JP6066068B2 - 車両の内燃機関の構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排気系が車両の後側に配された横置きの内燃機関の構造に関する。
車両の内燃機関(エンジン)として、クランクシャフトが車両の幅方向に延びて配置される横置きのエンジン(横置きエンジン)が知られている。横置きエンジンでは、排気浄化触媒等の排気系をエンジン本体の車両後方側に配することで、排気浄化触媒の活性化に有利な構造になる。
また、過給機を備えた車両では、横置きエンジンの車両後方側(排気系)に過給機のタービンを接続することで、即ち、排気ポートと過給機の入口までの経路長を短くすることで、過給機の性能を維持することができる(特許文献1参照)。
排気系を車両の後側に配置した横置きのエンジンの場合、排気系の温度が上昇する虞があり、的確な冷却を考慮する必要があった。特に、過給機を備えたエンジンでは、機器の構成部材の温度上昇や周辺の部品の温度上昇を抑制する必要があるため、燃料を多く噴射して燃焼室の燃焼温度を抑制して対応しているのが現状であった。
特開2003−247423号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、横置きの内燃機関で排気系が車両の後側に備えられていても、排気系の温度上昇を的確に抑制することができる車両の内燃機関の構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の車両の内燃機関の構造は、クランクシャフトが車両の幅方向に延びて配置されると共に、排気系が機関本体の前記車両の後側に配される車両用の内燃機関において、前記排気系には、過給機及び排気浄化触媒を含み、前記機関本体のシリンダヘッドの上部と前記車両のフードとの間で前記車両の後側に向けて流通する空気を、前記過給機及び前記排気浄化触媒に向けて案内する案内部材が、前記シリンダヘッドの上部に設けられ、前記過給機で過給された吸気を冷却するインタークーラが前記機関本体の前記車両の前側に備えられ、前記インタークーラを通過した前記空気が前記案内部材に案内されて前記過給機及び前記排気浄化触媒に導かれ、前記案内部材は、前記過給機と前記インタークーラとを接続する接続配管であり、前記接続配管は、前記過給機から前記インタークーラへ、前記車両の前側に向かって延びていることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、シリンダヘッドの上部に設けられている案内部材により、車両の後側に向けて流通する空気が過給機及び排気浄化触媒に向けて案内され、車両の後側に備えられている排気系の部材に冷却空気を案内することができる。過給機及び排気浄化触媒をエンジンの上部に配置することで、冷却空気が的確に案内される。
そして、インタークーラを通過した空気が過給機及び排気浄化触媒に導かれる。
また、接続配管によりシリンダヘッドの上面を流通する空気が過給機及び排気浄化触媒に導かれる。
これにより、横置きの内燃機関で排気系が車両の後側に備えられていても、排気系の温度上昇を的確に抑制することが可能になる。
また、請求項2に係る本発明の車両の内燃機関の構造は、請求項1に記載の車両の内燃機関の構造において、前記案内部材は、前記シリンダヘッドの上部に設けられる案内リブであることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、案内リブによりシリンダヘッドの上面を流通する空気が過給機及び排気浄化触媒に導かれる。
また、請求項3に係る本発明の車両の内燃機関の構造は、請求項1もしくは請求項2に記載の内燃機関の構造において、前記フードに沿って前記車両の後側に流れる空気を、前記過給機及び前記排気浄化触媒に向けて案内するガイド部材が、前記車両の前記フードの下面に設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、フードに沿って流通する空気がガイド部材により過給機及
び排気浄化触媒に導かれる。
また、請求項4に係る本発明の車両の内燃機関の構造は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の構造において、前記インタークーラの下部には低圧デリバリーパイプが配置されることを特徴とする。
本発明の車両の内燃機関の構造は、横置きの内燃機関で排気系が車両の後側に備えられていても、排気系の温度上昇を的確に抑制することが可能になる。
本発明の一実施例に係る内燃機関を説明する車両の概念図である。 本発明の一実施例に係る車両の内燃機関の概略系統図である。 本発明の一実施例に係る車両の内燃機関の外観図である。 本発明の一実施例に係る車両の内燃機関の外観図である。 車両の側部側から見た内燃機関の正面図である。 内燃機関の平面図である。
図1、図2に基づいて本発明の一実施例に係る内燃機関の全体構成を説明する。
図1には本発明の一実施例に係る内燃機関を説明する車両の概念、図2には本発明の一実施例に係る車両の内燃機関の概略系統を示してある。
