JP3446475B2 - 車両における外気導入用エアダクトの構造 - Google Patents

車両における外気導入用エアダクトの構造

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両前部のラジエ
ータファンシュラウド上方位置に設けられて外気をエン
ジンルーム内に導入する外気導入用エアダクトに関し、
特に、エンジン等の冷却性向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両前部に、外気をエ
ンジンルーム内に導入する外気導入用エアダクトを設
け、該ダクトにより導入した外気によってエンジンを冷
却する技術が知られている(特開平4−60114号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外気導入用エアダクトによるエンジン冷却構
造にあっては、車両の走行風を用いてエンジンを冷却す
る構成であって、ラジエータファン等による空気の強制
流を用いてエンジンを冷却する構成ではないため、車両
を走行しなければエンジンの冷却効果が得られず、長時
間アイドル運転等を行った場合にはエンジンの耐熱上不
利である。
【0004】特に、直列多気筒エンジンをフロントに搭
載した車両(FF車)やV型多気筒エンジンをフロント
に搭載した車両(FR車)において、エンジンの見栄え
の向上や遮音効果を得る目的で、エンジン本体上部を隙
間を介して覆うナイロン等の耐熱樹脂製のエンジンカバ
ー(遮音材、吸音材が内面に設けられたものもある)を
設けたものでは、該エンジンカバーの機能の一つとして
の前述した遮音効果を高めるため、エンジンカバーとエ
ンジン本体との間の隙間をできるだけ小さく設定する必
要があり、エンジンカバーとエンジン本体間の空間部に
熱がこもり易く、従来のような外気導入用エアダクトで
は、エンジンカバーとエンジン本体間の隙間に外気を積
極的に導入できず、前記エンジンカバー内の温度が上昇
し、エンジンの効果的な冷却が望めない。
【0005】又、エンジン本体には、オルタネータ等の
発熱部品や、ハーネス等の熱的に弱い部品等が付設され
ており、これらの効果的な冷却も望めず、更にこれらの
部品等の作動の信頼性の向上も望めない。そこで、本発
明は以上のような従来技術の実情に鑑み、エンジン本体
上部を隙間を介して覆うエンジンカバーを設けた車両に
おいて、外気をエンジンルーム内に導入する外気導入用
エアダクトの構造の改善を図って、エンジンカバーとエ
ンジン本体間の隙間に空気の強制流を積極的に導入でき
るようにし、エンジンカバー内の冷却を促進して、エン
ジンやその付設部品の耐熱上の問題等を解消することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、エンジンルーム内にてエンジン本体上部を隙
間を介して覆うエンジンカバーを設けると共に、前記エ
ンジン本体前方に配設されたラジエータファンシュラウ
ドの上方に、外気をエンジンルーム内に導入する外気導
入用エアダクトを設けてなる車両において、前記外気導
入用エアダクトに駄肉部を一体成形し、前記駄肉部を、
前記ラジエータファンシュラウド上部に沿う位置から該
シュラウドのエンジン本体側開口部を越えて前記エンジ
ンカバー先端部に近接する位置まで略板状に延びた形状
に形成して、前記シュラウドのエンジン本体側開口部か
ら導出されて上方に向かうラジエータファンによる空気
の強制流を前記エンジン本体とエンジンカバーとの間の
前部の隙間部分に向けて案内する空気案内部とした。
【0007】ここで、エンジン本体上部を隙間を介して
覆うエンジンカバーを設けたものでは、エンジンカバー
とエンジン本体との間の隙間をできるだけ小さく設定す
る必要があり、エンジン本体とエンジンカバーとの前部
の隙間部分からエンジン本体上部に空気が入り難くなっ
ている。請求項1に係る発明のように、外気導入用エア
ダクトに空気案内部として機能する駄肉部を設けたこと
により、シュラウドのエンジン本体側開口部から導出さ
れて上方に向かうラジエータファンによる空気の強制流
は、駄肉部の下面に衝突して方向変換され、前記エンジ
ン本体とエンジンカバーとの前部の隙間部分に向けて流
れるため、前記隙間部分から強制流が積極的にエンジン
本体上部に流れることになる。
【0008】請求項2に係る発明は、前記駄肉部を中空
形状に形成し、該駄肉部の前記ラジエータファンシュラ
ウドのエンジン本体側開口部を越えた位置の下部壁に空
気の導入口を、駄肉部の前記エンジンカバーに対向する
端部壁に空気の導出口を、夫々設けるようにした。かか
る請求項2に係る発明の構成においては、シュラウドの
エンジン本体側開口部から導出されて上方に向かうラジ
