JP6350636B2 - インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置 - Google Patents

インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置 Download PDF

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Description

本発明は、インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置に関し、特に、インタークーラが収容されてなるインテークマニホールドの構造に関する。
エンジンシステムの小型化や吸気系レイアウトの簡素化を目的として、インテークマニホールド内にインタークーラの一部又は全部が収容されてなる吸気装置が研究開発されている(特許文献1,2)。
特許文献1には、インテークマニホールドにおけるエンジンとの接続側の部分にインタークーラの一部を収容した構成の吸気装置が開示されている。特許文献1に開示の吸気装置では、インタークーラの残りの部分は、エンジンの各気筒に向けて突出した状態となっている。
また、特許文献2には、インテークマニホールド内にインタークーラの全部を収容した構成の吸気装置が開示されている。
ここで、インタークーラにおいては、凝縮水が発生する。このようなインタークーラから発生する凝縮水に対して、特許文献2に開示のインテークマニホールドでは、インタークーラが収容された部分に対して、吸気の流れ方向の下流側部分に凝縮水を貯留できる部分を設けるとともに、当該貯留部から各気筒に向けた凝縮水を分配する経路が設けられている。
特開2013−100788号公報 特開2016−084716号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示の技術でも、多気筒エンジンにおける特定の気筒に凝縮水が集中的に流入して、失火等の懸念が残る。具体的には、車両が傾斜地に停車している状態において、当該傾斜方向がエンジンの気筒列方向である場合や、車両において、水平方向に対して気筒列方向に角度を持った状態で多気筒エンジンが搭載されているような場合には、上記特許文献2の技術でも特定の気筒に凝縮水が集中的に流入することが生じ得る。
例えば、水平方向に対して気筒列方向に角度を持った状態で多気筒エンジンが搭載されている場合には、インテークマニホールドも多気筒エンジンの搭載角度に合わせて傾斜角度を以って配置される。このため、インタークーラで発生した凝縮水は、鉛直方向に低い側へと流れ、鉛直方向に低い側に配された気筒に集中的に流れ込むことが考えられる。これより、当該気筒での失火を生じることが懸念される。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、インテークマニホールドの姿勢にかかわらず、特定の気筒への凝縮水の集中的な流れ込みを抑制することができるインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有する。そして、本態様に係る前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されている。
また、本態様に係る前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなる。
また、本態様に係る前記仕切壁の上部は、前記インタークーラに対して間隙をあけるように吸気の流れ方向の下流側に後退した形状を有し、前記仕切壁の上部が後退した領域では、前記多気筒エンジンの気筒列方向に隣り合う吸気通路同士が連通している。
上記態様では、インテークマニホールドにおいて、仕切壁の下部がインタークーラに隣接する位置まで延設されているので、インタークーラで発生した凝縮水が仕切壁の下部で気筒列方向への流動が規制される。よって、多気筒エンジンの気筒列方向において、インテークマニホールドが水平に配置されている場合はもちろん、傾いて配置されている場合にあっても、インタークーラで発生した凝縮水が特定の気筒に集中的に流れ込むことを抑制することができる。
また、上記態様では、インテークマニホールドにおいて、仕切壁の下部がインタークーラに隣接する位置まで延設されているので、インタークーラで発生した凝縮水が仕切壁の下部で気筒列方向への流動が規制される。よって、多気筒エンジンの気筒列方向において、インテークマニホールドが水平に配置されている場合はもちろん、傾いて配置されている場合にあっても、インタークーラで発生した凝縮水が特定の気筒に集中的に流れ込むことを抑制することができる。
従って、上記態様では、インテークマニホールドの姿勢にかかわらず、特定の気筒への凝縮水の集中的な流れ込みを抑制することができる。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記複数の吸気通路の各々には、前記隣り合う吸気通路同士が連通している領域よりも吸気の流れ方向の下流側の位置で、前記多気筒エンジンから排出された排気ガスを還流させるためのEGR経路が接続されている。
上記態様では、複数の吸気通路に対して、EGR通路が接続されている。このため、上記態様では、燃焼ガス温度の過度の上昇を抑制して窒素酸化物(NOx)の発生を抑えることができるとともに、吸気時におけるポンピングロスの低減が可能となる。
また、上記態様では、各吸気通路に対する排気ガスの還流が、吸気通路間を連通する領域よりも下流側とされているので、各気筒への排気ガスの分配特性が優れる。即ち、上記態様では、各吸気通路に還流された排気ガスが隣り合う吸気通路に入り難い。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記EGR経路は、前記多気筒エンジンの気筒列方向に延伸するEGR分配路と、各々の一端が前記EGR分配路に接続され、各々の他端が前記複数の吸気通路の各々に接続されたEGR分枝路と、を有する。
上記態様では、多気筒エンジンから排出された排気ガスを、EGR分配路と複数のEGR分枝路とで各気筒に分流させることができるので、優れた配性を確保することができる。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記多気筒エンジンは、前記気筒列方向が車両の前後方向に沿うように縦置きされているとともに、車両後方側が車両前方側よりも車両下方側に下がる状態で傾斜角度を以って前記車両に搭載されている。
