回動する。このときロックレバー33は縦ベースパイプ7の突出片35を乗越えて上方位置に位置させるとロックレバー33は上方位置で保持されるので操作レバー26の操作を簡単に行うことができる。
そして、この状態から操作レバー26を縦ベースパイプ7側に回動すると、上記説明のようにベースツメ10からバーツメ15がスプリング21に抗して離間し、噛合状態が解除されるので回動テスリ部3の回動操作ができるようになる。また、操作レバー26の操作によって、ロックレバー33は胴部33aが開口部7a内に進入し、突出片35がロックレバー33の胴部33aから取付部33bへ相対的に移動する(図9(a)参照)。この取付部33bは胴部33aよりも薄く形成されているので、突出片35による引っ掛かりがなくなり自重によってロックレバー33は下方回動する。そして、回動テスリ部3の回動操作を完了させ、操作レバー26から手を放すと、その状態で掛止部34aに掛止される状態となり、操作レバー26の操作を自動的にロックする状態となるよう構成されている。
このように、突出片35を備えたロック機構32とすることで、操作レバー26のロック解除がし易くなり、片手で操作レバー26のロック解除及び操作ができ、もう片方の手で回動テスリ部3の操作を行うことができる。
また、ロック機構32を設けることによって、誤作動を防止できるので安全に使用することができる。
次に図10について説明する。この回動機構4では、上記で説明した回動機構4と構成は略同じであり、キセイプレート23の厚みが厚く構成されているものを示している。
このときには、キセイプレート23の突出部23bとキセイボルト25が接触するとき、すなわち回動テスリ部3をベッドBの内側に向けて略水平な状態としたときに、バーツメ15の第二ツメ部15cがベースツメ10の第二ツメ部14bに接触しない状態となるように互いのツメ部の噛み合い深さを設定している。このときには、回動テスリ部3が上下に回動自在な状態となり、その位置での保持ができないよう構成されている。
このように構成された場合には、回動テスリ部3を垂下させたときと、ベッド(B)の外側に向けて水平な状態としたときに回動できない状態で保持される。
なお、図10においては、キセイプレート23の厚みを厚くしているが、雌ネジ部12を回動テスリ部3側に接近させた位置にも設けておくことで、キセイボルト25の螺着箇所の変更で、これまで説明したそれぞれの状態に変更することができる。
ベッド用補助装置を示す全体正面図(一部断面図) その構成を示す斜視図 使用状況説明図 回動機構の作用を示す要部断面図 回動テスリ部を垂下させたときの説明図 回動テスリ部を反ベッド側に水平にしたときの説明図 回動テスリ部をベッド側に水平にしたときの説明図 ロック機構の突出片を示す要部側面図 ロック機構の突出片の作用を示す断面図 キセイプレートの別の実施例を示す要部正面図(一部断面図)
符号の説明
1 ベッド用補助具
2 ベース
3 回動テスリ部
4 回動機構
7 縦ベースパイプ
8 バーパイプ
10 ベースツメ
12 雌ネジ部
13a 第一溝部
13b 第二溝部
14a 第一ツメ部
14b 第二ツメ部
15 バーツメ
15c 第二ツメ部
16 バーシジピン
19 スライドカバー
21 スプリング
23 キセイプレート
25 キセイボルト
26 操作レバー
32 ロック機構

Claims (4)

  1. ベッド(B)に挿着するベース(2)と、該ベース(2)に回動機構(4)を介して回動自在に具備される回動テスリ部(3)とからなるベッド用補助具(1)において、前記ベース(2)には縦ベースパイプ(7)が立設されるとともに該縦ベースパイプ(7)の上端部には前記回動機構(4)を構成する筒状のベースツメ(10)が止着され、該ベースツメ(10)には軸心方向に直交するように第一溝部(13a)を設けることにより略半円弧状の第一ツメ部(14a)と該第一ツメ部(14a)よりも突出する第二ツメ部(14b)を設けるとともに、該第二ツメ部(14b)を2分割する第二溝部(13b)を設ける一方、前記回動テスリ部(3)のバーパイプ(8)の基端部には回動機構(4)を構成するバーツメ(15)が止着され