エータファンによる空気の強制流の一部は、駄肉部の下
面に衝突して方向変換され、前記エンジン本体とエンジ
ンカバーとの前部の隙間部分に向けて流れるが、他部
は、駄肉部の下面の空気の導入口から該駄肉部の中空部
内に流入し、該中空部内から空気の導出口に至り、ここ
からエンジン本体とエンジンカバーとの前部の隙間部分
に向けて吐出される。
【0009】請求項3に係る発明は、前記空気の導出口
にノズル部を設けるようにした。これにより、空気をよ
り集中的に吐出することができる。請求項4に係る発明
は、前記駄肉部の前記ラジエータファンシュラウドのエ
ンジン本体側開口部を越えた位置の下部壁にシュラウド
のエンジン本体側開口部から導出されて車両側方に向か
うラジエータファンによる空気の強制流を前記エンジン
本体とエンジンカバーとの前部の隙間部分に向かわせる
べく整流する整流板部を下方に突出させて設けるように
した。
【0010】このような整流板部を駄肉部のシュラウド
のエンジン本体側開口部を越えた位置の下部壁に設ける
ことにより、シュラウドのエンジン本体側開口部から導
出されて車両側方に逃げる空気の強制流をエンジン本体
とエンジンカバーとの前部の隙間部分に方向転換して向
かわせることができる。請求項5に係る発明は、エンジ
ン本体前方に配設されたラジエータファンシュラウドの
上方に設けられ、外気をエンジンルーム内に導入する外
気導入用エアダクトに駄肉部を設け、該駄肉部によっ
て、前記シュラウドのエンジン本体側開口部から導出さ
れて上方に向かうラジエータファンによる空気の強制流
をエンジンカバーで上部を覆ったエンジン本体方向に向
かわせるようにした。
【0011】かかる構成においては、シュラウドのエン
ジン本体側開口部から導出されて上方に向かうラジエー
タファンによる空気の強制流はエンジンカバーで上部を
覆ったエンジン本体方向に向い、強制流が積極的にエン
ジン本体上部に流れることになる。
【0012】
【発明の効果】請求項1及び5に係る発明によれば、ラ
ジエータファンによる空気の強制流が積極的にエンジン
本体上部に流れることによって、エンジンカバーとエン
ジン本体間の隙間に熱がこもり難くなり、エンジンカバ
ー内の温度を低下させることができるため、エンジン本
体の冷却を効果的に図ることができ、エンジンの耐熱上
有利となると共に、エンジン本体に付設された発熱部品
や熱的に弱い部品等の耐熱上の問題も解消でき、更にこ
れらの部品等の作動の信頼性を向上することができ、更
に、エンジン本体に付設された吸気マニホールドを冷却
できるため、エンジンへの流入空気を冷却することがで
き、吸気効率の向上を図れるため、特に、高速域でのエ
ンジン出力向上を図ることが可能となる。又、ラジエー
タファンによる空気の強制流を用いてエンジンを冷却す
る構成であるため、車両を走行しなくとも、例えば、長
時間アイドル運転等を行った場合においてもエンジンの
冷却効果が得られる。
【0013】請求項2に係る発明によれば、ラジエータ
ファンによる空気の強制流が拡散されることなく、集中
的にエンジン本体とエンジンカバーとの前部の隙間部分
に向けて流れるようになり、エンジン等の冷却効果をよ
り高めることができる。請求項3に係る発明によれば、
空気をより集中的に吐出することができる結果、冷却性
をより向上できる。
【0014】請求項4に係る発明によれば、エンジン等
の冷却効果をより高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1〜図3において、V型多気筒エ
ンジン1の見栄えの向上や遮音効果を得る目的で、エン
ジン本体1A上部を覆うナイロン等の耐熱樹脂製のエン
ジンカバー2が設けられている。
【0016】この場合、エンジンカバー2の機能の一つ
としての前述した遮音効果を高めるため、エンジンカバ
ー2とエンジン本体1Aとの間に隙間が形成される。一
方、エンジン本体1A前方に配設されたラジエータファ
ンシュラウド(以下、単にシュラウドと言う)3の上方
には、外気をエンジンルーム内に導入する外気導入用エ
アダクト4が設けられている。
【0017】この外気導入用エアダクト4の外気導入口
4Aは、シュラウド3の前部を越えた位置にて、車両前
方に向けて開口され、外気導出口4Bは、シュラウド3
の左側部を越えた位置にて、車両側方に向けて開口され
ている。かかる外気導入用エアダクト4は、ブロー成形
にて中空に形成されている。ここで、前記外気導入用エ
アダクト4には駄肉部5が一体成形される。
【0018】この駄肉部5も、中空に形成されており、
本来のダクト部分との間は壁4Cにて仕切られている。
かかる駄肉部5は、前記シュラウド3上部に沿う位置か
ら該シュラウド3のエンジン本体1A側の開口部3Aを