上記態様では、多気筒エンジンが傾斜角度を以って縦置きされており、この場合には吸気装置におけるインテークマニホールドも気筒列方向に傾いて配置されることになる。このような場合においても、上記態様では、仕切壁の下部をインタークーラに隣接する位置まで延設しているので、インタークーラで発生した凝縮水が鉛直方向の下方に位置する気筒に集中的に流れ込むことを抑制できる。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記インテークマニホールドでは、前記インタークーラが収容された部分から、吸気の流れ方向の下流側に向けて、筒内底面が鉛直方向下側に漸次下がっている。
上記態様では、インテークマニホールドにおいて、筒内底面が鉛直方向下側に漸次下がっているので、インタークーラで発生した凝縮水がインテークマニホールドの筒内に溜まり難く、大量の凝縮水が特定の気筒に集中的に流れ込むことを抑制できる。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記インテークマニホールドは、I/C収容筒体と、下流側筒体と、を有する。
前記I/C収容筒体は、筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容する。
前記下流側筒体は、筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる。
本態様に係る前記仕切壁は、前記下部を含み前記下流側筒体に設けられており、前記仕切壁における前記下部の一部は、前記I/C収容筒部の前記筒内方における前記インタークーラに隣接する位置まで侵入している。
上記態様では、前記下部を含む仕切壁の全体が下流側筒体に設けられているので、I/C収容筒体には、仕切壁についての構成を設ける必要がなく、製造において煩雑な作業が不要となる。
本発明の別態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、上記構成において、前記インテークマニホールドは、I/C収容筒体と、下流側筒体と、を有する。
前記I/C収容筒体は、筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容する。
前記下流側筒体は、筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる。
本態様に係る前記下流側筒体は、当該下流側筒体の筒内方を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る下流側仕切壁を有し、前記I/C収容筒体は、筒底部において、前記一方の開口部の縁から前記インタークーラに隣接する位置まで突状に設けられた上流側仕切突起を有する。そして、本態様において、前記下流側仕切壁の下部と、前記上流側仕切突起とは、前記I/C収容筒体と前記下流側筒体との接続箇所で突合せられており、前記仕切壁は、前記下流側仕切壁と前記上流側仕切突起との組み合わせを以って構成されている。
上記態様では、下流側仕切壁と上流側仕切突起との組み合わせを以って上記仕切壁を構成することとしているので、下流側筒体の製造が容易となる。即ち、上記態様では、下流側筒体における一方の開口部から微細な突起状の壁を突出させなくてもよいので、容易に製造が可能となる。
本発明の一態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有するインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置において、前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、を有し、前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されており、前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなるとともに、前記下部を含み前記下流側筒体に設けられており、前記仕切壁における前記下部の一部は、前記I/C収容筒部の前記筒内方における前記インタークーラに隣接する位置まで侵入している。
本発明の一態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置は、インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有するインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置において、前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、
筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、を有し、前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されており、前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなり、前記下流側筒体は、当該下流側筒体の筒内方を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る下流側仕切壁を有し、前記I/C収容筒体は、筒底部において、前記一方の開口部の縁から前記インタークーラに隣接する位置まで突状に設けられた上流側仕切突起を有し、前記下流側仕切壁の下部と、前記上流側仕切突起とは、前記I/C収容筒体と前記下流側筒体との接続箇所で突合せられており、前記仕切壁は、前記下流側仕切壁と前記上流側仕切突起との組み合わせを以って構成されている。
上記の各態様に係るインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置では、インテークマニホールドの姿勢にかかわらず、特定の気筒への凝縮水の集中的な流れ込みを抑制することができる。