図1に基づいて内燃機関の搭載状況を説明する。
図に示すように、車両1の前方のエンジンルームには、内燃機関(エンジン)2が搭載され、エンジン2には、シリンダブロック3及びシリンダヘッド4を含む機関本体(エンジン本体)5が備えられている。エンジン2(エンジン本体5)はクランクシャフトが車両1の幅方向に延びて配置されている。
エンジン2(エンジン本体5)の車両1の前側には、吸気系(吸気マニホールド、インタークーラ24、燃料供給系等)が備えられ、エンジン2(エンジン本体5)の車両1の後側には、排気系(排気管、過給機、ウエイストゲート弁、排気浄化触媒等)が備えられている。
車両1の前側におけるエンジン本体5のシリンダヘッド4の上部(シリンダヘッドカバーの上部)には高圧燃料ポンプ11が取り付けられ、高圧燃料ポンプ11はカムシャフトに設けられたポンプカムにより駆動される。エンジン2には、エンジン本体5の各気筒の燃焼室に燃料を直接噴射する筒内噴射弁が気筒毎に備えられ、高圧燃料供給経路を介して高圧燃料ポンプ11からの燃料が筒内噴射弁に供給される。
またエンジン2には、エンジン本体5の各気筒の吸気通路に燃料を噴射するポート噴射弁が吸気通路毎に備えられ、低圧燃料供給経路を介して低圧燃料ポンプからの燃料がポート噴射弁に供給される。
図2に基づいてエンジン2の系統(構成)の概略を説明する。
図に示すように、エンジン2のシリンダヘッド4には気筒毎に吸気ポート7が形成され、各吸気ポート7の燃焼室12側には吸気バルブ8がそれぞれ設けられている。吸気バルブ8はエンジン回転に応じて回転するカムシャフトのカムに倣って開閉動作され、各吸気ポート7と燃焼室12との連通・遮断を行う。
各吸気ポート7には吸気マニホールド9の一端がそれぞれ接続され、各吸気ポート7に吸気マニホールド9が連通している。シリンダヘッド4(または吸気マニホールド9)にはポート噴射弁13が取り付けられ、低圧燃料ポンプの駆動によりポート噴射弁13に燃料が送られる。
また、エンジン2のシリンダヘッド4には気筒毎に排気ポート16がそれぞれ設けられ、各排気ポート16の燃焼室12側には排気バルブ10がそれぞれ設けられている。排気バルブ10はエンジン回転に応じて回転するカムシャフトのカムに倣って開閉動作され、各排気ポート16と燃焼室12との連通・遮断を行う。
エンジン2のシリンダヘッド4には排気マニホールド17が設けられ、各排気ポート16には排気マニホールド17の一端が接続されている。排気マニホールド17の他端が集合管とされてシリンダヘッド4から外に開口している。
一方、シリンダヘッド4には燃焼室12に臨む筒内噴射弁18が取り付けられ、高圧燃料ポンプ11の駆動により筒内噴射弁18に燃料が送られる。
上述したエンジン2は、運転状態に応じて、低圧燃料ポンプの駆動によるポート噴射弁13からの燃料噴射と、高圧燃料ポンプ11の駆動による筒内噴射弁18からの燃料噴射とが適宜制御される。
ターボチャージャ23の上流側における吸気マニホールド9には吸気管21が接続され、シリンダヘッド4から外に開口する排気マニホールド17の他端には排気管22が接続されている。尚、排気マニホールド17の他端には、ターボチャージャ23の排気導入管が直接接続されることもある。
吸気管21及び排気管22の途中部には過給機としてターボチャージャ23が設けられ、ターボチャージャ23は排気管22側にタービン23aが備えられ、タービンに連結されたコンプレッサ23bが吸気管21側に備えられている。エンジン2の排気ガスが排気管22からターボチャージャ23に送られると、排気ガスの流れによりタービン23aが回転し、タービン23aの回転に伴ってコンプレッサ23bが回転して吸気管21内の吸気が過給される。
コンプレッサ23bの下流側の吸気管21にはインタークーラ24が配され、コンプレッサ23bで過給された吸気は、インタークーラ24で冷却されてスロットル弁25を介して燃焼室12に送られる。タービン23aの下流側の排気管22には、排気浄化触媒26が備えられている。
排気管22のターボチャージャ23の上流側と下流側との間には(ターボチャージャ23のタービン23a側には)ウエイストゲート弁(WG弁)27が設けられ、WG弁27の開閉によりタービン23aに送られる排気の量が調整されて過給圧が調整される。
図3から図6に基づいてエンジン2の構造を具体的に説明する。
図3には車両1の前方側(前側から見た状態)のエンジン2の外観、図4には車両1の後方側(後側から見た状態)のエンジン2の外観、図5には車両1の前進方向に向かって右側からエンジン2を見た正面視(エンジン2の前後方向としては前側から見た状態:図中右側が車両1の前後方向の前方側)、図6にはエンジン2の平面視を示してある。
図に示すように、車両1の後方側(図4で示されている側)におけるエンジン本体5の上部にはターボチャージャ23が取り付けられている。例えば、ターボチャージャ23のタービン23a側のケースから排気マニホールド17を介してシリンダヘッド4に取り付けられている。また、車両1の前方側(図3で示されている側)におけるエンジン本体5の吸気マニホールド9にはインタークーラ24が取り付けられている。