越えて前記エンジンカバー2先端部に近接する位置まで
略板状に若干上方に向けて傾斜して延びた形状に形成さ
れる。
【0019】尚、駄肉部5の車両横方向に対応する両側
端部位置はエンジンカバー2の同方向の両側端位置と略
対応する位置に設定され、その車両横方向に対応する幅
はエンジンカバー2の同方向の幅と略同じに形成されて
いる。そして、以上の形状の駄肉部5は、前記シュラウ
ド3のエンジン本体1A側の開口部3Aから導出されて
上方に向かうラジエータファンによる空気の強制流を前
記エンジン本体1Aとエンジンカバー2との前部の隙間
部分6に向けて案内する空気案内部として機能するよう
になっている。
【0020】次に、かかる構成の作用について説明す
る。エンジン本体1A上部を隙間を介して覆うエンジン
カバー2を設けたものでは、エンジンカバー2とエンジ
ン本体1Aとの間の隙間をできるだけ小さく設定する必
要があり、エンジン本体1Aとエンジンカバー2との前
部の隙間部分6からエンジン本体1A上部に空気が入り
難くなっている。
【0021】上述したように、外気導入用エアダクト4
に空気案内部として機能する駄肉部5を設けたことによ
り、シュラウド3のエンジン本体1A側の開口部3Aか
ら導出されて上方に向かうラジエータファンによる空気
の強制流7は、駄肉部5の下面に衝突して方向変換さ
れ、前記エンジン本体1Aとエンジンカバー2との前部
の隙間部分6に向けて流れるため、前記隙間部分6から
強制流が積極的にエンジン本体1A上部に流れることに
なる。
【0022】因に、駄肉部5がないと、シュラウド3の
エンジン本体1A側の開口部3Aから導出されて上方に
向かうラジエータファンによる空気の強制流7は、その
ままエンジンカバー2の上面側に逃げてしまい、エンジ
ン本体1Aとエンジンカバー2との前部の隙間部分に向
けて流れない。以上のようにラジエータファンによる空
気の強制流7が積極的にエンジン本体1A上部に流れる
ことによって、エンジンカバー2とエンジン本体1A間
の隙間に熱がこもり難くなり、エンジンカバー2内の温
度を低下させることができるため、エンジン本体1Aの
冷却を効果的に図ることができ、エンジン1の耐熱上有
利となる。
【0023】又、エンジン本体1Aには、オルタネータ
等の発熱部品や、ハーネス等の熱的に弱い部品等が付設
されており、これらの冷却も効果的に図れるため、これ
らの耐熱上の問題も解消でき、更にこれらの部品等の作
動の信頼性を向上することができる。更に、上記の構成
により、エンジン本体1Aに付設された吸気マニホール
ドを冷却できるため、エンジン1への流入空気を冷却す
ることができ、吸気効率の向上を図れるため、特に、高
速域でのエンジン出力向上を図ることができる。
【0024】特に、アルミニューム製や樹脂製の吸気マ
ニホールドは熱伝導性に劣るため、冷却性が悪いから、
上記の冷却効果がより有効的である。更に、ラジエータ
ファンによる空気の強制流7を用いてエンジン本体1A
を冷却する構成であるため、車両を走行しなくとも、例
えば、長時間アイドル運転等を行った場合においてもエ
ンジンの冷却効果が得られる。
【0025】次に、本発明の他の実施形態を図4及び図
5,図6及び図7に基づいて説明する。図4及び図5の
実施形態においては、図1〜図3の実施形態のように駄
肉部5が中空に形成された場合において、該駄肉部5の
シュラウド3のエンジン本体1A側の開口部3Aを越え
た位置の下部壁に空気の導入口8を開設し、該駄肉部5
の前記エンジンカバー2に対向する端部壁に空気の導出
口9を開設するようにする。
【0026】かかる構成においては、シュラウド3のエ
ンジン本体1A側の開口部3Aから導出されて上方に向
かうラジエータファンによる空気の強制流7の一部は、
駄肉部5の下面に衝突して方向変換され、前記エンジン
本体1Aとエンジンカバー2との前部の隙間部分6に向
けて流れるが、他部は、駄肉部5の下面の空気の導入口
8から該駄肉部5の中空部内に流入し、該中空部内から
空気の導出口9に至り、ここからエンジンカバー2の方
向に吐出される。
【0027】従って、ラジエータファンによる空気の強
制流が拡散されることなく、集中的にエンジン本体1A
とエンジンカバー2との前部の隙間部分6に向けて流れ
るようになり、エンジン本体1等の冷却効果をより高め
ることができる。尚、図に示すように、空気の導出口9
にノズル部10を設けるようにしても良く、空気をより
集中的に吐出することができる。
【0028】前記ノズル部10は、外気導入用エアダク
ト4と一体成形しても良いし、別体の部材を駄肉部5の
空気の導出口9に装着して設けても良い。図6及び図7
の実施形態は、駄肉部5のシュラウド3のエンジン本体
1A側の開口部3Aを越えた位置の下部壁に該開口部3