第1実施形態に係る多気筒エンジン1及び吸気装置2を示す模式側面図である。 多気筒エンジン1及び吸気装置2を示す模式正面図である。 吸気装置2の構成を示す模式平面図である。 吸気装置2の構成を示す模式展開図である。 インテークマニホールド3における下流側筒体31の構成を示す模式斜視図である。 インテークマニホールド3における下流側筒体31の構成を示す模式正面図である。 インテークマニホールド3におけるI/C収容筒体32の構成を示す模式斜視図である。 吸気装置2における空気の流れと凝縮水の流れを示す模式断面図である。 図3におけるIX−IX断面を示す図であって、インテークマニホールド3における下流側仕切壁31j及び上流側仕切突起32hの構成を示す模式断面図である。 第2実施形態に係る吸気装置62の構成を示す模式展開図である。 インテークマニホールド63における下流側筒体631の構成を示す模式斜視図である。 吸気装置62の一部断面を示す図であって、インテークマニホールド63における仕切壁631i及び突片部631rの構成を示す模式断面図である。
以下では、本発明の実施形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下で説明の形態は、本発明の一態様であって、本発明は、その本質的な構成を除き何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
[第1実施形態]
1.エンジン1及び吸気装置2
本実施形態に係るエンジン1及び吸気装置2の概略構成について、図1及び図2を用い説明する。なお、添付の全図において、「前方」とは車両前方を示し、「後方」とは車両後方を示す。同様に、「上方」とは車両上方(鉛直上方)を、「下方」とは車両下方(鉛直下方)を、「左方」とは車両左方を、「右方」とは車両右方を、それぞれ示す。
図1に示すように、多気筒エンジン1は、上方にシリンダヘッド1aが配置され、その下側にシリンダブロック1bが取り付けられている。なお、多気筒エンジン1は、多気筒ディーゼルエンジンであって、車両の前後方向に複数の気筒(本実施形態では、一例として6気筒)が並んでいる。即ち、多気筒エンジン1は、車両の前後方向で配置されてなる縦置きエンジンである。
ここで、図1に示すように、多気筒エンジン1は、気筒列方向に引いた仮想線Lが、水平方向に引いた仮想線Lに対して角度θを以って傾斜している。換言すると、多気筒エンジン1の搭載角度は、θである。
図1及び図2に示すように、シリンダヘッド1aの吸気ポート1cには、吸気装置2が取り付けられている。吸気装置2は、インテークマニホールド3と、インタークーラ4と、断熱部材5と、スロットルバルブ6と、を備える。また、インテークマニホールド3には、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置のEGRパイプ14が接続されている。
図1に示すように、インテークマニホールド3における長手方向に引いた仮想線Lは、水平方向に引いた仮想線Lに対して角度θを以って傾斜している。仮想線Lは、上記仮想線Lと、略平行であり、θもθと略同じである(取り付け誤差などのために完全に一致しない場合がある)。
また、図2に示すように、インテークマニホールド3は、その筒内底面に沿って仮想線Lを引くとき、水平線に沿って引いた仮想線Lに対して、角度θを以って傾斜している。換言すると、インテークマニホールド3では、その筒内底面が、吸気の流れ方向の上流側(左方側)から下流側(右方側)に向けて、筒内底面が下方(鉛直方向下側)に漸次下がっている。
図2に示すように、インテークマニホールド3は、シリンダヘッド1a側に配置され、吸気の流れ方向における下流側に配置された下流側筒体31と、下流側筒体31に対して吸気の流れ方向における上流側(車両の左方側)に配置されたI/C収容筒体32と、I/C収容筒体32に対して車両左方側に取り付けられた通路カバー33と、を有する。
ここで、本実施形態では、一例として、下流側筒体31は金属材料からなり、I/C収容筒体32と通路カバー33とは樹脂材料からなる。
インタークーラ4は、インテークマニホールド3におけるI/C収容筒体32の筒内方に大部分が収容されている。本実施形態では、I/C収容筒体32に対して、図2の紙面手前側から奥側に向けてインタークーラ4が挿入されている。
インタークーラ4は、I/C収容筒部32に対して、4本のボルト51〜54を用い固定されている。
断熱部材5は、シリンダヘッド1aからインテークマニホールド3への熱伝達を抑制するために、シリンダヘッド1aとインテークマニホールド3の下流側筒体31との間に介在されている。そして、インテークマニホールド3と断熱部材5とは、シリンダヘッド1aに対して共締めされている。
図1及び図2に示すように、スロットルバルブ6を通りインテークマニホールド3に導入された空気は、インテークマニホールド3内の吸気通路3aを通り、多気筒エンジン1の各気筒に供給される。
2.吸気装置2の詳細構成
吸気装置2の詳細構成について、図3及び図4を用い説明する。図3は、吸気装置2を車両の上方から見た模式平面図であり、図4は、吸気装置2の構成部位を展開して表した模式展開図である。
図3及び図4に示すように、インテークマニホールド3におけるI/C収容筒体32には、スロットルバルブ6が取り付けられている。スロットルバルブ6は、インテークマニホールド3に対して、車両の前方側に取り付けられている。スロットルバルブ6は、インテークマニホールド3への流入吸気量を制御するためのバルブである。
下流側筒体31には、車両の上方側(図3の紙面手前側)の部分に、EGRパイプ14が取り付けられている。そして、下流側筒体31における車両の上方側部分には、EGR分配パイプ31aと、6本のEGR分枝パイプ31b〜31gと、が設けられている。EGR分配パイプ31aは、車両の前後方向(多気筒エンジン1の気筒列方向)に向けて延伸し、その中央部分にEGRパイプ14の接続のための開口部(図示を省略。)が設けられている。
6本のEGR分枝パイプ31b〜31gは、各一端がEGR分配パイプ31aに接続され、車両の前後方向(多気筒エンジン1の気筒列方向)において、互いに間隔をあけた状態で設けられている。EGR分枝パイプ31b〜31gの各他端は、多気筒エンジン1の各気筒に対応して設けられた吸気通路に接続されている。下流側筒体31における吸気通路については、後述する。
図3に示すように、EGR分配パイプ31aに対するEGRパイプ14の接続箇所は、車両前後方向(気筒列方向)において、EGR分配パイプ31aの中央部分となっている。
なお、EGR分配パイプ31a及びEGR分枝パイプ31b〜31gについては、下流側筒体31に一体形成されているため、それぞれの管壁も金属材料から構成されている。