ターボチャージャ23のタービン23aの入口側は、シリンダヘッド4から外に開口する排気マニホールド17(図2参照)の他端(排気集合部)に接続され、タービン23aの出口側には、排気浄化触媒26を備えた排気管22が接続されている。
ターボチャージャ23のコンプレッサ23bの入口側は、図示しない外気導入系に接続されて外気が導入され、コンプレッサ23bの出口側には、インタークーラ24の上流側の接続配管である吸気管21aが接続されている。
吸気管21aは、車両1の前側から見た状態で(図3の状態で)、車幅方向の右側でコンプレッサに接続され、車両1の前側に延びてインタークーラ24の手前で車幅方向の左側に曲げられ、インタークーラ24の入口側に接続されている。車両1の上面から見た状態では(図6の状態では)、図中右側でコンプレッサに接続され、図中下側に延びてインタークーラ24の手前で図中左側曲げられ、インタークーラ24の入口側に接続されている。
インタークーラ24を通過した空気は、吸気管21aに沿ってターボチャージャ23のコンプレッサに向けて案内されることになり、吸気管21aにより案内部材が構成される。
インタークーラ24の出口側(図中右側)にはインタークーラ24の下流側の吸気管21bが接続され、吸気管21bはスロットル弁25(スロットルボデー)を介して吸気マニホールド9(図2参照)に接続されている。
車両1の後方側におけるエンジン本体5のターボチャージャ23のコンプレッサの下部には、WG弁27の駆動アクチュエータ27aが設けられている。WG弁27の駆動アクチュエータ27aは、ターボチャージャ23に対し、車両の後方側(図4中手前側)にずれて配され、ターボチャージャ23のコンプレッサに対して図4中右側(車両1の車幅方向左側)にずれて配されている。
また、WG弁27の駆動アクチュエータ27aは、排気浄化触媒26に対し排気マニホールド17(図2参照)の他端(排気集合部)の位置を挟んで図4中左側(車両1の車幅方向右側)に位置している。
低圧燃料ポンプの駆動により、燃料が低圧デリバリー32から各吸気ポート7のポート噴射弁13に送られる(低圧燃料供給経路)。
シリンダヘッド4の上部(シリンダヘッドカバー)には高圧燃料ポンプ11が設けられている。高圧燃料ポンプ11はカムシャフトの回転により駆動され、ポンプカムにより上側に駆動される。高圧燃料ポンプ11が駆動されることにより燃料供給路が開き、燃料が高圧デリバリー33から各筒内噴射弁18に送られる(高圧燃料供給経路)。
インタークーラ24は、熱交換部34を有し、熱交換部34の下方34aに対し熱交換部34の上方34bが車両1の後側(図5中左側)に位置して配されている。つまり、インタークーラ24は車両1の後側に傾斜した状態で配置されている。
一方、車両1の車幅方向の右側(図3、図6の左側、図4の右側)におけるシリンダヘッド4の上部(シリンダヘッドカバーの上部)には、車両1の前後方向に延びる案内リブ51が設けられている。案内リブ51の車両1の後側(図6の上側)は車幅方向の内側に向けて折り曲げられ、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の方向に向けられている。
尚、案内リブ51はリブ形状でなくても、シリンダヘッドカバーの形状が、インタークーラ24を通過した空気を案内する形状になっていれば良い。更には、エンジンカバーを取り付けることによって、インタークーラ24を通過した空気が拡散するのを防ぐことができ、より効率良く案内することが可能になる。
このため、インタークーラ24を通過した空気は、案内リブ51に沿って向きが調整され、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26に向けて案内されることになり、案内リブ51により案内部材が構成されている。更に、本実施例はインタークーラ24の下部に低圧デリバリー32が配置され、インタークーラ24を通過した空気は、低圧デリバリー32を通過して案内リブへと向かう。
図5に示すように、シリンダヘッド4の上方に位置する部位のフード50の裏面(エンジン側の面)には、ガイド部材53が設けられ、フード50に沿って車両1の後側に流れる空気がガイド部材53により下側に向けて案内される。
車両1の走行に伴い、車両1の後側に向けて流通する空気は、案内リブ51、ガイド部材53により、冷却空気として排気系の部位に案内される。
図5、図6に基づいて冷却空気の流れを具体的に説明する。
車両1の走行に伴ってフード50の下側に流入した空気は、インタークーラ24に案内されてインタークーラ24を通過し、案内リブ51及び吸気管21aに案内されてターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の方向に送られる(図5、図6中矢印Aで示す)。
ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26はエンジン2の上部に配されているため、インタークーラ24を通過した空気が案内リブ51及び吸気管21aにより的確に案内され、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の温度上昇が抑制される。