Aから導出されて車両側方に向かうラジエータファンに
よる空気の強制流をエンジン本体1Aとエンジンカバー
2との前部の隙間部分6に向かわせるべく整流する整流
板部11を下方に突出させて設けるようにしている。
【0029】この場合、整流板部11は、図7に示すよ
うに、湾曲した形状に形成され、この湾曲面が内方を向
くように、例えば、駄肉部5の車両右側部側角部付近の
下部壁に2つ並列して設けられる。このような整流板部
11を駄肉部のシュラウド3のエンジン本体1A側の開
口部3Aを越えた位置の下部壁に設けることにより、シ
ュラウド3のエンジン本体1A側の開口部3Aから導出
されて車両側方に逃げる空気の強制流をエンジン本体1
Aとエンジンカバー2との前部の隙間部分6に方向転換
して向かわせることができ、エンジン本体1A等の冷却
効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す斜視図
【図2】 同上の平面図
【図3】 同上の側面断面図
【図4】 他の実施形態の側面断面図
【図5】 更に他の実施形態の側面断面図
【図6】 更に他の実施形態の平面図
【図7】 図6の実施形態における整流板部の斜視図
【符号の説明】
1 エンジン 1A エンジン本体 2 エンジンカバー 3 ラジエータファンシュラウド 4 外気導入用エアダクト 5 駄肉部 6 隙間部分 8 空気の導入口 9 空気の導出口 10 ノズル部 11 整流板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 11/10 B60K 11/04 F01P 5/06 502 F02B 77/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルーム内にてエンジン本体上部を
    隙間を介して覆うエンジンカバーを設けると共に、前記
    エンジン本体前方に配設されたラジエータファンシュラ
    ウドの上方に、外気をエンジンルーム内に導入する外気
    導入用エアダクトを設けてなる車両において、 前記外気導入用エアダクトに駄肉部を一体成形し、 前記駄肉部を、前記ラジエータファンシュラウド上部に
    沿う位置から該シュラウドのエンジン本体側開口部を越
    えて前記エンジンカバー先端部に近接する位置まで略板
    状に延びた形状に形成して、前記シュラウドのエンジン
    本体側開口部から導出されて上方に向かうラジエータフ
    ァンによる空気の強制流を前記エンジン本体とエンジン
    カバーとの間の前部の隙間部分に向けて案内する空気案
    内部としたことを特徴とする車両における外気導入用エ
    アダクトの構造。
  2. 【請求項2】前記駄肉部を中空形状に形成し、該駄肉部
    の前記ラジエータファンシュラウドのエンジン本体側開
    口部を越えた位置の下部壁に空気の導入口を、駄肉部の
    前記エンジンカバーに対向する端部壁に空気の導出口
    を、夫々設けるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の車両における外気導入用エアダクトの構造。
  3. 【請求項3】前記空気の導出口にノズル部を設けるよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の車両における外
    気導入用エアダクトの構造。
  4. 【請求項4】前記駄肉部の前記ラジエータファンシュラ
    ウドのエンジン本体側開口部を越えた位置の下部壁にシ
    ュラウドのエンジン本体側開口部から導出されて車両側
    方に向かうラジエータファンによる空気の強制流を前記
    エンジン本体とエンジンカバーとの前部の隙間部分に向
    かわせるべく整流する整流板部を下方に突出させて設け
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜3のうちいず
    れか1つに記載の車両における外気導入用エアダクトの
    構造。
  5. 【請求項5】エンジン本体前方に配設されたラジエータ
    ファンシュラウドの上方に設けられ、外気をエンジンル
    ーム内に導入する外気導入用エアダクトに駄肉部を設
    け、該駄肉部によって、前記シュラウドのエンジン本体
    側開口部から導出されて上方に向かうラジエータファン
    による空気の強制流をエンジンカバーで上部を覆ったエ
    ンジン本体方向に向かわせるようにしたことを特徴とす
    る車両における外気導入用エアダクトの構造。
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