インテークマニホールド3における下流側筒体31と断熱部材5とは、シリンダヘッド1aに対して、ボルト7〜13により共締めされている(矢印A〜A)。
インテークマニホールド3において、下流側筒体31とI/C収容筒体32とは、8本のボルト(図3及び図4では、図示の都合上、4本のボルト34〜37だけを図示。)により互いに固定されている。
図4に示すように、断熱部材5には、車両前後方向(多気筒エンジン1の気筒列方向)に並ぶ複数の開口部5a〜5lが設けられている。本実施形態では、6気筒の多気筒エンジン1の各気筒に対して、2つずつの開口部5a〜5b,5c〜5d,5e〜5f,5g〜5h,5i〜5j,5k〜5lが設けられている。
通路カバー33は、I/C収容筒体32に対して、車両の左方側の開口部(吸気通路32dの入り口開口部)を塞ぎ、分割壁32cを覆う状態で取り付けられている。
図4に示すように、インタークーラ4は、I/C収容筒体32の車両前方側に設けられた開口部32eから挿入され、フランジ部4aで4本のボルト51〜54により固定されている。
また、スロットルバルブ6は、I/C収容筒体32における開口部32eよりも車両左方側に設けられた開口部32a,32bに取り付けられている。
3.下流側筒体31の構成
下流側筒体31の構成について、図5及び図6を用い説明する。図5は、下流側筒体31をI/C収容筒体32の側の斜め上方から見た模式斜視図であり、図6は、下流側筒体31をI/C収容筒体32の側から見た模式正面図である。
図5に示すように、下流側筒体31の筒内方の空間は、5つの下流側仕切壁31h〜31lにより、6つの吸気通路31m〜31rに仕切られている。5つの下流側仕切壁31h〜31lの内、3つの下流側仕切壁31h,31j,31lは、その下部が当該下流側筒体31の開口縁部まで延設されている(矢印B〜Bで指し示す部分)。これら3つの下流側仕切壁31h,31j,31lの上部には、ボルト8,10,12を挿通させるための貫通孔が設けられている。
一方、残りの2つの下流側仕切壁31i,31kは、その下部にボルト9,11を挿通させるための貫通孔が設けられている。
図6に示すように、下流側筒体31の各吸気通路31m〜31rには、EGR分枝パイプ31b〜31gの開口があけられている。EGR分枝パイプ31b〜31gの各開口は、各吸気通路31m〜31rにおける吸気の流れ方向の下流側部分に設けられている。換言すると、EGRパイプ14を通り還流された排気ガスは、多気筒エンジン1の吸気ポート1c直前で、新たに取り込まれた空気と合流するようになっている。
なお、本実施形態において、インテークマニホールド3と多気筒エンジン1とは、7本のボルト7〜13で締結され、下流側筒体31とI/C収容筒体32とは、8本のボルト34〜41で締結されている。
4.I/C収容筒体32の構成
I/C収容筒体32の構成について、図7を用い説明する。図7は、I/C収容筒体32を下流側筒体31の側の斜め上方から見た模式斜視図である。
図7に示すように、I/C収容筒体32には、開口部32eと開口部32fが設けられている。この内、開口部32eは、インタークーラ4の挿入を受け入れるための開口部であって、側方側(車両の前方側)に設けられている。
一方、開口部32fは、下流側筒体31との接続部分が大きく開口されてなる開口部である。開口部32fの周囲を囲む壁部の内、下方の壁部には、3つの上流側仕切突起32g〜32iが設けられている。
上流側仕切突起32g〜32iは、吸気の流れ方向(車両の左右方向)において、開口部32fの縁部からインタークーラ4(図7では、図示を省略。)に隣接する位置までの範囲で設けられている。上流側仕切突起32g〜32iは、車両の前後方向において、互いに間隔をあけ、下流側筒体31における下流側仕切壁31h,31j,31lに対応した位置に設けられている。
5.吸気装置2における空気の流れと凝縮水の流れ
吸気装置2における空気の流れと凝縮水の流れについて、図8及び図9を用い説明する。図8は、吸気装置2における空気の流れと凝縮水の流れを示す模式断面図であり、図9は、図3におけるIX−IX断面を示す図であって、インテークマニホールド3における下流側仕切壁31j及び上流側仕切突起32hの構成を示す模式断面図である。
先ず、図8及び図9に示すように、下流側筒体31における下流側仕切壁31h,31j,31lの下部とI/C収容筒体32における上流側仕切突起32g,32h,32iとは、下流側筒体31とI/C収容筒体32との取り付け方向(車両の左右方向)において、突合せ状態となっている。なお、図9では、下流側仕切壁31jの下部と上流側仕切突起32hとが突合せ状態となった箇所を図示しているが(矢印Fで指し示す部分。)、下流側仕切壁31hの下部と上流側仕切突起32g、下流側仕切壁31lの下部と上流側仕切突起32iについても、同様の突合せ状態となっている。
図8に戻って、スロットルバルブ6を介して、インテークマニホールド3の吸気通路32j,32kに導入された空気(D〜D)は、吸気通路32l,32dを通りインタークーラ4へと導かれる。なお、吸気通路32j,32lと吸気通路32k,32dとは、I/C収容筒体32の分割壁32cにより分割されている。これにより、優れた吸気分配性が得られる。
インタークーラ4を通過し冷却された空気は、吸気通路32mから下流側筒体31へと導かれる。下流側筒体31に導かれた空気は、下流側仕切壁31h〜31lにより仕切られた吸気通路31m〜31rに分配される(D〜D)。
なお、図8では、図示を省略しているが、下流側筒体31の下流部分で、EGR分枝パイプ31b〜31gからの排気ガスが合流する。
空気と排気ガスとの混合ガスが、断熱部材5の開口部5a〜5b,5c〜5d,5e〜5f,5g〜5h,5i〜5j,5k〜5lを通り、多気筒エンジン1の吸気ポート1cへと導入される。
ここで、図9の矢印Fで指し示す部分のように、下流側筒体31の下流側仕切壁31h〜31lでは、上方部分が空気の流れ方向の下流側に後退しており、当該後退した領域において、隣り合う吸気通路31m〜31r同士が連通した状態となっている。なお、図9では、下流側仕切壁31jだけを図示しているが、残りの仕切壁31h〜31i,31k〜31lについても同様である。