、該バーツメ(15)には前記第二溝部(13b)に噛合可能な第二ツメ部(15c)を設けるとともにバーシジピン(16)を止着し、該バーシジピン(16)を前記ベースツメ(10)に挿通するとともに、該ベースツメ(10)と前記バーツメ(15)が互いに噛合する方向に付勢するスプリング(21)を挿通し、前記バーシジピン(16)の外周から一部が突出する形状の突出部(23b)を備えたキセイプレート(23)で抜け止めする一方、前記ベースツメ(10)に設けた雌ネジ部(12)に螺合するキセイボルト(25)の先端部が前記突出部(23b)に掛合するよう構成することによって前記回動テスリ部(3)を垂下させたときには前記第二ツメ部(15c)が第二溝部(13b)に噛合され回動できない状態となり、この状態から90度上方に回動すると第二ツメ部(15c)が第一溝部(13a)に噛合され回動できない状態となり、さらに回動して反対側で回動テスリ部(3)を水平な状態としたときには、キセイボルト(25)の先端部がキセイプレート(23)の突出部(23b)に接触することにより第二ツメ部(15c)が第一溝部(13a)に噛合することなく第二ツメ部(14b)により下方回動が拘束された状態かつ第一ツメ部(14a)側となる上方回動が可能となるように構成した回動機構(4)を備えたことを特徴とするベッド用補助具(1)。
  2. 前記バーツメ(15)の外周部に溝部(15a)を設け、該バーツメ(15)の外周部を覆うスライドカバー(19)を挿通するとともに、該スライドカバー(19)に螺着したネジ(24)の先端部を前記溝部(15a)に掛合させ、一方前記縦ベースパイプ(7)に回動自在に支承した操作レバー(26)により前記スライドカバー(19)を前記スプリング(21)に抗して前記ベースツメ(10)とバーツメ(15)の噛合状態を解除可能に設けるとともに、前記縦ベースパイプ(7)の操作レバー(26)側に開口部(7a)を設け、この開口部(7a)の下方に位置するように前記縦ベースパイプ(7)内に掛止部(34a),(34a)を備えたストッパーピン(34)を固着し、前記操作レバー(26)にはロックレバー(33)の一端部を支承し、該ロックレバー(33)の他端部を前記開口部(7a)から前記縦ベースパイプ(7)内に挿通することにより該ロックレバー(33)の他端部が自重により下方回動することで前記掛止部(34a)に掛止され前記操作レバー(26)の回動操作をロックするとともに、前記ロックレバー(33)を上方回動させたときには前記開口部(7a)から突出するように配置した突出片(35)により上方位置で保持され、前記操作レバー(26)の操作が可能となるとともに該操作レバー(26)により前記ベースツメ(10)とバーツメ(15)の噛合状態を解除した際には、ロックレバー(33)の胴部(33a)よりも薄く構成した取付部(33b)が前記突出片(35)に移動することで前記突出片(35)による保持が解かれるよう構成したロック機構(32)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のベッド用補助具(1)。
  3. 請求項1または請求項2の何れかに記載のベッド用補助具(1)において、前記キセイプレート(23)と前記キセイボルト(25)が掛合したときに前記バーツメ(15)の第二ツメ部(15c)が前記ベースツメ(10)の第二ツメ部(14b)に掛からないよう構成することによって、前記回動テスリ部(3)を垂下した状態と水平状態の一方側のみで保持されるよう構成した回動機構(4)を備えたことを特徴とするベッド用補助具(1)。
  4. 前記雌ネジ部(12)を前記ベースツメ(10)の軸心に対して互いに対向するように2ヶ所に設け、キセイボルト(25)の螺着箇所を変更することで、前記回動テスリ部(3)を水平な状態としたときに回動が拘束された側をベッド(B)の外側に向けて取り付けられるよう構成したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のベッド用補助具(1)。
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