JP5375082B2 - 車両のインタークーラ用冷却構造 - Google Patents
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Description
エンジンルームを覆うボンネットの下方に、排気系が後方に位置するようにしてエンジンが配設されると共に、該エンジンの上方において略水平にインタークーラが配設され、
前記ボンネットの裏側でかつ前記インタークーラの上方において、該インタークーラの少なくとも一部の周囲を覆うと共に走行風を該インタークーラに導くためのハウジングが配設され、
前記ハウジングは、走行風を受け入れる前方開口部および該前方開口部の後方に位置して車幅方向に伸びる後縦壁部を有して、前記インタークーラの上方に走行風の導入空間を構成しており、
前記ハウジングの後縦壁部に、車幅方向に間隔をあけて複数の第1噴出孔が形成され、
前記前方開口部から前記導入空間に導入された走行風のうち一部の走行風が前記インタークーラに導入されると共に残りの走行風が前記第1噴出孔を通って前記排気系とその後方に位置されるダッシュパネルとの間に向けて噴出される、
ようにしてある。上記解決手法によれば、ハウジング内に導入されてインタークーラを通過する前の冷たい走行風が、第1噴出孔を通して排気系やその付近に導かれるので、排気系やその付近の冷却を十分に行うことができる。また、後縦壁部に車幅方向に間隔をあけて複数の第1噴出孔を設けることにより、ハウジングの上下方向の剛性を低くすることができて、ボンネットに物体が衝突したときに、この後縦壁部が容易に潰れ変形あるいは撓み変形されて、衝突物体への衝撃を緩和することができる。勿論、走行風が導入されるインタークーラによる吸気の冷却を従来通り行うことができる。
前記インタークーラの周囲を覆うカバー部材が設けられ、
前記カバー部材の後端部に、前記第1噴出孔からの走行風を前記排気系と前記ダッシュパネルとの間に案内するガイド部が設けられている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、ガイド部を利用して、排気系やその付近へ冷たい走行風をよりズムーズに導くことができる。また、ガイド部を、既存のカバー部材を有効に利用して構成することができる。
前記後縦壁部および前記左右一対の横縦壁部はそれぞれ、下方に向かうにつれて外側に位置するように傾斜されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、各縦壁部は、垂直ではなくて傾斜設定されているので、より容易に潰れ変形あるいは撓み変形されて、衝撃緩和の点でさらに好ましいものとなっている。
前記導入用開口部に、前記ハウジング内に導入される走行風の流れ方向を調整するルーバが配設されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、ルーバによって、ハウジング内に導入される走行風を適切な割合でもってインタークーラ用と第1噴出孔用とに分配することができる。
前記インタークーラが、車幅方向中央から一方側にオフセットして配設され、
前記ハウジングのうち前記オフセット方向に位置する横縦壁部に、前後方向に間隔をあけて、前記ハウジング内に導かれた走行風の一部を噴出するための複数の第2噴出孔が形成されている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、オフセット方向に位置する部分の各種機器類を、第2噴出孔を通して噴出される冷たい走行風によって効果的に冷却することができる。また、第2噴出孔をオフセット方向に位置する横縦壁部に形成してあるので、ボンネットの中央部からハウジング内に導入された走行風は少なからずオフセット方向に向かうように指向されるので、第2噴出孔から十分に走行風を噴出させることが可能となり、しかも第2噴出孔から走行風が噴出さされることによってハウジング内で乱流となってしまう事態を防止する上でも好ましいものとなる。さらに、第2噴出孔の形成によって、ハウジングの上下方向の剛性を小さくして、ボンネットへの衝突物体に対する衝撃緩和の上でもさらに好ましいものとなる。
2:エンジンルーム
3:車室
6:ボンネット
6a:導入用開口部
7:ルーバ
10:エンジン
11:排気マニホールド
12:排気ターボ式過給機
13:排気ガス浄化触媒
20:インタークーラ
21;コア部材
22:フレーム部材
23:カバー部材
23a:ガイド部
30:ハウジング
30a:後縦壁部
30b:横縦壁部
30c:前方開口部
35:第1噴射口
36:第2噴射口
40:遮熱板
41:ブレーキパイプ
42:燃料パイプ
45:オルタネータ(補器類)
Claims (7)
- エンジンルームを覆うボンネットの下方に、排気系が後方に位置するようにしてエンジンが配設されると共に、該エンジンの上方において略水平にインタークーラが配設され、
前記ボンネットの裏側でかつ前記インタークーラの上方において、該インタークーラの少なくとも一部の周囲を覆うと共に走行風を該インタークーラに導くためのハウジングが配設され、
前記ハウジングは、走行風を受け入れる前方開口部および該前方開口部の後方に位置して車幅方向に伸びる後縦壁部を有して、前記インタークーラの上方に走行風の導入空間を構成しており、
前記ハウジングの後縦壁部に、車幅方向に間隔をあけて複数の第1噴出孔が形成され、
前記前方開口部から前記導入空間に導入された走行風のうち一部の走行風が前記インタークーラに導入されると共に残りの走行風が前記第1噴出孔を通って前記排気系とその後方に位置されるダッシュパネルとの間に向けて噴出される、
ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項1において、
前記インタークーラの周囲を覆うカバー部材が設けられ、
前記カバー部材の後端部に、前記第1噴出孔からの走行風を前記排気系と前記ダッシュパネルとの間に案内するガイド部が設けられている、
ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項1または請求項2において、
前記ハウジングは、左右一対の横縦壁部を有し、
前記後縦壁部および前記左右一対の横縦壁部はそれぞれ、下方に向かうにつれて外側に位置するように傾斜されている、
ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項32において、
前記第1噴出孔が、下方に開口する切欠形状として形成されている、ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項1において、
前記ボンネットに、前記前方開口部よりも前方位置において、該前方開口部へ走行風を導くための導入用開口部が形成され、
前記導入用開口部に、前記ハウジング内に導入される走行風の流れ方向を調整するルーバが配設されている、
ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項1または請求項5において、
前記ボンネットの車幅方向中央部に、前記ハウジング内に走行風を導くための導入用開口部が形成され、
前記インタークーラが、車幅方向中央から一方側にオフセットして配設され、
前記ハウジングのうち前記オフセット方向に位置する横縦壁部に、前後方向に間隔をあけて、前記ハウジング内に導かれた走行風の一部を噴出するための複数の第2噴出孔が形成されている、
ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。 - 請求項6において、
前記第2噴出孔から噴出される走行風により、前記オフセット方向に位置されるエンジン補器類が冷却されるようにされている、ことを特徴とする車両のインタークーラ用冷却構造。
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