図8に戻って、インタークーラ4で発生した凝縮水は、インタークーラ4のフィン(図示を省略。)から下方へと垂れ、I/C収容筒体32から下流側筒体31へと向けて流れ出る。なお、凝縮水がI/C収容筒体32の筒内方に溜まり難く、下流側筒体31へと流れ出やすいのは、図2に示したように、インテークマニホールド3が角度θを以って傾斜していることにも起因している。
また、図1に示したように、本実施形態では、インテークマニホールド3は角度θを以って傾斜している。このため、下流側筒体31に流れ込んだ凝縮水は、最も下方側に位置する吸気通路31rの方に流れようとする。
しかしながら、本実施形態に係るインテークマニホールド3では、互いに突合せ状態の下流側仕切壁31h,31j,31l及び上流側仕切突起32g〜32iを有しているので、凝縮水は矢印E〜Eで示すように、分散される。
分散された凝縮水は、多気筒エンジン1の吸気ポート1cへと送り込まれる。
6.効果
本実施形態に係る吸気装置2では、インテークマニホールド3において、下流側仕切壁31h,31j,31lと上流側仕切突起32g〜32iとにより、インタークーラ4で発生した凝縮水が上流側仕切突起32g〜32iと下流側仕切壁31h,31j,31lの下部とで気筒列方向への流動が規制される。よって、多気筒エンジン1の気筒列方向において、インテークマニホールド3が図1に示すように傾斜配置されている場合にあっても、インタークーラ4で発生した凝縮水が特定の気筒(例えば、吸気通路31rに繋がる気筒)に集中的に流れ込むことを抑制することができる。
なお、本実施形態に係る上流側仕切突起32g〜32iと下流側仕切壁31h,31j,31lとを1つの“仕切壁”と考えることができる。
従って、本実施形態に係る吸気装置2では、インテークマニホールド3が傾斜していても、特定の気筒への凝縮水の集中的な流れ込みを抑制することができる。
また、本実施形態に係る吸気装置2では、図9に示したように、下流側筒体31において、隣り合う吸気通路31m〜31r同士が連通された状態となっているので(図9の矢印Fで指し示す領域)、吸気通路31m〜31r間での圧力バラツキを緩和することができる。即ち、仮に吸気通路31m〜31r間で圧力バラツキが生じた場合にも、下流側筒体31における連通された領域(下流側仕切壁31h〜31lが後退した領域)を介して、当該圧力バラツキが緩和される。
また、本実施形態に係る吸気装置2では、下流側筒体31において、6つの吸気通路31m〜31rに対して、EGR通路が接続されている(EGR分枝パイプ31b〜31gが開口されている)。このため、本実施形態に係る吸気装置2では、燃焼ガス温度の過度の上昇を抑制して窒素酸化物(NOx)の発生を抑えることができるとともに、吸気時におけるポンピングロスの低減が可能となる。
また、吸気装置2では、各吸気通路31m〜31rに対する排気ガスの還流が、吸気通路31m〜31r間が連通された領域よりも下流側、換言すると、下流側仕切壁31h〜31lで仕切られた領域とされているので、各気筒への排気ガスの分配特性が優れる。即ち、吸気装置2では、各吸気通路31m〜31rに還流された排気ガスが隣り合う吸気通路に入り難い。
また、本実施形態に係る吸気装置2では、多気筒エンジン1から排出された排気ガスを、EGR分配パイプ31aと6本のEGR分枝パイプ31b〜31gとで各気筒に分流させることができるので、優れた配性を確保することができる。
また、本実施形態では、多気筒エンジン1が傾斜角度θを以って縦置きされており、インテークマニホールド3も傾斜角度θを以って傾斜配置されている。このようにインテークマニホールド3が傾斜した姿勢である場合においても、下流側仕切壁31h,31j,31lの下部及び上流側仕切突起32g〜32iとの組み合わせからなる仕切壁をインタークーラ4に隣接する位置まで延設しているので、インタークーラ4で発生した凝縮水が鉛直方向の下方に位置する気筒に集中的に流れ込むことを抑制できる。
また、本実施形態に係る吸気装置2では、インテークマニホールド3において、図2に示すように、筒内底面が鉛直方向下側に漸次下がっているので、インタークーラ4で発生した凝縮水がインテークマニホールド3の筒内方に溜まり難く、大量の凝縮水が特定の気筒に集中的に流れ込むことを抑制できる。
本実施形態に係る吸気装置2では、下流側仕切壁31h,31j,31lと上流側仕切突起32g〜32iとの組み合わせを以って仕切壁を構成することとしているので、下流側筒体31の製造が容易となる。即ち、本実施形態では、下流側筒体31におけるI/C収容筒体32側の開口部から微細な突起状の壁を突出させなくてもよいので、容易に製造が可能となる。
[第2実施形態]
1.吸気装置62の構成
本実施形態に係る吸気装置62の構成について、図10を用い説明する。図10は、吸気装置62の構成部位を展開して表した模式展開図である。
なお、本実施形態に係る吸気装置62は、一例として縦置きの4気筒ディーゼルエンジンに取り付けられる吸気装置である。
図10に示すように、吸気装置62は、インテークマニホールド63と、インタークーラ64と、断熱部材65と、スロットルバルブ66と、ボルト67,68,634〜641と、を備える。
インテークマニホールド63は、下流側筒体631と、I/C収容筒体632と、通路カバー633と、を有する。I/C収容筒体632には、スロットルバルブ66が取り付けられている。スロットルバルブ66は、インテークマニホールド63に対して、上記第1実施形態と同様に、車両の前方側に取り付けられている。
なお、インテークマニホールド63において、下流側筒体631は金属材料から形成され、I/C収容筒体632及び通路カバー633は樹脂材料から形成されている。
下流側筒体631には、車両の上方側の部分に、EGRパイプ14が取り付けられている。そして、下流側筒体631における車両の上方側部分には、EGR分配パイプ631aと、4本のEGR分枝パイプ631b〜631eと、が設けられている。
EGR分配パイプ631aは、車両の前後方向(多気筒エンジンの気筒列方向)に向けて延伸し、その中央部分にEGRパイプ14の接続のための開口部(図示を省略。)が設けられている。
4本のEGR分枝パイプ631b〜631eは、各一端がEGR分配パイプ631aに接続され、車両の前後方向(多気筒エンジンの気筒列方向)において、互いに間隔をあけた状態で設けられている。EGR分枝パイプ31b〜31eの各他端は、多気筒エンジンの各気筒に対応して設けられた吸気通路に接続されている。下流側筒体631における吸気通路については、後述する。