また、インタークーラ24を通過してフード50側に流通する空気、及び、インタークーラ24を通過せずにフード50の下面に沿って流通する空気は、ガイド部材53により下側に向けて案内される(図5中矢印Bで示す)。これにより、空気がターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の方向に送られ、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の温度上昇が抑制される。
ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26の温度上昇を抑制することができるので、センサ類、ハーネス、ホース、その他の樹脂部品等に対する熱害を防ぐことができる。また、WG弁27の駆動アクチュエータ27aとして、例えば、モータなどで駆動される電動アクチュエータが採用された場合は、電動アクチュエータの温度上昇が抑制されてWG弁27の開閉制御の信頼性が高まる。
更に、機器類の構成部品の温度上昇を抑制するために、燃料を多く噴射して燃焼温度を抑える必要がないので、燃費の悪化を抑制することができる。
また、インタークーラ24の下部には低圧デリバリーが配置されるため。インタークーラ24を通過した冷却風は、エンジンルームが高温となる際にパイプ内に気泡が発生しやすい低圧デリバリーパイプを冷却することができ、低圧デリバリーパイプ内部に発生する気泡を抑制することができる。
上述したエンジン2の構造は、横置きのエンジン2で、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26を含む排気系が車両1の後側に備えられていても、走行に伴って車両1の後側に流れる空気が、案内リブ51及び吸気管21aに案内されてターボチャージャ23、WG弁27及び排気浄化触媒26に送られると共に、フード50の下面のガイド部材53により下側に向けられて案内されターボチャージャ23、WG弁27及び排気浄化触媒26に送られる。
この結果、ターボチャージャ23、WG弁27、駆動アクチュエータ27a及び排気浄化触媒26を含む排気系の温度上昇を的確に抑制することが可能になる。
本発明は、排気系が車両の後側に配された横置きの内燃機関の構造の産業分野で利用することができる。
1 車両
2 内燃機関(エンジン)
3 シリンダブロック
4 シリンダヘッド
5 機関本体(エンジン本体)
7 吸気ポート
8 吸気バルブ
9 吸気マニホールド
10 排気バルブ
11 高圧燃料ポンプ
12 燃焼室
13 ポート噴射弁
16 排気ポート
17 排気マニホールド
18 筒内噴射弁
21 吸気管
22 排気管
23 ターボチャージャ
24 インタークーラ
25 スロットル弁
26 排気浄化触媒
27 ウエイストゲート弁(WG弁)
27a 駆動アクチュエータ
32 低圧デリバリー
33 高圧デリバリー
34 熱交換部
50 フード
51 案内リブ
53 ガイド部材

Claims (4)

  1. クランクシャフトが車両の幅方向に延びて配置されると共に、排気系が機関本体の前記車両の後側に配される車両用の内燃機関において、
    前記排気系には、過給機及び排気浄化触媒を含み、
    前記機関本体のシリンダヘッドの上部と前記車両のフードとの間で前記車両の後側に向けて流通する空気を、前記過給機及び前記排気浄化触媒に向けて案内する案内部材が、前記シリンダヘッドの上部に設けられ、
    前記過給機で過給された吸気を冷却するインタークーラが前記機関本体の前記車両の前側に備えられ、
    前記インタークーラを通過した前記空気が前記案内部材に案内されて前記過給機及び前
    記排気浄化触媒に導かれ、
    前記案内部材は、前記過給機と前記インタークーラとを接続する接続配管であり、
    前記接続配管は、前記過給機から前記インタークーラへ、前記車両の前側に向かって延びている
    ことを特徴とする車両の内燃機関の構造。
  2. 請求項に記載の車両の内燃機関の構造において、
    前記案内部材は、
    前記シリンダヘッドの上部に設けられる案内リブである
    ことを特徴とする車両の内燃機関の構造。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の車両の内燃機関の構造において、
    前記フードに沿って前記車両の後側に流れる空気を、前記過給機及び前記排気浄化触媒
    に向けて案内するガイド部材が、前記車両の前記フードの下面に設けられている
    ことを特徴とする車両の内燃機関の構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の構造において、
    前記インタークーラの下部には低圧デリバリーパイプが配置される
    ことを特徴とする車両の内燃機関の構造。
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