図10に示すように、EGR分配パイプ631aに対するEGRパイプ14の接続箇所は、車両前後方向(気筒列方向)において、EGR分配パイプ631aの中央部分となっている。
なお、本実施形態においても、EGR分配パイプ631a及びEGR分枝パイプ631b〜631eについては、下流側筒体631に一体形成されているため、それぞれの管壁も金属材料から構成されている。
インテークマニホールド63の下流側筒体631と断熱部材65とは、シリンダヘッドに対して、2本のボルト67,68により共締めされている。
インテークマニホールド63において、下流側筒体631とI/C収容筒体632とは、上記第1実施形態と同様に、8本のボルト634〜641により互いに固定されている。
断熱部材65には、車両前後方向(多気筒エンジンの気筒列方向)に並ぶ複数の開口部65a〜65hが設けられている。本実施形態では、4気筒のエンジンの各気筒に対して、2つずつの開口部65a〜65b,65c〜65d,65e〜65f,65g〜65hが設けられている。
通路カバー633は、上記第1実施形態と同様に、I/C収容筒体632の車両右方側に取り付けられている。
インタークーラ64は、I/C収容筒体632の車両後方側に設けられた開口部632eから挿入され、フランジ部で4本のボルトにより固定されている。
2.下流側筒体631の構成
下流側筒体631の構成について、図11及び図12を用い説明する。図11は、下流側筒体631をI/C収容筒体632の側の斜め上方から見た模式斜視図であり、図12は、吸気装置62の模式縦断面図である。
図11に示すように、下流側筒体631の筒内方の空間は、3つの仕切壁631h〜631jにより、4つの吸気通路631m〜631pに仕切られている。3つの仕切壁631h〜631jは、その下部が当該下流側筒体631の開口縁部よりもI/C収容筒体632側に延出されている(矢印G〜Gで指し示す部分)。
なお、詳細な説明を省略するが、本実施形態に係る下流側筒体631においても、各吸気通路631m〜631pにおける吸気の流れ方向の下流部分に、EGR分枝パイプ631b〜631eが開口されている。
図12に示すように、下流側筒体631に設けられた仕切壁631h〜631j(図12では、仕切壁631iだけを図示。)の下部が、I/C収容筒体632の方に延設され、突片部631q〜631s(図12では、突片部631rだけを図示。)の先端部がインタークーラ64に隣接している(矢印Hで指し示す部分)。
また、本実施形態に係る仕切壁631h〜631jでも、上記第1実施形態に係る下流側仕切壁31h〜31lと同様に、上方の部分が車両の左方側に後退しており、隣り合う吸気通路631m〜631p同士の間が連通されている(矢印H2で指し示す部分)。
本実施形態に係る吸気装置62においても、スロットルバルブ66を介して導入された空気は、吸気通路632d、インタークーラ64、吸気通路632mを通り、下流側筒体631の各吸気通路631m〜631pに分配された後、排気ガスと合流されて多気筒エンジンの吸気ポートへと送り込まれる。
3.効果
本実施形態に係る吸気装置62でも、インテークマニホールド63において、仕切壁631h〜631jの各下部(突片部631q〜631s)がインタークーラ64に隣接する位置まで延設されているので、インタークーラ64で発生した凝縮水が仕切壁631h〜631lの下部で気筒列方向への流動が規制される。よって、多気筒エンジンの気筒列方向において、インテークマニホールド63が傾斜配置されている場合にあっても、インタークーラ64で発生した凝縮水が特定の気筒に集中的に流れ込むことを抑制することができる。
従って、本実施形態に係る吸気装置62でも、インテークマニホールド63が傾斜していても、特定の気筒への凝縮水の集中的な流れ込みを抑制することができる。
また、本実施形態に係る吸気装置62では、突片部631q〜631sを含む仕切壁631h〜631jの全体が下流側筒体631に設けられているので、I/C収容筒体632には、仕切壁についての構成を設ける必要がなく、製造において煩雑な作業が不要となる。
また、本実施形態に係る吸気装置62でも、下流側筒体631において、4つの吸気通路631m〜631pに対して、EGR通路が接続されている(EGR分枝パイプ631b〜631eが開口されている)。このため、本実施形態に係る吸気装置62でも、燃焼ガス温度の過度の上昇を抑制して窒素酸化物(NOx)の発生を抑えることができるとともに、吸気時におけるポンピングロスの低減が可能となる。
また、吸気装置62でも、上記第1実施形態に係る吸気装置2と同様に、各吸気通路631m〜631pに対する排気ガスの還流が、吸気通路631m〜631p間が連通された領域よりも下流側、換言すると、仕切壁631h〜631jで仕切られた領域とされているので、各気筒への排気ガスの分配特性が優れる。
また、吸気装置62でも、多気筒エンジンから排出された排気ガスを、EGR分配パイプ631aと4本のEGR分枝パイプ631b〜631eとで各気筒に分流させることができるので、優れた配性を確保することができる。
[変形例]
上記第1実施形態では、多気筒エンジンの一例として、6気筒のディーゼルエンジンを採用し、上記第2実施形態では、一例として、4気筒のディーゼルエンジンを採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。気筒数については、2気筒又は3気筒又は5気筒、あるいは7気筒以上でもよい。エンジンの種類については、ガソリンエンジンを採用することもできる。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、多気筒エンジンを傾斜角度を以って搭載することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。多気筒エンジンの傾斜配置については必須の構成ではない。この場合においても、車両が傾斜地などに停車している場合には、インテークマニホールド内で凝縮水が偏った箇所に流れ、特定の気筒に集中的に流れ込むことも考えられる。
このような場合においても、上記第1実施形態若しくは上記第2実施形態のような構成を採用すれば、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、インテークマニホールド3,62における筒内方の開口横断面形状を略矩形としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、全体として長円形の開口横断面形状とすることもできる。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、下流側仕切壁31h〜31l、仕切壁631h〜631jの上方部分を後退させて、隣接する吸気通路31m〜31r,631m〜631p同士の間を連通させることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、各仕切壁に貫通孔を1又は複数設けることとしてもよい。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、下流側筒体31,631とI/C収容筒体32,632とが、互いの開口縁同士を突き合せた状態で締結部材を以って固定された構成を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、下流側筒体の底板部の少なくとも一部がI/C収容筒体の底板部に一部重なるように構成してもよい。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、下流側筒体31,631を金属材料から構成することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、下流側筒体を樹脂材料から構成することとしてもよい。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、インテークマニホールド3,63を3つの部材(下流側筒体31,631とI/C収容筒体32,632と通路カバー33,633)により構成することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、通路カバーについては、省略することもできる。通路カバーを省略する場合においては、インタークーラは、インテークマニホールドにおける吸気の流れ方向の上流部分に収容されることになる。
また、通路カバーについては、上記のように樹脂材料を用い形成するだけでなく、金属材料(例えば、アルミニウム合金)を用い形成することも可能である。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、下流側筒体31,631とI/C収容筒体32,632との接合にボルト34〜41,634〜641を用いることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、リベットを用いて接合することとしてもよい。
また、上記第1実施形態では、インテークマニホールド3をシリンダヘッド1aに対して取り付けるために7本のボルト7〜13を用い、上記第2実施形態では、インテークマニホールド63をシリンダヘッドに対して取り付けるために2本のボルト7,8を用いることとし、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、3本〜6本のボルトを用いることや、8本以上のボルトを用いることとしてもよい。
また、I/C収容筒体32,632や通路カバー33,633の構成材料としては、例えば、ガラス繊維を混入させたナイロン系樹脂材料などを採用することができる。
また、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、EGR経路(EGR分配パイプ31a,631aやEGR分枝パイプ31b〜31g,631b〜631e)を、下流側筒部31,631に一体形成することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。EGR分配パイプ31a,631a及びEGR分枝パイプ31b〜31g,631b〜631eの少なくとも一方を、下流側筒部と別体とすることもできる。
また、上記第1実施形態では、下流側筒体31の5つの下流側仕切壁31h〜31lの内、下流側仕切壁31h,31j,31lについてのみ下部を延設し、I/C収容筒体32の上流側仕切突起32g〜32iと突合せ状態としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、全ての下流側仕切壁を下流側仕切壁31h,31j,31lと同様の構成とし、I/C収容筒体における対応する全ての箇所に上流側仕切突起を設けるようにしてもよい。
1 多気筒エンジン
2,62 吸気装置
3,63 インテークマニホールド
4,64 インタークーラ
31,631 下流側筒体
31h〜31l 下流側仕切壁
631h〜631j 仕切壁
631q〜631s 突片部(仕切壁下部)
32,632 I/C収容筒体
32g〜32i 上流側仕切突起
33,633 通路カバー

Claims (9)

  1. インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有するインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置において、
    前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、
    前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されており、
    前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、
    前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなり、
    前記仕切壁の上部は、前記インタークーラに対して間隙をあけるように吸気の流れ方向の下流側に後退した形状を有し、
    前記仕切壁の上部が後退した領域では、前記多気筒エンジンの気筒列方向に隣り合う吸気通路同士が連通している、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  2. 請求項1記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記複数の吸気通路の各々には、前記隣り合う吸気通路同士が連通している領域よりも吸気の流れ方向の下流側の位置で、前記多気筒エンジンから排出された排気ガスを還流させるためのEGR経路が接続されている、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  3. 請求項2記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記EGR経路は、前記多気筒エンジンの気筒列方向に延伸するEGR分配路と、各々の一端が前記EGR分配路に接続され、各々の他端が前記複数の吸気通路の各々に接続されたEGR分枝路と、を有する、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記多気筒エンジンは、前記気筒列方向が車両の前後方向に沿うように縦置きされているとともに、車両後方側が車両前方側よりも車両下方側に下がる状態で傾斜角度を以って前記車両に搭載されている、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記インテークマニホールドでは、前記インタークーラが収容された部分から、吸気の流れ方向の下流側に向けて、筒内底面が鉛直方向下側に漸次下がっている、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記インテークマニホールドは、
    筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、
    筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、
    を有し、
    前記仕切壁は、前記下部を含み前記下流側筒体に設けられており、
    前記仕切壁における前記下部の一部は、前記I/C収容筒部の前記筒内方における前記インタークーラに隣接する位置まで侵入している、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  7. 請求項1から請求項5の何れか記載のインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置であって、
    前記インテークマニホールドは、
    筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、
    筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、
    を有し、
    前記下流側筒体は、当該下流側筒体の筒内方を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る下流側仕切壁を有し、
    前記I/C収容筒体は、筒底部において、前記一方の開口部の縁から前記インタークーラに隣接する位置まで突状に設けられた上流側仕切突起を有し、
    前記下流側仕切壁の下部と、前記上流側仕切突起とは、前記I/C収容筒体と前記下流側筒体との接続箇所で突合せられており、
    前記仕切壁は、前記下流側仕切壁と前記上流側仕切突起との組み合わせを以って構成されている、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
  8. インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有するインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置において、
    前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、
    筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、
    筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、
    を有し、
    前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されており、
    前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、
    前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなるとともに、前記下部を含み前記下流側筒体に設けられており、
    前記仕切壁における前記下部の一部は、前記I/C収容筒部の前記筒内方における前記インタークーラに隣接する位置まで侵入している、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置
  9. インタークーラを収容し、多気筒エンジンのシリンダヘッドに取り付けられてなるインテークマニホールドを有するインタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置において、
    前記インテークマニホールドは、内方に吸気通路を有する筒状体であり、
    筒状体であって、筒内方に前記インタークーラを収容するI/C収容筒体と、
    筒状体であって、前記I/C収容筒体よりも吸気の流れ方向の下流側に配され、一方の開口部が前記I/C収容筒体の一方の開口部に接続されてなる下流側筒体と、
    を有し、
    前記インタークーラは、吸気の流れ方向において、前記インテークマニホールドの中間部分又は上流部分に収容されており、
    前記インテークマニホールドは、前記インタークーラが収容された部分よりも吸気の流れ方向の下流側部分に、当該下流側部分を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る仕切壁を有し、
    前記仕切壁は、下部が前記インタークーラに隣接する位置まで延設されてなり、
    前記下流側筒体は、当該下流側筒体の筒内方を前記多気筒エンジンの気筒列方向に複数の吸気通路に仕切る下流側仕切壁を有し、
    前記I/C収容筒体は、筒底部において、前記一方の開口部の縁から前記インタークーラに隣接する位置まで突状に設けられた上流側仕切突起を有し、
    前記下流側仕切壁の下部と、前記上流側仕切突起とは、前記I/C収容筒体と前記下流側筒体との接続箇所で突合せられており、
    前記仕切壁は、前記下流側仕切壁と前記上流側仕切突起との組み合わせを以って構成されている、
    インタークーラ付き多気筒エンジンの吸気装置。
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